☆『スペル』☆
21日(土曜)。
昨日は大阪で(午後から)研修があったため、8ヵ月ぶりぐらいで(?)高速バスにて帰阪(←終点は(神戸)三宮であり、そこからは電車を乗り継ぎ移動)した。
しかしアレだね、、荷物を2ツも3ツも下げて徒歩移動する鬱陶しさ、乗車&移動時間を考慮して行動しなきゃならない煩わしさ、などから「今後は極力、バスなんか使わんことにしよう」と心に決めるワタシだった。
自分のクルマを、自分の責任で運転して戻る方が、はるかに楽しいし、気がラクである。
確かに道路料金+ガソリン代を考えると、バス+電車コースの方が半額程度で済むんだが「そんな目先の問題じゃねぇな」と痛感した次第(・ω・)
本日は(そんな昨夜の疲れで)午前中しばらく“寝だめ”した後、もぞもぞ起き出し大阪市内に電車で出かけた。
「観たいなぁ」と狙ってる作品が“取り敢えず2本”あるんだが・・双方とも“2時間半越え”の上映時間だし、共に高松市内でも鑑賞が可能なもんで、今日は趣を変え・・個性的なホラーを観ることととした(・ω・)
『スパイダーマン』シリーズで、すっかり有名人に成り下がって(爆笑)しまった、我らがサム・ライミ監督による『スペル』である。劇場はこの前の『ゼロの焦点』に引き続き“TOHOシネマズなんば”であった(←なんばマルイ8階)。
で、この前も感じたことだが、ここのシアターはエコに配慮してか? とにかく空調が弱くて(してくれてなくて?)暑くてグッタリさせられた。
ってことで、ここのシネコンで鑑賞する際は、体温管理にご注意下さいな。ホンマに暑いですわ。
※
1969年。カリフォルニア州パサディナ。霊媒師=ショーン・サン・ディナの館に“ジプシーの呪い”を受けた少年が運び込まれる。彼は首飾りを盗み“呪いの言葉(=スペル)”を浴びせかけられたと言う・・
「声がするよ! それがどんどん大きくなって・・!」恐怖に身体を震わせる少年。
自らの持てる力を尽くし、彼を救わんとするディナであったが・・
2009年。ウィルシャー・パシフィック銀行(WPB)に勤務する“自信に満ち、セクシーな”女性行員=クリスティーン(=クリス)・ブラウンは、空席である次長職を狙い、同僚=スチュ・ルービンに対抗心を静かに燃やしていた。ジム・ジャックス支店長に自らの評価を高めて貰おうと頑張るも、スチュも負けじとしたたかだ。
そんな時、ブランドン通りに住むジプシーの老女=シルヴィア・ガーナッシュが「住宅ローン返済の延期」を願い出るため、窓口にやって来る。
当初は「延長を認めよう」と考えたクリスだったが、
・既に2回も返済の延長を認めている
・支店長が「断るのは厳しい決断だが、後は君に任せる」と(彼女の手腕に)期待を寄せるそぶりを見せた
・老女がカウンターの“カゴ入りのキャンディ”をごっそり持って帰ろうとしてるのが目に付いた(=^_^=)
ことから支店長に「お任せを」と言い放ち、コレを断ることに。
最初こそ「あたしは誇り高い女だから、今まで1度だって誰かに何かを請うたことはなかった・・でも初めてあんたに跪(ひざまず)いて懇願するよ」としおらしい態度を見せたガーナッシュだが・・突然に「あんたは、あたしが請うたのに、恥をかかせたね・・!」と逆上し掴みかかる!
その場は(辛うじて)警備員に引っ張られ、店外につまみ出されたガーナッシュだったが・・その夜、残業をこなし退社したクリスに、地下駐車場で再び襲いかかり、彼女のコートの袖のボタンを引きちぎった老女は、それに向かい「ラミア!」と“呪いの言葉(=スペル)”を浴びせかけたのだ!
彼女の取った行動を「“呪物”の所有者に対し、闇の山羊神=ラミアをけしかけるスペルを唱えた」と解説する心霊相談員=ラム・ジャス。彼によれば「スペルを浴びてから3日間、ラミアは被呪者(?)の周囲で恐怖を与え続け、4日目にその者の魂を地底深く(=地獄)へと引きずり込みにやって来る」と言う。
残された3日の内に、スペルを打ち破ることは出来るのか? まずはガーナッシュ邸に向かい、彼女に赦しを請おうと考えたクリスだったが・・
※
サム・ライミが我々のもとに戻って来た! と期待を高めてたんだが、、何とも「パワー不足」だった。怖い訳でもないし、笑えるでもない。実に“しょっぱい”完成度なのである。
私的には本作を『スペル』ではなく『スベる』と命名したいトコだ(←わ、ベタや!)(=^_^=)
そんな訳で、これまで以上にライミ監督に対する評価がダウンしてしまった(×_×)
確かに映像&音響面ではモノ凄い「$」がかかっていようことはハッキリ分かるんだが・・作品そのものが“ベタで主観的な被害妄想”だらけで全然ダメなのである。。
一方で、終盤まで「本作のヒロインって、間違いなく“アンブレイカブル”や!」と信じて疑わなかったワタシ。殴られようが、鼻血を間欠泉のように(?)吹き出そうが、シーンが変わればケロリとしてはるのだ。そんな不自然さを「何かのフリやろか?」と先回りして考え、意外とワクワクしながら観てたワタシではある(=^_^=) ←無駄ぢゃん!
〜 こんなコトも思った 〜
♦正直、途中から「ババァが怖い」のやら「ラミアが怖い」のやら、分かんなくなって来てしまった(爆笑)
♦主演はやはりキルステ※ン・ダ※ストで! コレだけで集客数は10倍以上に跳ね上がったんでは?
♦ラストの“あの展開”は「エンドロール終了後」にこそ持って来て欲しかった! その構成だけで、ライミファンはきっと満足したと思うぞ(=^_^=)
♦「地下駐車場に警備員も配置してない」ような銀行はダメだ!
♦ジプシー(≒ロマ)の方々からの抗議とか、大丈夫やろか?
♦どうにも『痩せゆく男(1995)』の世界観がアタマの中にちらつくんだが・・あちゃらはスティーヴン・キング原作だっけか?
♦あの一家(一族?)・・結局のトコ、なかなか立ち退いてへんやんか・・
♦クレイの母=トルーディのキャラも、観客の心をザラつかせてくれる(・ω・)
♦怪奇本の挿絵のようなヴィジュアルが次々と展開される、スタイリッシュなオープニング映像。『スパイダーマン』以降のサム・ライミを知る観客なら、すぐに彼の作品と分かることだろう。
♦「スタンディング・リヴァティ」なるコインが結構“フリ”となって来る。ウィキによると、コレは1916〜30年に発行された25セント(クォーター)銀貨だそうで。
♦ハンケチが自由自在に空中を舞う。まるで『フォレスト・ガンプ/一期一会(1994)』みたいだ(=^_^=)
♦ひょっとしたら「定規による咽頭部への一撃」が“あの”死亡の遠因ではなかったろうか?
♦本作は“ユニヴァーサル作品”なので、関連するアトラクションをUSJに建造してはどうだろう?(⌒~⌒ι)
♦“1995年ポーク・クイーン”ってな1枚の写真が出て来たが、アレは何かの“フリ”だったんか?
♦何度でも言いたい。「窓はちゃんと閉めとけ!」と。
♦「人間の体内における、ハエの生存時間」ってどんなもんやろ?
♦ガボッと吐き出された猫。あれは・・別に「生き返った」訳じゃないのね(⌒~⌒ι)
♦ケーキの中に吸い込まれた(?)あのフォークの行方が気になる・・
♦「マクファーソン社を巡る大口融資」「ファースト・ナショナル銀行との攻防」・・のハナシなんぞ、ラ※ミ監督に描けようハズもなかった(=^_^=) ←すんません、監督。
♦ディナの館にて。大音響に、その場の人々は耳を塞いだりしてるのに・・白山羊のみがキョトンとしてて笑えた。
♦スチュがしきりに「父には内緒に!」と歎願してたが・・どんな親父さんなのだ?!
♦墓地での演出は『リング(1998)』の井戸内のシーンにそっくりでは?
♦あんなことだったら、深夜の食堂で延々悩む必要なんかなかったネ(⌒〜⌒ι)
〜 こんなセリフもありました 〜
クリス「あんたの負けよ!」
「猫のことなんて知らないわ。いつの間にかプイと消えちゃうし」 ←君が※したんやろ!
クレイ「2度も延ばしたんだろ? 払えなきゃ家を失うのは当然だ」
「60ドル? “茶番”にしては高額だな」
「今日はお年寄りを怒らせないようにね」 ←このセリフには苦笑(=^_^=)
「何を信じていいか分からない。けど・・君を信じてる。
自分に誓ったんだ・・“どんなことがあろうと、君を護り、君を愛する”とね」
ガーナッシュ「次はお前の番だ・・あたしに請いに来るのさ」
ラム「私には“気”が見えます・・それは“その人に起こる未来の前兆”を映します」
「ボタンを盗られましたね?」
ユング“世界を知識だけで理解しようとするのは困難だ”
孫娘「私の家の玄関で、私にウソをつく気?」
「あんた、昔は太ってたね?」
トルーディ「お金の勘定って、すぐに飽きちゃいそうね」
クレイ「袖のそれは・・血?」
クリス「いいえ、トマトの汁よ」
ディナ「強くなれる?」
クリス「頑張ります」
教訓:ちゃんと(手触りだけでなく)※※の中身は確認するようにしよう!
追記:『ギャラクシー・クエスト(1999)』のあのファンの青年が・・こんなに有名になるとはねぇ・・え? 彼の名? そう、ジャスティン・ロング君ですわ。


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