2014年11月 3日 (月)

☆『イントゥ・ザ・ストーム』☆

今を去る事・・かなり前( ×_× )

8月31日(日曜)の夜、ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”で鑑賞したのは、某自然災害を描いた特撮パニック作『イントゥ・ザ・ストーム』だった。

監督(製作陣)にも出演陣にも、さほど食指を動かされる印象の作品では決してなかったんだが「ムーヴィー系アプリで、意外にも評価の高かった事」「最新の“竜巻CG”を確認しときたかった事」により、観に行く事を決意。

竜巻登場のシチュエーションと言えば『ツイスター(1996)』『ディ・アフター・トゥモロー(2004)』『ハンコック(2008)』『マン・オヴ・スティール(2013)』ぐらいしか思いつかないんだが、たぶん“日進月歩”なハリウッド・ワールドの事だし、きっとものすごい描写になるんだろう! と期待にドキをムネムネさせながら観てみたら・・見どころは「映像」と言うよか「群像劇風なドラマ展開」なのだった(=^_^=)

6月16日。
合衆国内では、暴風による甚大な被害が5州14郡にまたがり拡散していた。

・・

南西部の州に位置する田舎町=シルバートンでは、地元校(シルバートン高校)の卒業式を控え、ゲイリー教頭が入念な準備を行っていた。

妻を亡くして久しい彼には2人の息子がおり、17歳の長男=ドニーは(3台のカメラで)式の全体撮影を父に命じられるが、憧れの女生徒=ケイトリン・ジョンストンの研究レポートの手伝いを優先し、撮影は弟=トレイに任せ、彼女とガーナーの製紙工場(廃工場)に出かけてしまう。

・・

3ヶ月もの間、大陸内で竜巻を追い続けていたピート・ムーア隊長率いる“竜巻ハンターチーム”は、特殊装甲車『タイタス』を駆り、巨大竜巻を撮影すべくシルバートンに向かっていた。
スポンサー企業に見放された事もあり、彼らにとってこの追跡は「起死回生のチャンス」だった。

・・

スリルを求め続ける“冒険バカ”兄弟(?)=ドンクとリービスは、これまでのYouTube再生記録(302回)をはるかに凌ぐ「再生100万回」動画の撮影を狙い、これまたシルバートンへと急ぐ。

それぞれに事情を抱えた人々がシルバートンに集結する中、彼らを嘲笑うかのように、前代未聞なモンスター竜巻が神出鬼没な動きで町に襲いかかるのだった・・!

“竜巻”をネタの中心に据え、翻弄される人々を描いた群像劇なんだが、どのキャラにしても面識がなく「誰が生き残るのか分からない」スリルが高められていた。また、どのキャラも「主役足り得るまでの存在感は持たされてない」って印象があり、ある種『ファイナル・デスティネーション(2000)』シリーズを観た時のような“不必要なまでの不安感”を煽られてしまった気がする(⌒〜⌒ι) まぁ、そこまで「“退場”しまくる系」ではなかったんだけど。

ストーム・チェイサー(=竜巻追っ掛け隊)が大きく物語に関わってる辺り、どうしても『ツイスター』と比較せざるを得ないんだが、あちらでは「市民のドラマ」に殆ど(?)手がつけられておらず、本作の方がより「万人向けな仕上がり」に思える。

一方で『ツイスター』で衝撃を受けた「ドライヴシアターに於ける、唐突な『シャイニング(1980)』の1シーン」「コミカルに(?)のんびりと(?)回転する牛」などの“インパクトに溢れつつもクレバーな映像群”は実現出来てなかったように感じた。もう少し「本作ならでは!!」な映像演出を練り込んで(巻き込んで?)欲しかったモノである。

〜 こんなトコも 〜

・本作のヒロイン=アリソンは気象研究者。『ツイスター』でヒロイン役を演じたヘレン・ハントさんよりは魅力的な女優さんだったかな。
・「それが起こる」前後の校内の動きを『エレファント(2003)』と比べてもみたい。
・特に高校のシーンで、校内各所に設置されたカメラの映像で「竜巻接近の臨場感」を描く手法は『クロニクル(2012)』っぽくてクレバーだ!
・ゲイリー教頭は40歳の設定。(ティーンエイジャーの息子を2人も持つ)彼が「年下である事」は極めて衝撃的である( ×_× )
・シルバートン高校のトム・ウオーカー校長はオ※マ大統領的な風貌のしとだった。
・ヒロインを巻き上げんとした次の瞬間、唐突に“消失”する竜巻の不気味さはなかなか。意思を持って「人々を弄んでる」ようにも映る。
・終盤では、エリア内の空港が襲撃を受けるんだが、何とも「とってつけたような映像」だった(セリフもなく、人物も映されず)。余った製作費で付け足したんやろか?
・竜巻に巻き上げられ、雲の上の高度にまで達する『タイタス』・・『功夫ハッスル(2004)』を観終えた直後だと、誰もが「ありえね〜!」と心の中で叫ぶんじゃなかろうか。
・劇中で最も生真面目な撮影スタッフの若者が、最も惨たらしく“退場”して行った。『ボルケーノ(1997)』でも、最も勇敢な人物が、最も惨たらしく“退場”して行かはったなぁ・・
・父親が息子を必死で助けようとするシーンには泣かされた(⌒〜⌒ι)
・『ハッとしてキャット』は、ホンマに実在する絵本だそうだ。映像化(2003)もされてるそうで(←日本では「DVDスルー」)。
・炎の柱と化した竜巻に巻き上げられる某キャラの、全身を炎に包まれた姿を眺めてると、格闘ゲーム『ストリート・ファイター2(1991)』で“ヨガファイヤー”等にやられた際の描写を思い出す。。
・思わず、反射的に危機に陥った生徒らを助けてしまうピート隊長。『超高速! 参勤交代』に於ける段蔵(演:伊原剛志)を連想してしまったのは、ワタシだけではないはず(=^_^=)
・『ミスト(2007)』同様、警察も軍隊も全く当てにならなかった劇中世界。
・『タイタス』の設計担当は、若干“バットモービル(←ノーラン監督版「3部作」)の造形”を意識したんやろか?
・命がけで撮影された「あの映像群」は無事に発見・回収されるのか? それも「再生可能な状態」で。
・「アホキャラ」の生命力、高し!
・教会に残った、あの黒人スタッフは無事だったのか?
・アリソンの旦那とは? あのしと?
・少なくとも『パーフェクト・ストーム(2000)』よりは随分と“後味”が良かった(=^_^=)

〜 こんなセリフも 〜

ドニー「父さんは無視か文句ばかりだ」
   「もう僕に未来はない。
    未来がないなら、過去の話を」
   「弟よ、悔いのないように生きろ。
    終わりはいつか必ず来る・・こう言う事だ」
   「家族がこうして一緒にいる。それが1番さ」

トレイ「喰い付け(Take a swing.)」
   「待ってってば!(Relax.)」

ピート「台風は無口だ」
   「大事なのは勘だ」
   「今日来るか? さぁな、竜巻に訊け」
   「竜巻に次などないさ」
   「何処のアホだ?」
   「早くしろ(Get a Minutes.)」
   「こんな嵐をずっと求めてた。俺を失望させるな」
   「撮り続けろ!」
   「このデータを後世の役に立てろ!」
   「よし・・タイタス対竜巻だ」

アリソン「いずれにせよ、必要なのは運だわ」
    「停めて!(Pull over!)」
    「撮影してなきゃ、彼は生きてたわ。
     こんなハズじゃなかった」
    「竜巻を追いかけ続けたのは、
     “何かを変えたかったから”なのかも」

ゲイリー「(車に)乗れ!(Get in!)」
    「2人共、大切な息子だ
    「警報は鳴らない。このままじゃ高校は全滅だ」
    「全員、ここで死ぬぞ!」
    「撮ってないでバスに乗れ!」
    「頑張れ(Hang on!)」
    「掴まれ!(Hold on!)」

ジェイコヴ「彼女に賭ける(Moneys on her.)」

リービス「お前のルックスは“10段階で5”ってとこだ」

ドンク「呑もうぜ、ゾンビ映画に出て来る町みたいに」

トッド「未来より、今の毎日を大切にしたい」

チェスター「極限の状況下では(?)、普通の人間が活躍するものだ」

ゲイリー「ナイフはあるか?」
トレイ「持ってるけど、誤解しないで」
ゲイリー「・・後で話し合おう」

ドンク「職業を間違えた」
リービス「お前、無職だろ」

ゲイリー「母親が死んで、親子関係を見失った」
アリソン「だったら見つけましょう」

アリソン「外はまだ危ないわ」
ゲイリー「(しかし、もしこれが)君の娘なら?」

ピート「助けが必要だろ?」
アリソン「そう。例え“嫌いな人”でもね」

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2014年7月22日 (火)

☆『オール・ユー・ニード・イズ・キル』☆

刻(とき)は遡り・・6月29日(日)の午後。
ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”で観て来たのは、トム・クルーズ主演最新作でもあるアクションSF大作(?)『オール・ユー・ニード・イズ・キル』だった。

あ・・折角「先行上映日」に間に合う形で観に行ったってのに・・記事のアップがこんなに遅くなっちゃったい、、(×_×)

近未来の物語。

5年前の“ハンブルグ(ドイツ)陥落”を皮切りに、地球は“ギタイ”と称される侵略有機体(?)により、人類滅亡の危機に瀕していた。
飛来した隕石群の中から現れた“ギタイ”の集団は、凄まじき勢いでドイツからフランスへと向かいパリを席巻。
彼らの次なる標的は、海を越えたイギリスの地だった。

70ヵ国が参加する統合連合軍(UDF)は“ギタイ”と互角に戦うために“機動スーツ”を開発するも、それでも尚、戦いは苦しい展開を見せていた。

広告代理店出身の情報将校(米国メディア担当)=ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、フランス沿岸部を舞台にした“殲滅大作戦”を最前線で撮影するよう、ロンドンの作戦本部でブリガム将軍に命ぜられる。

実戦経験の全くないケイジは「自身が“予備役将校”である事」や「将軍の直属の部下ではない事」を訴え、作戦参加を固辞するも・・それが将軍の怒りを買う形となってしまい、強制的に“初年兵訓練基地”であるヒースロー基地送りとなってしまう。

「2等兵」に降格され、ファレウ曹長(ビル・パクストン)率いるJ分隊に配属されるケイジ。

翌朝の激戦では、何の戦果を挙げる事もなく戦死してしまうが・・“とある出来事”のせいで「戦死する前日の朝」に強制的に何度も引き戻されてしまう事態に。

自身が「繰り返される時間の渦中に放り込まれている」と言う事実を知ったケイジは、そこから抜け出す方法を知ると思しき「ヴェルダン(=初勝利の戦地であるフランス北東部の都市)の女神」と呼ばれ、全軍の「希望の象徴」となっている女性兵士=リタ・ヴラタスキ軍曹(エミリー・ブラント)に接触を試みるが・・

「何処かで聞いたような物語やなぁ」と感じながらも・・それなりに期待値を高めつつ、鑑賞に臨んだワタシ。しかし、思った以上に「小品」な印象が拭えなかった。

本作を観た誰しもが想起するのは、やはり『スターシップ・トゥルーパーズ(1997)』『恋はデジャ・ヴ(1993)』『ミッション:8ミニッツ(2011)』『プライベート・ライアン(1998)』の4本だろう。
で、これら4作品を「知る前」であれば、そりゃもうモノ凄い衝撃が全身を走った事だろうけど・・ 今更“その手の亜流”を得意満面(?)で見せつけられてもねぇ・・と感じてしまうワタシ。

そこに重ねて「あのトム・クルーズが“極めて民間人寄りで非力なキャラ”を演じてる」ってのが、何とも違和感アリアリだった。
この辺りは『宇宙戦争(2005)』を初めて劇場で観て「ただの逃げ惑う民間人(港湾作業員)=レイ・フェリアー役」を演じたトムクルを眺め続け、違和感の拭えないままだったあの頃を思い出す(⌒〜⌒ι)

ハリウッドの制作陣が、本作のどこに魅力を感じたのかが、今なおピンと来ないのであるが・・ アニメ調な“機動スーツ”を装着し『マトリックス:リローデッド(2003)』で見かけた事のあるようなデザインの“ギタイ”をバッタバッタとやっつける主役コンビ=肉食系女性兵(リタ)+草食系主人公(ケイジ)と言う「図式」は、何となく「全世界の“オタク層”に喜んで迎え入れられそうな予感」を漂わせてる。そう言う意味では「ハズれる要素を何ら持たぬ、確信犯的なSF佳作」とは評せようか。

私的には、本来「可愛い!」と感じ取らなければならないリタ役のエミリー・ブラントが「オネェキャラを演じてるキリアン・マーフィー」に見えて仕方がなく、この点に関しても、どうにも愛着が感じられないのだった(×_×)

〜 こんなトコも 〜

・字幕担当は戸田奈津子さん。パッと思いついたトコで『弾丸出世』なる“独自センス”溢れるニホンゴを放ってくれてた。
・劇中に登場の「ヴェルダンの戦い」の元ネタ(?)は、第1次大戦中の1916年、フランス−ドイツ間で繰り広げられた激戦だろうか。
・原作(桜坂洋氏による小説)の主人公(日本人の設定)も「ケイジ」と言う名だそうだ。
・でっかい「斧」やら「剣」やらを振り回してたが・・実戦でどこまで「飛び道具」に代わる(=使える)ものなんやろ?
・「ニューク弾」を沢山こしらえた方が、あんなヘボスーツより、よほど戦力になると思うんだが(・ω・)
・ケイジはニュージャージー州(=クランベリーの産地)の出身、ファレウ曹長はケンタッキーのサイレンスヒル出身との事だった。
・「バッテリーを外されると、全く動けなくなる」ちぅ仕様のスーツは、流石に問題アリかなと。
・「横方向に転がり逃げた直後、トラックに轢かれ即死する」と言うのは“トムクルの死に方”とし、本来あってはならないモノだと思う。。
・「上空から墜落して来た軍用機の下敷きになり即死する」と言うのも・・良くない。
・“ギタイ”の総数は「618万匹」との事である。
・リタが放置車両を盗むシーンでは、車のカギはやはりバイザー(の裏側)に隠されてた(=^_^=)
・農家に於いて、斧で戦う(?)トムクルの演出は『宇宙戦争』のセルフパロディが入っとるんやろか?
・ロンドンの作戦本部に向かうケイジ&リタ。建物から出て来る「黄色い腕章の男」をやり過ごす際の“予知っぷり”は『マイノリティ・リポート(2002)』のプリコグを思わせてくれる。
・散らばった「手榴弾のピン5ツ」を見せる事で「彼が何をしたのか」を観客に理解させる演出は『宇宙戦争』的だったり『レオン(1994)』的だったり。
・ファレウ曹長を演じてたのがビル“過激先生”パクストンだと気付かなかった(×_×) 『トレスパス(1992)』の頃なんかは、ホンマにハンサムでクリーンなナイスガイ(?)だったのに。。『ヴァーティカル・リミット(2000)』辺りから、歪んだ感じ(?)の“脱・優男”な配役が増えて来たんかな?
・ブリガム将軍役のブレンダン・グリーソン。何処かで観たなぁ・・と思ったら『M:i-2(2000)』でバイオサイト製薬の社長を演(や)ってはったしとやね。
・“機動スーツ”のヘルメットは、殆ど意味なかった感じ。
・「ラヴ・ロマンス」の要素には、著しく欠けてたと感じた。
・何故に、敵の本拠地が「あそこの地下」だったんやろ?
・セリフを聞いてると、どうやら「ブリガム将軍を射殺したケース」も少なからずあったようだ(⌒〜⌒ι)
・あの農家には、やっぱりティム・ロビンス(ハーラン・オグルビー役)に隠れといて欲しかった(=^_^=)
・本作のタイトル、アタマに『007』とくっ付けると、響きが更に良くなる気がする(=^_^=)
・主人公を演じたのがガイ・ピアースだったら、全身に「やらなきゃならない事」をタトゥーにして刻んだ事だろう。
・主人公を演じたのがビル・マーレィだったら、リタを口説く為に、ピアノを習得した事だろう(=^_^=)

〜 こんなセリフも 〜

ケイジ「犠牲が出ても、回顧録が書けますよ」
   「私は適任ではありません。
    指を切っただけで失神するぐらいです」
   「電話は嘘だな?」
   「何故、敵が待ち伏せを?」
   「俺のバッテリーを盗ったのか?!」
   「後ろだ!」
   「俺たちは明日、全滅する」
   「この機は爆発する!」
   「来い! 爆発するぞ!」
   「変わったカフスだろ?」
   「次は訓練か?」
   「明日ビーチで出逢う事になる君が
    “目覚めたら探せ”と」
   「いいプレゼンが出来そうだ」
   「俺もループしてるんだ」
   「待て! ケガしてない!」
   「後ろの指は2本だ」
   「俺は眼を閉じてる。殴ってみろ」
   「どちらにせよ、勝ってるのはヤツらだ」
   「戦ってるさ、誰よりも多く」
   「ビーチに釘付け状態だ」
   「(動くか)試してない車もある」
   「300回も死ぬ夢を見て、頭に焼き付いてる」
   「スーツも爆薬もない」
   「(砂糖は)3ツ入れるんだろ?」
   「試していない筋書きは・・」
   「ヘルメットなど要らん、邪魔だ」
   「5.56ミリ弾倉3ツと手榴弾8ツをくれ」
   「死人が着てるからさ」
   「そこでターン、そのまま真っ直ぐ」
   「今日は将軍を撃つな
   「輸血? 何て事だ!」
   「止せ! パワーを失った!
    もうループ出来ない!」
   「良く聞けば、必ず納得する」
   「俺じゃない。彼女について行くんだ」
   「血路を造れ!(Clear a path!)」
   「棄て身で行け!」
   「大丈夫だ(I can do this.)」
   「有難う、ここまで来れた」

リタ「目覚めたら、私を探して」
  「まずは明日の戦いに勝たなければ」
  「ルールは、負傷したら死ぬ事」
  「リセットする」
  「考えないで記憶して!」
  「運転するにはトレーラーが邪魔」
  「話すの嫌いだから」
  「質問を避けるための作り話よ」
  「コーヒー(タイム)なんて奇跡ね」
  「この場面は何回目なの?」
  「私は兵士よ!」
  「リセットだわ」
  「あなたの事、もっと知りたかった」
  「何なの? 何か用?」

カーター「“この会話は初めて”って事だな」

将軍「最前線で戦えば、孫に自慢出来るぞ」
  「逮捕しろ」

ファレウ「ブーツを口にネジ込むぞ」
    「今日が貴様にとって“審判の日”だ」
    「アメリカ人? いえ、自分は“ケンタッキー人”です」
    「戦いは償いとなる」
    「地獄の戦場が真の英雄を生み出す」
    「人の噂は恐いぞ
    「ギャンブルは“運を人に委ねる行為”だ」
    「兵士たる者、運命は自らが支配せよ」
    「“運命の声”に応え、勝利せよ。
     ・・それが貴様達の任務だ」
    「ケイジの面倒を見ろ。あいつは1日と保(も)たん」
    「ビビっても構わん。勇気と恐怖は“表裏一体”なのだ」
    「・・何と言うアホだ」

ナンス「その服はマズい。直ぐ着替えな」

グリフ「“3P”は未体験だが・・
    『やれ』って命令されりゃ、俺はやるぜ」

兵士「変わったカフスだな」
  「お前のスーツ、変だぜ? そうか、死人が着てるのか」
  「やった! 着地したぞ!」
  「酷い・・話が違う」
  「あの新入り、ホントに初めて?」
  「来世で逢おうぜ(See you next life.)」

キャスター「今、地震が」
     「今、連続爆発が」

日本語「補給は15分後に完了します」

リタ「あんた、高所恐怖症?」
ケイジ「いや、墜落恐怖症」

リタ「リセットしましょう」
ケイジ「リセットするなよ」

リタ「何をジロジロ観てるの?」
ケイジ「失礼しました」

将軍「驚いたな」
ケイジ「驚きの連続です」

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2014年5月10日 (土)

☆『アナと雪の女王(2013)【2D:日本語吹替版】』☆

先月、4月13日(日曜)の事。

ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”に出掛け、観て来たのは・・デゼニィ謹製の最新コンピュータ・アニメーション作『アナと雪の女王【2D:日本語吹替版】』だった。作品のジャンルとしては「ファンタジィ・ミュージカル」ってトコやろか(・ω・)

ポスターに「デゼニィ史上最高のスペクタクル・ファンタジィ」なるコピーも誇らし気に配されとる本作。
「見せて貰おうか、その“史上最高の完成度”とやらを!」ってな感じで、周囲の座席を親子連れのしとたちにガッチリと囲まれつつ、期待値を上昇⇒持続させたまま、上映開始を待ったワタシである・・

(恐らくは)北欧の何処か。(たぶん)昔々の物語。
平和な王国=アレンデールのお城に、エルサとアナと言う姉妹の王女が暮らしていた。

明るく活発な妹・アナと、物静かで聡明な姉・エルサ。
そしてエルサには、生まれながらにして“触れたものを凍らせ、雪や氷を操る”と言う禁断の魔法が身についていた。

とある眠れない夜。自室を抜け出し、城の大広間でこっそりと雪遊びを楽しむ姉妹。しかし、エルサは“雪の魔法”を誤ってアナの額に当ててしまう。
駆け付けた父母である国王&王妃の機転により、失われたアナの意識は間もなく戻るが・・代わりに“エルサの操る雪の魔法”に関する記憶は(アナの頭から)総て失われてしまうのだった・・

その1件以来、エルサは自室に閉じこもり、もはや制御し切れぬ程にまで強大になった“雪の魔法”をひた隠しにする事を強いられる。

それから10年が経ち、姉妹は両親を不慮の海難事故で失ってしまう。
やがて、長女であるエルサは王位を継承しなければならなくなる。

13年ぶりに“閉ざされ続けた”城門の開放される日・・その日こそはエルサの戴冠式だった。

・・

式はつつがなく終了するも、その後の懇親の場で「出逢ったその日に婚約者となった」サザンアイルズ王国のハンス王子をアナに紹介されたエルサは、感情の高まりを抑え切る事が出来ず、来賓の面前で“雪の魔法”を放ってしまう。

自らの力を暴発させてしまった驚きと後悔から、思わず逃走してしまうエルサ。彼女の向かう先は・・北の山岳だった。

1夜にして“雪と氷に閉ざされてしまった”アレンデール王国。
アナはハンスに王国を任せ、エルサを連れ戻すために単身北の雪山の奥へと旅立つのだった・・

良くも悪くも、世界的な広がりに欠ける作品ではあったか。

序盤からして「国王&王妃が唐突に亡くなる展開(に至った経緯)」「トロールたちとの交流(の始まった経緯)」「父母が亡くなって以後の姉妹の暮し」など、敢えてなのかちっとも描かれず、ロケーションとしても「(ピンポイント的な)アレンデール城内外」「北の山に向かう道中(山小屋とか)」「(ピンポイント的な)氷の城内外」ぐらいしか出て来ない。良く考えたら登場人物もさほど多くなかった事に気付かされる。

製作費のバランスの問題(←どのシーンにアクセントを置くか等)なのか、(幅広い)観客の年齢層に併せ「ロケーション&登場キャラ」の数を減らした(←ハードルを下げた)のかは分からないが・・「“眼に見える部分”こそは奥行き&広がりがあり素晴らしいが、総じて“何処か”狭く薄っぺらい」って印象を本作の作品世界に対して覚えてしまった。こんなもんなんやろか??

また、助演男優キャラ(←マグルの(=^_^=))が3人ほどしか出て来ないのだが(=クリストフ、ハンス王子、ウェーゼルトン公爵)・・いずれも立ち位置が悪いと言うか、、総じて「ええトコなし」だったのが、同じ男性(の観客)としては観ててツラかった(⌒〜⌒ι)

本来は【3D:字幕版】で鑑賞したかったトコだが、今回は【2D:日本語吹替版】を選び、結果的に「良かった!」と思っている。
と言うか、観る前に「松たか子、ピエール瀧」の起用ぐらいは知っとくべきだった(⌒〜⌒ι) 後で(声の)出演を知り、驚かされたものである。

〜 こんなトコも 〜

・本編の開始前、同時上映の短編アニメーション『ミッキーのミニー救出作戦』を見せられた(=^_^=) わずか6分間の作品なんだが、もっと長く感じた(=^_^=) 基本はスラップスティック(=どたばたコメディ)路線なんだが「モノクロ←→フルカラー」「2D←→3D」の2つの世界を自在に行ったり来たりする演出は、かつて『ロジャー・ラビット(1988)』を初めて観た時の“衝撃”を思い起こさせるモノだった!
・その『ミッキーのミニー救出作戦』だが、短編の割に登場キャラが多く・・賑やかなのは良いけど、どれが何と言う名のキャラなのかが殆ど分からなかった(×_×) これが例えば『それいけ! アンパンマン』シリーズだったら・・「見た目」から“何となく”キャラ名も想像つくトコだけど、、
・物語的にはスッカスカだが、映像技術でゴリ押してた印象の佳作だった(=^_^=)

・劇中に2人の(マグルの)悪役が登場するんだが(←山小屋のオーケンも含めると3人)、私的には“最凶のアイツ”は、終盤で改心して、エルサと「ええ感じ」になって欲しかったトコだが・・(ちゃんと事前に“フリ”を挿入しとかないと成立しない演出だろうけど) ちょっと“変貌”が唐突過ぎてついて行けなかった(×_×) ←ホンモノの“悪党”ってば、リアルにそんな感じなんだろうけど、、
・主要人物が少なく、(少ない)彼らについても「設定」「造型」の浅さ・甘さを感じた。
・色んな作品からの引用が多い気も? ソリが崖を飛ぶシーンは、どうにも『ムトゥ/踊るマハラジャ(1995)』を連想してしまった(⌒〜⌒ι)
・エルサの“雪の魔法”に関する「定義」があいまいっぽくも・・
・姉妹のお世話は誰がしてたの?
・両親は何処へ向かって船出したの?
・後半、とある展開から全身の凍結してしまう某キャラ。そこにいきなりT-800(演:アーノルド・シュワルツェネッガー)が現れ「Hasta la vista, Baby!(アスタラビスタ、ベイビィ)」と言い放ちつつ、氷像を打ち砕く・・とか・・(戻せないじゃん!)
・某爺さまの“ヅラのめくれ方”が、何だか「開頭されちゃったしと」みたいで生々しくて気持ち悪かった(×_×)
・ラストの「ガチなキスシーン」はお子ちゃま連中には「少し早い」気もした(・ω・)
・アナの「(自転車の)曲乗り芸」は、人間業を超越してて、凄まじかった!! 「実写再現」なぞ到底不可能かも(=^_^=)
・入り江の(海面の)水面を凍らせつつ走るエルサの姿が“ガリラヤの湖面を歩く、あのしと”みたいで印象的だった。
・「グウィネス・パルトロゥの雰囲気の漂う姉」「サンドラ・ブロックの性格入ってる妹」と感じたがどうやろ?
・「カメラワークと質感のスゴさ」は確かに特筆モノだった!! 是非iMAXで観てみたいものだなぁ!
・ボウガンも銃も存在する世界だった。
・人参の先端でカギを開ける事が出来るとは! 冒険野郎もびっくりだ!
・氷柱(つらら)の断面が望遠鏡になるとは! 冒険野郎も驚きだ!
・トナカイが意外に素早く走る事を知った!
・でっかい暴れん坊キャラ“マシュマロゥ”の元ネタってば『ギャラクシー・クエスト(1999)』の“ゴリグナック”じゃねぇの?
・「エルサが、歌いながら何気なく魔法で造った雪だるま(オラフ)が・・」「エルサが、歌いながら何気なく放り投げたティアラが・・」って辺りの“フリ”が良かった。後で(きっと)観返したくなるシーンだと思う。

~ こんなセリフも ~

アナ「お空もあたしも起きてる・・寝てらんない」
  「“運命の人”に逢えるかも」
  「大丈夫よ。“姫君”なんて柄じゃないから」
  「あんな力、秘密にしてたのも悪いと思うんだけどね
  「凍っちゃう! 凍っちゃう!」
  「じゃ、言い方を変えるわ。私を連れて行きなさい!」
  「いいの? じゃなくて・・
   ついて来たいなら来れば?」
  「何だか変わったね。・・勿論“いい意味”で
  「私は、護って貰わなくて平気よ」
  「出来るって言ったでしょ?」
  「心が凍ってるのは、あんたの方でしょ!

エルサ「愛の事なんて分かっていないでしょう?」
   「パーティーは終わりよ。城門を閉めなさい」
   「少しも寒くないわ」
   「ここなら“自分でいられる”し
    誰も傷付けないで済むわ」

ハンス「僕は(君を)避けたりしないよ」
   「氷で滑っただけだろ?」

クリストフ「こんな眼に遭ってまで
      人を助けるなんて、2度とごめんだな」
     「俺の商売の事なんかどうでもいい」

オラフ「会った途端にこれはないよ」
   「ずっと鼻が欲しかったんだ」
   「夏を取り戻したいんだね」
   「ねぇ見て! 刺さっちゃった」
   「山で行方不明になるのは
    “独りが好きなヤツ”なんだ」
   「ちょっとだけ? じゃ、1分ね」
   「危ないよ! 次はお尻が来るよ!」
   「2人とも頑張って!」
   「あいつ、おかしいんじゃない?」
   「先にお城に行ってるよ~!」
   「これが“熱さ”なんだ」
   「愛って言うのは、
    自分よりも、その人の事を大切に思う事
   「アナのためなら、溶けたっていいさ
   「滑って! アナ!」
   「先に行ってて~!」

国王「落ち着くように、見せないように」

トロール「頭は簡単に丸め込めるが、心は難しい
    「美しいが、大きな危険も秘めている」
    「“恐れ”が敵となるだろう」
    「“氷の欠片”が心に刺さっておる」
    「“真実の愛”のみが凍った心を溶かせる」

家臣「女王陛下。手袋を・・」

ウェーゼルトン「躓いても、抱き留めて差し上げますぞ」
       「“ダンスフロアの魔術師”と呼ばれておる」
       「・・魔法だ!」

オーケン「こんな吹雪の夜に出歩いてるのは、君だけさ。
     あと・・あいつ」
    「誰が“悪党”だって?」

※「当たり前だ。誰もが完璧じゃない
 「負けたのは・・君さ」

アナ「ちょっと“おかしな事”言っていい?」
ハンス「そう言うの、大好きだ」

ハンス「“おかしな事”言っていい?
    僕と結婚してくれ」
アナ「“もっとおかしな事”言っていい?
   もちろん!」

クリストフ「本気なのか? 教えてやった方がいい」
アナ「いいじゃないの」

オラフ「感動で涙が出そう」
クリストフ「どうぞ」

オラフ「ちょっと考えたね?
クリストフ「すぐ答えたよ!」

アナ「巧く行くワケないわ」
※「いいや、もう巧く行ったさ」

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2014年3月24日 (月)

☆『ウルフ・オヴ・ウォールストリート(2013)』☆

随分と、鑑賞から時間が経ってしまいました(⌒〜⌒ι)

2日(日)の夕刻、ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”で観て来たのは、マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオを主演に迎えた(←タッグとしては『ギャング・オヴ・ニューヨーク(2002)』『アビエイター(2004)』『ディパーテッド(2006)』『シャッター・アイランド(2009)』に次いで5作目)『ウルフ・オヴ・ウォールストリート』だった。

同監督の前作『ヒューゴと不思議な発明(2011)』は未見なので、彼(監督)に対する「信頼感」みたいなものはまだまだワタシの中で確立してないワケだが(←ファンの方、すんません)・・ 予告編映像の中で展開されるディカプリオと(共演の)マシュー・マコノヒーの「テンポの良い掛け合い」には、妙に期待値の高まってしまったワケで。

元株式ブローカー=ジョーダン・ベルフォートの著した回想録『ウォール街狂乱日記 〜「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』をベースに、スコセッシ監督がメガホンを執った伝記作。

1987年の春。
野心に燃える青年=ジョーダンは、ウォール街の投資銀行「L.F.ロスチャイルド證券」に入行。有能な上司=マーク・ハンナ(マコノヒー)の指導の下、証券マンとしての“高次元のスキル(=^_^=)”を吸収してゆく。

しかし、ようやく外務員資格を取得したばかりの約半年後・・1987年10月19日。
ニューヨーク株式市場に於いて、株価の大暴落が勃発し(=『ブラックマンデー事件』)勤務先は破綻、失業を余儀なくされるジョーダン。

自宅でクスぶっていた彼は、妻=テレサの勧めで「株式仲介人募集の新聞広告」を掲載していた、ロングアイランドの小さな投資センターに入社する。
自身にとって、前代未聞とも言える「仲介手数料=50%」なる儲け額(=取り分)に発奮したジョーダンは、持ち前の知恵と話法を発揮し、瞬く間に高収入を叩き出す。

やがて、アマチュア投資家連中を相手に、ペニー株(=未上場のクズ株)を騙し売る株式仲介企業「ストラットン・オークモント」を創業。
社長に就任したジョーダンと、副社長に迎えた盟友=ドニー・アゾフ(ジョナ・ヒル)らの同社幹部は、投資詐欺で巨額の利益を叩き出す一方、3大快楽(酒・薬・女)にハマり込み、公私を問わぬどんちゃん騒ぎ、乱交パーティーを日夜繰り返す・・

そんな「ストラットン・オークモント」に眼をつけたFBI(連邦捜査局)は、同社の不正を暴くべく、パトリック・デナム捜査官(カイル・チャンドラー)をジョーダンらに接近させるのだった・・

「小難しい(⌒〜⌒ι)金融ネタが炸裂するのか」と不安に思いきや・・ ボロ儲けし始めてからの「自堕落な生活」の方にこそスポットの強く当てられとる印象だったので「全くタメにはならなかった」が「エンタテインメント作としての完成度&観易さ」こそは格別だった(=^_^=)

しかし、、観てるウチに「何だか、単なる“乱痴気の繰り返し”じゃん!」「大スクリーンで本作を観る意味って何処にあるんやろ?」と、アタマの片隅で冷静に考え始めてしまうワタシもいたり(・ω・)
つまりは・・きっと本作ってば「冗長過ぎ」だったんだと思う。中盤以降からは、尿意との戦いだったし(⌒〜⌒ι)

私的に、最も残念だったのは、やはり「劇中に於ける、マシュー・マコノヒーの立ち位置&扱い」だったろうか。これほどに前半(殆ど序盤と言っても良い)で“退場”してしまうと知ってたら(聞いてたら)、きっと本作をわざわざ観に行かなかった気すらする(=^_^=) 「予告編」と言う名の、ある種の「ペニー映像」にまんまとダマされましたわ(爆笑)

ただ「ラクして稼いだカネなんて、所詮はあぶく銭さ」と考えていた・・のかどうかは分かんないが、さほど執着するでもなく、溜め込むでもなく、気持ち良いぐらいに浪費しまくる主人公(ら)の姿には、ドロドロした見苦しさが余り見受けられず、観る方も屈託なく楽しめたのはあったか。

劇中で「悲惨な死」の描かれる事も(それほど)なかったし、マフィアが絡んで来たりとかの「サスペンスな展開」にも物語のベクトルが向かなかったのは、観客に余計なストレスを与えるワケでもなく「割り切った造型の娯楽作」としては、かなり巧い造りだったんじゃないだろうかな。制作陣がそこまで考えた上での脚色・展開だったのかどうかは分かんないが。

それに、主演のディカプリオについては、もう彼以外に考えつかない程の「ハマリ役」と思われた。

って言うか、近年のスコセッシ監督作に於ける彼と言えば「決まって、精神的にイカれてる」ちぅキャラが“お約束”にもなっとるので、そう言う意味では主役キャラに関する「斬新さ」も「面白さ」も「意外性」も、何にもなかったかな、と。

んでも、強力なルード(鎮静薬)の作用でヘロヘロ状態になったディカプリオが“長回し”のカメラワークの下、玄関の階段を転がり落ち、地面を這いずりながら愛車であるスーパーカー(白のランボルギーニ・カウンタック)に辿り着き、ノロノロと乗り込むシーン、などは「近年のハリウッド作品では、なかなかお目にかかれない」“珍シーン”であるとは断言出来よう。
中でも、仰向けに寝そべった姿勢で、脚を使って(カウンタックの)“スウィング・ドア”を上に押し開ける演出などは「主人公の所作の情けなさ」と相まって、強烈なハイライトシーンに仕上がっている!(⌒〜⌒ι)

後半ぐらいに『パーフェクト・ストーム(2000)』を何だか連想させる、豪華クルーザーの沈没シーンが描かれるんだが、その辺りからは眼に見えてダラダラしてる感じがあり「もうエエし!」と、つい突っ込んでしまったワタシ。

179分と言うダラけた上映時間を、もう少し何とかしてくれたら、総じての印象ももっと良かったように思うンだが・・

〜 こんなトコも 〜

・「ロブ・ライナー」「ジョン・ファブロー」「スパイク・ジョーンズ」の3監督が“俳優”とし共演している面白さは特筆モノかも知んない。
・最初の奥さん(テレサ)のヴィジュアル的な「クスみ具合」が何とも言えない。。
・朝の9時半から、1日に500件の電話を無作為に架ける・・と言うのは、結構精神的にキツいノルマやろね(×_×)
・「L.F.ロスチャイルド證券」破綻後のマーク・ハンナの半生も知りたい!(=^_^=)
・「郊外を拠点に、クセモノ共を集めて起業する」ってノリは、ある種“林檎のマークの某コンピュータ会社”を創業した「あのしと」にも通じるトコがある。
・劇中では、セリフの中でFBI捜査官の年収を「5〜6万ドル」と推測していた。
・クスリの作用によって「感じるレベル」⇒「よだれレベル」⇒「脳障害レベル」と状態が極まって行くそうで。
・「あちこちにぶつけ、ボコボコになった某スーパーカー」「長く伸び過ぎ、絡まりまくった電話のコード」など、ヴィジュアル的にも鮮烈なモノがあった。
・沈没するクルーザーから命からがら救助されたジョーダン。彼がたまたま見上げた上空で「本来(彼の)乗るハズだったジェット機が爆発四散する」って展開の偶然さだけは、どうにも信じ難い(=^_^=)
・成上がりな連中って、ここまで「下品で不愉快で法破りな生活」に陥ったり、ここまで「性にも健康にもカネにもだらしなく」なってしまうんやろかね。。
・『アメリカン・ハッスル(2013)』同様、大画面で観る必要もなく、魅力ある人物や女性も見当たらなかった。
・近年のディカプリオさん・・「華のないキャラ」から脱却出来なくなってませんかい??
・「金魚鉢をせっせと磨いてた、真面目なあの若手社員」による、教訓みたいな「しっぺ返し描写」を期待してたんだが・・
・「ダマされた側」の視点は一切描かれなかった(・ω・)
・古い(期限切れっぽい)クスリを服用した場合、(たとえ、効果が現れなくとも)念のため「35分間」ぐらいは様子を見といた方が良さそうだ。
・ラリッた状態なんかで助けを求めると「ヘルプ!(Help!)」と言ったつもりでも「ヒルフェ」の発音になってしまうらしい。
・「ヅラコフ」なる、その頭髪に「何やら秘密ありげ」な名前のキャラが登場するが・・(・ω・)

〜 こんなセリフも 〜

ジョーダン“(投げられてる)こいつじゃない。こっちが俺”
     “妻はナオミ。さっき車内で俺をシャブってた女だ”
     “クエイルードにアデロールにザナックス・・モルヒネはむろん最高”
     “こいつの事じゃなく、こいつの事”
     “寄付、出資・・カネを使う事で『いい人』にだってなれる”
     “壮大な野心を満たせる場所・・それがここ(ウォール街)だ”
     “こだまを響かせ、カネがやって来た”
     「何てこった!(Holy fukkin’ shit!)」
     「“クオトロン”は何処に?」
     「手数料が50%だって?! 1%じゃなく?!」
     “俺は、あっさり2000ドルを稼ぎ出した”
     “クズ株をクズ共に売り続けた”
     “思うに、カネは俺が持っていた方がいい。
      その使い方を知っているから”
     「このペンを俺に売ってみせろ(Sell me this pen.)」
     「“今、買わなければ!”と相手に思わせろ」
     “若くて貪欲でバカなこの連中にセールスの仕方を教えた”
     “金持ちはペニー株なんか買わない。アタマが良いからだ”
     「その日の内に売り買いしろ」
     「(喋りたくても)我慢しろ。先に喋ったら負けだ」
     「ご安心を」
     「バカをおっ始めるぞ!」
     “世の中には、常に足を引っ張るクソ野郎がいる”
     「相手の眼じゃなく、顎を見ろ」
     “結婚は麻薬と同じ。暫く経つと(多幸感が)薄れて来る”
     「この会社を宇宙まで持ち上げるぜ!」
     “会議中も“柔軟な発想”を出すためにしっかりラリッてた”
     「既婚者とは友達になれないのか?」
     “11秒でイッた”
     “ハナシが良く分かんないだろ?”
     “それって合法? ・・もちろん違う!”
     “驚くほど儲けたら・・どうする?”
     “俺たちを乗せた専用機は、
      まさに「空飛ぶドラッグストア」だった”
     「何て“ギリシア悲劇”だ!」
     「ここにあのウィリー・ウォンカがいる!
      チョコレート工場への金色のチケットがあるんだ!
      さぁ、ウンパ・ルンパと踊ろう!」
     「この電話に“生命を吹き込む”のは君らだ!
      決して『ノー』と言わせない、我が精鋭たちよ!
      相手に電話を切らせるな!」
     “カネは、あった方がいい。
      良い事も、悪い事もあるだろうが”
     「与え、そして奪い取れ!
     「すぐに電話を架け始めろ!
      相手が窒息するまで10万株を売り付けろ!
      “電話のテロリスト”になれ!」
     「確かに少し騒がしいが“名前を売る”必要があるのさ」
     「こんな船に乗ってると
      “ボンド映画の悪役”の気分でね」
     「俺のポッケに、お前らの年収が入ってるぞ!」
     “更にフラフラ・・よだれレベルだ”
     “喰い切れないほど、カネを口に頬張ってる”
     “歩けないなら、スカイラーみたいに這えばいい。
      そこに階段があるなら、転がればいい”
     “俺は、ミミズよりゆっくりな運転で帰った”
     “一夜明けると・・無事じゃなかった”
     「ここはチャンスの地、アメリカそのものだ」
     「皆を信じてる」
     「“いつもと逆”に、連中に押し付けられた」
     「・・俺は決めた。辞めないぞ! 引退なんかしない!」
     「ショーは続く(The Show goes on.) ここは“我が家”だ」
     「俺は逃げない。このビルを潰したきゃ、
      鉄球でも持って来い!」
     「“ペニー株”にしてやる!」
     「ウソだろ?!(You fukkin’ kiddin’ me!)」
     「時化なら大丈夫(Chop is fine.)」
     「おい! 高波でジェットスキーが(海に)落ちたぞ!」
     「俺はシラフじゃ死なん!
      階下に行ってルードを取って来い!」
     「怠け者は“マック”ででも働けばいい」
     「俺の人生もクソだよ、ドニー」
     “親父は『いつかこの報いが来るぞ』
      と言ったが・・知った事か!」
     “ここでも『総て』がカネで買える”
     「この俺にセールスを習いたいか?」

ハンナ「笑顔で電話しろ」
   「こいつはボケだ」
   「レッツ・ファック!」
   「アブソリュート・マティーニを持って来い」
   「コカインと娼婦は友達さ」
   「客や会社のためじゃない。家族のために稼げ
   「客にカネを持ち帰らせるな。再投資させろ。
    儲けた分で他の株を買わせるんだ。
    客を“中毒状態”に仕立て上げろ」
   「常にリラックスだ。お前、マスはかくか?
    俺は週に5回はかく。お前も出来れば、日に2回はかけ。
    それが必要だからだ」
   「1日じゅう数字を追ってると、
    脳が酸に冒される。マスって下半身の血流を良くしろ」
   「コカインの効用で、電話を架けるのも速くなるし、
    アタマの回転も良くなる」
   「客を“観覧車”に乗せ続けろ」

ドニー「家の中で“ふくらし粉”でも鼻から吸うか?」

デナム「海上では“飲酒禁止”じゃ?」

ソーレル「我々スイス人は、まず“雑談”から入ります」

おば「鼻に着いてるのはドーナツの粉?
   私も60年代には良く楽しんだわ」
  「スリルは“若さの秘訣”ね」
  「家庭の安定も大事よ」

上司「今のお前なんざ“汚い池の浮きカス”に過ぎん」
  「さっさと、その“クソ電話”に出やがれ!」

父親「お前は不潔だ。いつか“報い”が来るぞ」

※「“結婚して幸せな奴”なんているのか?」
 「結婚とは“ピーニス”と“ヴァジナ”だ」
 “獲物が戻ったぞ。狩りを楽しめ”

ハンナ「株屋のルールを教えてやる。
    いいか、株は“バッタもん”だ。分かるか?」
ジョーダン「“バッタもん”・・紛いもん?」
ハンナ「そうだ。我々は“何も造らない”

ドニー「稼いでるか?」
ジョーダン「ああ、満足はしてる」
ドニー「先月の稼ぎは?」
ジョーダン「先月か? 7万ドルだったかな?
      いや、正確には7万2千ドルだ」

ブレア「何度、同じ事を訊く?」
ジョーダン「何度でも訊くさ」

ソーレル“このクソアメリカ人め”
ジョーダン“このボケスイス人め”

ドニー「大丈夫か?」
ジョーダン「見ての通り“最低”さ」

ドニー「“ちゃんと呑めば”酔えるビールか?」
ジョーダン「いや、ノンアルコールだ」

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2014年3月17日 (月)

☆『エージェント:ライアン』☆

3月1日(土曜)の夜。
「イオン伊丹」内のシネコン“TOHOシネマズ”にて、レイトで鑑賞して来たのは、トム・クランシーによる諜報(スパイ)小説を原作に持つ、CiA(米中央情報局)エージェント=ジャック・ライアンの活躍を描く“新生シリーズ”の第1作『エージェント:ライアン』だった。

記事を書こうとネットで調べてたトコロ、色々な事が分かった。 ので、如何に列挙してみる次第。

・“生みの親”であるトム・クランシー氏は、昨秋(10月)に病死しておられた(享年66)
・本作に限っては「特定の小説」を原作としてはいない(設定のみ使用)
・ジャック・ライアンを演じる俳優とし、主演のクリス・パインは4代目となる。因みに初代:アレック・ボールドウィン、2代目:ハリソン・フォード、3代目:ベン・アフレック。
・クリス・パインは今回、エ※タープライズ号の船長役ではない。 ←分かっとるがな

2001年9月11日。
ロンドン中心部に位置する「ロンドン・スクール・オヴ・エコノミクス」在学中のジョン・パトリック・ライアン青年は、騒然となるキャンパス内で、TV画面に映し出される「全米同時多発テロ事件(サウスタワー攻撃)」の中継映像を眼の当たりにする。

愛国心に燃えるライアンは、程なく海兵隊への志願入隊を決意。18ヵ月後にはアフガンに向かう軍用ヘリの機内にいた。

しかし、実戦に臨む直前にヘリは撃墜され、彼は脊椎に重傷を負ってしまう事に・・

カンダハルで応急措置を施され、帰国後「ウォルター・リード米軍医療センター(ワシントンD.C.)」で懸命なリハビリに取り組むライアン。

8ヵ月間、彼を担当し、献身的に支えたのは、眼科医を目指す医学生=キャシー・ミューラー(キーラ・ナイトレイ)だった。

医療センターを訪れ、退院を控えるライアンを諜報機関にスカウトするのは、同様に軍歴を持つトーマス・ハーパー中佐(ケヴィン・コスナー)。

それから10年後。
CiAに籍を置き「ウォール街の大手民間企業に勤務する経済アナリスト」と言う“表向きの仕事”に取り組む彼だが、実際には「テロ組織の資金の流れを世界的に探る、CiAの情報分析官」と言う、重要で孤独な業務が待ち受けるのだった。

婚約者となったキャシーにも、そんな“真相”を伝える事の赦されぬライアン。

いよいよ上司であるハーパーの命でモスクワに飛び、不審な動きの見られる現地の投資企業=チェレヴィン社の内情を探り始めるのだが・・

まず、驚いたのは「ケネス・ブラナーが監督!」ってなスペックだった。どうにも自身の思い込みで、ブラナー氏に対し「シェークスピア劇にしか、関心のないおとっつぁん」って印象が余りに強烈過ぎるもので。
あ、しかし近年では『スルース(2007)』『マイティ・ソー(2011)』など、現代劇をも含み“柔軟な姿勢”で監督業に取り組んでおられるんやね〜(・ω・)

クリス・パインの起用は「フレッシュ!」って点では評価出来るんだが『スター・トレック(2009)』シリーズとで「重要な役柄」が、余りに同時期にカブってしまっとる感もあり、そこいらはも少しキャスティング面を考えて貰いたかった気もする。
その一方、私的には『ブラック&ホワイト(2012)』の続編にも期待したいトコだが・・(⌒〜⌒ι)

ヒロイン役で「久しぶり」な印象のキーラ姐さんを拝めたワケだが、何とも「華がない」と言おうか、クスんではる印象を強く受けた(×_×)
『ラヴ・アクチュアリー(2003)』の頃には、すんごく魅力的だったのに。

因みに、劇場(の大スクリーン)で(姐さんに)お逢いする(?)のは『つぐない(2007)』以来だったワタシだが・・本作の続編が実現するとすれば「眼力があり、しゃくれてて、乾いた雰囲気のお姉さん」ってインパクトだけで(決して)終わらぬよう、色々と(キャラ造型や、言動に関する演出や、メイクなども含め)頑張って貰いたいトコである。

印象的な悪役(敵ボス)=ヴィクトル・チェレヴィンを演じたのは・・ 何とブラナー監督ご自身! しかし、どう眺めても「英国紳士顔」なので、ロシア人を演じるのはちぃとばかしムリがあったような。。『ワイルド・ワイルド・ウェスト(1999)』に於いて、嬉々として(?)ラヴレス博士を演じてた頃をふと思い出し、(あの作品)同様な「モヤモヤ感」を(ラストまで)強く引きずってしまったワタシである(⌒〜⌒ι)

本作を総じて評するなら「堅実なんだけど、派手さもない、ある意味“舞台劇”を見せられてるような密室感」を覚え続けたようにも。「ハイライトとなるシーン」が、劇中で幾つかでも盛り込まれてると、まだしも観客の心にこびり付いた事だろうに(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

・序盤は「ロンドン中心部の空撮」から始まる・・が、実際に“ロンドンロケ”を敢行してたかどうかは微妙(⌒〜⌒ι)
・ベンチで目覚める主人公・・ 何だか『ハンコック(2008)』の序盤にも似たテイストやね。。
・ケビコスが「いきなり竜巻に巻き込まれ退場」したりしやしないか、妙にヒヤヒヤした(=^_^=)
・この手の作品で“有りがち”な「ロシア人を過剰に意識した、強引な(英語の)発音」が耳についた、、 「ミスター⇒ミスタル」「パーフェクト⇒パルフェクト」「ドクター・ミューラー⇒ドクトル・ミューラル」「ミニスター⇒ミニスタル」「パーハップス⇒パルハップス」みたいな。
・「唐突に始まる銃撃」の演出にはびっくり! 2ヶ所ほどありましたっけ。
・乱闘で破壊されたホテルの1室を「たった2時間」で完璧に修復するCiAの手腕に脱帽! それもアウェーの「モスクワ市内」でですよ!
・ここでも「物語のきっかけ」となったのは“911テロ”だった。
・脊椎を損傷したハズなのに、すぐ(?)回復し、後遺症もなさそうな主人公の『アンブレイカブル(2000)』ぶりにこそ驚愕!
・終盤、車載された時限爆弾のカウントダウン(←残り5分)のスピードが想像以上に遅くて笑えた。『インセプション(2010)』に於ける「バンの着水」並みに遅い(=^_^=) ←まだ言ってるよ。
・CiA局員の持つスキルの中でも、最も凄まじかったのが「ターゲットの財布を(瞬時に)抜き取り、それを再び(瞬時に)元に戻す」と言う“スリの技術”である! 浅田次郎氏の小説『天切り松/闇がたり』シリーズに登場する、杉本安吉親分を思わせる鮮やかさであると言えよう!
・って言うか、不自然に他人にぶつかられた時点で(それも2度!)内ポッケの財布ぐらい、念のために確認しとけよ(⌒〜⌒ι)
・ラストで「合衆国大統領」が登場するんだが・・絶妙にドア(の影)に隠れて姿を拝めなかった(×_×) ここはやはり、ハリソン・フォードさん辺りに“カメオ出演”して欲しかったトコである。
・敵ボス(ヴィクトル)と奥さん(キャシー)の「対話シーン」がやたらと長く感じられた。やっぱりブラナー監督の「抑え切れぬ程の、舞台劇っぽく仕上げたい衝動」が噴出しちゃった結果やろか。。
・ライアンが海兵隊時代、優れた情報を集めたと言う「サビア・カーン橋(?)」が何処にあるのかを知りたい。
・現代のニューヨークで、2012年9月に“リバイバル上映”されてたモノクロ古典作『私は殺される(原題:Sorry,Wrong number.)(1948)』ってば、どんな作品?
・「ジョン・パトリック」の“スパイネーム(=コードネーム)”が「ジャック」だったんやろか?
・「脊椎を負傷した」と言う設定は、振り返るに「奥さんと出逢うきっかけ」のためだけに準備されたんか?
・ハーパー中佐の“過去”については「来るべき続編」でおいおい描かれるのか?
・「注射がヘタ過ぎ」な青年看護士をボッコボコにする、ヴィクトルの初登場シーンは、彼の後頭部が延々映されるカメラワークから『レオン(1994)』に於けるスタンスフィールド捜査官のそれ(初登場シーン)を想起させる。
・体格から言えば、エンビー(ウガンダ人の運転手)の方が、ライアンよりもよほど屈強なんじゃないかと思われたが・・
・「他人の犬」の事をスパイ用語(?)で「QP犬」と言うそうだ。
・ソローキン大臣の乗るクルマを返り討ちにする、と言う“最後の抵抗”とかは考えなかったんやろか?
・“新生ジャック・ライアン”シリーズの特徴とし「監督自身が敵ボスを演じる」って路線を、続編以降も継続してくれたら面白いのにネ。
・“カーチェイスの結果”ってのにも、古今東西で色々あるけど「クルマを失った主人公が、先回りし、走って(先行車に)追いつく」って演出は、そうそうないんじゃないか?(⌒〜⌒ι)
・「電球を相手の口に押し込んで割る」と言う脅しは、想像するだに恐ろしい(×_×) 『ビー・バップ・ハイスクール(1985)』の「鼻腔に割り箸を挿入して・・」のアレと同様に恐ろしいワケだ(×_×)
・部下(警備主任のレムコフ)に、自身の弱点を「ウォッカ(=深酒)、虚栄心、女好き」と冷静に分析&指摘されてたヴィクトルに、ちょっと苦笑させられた。次の瞬間、ヴィクトルはムチャクチャ激怒するワケだが(⌒〜⌒ι)
・『m:i:3(2006)』に於いて、主人公=イーサン・ハントが、最期の最期にようやく口にしたのと同じ言葉(=告白)を、中盤でさっさと言ってのけるライアンに驚かされ、それに対するキャシーの反応にも驚かされた!(=^_^=)
・ライアンとキャシーが諍いをしてるシーンで、カメラが動くと「同じ部屋の中にハーパーもいる」ってな演出のユーモラスさにも苦笑させられた。実に上品で巧いね!

〜 こんなセリフも 〜

ライアン「(俺は)“仕事をする”だけさ」
    「(ボルティモア)レイブンズをナメるな」
    “君の事を愛してる・・信じてくれ”
    「僕は“エージェントの人生”を選んだ」

キャシー「あなたが(回復して)歩けば、私は単位が取れるの」
    「走れるようになったら、食事を。
     その時は“割り勘”でね」
    「私と旅行、したくない?」
    「何か言って・・不安にさせないで。
     信じてるから・・歩み寄ってよ」
    「3年間も騙してたわ!」
    「あなたは戻るわ。
     約束通り、私と食事して“割り勘”よ」

ハーパー「彼と話がしたい。今じゃなく“いずれ”だが」
    「またこの国に仕えたければ“別の道”が」
    「“孤独”にはなるが、その方がいいさ」
    「いい加減に信用しろ。まぁ座れ」
    「これは“国際問題”で“夫婦問題”じゃない」
    「8分で“結論”を出せ。
     ・・もう4分経過したぞ」
    「奴は(彼女に)見とれるだけだ。
     いや・・見とれさせろ」
    「さぁ行け(Keep movin’.)」
    「(大統領への)報告は
     “率直に、ハッキリと、短く”だ」

ヴィクトル「はい、大臣(Da. Minister.)」
     「アメリカは血を流す事になる。
      今こそ、祖国の・・家族の・・
      屈辱を晴らそう」
     「取りかかれ(Let it begin.)」
     「パートナー関係とは“繊細”なものでね。
      ときには“牙を剥く”事も」
     「奴を見張れ(He’s Dangerous.)」
     「いよいよだ(It’s time.)」
     「“CiAの弾”なんか恐くないさ」
     「君は美しい・・彼は“自身の幸福”を知るべきだ
     「これこそ“会話”だ」
     「(彼女とは)“後悔”についての話を。
      じき、君とも(同じ話を)する事になるだろう」
     「“沈黙”か・・それが“英雄的な行動”だとでも?」
     「口の中で真空管が破裂すれば・・
      粘膜、歯骨、そして肺に深刻なダメージを与える。
      私には“40ワットの衝撃”に過ぎないがね」
     「じき灰になるのは、君らの国だ」

エンビー「窓からの眺めは、まさに“絶景”ですよ」

アレクサンドル「もう1ツ・・“片付けるもの”が」

女性エージェント“85秒以内でどうぞ”
        “21時に地点ガンマへ”
        “海兵隊の経験を思い出して。以上”

学友「大変な事が!」
  「君の国だろ? ・・気の毒に」

戦友「ボルチモアの連中は、決まってブラウンを推すな」

医師「“歩く意思”があれば、歩けるでしょう」

上司「相手は“巨人”だ。捻り潰されるぞ」

ロシア人「“哀歌”と言ったな? “行動開始”の合図だ」

ライアン「痛み止めを2ツくれ」
キャシー「立ち上がったら、1ツあげるわ」

ライアン「・・CiAで働いてる」
キャシー「良かった・・浮気じゃないのね」

キャシー「3年前の今日は何の日だった?」
ライアン「“カーゴの短パン”履くのを止めた日?」

ライアン「指環を着けてくれないか?」
キャシー「ホテルに置いて来たわ」
ライアン「知ってる。だから(ここに)持って来た」

ライアン「何故、それをご存じで?」
ハーパー「CiAにいるからさ」

ライアン「本当にCiAだったとは」
ハーパー「“止むに止まれず”ね」

ライアン「最近のCiAじゃ、拷問も“国外に委託”してるとか」
ハーパー「“私のチーム”は違う」

ハーパー「私が初めて殺害した相手は“無実”だった」
ライアン「どうやって(殺人の)克服を?」
ハーパー「“運次第”で忘れられるさ」

ライアン「これが“事務仕事”か?」
ハーパー「君はもう“分析官”じゃない。
     立派な“エージェント”だ」

ライアン「俺がやるんだろ?」
ハーパー「確かに君が“適任”だ」

ライアン「心配無用だ」
ハーパー「してないさ

ハーパー「その遠足前のような“ニヤニヤ顔”は止せ」
ライアン「・・ムリだ」
ハーパー「それでこそ君だ」

ヴィクトル「昨日は“散々な夜”だったのでは?」
ライアン「・・切り抜けました

ヴィクトル「(君たち)アメリカ人は“率直”を好むが“無礼”なだけだ」
ライアン「(あなた方)ロシア人は“詩”を好むが“神経質”なだけだ」

ヴィクトル「“余所余所しい会話”より“私的な会話”を」
キャシー「ペチョーリンみたいね」
ヴィクトル「そう・・絶望的で貪欲なのさ」

キャシー「・・誘ってるの?」
ヴィクトル「・・それがお望みかい?」

ヴィクトル「総ては祖国ロシアの為に」
ソローキン「・・“君の死”もな」

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2014年2月13日 (木)

☆『アメリカン・ハッスル(2013)』☆

2月2日(日)。ややご近所な感じの「イオン伊丹」内にあるシネコン“TOHOシネマズ”にて観て来たのは、デヴィッド・O・ラッセル監督の手がけた最新作『アメリカン・ハッスル』だった。

って言うか、この監督さんの作品を観るのは“お初”だったりする(・ω・)
『スリー・キングス(1999)』は、観たんだかどうだか、今となってはハッキリと覚えておらず(⌒~⌒ι)> 『ザ・ファイター(2010)』『世界に1ツのプレイブック(2012)』は、まだ観る事の叶ってない体たらく。

監督の事も良く知らず、キャスティングも粗筋も知らないまま、シアターに向かったワタシだったが、、

1970年代後半、実際に起こった収賄事件『アブスキャム(ARABSCAM:アラブの悪業、の意)事件』に材を取り、FBIの仕掛けた“囮捜査”によって翻弄される人気の大物政治家やマフィア、そしてその作戦の「立案者」でもある“伝説の詐欺師”と、彼を巡る2人の女性+1人のFBI捜査官がそれぞれ辿る運命を「控え目な演出」と「過剰なキャラ造型」で描いた実録ドラマ。

・・

これは実話を含む物語。

ニューヨークを拠点とし、愛人=シドニー・プロッサー(エイミー・アダムス)と組んで、金持ち連中を欺き稼いでいたアーヴィン・ローゼンフェルド(クリスチャン・ベール)は「メタボ腹&1:9分け+部分ヅラ」と言う強烈なヴィジュアルをも誇る(?)“根っからの詐欺師”である。

“完璧な仕事”を続けていた彼らだが、遂にFBIに摘発されてしまう事に。

しかし、FBI捜査官=リッチー・ディマーソ(ブラッドリー・クーパー)は、更に大きな手柄を上げようと“暴走”を開始する。

それこそは、ラスべガスやマイアミに次ぐ“東海岸最大規模のカジノ”を擁するニュージャージー州アトランティックシティに於いて、その管理・運営の利権に絡む政治家やマフィアを「一網打尽」にする大作戦だった。

“自由の身”と引替えに捜査協力を強いられるアーヴィンとシドニー。

1979年。アラブの大富豪(に化けた捜査官)を用いた計画は順調に進み、ターゲットとなるカムデン市長=カーマイン・ポリート(ジェレミー・レナー)のアーヴィンらに対する信頼も篤く築かれて行くが・・ シドニーの存在を快く思わないアーヴィンのエキセントリックな妻=ロザリン(ジェニファー・ローレンス)が“予期せぬ介入と暴走”を開始する事により、捜査陣はいきなり窮地に立たされる事となる・・

冒頭に於いて、唐突に“ぶとったメタボ腹”が映し出され、カメラが上昇すると・・そこには“バーコード頭にせっせと部分ヅラを装着してる”痛々しい栗兵衛(クリベエ)ことクリスチャン・ベールのご尊顔が・・! このシーンの衝撃度たるやスゴい!(⌒〜⌒ι)

「嘘だと言ってよ、バットマン!(Say it ain't so, Batman!”)」と、ゴッサムシティ在住の純真な少年などは、思わず叫んでしまうこと請け合いだろう(←知らんけど)。

物語そのものは、ワタシの期待してた「サスペンス性」「爽快感」「オシャレさ」などの要素が「余り」感じられず、正直「イマイチ」に思えた。例えば・・もの凄いクライムアクションを期待して観てみたら・・意外に(平坦な)ドラマ部分が濃厚過ぎ、ちっともスッキリせず、記憶に残ったのは「スタロ〜ンのぶとった体躯だけ」だった・・みたいな、かつての『コップランド(1997)』を連想してしまったモノである、何故だか(・ω・)

理想としては『スティング(1973)』のような、鮮やかで華やかでオシャレでコミカルでキレのある作品に仕上げて欲しかったトコだが、、何だか、終盤も「マフィア連中をギャフンと言わせるのか」と思いきや“寸止め”で済ませ「めでたしめでたし」に持って行ってるような、妙な“消化不良感”を覚えたモノである。

主要キャラについても

アーヴィン・・体型的にも言動的にも魅力に乏しい
リッチー・・暴力性に歯止めのかけられない性格が恐い
シドニー・・『メリダ』みたいな髪型が何だか似合ってない
カーマイン・・やっぱり髪型が変

・・と、感情移入出来そうな人物が全くいなかった。そんな風にキャラ陣に魅力がないため、楽しもうにも楽しめないワケである。

中でも、ロザリンのキャラがどうにも受け付けられなかった。やる事なす事、みんなハラが立つのである。
ただジェニファー・ローレンスがまだ23歳(!)と若い事や『ウィンターズ・ボーン(2010)』『X-MEN/ファースト・ジェネレーション(2011)』に、それぞれ重要な役柄で出演してた事を改めて知り、コレには驚いた! なかなかに“末恐ろしい才能”と言えるのかも知んない。ワタシよりも5cm以上も背が高いみたいだし、、(×_×)

劇中で唯一「背筋のビリッとなる緊張感」を味わったのは、マフィアの重鎮(元殺し屋)=ヴィクター・テレジオが、唐突に“流暢なアラビア語”でシーク(に化けた捜査官)に詰め寄るトコロ。ここのシーンの緊迫感だけはハンパなかった! どうやら、テレジオ役を演じた「あのしと」のクレジットが(エンドロールに)見当たらなかった事から「カメオ出演」のようだが・・流石に、かつて「コルレオーネ」や「アル・カポネ」を演じはっただけの事もあって、もの凄い存在感&貫禄である! 新作では、アパラチア山脈を舞台に、どうやらトラ・ヴォルタさんと“一騎討ち”をしてはるらしいが、、負けずに頑張って頂きたいトコである。

〜 こんなトコも 〜

・1人ぐらい「魅力の溢れるキャラ」を配して欲しかったぞ。
・(オフィスで)待ち構えてる人物が、実は「成りすまし」って手口は『シャレード(1963)』を何処か彷彿とさせる。
・「友情」「愛憎」「鮮やかな詐欺手口」・・そのいずれもが描写不足だったような。
・平坦な物語のクセに、上映時間は長かった(×_×) ・・138分も!
・主人公(アーヴィン)の「心臓病」はさほど物語のスパイスになってなかった。
・コメディ要素が不足してた。
・ヒロイン2名の「“胸の谷間”合戦」がハンパない!
・メキシコ人捜査官(演:マイケル・ペーニャ)は「アラビア語」を追加で勉強してたんやろか?
・レナー君の「地味さ」が、逆に印象的だったり。
・シーンにより、やたらと暴力的な描写が目立ってた。殴りつける、撃つ、髪を触り乱す、とか。。
・更なる「メリハリ」が欲しかった。
・「カネ」も「セ※クス」も踏み込み不足な描写だった。
・総じて、アクションが少な過ぎた。
・劇中、某オフィスの壁に「巨大なバート・レイノルズのヌードポスター」が張ってあり、時代を感じさせてくれた(⌒〜⌒ι)
・イギリスの貴婦人=イーディス・グリーンズリーがその正体(←実はアメリカ人)を明かすトコでは“言葉の訛り”などが瞬時に切り替わってたようだ。ネイティヴな観客が観たら、きっと「驚愕モノ」の演出なんやろね。
・“受動攻撃型空手”に興味が湧いて来た(=^_^=)
・「孤独な送金係の女性職員(=ブレンダさん)」をアッという間に手懐けてしまう辺り、恐るべし!

~ こんなセリフも ~

アーヴィン「失敗したいなら、勝手にすればいいさ」
     「何故、カネ(の入ったケース)を押し出した?」
     「生き残る為に“悪の道”を選んだ」
     「俺は“騙される側”より“騙す側”にいたい」
     「大胆でなきゃ出来ない」
     「“(クリーニングの)引取り忘れ”は驚くほど多い」
     「利口なこの娘なら、理解してくれるかと・・」
     「“カモ”が引っ掛かるまでは、
      ひたすら『ノー』と言い続けるのさ」
     “出来ない取引はしない
     「スペイン人には見せないで」
     「人は“欲求を満たすため”に騙し合う。
      そして、やがては自らも騙す」
     「誰もが生きてくために自分を騙してる」
     「手数料はお返し出来ません。
      “私の時間”と同じようにね
     「“相手の信じたかったもの”を与えろ」
     「“鼻薬”を見せてやれ」
     「“兆し”をおびき寄せる“見せ金”が要る」
     「人は“信じたいもの”を信じる」
     「画家か贋作者か・・果たしてどっちが“本物”だ?」
     「白と黒じゃない。限りなく“グレー”だ」
     「『ノー』と言えば言う程、人は欲しくなる」
     「“型”に囚われるな」
     「立場によってルールを変えるな」
     「出世を焦りやがって!」
     「(相手を)圧倒しろ!」
     「“緑色のお菓子”が、あの部屋で待ってますよ」
     「『金銭より誠意を大切に』・・イエスの言葉です」
     「では“仲介なし”で取引を」
     「これから、ご主人と“仕事の話”が」
     「“完全無欠”でなければ!」
     「お前は全力を尽くせ」
     「ところで・・奇麗だ」
     「総てでなければゼロと同じだ」
     「“神聖な短剣”だと信じろ。
      信じれば、(それは)神聖になる」
     「計画が突然閃いた」
     「“必要は発明の母”だな」
     “ロザリンは、相変わらず面白い”
     “自分を騙す事に疲れた”

シドニー“この大胆さが、
     私を何処へ連れて行くのかが知りたかった”
    “彼だけがデューク・エリントンを理解していた”
    「夢は“別の自分”になる事」
    「何の為に(これを)与えたの?
     何の為に(これを)見せたの?」
    「こうなったのは、カーターのせい・・
     いいえ、本当はニクソンと戦争のせいね」
    「“逢えて良かった”と言ったわね?」
    「本国に影響はないわ」
    「私の名は“あなたのリスト”にない」
    「あんたはデタラメなのよ!(You are Bullshit!)」
    「あなたが考えて! 傷心の私には無理」
    「(彼女が)婚約者かどうかも分からないの?」
    「“何故こうなった?”と思う事ってある?
     或いは“どうやったらここを抜け出せるか?”と」
    「リアルに生きたいの!
     “偽り”はもういや!(No more fake,shit!)」
    「あなたのために“命懸け”でいたかった」
    「私が言った事よ。あなたじゃない」
    「何にせよ“最高の仕事”をしないと」
    「本当はイギリス人じゃないの」
    「例えば“カーラーで髪を巻く”のも生きるため。
     皆、生きるために色々やるのよ」

リッチー「陰で僕の悪口を言ってるって?」
    「君は“彼のリスト”に載ってないかも?」
    「イーディス、君が好きだ(I like you.)」
    「君が大統領なら、今頃
     この国はグアテマラになってるだろうな」
    「同業者を4人売れ」
    「FBI(捜査官)をファーストネームで呼ぶのか?」
    「この僕を利用してる? それとも彼を?」
    「宥めてくれ。慰めてくれ。落ち着かせてくれ」
    「“感情の制御”が苦手でして」
    「“不安材料”は、あんたの奥さんさ」

カーマイン「“顔を見て話したい”性分でね」

ロザリン「電子レンジは栄養を奪うの」
    「分かってるのよ(I know who you are.)」
    「人って“腐った生き方”しか選べない時があるのよ」

テレジオ「そいつは誰だ? 農家の親父か?」

FBI「その釈明書には、正気を疑うね」
   「巨悪を倒す筈が、かすりもしてないぞ」
   「(真相を)知るのは、何年も後だ」

※「昔から“最高級の香水”には“汚いもの”が入ってるの」
 「何事も運命だ
 「生きるためには、何かを殺さないと
 「君の決める事じゃない」
 「“誰かを脅す”必要があれば、喜んで」
 「顔を見て、伝えたかった
 「これは“駆け引き”だろ?」

アーヴィン「これから(エリントンを)聴く?」
シドニー「今から? ・・いいわ」

アーヴィン「満足か?」
ロザリン「満足よ」

アーヴィン「彼らはマフィアか?」
※「いや“ビジネスマン”だ。カジノ(運営)のプロさ」

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2013年9月29日 (日)

☆『エリジウム』☆

3連休(第2弾)のフィナーレを飾った23日(月曜)。ご近所のシネコンである“MOViXあまがさき”へと繰り出し、観て来たのは・・前作『第9地区(2009)』の鑑賞以来、その「薄汚(うすぎたな)スゴい世界観」にすっかり魅了されちゃった(=^_^=)ニール・ブロムカンプ監督の新作『エリジウム』である。

前作では、ヨハネスブルク(南アフリカ共和国)を舞台に“異星人と人類を繋ぐ役割”を担わされた(?)冴えない中年男=ヴィカス(演:シャールト・コプリー)を巡る物語が紡がれたワケだが・・今回は製作費も前作(3千万ドル)の約4倍(1億1500万ドル)に跳ね上がり「更に、やりたい事をやろうとした」制作陣の姿勢・意気込みを強く感じた。

その一方、舞台となった未来のロサンゼルスの風景は、何だか(前作の)ヨハネスブルクとさほど雰囲気が変わっておらず、それはそれで安心するやら、代わり映えのなさにガッカリするやらだった。

あそこまで世界観が似てしまうと、どうしても(その監督の)過去の作品と比べてもしまうワケで(・ω・)

21世紀。地球は人口増加と環境汚染により、その荒廃を加速させていた。ごく少数の超富裕層は地上を棄て、宇宙居住地“エリジウム”へと移住、不老不死不滅の生活をこの“理想郷”で享受していた。

半面、貧困や難病に喘ぐ多くの人々は、天空の果てに浮かぶ“エリジウム”を見上げながらも(地球の)重力を離れる事が出来ずにいた。

スラムと化した、混沌のロサンゼルス市街。

孤児である少年=マックスは聡明な少女=フレイに出会う。マックスは「将来、金持ちになって切符を手に入れ、君をあの“エリジウム”へ連れていく」とフレイに約束する。

そんなマックスに、育ての親であるシスターは「あなたは“特別な存在”・・いつか“特別な何か”を成し遂げるでしょう」と、予言めいた言葉をかけるのだった。

・・

刻(とき)は流れ、2154年。かつて自動車盗の常習犯として名を馳せたマックス・ダ・コスタ(マット・デイモン)は、3年もの収監を経て更生し(?)、現在は“アーマダイン社”のロボット工場で整備工として真面目に働いていた。

そんなある日、彼は作業炉内の事故により、致死量の照射線を全身に浴びてしまう。「余命わずか5日」と診断され、解雇されてしまったマックスは、再会したばかりのフレイ・サンティアゴとの約束を思い出し「“エリジウム”に密航し、最先端の医療用ポッドに入りさえすれば、臓器不全を完治させ、生き延びる事が出来る」と確信する。

彼は街の闇商人=スパイダーに接触を試みる。

“エリジウム”に潜入するためには、高度な「防衛システム」を突破しなければならず、マックスはスパイダーと“共闘”し、ハッキングを手助けして貰う代わりに、地上に住む“エリジウム市民”を拉致し、その脳内から情報を盗み出すと言う「大罪」を犯さなければならなくなる。

マックス達は「標的」を“アーマダイン社”のCEO=ジョン・カーライルに定める。

“エリジウム”に向かう彼のシャトルを墜落させ、カーライルの脳にケーブルをダイレクトに接続する事で、膨大な極秘情報にアクセスしようとする彼らだったが・・そこに現れたのは“エリジウム”の防衛長官=デラコート(ジョディ・フォスター)の密命を受け『“エリジウム”に関わる厄介事』の始末を一任されている組織“CCB(民間極力局)”に所属するトップ・エージェント=クルーガーとその配下の乗る攻撃ヘリ(?)だった・・

「荒廃した地上」と「理想郷である“エリジウム”」の存在を対峙させつつ描く設定こそは、正直「手垢着き過ぎでベタ過ぎる!」ワケであるが・・そこに過剰なまでの「暴力的な味付け」を施し、キッチリと“ブロムカンプ色”を滲み出させてる辺りは、ファンも納得の出来だった(=^_^=) ただし、それ故にか「主人公が地上でもがく前半~中盤」は観ててフラストレーションの溜まる一方だし「舞台が“エリジウム”に移ってからの後半~終盤」は「如何にもスタジオで無難に撮影してるな~」って感が満載で、正直、期待した程のワクワク感はなかった。

「今までに観た事のない映像群」を過剰なまでに(=^_^=)期待してただけに、その点に対する失望感も少なくなかったワタシ。

まぁ本作で評価すべきは・・

・「109分」と言う、驚くべき“尺(上映時間)”の短さ!

・『戦火の勇気(1996)』以来かも知れぬ、マット・デイモンの死にかけ&薄汚れたヴィジュアル(おい!)

・それに比肩するエージェント・クルーガーの汚さ・・って言うか、演じたのがシャールト・コプリーって事!

・クルーガー様の駆使する斬新かつ残虐な兵器(戦闘用ガジェット)の数々!

の4点だろうか。

連想したのは『銃夢/ガンム(1993)』や『天空の城ラピュタ(1986)』と言ったアニメーション系であるが、それ以上にまず浮かんだのは『未来惑星ザルドス(1974)』と『ロボコップ(1987)』だったか(=^_^=)

テンポも良かったし、観てて“虫酸(むしず)の走って来る”までの敵キャラの不愉快さは近年稀に観る(?)インパクトだったワケだが「マット・デイモンを主役に迎え、ジョディ・フォスターをその対極の位置に据える」と言う“豪華なスペック”を実現させたにしては「マット・デイモンのファンも、ジョディ・フォスターのファンも、双方がスッキリしない」脚本となっていた。この2人ってば、或いは“共演”と言えるシーンも、殆どなかったんじゃないかなと思う。

アクション面で、最も「美味しいトコ取り」をしてたのは、案外クルーガー役のコプリーだったような。1度なんか、至近距離で手榴弾が炸裂し、まさに“フェイス/オフ状態”となっちゃうんだけど、、それでも尚、本筋に絡んで来るトコ(しぶとさ)はなかなか!

マックスがどちらかと言えば「防戦一方」な言動に終始してたのに対し「破壊専門キャラ」とし、やりたい放題やっててイキイキしてたのは、誰がどう観てもクルーガーの方だった! 是非「残虐行為手当」を支給したげたいトコだ(ピットファイターかよ!)。

地上パート(?)では、妙なウェザリング(汚し加工)を施し、無骨なパーツ群で武装した「日産GT-R」が登場するが、あの下品な改造(改悪?)は『マッドマックス(1979)』の“インターセプター”や『ロボコップ』に登場する“SUX-6000”にも劣らぬ存在感を放っていた。

2大(?)ヒロインであるハズのフレイ、デラコートの両者に関しては「現在に於ける設定」のみが用意され「どのような経験を経て、今そこに居るのか?」と言う流れは殆ど描かれなかった。それにより、さほど感情移入出来なかった点も勿体なかったな。

観終わって、しぶとく残るのは・・監督の趣味とも言うべき(?)「端々に見受けられる、過剰なスプラッタ描写」程度なのかも知れないけど、、次作に向け「キッチリと期待値を高め、維持してくれる」・・そんなブロムカンプ監督の佳作と言えよう。

~ こんなトコも ~

・タイトルの『エリジウム(Elysium)』は“希少金属(レアメタル)”として知られる『イリジウム(iridium)』とは何の関係もなさそうだ(プラグかよ!)。

・主人公の幼少期から、既に“エリジウム”は上空に浮かんでた(って事で“築年数”は結構イッてるみたい)。建設に至る経緯をもっと知りたかった。

・「災難」に遭った直後から、主人公の運命が劇変する(周囲と共に、色々な面倒に巻き込まれてく)展開は、まんま『第9地区』のテイスト。

・(やはり)ジョディ・フォスターは“SF作品”と相性が良くないんやろか? 『コンタクト(1997)』の頃を思い出した。シ※ニー・ウ※ーバー女史のように「“選り好みせず”の心境」を持ち、もっと“雑食主義”で仕事に向き合わはっても良い気がする(・ω・)

・後半では、※※※※さんの唐突&呆気ない“退場っぷり”に「あ・・続篇ないんや」と気付かされ、何処かホッとさせられる(=^_^=)

・「アナログで汚い世界」と「デジタル化&ネットワーク化の極まっとる、ハイテク設定」の絶妙なハーモニーが素晴らしい!

・後で考えたら「前半の乾いた世界観」こそが“本作の見所”と言えたのかも。

・「エリジウム市民は逮捕出来ない」と言う“ルール(の設定)”をもっと駆使し「更にクレバーな脚本」を見せて欲しかった!(オムニ社員みたいに)

・「主人公が死ぬかどうか」の結果は、カーライル社長の気分1ツで決まったようなモノか?

・あないに「爆薬兵器(?)」を持ち歩く奴をこれまでに観た事がない(⌒~⌒ι) 気温による“誤爆”とかは考えないのか?

・こんなにロスらしくないロスの街並も珍しかった。

・“エリジウム”の全体的な形状を眺めてて、ふと「クリスピースナック(菓子)」が食べたくなって来た。

・将来的にも、高級ブランド「ブルガリ」は超富裕層に愛される存在であり続けてるようで。

・「ラヴ・ロマンス」や「ファンタジー」と言った要素は、意図的かつ徹底的に排除されてた(×_×)

・「服従しない者」に対するロボットの行動は“不寛容方式での対応”と解説されてた。

・労働者と経営者の“格差”は、チャップリンの『モダン・タイムス(1936)』を彷彿とさせてくれる。

・地球上から可搬式のロケット弾を発射し“エリジウム”に密航しようとする機体の撃墜を試みる・・と言う対応では、どうにも「後手過ぎる」と思うンだが。

・『フェイス/オフ(1997)』では、せいぜい「千切れた耳介」の修復(再建)を行える程度だったが、本作では「吹っ飛んだ顔面(全体)」ですら完璧に復元してた!

・(劇中で)主人公に関わった人物は、取り敢えず片っ端から「医療ポッド」に入っといた方が“照射線の影響”を考えるに・・安心出来る気がする。

・着てるシャツの上から強引に“エクソスーツ”をボルト止めで装着させる「荒っぽさ」がスゴい! その時点で「外す事」なんざ考えてないじゃん。。

・「あそこまでの最重要人物」を「あんなとこに住まわせておく」措置は“エリジウム”運営側の大きな愚挙と言えよう。

・痛み止め(?)であるカプセル剤『マイポロール』の効き目が知りたい。

・汚くて最悪な環境で、最低な施術師に自らの大手術を任せなければならない・・と言うシチュエーションは『マイノリティ・リポート(2002)』に於ける「※※移植術」に匹敵する怖さやろな。

・携帯型(?)の“バリア発生装置(電磁シールド?)”の描写が鮮烈だった! たぶん日本のロボットアニメの影響もあるんでは?

・“狂犬”には、例え「尖ったもの1ツ」として、与えてはならない。

・“エリジウム”のようなデザインの宇宙コロニーは「スタンフォード・トーラス型」に分類されるそうで。

・主人公の“脳”が物語のカギを握る辺りの設定は『JM(1995)』路線って感じか?

・デラコートの上官である“エリジウム”最高権力者=パテル総裁の人物像が殆ど掴めなかった。

・ヒロイン=フレイ役を演じたアリス・ブラガさんの魅力は余り引き出せてなかったような気がする(・ω・) 何だか『M:i-2(2000)』でヒロイン役を演じたタンディ・ニュートンを観た時のような印象だ。

・“エリジウム”内で逃走を図る時、マックスが喉に通されたチューブを引っこ抜くんだが、それが「予想を超える長さ」で、観てるだけで「オエッ」となってしまう(×_×)

・カーライル社長役を演じたウィリアム・フィクナー。本作では、良い意味で「クリストファー・ウォーケン路線」を巧く踏襲してるようにも見受けられた。これからも「ヒトクセある役柄」を演じ続けて欲しい(=^_^=)

・“エリジウム”の人口は(公式サイトによれば)8000人との事。本作終了後の「人口激増」が懸念される(⌒~⌒ι)

~ こんなセリフも ~

マックス「いつか“エリジウム”に連れて行くと誓うよ」

    「俺にカネがあるように見えるか?」

    「荷物の中身? ヘアケア用品かもな?」

    「君に逢うためなら、右腕だって折るぜ」

    「これには事情が・・説明を・・」

    「動かない!(I got jam.)」

    「“あそこ”に行きたい」

    「“上”への切符をくれ」

    「何故カバが助けたのか・・今は分かる

フリオ「1年だけ復帰しろよ」

   「不安か?(Nervous?)」

スパイダー「カネの問題じゃねぇ(This is Priceless.)」

     「“引き受けてくれる奴”を捜してた」

     「飛び回ってる奴らを振り回せ」

デラコート「これは、この“理想郷”を永く保つための行動ですわ」

     「今や“理想郷”は瀕死よ・・政治的な病巣によって」

     「レベル5以下の局員は退去せよ」

     「あなたはせいぜい資金調達パーティーでもどうぞ」

     「もういい・・無駄よ」

クルーガー「奴の頭には“天国の鍵”が」

     「俺は“子供の前での乱暴な振舞い”が嫌いでね」

     「観たか? 母親の“保護本能”だな」

     「いいか?(Look at me.)」

     「女房が欲しかったが、誘惑が多過ぎて

      今まで所帯が持てなかった。

      しかし・・あんたは俺を“その気”にさせる」

     「おっと、口数が減ったな?」

     「しっかり押さえてな」

     「抜けよ・・刺さっただけだ」

     「ビビるな。まだやれるだろ?」

部下「俺と来な(Rise and Shine.)」

工場長「此処で働けて幸運だな」

シスター「世の中には、色々と“理不尽な事”があるの。

     でも、あなたは“特別な存在”なのよ」

    「此処から観ると美しいわね。

     でも、あそこから観ると此処も美しいわ。

     “何処に生まれたのか”を忘れないでいて」

    「あなたには“特別な才能”が。それが

     “天の定め”なの。あなたは、そのために生まれた」

サンドロ「最悪の展開だ!」

マチルダ「包帯してるのね? あたしのもあげる」

サンドロ「たっぷり切るぜ!」

マックス「・・痛いのか?」

サンドロ「勿論痛いさ・・猛烈にな」

マックス「俺の身体に何をした?」

サンドロ「与えたのさ・・“道”をな

マックス「それ以上聞きたくない。どうせ“悪い結末”だろ?」

マチルダ「“ハッピーエンド”よ」

マックス「今の話で“カバの利益”は?」

マチルダ「お友達が出来たわ」

クルーガー「残りは始末しろ」

部下「嬉しいぜ、ボス」

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2013年9月24日 (火)

☆『ウルヴァリン:SAMURAI』☆

22日(日曜)の夜、ご近所のシネコン「MOViXあまがさき」へと繰り出し“レイトショー”で鑑賞して来たのは、何となく“B(級)なかほり”のプンプンとにほひ立つ、新作アクション作『ウルヴァリン:SAMURAI(notサムライミ)』だった。 ←因みにその予想も案の定、的中した!(=^_^=)

ヒュー・ジャックマン主演による『X-MEN』シリーズ最新作。

早くも6作目らしいが、考えたら、ちゃんと(これまでの)全作を律儀に観てる気がするなぁ、オレ(苦笑) にしても、第1作ってば、もう「13年も前の制作」ってんだから、ハリウッドの時間の流れってホントに速いなぁと感じる。

初期3部作の中心メムバーだったミュータント役の(俳優の)皆さん、その後もお変わりなくお元気なのだろうか?

(まぁワタシが心配する事もなかろうけど)

1945年8月9日。「不老不死(&治癒能力)」と「両拳に秘められた合金(=アダマンティウム)製の爪」を特徴とするミュータント(突然変異により生み出された超人)=“ウルヴァリン”ことローガン(ジャックマン)は、太平洋戦争も末期の日本・長崎の郊外にいた。

日本軍の捕虜収容所の地下に囚われて(?)いたローガンは、青年士官=矢志田市朗が上官と共に自決しようとするのを止める。彼に「付いて来い」と促し、2人が地下壕に飛び込んだ直後、長崎上空ではB29の投下した「(広島に続く)特殊爆弾」が炸裂し、地上は焼け野原と化してしまうのだった・・

刻(とき)は経ち、現代のカナダ。

雪に覆われし山奥で世捨て人のように暮らすローガンは、毎夜のように悪夢に苦しめられていた。夢の中では、今は亡き恋人=ジーン・グレイ(ファムケ・ヤンセン)が隣に現れ「ジーンの暴走を阻止するべく、結果的に彼女を殺める結果」となってしまったローガンは今もなお責め苛まれ続けるのだった。

そんなある夜。

野生の灰色熊(体長約3.5m)を狩るため「背後から毒の矢を射た」猟師をとあるバーで懲らしめていた(?)ローガンのもとに「矢志田の遣い」を名乗る赤毛の東洋人の少女=ユキオが訪ねて来る。ローガンに『断斬(だんざん)』なる名の、ひと振りの日本刀を手渡した彼女は「これを渡すよう頼まれて来た」と伝えると共に「矢志田が亡くなりかけている。彼のいる東京まで一緒に来て欲しい」と用件を切り出す。

当初は気乗りしなかったものの、生来の義理堅さから(?)15時間をかけ東京に降り立ったローガンとユキオ。

日本を代表するハイテク企業『矢志田産業』をたった1代で築き上げた矢志田市朗は、今や老いて、ガンに全身を蝕まれていたが、ローガンに対し「君の望む“永遠の苦しみからの解放”を与えられるのはこの儂(わし)だけだ。君の“永遠の生命”を儂に呉れ」と懇願する。そのいきなりな申し出に戸惑うローガンだが、程なくして矢志田は息を引き取る。

彼の亡くなった3日後には、その遺言状により孫娘であるマリコ(真理子)が産業の総てを継承する事が内定していたが、それを快く思わないのは、政界にも手を伸ばしつつある市朗の息子でありマリコの実父=信玄(真田広之)だった。

一夜明けての盛大な告別式。東京タワーを間近に望む「増上寺」で行われたこの式に参列するローガンだが、そこでかねてから敵対している広域暴力組織“ヤクザ”が、マリコを連れ去ろうと暴挙に及び、ローガンはまたもや黒幕の姿も見えぬ激闘に身を投じるのだった・・

監督が『17歳のカルテ(1999)』『アイデンティティー(2003)』『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道(2005)』『3時10分、決断のとき(2007)』のジェームズ・マンゴールドって事で、ある種の“抑制”が効いてるのかと思いきや・・やっぱり(=^_^=)「嗚呼、勘違いニッポン」な演出が暴走し続けた126分だった(⌒~⌒ι)

「誰か、止めたれよ!」と心中で思いつつも「ああきっと、東京では毎夜、撮影終わりに“ジャブジャブな接待漬け”の監督周辺だったんやろな~」と羨ましさに苦笑を抑えられなかったり(=^_^=)

まぁ、このマンさんも前作が『ナイト&ディ(2010)』だったワケだし、肩の力を抜いて色々とふざけながら撮ってみたい時期なんかも知んない。そう言う意味では「殆ど深刻さの伝わって来ない、おバカ娯楽作」にはきっちり仕上げてくれてましたな、うむ。

おお、そう言えばジャックマンとマン監督ってば『ニューヨークの恋人(2001)』以来の再タッグなんやね。2人とも面識は全くないが(=^_^=) 何だか他人事ながら、妙に嬉しい気分になったり。

しかしアレです。折角ニッポンを舞台に選んでるってのに、(あそこまでの)日本人キャストの「少なさ&マイナーさ」ってどうなんでしょう? ヒロイン関係はモデルさんで揃えてる(TAO、福島リラ)そうだけど・・お2人とも、確かに「海外ウケ」はするご尊顔かも知れませんが・・(後略)

で、作品をグイグイ牽引してくれるか?! と期待してた信玄役の真田さん・・観終わってから、正直「特別出演レベルだったんか?」と思った。殊に、中盤過ぎで“退場”してしまわれるとは、、物語の核心にも関わってないみたいだし(・ω・)

その他のキャストは、殆どが韓国系やら日系人の方々・・あ、ロシアンなお姉ちゃん(スヴェトラーナ・コドチェンコワ)もお1人・・

そうそう。本作でも、エンドロールが始ると同時に、数人がシアターから出て行ってしまったが(まぁ“レイト”やしね)・・その後に「本編の2年後」ってシーンが少しだけ「オマケ的」に描かれる。

そこで意外な人物が(2人ほど)登場し、ローガンに接触して来るのにびっくり! ローガンの吐いた「・・どう言う事だ??」のセリフを、シリーズ(特に3作目)を知る観客の総てが呟いてしまった事ではなかろうか?

って言うか、そこまでやってしまうなら「もはやジーン姐さんが生きとっても、何ら不思議じゃない」ってな「非人道的レベル」な脚本にも到達して来るんじゃなかろうか? 或いは、この演出によりマンさんは「次もオレに(監督を)やらせてや~!」ってなメッセージを世界に放ったワケやろか?

~ こんなトコも ~

・日本が舞台にも関わらず、、さほど日本キャストに恵まれず(×_×)

・ヒロインは“残念顔”揃い(←個人の感想です。)

・真田さんは重要人物の筈だが、さほど産業の運営に関わっておらず、(恐らくは)「黒役」の策謀も知らされず?

・真田さんはやはり『47RONiN』との掛け持ち出演にムリがあった?

・ヴァイパー(毒蛇女)は妙にあっけないし「シリーズのボス」を名乗るにも存在感不足が否めない。『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997)』に於ける、ポイズン・アイビー(演:ユマ・サーマン)程度の立ち位置か?

・ヒュー・ジャックマンだけに頼っていては、もはや「本シリーズ」は牽引出来ない?

・原田の「カタコトな日本語」ってばどうよ?

・原田役を演じたウィル・ユン・リーは『007/ダイ・アナザー・ディ(2002)』のムーン大佐(←全身改造前)を演じてたしとなんやね~。今回は「良いしと」「薄いしと」で印象の終わってた感が。。

・増上寺で盛大な葬儀⇒そこに刺客⇒⇒後半で「敵の要塞」に向かう⇒ラストで意外な黒幕が姿を現す・・と来れば、これはもう『死亡の塔(1980)』の物語構成しか思い浮かびませんなぁ~。たまたまなの?

・真下にプールがあったにせよ、あの高さから転落して無傷なあいつは不死身のミュータント? ローガンに顔面を何度もドツかれてもピンピンしてたし。

・ファムケ姐さんの「あの立ち位置」はもはやヒロインと言えましょう!

・長崎から東京への移動が速すぎ! (わざわざ)アウディで往復する神経もどうかしてるんじゃないかなぁ?

・「増上寺」「秋葉原」「上野駅」はあんなに近い距離なのか?

・都内のパチンコ店で追いかけっこするシーンは『デッドヒート(1995)』へのオマージュやろか?(あちらでは、仙台市内のパチンコ店内でカンフーバトルが展開される)

・「新幹線の屋根の上で、ヤクザらと戦うシーン」の珍妙さは最高! ヤクザたちが次々と屋根から転落する(吹っ飛んで行く)んだが、何となく「誰も死んでない」ように思える、その“コメディタッチですらある空気感”は、演出しようと思ってもなかなか演出出来るもんじゃないぞ(爆笑)

・(新幹線で)ヤクザたちはマリコを「殺害しようとした」のか「拉致しようとした」のか、どっちだったんやろ?

・「新幹線の屋根」ってば“サンルーフ仕様”になってんの?

・剣道の立ち会いでは「蹴り技」も許される?

・長崎の郊外(南)にある某日本家屋(一応「矢志田家の別荘」らしい)での2人(ローガン&マリコ)の雰囲気が『ラストサムライ(2003)』に於けるトム・クルーズ&小雪に似てた。

・ラストでいきなり「2年」も経つが、、その間の物語は、、割愛??

・巨大銀甲冑(シルヴァー・サムライ)の暴れ演出ってば、何だか『未来世紀ブラジル(1985)』『ドラゴン/ブルース・リー物語(1993)』『エンジェルウォーズ(2011)』のノリだった(=^_^=)

・森法務大臣の警護はいないのか?

・てっきり森法務大臣を演じてた男優さんに関し「エグザ※ルのメンバーのしと?」と勘違いしてしまった(⌒~⌒ι)

・本作を観てると「人間、逝く時に逝っとかないと、後々“余計な生前の印象の悪さを遺す”事になるよなぁ」と思えてしまう。

・本作は「東京タワーあれど、東京スカイツリーなき世界」だった。

・金属製の、直径の小さなピンが(床面に)無数に並べられてる治療用のベッド。その寝心地を是非試してみたい(=^_^=)

・とにかく「主人公が悪夢を観る」シーンが多かった・・と言うか、多過ぎた。

・今回の“ウルヴァリン”は物語上の成り行きから、全体的に「精彩を欠いてた」印象が強い。もう少しスカッとした見せ場も欲しかったなぁ。

・終盤の雪降る宿場町(?)は、東京都心から500キロの距離との事だが、どの辺りのイメージやろ? 私的には木曽界隈かなぁと思ったが(・ω・) 戦国時代に城塞があり、700年の歴史を持つ忍者組織の郷との事で、三重県(伊賀)とか滋賀県(甲賀)の周辺かな?

・『ラストサムライ』に登場の刀剣には“今昔有神奉志士”の銘が彫り込まれてたが、本作の『断斬』には“不老不死不滅”とあった。

・ユキオと言う名は「雪緒」なのか「(三島)由紀夫」から来てるのか?

・ユキオの能力は「未来予知」なんだが、良く外れるし、余りパッとしなかった。

・カナダから東京に向かう特別機の座席にも「日本刀ホルダー」をちゃんと設置しといて欲しかった。

・初対面でマリコに「汚い男(caveman)」と言われてたローガン(⌒~⌒ι) 『ラスサム』の小雪さん風に言えば「耐えられない、獣の様な臭い」を撒き散らしてはったんやろか。。

・クズリは“貂熊”或いは“屈狸”と漢字表記するそうだ。

・パチンコ店の奥(従業員控室の壁)に貼ってあった「7大接客用語」が気になる~(=^_^=)

・ローガン&マリコの1泊した『いい夢ホテル』に興味津々。因みに彼らが選んだ部屋は『地下牢』『ナースの部屋』『火星探検』ののウチ、どれでしょう?? ・・ 正解は本記事の1番下に(=^_^=)

・「能力抑制装置」って事は・・あの昆虫(?)ってば、生物じゃなく機械だったのか?

・劇中で使用された由紀さおりの『生きがい』って曲にも興味あるぅ(=^_^=)

・「村で武芸大会が開催される」・・って、この国では良くある習わしなんやろか?

・「ノストロモ」と「ノブロウ」は、全く違う名前だし、響きだと思うのだが。。

・「ヤッチマイナ~!」で来るかと思いきや、本作では「ヤッチマエ~!」だった。

・少なくとも「現代のハリウッドに於いて“最もタンクトップ姿の似合う男”」ちぅ事実だけはきっちりと証明してくれたジャックマン。ブルース・リー、ブルース・ウィリスに次ぐ立ち位置か?(他にも色々とおられましょうけど、、)

・ここから先の物語の鍵を握るのは「矢志田産業」から「トラスク・インダストリーズ」へ。 ・・ってどんな企業だっけ?

~ こんなセリフも ~

ローガン「止せ! 未だ行くな。今はまだ早い」

    「・・居たのか・・消えるな」

    「揶揄(からか)うのか?」

    「・・俺にやらせるな(Don't make me do this.)」

    「車を停めろ(Pull over,now.)」

    「俺は、昔の俺とは違う」

    「この刀は、何時か貰いに来る」

    「婚約したら、こんな馬鹿は止めろ」

    「英語で言え!」

    「気に喰わない」

    「この先は観るな」

    「殺す価値もない」

    「(お前の)仲間はあれだけか?」

    「おい、こっちだ!」

    「俺は別れを言いに来た・・サヨナラ!」

    「俺は兵士だ。もう隠れてはいられない」

ユキオ「雇い主が『刀と借りを返したい』と」

   「断わるのは、礼儀に反するわ」

   「矢志田は、兵士が求めるのは“名誉ある死”と

    “苦痛からの解放”だと」

   「お年寄りの提案を断わるなんてね」

   「(未来は)鍵穴を覗く感じ」

   「今のあなたは、前とは違う」

   「元気でね(Be well.)」

マリコ「総てに意味があるの・・

    日本人じゃないと、分からないでしょうね」

   「ジーンって誰?」 ←繰り返すから怖い(⌒~⌒ι)

   「何時か平和は来る・・

    人は必ず立ち直れる・・貴方も」

   「死にたかった訳じゃない」

グリーン「この私に“何か”を感じさせてくれるなら嬉しいわ」

    「なら、敬ったら?」

    「私は“虚無主義者”で“資本主義者”なの」

    「先代が貴女を選んだのは“弱い”からでは?」

    「“口が堅い”から雇われたの」

    「私は“男と言う毒物”さえ受け付けないわ」

矢志田「“永遠の生命”とは苦しみ。

    多くを失い、やがては生き甲斐も尽きる」

   「あの時も今も、儂は死にたくない」

   「日本の刀は、両手で持つのだ」

   「“永遠の生命”にこそ意味があるのだ」

信玄「(父との)別れは済んだろう。洞窟へ戻れ」

  「お前は“人形”だ」

  「こいつら、相当な愚か者だな」

  「この細長い国には、上りと下りの2つの

   線路しかないと言うのに」

  「・・捜しに行かんか!」

日本兵「観ろ! 敵だ! 敵機襲来だ!」

   「広島と同じだ!」

   「矢志田、早くしろ!」

ヤクザ「ビデオ撮ってんじゃねぇぞ、コラ!」

ジーン「酷い出血ね・・また“ヒーロー(気取り)”を?」

   「“貴方が愛した者”は死ぬの」

森大臣「政界の地位は永続しない」

原田「俺を信じてくれ・・難しい事か?」

磁力翁「“暗黒の力”が存在する。我々を滅ぼそうとしている」

   「君以外にも“能力を授かった者”がいる」

   「君の力を借りたい」

矢志田「お前も早く逃げろ!」

ローガン「あれは“B29”だ。逃げ切れる訳がない」

女店員「貴方もハンター?」

ローガン「・・今は違う」

ハンター「ど、毒なんか塗ってないぞ」

ローガン「なら、毒は廻らないな」

ローガン「俺は此処で死ぬのか?」

ユキオ「此処でじゃない」

ユキオ「ナイスになったわ」

ローガン「・・屈辱的だった」

ユキオ「何故(下に)プールがあると?」

ローガン「知らなかった」

ユキオ「もう心は決まった?」

ローガン「まずは離陸だ」

ユキオ「それから先は?」

ローガン「成り行きだ」

マリコ「狂ってるわ」

信玄「いや、やっと目覚めたのだ

ジーン「来たのね」

ローガン「勿論だ」

ローガン「信用出来ない」

磁力翁「しなくていい」

追記:3択クイズの正解は『火星探検』でした。

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2013年7月 6日 (土)

☆『エンド・オヴ・ホワイトハウス』☆

6月30日(日曜)の夜。

JR尼崎駅と直結の商業施設「COCOE(ココエ)あまがさき」上層階にあるシネコン“MOViXあまがさき”で観て来たのは、公開期間も後期に近いと思しき(?)サスペンス/アクション作『エンド・オヴ・ホワイトハウス』だった。

「平日・夜の鑑賞」ってば、なかなかに厳しい現状だし、ここは1ツ“レイトショー”で頑張って観て来るか~と思ってたら、早くも上映開始時間があと30分後にまで迫って来ており焦った(×_×)

慌てて自宅を飛び出しクルマを走らせると・・20分ほどで到着。あ、意外と近かったのね(⌒~⌒ι)

んで、シアター内は・・予想通り「ガラガラ」で、観客はワタシを含め3~4人程度だった。。

合衆国大統領=ベンジャミン・アッシャー(アーロン・エッカート)を警護するシークレット・サービスの現場主任=マイク・バニング(ジェラルド・バトラー)は、クリスマスの夜に起こった“とある悲劇的な事件”の責を負う形で、財務省の閑職(デスクワーク)へと転属になる。

それから1年半後。独立記念日から一夜明けた7月5日、韓国からイ大統領が訪米。

対北朝鮮政策等を話し合うべく、ホワイトハウスにイ大統領を迎え入れたアッシャー大統領だが・・刻を同じくし、チェサピーク湾方面から飛来した“謎の軍用輸送機(ロッキード「C-130ハーキュリーズ」改)”がワシントンD.C.上空に侵入、地上の人々を無差別にガトリング銃で殺傷しつつホワイトハウスに迫る。

同時に地上では“謎の武装集団”が自爆行為や乱射を展開しつつ、ホワイトハウス敷地内に難なく侵入。瞬く間にこの“難攻不落(だったハズ)の大統領府”は制圧されてしまう。

会談を中断し、地下のバンカー(核シェルター)に避難する両大統領だが・・彼らを警護すべきチームの中に、テロリストの首謀者や裏切り者が紛れ込んでいた事から、合衆国は史上最大の危機に立たされる事となる。

たまたまワシントン(ホワイトハウス界隈)におり、テロ攻撃を目の当たりにしたバニングは、現場を長く離れていたブランクに一抹の不安を覚えながらも、大統領とその愛息=コナーを救出すべく、単身ホワイトハウスへと向かい、孤独な戦いを開始するのだった・・

奇しくも、ほぼ同時期に、ほぼ同様のネタを扱ったローランド・エメリッヒ監督の『ホワイトハウス・ダウン』の公開が控えてもおり「観較べてやろうかい!」と考えてる“ホワイトハウス・テロファン(←どんだけピンポイントなファンやねん)”も少なくないと思われるが・・ネットでの評価がなかなか好調だったのもあり、楽しみに観に行ったワタシだが・・

まず「25年経って、まだ『ダイ・ハード(1988)』の亜流をやっとんかい!」と突っ込めてしまった。

「あのホワイトハウスがアッと言う間に占領される!」「事もあろうに、合衆国大統領がテロの人質になる!」「『007/ダイ・アナザー・ディ(2002)』ばりに、K国が“ガチ侵攻”して来る!」辺りのネタ的なインパクトこそはムチャクチャに大きいんだが、如何せん『ダイ・ハード』と『エアフォース・ワン(1997)』と『ザ・シークレット・サービス(1993)』の辺りの“美味しい部分”を抽出してツギハギっただけやんか! と(誰もが)率直に突っ込めるのである(・ω・)

尚かつ『ダイハ前』『ダイハ後』と言われるまでに、サスペンス作品の歴史を変えてしまった「あの作品のインパクト」の水準にまで全然至っておらず、そこは残念だった。

観客の脳裏から、さっさと記憶の欠落して行きそうな、その程度の作品の域を出てなかったと言おうか。

キャスティングも総じて印象が薄く、頑張ってた主人公=ジェラルド兄さんも『300(2007)』の時の“あのインパクト”を殆ど出せておらず、それより以前に『オペラ座の怪人(2004)』を観た時に感じた「このしとの、この印象の、ここまでの薄さって何やろ?」って気持ちを再び覚えてしまった。

もっともっと筋肉強化&ごっつい面構えメイクに“変身”する方が、このしとの場合は相応しいのかも知んない。

いや、むしろ「悪役路線に特化」した方がお似合いだったりするんかも(・ω・)

インパクト不足と言えば、折角の(念願の?)大統領役を演じたアーロンさんも同様で、後半で巻き込まれる火災なんかで頭部の左半分が焼けただれてしまい、ゴッサムの病院に搬送されたけど、やっぱり巧く治りませんでした・・ぐらいの「あの作品(2008)の時の鮮烈さ」を再び我々に見せつけて欲しかったなぁ(⌒~⌒ι)

また、K国絡みの悪党・・と言えば、これはもうザオ様(リック・ユーン)しか思い浮かばないワケで(=^_^=) 本作でも、画面に登場するや否や「ひょっとしてお前やろ!」と誰もがその正体(?)をたちまち見抜いてしまえる事だろう。

んでもこの男優さん、若い頃は五輪出場資格を得るほどのテコンドーの達人だったらしく(←ウィキ情報)、本作の終盤では、鮮やかな回し蹴りをジェラルド兄貴に決めてくれてた! スタントさん(起用)じゃなかったら、コレはなかなかの美麗度を誇る蹴り技だったと思う!

総じて、色んな方面に「重要(そうな)キャラ群」を配し、群像劇(タッチ)を気取ってはいるんだが、大した活躍場面もないまま“退場”する人物もちらほら見受けられ、そこもちょっと(脚本の完成度的に)気になった。

って事で「今までにない大作」を期待すると「なんじゃそりゃ!」と突き落とされる事必至だが(←そこまで言うたんなよ)そこそこのエンタメ作と割り切って観たら、さほど怒りも湧かないんじゃないだろうか(=^_^=)

しっかしワシントン市民がムチャクチャ死んではったなぁ(×_×)

~ こんなトコも ~

・またもや、リック・ユーンは“(K国系ネタの)物議作”で悪党を好演してくれた。

・敵ボスの「極悪さ」はやや薄めだった。部下に与える“恐怖感”“支配感”もさほど醸し出せてなかったか。『ダイ・ハード4.0(2007)』の“お坊ちゃんボス”みたいな?

・我が国=日本には劇中で全く言及されず、その点は悲し過ぎた。ハリウッドはもはや日本を相手にしてない?

・「ケルベロス・コード」ってのは、何処までリアルな設定なんやろ?(3者が絡むからケルベロスなのか?)

・大統領の息子=コナーにまつわるドラマはイマイチ。「中盤までのアイテム」扱いに過ぎなかった。『刑事ジョン・ブック/目撃者(1985)』の少年(演:ルーカス・ハース)みたいな扱い。

・冒頭で展開される、大統領車列(計5台?)の起こす大事故の真相はなんだった? てっきり「先頭車の運転手が頭部を狙撃された!?」と思ったがそうじゃないの? 結局、劇中で(その後)全く詳細が振り返られる事もなく、全くワケが分からんかった(×_×)

・ライバルキャラ=フォーブスとの「心理戦」は、描きようによって「斬れ味鋭い、更なる緊迫感」を与えられたんでは?

・おまけに両者の「戦闘スキル」に格差があり過ぎた。。

・テロ側のキャラ群に個性なし!

・『ダークナイト・ライジング(2012)』やら『オブリビオン』やらと、相変わらずやたらと忙しそうなモーガン・フリーマン翁ではある。

・マイクが(警護の)現場を離れて1年半も経つのに、全くホワイトハウス内のセキュリティ関係が更新されておらず、爆笑モノだった。何処までOBを信用しとんねんな。

・ワシントンD.C.の観光招致ムーヴィーには、多分向いてないと思われ。。

・ワシントン記念塔(全高:169m)の倒壊シーンを眺めるのは『マーズ・アタック!(1996)』以来だったワタシ。

・「C-130」のパイロットは、結局何がしたかったんやろ? 目立ちたかっただけ?(おい)

・イ大統領、チャーリー(合衆国)副大統領のキャラが異常に薄かった! キャラ造型すら掴めぬままだったぞ。

・合衆国、韓国共に、側近に対する身上調査はああまで杜撰なんやろか・・

・衛星携帯電話の「盗聴」「妨害」は出来ないと言う設定だったが?

・リア・バニング(ラダ・ミッチェル)の“終盤の受難”にムチャクチャ不安さをかき立てられたが・・特に何も気にする必要はなかった。

・ラストバトル。「頭部にナイフでとどめ」って演出は『沈黙の戦艦(1992)』に対するオマージュか?

・主人公の苦悩ぶりが中途半端で断片的だった。

・側近の裏切りが“肉付けなさ過ぎ”で説得力に欠けた。後で本人、猛省してたし(⌒~⌒ι)

・国防長官=ルース・マクミラン(メリッサ・レオ)の烈女ぶりが凄まじかった!! 瞬間風速的にジュディ・デンチ(2012)、メリル・ストリープ(2006)、グレン・クローズ(1997)らの「ヒトクセ女優陣」を圧倒してましたなぁ!!

・強烈な武器で銃撃されると、防弾チョッキなんざ(着用してようが)全く何の役にも立たないようである(×_×)

・改めて、米国の「全世界に於ける大戦抑制ぶり」を強調してくれてた。国連については取り上げられてもなかった(・ω・)

・特殊部隊の不甲斐なさが光ってた後半。貴重なヘリの6機のうち5機もが撃墜されてたし。。

・結構な高さから仰向けに転落しても、少し失神しただけで無事な主人公! え? 何で?

・テロ犯らの単独行動が多過ぎた! ペアかそれ以上にしとけば、何とか出来たハズなのに。

・C-130があと2機もあれば、ホワイトハウスを完全倒壊されられたんじゃ?

・冒頭のボクシングシーンは『ブロークン・アロー(1996)』へのオマージュか?

・劇中、大統領は“小包”と、その息子(コナー)は“プラグ”の暗号名で呼ばれてた。同様にホワイトハウスは“ポリンパス(オリンポス)”だった。

・アッシャー大統領の公邸(ハウス)が陥落・・ってネタ、はエドガー・アラン・ポォの小説『アッシャー家の崩壊』のダジャレ(の延長)みたいな思い付きやろか?

・韓国では「同志」の事を「同務」と言ったりするようだ。

・屋上の「弾痕で穴だらけとなった星条旗」が引き下ろされ、地上にうち棄てられるシーンは、米国の観客からすればかなりな衝撃度なのだろう。

・大統領執務室の壁の絵の裏側は「隠し金庫」になってるらしい。リバティ島と自由の女神の絵だった・・かな?

・ホワイトハウス内の寝室(2階)には「リンカーン・ベッドルーム」って呼び名があるそうだ。

・1949年、当時のトルーマン大統領により大規模な(ホワイトハウスの)改修工事が行われたとの事。

・ホワイトハウス屋上に設置された新型対空砲『ハイドラ6』の威力が凄まじい。「矛盾」と言う言葉があるが、本作に限っては「矛」の方が(「盾」よか)はるかに強かった(=^_^=)

・字幕担当は松浦美奈さんだった。

・終盤で、とある重要人物が腹部(?)を銃撃され、失血状態となり「もうアカンな・・」と(観客に)思わせる顔色(いわゆる土気色)に変わるンだが・・次のシーンで急に顔色が良くなり、立ち上がって(支えながらも)歩くまでに回復!! さては、ジョン・グ※ドマンにこっそり貰ってた“例の薬物”を使ったんやな?(⌒~⌒ι)

・アシュレイ・ジャッドのファンには悲しいだけでしかない本作(×_×) 『サイモン・バーチ(1998)』の時のお母さん役と同じぐらい悲しい(泣)

~ こんなセリフも ~

マイク「ロープを背に戦うと? 老人のように?」

   「お前は此処に残って“砦”を護れ」

   「やり過ぎるなよ」

   「“小包”と外へ出る」

   「RPG!!

   「英語を学んだ事は? 俺は“口を割らせる方法”を学んだ」

   「済まんな・・“愉快そうな奴”だったのに」

   「英語で言え!」

   “お前を殺し、名誉を回復してみせるさ”

   “さっさと始末を付けようぜ”

   「・・“その名”を何故お前が知ってる?」

   「お前に出来る償いが、1ツだけある」

   “忙しくてね・・いい事だな”

   “書類仕事が山積みなもんでね”

   “誰も信用出来ないな?”

   “その銃の最期の1発は、自分のために取っておけ”

ベン「おい、大統領を殴るな」

  「最悪の1日だな」

  「立候補した事に、少しだけ後悔を」

  「彼らは我々の国を冒涜したが、

   一方で、再生への希望を与えた」

ルース「絶対に、墓石に彫って欲しくない。

    “戦わずに死んだ”とは」

マギー「大統領は妻のイヤリングも選べないの」

   「今キスした事は“国家的機密”に」

カン「私は“掌握する者”だ」

  「軍は15分で此処に駆け付けるそうだが、

   我々は13分で此処を制圧した」

  「統一朝鮮の繁栄のためだ」

  「君は大統領夫人を死なせ、じき大統領も死なせる事になる」

  「韓国の諺にこうある・・

   “100度の目撃も、1度の体験に劣る”とな」

  「お前たちも“苦しみ”と“飢餓”を味わえ」

  「また失敗したな?」

デイヴ「俺はあんたに投票しなかった」

   「・・俺は道を誤った」

アラン「政府は100%機能しています」

   「試練の刻こそ、国家は強くなります」

   「私が質問しない限り、黙っていろ!」

   「これで・・我々は韓国を失った」

   「“地獄の口”は今、開いた」

狙撃兵「・・出来ない(Negative.)」

マギー「ヒゲを剃ろうかと思うの」

ベン「・・悪くないね」

ベン「ヒゲを剃るのは止めろ」

マギー「あら? 私の話を聞いてくれていたのね」

マイク「今だってお前を倒せるぞ」

デイヴ「“ドミノゲーム”でか?」

カン「“この男”を警戒すべきか?」

デイヴ「・・ちっとも」

ベン「・・後悔するぞ」

リン「大統領の生命がかかっているわ」

マイク「いや、それ以上だ」

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2013年6月30日 (日)

☆『アフター・アース【日本語吹替え版】』☆

23日(日曜)の夜。

ひとたびクルマを走らせれば、実は最も近距離にある(と思しき)シネコン“TOHOシネマズ伊丹”に初めて行き、そして初めて観て来たのは「父子の絆を描いた、壮大なスケールの冒険物語」とも言える『アフター・アース』だった。

上映時間の都合がつかず、夕刻の回、それもよりによって(=^_^=)【日本語吹替え版】を選ばざるを得なかったワケだが、それはそれでダラッと観る事が叶い、ちょっとばかしラクだった。

それにしても! この“TOHOシネマズ伊丹”であるが、チケット販売カウンターが全くレイアウトされず、代わりに販売機がズラッと並んでるのが何とも衝撃的だった! こんなの初めてである!

機械がいっせいに壊れたらどうするんやろ? などとつい考えてしまうが、カウンターの受付スタッフがいっせいに発狂する可能性よりは「はるかに低い」と運営側が入念に検討した結果の採用なのだろう(=^_^=)

これはこれで「ちょいとした見所だねこりゃ」ってトコである。

西暦2025年。

自らの住む惑星(ほし)の自然環境を深刻なまでに破壊してしまった結果、人類は母星=地球から遠く離れた植民惑星“ノヴァ・プライム”に移住せざるを得なくなる。そして1000年が過ぎた・・

“ノヴァ・プライム”には、人間が恐怖を感じた際に全身から放つ「臭気」を敏感に感じ取る“アーサ(URSA)”なる盲目の巨大生物(クリーチャー)が多数存在し、人類はなす術もなく次々と殺されて行くのだった。

そんな中、伝説の戦士=サイファ・レイジ(ウィル・スミス)が「“アーサ”に感知されない戦士=ゴースト」としての能力を覚醒させ、人類の窮地を救う。

“ノヴァ・プライム”の植民を護るために組織された軍隊=ユナイテッド・レンジャーの最高司令官(将軍)となったサイファに課せられたのは“アーサ”と互角以上に戦える“ゴースト”の養成と、自らの後継者を育てる事だった。

西暦3072年。

レンジャーの候補生のひとり、13歳のキタイ・レイジ(ジェイデン・スミス)は、類(たぐい)まれな潜在能力こそ秘めているものの、精神的な弱さを克服する事が出来ず、レンジャーの卒業試験の落選結果を教官に告げられ、落ち込んでしまう。

その日、任務から帰還したサイファは、愛する妻=ファイア、そしてひとり息子=キタイとの束の間の団らんを楽しむが、次なる“引退前の最期の任務”にキタイを「候補生」の扱いながらも同行させる事を決め、妻子に告げる。

翌朝からの任務は、大規模な小惑星嵐に遭遇したアクシデントにより、大きなプランの修正を強いられる。そして、致命的なダメージを負った宇宙船“へスパー号(HESPER)”は空間移動(ワープ)を試み、その結果近くの惑星に不時着(≒墜落)をする事に。

着陸時の衝撃で“へスパー”の船体は前後2つに分離。

生き残った船員は、どうやらレイジ父子だけだった。

両脚に重篤なケガを負ったサイファは、100km彼方に墜落した船体後部に収納されている、救難ビーコン(発信器)を捜し出し、それを稼働させる任務をキタイに命じる。

惑星上には、凶暴化した動物が至る所におり、酸素もまた希薄だった。

崖を登り、ジャングルを駆け抜けるキタイに、獰猛な野猿(?)や猛毒を持つヒル、毒蛇などが次々と襲いかかる。

父子が生き残りをかけ走破を試みる、その危険な惑星こそは・・はるか昔に人類の住んでいた、かつて“地球”と呼ばれた星なのだった・・

殆ど何の予備知識も仕入れず観に行ったもので・・エンドロールで本作の監督があのM・ナイト・シャマラン(!)であると知り、激しく驚かされたものである(=^_^=) ←結局、ソレが本作で最も驚かされた点かも(=^_^=) てっきりロ※ランド・エメリ※ヒ辺りのしとかな~とか思ってたので。。

約100分と言う上映時間の短さ(だけ)は嬉しかった(=^_^=) 「スケールのどデカそうな物語が、一体どうやって100分程度にまとめられるんやろ?」と不思議に思ったが(←この辺りは『宇宙戦争(2005)』を劇場に観に行った時の、あの気持ちと同一である)・・本作の場合、エッセンス(骨格)のみを抜き出せば「舞台が1000年後の地球」なんてな“壮大な設定”すらも(必ずしも)マストではなかったように、観終わった時に感じてしまった次第(⌒~⌒ι)

かつてのウィルスミと言えば「年末ハリウッド大作に欠かせぬお祭り男」みたいな立ち位置を、我々に見せつけてくれる事も多かったが・・本作に限って言えば「夏場向けの、父&息子の(SFの皮をかぶった)キャンピング&サバイバル映画」と評せなくもなさそうだ。

(僕らの望む)シャマラン作品らしさは特になく「風呂敷(=作品世界)の広げ方」にせよ「観客を驚嘆させるオチ」にせよ、全然期待(キタイ)値には満たなかったワケだが・・「一見、緻密で取っ付きにくそうな世界設定に固められてるようでいて、実際にはスキマだらけの、何にも考えずに観る事の出来る作品」ってトコでは、ファミリー層にもおススメ出来るかも知んない(・ω・)

~ こんなトコも ~

・“ノヴァ・プライム”は惑星の名前だが、パッと聴くと『トランスフォーマー(2007)』に出て来る(隊長格の)ロボットの名と勘違いしそうになる。

・せめて「人類が移住を決意する展開」「その後、1000年もの年月が経過した」って辺りは、もう少し映像を絡め、丁寧に描いて欲しかった。セリフとかだけじゃ説得力に欠けますってば。

・“アーサ”を運搬する装置の「安全性の欠如ぶり」こそがやたらと怖い(=^_^=)

・ユナイテッド・レンジャーの訓練ぶりがどんなものか、そこもワクワクしてたが、ただ単に屋外をランニングしてるだけだった。そんなんじゃ恐怖は根本的に消せんだろうが!(まずは自らのスタミナに自信を持つトコから・・って事か?)

・少年&少女のレンジャー候補生がもっといても良いと思ったが。「14歳」って年齢が大事なのでは?(←それは別なアニメだ)

・救世主=サイファが現れるまでの人類は、どうやって“アーサ”から生き延びて来たんやろ? 1000年間の歴史のうちの、わずか数年前レベルの“アーサ”出現だったんか、その辺りが完全に把握出来てなかったワタシ。。

・凶暴な生物がちらほらいたぐらいで、大して「危険な惑星」にも思えなかった。空気の薄さとか、昼夜の気温差とかの問題なんやろか?

・「ヒル」が道中で一番危険だったように思った(=^_^=)

・『パルプ・フィクション(1994)』『ザ・ロック(1996)』以来の(?)「心臓注射」シーンは、やはり観てて気分の良いモノではない。。

・“ももんがジャンプ(ウィングスーツ)”はまんま『トランスフォマー/ダークサイド・ムーン(2011)』だったし。

・「タイムリミットのある作品」で、主人公の失神する演出はあまり好きじゃないワタシ。『ニック・オヴ・タイム(1995)』よりも“失神演出の質”が悪かったように思えた。

・なんであそこまで大鷲(?)に気に入られたのかが余りピンと来なかった。

・大鷲(?)と虎(?)の激闘シーン(?)は、敢えてレイ・ハリーハウゼン調の“ストップ・モーション・アニメ”で描いて欲しかった(=^_^=)

・枕元(?)に現れた姉=センシ・レイジの“ゾンビ顔”は、シャマラン監督の「せめてものファンサービス」だったんやろか?

・洞窟にて、壁画の脇に(新たに)壁画を書き連ねるシーンは、ちょっと知的な感じがした。

・ビーコン発信後の“余りにも”な救援の速さには、誰しもが苦笑してしまうんではなかろうか?(=^_^=)

・シャマラン監督は何処に出てたんやろ? ランニングしてた中の1人か?

・クレジットはジェイデン君が先だった!

・“へスパー号”の造型は、カブトガニみたいな不細工さで最悪だった(=^_^=)

・劇中、古文書みたいな扱いで読まれてる書物はメルヴィルの小説『白鯨』だった。「破布(えいはぶ)船長」とか出て来そう(=^_^=)

・大してフォローしてくれてなかったサイファを観てると『スパイ・ゲーム(2001)』のレッドフォード教官を思い出した。

・『エグゼクティヴ・デシジョン(1996)』のセガールばりにぶっ飛んで行ったにしては、しっかりベルトに全身を固定した姿で横たわってるサイファ将軍。その辺りの不可解さが“ゴースト”と呼ばれる所以(ゆえん)か・・

・本作の感想を問われたら『デイ・アフター・トゥモロー(2004)』の逆設定みたいな作品やね? と答えとけば、それなりに知的に聞こえるような気がする(=^_^=) ←「個人の感想」です(=^_^=)

・火山の頂きでは、有毒ガスや温度の問題は大丈夫だったんか?

・崖を登るキタイは、普通の鎌(?)みたいな道具を手にしてた・・

・“宇宙ロケ”は殆ど金をかけてなかった。

・食事&排泄シーンは一切なかった。人は空気のみにて生くるに非ず、、

・猿(?)の集団も、みぃんな恐怖を感じちゃったんやろか?

・主人公の某少年(=^_^=)は、気絶し過ぎで運が良過ぎだった。

・“へスパー”のパイロット2名はアレだけの出演??

・センシは武器(=C40:カトラス)の携行を赦されてたので「レンジャー」だったのか?

・『アポカリプト(2006)』っぽいテイストもあった。序盤で仕掛けといた“ワナ”が終盤で役立つ・・みたいな演出にも期待してたが。。

・「ヒゲなきウィルスミ」はややもすればインパクトに欠けるか(×_×)

・クリーチャー(=アーサ)の造型の月並さは観ててかなり萎える

・巣の雛鳥たちの辿った運命は悲し過ぎる(×_×)

・“ホットスポット”が点在するなら、そこに動物が集合するんではないのか?

・グッズの造りにくそうな作品だった(=^_^=)

・レンジャーが「飛び道具」を一切装備しておらずアホっぽかった。

・制作サイドは“ドラゴ※ボール”“超サ※ヤ人父子”辺りの設定を研究し尽くし、脚本を練り上げたんやろか?

・嗅覚が異常に発達してると思しき“アーサ”だが、劇中の行動を眺めてると、主人公から100キロ先で、いつまでもウロウロしてたようにも感じた。

・川下りのシーンでは、何となく『アギーレ/神の怒り(1972)』を思い出した。

・“アーサ”に殺られちゃった“へスパー”乗組員の有り様は、いわゆる「百舌鳥(もず)の速贄(はやにえ)」状態だった(・ω・)

・『ザ・ワイルド(1997)』もこんな感じのストーリーだったやろか? もう既に忘れちまってます。。

・サイファ将軍ってば、任務戻りの翌朝からまた次の任務なんか! もうちょっと休めよ。

・レンジャーの着用する“ライフスーツ”は、身に迫る危険により、色が白⇒黒に変わるが・・殆ど「観客向けの仕様」だった。

・ヤン・デ・ボン監督級に“華々しさ”の消えたシャマラン監督。

・10kmを50分で走れなければレンジャー失格らしい。わしは・・死ぬな(×_×)

・火山の頂きに登ると・・雪が降り積もってたように思ったが、アレは火山灰だったんかな?

・本作のロケは「北カリフォルニア」「コスタリカ」「ユタ」などで行われたようだ。

~ こんなセリフもありました ~

キタイ“地球の話を聞いた事がある。

    楽園だったらしい・・人間が破壊するまでは”

   「戻らない! 僕は生きる!」

   「僕は臆病じゃない!」

   「怖くはないが、疲れた」

サイファ「話す時は何処を見る?

    「席を立つ時は許可を求めろ。

     ・・却下する!」

    「君の心を・・そして家族を取り戻したい」

    「仕事以外でなら“思い違い”はあるさ。

     妻ならそう答えるだろう」

    「大丈夫か? 立てるか? (身体に)異常はないか?」

    「今、私が言った事を復唱してみろ」

    「此処が何処だか分かるか? ・・此処は“地球”だ」

    「警戒し、危険を避けろ」

    「膝をつけ。今、この場に気持ちを集中させろ」

    「次の指示まで“通常の行動規則”に従って進め」

    「自分の力を信じろ・・“必ずこの場を収められる”と

    「冷静になれ」

    「瞬(まばた)き出来るか?」

    「その時、総ての動きがゆっくりになった」

    「恐怖はまやかしだ。実在などしない。

     恐怖を生むのは自らの想像力だ

    「人は未来に囚われ、未来を恐れる」

    「恐怖は自分次第だ

    「聞こえてる。俺は此処にいる」

    「頼むから気付け・・良く見ろ」

    「恐怖を煽るための罠だ・・立ち止まるな」

    「とにかく走れ!」

    「気持ちを集中させろ」

    「起立する。早く立たせろ」

センシ「恐怖以外の事を感じるのは良い事だわ」

   「此処に入れば“臭い”が消せる」

ファイア「あの子が欲しいのは“父親”なの。“司令官”じゃない」

見張り「サインを見てなかったのか?」

   「ゴーストになれるのは“恐怖を打ち消した者”だけだ」

   「恐怖を感じたら、全身の毛穴が開き“臭い”が放たれる」

※「何事にも“初めて”はあるものですね」

サイファ「どうした?」

キタイ「・・観てなかったの?!」

キタイ「どうすりゃ良かった? どうして欲しかった?」

サイファ「大切なのは“お前がどう思うか”だ

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