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2014年12月 7日 (日)

☆『菅原とうふ店』の親父さん、亡くなる☆

高倉健さんに続き、いぶし銀で「任侠上がり」な名優、菅原文太さんがさる11月18日に亡くなられた。
享年81。

恥ずかしながら、彼の代表的な主演作である『仁義なき戦い(1973)』シリーズや『トラック野郎(1975)』シリーズを1作も観てない(或いは幼少期に観たかも知れないが、覚えてない)ワタシからすれば、何も語る資格はないのだろうが・・

記憶に残っているのは、これまた彼の俳優人生の中盤以降の出演作品となる『太陽を盗んだ男(1979)』やら、更に後年に助演された『わたしのグランパ(2003)』『妖怪大戦争(2005)』だろうか。

『太陽を〜』では、主人公であるアンチヒーロー(なの?)教師を演じた沢田“ジュリー”研二氏の「企て」を阻止せんとする、警部役を熱く演じておられた。クライマックスでは、ビルの屋上に彼を追い詰めたトコで、揉み合ってそのまま2人とも転落しちゃうんだが・・主人公が「電線に当たって跳ね返り、命拾いする」のとは対照的に、モロに地球とキスする形で“退場”する無念さが忘れられない。。まぁ、どちらにせよ、都民はまとめて「消失」しちゃう的な展開だったんだけど。

『グランパ』は、筒井康隆氏の原作小説そのままな、渋いじい様を好演しておられた。「常に着流し姿」なこだわりの生き様がカッコ良かったなぁ・・ 本当にベストなキャスティングだった。
「極道系ジュブナイル」とし『セーラー服と機関銃(1981)』に勝るとも劣らぬ、マスターピースな1作と言えるのかも知れない!

『妖怪〜』では、名セリフ「小豆(あずき)は体(みがら)に良(え)ぇけぇ(←決して広島弁じゃなかったけど)」が印象的だったな。

また、ご本人公認だったのかは分かんないけど、コミック『頭文字(イニシャル)D』に登場する、劇中最強の“峠ドライバー”でもある、市井の豆腐屋の親父=藤原文太のモデルは、きっとこの方だったんだろうなと決め打ちたい。

“残侠”の呼び名も相応しい、ベテラン男優さんの度重なる訃報・・ 改めてご冥福をお祈りいたします。

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コメント

周囲の人々から、ぶんたさんの訃報を嘆く人の声がケンさんの時よりダイレクトに伝わってきたのは意外でした。

どちらの名優さんにしても、御冥福をお祈りいたします。
なんかこういうの、淋しいですね。続けての訃報に自分の今後をを鑑みたりします。


投稿: ぺろんぱ | 2014年12月 9日 (火) 19時25分

ぺろんぱさん、ばんはです。
コメントが余りに遅くなり、申し訳ありません、、

間もなく今年も終わるんですね・・ 夏以降、特に月日の過ぎるのを早く感じました。

>周囲の人々から、ぶんたさんの訃報を嘆く人の声がケンさんの時より
>ダイレクトに伝わってきたのは意外でした。
>どちらの名優さんにしても、御冥福をお祈りいたします。

ぶんたさん、私的には『アウトレイジ/ビヨンド』や『永遠の0』なんかにも客演して頂きたかったところです。

特に後者、田中泯さんの演じておられた「あの役」のぶんたさんヴァージョンを是非観てみたかったものです・・

>なんかこういうの、淋しいですね。続けての訃報に
>自分の今後をを鑑みたりします。

デ※ィッド・キャ※ダインさんのように、ある種「おいおい!」って突っ込める的な亡くなられ方も衝撃的なんですが
「お変わりなく、まだまだ頑張っていかはる事だろう」と思っていた方々が、このタイミングで立て続けに去られるのも淋しいものですね。

あのおふたりのように「誰かの心の中に、いつまでも記憶の残る」よう、せめて善行を積んで残りの人生を歩んでゆきたいものです・・が・・
(←なんでそこで「が」が入るねん)

投稿: TiM3 | 2014年12月31日 (水) 02時00分

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