☆高倉健さんのこと☆
さる11月10日。
日本を代表する俳優=高倉健さんが83歳で亡くなられ、その記事の中で初めてこの人の本名を知った。
自宅のHDDレコーダ内には、いつぞや地上波放送された、主演作『駅/STATION(1981)』が録画したままとなっている。いつか、ゆっくりと観たい。
健さんと言えば、思い出すのは以下の作品である。
さほど、この人の「若かりし頃の“とんがった”演技」を知らないワタシとしては、主演作と言うより、助演で光っている(後年の)作品群の印象が強かったりもする。
『宮本武蔵 巌流島の決斗(1965)』・・中村錦之助主演。何と、健さんは佐々木巌流(=小次郎)役を演じておられた!
『ゴルゴ13(1973)』・・野心的な(?)本作では実写版「初代・デューク東郷」を好演! 主演なんだけど・・ひょっとしたら、健さんの俳優人生の中で「黒歴史」っぽい位置付けなのかも知んない(⌒〜⌒ι)
『刑事物語(1982)』・・シリーズ第1弾。健さんは、何とラストで“不器用”に登場! 私の中では、この作品における健さんの登場の仕方が「最も鮮烈」だった気がする(=^_^=)
『ブラック・レイン(1989)』・・松本警部補役を好演された本作では、健さんは何と実年齢=58歳だったそうだ!
因みに、実家の本棚には、数少ない健さんの著書「南極のペンギン」が置いてあった気がする。絵本みたいな、エッセィみたいな作品だったが、改めていま読み返せば・・より健さんの伝えたかった事を、読み取れる気もする。
ご冥福をお祈り致します。
追記:後日観た追悼番組で、健さんの語ったとされるこんな言葉があった。
手っ取り早いものに、心は宿らない
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コメント
>『ゴルゴ13(1973)』
そうですか、そういう作品にもご出演だったのですね。
「好演!」とのことで新境地開拓?的なこともあったのでしょうか。
遺作となった映画の撮影時に健さんにとっては異例とも言える??ドキュメンタリー撮影の同時進行も許されたというのは、もしかしたらその頃から病の存在をご自身がひしと感じ取っておられたからかなぁ、と思ったり。
ご冥福をお祈りいたします。
投稿: ぺろんぱ | 2014年11月27日 (木) 12時25分
ぺろんぱさん、どもです。
今週も体力回復し切らないウチに月曜となり、1週間の始まりです(=^_^=)
まぁ、仕事があるだけでも感謝しなければ。
>そうですか、そういう作品にもご出演だったのですね。
>「好演!」とのことで新境地開拓?的なこともあったのでしょうか。
演じ切ってるはるんだけど、見た目には「いつもの健さん」だったようにも思います(=^_^=)
因みに、2代目デューク東郷を演じたのは、パンチパーマもお似合いのサニー千葉さんでした。こちらも、長回しなシーンで、瞬きをせずに頑張って演じてはりましたっけ。
>遺作となった映画の撮影時に健さんにとっては異例とも言える??
>ドキュメンタリー撮影の同時進行も許されたというのは、
>もしかしたらその頃から病の存在をご自身がひしと感じ取っておられた
>からかなぁ、と思ったり。
そうですね・・
あ、そうだ。
最近知って驚いたのは、中国圏で1番知名度のある健さん主演作のタイトルなんですが、
『君よ憤怒の河を渉れ』
と書いて「きみよふんどのかわをわたれ」と読むそうなんです。
私的には、どう考えても「きみよふんぬのかわをわたれ」とちゃうんかい!
と思うんですが、そう読めと言うのなら、これはもう仕方ないですネ。
投稿: TiM3 | 2014年12月 1日 (月) 01時27分