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2014年11月 3日 (月)

☆『ぱいかじ南海作戦(2012)』☆

地上波デジタルで放送されたものを録画し、2日に分けて鑑賞した。

離婚+失業で「総てを失ってしまった」傷心のカメラマン・佐々木(阿部サダヲ)が辿り着いた南の島で体験する、サバイバルな日常をコミカル&チープに描いた作品である。

阿部サダヲと言えば「演じるキャラの造形により、大きく当たり外れのある男優さん」だと評価しているワタシ(⌒〜⌒ι)

当たってると言えば『舞妓Haaaan!!!(2007)』『謝罪の王様(2013)』
外れてると言えば『なくもんか(2009)』『夢売るふたり(2012)』

なんかを挙げたいトコ。まぁ『太平洋の奇跡/フォックスと呼ばれた男(2011)』みたいに「イヤな役」で実力を発揮したはる作品なんかは「当たってる」と評せるのかも知れないが。

本名は「佐々木」なのに、とっさに「宮本」と偽名を口にしてしまうトコも「負ける側(=小次郎)がイヤで、勝つ側(=武蔵)を思わず名乗ってしまう」心理状況が何となく分かる気もして微笑ましい。って、後でややこしくなるだけなんだが、、 まぁでも、本名が「本位田(ほんいでん)」じゃなくて、まだ良かったじゃん(=^_^=)

本作の見所は「人死にの皆無な(安心して観られる)作品世界」「外見的な感情描写(ときにハイテンションな喜怒哀楽)と共に放たれる、常に客観的かつ冷静なモノローグ(独白)のハーモニー」だろうか。仲間が次第に増えてゆき、彼らが意外に豪華な出演陣(永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希、ピエール瀧、浅野和之ら)なのにも驚かされたり。

因みに、劇中でネタにもなってるが、タイトルの「ぱいかじ」は「沖縄方言で“南風”の意」だそうで。

〜 こんなトコも 〜

・原作は椎名誠さんによる同名小説。
・序盤のキャンプで、主人公は何を喰わされたのだ?
・ラスト、イントレ(撮影用の足場)の搭載された筏に飛び乗った主人公は、海原を何処へ向かう?
・って言うか、あれってハッピーエンド?
・「別れたあのしとと再会する展開」は敢えて必要だった?
・冒頭、上空から堕ちて来るビールの瓶は・・飛行機の窓から落とされたのか?
・あれはやはり『ミラクル・ワールド/ブッシュマン(1981)』に対するオマージュなの?
・「落とし穴に堕ちたイノシシ」を退治するシーンは、良い意味で「転」となってる。

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