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2014年11月 3日 (月)

☆『ザ・タウン(2010)』☆

「W※WW※Wで放送のプログラムを録画した」とされるDVDを借り、鑑賞したのはベン・アフレック監督・脚本・主演のクライム・サスペンス佳作『ザ・タウン』である。

因みに、本作は、公開当時に(住んでいた)香川県高松市のシネコンで観た作品でもある。

で、調べると・・2011年2月9日(水曜)の事だった。こちらに記事があるので参照いただけたら幸いです。

ベンアフ兄さんの2本目の監督作。次に手がけた(3作目)『アルゴ(2012)』も佳作と評せる完成度なので、本作辺りから「才能を発揮し始めた」と言えるのかも知んない。まぁ、初監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007)』が未見なので、総じての評価は「まだ」下せない次第だが・・(・ω・)

銀行強盗事件の頻発する街、ボストン・チャールズタウン。

そこで生まれ育った主人公=ダグ・マクレイ(ベンアフ)は、幼馴染である親友=ジェームズ“ジェム”コフリン(ジェレミー・レナー)らと結成した4人組を率い、市内の銀行を襲っていた。

しかし・・ある朝、襲った銀行の女性支店長=クレアの(事件後の)行動をマークするため近付いたダグは、彼女との交流の中で“これまで頑(かたくな)だった自身の信念”の揺らぎを知る。

一方、FBI捜査官=アダム・フローリー(ジョン・ハム)もまた、強盗団を壊滅させるべく、クレアに接触を試みるのだった。

「強盗業から足を洗い、クレアと別天地で暮らす夢(の実現)」を真剣に考え始めるダグ。そんな彼に、町の顔役=ファーガス(ピート・ポスルスウェイト)は、強奪額も失敗のリスクも桁違いの“大仕事”をダグのチームに強要するのだった。

以前も記事に書いた覚えがあるが、やはり「クリス・クーパー」「ピート・ポスルスウェイ」「ジェレミー・レナー」をキャスティングしたベンアフの手腕に感心! 尚、ピートおじさんはこの年『インセプション』と本作(←確かに、かなり痩せておられる)に出演したのが最期の仕事となってしまった。合掌。

また、ウィキによれば・・本作は124分の劇場公開版の他、150分にも及ぶ特別版(エクステンデッド・ヴァージョン)が存在するようだ。今回、観てて「(総じての)テンポの意外な速さ」「全く描かれないフローリー捜査官の私生活」などに若干の違和感を覚えたりしたので、特別版さえ観れば、そう言った総ての点に「合点が行く」のかも知んない(・ω・)

終盤は『レオン(1994)』ばりに“変装プレイ”で絶対の危機を乗り越える強盗団のメムバーたち。そして・・

恋愛ものとしては、やや“切なさ不足”な感は否めないが、、まぁ「主人公が悪人」なんだから、それはそれで仕方ないような気もする。

そう言えば名作『太陽がいっぱい(1960)』のラスト、トム・リプリー(演:アラン・ドロン)が「電話ですよ!」と呼び出され、席を立つシーンを眺めた時にも(←子供の頃だし、TV放送での鑑賞)“かなりな切なさ”を覚えてしまったワタシだが・・あちらも「(更に?)極悪人」なんだから、大人の眼で観れば「ハッピーエンド」と解釈するのが正しいように思えなくもないなぁ。

追記:どなたか、特別版で追加されてる(未公開シーンの)内容を、コソッと教えてくんちぇ〜!

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コメント

はじめまして。
キーラン・ハインズ アルフレッド・モリーナ 似てる
でググッたら、こちらがトップで、お邪魔した次第。
>キーラン・ハインズと、アルフレッド・モリーナを
>間違えてしまった(×_×) ←このお2人、やたらと似てません?
ほんと同感。間違えます。すっきりしました。ありがとう。

ザ・タウンはその当時新作DVDで見ました。
暗い映像(見た目、画面)が苦手なので見始め後悔しましたが、
街の閉塞感から考えると仕方ないかと思い直し、ストーリーもそこそこ面白かったし、
彼女が愚かな女ではなかったところが良かったと感じて、
意外と良かった映画 に仕分けしちゃいました(笑)

また寄らせてもらいます。お邪魔しました。

投稿: いけない子供 | 2014年11月 5日 (水) 12時50分

ベン・アフレックさん、いまや名監督の仲間入りですよね。

ところで、『太陽がいっぱい』のラスト、“かなりな切なさ”をお感じでしたか。今日のTiM3さんの片鱗を、その頃から伺わせていらしたのですね。
かなり切ないですよね、あのラスト。一瞬こわばった表情のあとで少年のような笑顔・・・。

ところで『恐怖の報酬』は私も未だちゃんと観終えたことが無く、(多分同じ放映を)録画して先の三連休には観る積りでした。観たらコメ投稿にお伺い予定でしたがやはり鑑賞叶わず。
先に貴レヴューをしっかり楽しませて頂きました。ありがとうございます。

一回の投稿で二作品へのコメ、失礼致しました。しかも本作そのものには1行目しか絡んでいない・・・重ねて失礼。

投稿: ぺろんぱ | 2014年11月 6日 (木) 19時22分

こんばんは。初めまして、いけない子供さん。
おフランス的に表記すると「enfant terrible」となるのでしょうか・・あ、違うか、、(⌒〜⌒ι)

>キーラン・ハインズ アルフレッド・モリーナ 似てる
>でググッたら、こちらがトップで、お邪魔した次第。

そんなワードでトップ表示されるとは!(=^_^=)
ってか、書いた本人も忘れてたぐらいです。
流石のアルも覚えてないやろなぁ・・ ← って知り合いかい!

>すっきりしました。ありがとう。

お役に立てて、良かった(=^_^=)

>ザ・タウンはその当時新作DVDで見ました。
>暗い映像(見た目、画面)が苦手なので見始め後悔しましたが、
>街の閉塞感から考えると仕方ないかと思い直し、

基本「主人公が街から出るためもがく」物語展開でもありましたね。
ある種「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」でも背景に流れてた「早く、この街を出て行きなよ」みたいなベン・アフレック哲学(?)が繰り返されてたのかも知れません??

>ストーリーもそこそこ面白かったし、
>彼女が愚かな女ではなかったところが良かったと感じて、
>意外と良かった映画 に仕分けしちゃいました(笑)

最後の会話(電話)で「ヒント」を与えるトコが良かったですね。あそこであのひと言があったかどうかで、大きく結末が変わっていた気がします。

>また寄らせてもらいます。お邪魔しました。

頑張って、更新してゆきます(=^_^=)
ペースが遅くてすみません、、(汗)

投稿: TiM3(管理人) | 2014年11月 7日 (金) 01時37分

ぺろんぱさん、ばんはです。
今月はボジョレー解禁ですね(=^_^=)

>ベン・アフレックさん、いまや名監督の仲間入りですよね。

監督としても期待してますし、次の主演作『ゴーン・ガール』にも少なからず期待してます!

>ところで、『太陽がいっぱい』のラスト、“かなりな切なさ”をお感じでしたか。
>今日のTiM3さんの片鱗を、その頃から伺わせていらしたのですね。
>かなり切ないですよね、あのラスト。
>一瞬こわばった表情のあとで少年のような笑顔・・・。

あの映像とあのテーマ曲、切なくならないハズがありません! ズルズル引っ張り上げられる「あれ」からチラリズムな感じで「おてて」が見えるんですが、あれが(今にして思えば)「作り物」っぽかったように記憶してます(=^_^=)

家族で観てた時の家人のコメントが
「誰があの状況で電話して来るねん。とっとと逃げへんと」って感じでしたが(=^_^=) あそこまで寛いでしまってると、もうどうしようもないですね。
『顔』の藤山直美さんみたいに海に飛び込んで、ひたすら泳ぐしかないでしょう ← おい

>ところで『恐怖の報酬』は私も未だちゃんと観終えたことが無く、
>(多分同じ放映を)録画して先の三連休には観る積りでした。観たらコメ投稿にお伺い予定でしたがやはり鑑賞叶わず。
>先に貴レヴューをしっかり楽しませて頂きました。ありがとうございます。

中盤からムチャクチャ面白くなりますよ!

>一回の投稿で二作品へのコメ、失礼致しました。
>しかも本作そのものには1行目しか絡んでいない・・・重ねて失礼。

いんだよ、細けぇことは ← ブラック・エンジェルズ風に(⌒〜⌒ι)

投稿: TiM3(管理人) | 2014年11月 7日 (金) 01時47分

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