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2014年6月28日 (土)

☆『ラスト・べガス(2013)』☆

6月1日(日曜)の夕刻。ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”にて鑑賞して来たのは・・「短めな上映時間(=105分)」と「“絶妙に豪華”な男優陣(=4人)の共演(狂宴?)」なるスペックに食指を動かされた『ラスト・べガス』である。

そのタイトルのダジャレっぽい(?)ネーミングセンスからして、何とも憎み切れぬ感があってよろしい(=^_^=) 因みに、チケットには『ラスト・べガス』と表記されとるが、オフィシャルサイトでは『ラストべガス』となっている。まぁその辺りは「好き好き」ってトコやろかね(・ω・)

尚、余り意識してなかったが、この日は「毎月1日のシネマディ」だったお陰で、1100円での鑑賞が叶った(=^_^=) 結果的には楽しかったのもあり「良い作品を安く観る事が出来て良かった〜」と、たわいもなく感動してしまったワタシである・・

ニューヨークの下町、ブルックリン地区。
“フラットブッシュ(Flatbush)の4人組”を名乗る「チョイ悪」な少年たち・・ビリー、パディ、アーチー、サムは、共通のガールフレンドであるソフィーを交え、いつもつるんで遊んでいた。

・・それから58年後。

4人組の内、頑に(?)シングルを貫いて来た70歳のビリー(マイケル・ダグラス)が、遂に「38歳も年下の恋人」とゴールインする運びとなる。

その吉報(?)を受けたサム(住:フロリダ州、演:ケヴィン・クライン)は、アーチー(住:ニュージャージー州、演:モーガン・フリーマン)、パディ(住:ニューヨーク州、演:ロバート・デ・ニーロ)を伴い、挙式の行われる週末のラスベガス(ネバダ州)へと向かう。

久しぶりに再会する4人。
いずれも“分別ある立派なシニア”のハズが、やっぱり“悪ガキ時代のクセ”が抜けず、ホテルのバーで出逢った女性シンガー=ダイアナ・ボイル(メアリー・スティーンバージェン)に色目を使ったり(ビリー&パディ)、妻=リサの許可を得て「コンド※ム&バ※アグラ携行」で“ガチ浮気”を目論んだり(サム)、持ち出した年金を「カジノ」や「ViP専用バー(のボトル代:1800ドル×4人)」に湯水の如く注ぎ込んだり(アーチー)、プールサイドで開催の“ビキニ・コンテスト”に審査員とし“飛び入り参加(←主催者側を買収)”したり(4人全員)・・ま、つまりは「ワーキャーワーキャー状態」を満喫するのだった。

そんな中、パディだけはビリーの結婚に対し「心から祝福出来ない気持ち」を抱えていた。2人の間には、深く刻まれた“58年越しの感情”が蟠(わだかま)っていたのだ。

一方では「週末を教会の修養所で過ごす」なるアーチーの嘘を見破った息子=エズラが、携帯の位置情報を辿り、親父を連れ戻すべくべガスの地へと向かっていた。

こうして、4人の男と1人の女(ダイアナ)を巡る「人生後半の大きなドラマ」が、新たなる展開を見せようとしていた・・

「劇中で誰も死なない(←設定としてはアリ)」「“その筋”のコワいしとたちが一切登場しない(←設定としてはアリ)」って事で、寛いで楽しく観る事が叶った。それ故に「アクションシーンが皆無」「サスペンス要素に(徹底的に)欠ける」と言った“消化不良感”を覚える観客も少なくないかも知んない(・ω・) また、4人の主演男優陣に関し「ケヴィン・クラインはちょっと“弱い”んでないかい?」と思ってたら、実は「彼を“軸”に物語が進行してゆくスタイル」でもあり、4人の“立ち位置(=置かれ方)”の意外さに少し驚かされたモノである。逆に言えば、デ・ニーロ先生の方が「総じて控え目」なキャラ造型だった(←“武力担当”を貫徹してはおられたが)。

サムが仲間を集めつつ、べガスへと向かう展開が序盤以降に描かれるワケだが、願わくば「道中」や「少年時代」のエピソードもバッサリカットせず見せて欲しかったトコである。

案外、本作に続編が製作される事になったら『ラスト・べガス2』で少年時代の物語が、『ラスト・べガス3』で「仲間の死」及び「再びの結束」を描いた物語が展開されちゃったりするんかも知れない(=^_^=)

屈託のないコメディ作ではあるも、それが故に(?)近年に観た洋画の中では、ワタシの中で「結構なヒット」となった。
全体的なノリとしては、やはり「男性向けなテイスト」なんだが、「赤スーツ着用のモーガン、青スーツ着用のケヴィン、白スーツ着用のデ・ニーロが颯爽と並び歩くシーン」など、女性客を湿らせる(?)ような「カッコいいサービス映像」も点在してるので、(老若男女を問わず)どなたにもおススメしてみたい。

〜 こんなトコも 〜

・互いを「タコ!」「クソ!」と親し気に(?)呼び合ってたサムとパディ。オリジナルではどんなスラング(単語)だったんやろ?
・パディの初登場シーン(現代)で「ニューヨーク州・・パディ&ソフィー」と字幕の表示されるのが印象的だった。
・登場する「ビニオンズ・ホテル(改修工事中)」「アリア・ホテル」は、共に実在のホテルとの事。しかし前者の扱いが良くない(?)のは、制作側と“何か”あったからやろか?
・「ノーブルスタッグ(スコッチ)」「ジン・トニック」「サファイア・マティーニ(「ボンベイ・サファイア(ジン)」を用いたドライ・マティーニ)」「レッドブル・ウォッカ」「ブラディ・マリー」などのカクテルが登場。中でも「レッドブル割り」は面白そうやね。
・アーチーの持ち出した1万5000ドルは「年金の半分」との事。
・カジノ経営者役で、アル・パチーノかアンディ・ガルシアにカメオ出演して欲しかった(=^_^=) 前者の場合、パディが「以前にロスで逢ったか?」と声をかけ、後者の場合、ビリーが「オオサカで死んだと聞いたが?」とカマすのがお約束やろね(・ω・)
・マドンナのヒット曲『Papa Don't Preach(1986)』は「お説教なんて真っ平」と訳されてた。なるほど。
・50セントことカーティス・ジャクソンが、本人役(Himself)でちょこっと出演してる。
・「首部分から注ぎ、両乳房部分から出て来るのを吸って飲む」ってなスタイルの氷製トルソーが登場。男性には堪えられませんな(おい)
・シルク・ドゥ・ソレイユ(?)のメンバーが、パーティーで「シャンパングラス(?)を用いたジャグリング」を披露してた!
・クレジットの「並び順」でモメなかったんやろか?
・4人のプライベートの「過不足ない描き方」が巧い。
・アーチーの妻はどうしたんやろ?
・4人それぞれが「(自身の)近くに“信頼に値する人”が存在していた事」に気付かされるハナシでもあった。
・シニアでもスマホは活用出来る!
・本作に於いても、アース・ウィンド&ファイア(Earth, Wind & Fire)のヒット曲『September(1978)』が「劇中挿入」「携帯の呼出し音」「エンディング曲」・・と大活躍!
・「60年近くも続く友情」ってスゴいし、それ以前に「全員が(元気に)生きてる」ってのがスゴい!(⌒〜⌒ι)

〜 こんなセリフも 〜

ビリー「“伝説のケンカ”になるぜ」
   「最高の気分のまま電話を切るぞ」
   「30年後に逢おう」
   「ここでは、ギャンブルも楽しめるしバーもある。
    皆の“奮闘リポート”を楽しみにしてるぞ」
   「どうよ?(Gentlemen.)」
   「あそこにファザコンの娘が3人はいるぞ」
   「“質問は1ツだけ”と言ったろ?」
   「今夜は昔に戻るぞ!」
   「今頃、俺のマリブの別荘に火を点けてる頃だな」
   「ショーを中断したお詫びの印にこれ(花束)を」
   「出逢ってたったの2日で虜にされた」
   「君を見つめてる」
   「お前たちは“俺の宝”だ・・不細工だけど」
   「おい、逆方向だぞ!」

サム「膝に良い? でも心がボロボロに」
  「股関節は去年だ。で、今年は膝だから、
   来年はきっとタマだな」
  「ノーコメント(I got nothing.)」
  「これは“何かの罠”かい?
  「“ポッケの中のゴム”が出番を待ってるんでね」
  「1つ言っていい? 俺には妻が」
  「審査員? やりま~す!(I do!)」
  「サムだ。因みに“ゴム”もちゃんと持参してる」
  「昼寝の時間だ」
  「股関節はチタン製だから大丈夫」
  「クスリは無用だ」
  「この40年間で最高の出来事を(妻に)話せなきゃ、
   それは最高じゃなくなるんだ
  「フ※ラならアリだけど?」
  「もし当局にチクったら・・死ぬぞ」
  「実に“濃い”週末だった」
  「来年はデ※ズニー・ワールドか?」

アーチー「婚約者は32歳? 俺の痔も32歳だぞ」
    「寝小便してしまった(I peed myself.)」
    「パディが“来ない”方に100ドル」
    「俺たちと楽しもうぜ。その仏頂面を忘れてな」
    「ひと時の仮出所なんだ。賭け事ぐらいいいだろ?」
    「“この手の踊り”は分からん」
    「(それは)置いとけ。楽しんで来い」
    「ひと言、言っとく。セクシーさより、その娘の
     美しさを褒めろ。紳士的に誘え」
    「・・やるもんだ」
    「大人には“大事な付き合い”もある」
    「再び発作に見舞われたら死ぬだろうが、
     まだまだ時間は残ってる。それまでは、
     好きな酒や踊りを楽しみたい」
    「出来れば、お前とも一緒に呑みたい」
    「これはお駄賃だ・・何てね」
    「誠意と愛ほど不可思議なものはない」

パディ「俺たち4人組を侮辱したな?」
   「何の用だ? バットでぶん殴るぞ!」
   「俺なんかに構うな。彼氏でも探せ(Find a man.)」
   「こいつらは止めとけ」
   「隣の娘はウザいが、料理は美味い」
   「昔は“快活で楽しい男”だったのさ。
    妻を笑わせ過ぎて、お漏らしまで」
   「“見て見ぬフリ”が出来ないタチでね」
   「ソフィーも“哀れな俺”を望んじゃいない」
   「ただ死を待つより、生き甲斐のあった方がいい」
   「本当か? 今の話」
   「・・幻だったワケか」
   「お前は女ってものを分かってない。
    女と人生を共にしていない」
   「愛する者を指定する事など出来ない」
   「昨日はガキだったってのに、
    あっと言う間に老人だ。
    心が身体の衰えを受け付けない」
   「ソフィーがいないと、老いを実感する」
   「我ら“無敵の4人組”に」

ダイアナ「拍手は嬉しいけど、あなたたち、
     よほど“娯楽のない街”からやって来たの?」
    「相手の眼を見なきゃ、乾杯じゃないわ
    「べガスなら、と思ったの」
    「お客に訊いてみるわ ・・“構わない”って」
    「眼を見ないと、愛は伝わらないわ

支配人「先ほどはツイてましたね」

サム「元気そうだな」
アーチー「嘘つけ」

パディ「この“アホな帽子野郎”と一緒に行けと?」
サム「この帽子に罪はない。悪く言うな」

アーチー「それ、増毛か? どこから毛を持って来た?」
サム「ケツだろ」

ダイアナ「“ベッド”は得意なの?」
サム「・・覚えてない」

ダイアナ「彼(ビリー)はクズなの?」
サム「・・微妙なとこ」

※「クスリ持ってる?」
サム「血圧のか?」

ダイアナ「あと3回、落ちるわ」
ビリー「何だって?!」

ダイアナ「複雑だわ」
ビリー「ちょっとね」

男性客「ステージを途中放棄する気か?」
ダイアナ「タダで入ったクセに!」

ビリー「美女は“ツレない男”が好きだから」
老女「それって真実ね」

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2014年6月21日 (土)

☆『青天の霹靂(せいてんのへきれき)』☆

5月25日(日曜)の夜、ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”で鑑賞したのは、劇団ひとりの同名小説を原作とする『青天の霹靂(せいてんのへきれき)』だった。

原作(小説)そのものは「2010年刊行」との事だが、劇団ひとりとし「2作目の書き下ろし作品」であると共に「前作『陰日向に咲く(2008)←原作(小説)は2006年刊行』に続く映像化」であり、今回は「“初”監督+脚本+出演」を全部やっちゃってて、そこは確かにスゴい才能であり、類稀(たぐいまれ)なる幸運やなぁ〜と感心せざるを得ない。

バラエティ番組での劇団ひとりの“スゴさ”を(未だに)良く分かってないワタシなモノで、、俳優としての彼の演技(言動)を眺めるに『嫌われ松子の一生(2006)』にせよ『ゴールデンスランバー(2010)』にせよ『8日目の蝉(2011)』にせよ『麒麟の翼(2012)』にせよ「イマイチ弾けてないなぁ」と残念に思ってもしまうワケだが、それはそれできっと「定評のある、彼ならではの“キャラ造型”なんだろうかな」と解釈する事としたい(・ω・)

でもいつか、ドタバタでメチャクチャなアクションコメディを執筆+監督+主演してみて下さい(⌒〜⌒ι)

轟(とどろき)晴夫(大泉洋)は30代後半の平凡な男。学歴も稼ぎもなく、凍える夜に肌を温め合う(?)ような恋人もいない。

かつて「一流マジシャン」を目指した彼であるも、結局は(芸歴20年の)才能が陽の眼を見るワケでなく、今は東京の片隅にあるマジックバー「のぶきち」で酔客を相手にテーブルマジックを淡々と披露している日々・・

自宅アパート「正緑荘」(?)の水漏れで、部屋が水浸しになったりもし、淡々と落ち込む中、荒川東警察署から「あなたの父親である轟正太郎さんが亡くなったので、遺骨を引取りに来て貰いたい」と電話連絡を受ける。

長年、音信不通だった父は、(鉄道の)高架下でテント暮しを続けており、先日に界隈の河川敷で脳溢血により急死してしまったのだった。

父親の“余りにあっけない死”を唐突に突き付けられ、自身の現在置かれた境遇にも情けなさを感じ、川縁で立ち尽くし落涙する晴夫。

そこにピンポイントな白昼の落雷があり、直撃を受けた彼はその場に倒れ込むのだった・・

・・

眼を覚ました晴夫は、何故か“昭和48年(1973年)10月”の同じ場所(河原)にいた。

浅草に向かった彼は、やがてそこで若き日の父母(劇団ひとり、柴咲コウ)に出逢い、自身の出生にまつわる秘密を知る事となる・・

ジャンルとして「タイムスリップもの」に分類されよう本作だが、科学的な考察なんかには(意図的に)全く触れられず「何で?」と疑問を覚える前に、ストーリーがハイペースで展開するため、何となく誤摩化されてしまったワタシである(⌒〜⌒ι) ←本作そのものが「絶妙なマジックのテイスト」を有してたり(=^_^=)

約96分と言う「しんどくなって来ない上映時間」に、ゆったりテンポなドラマを練り込んでるのだが、私的にはどうにも『地下鉄(メトロ)に乗って(2006)』『異人たちとの夏(1988)』を連想させられっぱなしだった。って言うか、本作を観た「ある程度シニアな観客層」ってば、誰もがこれらの作品を連想するんじゃなかろうか?

思いっきりのコメディを期待してたら、さほどでもなく、中でも劇団ひとり演じる轟正太郎なる人物の「劇中で一貫してのやる気のなさ、駄目っぷり」が本作の印象を“残念なもの”に変えてる気がした。いや別に「劇団ひとりがミスキャスト」と言うワケじゃないんだが、もうちょっと気合を入れて「観客を笑わせにかかる“父子共演のマジック&コント”」をたっぷり拝見したかったのである。そちらこそが優先されるワケで、大泉洋による「クライマックスのソロマジックシーン」なんぞは、もっと尺を詰めても良かったぐらいに感じた。

(折角の)過去世界の「広がり」なんかも余りなかったし、柴咲コウの魅力もさほど引き出されてはいなかった。カメオ出演陣も目立たないし、現代に戻ってからの晴夫の境遇の変化(=未来の書換え)みたいなトコも「蛇足的にシーンを追加しろ」とまでは言わないから、せめて「エンディングに於ける静止映像群」なんかでもって、ちゃんと(我々の知りたいトコ)を描いて欲しかったものだ。例えば『WOOD JOB!(ウッジョブ!)/神去なあなあ日常』のエンドロールのように。

また、劇団ひとりってば「ホームレス(の方々)に対し妙なシンパシーを感じてる」のか“彼らはね、決して侮れない方々なんですよ”とでも「伝えたがってる」風を感じた。「ホームレス」と「人情コメディ」をくっ付けるその思考は、やはりチャップリン作品に影響されたモノやろか?

キャッチコピーが『笑いと、たぶん一粒の涙の物語』である本作だが、、涙はひと粒たりとこぼれず、笑いに対しても消化不良感の残されたワタシだった。

〜 こんなトコも 〜

・晴夫の自室にあったDVD群の主演女優「麻生希」は“ガチな女優さん”だった(⌒〜⌒ι)
・オネェマジシャン=澤田(柄本佑)を、ちょっとは劇中でやっつけて欲しかったんだが、、 何だか『涙そうそう(2006)』に於ける船越英一郎のような“勝ち逃げ”っぷりだった(・ω・)
・あの少年が“のぶきち”だったって解釈で良いんだろうか?
・スーパーで「80円引きセール開始」を待ちつつ、それを隠したがる主人公。いやいや、誰しも待ってますってば(=^_^=)
・地面に落ちたホットドッグのウインナーを、公園の水道で洗う主人公。確かにそれで「食べられはする」だろうけど、折角の味付けが洗い流されちゃったネ。。
・タイムスリップ直後、3人の小僧の持ってた新聞には「昭和48年10月5日(金曜)」とあったが、当日の朝刊だったのかどうかは(良く)分からない。
・500円硬貨は「何ですか、これ?」と店員に突っ込まれ使えなかったが(←流通前のため)、10円硬貨は問題なく使えた! しかし(デザインは同じでも)表記年号は大丈夫だったんやろか? 未来のだったら(流石に)使えないよねぇ(×_×)
・「パック牛乳:30円」「焼酎ハイボール:200円」「麦酒(ビール):290円」「ジュース:100円」「たい焼き:50円」なんてな表記があった。
・雷門ホールの出演芸人の名前が面白い。「イノブタ兄弟」「ヨセミテ・アレミテ」「ピーナッツさとし」などなど・・
・“ケンカマジック”ちぅ芸風は、実際にあるんやろか?
・本作に於ける重要なキーワード「胎盤剥離」は、男性も(既婚者であれば尚更の事)知っておかねばならない病状(症状)の1つだろう。
・悦子(柴咲コウ)のアパートは「台東区浅草8丁目11」との事だが、今はなき住所なんかな?
・『輝け! スター大合戦』の最終オーディション。日時&会場は分かってたし、結果を調べてみたいものだ(・ω・)
・浅田次郎センセイの描く物語より、更にライトタッチな世界感だった。
・現代の側のドラマは薄味だった。
・劇団ひとり、柴咲コウ共に「予想してたよりも薄め」な絡み方だった。
・風間杜夫が光ってた。『インスタント沼(2009)』と共に、同氏の俳優キャリアに於いて代表作と評される事だろう(ホンマか?)
・クライマックスのソロマジックより、冒頭の「何気ないマジックの数々」の方が凄かった!
・“起こった総てが白昼夢”ちぅ解釈もあるんやろか?
・もっと大胆に過去と現在とをリンクさせて欲しかったかも。
・「遺骨は※※」「テントは親父の住まい」と言う解釈で良いんやろか?
・「舞台から忽然と演者の消える展開」は良く分からん・・
・「2度目の霹靂」が良く分からなかった。落ちたのはやはり河川敷だったのか? それとも舞台の上空?
・「きっちり(生まれる)半年前に戻った」のは、誰の、どう言う調整(?)によるモノだろう?
・「カッコつけてる大泉」「調子こいてる大泉」を眺めてて、次第に「不愉快になって来る」のはどう言うワケだろう(⌒〜⌒ι) ←エエやんか!
・主人公のカードは「スペードの2」って事だったが“エエほう”なんやろか? ←ネットで意味を調べたら「不運」「移転」「死」って解釈が載ってたりも(・ω・)

~ こんなセリフも ~

晴夫『何時からかな? 自分が“特別”だと思わなくなったのは』
  『昔は、自分が“エース”とか“キング”とか、
   そう言う存在と思ってた』
  「普通の人生を手に入れるのって、実は凄ぇ難しい」
  「お客さんは“この辺”かな?」
  「“タメ口”の方が喋り易いんで」
  「何でこんなもん、大切に持ってんだよ」
  「親父・・生きるって難しいな」
  「毎日、惨めでさ」
  「俺、何の為に生きてんだか、もうどうしたらいいか、
   良く分かんなくなって来た」
  「何で、俺なんか生きてんだよ」
  「ちょっと迷っちゃったみたいで」
  「戻る場所なんてないか・・
   いや・・むしろ、戻りたくないです」
  「ユリ・ゲラーが来て、ブームになる」
  「何かえらい浮かれちゃって・・
   やっと俺も“エース”とか“キング”とかに
   なれるのかなって」
  「帰るのもアレだしなぁ・・家って近いんですか?
   行っちゃおうかなぁ・・帰るのもなあ・・
   で、家って近いんですか?」
  「開き直ってんじゃねぇぞ!」
  「何してる? 何のつもり? 何で落とす?」
  「お前は昔から何も変わらない」
  「まるで自分が完璧みたいな言い方っすね」
  「そんなんじゃ、駄目なんだよ。
   そんなんじゃ、辻褄合わねぇんだよ!」
  「このカードは1枚しかないんだから。
   同じカードは存在しない」
  「※※さんは、子供にとって“生きる理由”です」
  「人生が“凄く愛おしいもの”に思えて・・
   だから、※※さんは“生きる理由”です」
  「そんな※さんの子供に生まれて来て良かった。
   そう思ってます」
  「ま、駄目は駄目なりにな

ペペ「ナマステ~! 今日は“印度の奇跡”見せるよ」
  「アレ、くたさい」
  「こらんくたさい」
  「今日は“印度の奇跡”お見せします」
  「もっと強く引っ張って!」

正太郎「“悦子の代わり”ってどう言う事?」
   「分かった! 分かった! 悪かったよ」  

悦子「今日も空席を除けば“超満員”ね
  「私に何か話す事ない?」
  「私の顔、見て」
  「私に隠してる事、あるでしょ?」
  「頑張って“本物の花”のフリをしている。
   でも、奇麗ですよ。
   自分なりに精一杯咲こうとしてて、
   凄く奇麗です」
  「見えますか? 私の未来」
  「触ってみます? ほら」
  「冷蔵庫のチョコレート、
   勝手に食べちゃ駄目だよ」

澤田「TVに出たらいいのにね」
  「普通だね・・マジック好きの学生?」

少年「マジシャンなの?」
  「お前・・盗むなよ

父「早くちゃんとしろ」
 「警察が騙されてちゃ、世話ねぇよな」

支配人「下手なオチだねぇ」
   「で、誰のとこでやって来た? 
   「よし。俺が面倒をみてやる」
   「此処に住み込みゃいいさ」
   「ここ浅草じゃ、手品師も玉乗りも、
    『笑い取らざる者は喰うべからず』だ」
   「名前は・・ペペで行くか」
   「だってお前、印度人ってツラしてるじゃねぇか」
   「鯨(げい)を喰って、芸を磨け!」
   「笑われるんじゃなく、笑わせるんだよ。
    お前たちのマジックで」
   「ホールから(世界に)羽ばたけ」

※「本気でやってみ、ケンカ」
※「受けるよ、これは」

後輩「なかなかッスね」
晴夫「なかなかだろ?」

支配人「で、誰の所でやって来た?」
晴夫「・・誰も」
支配人「・・帰れ!」

晴夫「・・です」
支配人「他には?」

晴夫「・・こんな感じです」
支配人「もう1回、やってみろ」

晴夫「ユリ・ゲラーって知ってる?」
少年「由利徹じゃなくて?」

正太郎「警官の1000円を、500円にして返したのさ」
晴夫「それ、立派な罪人だろ」

晴夫「そんなだから、碌(ろく)な死に方しねぇんだよ!」
正太郎「死んでねぇよ!」
晴夫「死んでんだよ!
正太郎「じゃあ、今の俺は何なんだよ!

悦子「正ちゃん、迷惑かけてませんか?」
晴夫「既にこの状態が迷惑っつぅか」

正太郎「結局、大丈夫って事?」
医師「・・そう聞こえた?

悦子「・・見えないんですか?」
晴夫「じゃあ、本当に“少しだけ”ですよ」

晴夫「もっとマシな嘘つけよ。
   馬鹿にされるぞ」
正太郎「慣れっこだよ

悦子「いっぱい叩いたね」
正太郎「これからも頼むわ

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2014年6月17日 (火)

☆『ポリス・ストーリー/レジェンド(2013)』☆

6月7日(土曜)の夜。「イオンモール伊丹」にあるシネコン“TOHOシネマズ”にてレイトショー鑑賞して来たのは、ジャッキー・チェン主演最新作『ポリス・ストーリー/レジェンド』だった。

『ジャッキー誕生60周年記念作』と言う“触れ込み”で「え? もう還暦にならはるの?」と驚かされる一方『ドラゴン怒りの鉄拳(1972)』や『燃えよドラゴン(1973)』と言ったブルース・リー主演作でカメオ出演(←で良いのか?)してた事も思い出し「ホンマに香港映画史と共に歩んで来はったしとなんやな~」としみじみ。

私的にはブルース・リーの方が好きなんだけど『バトルクリーク・ブロー(1980)』『キャノン・ボール(1981)』辺りの頃からスクリーンで拝見して来た覚えもあり、何だか他人の気がしない(←いや、赤の他人だよ!)

この『ポリス・ストーリー(原題:警察故事)』シリーズも、第1作『ポリス・ストーリー/香港国際警察(1985)』以降『3(1992)』『香港国際警察(2004)←6作目』・・と、これまで製作された7本のうち4本目となる鑑賞。

んでも、ウィキによれば

『ポリス・ストーリー2/九龍の眼(1988)』 ・・ シリーズ2作目
『新ポリス・ストーリー(1994)』 ・・ 邦題のみシリーズっぽくしてるが、無関係の作品
『ファイナル・プロジェクト(1996)』 ・・ 邦題は無関係っぽいが、シリーズ4作目

って事で、何だか良く分かんなくなってる(×_×) もっと分かり易くまとめといて下さいってば。

それと、前主演作『ライジング・ドラゴン(2012)』で、ジャッキー本人が「身体を張った本格アクションからは今作限りで引退」と表明していたそうで・・それさえ(事前に)知ってたら「これほどまでに期待する事や、(それ故に)失望させられる事があったろうか? いや、ない!」と思ったワタシである(・ω・)

夜の北京。歓楽街「バー通り」にジョン・ウェン刑事(ジャッキー)がタクシーでやって来たのは、半年前から逢ってない娘=ミャオに突然、呼び出されたためだった。

5年前、交通事故で亡くなった妻の最期を「別な事件現場にいたため」看取れなかった事から、ミャオの「父を拒絶する気持ち」は硬く揺るがないものだった。それが何故?

待ち合わせ場所である、ナイトクラブ『ウー・バー』で娘と再会を果したジョンは驚きを隠せない。
染めた短髪、首筋の“スパイダー”のタトゥー・・ 別人のように変わり果てた娘との久々の会話は、当然の事ながらぎこちないものだった。

そんな中、店内で襲撃事件が勃発する。背後から殴打されたジョンはひとたまりもなく倒され、気が付くと四肢を椅子に縛り付けられていた。

『ウー・バー』は完全に閉鎖され、ジョン父娘を含む十数人が人質として囚われてしまったのだ。
店内各所に爆弾の仕掛けられている事から『ウー・バー』を包囲する警官隊も全く手出しが出来ない。

事件の首謀者である同クラブのオーナー=ウー・ジァンの目的とは? そしてジョンはミャオを連れ、無事に『ウー・バー』を脱出する事が出来るのだろうか?

字幕版しか選べなかった事から「石丸博也さんによる“ジャッキー声”」を耳にする事すら叶わず(×_×) おまけに「アクションシーンの少ない、防戦メインなジャッキー主演作」って事で、かな〜りしょっぱかった印象、、

劇中で起こる事件自体が(そもそも)地味だわ、密室系だわ、コメディ(路線)封印だわ、物語自体にも目新しさがないわ、、 正直ジャッキーには「この作品が、マジに“記念作”って事で良いンでしょうか?」と腹を割って(←ムリ!)訊ねてみたい気持ちでいっぱいだ。

唯一、ちょっとだけ「おおっ!」と思ったのは、主人公の娘=ミャオの“お色直し”ぐらいだったろうか? 「女性って・・化けますなぁ〜」としみじみさせられた。

敵グループのトップ3が、いずれも“ムエタイ・ボクサー出身”だった事から、きっちりジャッキーには、それぞれに異なるステージ(=ロケーション&シチュエーション)で3人総てと格闘バトルを繰り広げて欲しかったトコだが・・ 何にせよ、次は総じてもっと「笑えて」「爽快な」そんなエンターテイメント作品を手がけて欲しいモノである。

〜 こんなトコも 〜

・今こそ、ジャッキー自らが発起人となり『キャノン・ボール』をリメイクしてはどうやろか?
・『ポリス・ストーリー』と言えば・・“香港”が舞台だった筈なんじゃ??
・オープニングからいきなりの“ジャッキーの拳銃自殺(を匂わせる)シーン” これって、何となく『M:i:3(2006)』のオープニングを連想した(・ω・)
・主人公の右頬に走る傷痕・・は何があったんやろ? (劇中で観逃してしまってたかも、、)
・劇中では「タクシー代:25元」「警官の月給:数千元」「身代金:9千万元」「滋養剤:数万元」なんてな設定だった。
・いちいち“回想シーン”の挿入されるのが、ちぃとストレスだった。
・飛び降り自殺願望の串焼屋(?)の親父をギリギリ抱き止める(?)展開かと思いきや・・一緒に落ちただけですやんか(×_×)
・C國では「誘拐罪:最低でも10年の服役刑」となるそうだ。
・北京では(?)1年間に400人の警官が殉職するらしい(×_×) ←近未来のデトロイト市警以上かも、、
・「防護服」のバイザーの防弾効果が凄まじかった!
・バーの地下にある“滑り台”の先には・・地下鉄が、、
・劇中で2発も被弾してた主人公。。
・エンドロールの“NGシーン”が、唯一のコミカルテイストだったか。

~ こんなセリフも ~

ジョン「ピラニアは違法だぞ」
   「人の生命に大小はない」
   「この世には“カネで買えないもの”もあるさ」
   「俺に恨みを持つ者も多い」
   「殆どの脅しは“ただの虚勢”だ
   「まともな要求をしろ」
   「撃たれたら? まず感覚がなくなり、
    次に猛烈な痛みに襲われる」
   「どの生命も尊い」
   「他人の生命を粗末にするな。
    誰にでも生きる権利がある」
   「座るな!」
   「さっきの狙撃は賛成出来ない」
   「事故は突然起こるものだ」
   「罰する方法も、相手も間違っている」
   「伏せろ!」
   「他人の生命を奪う権利などない」
   「あの夜、遅れたのは“別の生命を救う”ためだ」
   「本気になるなよ」 ←NGシーンより
   「ジェイシーがいるから頑張れた」 ←NGシーンより

バーテン「人生はカクテルと同じ。ゆっくり味わおう」
    「人生はカクテルと同じ。次のひと口はどんな味かな?」
    「人生はカクテルと同じ。最後のひと口まで
     甘いか、苦いか分からない」

※※「俺もお前の父も、お前に安心は与えられない」
  「以前は“娘のヒーロー”だったそうだな?
   いつから嫌われた?」
  「“話し合いでの解決”はムリと分かった筈だ」
  「誰よりも非情だった俺に敵はいなかった」
  「何をするにせよ、人生は・・カネと生と死だ
  「お前たち2人とも、血の気が多いな」
  「今は俺の時間だ」
  「お前の勝ちだ。また逢おう」

ピチョン「1分以内に立てなくなるぜ」

隊長「怒るなよ。お前には背負わせたくない」
  「完璧だったろ?」

※「死にたきゃ、死ねばいいわ」
 「大抵の所、女の自殺は男が原因さ」
 「今時、他人を助ける奴なんていないさ」
 「犯した罪を償え」

ジョン「そのタトゥーは?」
ミャオ「これは小さい方よ。
    “見えない所”にもあるわ」

ジョン「俺は認めないぞ」
ミャオ「認めて貰いたいワケじゃないわ」

ミャオ「彼は・・安心出来るの」
ジョン「俺より安心なのか?」

ジョン「命懸けでお前を護る」
ウェイ「でも、あんたが死んだら?」

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2014年6月14日 (土)

☆『プリズナーズ(2013)』☆

記事のアップが遅れに遅れとります・・が、改善の兆しは“当面”見られないので、ただ気長にお待ち下さいまし・・(・ω・)

・・

さる5月18日(日曜)の夜。ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”内の小規模シアターにて「レイトショー鑑賞」したのは・・ 近年稀にみる(?)「暗く重いトーンの貫かれる」サスペンスドラマ『プリズナーズ』だった。

小さいシアターな上、観客数が5〜6名程度だったように思われる(⌒〜⌒ι)
も少し「入場率の上がって然るべき作品」と思うんだけどなぁ・・

ペンシルヴェニア州在住のケラー・ドーヴァー(ヒュー・ジャックマン)は、建築&修理業を営む家族想いの男。妻=グレイス(マリア・ベロ)、息子=ラルフ、娘=アナに囲まれ、彼は慎ましくも幸せな毎日を過ごしていた。

しかし・・感謝祭の日(11月下旬)、6歳のアナが、近所のバーチ夫婦の7歳になる息子=ジョイと一緒に外出したまま行方不明となってしまう。

失踪の直前、界隈で目撃された「キャンピングカー」を捜索する事で、車両の所有者である青年=アレックス・W・ジョーンズ(ポール・ダノ)が容疑者として程なく警察に拘束されるも・・10時間に及ぶ尋問を経ても自白に追い込む事が出来ず、また確たる物証も見つからなかったため、彼は48時間後に釈放されてしまう。

事件を担当するロキ刑事(ジェイク・ギレンホール)の捜査に、歯痒さの抑え切れぬケラーは、耳にした言動から「アレックスが犯人」と確信し、独自のやり方で彼の自白を引き出そうとするのだった・・

「失踪から1週間が経過すると、見つかる確率が半分に下がる」とされる誘拐事件。

ケラーはアナを見つけ出す事が出来るのだろうか? そして、意外な場所から姿を現した“真犯人”の正体とは・・??

「おちゃらけ度」で言えば“ほぼ0点”の評価しか与えようのない本作であるが(そらそや!) 被害者(家族)側に焦点を当て「“犯人に比肩する凶悪な怪物”と化して行く父親の姿」を丁寧に描いた演出&展開では、過去に例をみない気がする!

かなり昔に観た『身代金(1996)』でも、報道を巧みに利用し、犯人を逆に追い詰めて行く被害者の父親(演じたのはメル・ギブソン)の言動が鮮烈だったが、本作では父親の「動き回り方」が一層激しく、更に強烈である。

ケラーと共に「本作の主人公とも言うべき存在」のロキ刑事がどちらかと言えば冷静&慎重なタイプなので、2人の「静」と「動」な言動を比べると「どちらが警官なんだか、良く分かんなくなって来たり」もする(⌒〜⌒ι)

・・

私的にビンビン感じまくったのは、作品全体から感じる“韓流サスペンスにも似た重苦しいノリ”だろうか。『悪魔を見た(2010)』や『チェイサー(2008)』を想起させるような、そんな「観てて“ヒリヒリと痛みを感じるほど”のバイオレンスっぷり」が際立ってた印象。

終盤で「真犯人が誰なのか」に(やっと)気付いたワタシだが、その“絶妙なタイミング”もまた、制作側の意図した通りって感じで、少しばかり悔しくなってしまった(⌒〜⌒ι)

いつも演じてる(?)“ヒーロー然”としたキャラ造型を“封印”したかのようなヒュー・ジャックマンの演技は、終盤の“半退場状態”となる意外な(?)展開も含め「新境地と言えるかもな〜!」と感心させられた。ある意味、彼のファンは『レ・ミゼラブル(2012)』以上に観とかなければならない1作かも知れない!

って言うか・・『プリズナーズ』と言う本作のタイトルから「誘拐された我が子の居場所の手掛かりを掴むため、犯人の収監されてる刑務所にまで入ってゆく父親の奮闘」を描いた物語なのかと勘違いしてたワタシ(・ω・) もそっとセンス&インパクト溢れるタイトル(邦題)だったら(更に)良かった気もするなぁ。

〜 こんなトコも 〜

・松浦美奈さんが字幕担当。良い仕事をしたはりますね〜(=^_^=)
・ラスト30分ぐらいの「急展開」は面白く吸引力がある。
・「警察署内のドラマ」「地下室の遺体」「複数の主人公」「終盤で銃撃戦」など・・『L.A.コンフィデンシャル(1997)』を想起させる(?)ような演出群にも溢れてた。
・ラストの“描かなさ”は絶妙な感じ!
・決して「犯人を追って(銀の燭台を盗んで?)、ヒューが投獄される展開」ではなかった。
・意外にも「子供の処遇にかなり配慮」してる脚本だった。
・“現場百回”は本作に於いても通用してた。
・“やんちゃな過去”を思わせる、ロキ刑事の言動やタトゥーが印象的である。
・「刑事と父親がタッグを組む展開(=バディ系)」でもなかった(・ω・)
・「真相は案外近くに転がってる」と言うのが本作の教訓。
・これまた韓流ムーヴィーみたいな「監禁」「リンチ」シーンがあった。
・『タイタニック(1997)』『ステキな金縛り(2011)』と共に「ホイッスルの役に立つ3作品」とし後世まで語り継がれる事だろう(=^_^=)
・「疑いの生じた相手には、決して背を向けてはならない」と言うのも本作の教訓。
・今後“シニアなキャラ”が「その手の物語のアレ役」に起用されるケースも増えて来るのかも。。
・ケラーの(乗って来た)クルマは、何処に運ばれ、何処に乗り棄てられたんやろ?
・交差点で「ロキ刑事のパトカーの後ろに停車し、クラクション鳴らした」トラックは、一体何がしたかったんやろ? 追い抜くワケでもなく。
・クリント・イーストウッド監督作とは、また「ひと味違うテイスト」である。
・息子=ラルフとの父子関係は、総じては描き不足だったか。オープニングシーン(鹿狩り)では、かなり丁寧に綴られてたんだけど。
・「ミスリード演出群」はちと過剰な気がした。
・劇中に登場の替え歌「♪ジングルベル、ジングルベル、バットマンもロビンもバカ、バットモービルはパンク、ジョーカーは逃げた」ってば、ホンマに向こうの子供たちにウケとるんやろかな。
・アレックスの散歩させてた飼い犬=タッカーは、直後にクルマにはねられ亡くなってしまったそうだ(×_×)
・ケラーの父親は、ペンシルベニア州立刑務所の看守だったが、自宅で自殺してしまったそうである。その辺りの経緯(いきさつ)も、セリフだけで済ませず(ある程度は)ちゃんと描いて欲しかった。
・「ヘビの入った箱は、開けたらちゃんと閉めとけよ」と言っときたい。
・「3時間半も迷路を描き続ける」その集中力ってばスゴ過ぎる!!
・製作総指揮にマーク・ウォールバーグの名が! 何となく「ロキ刑事の過去」にまつわる部分で、マーク自身と“カブッてるトコ”も見受けられる。。
・一見“廃車”にしか見えない「庭先のトラ※ザム」が・・実は「動く場合」だってあるのさ(⌒〜⌒ι)

~ こんなセリフも ~

ケラー「お爺ちゃんの教えはこうだ。
    『常に備えよ。何が起きようとも
    突如として死に直面しようとも』」
   「良く仕留めたな。見事だった」
   「ウソ発見器にはパスを?」
   「大人の勇気を持て。
    妹のために強くなれ。いいな?」
   「着替え、持って来たか?」
   「こいつはバカのフリをする。
    警察になんか頼れない」
   「決断しろ。俺はもう決めた
   「こいつは魂を失った。もう人間じゃない」
   「言えば止める。すぐに止める」
   「こいつは知ってる」
   「俺にこれを使わせる気か? それとも言うか?」
   「・・ほどいたのか?」
   「光は入らない。座るのがやっとの広さだ」
   「他に方法があるか?」
   「確かだ・・ヤツだ」
   「何故、尾行する?」
   「ヤツは犯人だから逃げたんだ。
    つまりはあんたのミスだ」
   「娘はこの俺を待ってる・・あんたじゃない
   「娘は、何故俺が見つけられないのかを
    理解出来ずにいる」
   「熱湯を浴びせるぞ」
   「もし騒いだら熱湯だぞ」
   「これは・・娘のだ」
   「時間を無駄にしたな。
    俺の尾行で時間を無駄にした。
    (こうなったのは)あんたのせいだ」
   「母さんにTVを見せるな。
    新聞は棄てろ。いいな?」
   「今更、俺を苦しめるな」
   「何か“お前を喋らせる方法”がある筈だ」
   「“迷路で迷う夢”ばかりを見る」
   「“罪滅ぼし”をさせて貰えないかな?」
   「壊れてるドアを直すよ。道具も持って来た」
   「あんたを痛め付けたくはない」

ロキ「ボスに言って、安くさせてくれる?」
  「そこにいるのは分かってる。
   両手を出せ。ゆっくり両手を見せろ」
  「誘拐する気だったのか? 常習か?」
  「2人を縛ったのか?」
  「俺は“本当の答え”が知りたい」
  「“約束と違う事”をするなら、そう言って下さい」
  「ご主人は何処に?」
  「自らと奥さんを大事に。それがあなたにとって
   今、1番大事な事です」
  「案内してくれ(Give me tour.)」
  「総ては“関係のある事”さ
  「この前、何故逃げた?」
  「・・窓が開いていた?」
  「あんたの行き先は分かってる。
   勝手はさせない」
  「眠るな! あと少しだ! 死ぬな!」

グレイス「もう3日も経つわ。
     何故なの? 余りにも長過ぎる」
    「あなたとさえいたら、安心だったのに」
    「夫のした事は“娘を見つけるため”なの。
     私は感謝してる。彼は善人よ」

ナンシー「ケラーに手は貸さない。
     でも、黙ってやらせておくのよ」

刑事「どうぞ(Go ahead.)」
  「分からない。詳しく調べるしかない」

上司「今更、遅いさ(Fukk you sorry.)」
  「失敗は忘れろ」

真犯人「私を甘く見るんじゃない」
   「お前を帰しはしない」
   「そいつを1/3飲めば、娘に逢わせてやる」
   「子供を消し去るのは“神に対する戦い”なのだ。
    これまで戦い続けて来た」
   「もしかしたら、お前の娘もいるかもな」
   「中へ入れ(Get in.)」
   「止血しろ。24時間は生きていられる」
   「火葬にしてくれ。棺で埋められたくはない」

ラルフ「ここに停まってたんだ」

アナ「肩車して(Give me a ride.)」

ジョイ「おじさんも(そこに)いたよ」

アレックス「僕がいる間、泣かなかった」
     「彼は来なかったんだ」
     「2人は“迷路”にいるよ」

伯母「甥は所持品が少ないの」

被害者の母「今回も迷宮入りでしょうね」

イライザ「平気で(鹿を)撃てたの?」
ラルフ「平気さ。
    だって平気でハンバーガー、喰えるだろ?」

ラルフ「・・あの車だ。中に人がいた」
ケラー「案内しろ」

ロキ「我々は“総て”を考慮しています」
ケラー「そうは思えない」
ロキ「“総て”考慮しています。任せて下さい」

ロキ「何故“Vモール”で買い物を?」
ボブ「それが違法かい?
   “ブルックス・ブラサーズ”ではとても買えなくてね」

ケラー「ヤツは『殺した』と言ったのか?」
ロキ「(その言葉が)ウソだと良いのですが」

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2014年6月 7日 (土)

☆『WOOD JOB(ウッジョブ)!/神去なあなあ日常』☆

5月17日(土曜)の夜。ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”で鑑賞したのは、三浦しをんの小説『神去(かむさり)なあなあ日常』を原作に、矢口史靖が“林業従事者”にスポットを当てつつ監督した『WOOD JOB!(ウッジョブ!)/神去なあなあ日常』だった。

今をときめく(?)大忙しの若手俳優=染谷将太を主人公に据え、“林業”と言う進路を選んだ青年の奮闘が描かれる。

・・

行き当たりばったりなまま高校生活を全うした主人公=平野勇気(染谷)。
気が付けば・・志望大学には合格せず、彼女(玲奈)にはフラれ、ついつい自暴自棄な気持ちとなってしまう。

カラオケボックスで酔っ払って騒いだ帰路、深夜の地元商店街に設置された「パンフスタンド」の中に眼にしたのは・・『緑の研修生』の募集パンフレット。
表紙で微笑む、美しい女性(長澤まさみ)の写真に吸い寄せられるかのように、勇気は東京から列車を幾つも乗り継ぎ、三重県の山奥へと向かうのだった。

30日間の合同研修を含む、1年間もの“林業体験”に臨む勇気。
そんな彼が、1ヵ月後に就職する事となったのは・・研修施設から更に山深い地区にある“神去(かむさり)村”の中村林業株式会社。

携帯(電話)の電波など届かず、マムシやトカゲ、ヒルのウヨウヨするこの(危険な)村で、中村林業(株)の血気盛んなエース社員=飯田与喜(ヨキ)(伊藤英明)によってしごかれ、過酷な林業の最前線に叩き出された勇気の運命や如何に・・

まさに恐るべし、矢口マジック! 前作『ロボジー(2012)』もそうだったが、粗筋だけを耳にする限り「へぇ~ (今回は)そんな物語なんやね。でも、今聞いたハナシだけで何となく展開も読めるし、わざわざ観に行く必要もないかな?」とどうしても(?)思えてしまい、そっから先の食指がなかなか動かないワケなんだが・・ そこを我慢して観に行ってみたら・・ コレがムッチャクチャに面白いのである!

って言うか「2014年の前半」に期間限定して断言するなら、「最も面白くおススメ出来る邦画」の筆頭に挙がるぞコレ!

生活の大部分をいきなり「不便の極み」に追い込まれ、あらゆる方向から“ドSな演出群”が(主人公に対し)波状攻撃を仕掛けて来る・・!
しかし、それを耐え抜いた先には、涙と感動が待っているのだ!

・・

原作小説には『神去なあなあ夜話』なる続編も刊行されとるっちぅ事で、世界観やキャスティングを(まかり間違っても)崩壊させる事なく、是非「パート2」を制作して貰いたいトコである!

主人公と、偏屈な山根会長(演:柄本明 ←ここにも!)との「ちゃんと対峙する」シーンも観てみたいし(・ω・)

~ こんなトコも ~

・序盤や終盤、都会で主人公がふらふらと歩き回る(?)“不安定に流されるイメージ”のカメラワークが面白い。染谷くんを板(?)の上とかに乗っけて、地面から数センチほど浮かせて撮影してた感じかな?
・すっかりノックアウトされてしまった「あの頃」・・ 即ち『世界の中心で、愛をさけぶ(2004)』から約10年・・ 『岳/ガク(2011)』以来、久々にスクリーンで拝見した長澤まさみさんだが、“不器用”で“姐さん”っぽいキャラを自然体っぽく演じてて、好感が持てた。ちょいと「神去村民」として“溶け込めてない感”も少なからずあったんだけど(=^_^=) そこは絶妙に「溶け込め切れない理由」をもしっかり準備してる! やるねぇ!
・一方、優香(飯田みき役)、西田尚美(中村親方の奥さん役)のお2人は「作品世界に溶け込み過ぎや!」と突っ込めるほどに「田舎の奥さん」を演じ切ってた!
・『レンタネコ(2012)』『アウトレイジ ビヨンド(2012)』なんかとのキャラ造型を比較すると、光石研と言う男優の「多様さ」にかなり驚かされる!
・伊藤英明と染谷将太は『悪の教典(2012)』以来のタッグ! あちらでは教師vs生徒として「“半田ごて”で語り合う、刺激的なシーン(?)」を観客に放ってくれたもんだが・・(×_×)
・伊藤英明演じるキャラ名「ヨキ」は(ニックネームじゃなく)本名(=与喜)だった! いちおう、横溝正史先生の某作品によれば(?)「ヨキ」には「斧」と言う意味があるそうで、もし彼(飯田与喜)に妹が2人いたとすれば、きっと「琴(こと)」「菊(きく)」と命名されてた事だろう(←なの?)
・飯田蓮実とか言う役名になってたら、やっぱり「ハスミン」って呼ばれてたんやろね(×_×)
・噛んでたガムを飛ばし“進路”を決めようとした主人公。パンフの表紙デザイン(=女性フォト採用)によっては自※隊に入隊してたかも知んない?
・研修生同士のドラマも、も少し観てみたかった。
・「万人に是非おススメしたい」本作だが・・唯一「爬虫類が苦手なしと」に(だけ)は向かないような気がする。。
・本作に於いては「鹿=害獣」のイメージだった。
・1年間、森林に身を置けば・・再び都会に戻った時に「幽(かす)かな樹の香り」をあれほどまでに嗅ぎ当てる事が出来るようになるんやろか?
・「愛羅武勇」の意味が一瞬分からんかった。「太平洋戦争中の“戦勝祈願グッズ”が(村に)残されてたんかな?」みたいな(⌒~⌒ι)
・スポットの当てられ方こそ異なるだろうが、同じく林業(木こり)の現場をネタにした『キツツキと雨(2012)』も気になる。
・観客の知りたい「その後」を、静止映像の連続で「断片的&必要最低限」に描くエンドロールが巧い!
・“SL(スローライフ)研究会”の面々に対し、ついに怒りを露(あらわ)にする勇気。その姿を遠くから無言で眺める与喜。そして別れの(無人駅の)ホームで、ただ泣き続ける与喜。 ・・それぞれの彼の姿にウルウルさせられた。(普段は)短気で口数の多い人物が「ひと言も発しない」その演出が素晴らしい。
・皆でごっつい四駆車に乗り込み、旅行に出掛ける村の婆さんたちのアクティヴさに圧倒される(=^_^=) 宮※駿カントクなんかも好きそうなシチュエーションかも知んない?
・「女子(をなご)のバイクの後ろに同乗し、(ふんどし1丁の股間を密着させたりもしつつ)ラクして(山頂まで)イッキに駆け登る」ってのは、後で(多少なりと)非難されたんではなかろうか?
・山根会長の怒っていた気持ちは良ぉく分かる。あそこは親方夫妻、ちゃんとお詫びすべきだろう。
・ロケーションは三重県内(旧美杉町を含む津市)がメインだったようだが、劇中のローカル線(上三津鉄道:比谷~渓津間)だけは岐阜県内の「明知線」の映像が用いられてた。三重の「JR名松線」を使う事は出来なかったんやろか?
・無人駅に降り立った直後「スマホを駅の柵に下げられたビニール傘(の残骸)の中(堪った雨水の底)に落っことしておシャカにする」と言う演出の自然さが神がかっててスゴい!
・チェーンソーが(硬い幹などに当たり)後方(作業者側)に勢い良く跳ね返る・・と言う「キックバック現象」が序盤で解説されるが、、「きっと、後半で勃発する何かの“悲劇演出”のフリなんやろな」と(エンドロール終了まで)心の休まらなかったワタシ(⌒~⌒ι)
・『※写真はイメージです』の表記にはハラも立つが(=^_^=) ちゃんと「地元女性をモデルに起用してるトコ」は、好感が持てるぞ。
・「もやい結び」ぐらいは覚えて帰らないとあかんトコやろね(×_×)
・本作の『ノンストップ大木エンターテインメント!!!』のコピーは、鑑賞後に読むと(意味が良く分かって)笑える。
・(劇中で)連続殺人事件とかが起こらなくて良かった(⌒~⌒ι) 猟銃+斧+チェーンソー(頭部には懐中電灯!)で武装した伊藤英明が、村人を次々と・・(やめんかい!)
・『海猿(うみざる)』ならぬ『神去(かむさる)』のタイトルにしても、インパクトあったかも!
・勇気を(初めて)迎えに来た時、与喜の運転する軽トラのライト&バンパー(左フロント側)がかなり損壊してるんだが、その辺りも理由やら時間経過やらの良く分かる演出だった。
・『ロボジー』同様「粗筋だけ聞くと、安直でベタでつまんない印象だが・・観てみるとかなり面白い!」と言う監督の手腕は、なかなかの“巧打者ぶり”と思う。
・ハロルド坂田(故人)がニコニコ笑いながら(無言で)襲いかかって来る・・ そんな作品を想像したら恐くなって来た(=^_^=) ・・って、そりゃ『オッジョブ!(ODDJOB)』だろが!
・林業家たちがトラックで唄ってた「木こり哀歌(?)」みたいな節の歌詞が知りたい。「♪(ノコを)引いても借金」とかサビ(?)で唄ってたけど・・
・研修施設を逃げ出し、駅まで行くも舞い戻った主人公。で、そっから研修の修了する1ヵ月後までの物語が「バッサリ割愛」されてて笑えた(=^_^=) きっと“ディレクターズカット完全版”には、ちゃんと収録されるんやろね(なのか?)
・「山林に立ち入る前に拝む」と言う所作は演出なんやろか?
・「鹿肉+マムシ酒」の効果が気になる~
・劇場では「関連グッズ」とし『中村林業(株)のタオル』『愛羅武勇のタオル』が売られてたが(=^_^=) ついでに『ホテル“ふたりの愛ランド”のタオル』も商品化して欲しかったトコ(=^_^=)
・クルマで片道2時間もかけ街に繰り出し「スナック・ニューヨーク」に通ってた(と思しき)与喜。彼女が「そこまで入れ込むべき女性」だったのかどうか・・私的にはかな〜り微妙だった(⌒~⌒ι)
・スナック菓子“う※い棒”を握りしめ、後部座席で寝てる子供は、実に幸せそうだった(=^_^=)
・中村親方には「GiS:ジオグラフィック・インフォメーション・システム」をもっと具体的にレクチャーして欲しかった。
・「節のない、レコード盤みたいに(年輪の)丁寧な溝」を(断面に)持つ材木は、競りで高額を叩き出せるようだ。因みに、劇中では1本=80万円の価値がついていた。
・「こうわくのぉ」「おってんぱか?」「なあなあや」などの神去弁には、字幕解説も欲しかった。。
・斧の刃先でヒゲを剃ってる杣人(そまうど)の雰囲気が、ちょっと『野盗(山賊)』の入ってる感じで良かった(=^_^=) 
・小学生らによる「ころつけ」「ういんなあ」「ヒル」などの習字(作品)が面白い。
・たまたま(研修に)参加した年が「48年ぶりの大山祇(おおやまづみ)大祭」にあたる・・と言うのも“運命”なんですなぁ・・
・神去村には「林業を休み、森の入口に注連(しめ)縄を張り巡らす」と言う“山留めの日”が設けられてた。言い伝えでは「山の神が樹の本数を数える日」であり「この日、山に入ると神隠しに遭う」との事だが・・この辺りはリアルなんやろか?
・山の神(女神?)による「山頂の迷子の所まで主人公を導く」と言う“恩返し”は良いんだが・・その後「主人公の左耳をマムシに咬ませる」と言うのはどうなんやろ? 「そこは護ったれよ!」と言いたい。
・勇気と直紀の関係が、何となく「現代風なアレンジ(年上の女性がリードする)の施された『潮騒』のテイスト」をも意識してるように感じた。ついでに大雨に遭った直後、2人で“監的哨(かんてきしょう)跡”に移動して欲しかったな(←ないない)
・樹の上にいた与喜が、大雨をどうやってやり過ごしたのかが気になる。
・長澤まさみが鼻をかんだタオルなら・・洗うべきではない(←おい!)
・クライマックスの「大木をスライダーで滑走させる」ってシーンで、ゴールに組まれてた「アレ」は・・いわゆる“女性器を模したモノ”って事やろかね、やっぱし(・ω・)
・「林業入門編」として、なかなかの完成度だった! んでも、実際には村内・組合・行政などの絡んだ「もっとリアルに醜悪な人間関係」もあるんやろね(⌒~⌒ι)
・クライマックスはCG仕立て(?)のダイナミックな展開だったが・・もう少し“抑え目”にしても良かったかも。
・山間部には、そんなにマムシがごろごろしとるんやろか(×_×) エサを求めて、とうとう人里に下りて来た??
・本作がジャッキー・チェン主演作だったら・・ ラストに撮影の組まれるのが「スライダーのシーン」なんやろね(スタントなしで)。
・後半の“ふんどし祭り”は、女子によっては「ヒャッハ〜!」なビジュアルの連続に違いなかろうて(=^_^=)
・スライダーで滑走する“巨木”は、いわゆる「男根御輿」の一種と解釈すべきなんやろね。

~ こんなセリフも ~

勇気「だよなぁ!」
  「わ! マジで?!」
  「1浪すんのも疲れるし」
  「林業って“男らしい”っつぅか? “エコ”っつぅか?
   ま、地球に優しくありたいワケよ」
  「ウソだろ?!」
  「それで・・此処(表紙)に写ってる人は、
   何処にいるんですか?」
  「倒れ~る~ぞ~!」 ←とは言わない
  「これ、獣医さんに行くんですか?」
  「俺、何やってんだろ」
  「樹って、何かイイですよね」
  「“村中”って・・それ、ただの破局ですよね」
  「だってこれ・・面積どんだけ・・」
  「これ、何処まで登るんですか?」
  「いや、俺もそう思います」
  「なあなあだよ」
  「もう帰って下さい・・帰れってば!」
  「俺、別にいいですよ、祭りぐらい」
  「俺に任せて下さい。絶対に見つけて来ます」
  「何でこんなとこまでいつの間に」
  「どうして、このタイミングで寝ちゃうかね」
  「あと何日だったっけ?
  「何だよ! そんな事で電話して来るなよ!」
  「・・助かった」
  「もしかして・・泣いてる?」

直紀「あいつなら大丈夫。“野生児”やから」
  「簡単に言わんといて。昔から住んどるとこやで」
  「やっぱり私の“勘違い”やった」
  「どうすんの? 行くの? 行かないの?
   ハッキリしぃ!」

与喜「山、舐めとったら、生命落とすぞ!」
  「精つけやんと身体、保たへんぞ」
  「何や、お前も“これ”か?」
  「自分で何とかせぇ!」
  「精つくぞ、マムシは」
  「調子に乗んな」
  「お前、ホンマにアホやな」
  「どうやったんや? キスぐらいしたんかコラ」
  「こいつは皆が思ってるより、ちゃんと“山の男”や
  「お前ももうちょっと、なあなあで行こうや」
  「“祇颪(かみおろし)”や。やたらに動くな」
  「朝日の昇る迄に先頭に来い!」
  「しゃあない! 乗れ!」

親方「ええ仕事をしたかどうか、
   その結果が出るのは、わしらの死んだ後なんや
  「そろそろ祭りの打合せや」
  「大胆な事、してくれるのぅ」
  「こっからが本番やで」
  「勇気、やってみぃ!」
  「これは俺が預かっとく」

みき「男と女の事やからね・・色々あんのよ」
  「ひと晩だけ、どっか行っといて。
   今日“チャンスデー”なんや」

山根会長「あんたんとこは“そう言う方針”か?」

友人「おぅ、お前どうだった?」

子供「あ“ヒルに股やられたヤツ”や」
  「・・って与喜が言うてた!

祐子「クサギムシ、食べさせるよ!」
  「村にも“色んな人”がおるから」

組合員「これ、マムシ」
   「藁人形、造ってどうすんのや」
   「今度会うのは山の中やな」
   「アホ!“下、見んな”って言うとるやろ」
   「まだ続けとったんやな!」

村民「神隠しに遭うたら、まず見つからんわ」
  「何か・・人、乗ってる」

婆さん「行って来い、行って来い」
   「なあなあや」
   「持って行き、マムシ酒」

SL研究員「詳しくはホームページを見て下さい」
     「超野生~!」

勇気「あ、何か(鹿から)汁出てる・・汁」
与喜「じゃかぁしい!」

勇気「此処(樹の上)で弁当、喰うんですか?」
与喜「当たり前や。いちいち下まで降りてられるか」

研究員「“倒れ~る~ぞ~!”って言わないんですか?」
勇気「いやいや、ないから」

直紀「後ろに“何か”当たるんやけど」
勇気「しょうがないでしょ。褌(ふんどし)一丁なんだから」

勇気「何で(被るの)水なんですか」
与喜「やかましい! とっとと行け!」

与喜「もやいや! もやい結びや!」
勇気「お、出来た」

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