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2014年4月27日 (日)

☆『神様のカルテ2』☆

先月、3月30日(日曜)のハナシ。
改めて、拙ブログの崩壊ぶりをしみじみ感じるなぁ・・(涙)

ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”で鑑賞して来たのは・・“地域医療ドラマ”の続編となる『神様のカルテ2』だった。

前作では、とにかく物語そのものより「主人公の髪型(=おばはんパーマ)」にばかり世評が集中したようだが(なの?)、今回はその手の「“見た眼”系ツッコミポイント」が余り配されておらず、より生真面目な(ある意味退屈な?)ドラマに仕上がってたようにも感じた。ま、決してそれが悪いワケではないンだけど・・(⌒~⌒ι)

長野県松本市にある本庄病院。ここは、その屋上に設置された巨大看板に『24時間365日』なる文句も踊る、信州エリアの医療の一翼を担う“不夜城”とも言うべき地方医療機関である。

そこに勤務する栗原一止(いちと:櫻井翔)は、少なくない当直も含む激務を淡々とこなしつつ、家庭では妻=榛名(はるな:宮崎あおい)と静かに仲睦まじく暮らす青年内科医。

そんなある日、東京から新しい常勤医師の赴任が知らされる。

やって来た青年医師の姿を見たイチ(=一止)は驚きを隠せなかった。

と言うのも、彼=進藤辰也(藤原竜也)は、イチにとって“医学部の同期生”でもあったからだ。

かつては“医学部の良心”とも言われたタツ(辰也)だが・・本庄病院で彼の見せる“仕事に対する、割切った姿勢”は、看護師ら医療スタッフや、イチ自身が(彼に)寄せる期待を大きく損なうモノだった・・

唯一、そんなタツに対し“理解めいた態度”を示すのが、イチの先輩医師でもある“大狸先生”こと貫田誠太郎(柄本明)。

やがて、夫婦同士の交流の始まった栗原夫妻(イチ&ハル(=榛名))と貫田夫妻(誠太郎&千代(市毛良枝))だが・・そんな「穏やかな日々」も永くは続かなかった。

貫田夫妻を襲う突然の悲報。
そして、タツの“知られざる私生活”には、イチもかつて(=医学生時代の彼女)を知る、東京に暮らすタツの妻=千夏(吹石一恵)を巡る“とある理由”が深く関わっていたのだ・・

意外にも「医療系の邦画にはハズレがない!」と、これまでの鑑賞経験から実感しとるワタシ。まぁ「日常的に“生と死”の描かれる、ドラマティックな舞台設定」となれば、医療機関以外にはなかなか有り得ないワケで・・必然、ハナシ自体も「エエもんが造り易い」って事は自明なんだけど(=^_^=)

前作のキャラ設定が、巧い具合にワタシの記憶(おもひで)からぽろぽろと抜け落ちてて(泣)、登場人物によっては「踏み込みが甘い(=立ち位置が悪く、主要人物&イベントへの絡みが浅い)」「ってか、出演する意味自体あったの?」と感じるトコも少なからず。

また「(一見)主要人物を思わせるけど、実際には大した印象も言動も残せてない」キャラもいたりした。今回(2作目)では、その存在だけを(まず)チラつかせ、次作(3作目)で大きく(物語の本軸に)絡ませるつもりやろか?

今後「ぽっかりと空いてしまった“(主要キャラの)穴”をどう埋めるのか?」「本庄病院の経営はどんな方向に進み、主人公らは(それに対し)どんな姿勢を示すのか」と言った“気になる点”は出て来たんだけど、その辺りをきちんと描いてくれるとすれば、次作にも大いに期待したいトコである(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

・冒頭、5分間もの“仮眠”を経て、再び現場(診療)に向かう主人公。「いったん出て行くも、眼鏡を取りに戻って来る」と言う長回し演出が印象的。
・セリフ内で語られる「ラクテック」は「点滴液」の1ツなんやね。
・主人公の平均的な診療時間「患者1人につき平均11分半」が「長い」と事務長に突っ込まれてた(・ω・)
・栗原夫妻の住む「御嶽(おんたけ)旅館」の固定電話の壁面に「長電話しないで下さい」の貼り紙が。最近余り眼にしない注意書きやね。
・医大生時代、将棋部に所属してたタツとイチ。戦績は「520戦519敗」でタツの圧勝だったそうだが・・その(イチの)1勝こそが気になる(=^_^=) その回だけ「将棋崩し」だったんか?
・今作では夏目漱石でなく、芥川龍之介『河童』や志賀直哉『和解』を院内で読んでた主人公。
・主人公の休みは「年に3日」とセリフで語られてた(×_×) 学会に出掛ける時間もないじゃん。。
・某夫婦の過去に大きく関わる「常念(じょうねん)岳」は、日本100名山の1ツに数えられる長野県の山(標高2857m)。
・不意にコーヒーを頭からかけられる某人物。『プロジェクトA(1983)』の劇中、酒場で挑発されるジャッキーを思い出した(=^_^=)
・劇中に登場する「開運堂」の和菓子に興味津々。「おやき」と言うのも詳しくないので、いつか食べてみたい。
・某糖尿病患者が「1~5階の階段往復を日に5回、飲み物は水とお茶だけで」と指導されてた(×_×)
・「連ねたダルマ」がお炊き上げされてるシーンがあったが、アレって「善光寺の祭事」やろか?
・サラ・ブライトマンが、書下ろし主題曲を歌っとるが・・何とも「タイアップ臭」が強過ぎて好かなかった(⌒〜⌒ι)
・原田泰造、濱田岳は、余りに「尻切れ」なキャラ、、
・大狸先生の“こっそり車椅子移動ネタ”は『ニューイヤーズ・イヴ(2011)』に於けるデ・ニ〜ロ様を巡るシーンと異常に似てた。。
・藤原竜也&吹石一恵の共演は、三谷幸喜作・演出の舞台『ろくでなし啄木(2011)』での組合せ(カップル)と一緒で、そちらばかり思い出してしまった(=^_^=) ついでに、医学部時代の同級生役とし、中村勘太郎さんにもカメオ出演しといて欲しかったり。
・主任看護師=東西直美役を演じる“ち〜ちゃん(池脇千鶴)“は、もう一歩ほど物語に絡んで欲しかったトコか?
・ますます渋い西岡徳馬さん。北野武監督作品に出演されても“貫禄充分”だと思う。
・看護師長役の吉瀬美智子さん、先輩医師役の要潤さんは“(1作目からの)続投”だそうだが・・前作の印象がすっかり(ワタシの中で)欠け落ちてた(⌒〜⌒ι)
・「一般の患者に向き合う」と言う視点で描かれた物語ではなかった。まぁ「いざ自身が病魔と戦う」となれば、医師である以前に(誰もが)“ひとりの人間であり、患者”となってしまうワケなんだけど。
・タツは“(3作目への)続投”がほぼ決定か? これでキャスティングが変わったら、本シリーズも「揺らぐ」やろね。。
・終盤で、唐突に「前面に」飛び出して来る本庄病院の院長先生。かなり「美味しい」なぁ〜(=^_^=)
・ラストで、主人公に“吉報”のもたらされるノリは、まるで『釣りバカ日誌(1988)』を観てるようだった(=^_^=)
・「同業者のお忍び入院ネタ」はクスッと笑えた。あら・・良く観たら『大洗にも星はふるなり(2009)』のチョイ悪マスター(佐藤二朗)じゃないっスか(爆笑)
・「主人公の髪型変更」こそ、やはり本作最大のニュースかも知んない(なの?)
・信州の祭事など、ロケ撮影を発揮した映像もそこそこに堪能できた。河瀬直美監督辺りの影響もあるんかな?
・反対に「東京を映した映像」は殆ど盛込まれてなかった気がする?
・ハルには「屋久島撮影旅行」の経験があるんやろか?

~ こんなセリフも ~

イチ「有難い事に、5分も寝てしまいました」
  「何の根拠もないが、統計的には“私の当直の夜”に
   救急搬送が多い」
  「(遅れたのは)当直明けで、朝に急患が入ったからです」
  「ようこそ。医療の底辺へ」
  「顔が酷いのではない。疲れが酷いのだ」
  「医師である前に人間です」
  「1局、やらないか?」
  「お前が落ち込む事ではない」
  「医師としての英智を繋いでいく」
  「治らない患者は見棄てろと?」
  「医師の話ではない。人間の話をしている」
  「算盤(そろばん)も肩書も投げ棄て、
   その身1ツで言葉を発するべきです」
  「・・14:20・・御臨終です」
  「先生の志と希望は、僕らが受け継いでゆきます」
  「これは、1人の人間がくれた“神様のカルテ”です」
  「では、失礼して」

タツ「主治医の役割は充分に果したつもりです」
  「ここは随分、看護師が元気な病院だな」
  「主治医って何だ?」
  「ただ医者ってだけで、食事も睡眠も保証されない」
  「お前の家族は(それで)納得してるのか?」
  「悪いが、君とは優先順位が違う
  「医者の個人的な事情を
   気にしてくれる患者がいるか?」
  「狂ってると思わないか? 立派な医者って何だ?
   夫婦って何なんだ?」
  「強力な化学療法をもってしても・・」
  「強力な化学療法は、何かを奪う事にもなります」
  「疲れた時は、僕らスタッフが全力で支えます」
  「羨ましいな・・こんな風に支えてくれる
   人が傍にいて」
  「君を一番追い詰めていたのは、
   僕だったのかも知れない」
  「これからは、2人じゃなく、
   3人で歩いて行くんだな」
  「ここを選んで正解だった

ハル「これからは“屋久杉さん”と呼べなくなるんですね」
  「何か“大変な事”が起きているんですね」
  『苦しい時に限って、私のいる事を忘れてしまう。
   イチさんの“悪い癖”です』
  「私も支えて貰ってますから」
  「他の灯りで隠れていただけで、
   ちゃんと光り続けていたんですね

貫田「そんなに簡単に、夢だの希望だのが
   ころころ転がってて堪るかよ」
  「医者が頭で考えるのは、一番駄目なんだよ。
   医者は頭で考えちゃ駄目」
  「どの世界にも“憎まれ役”は必要です」
  「こう言う悲しい事は、もう「なし」にしてぇよなぁ
  「もうOKだ。
   抗がん剤でも、ステロイドでも始めてくれ」
  「“医療に捧げて来た時間”に後悔はないよ」
  「いざ(妻と)顔を突き合わせる時が“看病”とはね」
  「さぁ・・どうだかねぇ」
  「仕事を取るか、家族を取るか・・
   それはいつも“最大の難問”だ」
  「“人間らしい生活”なんて、
   なかなか手に入らない」
  「おやき、要らない」
  『星なんて、どうでもいいんです。
   大事なのは、あなたなんです
  「青臭くていいんだ」
  「希望ならあるよ。ここがそれだ
  「希望は・・君たちだ。後は頼んだよ」
  「長い間、有難う」
  「あいつら、何処に行ったんですかね。
   さっきまで、その辺にいたんですが。
   山小屋に戻ったかな?
   良かったら、座りませんか?」
  「夏の常念岳が一番好きです」
  「星なんか、どうでもいいんです。
   大事なのは、あなたなんです

千代「医者なんてね、病院に呼ばれた途端に、
   他の事を忘れちゃうんだから」
  「傍(そば)に居なくても、気持ちは寄り添える」
  「皮肉なものね。やっと手にした時間が、
   やっぱり“病院の中”だなんてね」
  「何にもしてないのに、どうして
   “病院にいるだけで疲れる”んでしょうね」
  「有難う・・覚悟が出来たわ」
  「この町でも、星をあんなに見れるのね」

東西「青い・・青いわぁ」
  「昨夜、そんなアクシデントはありませんでした」

屋久杉「成る程・・コレは“有り”っスね」

男爵「“やりたい道を進む”と言うのは、
   大事な事なんだ」

高山「今日は“医者の顔”をして、来てしまいました」

金山「医療はボランティアではありません。ビジネスなのです」

患者「食べました。すんません」
  「強制退院、ですかね」
  「実は“同業”なんです」
  「でも、そんな“損した医者”でいて下さい

院長「常識を突き崩して、理想にばかり走ろうとする
   青臭い若者が、私は嫌いだ。
   だが、その理想すら持たない若者はもっと嫌いだ」

スタッフ“10分後に救急車、入ります”

なつな「うん、パパ。栗原よりカッコいい!」

※「この町の最期の灯を消してはいけません」
 「医者は“医者としての理屈”で動くしかない」
 「相変わらず“不器用な男”だな」

イチ「何を祈ったのだ?」
ハル「色々です」

イチ「“一緒にいる”だろう?」
ハル「いいえ。私はいつも“置いてきぼり”です。
   イチさんの“悪い癖”です」

タツ「久しぶりだな」
イチ「何故・・お前が」

イチ「何故、こんな所にお前が?」
タツ「まぁ、色々・・」

外村「進藤先生・・“落ちてた”わよ」
イチ「願ったりです」

千代「あの人に、言うんですか?」
タツ「もう、ご存じだと思います」

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2014年4月16日 (水)

☆『LiFE!』☆

3月の下旬からこっち、何やら色々と「ツイてないなァ」と痛感してるワタシ。

1)自車が追突(事故)被害に遭う
2)愛機=MacBook Air(ノートPC)が底部からの「浸茶(=お茶の侵入)」被害により緊急入院

ってな「ダブル攻撃」により、精神的にも少なからず凹んでしまった(×_×)
まぁ、(1)に関して「ケガがなかった事」や、(2)に関して「PC内のデータ損傷がなかった事」こそは喜ぶべきだろうけど。

ってなワケで、しばらくはスマートフォン版『ドラゴ※クエストViii』のダラダラプレイを余暇のメインに、過ごしたりしている(・ω・)

・・

さる3月23日(日曜)。
「3連休のラストを細(ささ)やかに飾ろう!」と考えたワタシは、ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”に繰り出し、幾度となく見せられた(?)予告篇映像により、関心を高めまくってた『LiFE!』をいよいよ鑑賞した。

スペックとしては

・ベン・スティラーが製作・監督・主演を兼任。因みにベンの初監督作は『リアリティ・バイツ(1994)』で、近年の監督作としては『トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008)』以来。
・『虹を掴む男(1947)』のリメイク作。と言っても、邦画『虹をつかむ男(1996)』との関連性は特にない(ハズ)。

って事で、久々な「監督兼主演作」へのブランク(?)を懸念しつつ「ま、あの予告篇(の出来)だし、きっと大丈夫だろう!」と勝手に安心してもしまったが(・ω・)

ウォルター・ミティ(ベン)は、ニューヨークに暮らす42歳の冴えない男。長い伝統を誇る報道写真雑誌『LiFE(ライフ)』に勤めて16年目になる彼は、ネガフィルムを管理する部署で真面目に働きつつ“地味で変化のない、平凡な毎日”を送っている。

1ヵ月前からの同僚であり、密かに想いを寄せるシェリル・メルホフ(クリスティン・ウィグ)に対し、なかなか“告白の一歩”の踏み出せぬウォルター。

彼女の名前を見つけた「eハーモニー」なる(パートナー探しの)ウェブサイトに自身も登録を試みるものの、プロフィール欄に載せるべき「特別な体験談」が全く思い浮かばない。

妄想癖のあるウォルターが、自信たっぷりにシェリルを口説く事の出来るのは・・専ら「彼自身の、都合の良い“空想世界”の中だけ」だった。

そんなある日『LiFE』誌が買収される事を突然に知らされる社員たち。
紙媒体の同誌は廃刊となり、オンライン版に移行する決定が下される。そしてウォルターたち社員の前に、事業再編担当者であるテッド・ヘンドリックス(アダム・スコット)が現れる。

この新しいボスがウォルターに提出を求めたのは、『LiFE』最終号の表紙を飾る写真のフィルムだった。

『LiFE』誌を代表する、冒険家の肩書も併せ持つフォト・ジャーナリスト=ショーン・オコンネル(ショーン・ペン)が直前にウォルターに送りつけたネガには、何故か最終号の表紙となるべき「25番」のフィルムだけが抜け落ちていた!

表紙の印刷までに残された時間は・・2週間半。

問題となる「25番目のフィルム」の所在を唯一知るショーンを訪ね、ゼロ・ハリバートン(アタッシュケース)1ツだけを引っ掴んでオフィスを飛び出すウォルター。彼の向かう先は、ショーンがフィルムを発送した記録のある場所=グリーンランドだった!

こうして、ウォルターの「空想ではない」現実世界での壮大な冒険が始るのだった・・

「ボンヤリしがちな主人公が、昨日までの生活とは全く違う、大きな冒険の世界に旅立つ!!」と言う粗筋がとにかく爽快で、逆に言えばそれが「語るべき本作の総て」と言えるのかも知んない。

似た雰囲気を感じたのは『フォレスト・ガンプ/一期一会』だったろうか。「(一歩離れて眺めると、案外地味っぽい)ヒロインに一途に想いを寄せる主人公」や「思い立ったがまま、世界に向かって駆け出す主人公」・・そう言ったウォルターの姿に、かつて観たガンプの雰囲気を感じたのかも知れない。

一方で気になったのは「ウォルターが日常生活の中で唐突に入ってゆくリアルな“空想世界”」と「彼が実際に体験してゆく壮大な“冒険物語”」とが共に奇想天外ながら、微妙に似通った(?)系統だったりもするので「互いがぶつかり合い、打消し合ってしまってるのでは」とも感じた点だろうか。

それぞれのシーンに対する製作費も、ほぼ同額っぽくかかってた(?)感があったし、出来ればもう少し“空想”部分を抑えて描いた方が、実際の“冒険”がより引き立ったようにも思う。

鑑賞中に幾度となく「会社を飛び出した辺りからの展開が、もしも総て“夢オチでした”とラストで明かされたらどうしよう?」などと不安な気持ちに駆られてもしまったモノで・・(⌒~⌒ι)

近年では『プロメテウス(2012)』冒頭に於ける空撮でも、その広大な雰囲気に圧倒されたのが「アイスランドを映した風景」だが・・本作に於いても、どんな映像が眺められるのか(それまで)さっぱり想像もつかなかった「グリーンランドの風景」が沢山映し出され、そこが凄く良かった!

アイスランドの火山に向かう主人公・・と言えば『センター・オヴ・ジ・アース(2008)』を想起させられるが・・「未知の異国を映し出す映像群」ってのは、どうしてこんなにも素晴らしいのだろう!

主人公ウォルターは、実は劇中で「2度」大冒険を繰り広げるのだが、落ち着いた眼で観たら「空想体質に伴うドーパミン分泌」の為せるワザなのか(?)・・スケボーをガンガンに乗りこなしたり、極寒の海中で(溺れずに)泳ぎ回れたり、大した高地訓練もなしに本格的な標高の山岳を登ったり・・と意外に「超人的」な体力&精神力を持ってたりもした(=^_^=)

色んな意味で「捜し求めていた対象」に「逆に見護られてました」って風な“オチ”もあったが、世界旅行気分に浸る事も出来、ちょっと強引なトコもあるんだけど、楽しめた作品である。

~ こんなトコも ~

・ベン監督の「生真面目な一面」こそが際立っとる作品だった。「コメディ作」としては期待し過ぎない方が良い。
・ヒロインとのすれ違い感が印象的だった。
・主人公の携帯電話のバッテリー持続時間は驚異的だった!
・「訓練」も「準備」もなしに、冒険ってば始められるんやろか?
・少年時代の「特技」や「髪型」など・・案外“破天荒な資質”は備えてたと思われる主人公。
・「掌にすっぽりおさまるサイズ」の石ころ(2ツ)を使った、スケボーの「効率的な曲がり方」を初めて知った!
・「“死んでいた”主人公の終わり」と「“生を取り戻した”主人公の始まり」の描かれ方が良い!
・キーパーソンは“おかん”だった!
・「妄想特撮シーン」に費やしてた製作費&手間がハンパない!
・「世界(≒冒険)に踏み出す、その一歩」の背中を押してくれるものは何だろう?
・「ヒゲ面=ダンブルドア校長」ってネタは、欧米では“定番”なんやろか?
・「自社のスローガン」ぐらいスラスラと言えなきゃ・・
・案外と大胆だった主人公。
・意外と「運の悪げ」な、、「回り道しがち」な主人公でもあった(⌒~⌒ι)
・ひとたび“生き返る(=生を取り戻す)”と・・ボンヤリする頻度も下がるんやろか?
・「冒険家」としてのキャラの構築されてたショーン・ペン以上に、ある意味“ガチで破天荒”なキャラ造型だった主人公(=^_^=)
・オープニングで、出社する主人公を映す背景の「壁」や「路面」にスタッフ・クレジットが表示される! そんな『パニック・ルーム(2002)』の冒頭を思わせる映像群に「やるなぁ!」と唸らされた。
・「ヌーク(NUUK)」なるグリーンランドの地名が登場するが、どうにも『ロボコップ2(1990)』に出て来る(架空の)ドラッグを思い出してしまう。。
・レンタカーとして「青い車」ではなく「赤い車」を選んだウォルター。何かの“フリ”かなと思ったが、特に何もなかった(・ω・)
・アイスランドにあると言う「人気のストリップ劇場」に興味津々。港湾に用意された「たった1台」の自転車を巡って、屈強な男達が争奪戦を繰り広げる・・まさに「西宮え※すの福男選び」状態だ!(爆笑)
・アイスランドでウォルターの辿り着いた“ゴーストタウンな雰囲気”の街が『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008)』の序盤っぽくもあり、ちと不気味だった。
・セスナの翼の上に立ち、火山の噴煙に向かって「ヒャッハ〜!」的に突入して行ったショーン。。それ、大丈夫なのかよおい。
・ショーンの構える銀塩カメラ。メーカーのロゴ部分こそ(ご丁寧に)塗り消してあったが、しっかり「F3-T」とモデル名が映ってた(⌒~⌒ι)
・空港にて「X線検査装置」の映像が(突然に)映し出されるシーン。わずかながら「ダレてしまった」のはワタシだけだろうか?
・「ストレッチ・アームストロング人形」ネタをもっと(文字通り?)引っ張るか・・と思いきや、意外にあっさりと「藁しべ長者」されてしまった(×_×)
・『未来世紀ブラジル(1985)』『フィッシャー・キング(1991)』路線の“幻想的な空想シーン”なんかも盛り込んで欲しかった。

〜 こんなセリフも 〜

ウォルター「“体験談の欄”は入力を飛ばした。
      何処にも行ってないから」
     「さっき新しい義足を思いついたんだ」
     「ヒゲが似合うのは、あんたじゃなく
      ダンブルドアだけさ」
     「氷は、色っぽい女性のようだ」
     「隼を使って、君に詩を届けよう」
     「ここ(管理室)の査定は難しいだろうな」
     「このネガ、いつからここに?」
     「ベタ焼きを作れ」
     「今からかい?(Starting now?)」
     「それ“キックフリップ”かい?」
     「素敵だ(sweet.)」
     「僕はベンジャミン・バトン。
      映画は観てないが、僕がそうなんだ」
     「ビールを貰おう。“小さい靴”で」
     「ごめん。顔を掴んだりして」
     「ここは、美しい国だ」
     “僕の心は雪のように冷え切ってる”
     “とうとう独りぼっちになった”
     「酸素が薄いから、長話は出来ない」
     「横笛を返せ!」
     「空想は・・最近減った」
     「これが“神髄”だ」
     「“イヤな奴”になるな
     「そんなものは“額”にでも入れて飾っとけ」
     「歌う君を空想してた」
     「僕は“口下手”でね」
     「後で買うさ。飛びついて買うのもカッコ悪い」

シェリル「それって“サンドピープル”のゴーグル?」
    「手掛かりを繋いで、順に追って行く・・
     それが推理小説で言われる“方法論”だけど」
    「発想するのが好きなの」
    「前夫からだわ。きっと井戸に落ちたのね」
    「(トム少佐の歌は)未知の世界に向かって行く
     勇気を讃える歌なのよ」

母「クビになろうと、あなたは彼の相棒よ」
 「私たちは“大人”よ。理解してるわ」

トッド“これまでに、何かスゴい事をしませんでした?”
   “マジか?(seriously?)”
   「シナボンで話を聞こう」

ショーン“これは、これまでの君の苦労に対する贈り物だ”
    “25番は俺の傑作だ”
    “君を信頼してる
    “素晴らしい仕事に感謝を”
    “これが、人生の神髄だ”
    “僕の写真に対する人々の共感があったのも、
     彼の頑張りがあったからこそだ”
    「そこで静かにして、ゆっくり休んでろ」
    「“美しきもの”は注目を嫌う
    「“25番”は、お前の尻の下だよ」
    「棄てちまったって? ・・そりゃ傷付くなぁ」
    「残念だ・・美しい写真なのに」
    「・・行っちまったな」

テッド「気力で乗り越えろ」
   「クリップを(彼に)ぶつけたら動き出すかな?」
   「ブリキ男にオイルでも注そうか?」
   「いたぞ!(I see you!)」

ヘルナンド「大したバカが着任したもんだ」

パイロット「ここにゃ8人しかいねぇ。
      8人じゃ浮気もすぐバレちまう」
     「良く来たな。寛いでるか?」
     「今だ! 飛び降りろ!
      違う! 小さい方の船だ!」

船長「凍死まであと1分もある! 助かるぞ!」
  「輝けよ!(Stay Gold!)」

船員「あんた、アメリカ人? すげぇ!
   “フォンジー”だな」

ウォルター「“エルドゴス(ELDGOS)”って何だ?」
町民「エレクションだよ!」
ウォルター「“勃起”だって?!」
町民「違う! イラプション(噴火)だ!」

トッド“もしもし? 気絶でも?”
ウォルター「いや・・ボンヤリしてた」
トッド“頻繁にあるんですか?”
ウォルター「“正常な範囲”でね」

ウォルター「今から飛ぶのか?」
パイロット「ああ、こいつを飲み干したらな。
      嵐の日にゃ、酒でも呑まねぇとビビっちまって」

ウォルター「何処に降りるんだ?」
パイロット「降りねぇ!」

船長「OK! そいつはサメだな!」
ウォルター「やっぱり!
船長「そいつと仲良くするなよ!」

ウォルター「撮らないのか?」
ショーン「時々な・・“俺の好きな瞬間”を
     カメラに邪魔されたくない

ショーン「“その一瞬”を大切に扱うのさ」
ウォルター「一瞬を?」
ショーン「ああ・・それが“今”なのさ」

ウォルター「『LiFE』の標語(スローガン)を?」
テッド「“I’m lovin’ it.”だったかな?」
ウォルター「違う。それはマクドナルドだ」

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2014年4月 3日 (木)

☆『ラッシュ/プライドと友情(2013)』☆

先月、3月16日(日曜)の夕刻。

某ポッドキャストで「アツい物語!」などとやけに好評(?)だった事もあり、いきなし鑑賞を決意、伊丹のイオン内にあるシネコン“TOHOシネマズ”に観に行ったのは『ラッシュ/プライドと友情』である!

ときに、実家のあるO阪府某市内に、関西初となる「大型スクリーン:TCX」+「3次元音響システム:DOLBY ATMOS」の併設されたシアターを擁するシネコン“TOHOシネマズ・くずはモール”がオープンすると言う事で、俄然関心が高まっている!

って言うか、この「くずはモール」に於ける成功で、各地の“TOHOシネマズ”への(TCX+ATMOS)採用が増える事を是非とも期待したいトコである!
(そのスペックでの鑑賞に見合う新作が、果たして「今後どんだけ出て来るのか」は分かんないけど(⌒~⌒ι))

世界各地で開催され、モーターファンを狂喜させる「F1(フォーミュラ1)世界選手権」。その舞台では、毎年25人のドライヴァーが出走、2人が事故(クラッシュ)で生命を落とすとされている。

1970年代、対照的な性格の2人のF1ドライヴァーが、世界中のサーキットを股にかけ、凄絶なバトルを繰り広げた。

1人は、イギリス出身のジェームズ・ハント(クリス・ヘムズワース)。彼は「天性の勘」を頼りにF1マシンを駆る「本能型のドライヴァー」であり、稀代のプレイボーイでもあった。

もう1人は、そんな彼の前に現れた、オーストリア出身のニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)。「走るコンピュータ」の異名をとる彼は“論理的思考”を持ち味とし、自らF1マシンの整備を行い、その改良を提案するなど、勤勉かつ禁欲的な男である。

正反対のタイプである2人は、やがてライバル関係となり、いよいよ1976年に開催された選手権に於いて、熾烈なデッドヒートを繰り広げる事に。

・・

シーズン首位を突き進む、好成績のラウダ。
それを追うハントは、折からの悪天候で開催の危ぶまれた同年8月1日開催のドイツGP(グランプリ、於:ニュルブルクリンク・サーキット)で中止を主張するラウダに対し、審議会にて(多数の賛成派と共に)決行を支持し、彼の意見を退ける。

結果的に、そのレースでラウダのマシンは大クラッシュ、彼自身も出火したコックピット内で1分間も上半身を業火に包まれ、重傷を追ってしまう・・

レース開催を押し切ったハントは、彼の事故に少なからぬ責を感じつつ、(ラウダ不在の)その後のレースで成績を上げ、首位との差を縮めて行く。

病室で「ハントの猛烈な追い上げ」を知ったラウダは、愛妻の反対を押し切り、同選手権への即時復帰に向け、猛リハビリを開始するのだった・・

私的には、若い頃からF1にはとんと興味がなく、断然好きだったのは「市販車をベースにしたデザインの車両」によるレース系だった。
本作も「F1の世界を描いてたから」と言うよりは、2人の伝説的ドライヴァーの「対照的な言動や生き様」に興味が湧いたからこそ観る気になった感じ。

ノリとして『栄光のル・マン(1971)』路線の“シブいドラマ”を(何となく)予想してたが、どちらかと言えば『ドリヴン(2001)』の世界観に近かったような気もする(⌒〜⌒ι)

「プレイボーイなチャラ男」と「神経質なネクラ男」に大きくタイプ分けされる(?)主人公2人だが、彼らだけで会話を交わすシーンは余りなく、それぞれに「マイペースで(自分のみを信じ)レースに取り組む」姿勢があった。

「公道に於けるマイカーの走らせ方」「恋人のタイプ」など、悉(ことごと)く対照的な2人だが、レース開始直前の「デフォルトでセットするタイヤのチョイス」だけは「相手方から情報を手に入れ、そのセッティングに合わせる」ってやり方だったりして面白い。
「何だよ、マネしてんじゃん」と突っ込めるトコである。

(ラウダに対する)ハントの“本心”の良く現れてたのが「会見後、無粋な(?)質問をラウダに投げかけた記者をトイレに連れて行き、ボコる」ってシーンだろうか。「奴に対する“無礼”の赦されるのはこの俺だけで、お前なんかじゃねぇ!」と言いたかったのだろうか。

対するラウダは、要所要所でモノローグ(独白)のスタイルで、自身やハントに対する想いを(断片的ながらも)吐露していた。

願わくは、主人公2人だけでなく、彼らそれぞれを取り巻く「女性」「チーム」の物語も、更に数歩踏み込んだカタチで描いて欲しかったか。

特にラウダのリハビリを支え続けたであろう、マルレーヌの想いを「こそ」聞いてみたかったワタシである。

〜 こんなトコも 〜

・自力で銀行の融資にこぎ着け、F1界に殴り込みをかけるラウダの行動力もスゴい。
・レース前、緊張感からか(?)嘔吐してるハント。マイティ・ソー以上に「繊細」なようだ。
・「赤のラウダ」「白のハント」とそれぞれのマシンのカラーすらもが対照的だった。
・ハントを形容する言葉「9日間は駄目でも、10日目で無敵になる男」ってのがカッコいい(=^_^=)
・ハントの妻=スージー・ミラー役を演じたのはオリヴイア・ワイルドさん。『トロン:レガシィ(2010)』『カウボーイ&エイリアン(2011)』と快進撃が続いてたが、近年は「ボチボチ」って感じかな?
・ラウダの負傷について、今まで「顔面の火傷」が大変やなぁ・・と思ってたが、それ以上に観てて辛いのが「喉から肺に長い管を通し、膿を抜き取る」と言う処置だった(×_×)
・エンツォ・フェラーリおじさんとラウダのやり取りをもっと観てみたかった。
・ドリルで(ヘルメットの)バイザーに2ヶ所の穴を開け・・「曇り止め、完成!」ってな“突貫工事ぶり”が痛快だった(=^_^=)
・序盤で、腹部に重傷を負ったハントが病院にやって来てたが、何が(具体的に)あったのだ?(⌒~⌒ι)
・「石鹸のショップ名」とかじゃないのね、本作のタイトル。。
・どうにも『ラッシュ/プライドと偏見』ってなタイトルと勘違いしそうになる(×_×)
・実録モノ故の“なぞり演出”“はしょり演出”が残念だった。『ロッキー(1976)』シリーズで言う「中盤のラウンドの描写」みたいな。。
・大事故を経ても「恐怖心もなくすぐに復帰」して来るラウダの精神力はすごい!
・ラウダに露骨な質問を投げかけた記者を、会見後に呼び止めるハント。てっきり「カネでも渡す」のかと思った(⌒〜⌒ι)
・本作、流石に「女子向け」では全くなさそやね。。
・ドライバー同士の交流シーンも欲しかった。
・45歳で死去してしまったハント。死因は「心臓発作」だったそうだが、ドラッグの影響なんかもあった?
・主人公2人の「子供」や「両親」の存在は(意図的にか?)描かれなかった。
・主人公2人共に魅力を感じないし、愛着も湧かなかった。こう言う主人公の造型も珍しい(・ω・)
・ラウダの「肺送管シーン」が劇中で最もキツい(×_×)
・運転してる部分は「ほぼCG」と観て良いのか?
・確かに「ネズミ顔」だったラウダ。かの(?)大泉洋を超えてたかも知んない(=^_^=) んでも、演じたダニエル・ブリュールは『グッバイ、レーニン!(2003)』の主人公だったんやね〜!
・意外にも「野郎汁の迸(ほとばし)る物語」でもなかった。
・「奔放」と「献身」をそれぞれに具現化したような“2人のミューズ(女神)”のドラマも際立たせて欲しかったトコ。
・ラストバトル(日本GP)は「ラウダのとった、あの行動」のお陰で、何ともスッキリしない・・
・ハントの方が「豪快」「強運」・・と、ラウダをある種「圧倒」してたのかも?
・『ドリヴン』ほどエンタテインメント寄りでもなく『栄光のル・マン』ほどキャストに華があるでもなく。。
・「私生活」も「レースシーン」も、断片的だった感がある。
・終盤の日本GP(於:富士スピードウェイ)では、もっと「日本ロケ」をアピールして欲しかった気がするなぁ。
・「ジッポーライターを開閉させる」のがハントのクセだった。

〜 こんなセリフも 〜

ハント「ドライバー同士のケンカも“事故”の内さ」
   「どうした? そんなに鼻血が珍しいか?」
   「バールで殴られた」
   「原因は、彼の奥さんだ。低次元の争いさ。
    尤も、俺は“奥さんの求め”に応じただけなんだが」
   「F3は“レベルの低い部門”って事さ」
   「いつか有名になる」
   「だが、自滅したろ?」
   「“ネズミに似てる”奴だな」
   「俺の名はハント。
    “カント”と韻が似てるから覚え易い」
   「F1? 今すぐ行けるさ」
   「何を間違えたのか、俺は此処にいる
   「普通の世界じゃ、完全に駄目な人間だろうね」
    “セ※クスは王者の朝食(Sex, Breakfast of Champions.)”
   「今の俺は“早寝早起き”の退屈な男さ。
    だが、あのネズミに勝つにはそれしかない」
   「俺と結婚する気、ない?」
   「俺に何を期待してたんだ?」
   「奴に“命懸けの勝負”が出来るか?」
   「ネクタイをしめ、愛想も良くするさ」
   「首筋に(追いすがる)俺の吐息を感じるだろ?」
   「あんな酷いクルマ、運転出来るか!」
   「“タマのデカさ”が勝因さ」
   「どのレースだって、死ぬ確率は20%だ」
   「“雨の時の技術”がものを言うのさ
   「人気ってのも役に立つもんだぜ」
   「謝罪の手紙を書こうと思ってたんだ」
   「プレッシャーについて?
    俺より大物のラウダに訊くべきだ」
   「こんだけ抜かれりゃムリさ」
   「今後の予定? まずは酔っ払うさ」
   「火傷を負って、男前になったな」

ラウダ「奴がウェットなら、ウェットで行く」
   「マグネシウム合金の採用でエンジンを軽くしろ」
   「2秒速くなったか? だろ?」
   「同じカネを無くすなら、大舞台の方がいい
    “下でクスぶらず、自力でのし上がった”
   「豚でクズでクソだな、このクルマは」
   「勝ってる間は優遇されるが、負ければ即お払い箱さ。
    それがビジネスってものだ」
   「あんた(の走り)で稼げるなら、俺でも稼げる」
   「頭脳は人並みだが、尻でクルマの総て
    を感じる事が出来る」
   「これでどうだ? レーサーに見える?」
   「クルマの性能も実力の内さ」
   「チャンピオンはスピードだけじゃない」
   「君もこの僕のように恐れられろ」
   「勝って、家に帰るだけさ」
   「違反の指摘の何処が卑怯だ?」
   「幸せは敵だ。僕を弱くする・・迷いが生まれるから」
   「神父を追い返せ! まだ俺は生きてるぞ!」
   「俺を愛してるなら、何も言うな」
   「君の勝利のお陰で“生きる闘志”が湧いた。
    俺をここに戻したのも君だ
   「植皮のお陰で汗が眼に流れ込む事がなくなった」
   「今のは質問か? それとも挑発か?」
   「俺もあんたの質問に真面目に答えるよ。
    ・・フ※※ク・ユー!」
   「俺の顔の事より、貴様自身の顔を
    どうすべきか女房に聞け!」
   「勢いは俺の方がある」
   「悔いなどないさ、いつも」
   「カネさえ出せば、ハイジャックせずに
    好きな所に行ける」
   「地獄の苦しみは、肺に通した管から
    膿を吸い出す事だ」
   「賢者とは、敵からも多くを学ぶものだ
   「これからも僕を脅かし続けろ・・サボるな」
   「彼はライバルの中でも数少ない友人だった。
    尊敬に値し、この私が嫉妬した唯一の男だった」

スージー「お酒に逃げても無駄よ」
    「話してよ。他人じゃないのよ」
    「麻薬、浮気、お酒・・どれか1つなら
     耐えられたわ。でもその総てでは」
    「彼からは愛情を感じるの」
    「トボけないでよ!(Come on!)」

マルレーヌ「もういい(Foeget it.)」
     「“イタリア流”で(通る車を)停めるわ」

ヘスケス「今日がどんなに重要な日か分かってるか?」
    「我々のチームにスポンサーがつかなかった。
     つまり“コンドーム”も“煙草”も抜きだ」 
    「人員整理が決まった。この屋敷も売却される」

ファン「サインに日時をくれ! 今日があんたの
    最期のレースかも知れないからな!」

ハント「後ろの様子はどうだ?」
ラウダ「長居はしないさ」

ハント「卑怯なネズミめ」
ラウダ「だが、違反は違反だ」
ハント「そうだな。そして、ネズミはネズミだ」
ラウダ「ネズミは生存本能も強いぞ

ラウダ「そんなに酷い(顔)か?」
ハント「・・いや」

スージー「(車体に)身を護る配慮が何もないわね
ハント「そう、まさに『走る棺桶』さ」

ハント「命知らずのレーサーに、まともな奴なんていないさ」
スージー「知ってたわ。けど“こんなに中身がない”とはね」

マルレーヌ「“お爺ちゃん”みたいな運転ね」
ラウダ「スピードを出すなんて危険なだけだ」

ラウダ「男がいつも(君の)思い通りになると?」
マルレーヌ「大抵はね」

ラウダ「“誰かを選べ”と言われたなら、
    君でなくては駄目だ」
マルレーヌ「あなた、詩人なのね」

オーナー「“(棄権の理由は)マシンのトラブル”
     と発表するか?」
ラウダ「いや・・本当の事を」

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