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2014年3月30日 (日)

☆『偉大なる、しゅららぼん/The Great Shu Ra Ra Boom』☆

またもや、ハナシは遡る・・ って言うか、ハナシを遡る。

9日(日曜)の夕刻、ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”にて鑑賞して来たのは、予備知識も殆どないままに突然「観よう!」と決めたファンタジー作『偉大なる、しゅららぼん』だった。

唯一、知ってたのは「万城目(まきめ)学氏の同名小説が原作」って事ぐらい。

同氏の作品を映像化したものでは、TVドラマ版の『鹿男あをによし(2008)』がとても好きだったワタシで『プリンセス トヨトミ(2011)』も悪くはなかったように記憶している。 ←ただ単に「大阪が舞台」って事で、好意的に受け止めただけかも知んないが(・ω・)

同氏の小説は読んだ事のないワタシなので、その作風に関する「万城目ワールド」って表現が(本当は)どのようなモノか、実は分かってないワケだが、、何となく「舞台が関西圏」「純和風」「伝奇的」「奇想天外」って辺りは、これまで触れて来た映像作品に相通じるトコがあるんじゃないかな、と思っている。

滋賀県・琵琶湖の湖東エリアに位置する城下町=石走(いわばしり)市。

此処では、1300年(?)もの永き歴史を持つ旧家「日出(ひので)家」が「湖の神から託された特殊な力」を代々伝承し、街の中心に位置する「石走城」から下界を見下ろしつつ優雅に(?)暮らしていた。

当代・日出淡九郎(佐野史郎)は“一族の掟”に従い、15歳の誕生日を迎えた分家の甥=涼介(岡田将生)を本家に招く。

城に居候しつつ、淡九郎の後継者となる事の運命づけられた長男=15歳の淡十郎(濱田岳)と共に、地元の高校「石走学園」に入学する涼介。
学業の傍ら、師匠・藤宮濤子(とうこ:貫地谷しほり)の下で“修行”に勤しむ事に。

しかし、生まれながらにして「お殿様」然とした淡十郎からはいつまでも「お供」呼ばわりされ、彼とお揃いの赤い学ラン(制服)の着用が義務づけられ、荷物持ち(≒パシリ)にされてしまう涼介。彼が「石走の地」で体験する総ては“珍奇なるもの”だった。

・・

学園では、同じクラスの秀才=棗(なつめ)広海に対し、事ある毎に「対抗心」を燃やす淡十郎。
それもその筈「湖東の日出家」と「湖西の棗家」は、琵琶湖を挟み、共に「特殊な力」を持つ「互いに相容れぬ一族」だったのだ!

そんな中、クラスメイトの物静かな女生徒・速水沙月に対し“仄かな恋心”を抱いた淡十郎が「彼女が好きなのは棗である」と言う事実を知るに及び、遂に「日出家vs棗家」の確執は決定的なものとなる。

凄絶な戦いの火蓋が切られようとするその時・・“予想もしなかった第3の勢力”の出現によって、両家は思いもよらぬ存亡の危機に立たされる事となる・・

「学園モノ」ベースの軽妙なファンタジー作品かな? ・・と予想して観に行ったワタシだが「壮大な設定」を(短い上映時間で)強引に練り込み過ぎた反動なのか「学園モノ」としても「恋愛モノ」としても何とも中途半端で、薄っぺらい物語に仕上がってしまってて、残念だった(×_×)

序盤から「風変わりな世界設定+キャラ群」が観客の眼の前で次々と展開されるので、観てる方は「ひたすらに戸惑ってしまう」ワケだが(⌒〜⌒ι)その勢いのまま、後半に向かって緊迫感の高まって来る“流れ”なので「も少し、休符(的な演出)なんかも入れつつ、緩急が欲しかったかなぁ」と。

そのキャラ陣に関しても「出番が少な過ぎるやんか!」と突っ込めるしとが多く、制作側の(恐らく)意図しないトコ(?)に驚かされた!

最たるは「淡九郎役の佐野史郎さん」と「棗の父親役の髙田延彦さん」 ・・あの程度の出番なら「特別出演」レベルの扱いで良かったんでは。。

“特殊な力”に関する描写は、当然ながら「CG依存」で展開されるんだが、、それらも「イマドキ、その程度(の完成度)で満足しとったらあきまへんえ?」なレベルだった。
いっそ「表現(手段)を(映像以外に)変えてみる」なんてな方向性でも持って行きようはあった気がする(・ω・)

「壮大なファンタジー」を期待して観に行くと、誰しもがその「舞台&スケールのちっこさ」にぶったまげてしまうだろうが・・ 赤い学ランで動き回る主人公の2人の姿に、何となく『実写版・ハイスク※ル!奇※組』のノリ(?)を感じたりもし、さほど気負わずに観る事が出来た・・って点だけは、評価したげて良いかな、、ってトコか。

〜 こんなトコも 〜

・劇場用作品じゃなく、いっそ「TVドラマ」として企画・制作した方が良かったんじゃないだろうか?
・“主人公らに大きく絡む”ハズのヒロイン(←“マドンナ役”と言っても良い)に魅力の乏しいトコは『鹿男〜』『プリトヨ』にも共通しとる感じ。原作(小説)からして「女性キャラの描写」に魅力を欠いとるんやろか?
・淡十郎が、どのような手段で「リーゼントの不良クラスメート」を丁髷(ちょんまげ)に仕立て、バスケのゴール(の上)に乗っけたのか、が知りたい! 誰か、教えて丁髷! (←「煙草の追加購入」で“あのしと”にお願いしたんか?)
・本作で最も笑える(唯一の?)シーンは、商店街を練り歩く日出家一行の前を「唐突に」横切った、通行人役の“あのしと”の存在だろうか! 朝の某ラヂヲ番組(←帯番組)のタイトルのように、ただ「お礼」のみを言い残し、去ってゆきましたが・・
・前半で、石走城に商談(?)に来てた渡辺哲さんは何者だった?
・教頭を始めとする“へりくだり連中”は、結局は「挨拶のみ」の出番だった!
・学園そのものに関する設定が薄過ぎ!
・だだっ広い屋敷(城)なのに、使用人の姿が全く見当たらなかった!
・後半は『十戒(1956)』の簡易版やら『インスタント沼(2009)』の簡易版やらをダラッと見せつけられた感じ。
・地元の金融機関「日出銀行」や「日出中央信用金庫」は、如何にも実在しそうな感じ。
・棗は、本拠である「湖西エリア」から、湖東エリアの石走まで“はるばる”通学してたんか?
・「黒幕の意外さ」・・は、その正体が“あのしと”だった事により、かなり「地味で枯れた印象」になってた。。
・「美術部」とか「絵画」に関する“フリ”は、特に何の意味も持たなかった(×_×)
・淡十郎には、たったの1度で良いから、劇中で「びっくりした?」と“キルオ口調”で言い放って欲しかったなァ(=^_^=)
・スタン・ハンセン(往年の人気プロレスラー)の入場テーマは「サンライズ」と言う曲だそうだ。
・「竹生島流剣術」は実在しないようだが「竹生島流棒術」は実在するらしい。
・淡十郎と涼介の誕生日は「平成10年6月21日」で、作品の舞台は「平成25年」と言う設定になるようだ。
・「しゅららぼん」と言う言葉の響き(?)から、どうにも「シュラバ★ラ★バンバ(1992)」と言う曲のタイトルを連想してもしまう(・ω・)

〜 こんなセリフも 〜

淡十郎「良かろう」
   「おい、近ぅ寄れ。・・毒味をしろ」
   「苦しぅない」
   「喜べ。これ(制服)はオーダーメイドだ。美しいだろ?」
   「よし、出陣だ」
   「僕がお前を“美しく”してやろう」
   「行くぞ“お供”・・お主の事だ」
   「この絵は、そなたが描いたのか? 美しい」
   「美しい心がなければ、あのような美しい絵は描けん」
   「修業しないのは・・美しくないからだ」
   「僕以外に“こんな美しい事の出来る人間”がいるとでも?」
   「心の中を読まれた」
   「力など、己を殺してまで護るものか?」
   「力などに頼らず、自分の手で未来を切り拓く」
   「良かろう・・面(おもて)を上げい」
   「否、そうではない」
   「見くびるな!」
   「そこに何の問題が有ろうか? いや無い!
   「力など、美しさの欠片(かけら)もない」
   「力に塗(まみ)れたら、僕が僕でなくなる。
    世界を観る眼も変わってしまうだろう
   「・・鬼畜の所業だ」
   「僕は戦う。だが力には頼らない」
   「下品な話だが・・」
   「龍が両家に授けたのは、
    “所詮その程度の力”なのか」
   「僕が“そんな美しくない事”を思いつく訳がないだろう?」

涼介「今、びっくりした」
  「なに? この出だしからのアウェー感」
  「“殿様”も相当大きな“器”だと思うけど」
  「男の気持ちも分からないぐらい、鈍感だもんなぁ」
  「この力が人々の為にあるのなら、僕も戦いたいです」
  「(龍に)通じたんですか? “フルボッコ(って表現)”」
  「どんだけ“ドS”なんですか」
  「力、漏れてる!」

淡九郎「今年、2人目だな」
   「目障りな奴め」
   「奴らにも“世継ぎ”が出来たか・・生意気な」

源治郎「長女の清子様は特別な方でさぁ。誰も逆らえねぇ」
   「淡十郎様も、特別でさぁ」
   「つまり・・本家の皆さん、特別でさぁ」
   「到着でさぁ」
   「日出本家は“日本で唯一、お城に暮らす一家”でさぁ」

濤子「大丈夫、大人を信じて」
  「あなたは今、やるべき事をやるの

清子「・・関係ないし」
  「あんた馬鹿ぁ?」
  「あたしが“フルボッコ”にする」
  「そこで待ってな。あたしの音は“くそヤバい”から」
  「あたしの記憶も、
   誰か消してくれたら良いんだけどね」
  「では“しゅらら、ぼん”だな」
  「2人の音を合わせたら、どうなる?」
  「よっしゃ! ナメんなよ!」
  「・・力がない・・」

棗「“こう言う時”こそ、力を使え」
 「信じ難い話だが、力が存在する以上、信じるしかない」
 「棗家の秘術で、総てを元に戻す」
 「お前に力が与えられた事には、やはり意味がある。
  俺はそう思う」

校長「あなた達の存在は、望まれていない」
  「“懸命な判断”を期待してますよ」

※※「余計な事をなさるお方だ」
  「60年前の記憶がよみがえって来たんでさ」
  「あれは成る程・・御神水だったんですな」
  「こんな危ないもの、儂で終わらせやす」
  「儂と戦おうって言うんですか?」

速水「似合ってないよ。紅い制服」
涼介「・・うん、知ってる」

清子「煙草が切れた」
淡十郎「・・承知した」

淡十郎「初めに“戦う”って言ったの、僕だからな!」
清子「小さ!」

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2014年3月24日 (月)

☆『ウルフ・オヴ・ウォールストリート(2013)』☆

随分と、鑑賞から時間が経ってしまいました(⌒〜⌒ι)

2日(日)の夕刻、ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”で観て来たのは、マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオを主演に迎えた(←タッグとしては『ギャング・オヴ・ニューヨーク(2002)』『アビエイター(2004)』『ディパーテッド(2006)』『シャッター・アイランド(2009)』に次いで5作目)『ウルフ・オヴ・ウォールストリート』だった。

同監督の前作『ヒューゴと不思議な発明(2011)』は未見なので、彼(監督)に対する「信頼感」みたいなものはまだまだワタシの中で確立してないワケだが(←ファンの方、すんません)・・ 予告編映像の中で展開されるディカプリオと(共演の)マシュー・マコノヒーの「テンポの良い掛け合い」には、妙に期待値の高まってしまったワケで。

元株式ブローカー=ジョーダン・ベルフォートの著した回想録『ウォール街狂乱日記 〜「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』をベースに、スコセッシ監督がメガホンを執った伝記作。

1987年の春。
野心に燃える青年=ジョーダンは、ウォール街の投資銀行「L.F.ロスチャイルド證券」に入行。有能な上司=マーク・ハンナ(マコノヒー)の指導の下、証券マンとしての“高次元のスキル(=^_^=)”を吸収してゆく。

しかし、ようやく外務員資格を取得したばかりの約半年後・・1987年10月19日。
ニューヨーク株式市場に於いて、株価の大暴落が勃発し(=『ブラックマンデー事件』)勤務先は破綻、失業を余儀なくされるジョーダン。

自宅でクスぶっていた彼は、妻=テレサの勧めで「株式仲介人募集の新聞広告」を掲載していた、ロングアイランドの小さな投資センターに入社する。
自身にとって、前代未聞とも言える「仲介手数料=50%」なる儲け額(=取り分)に発奮したジョーダンは、持ち前の知恵と話法を発揮し、瞬く間に高収入を叩き出す。

やがて、アマチュア投資家連中を相手に、ペニー株(=未上場のクズ株)を騙し売る株式仲介企業「ストラットン・オークモント」を創業。
社長に就任したジョーダンと、副社長に迎えた盟友=ドニー・アゾフ(ジョナ・ヒル)らの同社幹部は、投資詐欺で巨額の利益を叩き出す一方、3大快楽(酒・薬・女)にハマり込み、公私を問わぬどんちゃん騒ぎ、乱交パーティーを日夜繰り返す・・

そんな「ストラットン・オークモント」に眼をつけたFBI(連邦捜査局)は、同社の不正を暴くべく、パトリック・デナム捜査官(カイル・チャンドラー)をジョーダンらに接近させるのだった・・

「小難しい(⌒〜⌒ι)金融ネタが炸裂するのか」と不安に思いきや・・ ボロ儲けし始めてからの「自堕落な生活」の方にこそスポットの強く当てられとる印象だったので「全くタメにはならなかった」が「エンタテインメント作としての完成度&観易さ」こそは格別だった(=^_^=)

しかし、、観てるウチに「何だか、単なる“乱痴気の繰り返し”じゃん!」「大スクリーンで本作を観る意味って何処にあるんやろ?」と、アタマの片隅で冷静に考え始めてしまうワタシもいたり(・ω・)
つまりは・・きっと本作ってば「冗長過ぎ」だったんだと思う。中盤以降からは、尿意との戦いだったし(⌒〜⌒ι)

私的に、最も残念だったのは、やはり「劇中に於ける、マシュー・マコノヒーの立ち位置&扱い」だったろうか。これほどに前半(殆ど序盤と言っても良い)で“退場”してしまうと知ってたら(聞いてたら)、きっと本作をわざわざ観に行かなかった気すらする(=^_^=) 「予告編」と言う名の、ある種の「ペニー映像」にまんまとダマされましたわ(爆笑)

ただ「ラクして稼いだカネなんて、所詮はあぶく銭さ」と考えていた・・のかどうかは分かんないが、さほど執着するでもなく、溜め込むでもなく、気持ち良いぐらいに浪費しまくる主人公(ら)の姿には、ドロドロした見苦しさが余り見受けられず、観る方も屈託なく楽しめたのはあったか。

劇中で「悲惨な死」の描かれる事も(それほど)なかったし、マフィアが絡んで来たりとかの「サスペンスな展開」にも物語のベクトルが向かなかったのは、観客に余計なストレスを与えるワケでもなく「割り切った造型の娯楽作」としては、かなり巧い造りだったんじゃないだろうかな。制作陣がそこまで考えた上での脚色・展開だったのかどうかは分かんないが。

それに、主演のディカプリオについては、もう彼以外に考えつかない程の「ハマリ役」と思われた。

って言うか、近年のスコセッシ監督作に於ける彼と言えば「決まって、精神的にイカれてる」ちぅキャラが“お約束”にもなっとるので、そう言う意味では主役キャラに関する「斬新さ」も「面白さ」も「意外性」も、何にもなかったかな、と。

んでも、強力なルード(鎮静薬)の作用でヘロヘロ状態になったディカプリオが“長回し”のカメラワークの下、玄関の階段を転がり落ち、地面を這いずりながら愛車であるスーパーカー(白のランボルギーニ・カウンタック)に辿り着き、ノロノロと乗り込むシーン、などは「近年のハリウッド作品では、なかなかお目にかかれない」“珍シーン”であるとは断言出来よう。
中でも、仰向けに寝そべった姿勢で、脚を使って(カウンタックの)“スウィング・ドア”を上に押し開ける演出などは「主人公の所作の情けなさ」と相まって、強烈なハイライトシーンに仕上がっている!(⌒〜⌒ι)

後半ぐらいに『パーフェクト・ストーム(2000)』を何だか連想させる、豪華クルーザーの沈没シーンが描かれるんだが、その辺りからは眼に見えてダラダラしてる感じがあり「もうエエし!」と、つい突っ込んでしまったワタシ。

179分と言うダラけた上映時間を、もう少し何とかしてくれたら、総じての印象ももっと良かったように思うンだが・・

〜 こんなトコも 〜

・「ロブ・ライナー」「ジョン・ファブロー」「スパイク・ジョーンズ」の3監督が“俳優”とし共演している面白さは特筆モノかも知んない。
・最初の奥さん(テレサ)のヴィジュアル的な「クスみ具合」が何とも言えない。。
・朝の9時半から、1日に500件の電話を無作為に架ける・・と言うのは、結構精神的にキツいノルマやろね(×_×)
・「L.F.ロスチャイルド證券」破綻後のマーク・ハンナの半生も知りたい!(=^_^=)
・「郊外を拠点に、クセモノ共を集めて起業する」ってノリは、ある種“林檎のマークの某コンピュータ会社”を創業した「あのしと」にも通じるトコがある。
・劇中では、セリフの中でFBI捜査官の年収を「5〜6万ドル」と推測していた。
・クスリの作用によって「感じるレベル」⇒「よだれレベル」⇒「脳障害レベル」と状態が極まって行くそうで。
・「あちこちにぶつけ、ボコボコになった某スーパーカー」「長く伸び過ぎ、絡まりまくった電話のコード」など、ヴィジュアル的にも鮮烈なモノがあった。
・沈没するクルーザーから命からがら救助されたジョーダン。彼がたまたま見上げた上空で「本来(彼の)乗るハズだったジェット機が爆発四散する」って展開の偶然さだけは、どうにも信じ難い(=^_^=)
・成上がりな連中って、ここまで「下品で不愉快で法破りな生活」に陥ったり、ここまで「性にも健康にもカネにもだらしなく」なってしまうんやろかね。。
・『アメリカン・ハッスル(2013)』同様、大画面で観る必要もなく、魅力ある人物や女性も見当たらなかった。
・近年のディカプリオさん・・「華のないキャラ」から脱却出来なくなってませんかい??
・「金魚鉢をせっせと磨いてた、真面目なあの若手社員」による、教訓みたいな「しっぺ返し描写」を期待してたんだが・・
・「ダマされた側」の視点は一切描かれなかった(・ω・)
・古い(期限切れっぽい)クスリを服用した場合、(たとえ、効果が現れなくとも)念のため「35分間」ぐらいは様子を見といた方が良さそうだ。
・ラリッた状態なんかで助けを求めると「ヘルプ!(Help!)」と言ったつもりでも「ヒルフェ」の発音になってしまうらしい。
・「ヅラコフ」なる、その頭髪に「何やら秘密ありげ」な名前のキャラが登場するが・・(・ω・)

〜 こんなセリフも 〜

ジョーダン“(投げられてる)こいつじゃない。こっちが俺”
     “妻はナオミ。さっき車内で俺をシャブってた女だ”
     “クエイルードにアデロールにザナックス・・モルヒネはむろん最高”
     “こいつの事じゃなく、こいつの事”
     “寄付、出資・・カネを使う事で『いい人』にだってなれる”
     “壮大な野心を満たせる場所・・それがここ(ウォール街)だ”
     “こだまを響かせ、カネがやって来た”
     「何てこった!(Holy fukkin’ shit!)」
     「“クオトロン”は何処に?」
     「手数料が50%だって?! 1%じゃなく?!」
     “俺は、あっさり2000ドルを稼ぎ出した”
     “クズ株をクズ共に売り続けた”
     “思うに、カネは俺が持っていた方がいい。
      その使い方を知っているから”
     「このペンを俺に売ってみせろ(Sell me this pen.)」
     「“今、買わなければ!”と相手に思わせろ」
     “若くて貪欲でバカなこの連中にセールスの仕方を教えた”
     “金持ちはペニー株なんか買わない。アタマが良いからだ”
     「その日の内に売り買いしろ」
     「(喋りたくても)我慢しろ。先に喋ったら負けだ」
     「ご安心を」
     「バカをおっ始めるぞ!」
     “世の中には、常に足を引っ張るクソ野郎がいる”
     「相手の眼じゃなく、顎を見ろ」
     “結婚は麻薬と同じ。暫く経つと(多幸感が)薄れて来る”
     「この会社を宇宙まで持ち上げるぜ!」
     “会議中も“柔軟な発想”を出すためにしっかりラリッてた”
     「既婚者とは友達になれないのか?」
     “11秒でイッた”
     “ハナシが良く分かんないだろ?”
     “それって合法? ・・もちろん違う!”
     “驚くほど儲けたら・・どうする?”
     “俺たちを乗せた専用機は、
      まさに「空飛ぶドラッグストア」だった”
     「何て“ギリシア悲劇”だ!」
     「ここにあのウィリー・ウォンカがいる!
      チョコレート工場への金色のチケットがあるんだ!
      さぁ、ウンパ・ルンパと踊ろう!」
     「この電話に“生命を吹き込む”のは君らだ!
      決して『ノー』と言わせない、我が精鋭たちよ!
      相手に電話を切らせるな!」
     “カネは、あった方がいい。
      良い事も、悪い事もあるだろうが”
     「与え、そして奪い取れ!
     「すぐに電話を架け始めろ!
      相手が窒息するまで10万株を売り付けろ!
      “電話のテロリスト”になれ!」
     「確かに少し騒がしいが“名前を売る”必要があるのさ」
     「こんな船に乗ってると
      “ボンド映画の悪役”の気分でね」
     「俺のポッケに、お前らの年収が入ってるぞ!」
     “更にフラフラ・・よだれレベルだ”
     “喰い切れないほど、カネを口に頬張ってる”
     “歩けないなら、スカイラーみたいに這えばいい。
      そこに階段があるなら、転がればいい”
     “俺は、ミミズよりゆっくりな運転で帰った”
     “一夜明けると・・無事じゃなかった”
     「ここはチャンスの地、アメリカそのものだ」
     「皆を信じてる」
     「“いつもと逆”に、連中に押し付けられた」
     「・・俺は決めた。辞めないぞ! 引退なんかしない!」
     「ショーは続く(The Show goes on.) ここは“我が家”だ」
     「俺は逃げない。このビルを潰したきゃ、
      鉄球でも持って来い!」
     「“ペニー株”にしてやる!」
     「ウソだろ?!(You fukkin’ kiddin’ me!)」
     「時化なら大丈夫(Chop is fine.)」
     「おい! 高波でジェットスキーが(海に)落ちたぞ!」
     「俺はシラフじゃ死なん!
      階下に行ってルードを取って来い!」
     「怠け者は“マック”ででも働けばいい」
     「俺の人生もクソだよ、ドニー」
     “親父は『いつかこの報いが来るぞ』
      と言ったが・・知った事か!」
     “ここでも『総て』がカネで買える”
     「この俺にセールスを習いたいか?」

ハンナ「笑顔で電話しろ」
   「こいつはボケだ」
   「レッツ・ファック!」
   「アブソリュート・マティーニを持って来い」
   「コカインと娼婦は友達さ」
   「客や会社のためじゃない。家族のために稼げ
   「客にカネを持ち帰らせるな。再投資させろ。
    儲けた分で他の株を買わせるんだ。
    客を“中毒状態”に仕立て上げろ」
   「常にリラックスだ。お前、マスはかくか?
    俺は週に5回はかく。お前も出来れば、日に2回はかけ。
    それが必要だからだ」
   「1日じゅう数字を追ってると、
    脳が酸に冒される。マスって下半身の血流を良くしろ」
   「コカインの効用で、電話を架けるのも速くなるし、
    アタマの回転も良くなる」
   「客を“観覧車”に乗せ続けろ」

ドニー「家の中で“ふくらし粉”でも鼻から吸うか?」

デナム「海上では“飲酒禁止”じゃ?」

ソーレル「我々スイス人は、まず“雑談”から入ります」

おば「鼻に着いてるのはドーナツの粉?
   私も60年代には良く楽しんだわ」
  「スリルは“若さの秘訣”ね」
  「家庭の安定も大事よ」

上司「今のお前なんざ“汚い池の浮きカス”に過ぎん」
  「さっさと、その“クソ電話”に出やがれ!」

父親「お前は不潔だ。いつか“報い”が来るぞ」

※「“結婚して幸せな奴”なんているのか?」
 「結婚とは“ピーニス”と“ヴァジナ”だ」
 “獲物が戻ったぞ。狩りを楽しめ”

ハンナ「株屋のルールを教えてやる。
    いいか、株は“バッタもん”だ。分かるか?」
ジョーダン「“バッタもん”・・紛いもん?」
ハンナ「そうだ。我々は“何も造らない”

ドニー「稼いでるか?」
ジョーダン「ああ、満足はしてる」
ドニー「先月の稼ぎは?」
ジョーダン「先月か? 7万ドルだったかな?
      いや、正確には7万2千ドルだ」

ブレア「何度、同じ事を訊く?」
ジョーダン「何度でも訊くさ」

ソーレル“このクソアメリカ人め”
ジョーダン“このボケスイス人め”

ドニー「大丈夫か?」
ジョーダン「見ての通り“最低”さ」

ドニー「“ちゃんと呑めば”酔えるビールか?」
ジョーダン「いや、ノンアルコールだ」

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2014年3月17日 (月)

☆『エージェント:ライアン』☆

3月1日(土曜)の夜。
「イオン伊丹」内のシネコン“TOHOシネマズ”にて、レイトで鑑賞して来たのは、トム・クランシーによる諜報(スパイ)小説を原作に持つ、CiA(米中央情報局)エージェント=ジャック・ライアンの活躍を描く“新生シリーズ”の第1作『エージェント:ライアン』だった。

記事を書こうとネットで調べてたトコロ、色々な事が分かった。 ので、如何に列挙してみる次第。

・“生みの親”であるトム・クランシー氏は、昨秋(10月)に病死しておられた(享年66)
・本作に限っては「特定の小説」を原作としてはいない(設定のみ使用)
・ジャック・ライアンを演じる俳優とし、主演のクリス・パインは4代目となる。因みに初代:アレック・ボールドウィン、2代目:ハリソン・フォード、3代目:ベン・アフレック。
・クリス・パインは今回、エ※タープライズ号の船長役ではない。 ←分かっとるがな

2001年9月11日。
ロンドン中心部に位置する「ロンドン・スクール・オヴ・エコノミクス」在学中のジョン・パトリック・ライアン青年は、騒然となるキャンパス内で、TV画面に映し出される「全米同時多発テロ事件(サウスタワー攻撃)」の中継映像を眼の当たりにする。

愛国心に燃えるライアンは、程なく海兵隊への志願入隊を決意。18ヵ月後にはアフガンに向かう軍用ヘリの機内にいた。

しかし、実戦に臨む直前にヘリは撃墜され、彼は脊椎に重傷を負ってしまう事に・・

カンダハルで応急措置を施され、帰国後「ウォルター・リード米軍医療センター(ワシントンD.C.)」で懸命なリハビリに取り組むライアン。

8ヵ月間、彼を担当し、献身的に支えたのは、眼科医を目指す医学生=キャシー・ミューラー(キーラ・ナイトレイ)だった。

医療センターを訪れ、退院を控えるライアンを諜報機関にスカウトするのは、同様に軍歴を持つトーマス・ハーパー中佐(ケヴィン・コスナー)。

それから10年後。
CiAに籍を置き「ウォール街の大手民間企業に勤務する経済アナリスト」と言う“表向きの仕事”に取り組む彼だが、実際には「テロ組織の資金の流れを世界的に探る、CiAの情報分析官」と言う、重要で孤独な業務が待ち受けるのだった。

婚約者となったキャシーにも、そんな“真相”を伝える事の赦されぬライアン。

いよいよ上司であるハーパーの命でモスクワに飛び、不審な動きの見られる現地の投資企業=チェレヴィン社の内情を探り始めるのだが・・

まず、驚いたのは「ケネス・ブラナーが監督!」ってなスペックだった。どうにも自身の思い込みで、ブラナー氏に対し「シェークスピア劇にしか、関心のないおとっつぁん」って印象が余りに強烈過ぎるもので。
あ、しかし近年では『スルース(2007)』『マイティ・ソー(2011)』など、現代劇をも含み“柔軟な姿勢”で監督業に取り組んでおられるんやね〜(・ω・)

クリス・パインの起用は「フレッシュ!」って点では評価出来るんだが『スター・トレック(2009)』シリーズとで「重要な役柄」が、余りに同時期にカブってしまっとる感もあり、そこいらはも少しキャスティング面を考えて貰いたかった気もする。
その一方、私的には『ブラック&ホワイト(2012)』の続編にも期待したいトコだが・・(⌒〜⌒ι)

ヒロイン役で「久しぶり」な印象のキーラ姐さんを拝めたワケだが、何とも「華がない」と言おうか、クスんではる印象を強く受けた(×_×)
『ラヴ・アクチュアリー(2003)』の頃には、すんごく魅力的だったのに。

因みに、劇場(の大スクリーン)で(姐さんに)お逢いする(?)のは『つぐない(2007)』以来だったワタシだが・・本作の続編が実現するとすれば「眼力があり、しゃくれてて、乾いた雰囲気のお姉さん」ってインパクトだけで(決して)終わらぬよう、色々と(キャラ造型や、言動に関する演出や、メイクなども含め)頑張って貰いたいトコである。

印象的な悪役(敵ボス)=ヴィクトル・チェレヴィンを演じたのは・・ 何とブラナー監督ご自身! しかし、どう眺めても「英国紳士顔」なので、ロシア人を演じるのはちぃとばかしムリがあったような。。『ワイルド・ワイルド・ウェスト(1999)』に於いて、嬉々として(?)ラヴレス博士を演じてた頃をふと思い出し、(あの作品)同様な「モヤモヤ感」を(ラストまで)強く引きずってしまったワタシである(⌒〜⌒ι)

本作を総じて評するなら「堅実なんだけど、派手さもない、ある意味“舞台劇”を見せられてるような密室感」を覚え続けたようにも。「ハイライトとなるシーン」が、劇中で幾つかでも盛り込まれてると、まだしも観客の心にこびり付いた事だろうに(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

・序盤は「ロンドン中心部の空撮」から始まる・・が、実際に“ロンドンロケ”を敢行してたかどうかは微妙(⌒〜⌒ι)
・ベンチで目覚める主人公・・ 何だか『ハンコック(2008)』の序盤にも似たテイストやね。。
・ケビコスが「いきなり竜巻に巻き込まれ退場」したりしやしないか、妙にヒヤヒヤした(=^_^=)
・この手の作品で“有りがち”な「ロシア人を過剰に意識した、強引な(英語の)発音」が耳についた、、 「ミスター⇒ミスタル」「パーフェクト⇒パルフェクト」「ドクター・ミューラー⇒ドクトル・ミューラル」「ミニスター⇒ミニスタル」「パーハップス⇒パルハップス」みたいな。
・「唐突に始まる銃撃」の演出にはびっくり! 2ヶ所ほどありましたっけ。
・乱闘で破壊されたホテルの1室を「たった2時間」で完璧に修復するCiAの手腕に脱帽! それもアウェーの「モスクワ市内」でですよ!
・ここでも「物語のきっかけ」となったのは“911テロ”だった。
・脊椎を損傷したハズなのに、すぐ(?)回復し、後遺症もなさそうな主人公の『アンブレイカブル(2000)』ぶりにこそ驚愕!
・終盤、車載された時限爆弾のカウントダウン(←残り5分)のスピードが想像以上に遅くて笑えた。『インセプション(2010)』に於ける「バンの着水」並みに遅い(=^_^=) ←まだ言ってるよ。
・CiA局員の持つスキルの中でも、最も凄まじかったのが「ターゲットの財布を(瞬時に)抜き取り、それを再び(瞬時に)元に戻す」と言う“スリの技術”である! 浅田次郎氏の小説『天切り松/闇がたり』シリーズに登場する、杉本安吉親分を思わせる鮮やかさであると言えよう!
・って言うか、不自然に他人にぶつかられた時点で(それも2度!)内ポッケの財布ぐらい、念のために確認しとけよ(⌒〜⌒ι)
・ラストで「合衆国大統領」が登場するんだが・・絶妙にドア(の影)に隠れて姿を拝めなかった(×_×) ここはやはり、ハリソン・フォードさん辺りに“カメオ出演”して欲しかったトコである。
・敵ボス(ヴィクトル)と奥さん(キャシー)の「対話シーン」がやたらと長く感じられた。やっぱりブラナー監督の「抑え切れぬ程の、舞台劇っぽく仕上げたい衝動」が噴出しちゃった結果やろか。。
・ライアンが海兵隊時代、優れた情報を集めたと言う「サビア・カーン橋(?)」が何処にあるのかを知りたい。
・現代のニューヨークで、2012年9月に“リバイバル上映”されてたモノクロ古典作『私は殺される(原題:Sorry,Wrong number.)(1948)』ってば、どんな作品?
・「ジョン・パトリック」の“スパイネーム(=コードネーム)”が「ジャック」だったんやろか?
・「脊椎を負傷した」と言う設定は、振り返るに「奥さんと出逢うきっかけ」のためだけに準備されたんか?
・ハーパー中佐の“過去”については「来るべき続編」でおいおい描かれるのか?
・「注射がヘタ過ぎ」な青年看護士をボッコボコにする、ヴィクトルの初登場シーンは、彼の後頭部が延々映されるカメラワークから『レオン(1994)』に於けるスタンスフィールド捜査官のそれ(初登場シーン)を想起させる。
・体格から言えば、エンビー(ウガンダ人の運転手)の方が、ライアンよりもよほど屈強なんじゃないかと思われたが・・
・「他人の犬」の事をスパイ用語(?)で「QP犬」と言うそうだ。
・ソローキン大臣の乗るクルマを返り討ちにする、と言う“最後の抵抗”とかは考えなかったんやろか?
・“新生ジャック・ライアン”シリーズの特徴とし「監督自身が敵ボスを演じる」って路線を、続編以降も継続してくれたら面白いのにネ。
・“カーチェイスの結果”ってのにも、古今東西で色々あるけど「クルマを失った主人公が、先回りし、走って(先行車に)追いつく」って演出は、そうそうないんじゃないか?(⌒〜⌒ι)
・「電球を相手の口に押し込んで割る」と言う脅しは、想像するだに恐ろしい(×_×) 『ビー・バップ・ハイスクール(1985)』の「鼻腔に割り箸を挿入して・・」のアレと同様に恐ろしいワケだ(×_×)
・部下(警備主任のレムコフ)に、自身の弱点を「ウォッカ(=深酒)、虚栄心、女好き」と冷静に分析&指摘されてたヴィクトルに、ちょっと苦笑させられた。次の瞬間、ヴィクトルはムチャクチャ激怒するワケだが(⌒〜⌒ι)
・『m:i:3(2006)』に於いて、主人公=イーサン・ハントが、最期の最期にようやく口にしたのと同じ言葉(=告白)を、中盤でさっさと言ってのけるライアンに驚かされ、それに対するキャシーの反応にも驚かされた!(=^_^=)
・ライアンとキャシーが諍いをしてるシーンで、カメラが動くと「同じ部屋の中にハーパーもいる」ってな演出のユーモラスさにも苦笑させられた。実に上品で巧いね!

〜 こんなセリフも 〜

ライアン「(俺は)“仕事をする”だけさ」
    「(ボルティモア)レイブンズをナメるな」
    “君の事を愛してる・・信じてくれ”
    「僕は“エージェントの人生”を選んだ」

キャシー「あなたが(回復して)歩けば、私は単位が取れるの」
    「走れるようになったら、食事を。
     その時は“割り勘”でね」
    「私と旅行、したくない?」
    「何か言って・・不安にさせないで。
     信じてるから・・歩み寄ってよ」
    「3年間も騙してたわ!」
    「あなたは戻るわ。
     約束通り、私と食事して“割り勘”よ」

ハーパー「彼と話がしたい。今じゃなく“いずれ”だが」
    「またこの国に仕えたければ“別の道”が」
    「“孤独”にはなるが、その方がいいさ」
    「いい加減に信用しろ。まぁ座れ」
    「これは“国際問題”で“夫婦問題”じゃない」
    「8分で“結論”を出せ。
     ・・もう4分経過したぞ」
    「奴は(彼女に)見とれるだけだ。
     いや・・見とれさせろ」
    「さぁ行け(Keep movin’.)」
    「(大統領への)報告は
     “率直に、ハッキリと、短く”だ」

ヴィクトル「はい、大臣(Da. Minister.)」
     「アメリカは血を流す事になる。
      今こそ、祖国の・・家族の・・
      屈辱を晴らそう」
     「取りかかれ(Let it begin.)」
     「パートナー関係とは“繊細”なものでね。
      ときには“牙を剥く”事も」
     「奴を見張れ(He’s Dangerous.)」
     「いよいよだ(It’s time.)」
     「“CiAの弾”なんか恐くないさ」
     「君は美しい・・彼は“自身の幸福”を知るべきだ
     「これこそ“会話”だ」
     「(彼女とは)“後悔”についての話を。
      じき、君とも(同じ話を)する事になるだろう」
     「“沈黙”か・・それが“英雄的な行動”だとでも?」
     「口の中で真空管が破裂すれば・・
      粘膜、歯骨、そして肺に深刻なダメージを与える。
      私には“40ワットの衝撃”に過ぎないがね」
     「じき灰になるのは、君らの国だ」

エンビー「窓からの眺めは、まさに“絶景”ですよ」

アレクサンドル「もう1ツ・・“片付けるもの”が」

女性エージェント“85秒以内でどうぞ”
        “21時に地点ガンマへ”
        “海兵隊の経験を思い出して。以上”

学友「大変な事が!」
  「君の国だろ? ・・気の毒に」

戦友「ボルチモアの連中は、決まってブラウンを推すな」

医師「“歩く意思”があれば、歩けるでしょう」

上司「相手は“巨人”だ。捻り潰されるぞ」

ロシア人「“哀歌”と言ったな? “行動開始”の合図だ」

ライアン「痛み止めを2ツくれ」
キャシー「立ち上がったら、1ツあげるわ」

ライアン「・・CiAで働いてる」
キャシー「良かった・・浮気じゃないのね」

キャシー「3年前の今日は何の日だった?」
ライアン「“カーゴの短パン”履くのを止めた日?」

ライアン「指環を着けてくれないか?」
キャシー「ホテルに置いて来たわ」
ライアン「知ってる。だから(ここに)持って来た」

ライアン「何故、それをご存じで?」
ハーパー「CiAにいるからさ」

ライアン「本当にCiAだったとは」
ハーパー「“止むに止まれず”ね」

ライアン「最近のCiAじゃ、拷問も“国外に委託”してるとか」
ハーパー「“私のチーム”は違う」

ハーパー「私が初めて殺害した相手は“無実”だった」
ライアン「どうやって(殺人の)克服を?」
ハーパー「“運次第”で忘れられるさ」

ライアン「これが“事務仕事”か?」
ハーパー「君はもう“分析官”じゃない。
     立派な“エージェント”だ」

ライアン「俺がやるんだろ?」
ハーパー「確かに君が“適任”だ」

ライアン「心配無用だ」
ハーパー「してないさ

ハーパー「その遠足前のような“ニヤニヤ顔”は止せ」
ライアン「・・ムリだ」
ハーパー「それでこそ君だ」

ヴィクトル「昨日は“散々な夜”だったのでは?」
ライアン「・・切り抜けました

ヴィクトル「(君たち)アメリカ人は“率直”を好むが“無礼”なだけだ」
ライアン「(あなた方)ロシア人は“詩”を好むが“神経質”なだけだ」

ヴィクトル「“余所余所しい会話”より“私的な会話”を」
キャシー「ペチョーリンみたいね」
ヴィクトル「そう・・絶望的で貪欲なのさ」

キャシー「・・誘ってるの?」
ヴィクトル「・・それがお望みかい?」

ヴィクトル「総ては祖国ロシアの為に」
ソローキン「・・“君の死”もな」

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2014年3月 9日 (日)

☆『キック・アス/ジャスティス・フォーエヴァー(2013)』☆

平日は、連日連夜「ブログどころじゃない状況」が年始以来続いております(⌒〜⌒ι) 基本、更新が遅れますがご容赦を。

先月、2月23日(日曜)の夜。
ワタシにとって、ご近所ランク“No.2”の位置付けとなる「伊丹イオンモール」内にあるシネコン“TOHOシネマズ”のレイトショーで観る事の叶ったのは・・前作の大変に楽しかったが故、期待値も(ハードルも)妙に上がりまくり、それと同時に不安も高まってしまってた『キック・アス(2010)』の続編『キック・アス/ジャスティス・フォーエヴァー』だった。

前作に於ける“影の主人公”とも言うべき「お転婆ヒロイン」=“HG(ヒット・ガール)”(を演じるクロエ・グレース・モレッツ)が、前作から既に3歳も齢(よわい)を重ねてしまった(13歳⇒16歳)ため「続編を製作するに、ちと“機を逸した”んじゃないの?」と思ったモノだが・・その不安はある意味「的中」してたようにも感じる(・ω・)

街を牛耳っていた「フランク・ダミーコ率いる犯罪組織」が壊滅して2年。
(実は)その立役者であった覆面ヒーロー“キック・アス”ことデイヴ・リズースキー(アーロン・テイラー・ジョンソン)はスーツを脱ぎ、平穏ながらも退屈な学生生活を送っていた。

常人を超える身体能力・・などは全く持ち合せず「ただ“打たれ強い”だけの軟弱ヒーロー」だった“キック・アス”だが・・その「正義に燃える心」が街の人々の共感を呼んだのか・・ その後、ニューヨークには派手なコスチュームに身を包んだ「コスプレヒーロー」が多数出現し、それぞれの特技/能力に見合った範囲での(=^_^=) 自警活動に勤しむようになっていた。

デイヴは、かつて共に戦った覆面ヒロイン“HG”ことミンディ・マクレディ(クロエ)に声をかけ、凶悪犯罪の増えつつあるこの街で「ちゃんと戦ってゆける本物のヒーロー」として再び名乗りを上げるべく、彼女に猛特訓を依頼する。

フランク一味との激闘の中で、師でもある父“BD(ビッグ・ダディ)”ことデイモン・マクレディを失ったミンディもまた、彼女の保護者となった(父の同僚である)マーカス・ウィリアムズ刑事に諭され「覆面ヒロインとしての活動を封印し、普通の高校生として生きるよう」誓いを立てさせられるのだった。

そんなデイヴの前に現れたのは“スターズ&ストライプス大佐(ジム・キャリー)”率いるヒーロー集団“JF(ジャスティス・フォーエヴァー)”である。「草の根」的に地道な自警活動を続ける彼らに共感したデイヴは“JF”に合流、夜の街をパトロールし強盗や変質者を取り締まる中で、新たな“仲間”との絆を深めてゆく。

・・

一方、父フランクの復讐に燃えるドラ息子=クリストファー・ダミーコ(クリストファー・ミンツ・プラッセ)は、その妨げとなる母親を(意図せぬ出来事を経ながらも)葬り、かつて扮していたヒーロー“RM(レッド・ミスト)”の何倍も凶悪な「完全なるダークサイドに身を投じた」極悪ヒーロー“MF(マザーファ※カー)”として復活、“キックアス抹殺”に向けての行動を開始する。

父の遺した莫大な資金力にモノを言わせ、世界各地から“一流の暗殺者”を呼び寄せ、最凶の殺人集団を結成した“MF”
いよいよ「善」と「悪」の混沌に満ちた戦いの幕が開こうとしていた・・

結論から言えば「爽快感がなく、面白くなかった!」と断言せざるを得ない本作。きっと、観終わった誰もが前作『キック・アス』の素晴らしさを改めて認識したのではなかろうか?

前作ではしっかりと確立していた「記憶に残るシーン」「インパクトあるキャラ」「多彩な銃器&ガジェット(道具)」「メリハリある展開」が、いずれも今回は欠けていた、悲しいまでに(×_×)

ヒーローものの続編に於いて“半ばお約束的”に「主人公がヒーローを引退しようとする」みたいな言動がいきなり(=ファンの思惑を無視して)描かれたりもするんだが・・この“キック・アス”に至っては、そんなシチュエーションすらも中途半端だった。

それに、せっかく(?)本作に招かれた2大俳優=ジム・キャリー、ジョン・レグイザモの扱いが双方ともに酷過ぎる!

制作陣に対し「あの2人に恥をかかせるためだけに出演させたのか?」とすら感じてもしまう。彼らに対する愛もなければ、花を持たせようとする気持ちも感じられない(×_×) 作品全体から観れば「大きな事」ではないのかも知れないが、ワタシはまずそこが赦せなかった。

それに、前作では幾つかの「強烈なキーワード」が点在していたんだが、今回はそれらも少な過ぎた。

「バズーカ砲」「『スカーフェイス(1983)』のセリフ引用」「ガトリング銃」「ジェットパック」「材木乾燥室」「自動車プレス機」「バタフライナイフ」「暗視ゴーグル」「図書室」・・いずれも鮮烈だった前作のこれらに匹敵するキーワードが、果たして(本作に)幾つあった事だろう?

あと、夜のNYの街を、怪しいコスプレヒーローたちがウロウロしている情景は、何だか“ハロウィーンパーティ”を眺めてるようで楽しかったが、どうにも『ウォッチ・メン(2008)』の世界観とガチでダブってしまってる感じ。

一方で「良かった」のは“HG”の乗りこなすパープルカラーのバイク(武装なし?)とか「もう1人のヒロイン」とも言える(?)“NB(ナイト・ビッチ)”ことミランダ・スウェドロゥ(演:リンディ・ブース)の存在。彼女のお陰で、目出たくも「童貞返上」の叶ったデイヴ君だし(⌒〜⌒ι)

〜 こんなトコも 〜

・ジム・キャリ(サル・ベルトリーニ役)は大した出番もなく頭部をアレされ“退場”(×_×) ・・しかしながら、秘密基地に「銃器」「監視カメラ」「自爆装置」などを設置してない時点で“アマチュア”だなとも思う。「銃社会」なんですから。
・改めて『ケーブルガイ(1996)』『バットマン・フォーエヴァー(1995)』『ダーティ・ハリー5(1988)』などでのジムキャリの勇姿(?)を観直したくなって来たァァ!
・ジョン・レグイザモも、車内で唐突に頸部をアレされ“退場”(×_×) 『コラテラル・ダメージ(2002)』同様にあっけなく『ハプニング(2008)』同様に情けなかったなぁ。
・ミンディを巡る「恋愛ネタ」はどうにも中途半端だ。しかし、あの夜はどんだけの距離を歩いたんやろ?
・『マイノリティ・リポート(2002)』に登場の“嘔吐棒”を超える“ゲロゲリ棒”なるすごいアイテムが活躍! 女優さんの「ある意味、体当たりな演技」が炸裂してます!
・「オペラ鑑賞の帰路、両親を暴漢に殺された」と言ってるヒーローもいたり。何とまぁゴッサムな、、
・「獄中にいるダミコのおじ=ラルフ」が、劇中で最も凶悪だった! 演じてたのはイアン“ゾルゲ”グレンなんやね!
・「クリスの母」「デイヴの父」「大佐」「ハビエル」・・と次々に“退場”して行く壮絶な展開、、 しかしながら、総ての危難はマーカス刑事をすりぬけて行ってた(⌒〜⌒ι)
・アメリカじゃ「例え留置署内にいようが全く安全じゃない」って事なんやね(×_×)
・確かに“NB”は「シガニー・ウィーバー姐さん入ってます系」のご尊顔だった。
・「電話口の向こう(=音声のみ)」や「ニュース映像」のみで“重要人物の退場”の描かれる勿体なさよ。。
・資金不足により「実際のサメ」は調達出来なかったとみたが・・(⌒〜⌒ι)
・「リアルマフィア(=大人たち)」が敵だった前作に比べ、何だか「小僧同士の小競り合い」に過ぎなくも思えた。
・「NY市警の役立たなさ」が際立ってる!
・「モレッツちゃん、流石に成長し過ぎたか」とは、男性観客の誰もがふと思う事だろう。
・凶敵“マザーロシア(=カタリナ・ダンブロスキ)”の倒され方(全身グサグサ系)は、余りに「安らか過ぎる」気がした。“激しい止めの一撃”の欲しかったトコ。
・続編が製作されるとすれば、クリスは遂に「全身機械化」する事やろか?
・「主人公と“NB”の恋愛の進展」にこそ期待したいワタシ。
・喪服姿で戦うミンディ。あ、そうか・・コスチューム(の着用)如何に関わらず戦闘力高いんだった(⌒〜⌒ι)
・「ミスト・モービル(=“RM”の愛車である赤い改造マスタング)」も、今回は出て来なくて残念(×_×)
・クリスのおかんの“退場”シーン(=左手だら~り)は『マッド・マックス(1979)』の“グース退場”のイメージ?
・パトカーで現場に到着するものの、何の抵抗をするでもなく、次々に“マザーロシア”に葬られて行くパトカーの警官たち。何だか1列に行儀良く並んでは倒されて行く「吉本新喜劇」に出て来るチンピラたちの行動を連想してしまった(=^_^=)
・デイヴの学園生活とかはほぼカットされてた。
・本作って、ブラッド・ピット(製作)による「ジムキャリ&ジョンレグ救済」って意味合いがあるのか?
・襲撃の5人(=“MF”とその配下)が並んでやって来る姿は『キルビル(2003-2004)』に登場する「毒蛇暗殺団」を想起させる。
・作品を通じて「魅力あるキャラ」は少なかった。私的には“ドクター・グラヴィティ”が好きだったが(=^_^=)
・“大佐”は終盤、激闘の中で「仲間に看取られながらの“退場”」の方が良かった。
・観終わった後の「爽快感のなさ」は『レジェンド・オヴ・メキシコ/デスペラード(2003)』や『シンシティ(2005)』に似た感じ。
・殺し屋集団のうち3人はほぼ役に立っておらず、その印象もすこぶる薄い、、
・“HG”の「ヌンチャクさばき」はなかなか!
・「しっかり細マッチョに鍛えてた」主人公はすごい!
・“あのしとの受難”は確かに悲しかったが・・あの場に“JF”のメンバー全員が揃ってなくてまだしも良かった(⌒〜⌒ι)
・“ゲロゲリ棒”使用直後、背後でしつこく“効果音”の鳴ってるのがたまらん、、
・敵のアジトにも「見張り」とか「カメラ」とかはなかったのか?
・黄色いコスチュームの奴(=アス・キッカー)は「裏切りのタレコミ野郎」じゃなかったの?
・彼女がレ※プされなくて良かった・・
・将来「ムショ暮し」になってしまった時、いっぺん言ってみたいのがこのセリフだろう。「ここの所長はダチでな」
・後続車のタイヤで全身を縦方向に踏み潰されとる手下がいて、実に痛そうだった、、
・「ア※※※※ン」注射の1本で、あんなに形勢逆転出来るもんやろか? 言うても「両者の体格」が全く違いますし・・
・イマドキの女学生が好むのは「トワイライト」「チャニング・テイタム」「ユニオンJ(4人組のボーイズ・グループ)」らしい。
・“大佐”に妹のいた事が劇中セリフで判明! きっと、登場したなら・・演じたのはエレン・ペイジだったハズ!(=^_^=)
・自家製の「肥料爆弾」の破壊力ってどうよ? 『パンプキン爆弾』に勝るなどとは、到底思えないが・・
・拳銃の弾のスピードは時速1100kmとの事。『レモ/第1の挑戦(1985)』に出て来る格闘術(シナンジュ)でも体得しない限り、避けるのはほぼムリでしょう(×_×)
・『タフガイじゃなくていい、勇気さえあれば』の言葉には、何処か励まされる。

〜 こんなセリフも 〜

デイヴ「『分かった』と言っといて撃つなんて酷いぞ!」
   「続編をやるのなら、本気を出さないと」
   「僕を鍛えてくれよ。“本物”になりたい。
    君を支える“仲間”になりたいんだ」
   “それから3週間、僕はひたすらミンディにボコられた”
   「僕を殺しかけといて、今度は“無視”かよ」
   「“謝る”なんて、君らしくないな」
   「だから、謝るのは止せ」
   「ヒーローを止めた君が正しい」

ミンディ「イヤならやらなくていいのよ」
    「あたし、ロビンより強いわ」
    「“ガキのままでいる”って恐くない?」
    「死ぬのを怖がってたら、必ず死ぬわよ」
    「今日は『実地試験』だから“釣り”に行く準備をして」
    “『お前のママとヤりに行く』って答えて”
    「この嘘つき!」
    「誓うわ(Cross my heart.)」
    “襲撃者は4人・・逃げ場なし”
    「どんなコスチュームを着ようと、
     あたしはスーパーヒーローなの」
    「停めな、陰毛ヒゲ!」
    「あたしは子供じゃない・・子供だった事はない」
    「“本当の自分”なら、もう分かってる」
    「今夜は、本当に人が死ぬわ
    「・・毒じゃない」
    「ズボズボされるのは好き?」
    「帰ったら、ぶっ殺すわよ」

グラヴィティ「出来れば、戦わずに済めばいいね
      「“マカロニ野郎”共め!」
      「逃げろ! キックアス」

クリス「パパは火事で死んだんじゃない。
    バズーカで吹っ飛んだんだ」
   「“自分の役割”なら分かってるさ」
   「この“春巻野郎”!」
   「(監視)カメラはないのか、この店?
    折角の(犯罪)映像が流出しねぇじゃんか!」
   「俺のスーパーパワーは『カネがたんまりある事』だ」
   「総てはカネだ」
   「俺の下で働きたければ、俺のやり方に従え」
   「“大切な事”は今、教わった
   「うるせぇ! 俺は“繊細”なんだよ!
   「本当にチョロい奴だな」
   「やった! 俺、生きてる!」

マーカス「“泣き真似”は止せ。もう15歳だろ」
    「今回は警告だけだ」
    「“本当の自分”を見つける努力をしろ」
    「俺の話を聞くべきだろ?」

大佐「心さえ奇麗なら、性癖は関係ない
  「まず背中のジッパーを下ろせ・・ 冗談だよ」
  「初心を忘れず、自惚れないように」
  「作戦? 礼儀正しく、冷静に
   このドアをノックするだけさ」
  「“エ※バの証人”です!」
  「楽しむんだ・・でなきゃ意味がない」
  「アイゼンハワー、喰え!」
  「正義よ・・永遠なれ・・!」

父「これが“現実からのしっぺ返し”だ」
 「それでどうなる?(What’s the Point?)」
 「やがて自分の子供が出来れば、お前にも分かるさ」

ナイト・ビッチ「で、どうする?(So?)」

ハビエル「格闘技はチェスと同じさ。“駆け引き”次第だ」
    「待て! (彼は)殴られ過ぎて、正気を失ってる」

マーティ「『スパイダーマン』を観てたら、
     メイおばさんに勃起しちまった」
    「“芝生”が生えたら“プレイボール可能”だよな?」
    「何だか“親友がウィル・スミスだった気分”だ」

ブルック「あたし達“クサい子”は棄てる事にしてるの」

老人「“銃の握り方”が悪いと怪我するぞ」
  「だから言わんこっちゃない」

仲間「これは『ウエストサイド物語』とは違うわ」

マザーロシア「(被害は)8人じゃない。10人さ」

ラルフ「“本当のワルとは何か”を教えてやろう」
クリス「・・礼を言うよ。“コレ”が必要だったんだ

デイヴ「“より良い世の中”を造りたかったんだ」
父「だが、結果はどうだ? “より悪く”なった」

マザーロシア「(サメは)空腹なだけさ。
       エサをやれば元気になる」
仲間「で・・何で俺を見る?

デイヴ「クリス・ダミーコ!」
クリス「(俺を)本名で呼ぶんじゃねぇ!」

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2014年3月 7日 (金)

☆『第86回アカデミー賞』を少しばかり振り返ってみる☆

連日連夜の残業の中、殆ど“それ”に思い巡らせる事も叶わぬまま「あ、もう決まっちゃってたんだ感」の満載だったのが、3月2日にロサンゼルスはハリウッドで発表された『第86回アカデミー賞』の各授賞作品だった。

対象となるムーヴィーが「2013年に製作されたものに限られる」って事で、正直ノミネート作品群についても「ってか、余り分かってませんし感」の満載だった気もするが、、まぁ何か、ワタシなりにコメント出来るトコを「拙くも」書いてみたい。

ノミネートされた全作品をザラッと見渡した中で、有名ドコロとしては、

『ゼロ・グラヴィティ』 ☆
『キャプテン・フィリップス』 ☆
『ウルフ・オヴ・ウォールストリート』 ☆
『アメリカン・ハッスル』 ☆
『ビフォア・ミッドナイト』
『風立ちぬ』
『ウォルト・ディズニーの約束』
『ローン・サバイバー』
『ホビット/竜に奪われた王国』
『華麗なるギャツビー』
『ローン・レンジャー』
『アイアンマン3』 ☆
『スター・トレック/イントゥ・ザ・ダークネス』

などが挙げられようか。因みに、作品名の後ろに「☆」マークの付いているモノは、ワタシの鑑賞済な作品である。

・・

で、結果としては(=前述の中では)『ゼロ・グラヴィティ』の受賞数7ツ(監督・作曲・音響編集・録音・撮影・編集・視覚効果・・の各賞)は、なかなかの「圧勝」ぶり! しかしながら、一連の作品を眺めた限りは「まぁ、そんなトコやろね」と素直に納得してしまう・・納得せざるを得ない「驚きに欠けるモノ」でもあった。

そしてまた、『ゼログラ』の次に迫る受賞数3ツの作品は『ダラス・バイヤーズクラブ』『それでも夜は明ける』の2本なのだが、そのどちらも良く知らなかった。

だが、後者『それでも夜は明ける』に関しては、ブラッド・ピットが製作者(の筆頭格)に名を連ねていたり、監督が“あの”スティーヴ・マックイーンだったりして(←なにが“あの”なんだよ! “あのしと”とは別人だってば!)タイトルの地味さ(?)を補って余りある、スタッフ&キャストの豪華さを感じる。

尚、ワタシとしては、どうにも『アメリカン・ハッスル』には「オスカーを1ツたりとも奪われたくないな〜」と感じてたワケで(←ファンの方、スンマセン! まぁでも、助演女優賞ぐらいは(あの作品の)ジェニファー・ローレンスさんが受賞しても良かったのかも知んない?) その辺りでも「ほぼ満足のゆく結果」ではあった。

追記:スティーヴ・マックイーン監督の名前を何処かで聞いた事あるなぁ・・と思って調べたら、何と『SHAME/シェイム(2011)』の監督・脚本を手がけた人物なのだった!

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2014年3月 2日 (日)

☆『LEVORG(レヴォーグ)、この保守的なる革新』☆

2月28日(金)〜3月2日(日)の3日間。
JR大阪駅直結の商業施設「グランフロント大阪」の北館1階=「ナレッジプラザ」に於いて、スバル(富士重工業)の新型ワゴンタイプ車「LEVORG(レヴォーグ)」の展示車両が拝める! ・・って事を知り、ぶらりと眺めに出掛けたワタシ。

梅田エリアの中心地ではあるも・・少しばかり(?)北の外れに位置しており「わざわざ足を運ぶ必要がある」ってロケーションになる(と思う)んだが・・それでも客足の途絶える感はなく「なかなか良い場所をチョイスしたんやなぁ」と妙に感心させられた。

中でも挑発的だったのは、展示エリアのすぐそばに「メ※セデス・ベ※ツ」のショールームがあった事。
何とまぁ、大胆な・・(⌒〜⌒ι)

「レヴォーグ」と言えば、いよいよ来月=4月にも発売となる予定だが、展示車両は「プロトタイプ」との事で、まだ何処か外観/内装やらに手を加えた上でリリースされる可能性「も」あるようだ。

受付カウンターでアンケートに答えたら、展示車両に乗車できる! ・・って事で、多少は躊躇しつつも、しっかり楽しんで来た。

外観は、思ったより「大人しい」雰囲気である。フロントにせよ、サイドにせよ、リアにせよ「威圧感溢れる、ゴツいスポーツワゴン」を期待してたが・・実際には、ファミリー層をも狙った「保守的なデザイン」を脱却出来てない・・と言うか、敢えて脱却させてない風にも見受けられた。

フロントフード(=ボンネット)の中央には、過給器(ターボ)搭載を主張(?)するエアインテーク(空気取入口)がポッカリと穴を開けてるんだが・・それが逆に「イマドキじゃ、ややダサいなぁ」とも感じてしまう。

尚、ボディ全体で、ワタシが最も「大胆で美しいなぁ」とホレボレしたのは、左右の後部ドアからボディ後部に繋がる部分の“絶妙に膨らませた造型のプレスライン”だったろうか。

車内に関しては、パーキングブレーキ(=サイドブレーキ)レバーがなく、シフトノブのすぐ背後に「スイッチ型」で同ブレーキのレイアウトされてる事を改めて知り、ちょっと驚いた(恥ずかしながら、知らなかった)。

また、運転席から背後を振り向いた際には、素直に「後部窓が狭いから、見えにくくて不便かもなぁ」と思った。

驚くべきは、DiT(直噴ターボ)を搭載しながらも「レギュラーガソリン仕様」を実現させた事。コレはお財布に優しい!

その一方、車両重量が1500キロを超えるので・・数値的には「軽量化出来てへんやん」とつい突っ込みたい気持ちになってもしまう。

総じては、スバルが「満を持して放つ」新型ではあるも・・ どうにも「レガシィ」のコンセプトを引きずり過ぎてるような、何処か吹っ切れてないような、そんな「消化不良さ」を覚えてしまったワタシだった。

尚、係員さんに「ボンネットを開けて良いですか?」と許可を求めたトコロ「ご遠慮ください」と即座に拒否されてしまった(×_×)

まだ、そこまでの段階ではないのだろうか? シロウトのワタシが眺めたトコロで、結局は何も分からないんだろうけど・・「断わられたが故に、ますますエンジンルームを観てみたくなった」次第である。
まぁ、どうせ全面がフード(樹脂カバー)で覆われてて、完全に「ブラックボックス」になってるんだろうけど。。

追記:でも、いつか試乗する事になったら・・「ベタ惚れ」してしまうのかも知んない(⌒〜⌒ι)

Levorg0228

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2014年3月 1日 (土)

☆『ニシノユキヒコの恋と冒険』☆

先月、2月11日(火曜)の夜。
ご近所のシネコン「MOViXあまがさき」にて“レイトショー”で鑑賞して来たのは『蛇を踏む(1996)』で芥川賞を受賞した女流作家=川上弘美の同名小説(2003)を映像化した『ニシノユキヒコの恋と冒険』である。

監督を手がけた井口奈己の作品としても、前作『人のセックスを笑うな(2007)』以来だった事もあり、何処か“新鮮な心持ち”での鑑賞が叶った。

川上作品の中では『蛇を踏む』『溺レる(1999 )』『センセイの鞄(2001)』『真鶴(2006)』を読んだ事のあるワタシだったので、原作小説が刊行された時から気にはなってたものの、当時は「店頭でパラパラとめくった程度」で終わったように記憶している。

で、その時はニシノユキヒコの(人物)イメージがハッキリと掴めぬままだったが(何となく「ぶとった中年男性」と言う(晩年の)ヴィジュアルが浮かんだように思う)・・今回は、あの竹野内豊氏が主演に抜擢された(?)と言う事で、興味もわいて来た次第(・ω・)

イケメンで仕事も出来、実家は裕福。女性には限りなく優しく、セ※クスにも強い・・ と「総てに於いて優等生」な青年=西野幸彦(竹野内)であったが・・そんな彼は様々な女性たちと“大人の関係”を持ちながらも、いつも「最後は相手の方から棄てられてしまう運命」にあった。

「女たちの欲望を敏感に察知する、研ぎ澄まされたアンテナ」と言う素晴らしい武器(?)を生まれ持つニシノではあるが、最後にはこれまた“とある(過去の)女性に翻弄されるカタチ”で、あっけなくこの世を去ってしまう事に。

後に遺されてしまった「ニシノを棄てた女たち」が、その葬儀に集まる中・・10年前、生前のニシノと逢った記憶のある15歳のみなみ(中村ゆりか)は、彼に導かれるように実家=ニシノ邸の広大な庭園の片隅で、彼を知る主婦=ササキサユリ(阿川佐和子)の口から「ニシノユキヒコの恋と冒険の物語」を聞かされる事となる・・

1人の男を多数の女優陣が囲む(?)って「図式」に、つい連想してしまったのは『十人の黒い女(1961)←この“オリジナル版”は未見』や『クヒオ大佐(2009)』だったが、思ったより「女たちとの関係」が「断片的」かつ「多層的(?)」に描かれてる印象があった。

良い意味で「極めて観易く、分かり易いストーリー」ではあるものの、監督の持ち味でもある「長回しの連続による“間延び感”」に違和感やイライラを覚える観客も少なくない気がする(=^_^=)>

ニシノを中心に、夏美(演:麻生久美子・・過去の不倫相手)、マナミ(演:尾野真千子・・職場の上司)、カノコ(演:本田翼・・“腐れ縁”のある元カノ)、タマ(演:木村文乃・・隣室の住人)、昴(演:鳴海璃子・・隣室の住人)、ササキサユリ(料理教室で知り合った主婦)、みなみ(夏美の娘) 、、と言った女性たちが作品に彩りを添える(?)ワケだが、男性客としてのワタシは、表面的な部分で「なんでマナミと巧く行かなかったんやろ?」「なんでみなみの所に“やって来た”んやろ?」「なんで“松葉杖の女性”との関係が一切描かれなかったんやろ?」・・と“言ってもしゃあない事”を延々と考えてしまうのだった。

何だかでも、監督ご自身が「竹野内君スキスキオーラ」をバンバン噴出させつつ、撮影を心から楽しんでた・・ような“微笑ましさ”を作品全体から感じ取ってしまったモノだが・・ その辺り「ソフト化の際に“映像特典”や“オーディオコメンタリー”などのカタチで、真相が“陽の眼を見る”んやろかね」と、限りない妄想を勝手に繰り広げとるワタシ(=^_^=) 

前半で、竹野内君が『ジョー・ブラックをよろしく(1988)』に於けるブラピ(=ブラッド・ピット)を想起させるような“災難(←ある意味、女難?)”に遭うワケだが(きっと『101回目のプロポーズ(1991)』の怪演(?)も懐かしい武田鉄矢氏だったら、ちゃっかり助かってたように思う(=^_^=))・・ そこに至る流れが「余りに唐突」でビックリ。
それ(=事件)自体の「いつ」「どこで」「なぜ」が全く描かれなかったのも潔い! と言うか不親切だった(⌒〜⌒ι)

主演に竹野内君を持って来た時点で「既に“問答無用”で勝ってる」印象こそ受けるものの・・もう少し“エンタテインメント作”としての「インパクト」「驚き」「クレバーさ」の欲しかった気もする。
例えば「前もって描かれてた“あのシーン”が、実は“このシーン”にリンクしてましたか!?」みたいなのがね。

〜 こんなトコも 〜

・「白スーツ+白ハット」スタイルで爽やかにイケメンをアピールしてくれた竹野内君。こんなに「サマになる」のは、このしとかマイケル・ジャクソン(故人)ぐらいかも知んない(⌒〜⌒ι)
・実は竹野内君と“タメ(=同い年)”だった事を知る。実に「神は不平等」であると言えよう(爆笑)
・基本“又聞きなストーリー”なので「ハナシ半分に楽しんどく」程度が良いだろう。
・「巨大な具なしおにぎり」にかぶりつくみなみ。若さの羨ましくなる瞬間だ(=^_^=)
・「犬の文鎮」「白いコーヒーポット(薬鑵)」「BMW2.2i(オープンカー)」「白くま(アイス)」など、あちこちで劇中アイテムが光っとる!
・思わず、白いコーヒーポットをネットで捜し求め、購入してしまったワタシ(=^_^=) (形状の)似てたのが「野田琺瑯」と言うメーカーの「キリンコーヒーポット(1.0L)」だったんだが・・果たして「コレで正解だったのか」は、分かんない。。
・ニシノの実家は「屋根にミミズクの白い彫像が、4ツ並んで載っかってる洋館」だったが・・コレって、東京都文京区にある「鳩山会館」ではないんやろか?
・横浜市の「シネマ・ジャック&ベティ」「海洋会・横浜支部(のビル)」、東京都・吉祥寺の「BAR・PAGE」、同・千代田区の淡路坂、群馬県の伊香保温泉などがロケされてた。
・『カサブランカ(1942)』の主演男優の候補の中には、後のアメリカ合衆国大統領=ロナルド・レーガンの名も挙がってたそうだ。
・ニシノとマナミの働くオフィスビル。その非常階段に敷かれたカーペット中央部の「擦り剥げてる」感じが極めてリアルだった。
・「(唐突に)前髪の乱れを直され、しばらく立ち尽くす女」「注文と違う品が来ても、文句を言わない女」「(唐突に)差し出されたアイスを食べる女」などの「眼の前の男性の“唐突な行為”に対する戸惑い」の描き方が微笑ましい。
・コルク栓式のライフル銃を用いる「射的屋」だが「カウンターから思いっきり腕を伸ばして(=身を乗り出して)対象を撃っても良い」らしい! そんなルール、知らんかった!(=^_^=)
・竹野内&尾野真千子のカップルを「最近、観かけたぞ?」と思ってたが・・『謝罪の王様(2013)』でも共演しとったんやね。 ←そちらでは、弁護士と依頼人の関係。
・ニシノの住む「マンション・リベルテ」は、内装こそ豪華だが、外観はちょっと「年季の入っとる」フツーな印象だった(・ω・)
・ニシノの印象/人柄に対する「パッと見“危険じゃない”って人」「身体は“律儀”じゃないけど、心の中はいつも“律儀”」なる表現に苦笑させられた。
・『ゴースト/ニューヨークの幻(1990)』『シティ・オヴ・エンジェル(1998)』『椿山課長の7日間(2006)』『COLORFUL(2010)』などを彷彿とさせるハナシでもあったか。
・“細マッチョ”な竹野内君の魅力が炸裂してた! 痩せないと! 俺!
・とにかく1シーン1シーンが長回し! キャメラは基本「置き(=固定)」な感じだった。コレで「モノクロ映像」「足元のカメラ位置」だったら、小津安二郎監督の新作めいた仕上がりとなったんじゃなかろうか。。
・「松葉杖の女」には、劇中のキャラ名すらなかった。
・夏美との関係なども、想像するしかない。
・とにかく「隙間」「余白」のいっぱいな作品である。
・『ハート・オヴ・ウーマン(2000)』を捻ったような感じでもある? フリ〜ダ〜ム!(←いやそこ、叫ばんでエエし)
・「荼毘に付される(=火葬される)と同時に、その人の霊魂は完全に消滅する」的な設定である。
・成海璃子さんの「白いおみ足」が、眩しくも素敵だった。
・隣の女の子がたとえ可愛くて純真だとしても・・「ベランダ伝いに侵入し、自室で勝手に寝てる」のを赦すのはどうかと思うぞ。
・伊香保温泉は良い雰囲気である。
・敷地内にダンプカー(?)の走り回ってるフリーマーケット(?)って・・どうなんやろ?
・ニシノの「恋」は、確かにたくさん描かれてたが・・「冒険」の方はどうなの?

~ こんなセリフも ~

ニシノ「みなみちゃんにはパフェ」
   「バナナパフェ、2つ」
   「あ、パフェ、ここ」
   「普通に結婚したいね」
   「パフェ、美味しい?」
   「・・大きくなったねぇ」
   「・・夏美さん、いる?」
   「怪しい者じゃないよ。
    ・・※※だから、怪しいっちゃ怪しいか」
   「だから※※なんですよ」
   「これ、未だ持っててくれたんだね」
   「※※なだけで、中身は△△てた時と同じさ。
    ・・今のトコロ」
   「水、貰っていいかな?」
   「奇麗になったな・・でも、お母さんの方が美人だな」
   「見える人には見えるし、見えない人には
    見えないんだよ、※※は」
   「もう僕の事、恐くないでしょ?」
   「今日、※※なんだよ」
   「ここ、実家」
   「ミュージカルは、そんなに観ないですよ」
   「サユリさん、注文した品と違いません?」
   「相変わらずだなぁ、カノコは」
   「・・もう1杯」
   「どうぞ。(車のドア)閉めるよ」
   「浴衣・・似合うねぇ」
   「カノコは今、幸せか?」
   「カノコって、もしかしたら“セ※クス魔人”?」
   「家まで送りますよ。送りたいなぁ」
   「楽しい・・珈琲、淹れるのって」
   「マナミのお尻は、冷たくて気持ちいい」
   「自分の触ったって、気持ち良くも何ともない」
   「そっちの部屋に行ってもいい?」
   「じゃあ、僕はこれで」
   「そんなとこで“聞き耳”立ててないで出てらっしゃい」
   「『白くま』買って来たんだけど、一緒に食べない?」
   「タマちゃん、昴とデキてるの?」
   「昴の事、大好きなんだねぇ」
   「タマちゃんの髪、ふわふわしてるね」

みなみ「・・具が入ってないよ」
   「“神出鬼没”なんですね」
   「※※でも寝るのかよ」

サユリ「ニシノ君はね、あらゆるタイプの
    女の子をトリコにしちゃうの」
   「でも何故か、ニシノ君がフラれちゃうの」
   「ワタシとニシノ君の出逢いはね・・
    聞きたい?
   「“哀れ、我も人の子”って思い知ったわ」
   「“ニシノ君の総て”を赦していたの」
   「ニシノ君は“声に出ない声”が聞こえる
    “もの凄く感度の良いアンテナ”を持っているの」
   「・・言ってなさい」

カノコ「番頭はん、有難おす」
   「“新婚さん”だといいんですけどねぇ」
   「時間が流れて寂しい。
    戻れなくて、つまんないよ」
   「ユキヒコ、待ってるんです」

マナミ「・・来ちゃった」
   「可哀想なニシノユキヒコが幸福でありますように」

昴「ネコ、お邪魔してませんか?」
 「ねぇ、一緒にお風呂に入らない?」

タマ「“いつでも手の届くとこに
   冷蔵庫があると嬉しい”って昴が」
  「“率直”は伸び広がる。“うるさ型”は丸くなる」

夏美「恋は、何時かは終わるから」
  「恋は、愛と同じじゃないのよ

夏美「今日でもう逢えないのね」
ニシノ「・・どうして僕は、いつも上手くいかないんだろう?」
夏美「総ての女の子の欲望に応えちゃうから」

カノコ「(彼女から)電話は?」
ニシノ「来ないよ。まだ付き合ってないし」

ニシノ「駄目だよ。もう終わったんだから」
カノコ「もう終わったの?」
ニシノ「もう終わったんだよ」

ニシノ「今でも好きか?」
カノコ「だと思うよ」

マナミ「なれるなら・・あの“蛙の人形”になりたい」
ニシノ「何で“カラクリ人形”になりたいんですか?」

マナミ「この珈琲・・苦い」
ニシノ「途中、色々あったもので」

ニシノ「照れてんだ」
マナミ「恥ずかしいの」
ニシノ「・・・今日も来る?」
マナミ「今日は・・行かない」
ニシノ「お尻、触りたかったなぁ」
マナミ「・・駄目」

ニシノ「部屋に来ない?」
マナミ「・・今日は帰る」

マナミ「今日はニシノさんの家に行きます」
ニシノ「・・はい」

ニシノ「泊まってって」
マナミ「・・明日、早いから」

ニシノ「僕はずっとマナミの事が好きでいたい。
    一生、マナミに一緒にいて欲しいなぁ」
マナミ「寂しさは・・共有出来ないからね

昴「彼女さんは?」
ニシノ「・・見てたの?」
昴「見えたの」

ニシノ「違うんだよ」
昴「何が違うの?」

ニシノ「丸くなってる」
タマ「・・不安だもん」

タマ「何で知ってるの?」
ニシノ「分かるんだよ。タマちゃん、
    “僕の事、大好き”だろ?」

みなみ「パフェなんか、好きじゃなかったよ」
ニシノ「・・知ってた」

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