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2014年1月25日 (土)

☆『キャプテン・フィリップス(2013)』☆

11日(土曜)。西宮ガーデンズ内のシネコン“TOHOシネマズ”にて観て来たのは、昨年中の鑑賞が叶わなかった、ポール・グリーングラス監督の『キャプテン・フィリップス』だった。

公開時期も結局は「終盤」となってしまったが、無事に観る事が出来、嬉しい限り(=^_^=)

2009年3月28日。バーモント州アンダーヒル在住のリチャード・フィリップス(トム・ハンクス)は、妻=アンドレア(キャサリン・キーナー)の運転する車で空港へと向かう。

マースク(MAERSK)海運に勤務するリッチ(=リチャード)は今回、オマーン・サラーラ港を出航し、ケニア共和国・モンバサ港まで支援物資を届ける貨物船「マースク・アラバマ号」の船長に着任。

途中“アフリカの角”と呼ばれるアフリカ大陸の東海岸を経由する「マースク・アラバマ号」にとっての最大の懸念は、近年ソマリア海域で頻発する“海賊行為”だった。

ソマリア沖で、全乗組員に対し「海賊を想定した避難訓練」を行うリッチ船長。

・・

一方、ソマリア沿岸の港町・エイルでは、漁師たちが“将軍(ガラード)”の命令を受けた“長老”から海賊行為を強制されていた。

酷く痩せてはいるも冷静で度胸ある若者=ムセは、根性のあるメンバーを選定し、ナジェ、エルミ、ビラルを率い漁船で沖へと向かう。彼らの狙う先には・・水路で混み合う船群から距離を置き“単独航行”する、アメリカ籍の貨物船『マースク・アラバマ号』の姿があった・・

2009年4月8日に発生した実在の『マースク・アラバマ号事件』を題材に、極限の状況に追い込まれたベテラン船長の決断と運命、彼を救出すべく全力を尽くすアメリカ海軍の駆逐艦「ベインブリッジ号」及びSEALs(ネイビーシールズ:海軍特殊部隊)の活躍を描いたサスペンスもの。

“エンターテインメント性”に限って言うと、かなり「欠いてる」印象が強く、134分と言う上映時間も「もう少し(短く)編集出来たんでは?」と感じてしまうトコはあったが、、劇中の総てにリアルさを追及してた事や、トム・ハンクスが持ち前の(?)ユーモアを「完全封印」し、不器用で実直な船長役を全力で演じ切った! って点は大いに評価されて然るべきだろう。

一方で、良くも悪くも「トムハン頼み」な物語に仕上がってしまってたか? 彼の起用なくば、ヘタをすれば「日本未公開」となってしまってたかも? 「やり過ぎ」は勿論アカンのだが、、も少しキャスティング面&演出面で、ワクワクさせてくれる出来になってたら更に嬉しかったなぁ。 と言うか、やりようは幾らでもあったように思った。

〜 こんなトコも 〜

・海賊らと(船長以下)乗組員らとの「船内での壮絶な戦い」を期待してたら、中盤以降(だったかな?)でロケーションが「救命艇」と言う閉鎖的でちっこい空間に移ってしまい、少し拍子抜け(⌒〜⌒ι) まぁ実話がベースですもんねぇ。
・乗組員のまとまりは良かったが・・「良過ぎる」感も。それ故「個性の際立つ乗組員」がさほど見受けられなかったか。「船長の女房役」とし、も少し“濃ゅいキャスト”を配しても良かったかも。ハーベイ・カイテル、ビル・ナイ的なトコで(一例)。
・乗組員に裏切り者はいなかった(=^_^=) ←あの物語ですら「仕込んでたら」恐いってば!
・船内での“心理戦”はさほど展開されなかった。
・ムセも含め、海賊らの“スキル”が低過ぎた、、 褒められるトコは「(結果的に)無差別殺傷しなかった」って点ぐらいか。
・「女性キャラ」が徹底的に排除されてた(序盤に登場の船長の妻&終盤に登場の看護師長を除く)。ある意味「漢(をとこ)の物語」のテイストを保ってる。
・後半に向かうにつれ「アメリカ万歳!」なテイストが顕著になって行った。
・海面を漂う「救命艇」の形状が「ドクターイエロー」或いは「ヤッターワン(の頭部)」に見えてしまった(=^_^=)
・『海賊に乗っ取られ、船長以下の閉じ込められてしまった貨物船を舞台に、船長の息子である少年が、海賊らを相手に、船内の小道具を駆使してトラップを造り、孤軍奮闘する』と言う“冒険コメディ路線”の作品を造ってはどやろ? タイトルは勿論『シップ・アローン』ってトコで(=^_^=)
・「射殺」か「懲役33年」か・・ 前者の方がいっそ気がラクかも、、(⌒〜⌒ι)
・「マースク・アラバマ号」の単独航行は、誰に責任があるんやろ?
・船長の、妻に宛てたメールの件名「Missing you」は、イイ感じだった。
・手すり(恐らく鉄製)に高圧電流を流せば、多少は乗船を妨害出来ないもんやろか。
・駆逐艦「ベインブリッジ号」に命令を下すハワード提督(声のみの登場?)ってば、女性だったんやろか?
・アドリブでトムハンに是非とも言って欲しかったセリフ(=^_^=)
 「この船は戻るべきなんだ! アラバマにね!」
 「小便がした〜い」
・SEALsの決行した「ハイスピード作戦」ってば「救命艇と距離を詰め狙撃⇒イッキに射殺、さっさと解決しちゃおう作戦」と読み替えても良いんかな?
・オブライエン看護師長の処置が、的確なんだろうけれども、何処か「冷たく」感じられたのは、ワタシだけやろか?
・殺される事を覚悟で船長のしたためた手紙は・・余り意味がなかった(×_×)
・常に興奮状態にあり、喚きまくる海賊=ナジェの言動に、いちいちムカついた(・ω・)
・差し入れられたTシャツに「きっと防弾効果があるに違いない」と信じてしまったワタシは・・きっとかなり疲れていたんだろう。
・敢えて「情けない演技」を貫徹させた、後半以降のトムハンの頑張りには拍手を送りたい。上半身・裸状態から、すぐにTシャツを着てしまったが、それぐらいは赦してあげて欲しい(⌒〜⌒ι)
・交渉人の発する「謎めいた言葉」の数々が気になってしまった。あのTシャツを着ても、あんまし「元気は出なかった」みたいだけど、、
・海賊の持ってた無線機(の性能)では、船内の会話ってば傍受されてなかったんやろか?(詳しくないモノで、、)
・海賊が船内放送で「夕食の時間だ! ヒャッハ〜!」とか呼びかけてたら、かなりヤバかったかも。
・クローナンと言う乗組員が登場するが、つい「苦労人」に聞こえてしまった。本作の性格から来るモノか。。
・製作総指揮の1人としケヴィン・スペイシーの名を発見! 出はったらよろしかったのにぃ(・ω・)
・字幕担当は戸田奈津子女史。「海盆(BASIN)」って言葉が耳慣れなかった程度かな?
・貨物船内の移動時、裸足は危険だと知った。ムセが『ダイ・ハード(1988)』を観てたら、きっと船長を「アイリッシュ」ではなく「ミスター・カウボーイ」と呼んだ事だろう(=^_^=)
・劇中、誰もが「万事巧く行く(Everything’s gonna be OK.)」とか繰り返すもんだから、余計に不安な気持ちが高まった(⌒〜⌒ι)

〜 こんなセリフも 〜

リッチ「最近は、何もかもが速く変化するし、おまけにこの就職難だ。
    子供たちにとっては“サバイバル時代”だな」
   「(あれは)漁船じゃない」
   「コーヒーを楽しめ(Enjoy your coffee.)」
   「我々(の船)には“速度”“高さ”“(放水)ホース”がある」
   「コーヒーの後は仕事だ」
   「合言葉は“夕食(Suppertime)”だ」
   「発電機と操作パネルには近付けさせるな」
   「“換気”してアタマを冷やせ!」
   「私の話に耳を貸さないのが問題だ」
   「護衛なんかするもんか!
    (彼らは)交渉には応じないぞ」
   「いい加減にしろ。
    君も船長なら、乗組員の生命に責任を持て
   「米海軍が“君らを勝たせる”ワケがない」
   「小便がしたい」
   「塩水は傷にいい」
   「君は漁師なんかじゃない」
   「誰にだってボスはいる
   「家族に“心から愛している”と伝えてくれ!」

船員「“海賊と戦う”程の給料は貰ってないぞ」
  「これが“ビジネス”かよ?」

ムセ「誰よりも先にくたばるのは“腰抜け”さ」
  「俺たちは“アルカイダ”じゃない」
  「お前はアイリッシュのヤンキーか?」
  「こっちの話を聞け!」  
  「ハメるなよ(No game.)」
  「機関室が先だ」
  「お前は人質だ」
  「“意気地なし”に用などない」
  「万事巧く行くさ(Everything’s gonna be OK.)」

海賊「海に出て、稼げ! 船を襲え!」
  「見ろ。この船は“単独”だ」
  「急かすな!(I’m trying!)」
  「モタつくな!(Move your ass!)」
  「(ハシゴを)掛けろ!(Hook it on!)」
  「しっかりしろ(Be a strong man.)」
  「文句なら、海にでも言え
  「お前は“喋り過ぎ”だ」
  「撮影は止せ!」
  「逃すより殺す!」
  「分かってる(It’s my job.」)
  「波を立てるな」

艦長「これよりSEALsに指揮権を委ねる」

交渉人「降伏せよ(You must surrender.)」
   「降伏しなければ、後の事は保証しない
   「(連中は)喚きながら銃を振り回しています」
   「騙したりしない(No trick.)」
   「このTシャツを着ると“元気が出ます”」
   「“今まで座っていた席”に戻って下さい」

狙撃兵「標的を確保!」

師長「もう大丈夫よ(It’s gonna be OK.)」

アンドレア「歳を取ると共に、留守番が辛くなるわ」
リッチ「出掛ける方もね

シェーン「これは訓練ですか?」
リッチ「本番だ」

海賊「誰が床にガラスを?」
リッチ「誰もまいてない! これは事故だ」

船員「何か言え!」
ムセ「“アメリカ万歳”だ」

ムセ「このカネはお前たちが払うべき“通行税”だ」
リッチ「ここは“公海”だろ?」

海賊「・・簡単な筈だった」
船長「欲を出したからだ

船長「漁師が海賊や誘拐なんかしなくても、
   他にも方法はあるだろう?」
海賊「・・アメリカならな

ムセ「長老たちは何処だ?」
艦員「それは後で話す」

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2014年1月14日 (火)

☆『47RONiN【2D字幕版】』☆

ハナシは遡って、1月3日(金曜)。

ご近所のシネコン“MOViXあまがさき”に出掛け、観て来たのは・・久しぶりの(?)キアヌ君主演による“オリエンタル(東洋風)時代劇ファンタジー”『47RONiN』だった。

公開時期も末期に差し掛かってるのか「1日に2回のみ上映」の時間設定となっており、本作のポ※コツさ、、いや、集客パワーの限界みたいなモノがうっすらと感じ取れてしまったり(・ω・)

キアヌ・リーヴスと言えば、劇場(のスクリーン)で彼を観るのは『地球が静止する日(2008)』以来かな、と記憶している。その後『フェイク・クライム(2011)』にも主演したはるが、そちらは未見なワタシ(・ω・)

我等がニッポンジンの“魂の物語”である(のか?)『忠臣蔵』に着想を得た、ト※デモ作、、いや、妖術ファンタジーもの・・そんな風に割り切って考えて観た方が、色々とストレスを感じる事もなく楽しめ、よほど精神的に良い気がするネ(=^_^=)

かつて“鎖国時代”の日本は、海外の国々にとって長らく“謎と神秘の地”と考えられていた。

国内で競い合う“藩主”の頂点に君臨するのは、絶対君主である徳川幕府・第5代将軍=綱吉。
そして“主君と藩の秩序を護る”のは、刀に生きる“侍”たちの使命だった。

もしも主君を失ったり、忠義に欠けるとされた場合・・“侍”は "浪人"の身に堕ち、恥にまみれた。

これから語られる“47士の物語”こそは「“真の侍の魂”を知る物語」である・・

・・

播州国・赤穂藩。
深い霧と竹林に覆われた“天狗の郷”から逃げて来たと言う異端の少年は“鬼子”と蔑まれながらも、藩主・浅野内匠頭(田中泯)の庇護(?)を受け、郊外の小屋にひっそりと暮らす事を赦される。

浅野のひとり娘=ミカに愛され、逞しい青年(?)に成長した“鬼子”は「魁(カイ)」と名乗り、世話になった浅野父娘の恩義に報いたいと言う気持ちを募らせていた。

藩主・浅野の腹心の家臣=筆頭家老・大石内蔵助(真田広之)たち赤穂藩士には、冷遇され続けるカイ(キアヌ)であるも・・美しく成長したミカ姫(柴咲コウ)との間には、互いにプラトニックながらも“相思相愛”の感情が長く静かに続いていた。

そんなある日、赤穂藩に将軍・徳川綱吉(田川“ケイリー”洋行)が訪れる事となる。

将軍を歓待すべく開催された「武技競べ大会」に於ける失態、そしてその夜、ご乱心(=錯乱)状態の浅野が(客人とし招かれていた)隣国・長門藩の領主・吉良義央(浅野忠信)の寝所を襲い、斬り付けた事により、遂に綱吉は浅野に対し“切腹”を言い渡す。

しかしそれは、吉良が側室であるミヅキ(菊地凛子)に命じ、浅野に“妖術”をかけさせたもの・・つまりは“策略”に嵌められた結果であった。

浅野の自害(切腹)同様、主だった赤穂藩の家臣らもまた“侍”としての身分(地位)を剥奪され“浪人”の立場となった上、吉良に「藩外追放」を言い渡されてしまう。

・・

そして刻は経ち・・まんまと赤穂藩を手中にした吉良の命で“地下牢”に閉じ込められていた大石は、1年ぶりにようやく解放される。大石はカイを手始めに、綱吉に禁じられた“仇討ち”を果すべく、死罪(斬首)覚悟で「かつての家臣たち」を集めようとするのだが・・

一方、大石らの動きをいち早く察知した吉良は、ミヅキに命じ、その妨害を画策し始めるのだった。

何となく、演出面に対し「今更『ラストサムライ(2003)』路線ですかい?」とついついツッコんでしまいたくもなる、本作。
「サムライの時代に於ける美談」にスポットを当て、ファンタジック活劇な味付けを施し、日米の豪華出演陣を充てがい、それなりに無難な企画(物語、作品)に仕上げよう・・と頑張ったアイデア&努力は分からんでもないのだが・・如何せん「アクション部分」「ドラマ部分」の双方に特筆すべき要素がさほど見受けられず、、従って“好評すべきポイント”も見当たらない・・って感じ。

山や海や大地と言った、劇中映像を眺める限り「江戸時代のニッポン」とは到底思えぬ(異国の)情景が広がってるし、、“魔物”と言おうか“幻獣”と言おうか「6ツほど(?)の眼球を持つ、ワケ分からんでっかい“獣(じゅう)”」が、我が物顔で(赤穂藩の)領内で暴れ回ってたり。

一方、隣国=長門藩の城下を空撮っぽく捉えたショットは、何と言おうか「これ・・ミニチュアとちゃうん?」と突っ込まざるを得ない“残念な”映像的完成度なのであった(×_×)

“天狗の郷”なる未開の地(?)を何時までも調査(⇒統治)しないまま放置(?)し続けてる領主=浅野の「凡君ぶり」もちょっとアレだし、対する吉良の方も、手にした駒(=有能な家臣)が「ミヅキ」「巨大な鎧武者」ぐらいしかおらず・・どちらの藩主についても「正直、主君には持ちたくない」気持ちや不安感が、観てて高まってしまう(⌒〜⌒ι)

上映時間が120分近くもあって長く感じるし、それなりに期待してた「吉良公の壮絶な悪党っぷり」「カイとミカ姫の恋愛劇」などの要素にも、さほど注力されてた印象はなかった。

『地球が静止する日』を観た(あの)日と同様、キアヌファンとしてガッカリし、『ウルヴァリン:SAMRAi(2013)』を観た(あの)日と同様、真田ファンとしてガッカリさせられるワタシだった(×_×)

〜 こんなトコも 〜

・浅野君の演じるのが「“浅野”役でなく“吉良”役」と言うややこしさ(⌒〜⌒ι)
・何となく田中泯さんの方が「吉良役」に向いてた気もした。
・「浅野役」を真田さんが演じてた作品もあったよなぁ・・と考えて思い当たったのは『忠臣蔵外伝/四谷怪談(1994)』だった。
・(ミカ姫の着る)着物の“衿部分”を高くしたデザインが印象的だった。コスチュームデザイナーはペニー・ローズさんってしと。
・カイの「フェンシング的な突き攻撃スタイル」がカッコ良かった。隆慶一郎の時代劇小説『鬼麿斬人剣』の主人公を(何故だか?)思い出してしまった(=^_^=)
・“天狗”が出て来ると思いきや・・只の“妖怪ぬらりひょん”だった。
・ラストでは、キアヌも「アレ」な御沙汰に、、 あの身体能力があれば、将軍家すら滅ぼせたろうに、、
・「武技競べ大会」に於いて、カイを圧倒的な実力差で打ち破った「鎧武者」・・カイとの“再戦”を楽しみにしてたら、爆風に巻き込まれ“即退場”ってな展開に、、ミヅキの妖術で“空っぽの甲冑”が動いてただけ?
・吉良とミヅキの“馴れ初め”が知りたかった。
・実は“人間の動体視力では到底捉え切れぬ”程の「超高速」で移動出来たキアヌ。『リディック(2004)』のマーシャル卿、『ザ・フラッシュ(1990)』の主人公らと是非戦って欲しい(=^_^=)
・カイのいた「出島」ってのは、あの(長崎の)出島だったの?
・カイを除く仲間は、固まって、領地のすぐ外で(1年もの間)野宿し続けてたので、容易く見付けられた(=^_^=)
・「妖術の存在とその肯定」こそが、本作を気に入る事が出来るか否かの「最大のハードル」と言えようか。
・作品世界に漂う雰囲気こそは『マクベス』でもあり、即ち『蜘蛛巣城(1957)』でもあった。
・考えたら、本作に於けるミヅキほど「主君のために尽くし続ける側室」もそうそう居ないんではないかと思う。
・映像に「大仏」「大鳥居」「五重塔」等が映り込んでるけど・・どう考えても日本とは思えないような風景が多かった(⌒〜⌒ι)
・「白龍が人間に化けてたのか」「人間が白龍に化けてたのか」は、良く分かんなかった。死んだ時「人間」だったので、きっと後者なのだろう。
・ミヅキってば、自身と主君(吉良)の(近い内に)迎える「運命」さえ占えなかったんやろか?
・「武技競べ」のシーンを、もう少ししっかりと描いて欲しかった。
・キアヌの着用する「紅い甲冑」は、どうにも『ラスサム』の“勝元盛次の弟”のそれを想起させる。
・「上様」は“Your highness”と「ミカ姫」は“Lady Asano”と表現されるようだ。因みに字幕翻訳:戸田奈津子さん、字幕監修:沖方丁さん・・と「担当分け」してはったようで。
・出島港の地下監獄(?)で、夜な夜な(?)開催される「賭け試合」での、カイに対する観衆の声援(掛け声)は「ハーフ!」「ハーフ!」だった。
・「刀工の郷」として“羽越(うえつ)”なる地名が、「天狗の森」として“飛騨の樹海”なる地名が登場。もはや何処にあるのか、見当もつきませぇん(×_×) 新潟? 岐阜? 主な舞台は兵庫じゃなかったのン?
・屋外に、磨崖仏のように「大仏の上半身」が放置されてたり、巨大な「寝釈迦」の奥に洞窟が広がってたり、、と突拍子もないロケーションが堪能出来る。
・「内側を銀色に塗った番傘」を何本も広げ「レフ板」代わりにしてるアイデアは面白かった!
・ロケ地の1ツは「ブダペスト」だったようだ。

~ こんなセリフも ~

カイ「私に背を向けるな!」
  「今度、吉良に跪いたら、其の首を刎ねるぞ」

浅野「赤穂藩に栄えを!(For AKO!)」
  「誰を捜しておる?」
  「流石は彼(あ)の母の娘だ」
  「覚悟は出来ておる」
  「娘よ・・其の涙を人に見せるで無い」

大石「殿!(my lord.)」
  「さては貴様、美女に惑わされたか?」
  「馬を3頭、用意しろ」
  「“別れた”と見せかけろ」
  「何時迄も“最愛の妻”だ」
  「黒沼で落ち合おう」
  「浪人であるが故、自由に戦える」
  「町には郭も有る。“口の軽い役人”もおろう」
  「刀も覚悟も有る」
  「彼の刻、激しい怒りに任せて討つべきだった。
   たとえ失敗しても、今日ほど“惨め”では無かった」
  「“罪を見逃す世”が人の世か?」
  「カイ、御前は加わるか?」
  「是で“47士”と成った」
  「さぁ、勇気を見せてみろ!」
  「我が殿の御霊に!」

安野「“鬼子”に救われるとはな・・
   死んだ方がましだ」

吉良「浅野は未だ生きておるのか・・
   しくじりおって!」
  「此の償いをさせて頂きたい」
  「貴様等を此の地から追放する」
  「大石は危険だ。穴蔵に落とし、其の根性を挫け」
  「運勢は如何(どう)だ?」

ミヅキ「人には必ず“弱み”が御座居ます」
   「今こそ赤穂を奪う刻です。其の勇気を御見せ下さい」
   「私に“其の心”を預けて」
   「是で分かったろ?
    “男を愛した代価”が」

りく「彼の子は、貴方に褒められたいのです」
  「“夫の務め”は、何であれ“妻の務め”です

綱吉「始めよ!(Enough!)」
  「止めよ!」
  「甲冑を剥ぎ、打擲(ちょうちゃく)せよ!」
  「切腹で果てる事を赦す」
  「死の刻も、勇気と尊厳を示せ」
  「1年後、姫は吉良に娶らせる」
  「大石、そちは浪人だ。今や主君は居らぬ。
   仇討ち等、ゆめ考えるな」
  「“侍としての死”を赦そう」

天狗「人里に下りて、何を得た? “叶わぬ恋”か?」
  「(欲しければ)取ってみるが良い」

※「農民だと? “農夫の手”では無いな」
 「此の世で得るのは死のみ」
 「拙い余興を御眼にかけます」

カイ「此処に来てはなりません」
ミカ「私を愛して居るのでは?」
カイ「常(とこ)しえに。
   ・・しかし、身分が違います」

ミカ「父は“此の世は来世の準備の為に在る”と」
カイ「“千死”を経て“万生”を得ても(生まれ変わっても)
   貴女を必ず捜し出します」
ミカ「“其の総て”で御待ちします」

家臣「仇討ちこそ“武士の務め”です」
大石「今、戦えば我等の敗北だ。其れだけで無く、
   赤穂の民が犠牲となる

大石「“鬼子”は何処に?」
家臣「出島で異人の奴隷に」

大石「誰に剣術を?」
カイ「・・天狗だ」

芭蕉「“曰く付き”の刀か?」
カイ「時には・・“遣い手”次第だ

芭蕉「御前に謝らねばならない事が有る」
カイ「・・知ってたさ」

カイ「心は何時も傍に」
ミヅキ「・・死んでも?」

カイ「其の力を見せよ! 恐れるものか!」
ミヅキ「如何(どう)かしらね?」

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2014年1月 4日 (土)

☆『ゼロ・グラヴィティ:iMAX 3D版』☆

新年。
2日(木曜)の夜。
箕面市内にある“109シネマズ”に行き、レイトで観たのは『ゼロ・グラヴィティ:iMAX 3D版』だった!

この日は「ドライヴのついでに初詣もしちゃお!」と思い立ち、同市の(やや)山間部に位置する古刹「勝尾寺(かつおうじ)」へと、午後からの出発で出掛けたのだ。

自身の家族について「健康」とか「幸福」を願ったのは、ここに書く迄もない事だが(加えて、ちっぽけなワタシの浄財程度で、それらが容易く叶うワケがない事にも、薄々気付いてはいるが(=^_^=)) それ以上に大事なのは・・“お受験”の控えてる姪っ子の「合格祈願」だったので、ご利益の(比較的)ありそうな(?)このお寺に繰り出した次第。

因みに、境内に“朱塗りの多寳塔”がある事も、ワタシの食指を動かした理由の1ツではあった(=^_^=)>

にしても・・流石は3箇日・・神仏を呪いたくなる程に(←おい!)駐車場に至る道路が2〜3kmも手前から渋滞してた(×_×) 「思い付き」で行動すると、こう言った結果になるんやね、、 と新年から「ちょっぴり」勉強になりました・・って今更かよ!

帰りは、麓までドライヴウェイをダラっと下り、夕食がてら立ち寄った「箕面マーケットパーク・ヴィソラ」の敷地内にある“109シネマズ”に足を運んだワケで。

この施設に来たのは、これまでもせいぜい1〜2回程度だったと記憶してるが、自宅から最も近い距離にある「iMAXシアター」と言う事では、以前から関心の高まってたワタシ。

シネコンのロビーから見て、最も手前(右手)にある「スクリーン1」こそが(iMAX)専用シアターなのだが、入口に向かう廊下の雰囲気なども、例えば壁面に「i」「M」「A」「X」の巨大ロゴが蒼くぼんやりと輝いてて・・実に期待値を高めてくれもし、ええ雰囲気が演出されとるなっし〜!

毎年「鑑賞初め」の1本については、意外と(?)記憶に残って行くトコでもあるため、慎重にチョイスしたりするんだが・・今年の1本目は「昨年ベスト1ムーヴィー(の再鑑賞)」+「iMAXシアター」って事で、感慨深いモノとして、脳裏に焼き付きそうな気がする・・
(因みに、昨年の「鑑賞初め」は・・『レ・ミゼラブル』ですた)

・・

地上:600km
気温:セ氏125度〜マイナス100度

音もなく、酸素もなく、気圧もない、無重力の世界。
そこでは、生命の存在する事は許されなかった(Life in space is impossible)。

“新しい眼”と呼ばれる「最新鋭の医療用スキャンシステム搭載」と言うミッション遂行のため、スペースシャトル「エクスプローラ」船外で活動していたクルーたちを襲ったのは、ロシアがミサイルで破壊した人工衛星の破片雲だった・・

それらは時速3万2000kmと言う“途方もない速度”で彼らに迫っていた・・

・・

(昨年末に)1度観たばかり(?)であり、まだ記憶も残ってるので(=^_^=) 今回は「より物語と映像を楽しむ」って目的に専念する事が叶った。

特に、2度目の鑑賞では「マット・コワルスキー中尉」の言動に気を付けて観てみた。

すると・・マットが宇宙服(のヘルメット)を外す(=バイザー越しでない“素顔”をさらす)・・のは「例の1シーン」のみだった事に改めて気付かされた。

また、シャリフが破片雲の直撃を受け“即時退場”したはった事にも気付いた。アレでは「痛みも恐怖も何もなかった」であろう事だけは掴めた。で、何故だか、少しだけホッとした(・ω・) ←いやでも、船内のクルー2名は苦しかったやろね(×_×)

“3D映像の効果”が感じられたのは「(画面)手前に飛んで来る(衝突時の)破片」「(画面)手前に漂って来る(ストーン博士の)涙」などだったろうか。
総じては「別に“3D仕様”じゃなくても良かったかも」と感じた。ただし“スクリーンの大きさ”や“音響効果”に関しては、通常のシアターよりも良かった!

って事で、もし実現し得るのなら「更に客席数の少ない(iMAX)シアターの、中央部分の座席」にて「2D版」で鑑賞してみたいなぁ・・と思った。

〜 こんなトコも 〜

・iMAXの“冒頭オープニング・デモ”の映像+音響に期待値が上がりまくる! 『映画の中に入り込んだ様な、究極の臨場感、準備完了!』ってなナレーションが、アトラクション施設っぽくて良い感じ(=^_^=)
・久々に「カメラをかぶった、踊るおっさん」のデモ映像が冒頭に流れなかった。
・サンドラ姐さんの腹筋の締まり具合を見上げながら、しびれたラスト(=^_^=)
・「サンドラ姐さんの破片の受けなさ」が幸運&奇跡的だったのか? 「シャリフの運が悪過ぎた」のか?
・果たして、猛スピードで降下を始める「天宮(ティアンゴン)」に、ボンベ1本の推進力で、飛び移れるものなんか?
・「衛星破壊行為」にせよ「絡まり易く、外れにくいパラシュートのソユーズへの採用」にせよ、総てはロ※アが悪い!
・テザー(ロープ)から派生した言葉が「テザリング」であろう事に、初めて気付かされた。
・「時間をかけての減圧訓練」とかなしに、いきなし地上に降り立って大丈夫だったんか?
・マットの方の“酸素残量”はどうだったんやろ?
・「予備バッテリー」さえ持っていたら、状況は変わったんやろか?
・「一方通信」の場合、返事を待つ程度の「間」さえ置けば、後は“当人の判断”で、どの様に選択しても良いんか?
・途中から、マットが「バズ・ライトイヤー」に見えて来た。 ←きっと、みんなが思う事やろね。。
・ソユーズのコクピットに貼られてた(?) 子供を肩に乗せた賢者のイコン(絵)はどう言う意味なんやろ? 最初、タロットカードかと思ってた。
・“アニンガ”は、何処の国の人間だったんやろ?

〜 こんなセリフも 〜

ストーン「成功したら・・明日、地球で1杯おごるわ」
    「大丈夫だけど、この“無重力”で
     吐かずにいるのは難しいわね」
    「感想? ここは静かで、居心地が良いわ」
    「目覚めて仕事をし・・ただ運転するの」
    「仕方ない(great.)」
    「宇宙なんか大嫌い」
    「妙な気分ね・・“死を知る”って」
    「祈り方を知らない」
    「マット、頭がいいのね」
    「“ママは諦めない”と伝えて」
    「もう逃げない・・地球に還るわ」
    「これは違う感じ」
    「よし、天に任そう」
    「結果はどうあれ、これは“最高の旅”よ」

マット「このミッションはイヤな予感が」
   「最期の遊泳を楽しめ(Enjoy Your last walk.)」
   「1ツ確かな事は・・“最高の景色”って事だ」
   「彼女は何と・・」 ←気になる〜
   「ロシアが“処分権”を行使したようだ」
   「何処へ行こうと一緒だ(See. you go,i go.)」
   「“一方通信”であろうと、喋り続けないと」
   「美しいだろ・・日の出が」
   「何が1番、懐かしい?」
   「宇宙遊泳の記録に10分足りない」
   「何でもいい、しがみつけ!」
   「・・無事に帰還しろ」
   「目眩がして来たか? じき意識が遠のくぞ」
   「“墜落”も訓練の一環だ」
   「・・もう遠過ぎる
   「よし、頑張れよ」
   「ガンジス川を照らす太陽だ・・素晴らしい」
   「奇想天外な話でね・・
    予備のバッテリーを見付けたんだ」
   「ここは居心地がいい」
   「問題は“今、どうするか”だ

管制官“あなたはこの事態を予想していた”

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2014年1月 2日 (木)

☆明けましておめでとうございます☆

Sunrise2014s

少し遅いご挨拶(記事のアップ)となりましたが、
本年も宜しくお願い申し上げます。

この画像は・・元日の朝、自宅からクルマで南へと向かい、尼崎港(の某公園の展望台)から初日の出を撮影したものです。

Nikonのデジタル1眼『D7000』を3脚にセットしつつ、日の出を待ったワケですが・・

「寒い」「曇り空」「膀胱が破裂寸前」・・と“散々な思ひ出”の残りそうな「初日の出ツアー」となりました(⌒〜⌒ι)

帰宅後、そのまま実家へと新年のご挨拶に向かったので、久々の「完徹」となったワケですが、流石に身体にこたえました・・(×_×)

追記1:画像をクリックすると、別画面で拡大表示されます。

追記2:画像の左下に「ブルジュ・ドバイ」みたいな、ひょろっと高い建造物が小さく写ってますが、コレが「あべのハルカス」と思われます。

追記3:『手拍子してんじゃねぇ!』・・昨年の流行語大賞に間に合わず、残念でした。(=^_^=) ←流行しねぇよ!

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