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2013年12月17日 (火)

☆『ゼロ・グラヴィティ』☆

14日(土曜)。ご近所の「Qsモールあまがさき(=JR尼崎駅直結)」内にあるシネコン“MOViXあまがさき”にて鑑賞。

この日ってば“もはや生ける伝説と化したゆるキャラ(←大げさ)”こと「ふなっしー」がQsモールに光臨され、2回ものステージショーを精力的にこなされたって事もあり、恐ろしい程の数のお客(特に家族連れ)が特設ステージ周辺に集まってた! まるで「スーパーマーケットに集まるゾンビの群れ」みたいだった(←こら)

「たかが“着ぐるみ1体”如きに、ええ歳した大人がキャ〜キャ〜騒いでんじゃねぇよ!」・・とツッコみたい気持ちもなくはなかったが、、ワタシも積極的にステージ背後に回り込み、キャ〜キャ〜と心の中で騒ぎつつ、楽しんで来た次第(⌒〜⌒ι)

しかしアレだ・・ ムチャクチャ過ぎる人だかりのせいで、全くステージに近付けない! 思い返せば、今年の初め、高松市内の某商業施設で観た「アンパ※マンショー」の方が、まだしも真っ正面からステージを拝む事が出来た気がするぞ(ってか、そっちも堪能しとんかい!)

結局のトコ「ふなっしー」の背面から、それも距離を置いて眺めた程度に過ぎなかったが、いわゆる「イリュージョン(分かり易い表現を借りれば『ファスナー』とも言う)」が目視出来ただけでも「良し」としとこうか。

メキシコ出身の映像作家=アルフォンソ・キュアロンが、監督&脚本を手がけたSFサスペンス。

・・

1週間の期間をかけ、宇宙空間で行われる「特殊ミッション」に参加したライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)たち「SiS-157」のクルー(総勢5名)は、突然に飛来した無数の「爆破解体された“某国の”人工衛星の破片」の直撃にさらされる・・

クルーのうち3人はなす術もなく死亡。
残されたのは、ミッション経験の未熟なライアン博士と、彼女をサポートするベテラン宇宙飛行士=マット・コワルスキー中尉(ジョージ・クルーニー)の2人だけとなる。

シャトルは壊滅的な被害を受け、船外で作業していたライアン博士もまた「千切られたアーム部の先端」ごと、激しい勢いで宇宙空間に投げ出されてしまう・・

残された「酸素ボンベの残量」はわずか10%・・シャトルからも遠く引き離されてしまったライアン博士を、目視(確認)と(無線)交信だけで救出に向かうコワルスキー中尉だったが・・

この年末に公開される作品群の中でも、最も期待値を高めてた1作だったワケだが・・ 「その期待を上回る素晴らしい出来」であり、久しぶりに「ヒャッハ〜! やっぱり劇場鑑賞ってエエなぁ〜!!」とすっかりノックアウトされてしまった(⌒〜⌒ι)
って事で、今年鑑賞したムーヴィーの中でも、かなりランクの上位に喰い込んで来ると思う。って言うか、早くも「ソフト化」を渇望し始めてすらいたり(=^_^=)

「上映時間:(たったの)91分」「主要な登場人物:(たったの)2名」「エイリアン:(まったく)登場せず」・・と言う「ないない尽くし」「制約ありまくり」な物語設定の中、果たして何処までのドラマを見せてくれるってんだ?? と疑ってもしまったワタシだが、決して「密室劇」に落ち着いてしまうワケでなく「妄想劇」に着地してしまうワケでなく、程よい緩急のリズムを持ち、緊迫感を終始維持してくれてた。

機会があれば“iMAXシアター”で是非、鑑賞してみたいトコロ! サンドラ姐さんも、クルーニー兄さんも「ベテランとしての貫禄」を久々に地球全体に(=^_^=) 知らしめてくれたものと思う。

素晴らしい作品との出逢いに感謝!!

〜 こんなトコも 〜

・エンディングの思い切りの良さにも好感! 「ではぼちぼちここらで」ってトコでスパン!と終わる感じ。
・ジョージ・クルーニーと言う俳優の“置き方”の妙。特に「中盤」・・ ちょっと驚かされる(⌒〜⌒ι) 『エグゼクティヴ・デシジョン(1996)』のトラヴィス大佐を思い出したりも、、
・ホンマに「椅子の下」からウォッカの瓶が見つかったら面白かったのに。
・極限にまで「登場人物」「状況」を絞る(遮断する)事で「観客に(不足する要素を)補わせる」演出は凄い!
・『メメント(2000)』や『バンテージ・ポイント(2008)』を観た時のような「まだまだ“素晴らしい物語の描きよう”はあるんや!」ってワクワク感・多幸感に包まれますわ。
・「N※SAの技術力にかなりな不安を覚えさせる内容」なので、協力が得られなかったんやろか?
・原題「グラヴィティ(Gravity)」とは、地球に帰ろうとする主人公の心境の変化を「(地球の)重力に引っ張られる」事に引っ掛けてのネーミングだったんやろかね?
・久しぶりにソダーバーグ監督の『ソラリス(2002)』が観たくなったい。
・やっぱり“宇宙モノ”では、主人公=女性キャラの方が(圧倒的に)強い!
・「2名だけの出演」でも良作は造り上げられる、と知る!
・終盤、泳ぐカエルを観て『マグノリア(1999)』を思い出した(⌒〜⌒ι)
・「近いハズなのに遠い」・・って事実を絶妙に表現してる、地球からの電波(交信)・・
・登場・活躍するのがヒロインではあるも、充分に「オットコ前」な物語。いわゆる“野郎祭り系作品”たる『U-571(2000)』『ハート・ロッカー(2008)』『遊星からの物体X(1982)』などに決して引けを取ってない! きっとジェームズ・キャメロンやキャスリン・ビグローもお好みの「ノリ」のハズ!
・上空わずか600キロで“宇宙空間”と言う、大気の薄さに改めて気付かされ、驚かされる!(東京〜大阪間で約550キロ・・地球全体で言えば・・余りにもの薄さでしょう!)
・「肌の触れ合い」を一切描く事なく、ここまでの「プラトニックな愛情」を表現出来るのはなかなか。そして「宇宙を舞台に選べば、そんな設定が“ごく自然に”実現出来る事」に気付いたトコが凄い!
・無線が途切れる瞬間の悲しさ、淋しさ、恐怖感がなかなか!
・いい意味で『アポロ13(1995)』を再構築し、シェイプアップしてた印象も。
・宇宙空間で、バイザーに強い衝撃を受けると・・顔面が割れ、反対側まで穴がポッカリ開いちゃうんですね、、(×_×)
・ハッチを開ける際、必要以上の勢いで外側に開くのが恐怖だった・・ 油断してたら、宇宙空間に弾みをつけて放り出されます(×_×)
・iSSに乗り込んだ直後、宇宙服を脱ぎ棄てるサンドラ姐さんには『バーバレラ(1968)』のオープニングシーンを彷彿とさせられた(=^_^=)
・「ショートした火花」「涙」「血液」なども例外なく丸くなり漂う・・それこそが無重力空間。
・ソユーズ内で“調達”した宇宙服には「POCCNA」「L.DEMIDOV」と書かれていた。ロシアの宇宙飛行士のんやろね。
・大気圏突入後のカプセルってば、地上3mにまで降下しないと「ジェット噴射」が作動しないらしい。ギリギリじゃん!
・ボンベ1本を担いで宇宙空間に飛び出すサンドラ姐さんがカッコ良かった! まるでピッケルを両手に、断崖にジャンプする『ヴァーティカル・リミット(2000)』のクリス・オドネル君のようだ(⌒〜⌒ι)
・着水直後から始まる「溺水の恐怖」もハンパなかった(×_×)
・本作に限っては「C国製の宇宙設備」に欠陥が見受けられず幸いだった・・
・「一見、ヒットしなさそうなスペック」なのに、めちゃくちゃ面白いトコは、ドラマ『半※直樹』にも似とる気がする。
・字幕担当は松浦美奈さん。“ええ仕事”したはるわ〜。

〜 こんなセリフも 〜

ストーン「このミッションはイヤな予感が・・」
    「(無重力下で)吐かずにいるのは難しいわ」
    「いいえ(Negative.)」
    「“乾燥機の中のチワワ”みたいな気分」
    「研究所では“物は落下する”から」
    「私の瞳は茶色だけど?」
    「12時の位置にシャトルが、
     7時の位置にiSSが見えるわ」
    「誰か・・誰でも・・聞こえますか?」
    「誰か・・応答願います」
    「ムカつくわ(Damn it.)」
    「猛烈な恐怖だわ・・こんな所で漂流なんて」
    「この時刻は・・ラジオを聴いてるわ。
     “喋らない番組”なら何でも。
     そして・・ただ、運転してる」
    「目覚めて働き、そして運転するの。
     ・・それが、私の1日」
    「必ず掴むわ!」
    「あなたを掴んでいたのに・・
    「聞こえる?(Do you copy?)」
    「ケープカナベラルから1週間、
     絶えず喋り続けてたくせに」
    「“マルディグラの話”の続きを聞かせて」
    「仕方ないわね(Great.)」
    「あと4分も待てない」
    「残り7分で逃げないと」
    「“晴れ時々衛星の破片”ってとこね」
    「宇宙なんて大嫌い!(I hate space.)」
    「ふざけんな!(You gotta be kidding me!)」
    「私の名は“メーデー”じゃない」
    「私は今日、死ぬのよ・・
     妙な気分ね・・今日、死ぬって」
    「誰も悲しまないし、誰も祈ってくれない」
    「祈り方も、誰にも教わらなかった」
    「もうじき娘に逢える」
    「ウォッカは何処に隠したの?」
    「着陸は発射と同じ」
    「“ママが赤い靴を見付けた”と伝えてあげて」
    「“サラはママの天使”と伝えて」
    「“心から愛している”と伝えてくれるわね?」
    「もう逃げない・・地球に還る」
    「これは違う・・中国語分からない。
     ・・これで良さそう」
    「ハナシなんてどうでもいい(Never mind stories.)」
    「結果は2ツしかない・・そのどちらに
     なろうと、誰のせいでもない。
     結果がどうなろうと、これは“最高の旅”よ」
    「・・有難う」

マット「俺はマカレナを踊った事はないが」
   「“最後の遊泳”を楽しめ」
   「心配なら“地上の連中”にさせときゃいいさ」
   「彼奴はあれで“ハーバード卒”だ」
   「最高の景色だ・・素晴らしい」
   「ダメだ。船内に戻れ。これは命令だ」
   「じき交信が途絶えるぞ。
    ・・フェイスブックもダウンか」
   「やるぞ、シャリフ」
   「じき視界から消えるぞ・・見失った」
   「太陽と地球から位置を教えろ」
   「呼吸が速過ぎる」
   「この俺がハンサムで驚いたろうが、
    俺を見つめるのは止めて、何か考えろ」
   「一緒に行くぞ(You go,I go.)」
   「ソユーズへ向かう・・ちょっと遠いが」
   「いいね?(Agree?)」
   「日の出が美しいだろ?
    観られなくなると思うと寂しい」
   「誰かが空を見上げ、君を想ってる?」
   「服の中にも酸素が残ってる。ビールではなく、
    ワインのように、ちびちび(酸素を)吸え」
   「何でもいい! しがみつけ!」
   「無事に帰還しろよ」
   「墜落も訓練の一環さ
   「“諦める事”も学べ
   「“必ず生還する”と言え
   「・・俺に惚れてたろ?」
   「俺の瞳は茶色なんだがな」
   「13時間と11分・・ソロフィエフの記録を破ったぞ」
   「独りだと冷静になれる
   「必ず、何か方法がある
   「もし“戻る”つもりなら、もう“逃げる”のは止せ」

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コメント

私も「この作品と出会いに感謝」と思う一人です。

>機会があれば“iMAXシアター”で是非、

同感です。
もう一度、没頭したいです。

投稿: ぺろんぱ | 2013年12月24日 (火) 21時58分

数年前、『アバター』をIMAXシアターで3D鑑賞したのですが
地元のTOHOシネマズとの違いがイマイチわからなかったのです^^;
まだまだ修行が足らないんでしょうかね~。

本作、ジョージ兄貴がロープを離すところで
実はなにか隠し球持ってるんじゃ?と疑ってました(笑)

投稿: ituka | 2013年12月24日 (火) 23時18分

ぺろんぱさん、ばんはです。

良作でしたね。

クルーニー兄さん繋がりで『ソラリス』の再鑑賞、如何っすか?(⌒〜⌒ι)

投稿: TiM3(管理人) | 2013年12月25日 (水) 00時05分

itukaさん、ばんはです。

もう何年も(?) アイマックスとは縁がありません(×_×)
期待をし過ぎない方が良いんかなぁ・・(⌒〜⌒ι)

>まだまだ修行が足らないんでしょうかね~。

そうなんですねぇ・・(・ω・)

>本作、ジョージ兄貴がロープを離すところで
>実はなにか隠し球持ってるんじゃ?と疑ってました(笑)

「あの後、予備のバッテリーが見つかってね」みたいなセリフ1ツだけで、
めちゃめちゃに説得力がありましたもん(=^_^=)

まぁ、セガール演じたトラヴィス大佐のように「はっきり描かれてないし、何とかなったのかも」・・と希望を持つ・・のは我々観客の自由でしょう(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2013年12月25日 (水) 00時10分

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