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2013年9月 7日 (土)

☆『ホワイトハウス・ダウン』☆

時間軸を遡って・・(=^_^=) 8月25日(日曜)の午後、最寄り&行きつけのシネコン“MOViXあまがさき”で観て来たのは「合衆国政権中枢的建造物侵略2部作(って言うの?)」の1ツである『ホワイトハウス・ダウン』だった。

観終わった直後、合衆国大統領が内戦状態の続くシリアに対し“軍事介入を示唆する表明”を行った事から「有り得ない“絵空事”のハズなのに、、どうにもスッキリ出来ない作品やなぁ」と思ってしまったワタシ(⌒~⌒ι) そう言う意味では「内容」「公開時期」からするに「今こそ観ておくべき、一級品のエンタテインメント作」と断言出来るんかも知んない(=^_^=)

「中東和平プランに向けた会談」を明日に控えたある日の早朝。第46代アメリカ合衆国大統領=ジェームズ・ウィリアム・ソイヤー(ジェイミー・フォックス)は専用ヘリ(コールサイン:ハミングバード)で官邸=ホワイトハウスの前庭に降り立ち、夕刻(18:45)に到着する夫人を待ちつつ仮眠を摂らんとしていた。

早朝6:37。ソイヤー大統領のファンを自認する11歳の少女=エミリー・ケイルは、自宅上空をホワイトハウスに向けて飛び去る3機のヘリを窓越しに“憧れの眼差し”で見送っていた。

エミリーの父=ジョン・ケイル(チャニング・テイタム)はこの日、警護官の面接を受けるために娘のエマ(エミリー)を連れ、ホワイトハウスへと出掛ける予定だった。エムとの関係は決して良好とは言えなかったが、ジョンには“とっておきのアイテム”があったのだ。それこそは「見学者用のホワイトハウス入館パス」・・

15年間、大統領の警護を勤め上げたベテラン警護主任=マーティン・ウォーカー(ジェームズ・ウッズ)は、この朝が現役最後の出勤だった。妻に「今夜は遅くなる」と言い残しながら、ジャケットの襟に装着した“星条旗のバッジ”を外す彼の表情には、何かの“決意”が見受けられた。

その日の「ホワイトハウス見学ツアー」は、いつもに増して盛況だった。ただし、シアタールームのみは改修工事のため一般客の立ち入りが禁止されていた。そしてその部屋を起点にし、間もなく「全米史上最大・最悪級のテロ行為」が勃発しようとは、誰が予測出来ただろうか・・(いや、出来ない)

先にライバル作(類似作?)である『エンド・オヴ・ホワイトハウス』を観たばかりだったワタシ。どうしても両者を比較してしまうし、せざるを得ないワケだが・・ 単なる『ダイ・ハード(1988)』+『エアフォース・ワン(1997)』の亜流作に成り下がってないトコには好感を得た。また、テロリスト達それぞれの個性が『エンホワ(←略すなよ)』以上に表現出来ていた点は、評価すべきやろな、と。

一方、事件そのものの「展開」「インパクト」に限って言えば『エンホワ』の方が凄まじかった! (あちらは)ホワイトハウス敷地内に限らず、ワシントン市街そのものが大きな被害を受けてたから。。

敵グループも“首謀者”の正体はすぐ明らかになるんだが、その背後に控える“黒幕”に関しては「(説得力が)弱い」と言う以前に「唐突」過ぎ、観てて苦笑しか出て来なかった。最近で言えば『ワイルドスピード/EURO MiSSON』終盤に於ける“裏切りキャラ判明!”にも通じるムチャぶり(?)である。

監督が“合衆国万歳!”な(?) ローランド・エメリッヒなだけあって、自身のヒット作『インデペンデンス・ディ(1996)』のPRをちゃっかり劇中のセリフに練り込んだり『パトリオット(2000)』に於ける某演出を意識したような「旗ネタ」を展開してくれたり。

本作を機に、監督の前作である『もうひとりのシェイクスピア(2011)』って作品にも、俄然興味が高まって来てる次第だ。当時、公開されてた事すら知らなかったが・・(⌒~⌒ι)

近年観て来た監督作である『ディ・アフター・トゥモロー(2004)』『2012(2009)』の両作共に対し「期待値に満たずイマイチ!」ってな評価しか出来なかったエメちゃんだが「若干のスケール感(世界観)の矮小化」には残念さを覚えながらも「地に足の着いた“よりリアル志向のエンタテインメント作”の創出に、いよいよ開眼しはったか?!」と思わせる、快作には仕上がってたように思う。

~ こんなトコも ~

・大雑把に言えば、事件の真相が「クーデター」か「K国によるテロか」の違いである。 

・娘=エム役を演じるジョーイ・キングと言う女の子が、どう眺めても「レイチェル・ワイズ顔」にしかみえなかった(・ω・)

・久しぶりに拝見したジェームズ・ウッズ氏は、めっきり老け込んでおられた。。同じような路線の(?)ガブリエル・バーン氏も同じように老け込んだはる今日この頃なんやろか?

・テロリストの実行犯にも「タランティーノ系」「ゲイリー・オールドマン系」と、それぞれに“クセのある”悪役キャラを配してた。

・『エンハウ』に於けるモーガン・フリーマンのような、突出して存在感のある男優を迎えられなかったのは、惜しかったトコ。

・『ゼロ・ダーク・サーティ(2012)』でも、準主役として頑張ってはったジェイソン・クラーク(エミール・ステンツ役)。本作では、悩む事もなく(?)嬉々として悪役演技に取り組んではったように思える。

・ハッカーのタイラー役を演じた男優さん(ジミ・シンプソン)のご尊顔の雰囲気が「スカーレット・ヨハンソンの兄貴」みたいに思えた(=^_^=)

・「主人公夫婦のドラマ」「大統領夫婦のドラマ」には殆ど手がつけられてなかった。

・ワシントン記念塔が無事だったのにはホッとした。

・「地下壕に逃げ込まなかった大統領」の行動は評価されて然るべきかも知れない。

・エムの“旗振り”ってのが、(まさに文字通り)もの凄い「フリ」になってた!! あれを終盤に持って来る脚本のセンスは素晴らしい!!

・本作のヒロインでもあるキャロル・フェナティ警護官。演じたのはマギー・ギレンホールなんだが、どう眺めても「キャリー・フィッシャー顔」にしかみえなかった(・ω・)

・大統領専用車(“グランド・フォース・ワン”と呼ばれるリムジン)=キャデラックCTSの防弾性能はハンパなかった!

・ホワイトハウス豆知識その1:その周囲、10km四方の土地はどの州にも属さない(「特別州」と言う扱い)

・その2:年間150万人もの人々が、見学のためホワイトハウスを訪れる。

・その3:「6階建」であり「132の部屋」「35のトイレ」を持つ。

・その4:米英戦争中の1814年、イギリス軍により1度焼き払われたが、3年後に早くも再建された。

・その5:PEOC(大統領危機管理センター(Presidential Emergency Operations Center)=厚さ3mのコンクリで覆われた地下壕)には、図書室の書架の裏側から降りて行けるようだ。

・その6:ケネディ大統領がマリリン・モンローとの逢引に使った「地下通路」は実在するとの事!(=^_^=)

・大統領執務室には「引き出しに、ニコレット(禁煙)ガム」「壁面の靴箱に“エア・ジョーダン”を含む大量の靴」が見受けられた。もしウィル・スミスが大統領役だったら、代わりに“コンバース・オールスター”を履いてた事やろね(⌒~⌒ι)

・元はNSA(国家安全保障局)スタッフだったハッカーのタイラー。解雇された原因が「核兵器の標的をアップル本社に書き換えたから」ってのが笑えた。

・「合衆国憲法修正第25条」は「大統領不在時の職務権限」に関して規定されてるそうだ。

・後半、地下通路から逃走を図ったテログループの1人が、セッティングされたC4(プラスティック爆弾)で吹っ飛んじゃうんだが、何故あそこで誤爆(?)したのかが良く分かんなかった。。解除に失敗したのか? コードが(いつの間にか)上書きされたのか?

・劇中では「第46代」「第47代」「第48代」と、3人もの大統領が登場! 因みに、現政権を率いるバラク・オバマ氏は第44代大統領。

・オハイオ州上空を飛行中のボーイング747が「アレ」しちゃう、唐突&暴力的な展開にびっくり! ヒロイン候補とも思われたジェナさんは、おかしな形で“退場”、、

・墜落した軍用ヘリの後部ローターが迫って来る演出は、何度“同様のシーン”を見せられてもやっぱし怖い!! 描写はまんま『ミッション:インポッシブル(1996)』『ブロークン・アロー(1996)』なんだけど、ヘタすりゃ『エクスペンダブルズ2(2012)』とか『ホワイトアウト(2000)』になってたもんねぇ(×_×)

・あそこに至って「入館パス」のいきなし見つかる演出は、ちょっと「(有り得)ないぞ?」と思う。

・リンカーンの(遺品である)懐中時計が引き起こす“奇蹟”も・・「(有り得)ないよなぁ」と。。

・テロ犯が「(爆発寸前の)手榴弾を蹴り返して来る」抵抗っぷりは、実にナイスだった!

・ホワイトハウスの敷地内に、あないに物騒な武器庫や火薬庫が実在すんの? 

・ペンは剣より強し。ドイツの置き時計は頭蓋骨よりも強し。

・この次は、ホワイトハウスを舞台にした『チャーリーとチョコレート工場(2005)』+『ホーム・アローン(1990)』路線な、ファミリー向けのアクションコメディ作が観てみたい!! ホワイトハウス見学に招待された少年少女らが、調度品や知恵を駆使し、巧妙に隠れつつも、侵入したテロ犯たちをやっつけて行く展開・・って事で!(=^_^=)

・「自分達がクルーとし乗り込んでる潜水艦なのに、勝手に発射される搭載ミサイルを止める手立てがない」ってのは、やっぱり「どっかおかしい」と思います。

・「あんな場所」でのカーチェイスが用意されてるとは思わなかった(⌒~⌒ι) セントラル・パーク内をタクシーが暴走する『ダイ・ハード3(1995)』を思い出した(=^_^=)

・見学ツアーの案内係のしと(ドニー)の「仕事ぶり」がなかなか! 「真っ先に退場」と思ってたもんで。。

・あないに至近距離で「ガトリング銃の被害に遭うしと」を初めて眼にした(⌒〜⌒ι)

~ こんなセリフも ~

ジョン「面接させてくれ」

   「まだお前は11歳だ。相手に気なんか遣うな」

   「“底辺”から始めるさ」

   「・・きっと受かった」

   「“ブログは死語”なんだろ?」

   「撃たないで! 只のツアー客です!」

   「ふざけんな!」

   「政治家は犠牲を好む」

   「撃て! いや撃つな!」

   「仕方ない・・殺さなきゃ殺されてた」

   「こいつら・・軍事訓練を受けてる」

   「あなたは“大統領の仕事”を

   「僕にランチャーをぶつけないで」

   「“平和主義”は分かるが、しっかり構えて撃って」

   「まだ終わってない」

   「いつ“企み”を?」

   「信頼を(寄せてくれて)どうも」

大統領「貧しくとも我が家」

   「危機あらば起こせ」

   「空腹を満たせば、人々は暴力を忘れる」

   「“ペンは剣より強し”だ」

   「子供にウソはつくな

   「煙草は? 私も吸わんが」

   「私の“エア・ジョーダン”を放せ!」

   「“外”で会おう」

   「あのゲートは破れんぞ!」

   「今の君は、娘にとって“誇り”だろう」

   「歴史ではなく、世を変えたいのだ」

   「当選を果した途端に、再選と敵陣営対策の

    事しか考えられなくなる」

   「合衆国大統領として、あらゆる権威を込めて

    君に言おう・・“ファック・ユー”」

   「これがペンだ!」

   「君に私は撃てまい?」

   「リンカーンが“2発目”も受けてくれた

   「犠牲は大事だ」

新大統領「我々は、まだ負けてはいない」

    「たとえホワイトハウスを失っても、国は残る」

マーティン「今夜は遅くなる」

     「忠告するよ(Piece of advice.)」

     「本当だぞ(Trust me.)」

     「お祝いのケーキなど用意したら

      ・・お前ら全員、撃ち殺すぞ」 ←マジやん

     「“ダイヤ隊形”で、姿勢を低く」

将軍「どうなってる?!

   誰か、何か言え!(Somebody tell me something!)」

首謀者「悪いな、テッド」

   「国防長官、ただいま死亡」

   「ドジるなよ」

   「またドジを踏んで・・」

   「お前は馬鹿だ!」

   「これだから“雇われ兵”は嫌いだ」

タイラー「ショータイムだ」

    「おっと、玩具に触らないで」

キャロル「此処でいつもそれを仰いますね」

    「眠らずにいられるのは、

     カフェインと愛国心のお陰よ」

エム「約束なんか出来ない(I make no promises.)」

ドニー「『iD4』で破壊された建物が“レジデンス”だ」

   「壊しやがって!」

   「因みにこれはドイツ帝政時代の置き時計だ」

   「数週間で、元通りに直してみせるさ」

警護官「諸君、今日の警護は退屈となるだろう」

   「何故、此処にいる?」

   「下がって(Step away.)」

テロ犯「ケーキは要らん。糖尿病なんでね」

   「物音がした(I heard something.)」

   「俺がハグしてやるよ」

下院議長「リーダーはクールな方がいい」

メアリー“善政を為すための時間は短い”

妻「私はあなたの秘書じゃない」

夫「髪を切ったのか?」

妻「先週よ

夫「俺、何かしたか?」

妻「あの娘の“発表会”を忘れたの」

娘「あたしが賄賂でなびくと?」

父「そう願いたいね」

大統領「庭先でこんな放送を?」

警護官「“報道の自由”ですから」

観光客「ケネディとモンローが逢引に使った通路は?」

ドニー「それは実在しない」

ドニー「此処は“世界一安全な場所”です」

ジョン「どうやら今日は違う

ジョン「モンローとの逢引の通路? 伝説では?」

大統領「いや、実在する」

ジョン「何で後部座席に乗る?!」

大統領「つい“いつものクセ”で」

ジョン「何で“ゾンビ映画”なんだ?!」

大統領「それは“娘の趣味”だ!」

大統領「落っことした!」

ジョン「ランチャーを?!」

夫「終われば、分かってくれる・・お前も」

妻「では・・赦すわ」

大統領「イランに核兵器はなかった」

黒幕「だが、いずれは持つ」

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コメント

ワタシもホワイトハウス連続公開を受けて比較しましたが
ぜったいバトラー映画に一票です(笑)
北の扱いに疑問は持ちつつも冒頭からの10程度で滑落させる展開はやっぱり迫力がありました。

そういや、過去名作『若き勇者たち』のリメイクも北が襲ってくるらしいですね(笑)

投稿: ituka | 2013年9月 7日 (土) 19時38分

itukaさん、どもです。

さっきまで、DVD版の『アルゴ(2012)』を観てました。
制作費と制作時間、余りかかってないようでいて、意外に「企画段階のリサーチ」「再現映像のCG処理」などに、きっと惜しみなく注いでるんでしょうね。

>ワタシもホワイトハウス連続公開を受けて比較しましたが
>ぜったいバトラー映画に一票です(笑)

(あちら『エンホワ』は)
・冒頭のワケの分からん展開
・どうにもパンチの弱い主人公&大統領
・テログループの個々のキャラの薄さ

だけは気になりますが、事件としての展開・描写はより徹底して暴力的でリアルでしたね。
ケルベロス・コード(?)を聞き出すための拷問シーンとか、観てて辛かったですもん。。

>北の扱いに疑問は持ちつつも冒頭からの10程度で滑落させる展開は
>やっぱり迫力がありました。

総じて『ダイハ』『エアフォ』の亜流の域を超えてなかったのも、残念でした・・『エンホワ』

私的には、エメちゃんの復活(?)を祝って、本作に1票を投じときますわ(=^_^=)

>そういや、過去名作『若き勇者たち』のリメイクも北が襲ってくる
>らしいですね(笑)

へえ・・こんな作品があったんですね。1984年の作品ですか・・
ノリとしては『ディファイアンス』みたいな感じなのかな??

リメイク版は『レッド・ゾーン(2012)』と言うらしいですね。
『007/ダイ・アナザー・ディ』でムーン大佐を演じてた、ウィル・ユン・リーが出演してるんですねぇ。

投稿: TiM3(管理人) | 2013年9月 8日 (日) 02時14分

あら・・作品名を間違えてました。

誤・・『レッド・ゾーン』
正・・『レッド・ドーン』

あと、ウィルユンさんは『ウルヴァリン/サムライミ』にも出演してはるのだとか! ←って言うか、更に作品名を間違うなよな、、

投稿: TiM3(管理人) | 2013年9月 8日 (日) 02時20分

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