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2013年5月 8日 (水)

☆『ゼロ・ダーク・サーティ(2012)』☆

自身でも、記憶のすっかり薄れてしまっとる次第だが、、「鑑賞メモを手元に残したまま力尽きる」事だけは、絶対にあってはならない! と思うワケで(←なら、もっと早く記事をアップせい!) 何とかメモを復元したり、その一部をでっち上げたり(おい!)しつつ書いてみたい。

もはやダレにも、今やその新鮮さの伝わるべくもない事は分かっているが・・(⌒~⌒ι)

・・

2月27日(水曜)の夜。香川県に住んでいた当時のハナシである(・ω・)

クルマで隣町にある“ワーナー・マイカル・シネマズ綾川”に行き“レイトショー”で鑑賞したのは「問題作臭」のぷんぷん漂ってたリアルな諜報サスペンス作(?)『ゼロ・ダーク・サーティ』だった。

“これは当事者の証言に基づく物語である”

2001年9月11日。

『・・助けは来るの?』『・・勿論です』の交信も虚しく、合衆国を象徴する2棟の高層建築物は倒壊し、内部に閉じ込められた人々を含む、総数3000名余りの生命が奪われた衝撃の日。

CiA(米中央情報局)の面々は全力を挙げ、テロの首謀者と目される人物=ウサマ・ビン・ラディンの居場所を捜し求めていた。

2003年。そのカギを握る“サウジ・グループについての尋問”がパキスタン某所・秘密施設で行われていた頃、同国支局に着任したばかりの若き女性分析官=マヤ(ジェシカ・チャステイン)は、凄まじい拷問の実態にたじろぎつつ、ほどなく(持ち前の)冷静さを取り戻してゆく。

捜査は難航を極め、そんな中もテロ活動が世界各地で勃発する・・

2004年5月29日。サウジ東部・アルハバルの外国人居留地に於ける乱射事件。

2005年7月7日。ロンドンを襲った同時爆破テロ。

2008年9月20日。パキスタン・マリオットホテルの爆破事件。

そしてついに2009年12月30日。アフガン・ホースト州にあるチャップマン基地で、関係者への接触を試みたマヤの同僚を含む7名が、自爆テロに巻き込まれ犠牲となってしまう・・

まるで私情に突き動かされるように、マヤはビン・ラディンに対する“仇討ち”を誓うのだったが、その“潜伏先”を遂に突き止めるに至ったマヤら局員に対し、局長ら高官はあくまで慎重な姿勢を崩さず・・

「テロ首謀者=ビン・ラディンを、CiAがどのような流れで追い詰めて行ったのか」を程よいサスペンス&アクション演出を交えつつ描き、大まかな部分でしっかりと“エンターテインメント”として成立させている辺り、監督=キャスリン・ビグローの流石の力量(≒したたかさ)を見せつけられた気がした。

前作『ハート・ロッカー(2008)』では「女流監督が“男ばかりの最前線”を描いた」ってトコで、観ようによっては「衆道(しぅどう)路線寄り」にも感じられた演出群だったが(おいおい)、本作は「女流監督が“最前線で孤軍奮闘する女性”を描く」ってな“骨格”の部分ありきのため、撮る側である彼女(監督自身)もやり易かったろうし、観るこちら側も、妙な先入観に邪魔される事なく物語にダイブする事の叶った気がする。

って言うか、CiAパキスタン支局内に於いて、任務遂行に総てを注ぎ込む余り「次第に孤立して行く感」「最後の最後には、男性軍人(=実働部隊)に作戦を丸ごと委ねなければならない口惜しさ」「そこに“愛国心”が優先されてたワケでもなかった事実」などは、ハッキリと演出されてるワケではないモノの、何となくビグロー監督ご自身の「現場に於ける姿」をも克明に描いてるようでもいて、想像を巡らせ過ぎる余りにクラクラ感じてしまったワタシでもある(×_×)

~ こんなトコも ~

・前半の拷問シーンの濃さ&重さが中盤以降サッパリなくなった。それはそれで観やすくはなったが。

・(CiA)捜索チームのメンバーそれぞれの描写(やキャラ造型)はないまま。名前すら分からんキャラも少なくなかった。

・主人公=マヤのプライベート(恋愛観や私生活や家族等)は殆ど描かれず。色恋沙汰が観たい訳じゃないが、、もう少しメリハリあっても良かった?

・赤系統色の初代レガシイワゴン(BF型)が登場するも・・間もなく悲しい眼に(×_×) スバリスト(=スバル車乗り)は必ず衝撃を受ける事だろう・・

・総じて言えば“主人公不在気味”な物語にも思えた。

・本作で描かれるCiAは、色々な局面で「無様さ」を露呈してた。

・「隠れとるハズや!」がメインテーマだった(なの?)本作は、「隠しとるハズや!」がメインテーマだった(なの?)『グリーン・ゾーン(2010)』にも通じるトコがあったと言えよう。

・スッキリすべきハズなのに、どうしようもなく虚しさの漂うラストだった。

・「行き詰まる」度に何となく周囲に助けられてた感もあったヒロイン。

・マヤは12年目のCiA勤務だったそうで。

・ステルスヘリのローター音は意外と大きい!

・上層部が「オバマ大統領をどう説得したのか」の経緯は不明だった(劇中では明らかにされず)。

・某基地内での「ちゅど~ん!」に至るやり取りは、非常にアマチュアっぽかった。

・主人公をひと言で表現するなら・・「ジーナ・デイヴィス系のケツ顎姐さん」ってトコやろか。

・振返るに、やや平坦でメリハリなくダラダラした脚本だったか。後半からの奇襲作戦シーンは緊迫感あって良かったが。

・(中盤での)「ヒロイン襲撃」は中途半端な描かれ方だった。何となくフィクション(な演出)にも思えたり。

・『スパイ・ゲーム(2001)』的に、直接戦闘には参加しないヒロイン。

・「目立つ白い四駆車を街中で乗り回してる」あの連絡者は迂闊過ぎると思う。

・“ビン・ラディン影武者説”は想定されてなかったのか?

・肝心な局面でのステルスヘリの墜落は勿体なかった(×_×)

・「タオルで顔を覆い、無理やり水を呑ませる」ってな拷問はメジャーな手法なんやろか?

・タイトルの意味がサッパリ分かんなかったが、ウィキによれば「軍事用語での午前0時30分」 って事だそうだ。

・会議が長引いてる時なんかには、一定時間経過毎に(室内から)眼につくガラス窓部分に赤マジックペンで「※※分(経過)!!!」とか(逆向きに)殴り書けば、多少は早く終わって出て来て頂けそうな気もする(⌒~⌒ι)

・ビン・ラディンの潜伏に関する情報には500万ドルもの懸賞金がかけられてたそうだ。

・その一方、世界中で「600ヵ所ものテロ候補地」が挙げられてたと言う。

・「96時間を超える不眠」に起因して“睡眠不足による記憶喪失”が発症するとか。

・登場する中東のしとたちの英語発音が独特だった。「アフタル(After)」「コンピュータル(Computer)」とか。。無理矢理なロシア語みたいやね。

・「Black site」なる英語字幕に「CiA秘密基地」の日本語字幕が重ねられてた。なるへそ(・ω・)

・中東のしとに“友情の証”としてランボルギーニでも与えりゃ・・「結構なムリ」を聞いて貰えそうだ(=^_^=)

・「5mの塀に囲まれた要塞」の屋上で「ブドウの棚の下を歩く第3の男」がカギとなった。

~ こんなセリフも ~

マヤ「長身・・長く白い顎鬚(あごひげ)・・杖をついてる・・

   それじゃ“ガンダルフ”とまるで同じね」

  「“同僚と寝る”なんて、そんなはしたない事・・」

  「5年前(の情報)ならまだしも・・今更、意味ないわ」

  「“生かされた”私が決着をつける。仲間が大勢死んだわ」

  「拷問できなきゃ証明できない」

  「“何もしないリスク”をどうお考えで?

   ・・これはいい質問でしょ?」

  「奴がいたら・・私のために殺して」

  「(潜伏は)100%確実よ。けど、そう言うと

   ビビるだろうから95%にしとくわ」

ダニエル「マットから1歩も出るな」

    「窓は塞いどけ」

    「ヤツが絶望するまでしばらくかかる」

    「お前の処遇は“お前自身の出方”で決まる」

    「捕まった時、優しくされるとでも思ったか?」

    「ヤツのアドレスを言えばシーツをやる」

    「バケツを」

    「水を入れろ」

    「嘘をついたら、痛めつける」

    「これが“敗北”って奴だ」

    「対等だと思うなよ」

    「誰でも最後は折れる」

    「此処のメシは酷いからな」

    「また“水責め”か? 他のがいいか?」

    「自業自得だぞ」

    「この箱はかなり苦しいぞ」

    「不完全な情報は嘘とみなす」

    「聞き出せなかったのは俺の責任だ」

    「俺は“災い”だ・・お前の味方じゃないぞ。

     ・・心をへし折ってやる」

    「100人以上を尋問した。

     ・・男の裸ばかりでウンザリだ」

ブラッドリー「冷血だそうだな」

      「今日サボった連中に伝達と感謝を」

      「努力は買うが・・“役立つ情報”をくれ」

      「捕虜に対する虐待に非難が集まってる・・気をつけろ」

      「我々は(9.11に)どう対処した? 何をした?」

      「“殺す相手を見つける”のが君らの仕事だ」

      「そろそろ“祖国を護る”事を考えろ」

      「正気をなくしたか?」

      「いいか・・“指揮権”を護り抜け」

ジェシカ「“わら山の針探し”の首尾は?」

    「下っ端はイデオロギーよりもカネになびくの」

ムフタール「道は2つ・・戦うか逃げるか」

     「聖戦(ジハード)を続けろ・・100年続く使命だ」

長官「確認出来なきゃ始まらねえ」

  「まとまりが悪いな」

  「“適任”だったな」

  「とんだ腰抜け共だ」

隊員「“墜落の経験”がある奴は?」

  「子供に“奥”を見せるな」

  「“ヘリは墜落させろ”って命令だっけ?」

  「どうだ?(Talk to me?)」

  「ちきしょ~め!(Fukkin' Shit!)」

  「こいつは誰だ?」

  「・・大当たりだ」

※「コーラン(聖典)にもある・・

  “アラーは現場で奮闘する者に報いる”とな」

 「(ヤツの)透析装置に毒でも入れよう」

 「一度“標的リスト”にその名が載ると、永遠に消えない」

 「大統領は思慮深いから、証拠を見せないと」

 「“消去法と推測”のみに頼るのは危険だ」

 「此処にいる、我々全員が“キレ者”さ」

 「この機を“丸ごと貸し切る”なんて大物なんだな」

ブラッドリー「志願したんだろ?」

マヤ「いいえ」

隊員A「何を聴いてる?」

隊員B「ソニー・ロリンズさ」

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コメント

3ヶ月前の映画を普通にお書きになること自体すごいです!
ワタシだったらメモ取らないので、公式サイトの予告編見ながらその印象だけになりそうです^^;

顎割れジェシカさんはこの映画の撮影のため『オブリビオン』のヒロインを降りたそうですね。
劇画調のトム・クルーズとの相性がどんなもんか気になるところです(笑)

投稿: ituka | 2013年6月27日 (木) 19時29分

itukaさん、お早うございます。

わざわざのご訪問、有難うございます。
もはや記事アップが先かiTunes Store配信が先かぐらいの遅さになってますが(=^_^=) マイペースでコツコツやってみます。

>3ヶ月前の映画を普通にお書きになること自体すごいです!

メモのスキマ部分で「危ういトコ」が多いかも知れません(⌒〜⌒ι)
まぁ商業ベースではないので、その辺りはお察し下さい、みたいな。。

>ワタシだったらメモ取らないので、公式サイトの予告編見ながら
>その印象だけになりそうです^^;

新作本編を50本極めるより、予告編100本を極める方が、よほど有意義なのかも知れませんね(=^_^=) お金かかんないし。

>顎割れジェシカさんはこの映画の撮影のため『オブリビオン』の
>ヒロインを降りたそうですね。

それはそれで良かったかも知れませんね。
今後も監督=キャスリン・ビグローを体現する(?)分身キャラとしての演技を眺めてみたい気がします。

>劇画調のトム・クルーズとの相性がどんなもんか気になるところです(笑)

ギラギラvsパサパサって感じですね(おいこら!)

投稿: TiM3(管理人) | 2013年6月30日 (日) 10時21分

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