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2013年2月11日 (月)

☆『ted/テッド』☆

溜まってる劇場鑑賞作のレビューが「もうちょっとだけ続くんじゃ」(←K仙人風)。

・・

先月1月20日(日曜)。クルマで郊外の“ワーナー・マイカル・シネマズ綾川”へと向かい、観たのは「R15指定」のブラック&ビター仕立てなファンタジック・コメディ作『ted/テッド』だった。

確か、公開が始まったばかりだったもんで・・久々にチケットカウンターで「残席:僅少(わずか)」みたいな電光表示を眼にした! そないにまで香川県人の期待値を高めさせ得る作品だったとはネ!(=^_^=)

で、確かにシアター内はほぼ満席状態であり「最前列の席」を選ぶしか余地は残されてなかったのだった(×_×)

1985年のボストン郊外。

“永遠の友達が欲しい”とクリスマスの夜、心から願った8歳の少年=ジョン・ベネット。

果たして・・一夜明けた彼のそばには、何と! 魂が与えられ、生きているかのように歩き、話し出すテディ・ベアの縫いぐるみ“テッド”の姿があった・・

「現代の奇跡」とし、しばらくは全米で(?)もてはやされた“テッド”だが、世間はやはり飽き易く・・「人気のセレブ」から次第に「元セレブ」へと落ちぶれてゆく“テッド”・・(『幻覚キノコで逮捕』なんてな見出しが地方紙を賑わせたりもした)

そして27年後。

今や35歳となったジョン(マーク・ウォールバーグ)はオタク気質の中年となり、そんな彼の隣には、姿形こそ昔と変わらず可愛らしいテディ・ベアながら、その言動はジョン以上に過激さを増した下品な不良グマの“テッド”がいた。

2人は今なお“永遠の友達”だったが、彼らの“遊び道具”は、今や「酒」「煙草」「クスリ(マリファナ)」にとって代わっていた・・

ジョンには、付き合って4年目になる恋人=ロリー・コリンズ(ミラ・クニス)がいたが、彼女は「“テッド”がいつも一緒にいる以上、ジョンはいつまでも“ダメ人間”のままで、結婚にも踏み出せない」と考え、とある夜に起こった“事件”を機に“テッド”を家から出て行かせるようジョンに迫る。

こうしてジョンと別れ、独り暮らしを始める事になった“テッド”だったが・・

軸の部分(冒頭とか)では、しっかりした「ファンタジーもの」の骨格を形成してくれてるんだが、その底辺に流れる「実際には有り得ない超常現象」を「その手の作品では(描写の)有り得ないナンセンスさ」にスルッと置き換え、観客の“ツッコミ”を絶妙にかわしながら(そらしながら)も、次第にスピードアップして行く「過激テイスト」に、ちょっと病み付きになりそうだった(=^_^=)

結局、作品世界の中で何故“テッド”だけが魂を持てたのか?! って事に対しては、何の解答も、いやヒントすらも劇中で示される事はなかったのだ(=^_^=) なのに、そんな事が(次第に)気にならなくなってしまう脚本の巧さよ!(=^_^=)

今後、こう言うテイストのファンタジック・コメディ作が案外増えて来そうな気もする!

いや、昔からあったのかも知れないが・・今こそ「ありきたりのファンタジー作なら、ネタが出尽くしてる」「CG技術の飛躍的な発達により、比較的低予算でも素晴らしい表現が自由自在に可能となった」てな観点から、本作に続く「※番煎じ」が出て来ても、何らおかしくないと思えて来るワケで。

“テッド”が過剰&異常な某父子に追われるシチュエーションのみに対しては、何処か「取ってつけたような唐突感&安直さ」「月並みさ&失速感」を覚えなくもなかったが、それにしても「俳優陣」「カルトネタ」を揃えただけで、こんなにも楽しい作品が出来るんやな~と感心させられたワタシだった(=^_^=)

~ こんなトコも ~

・連想したのは、やはり『宇宙人ポール(2011)』と『A.i.(2001)』だろう(=^_^=) ここまで“毒気の強い”テディベアが登場してくれたなら『A.i.』も、更なるインパクトを持ち得たかも知んない(=^_^=)

・コレが1.5昔ほども前だったら、主演はマシュー・ブロデリック辺りだったトコか?

・「撮影時点(=映像合成前)では存在しなかった“テッド”」を相手に、熱演を繰り広げた主要俳優陣は流石にスゴい!

・でっかく取り上げられてたのが、クイーンがサントラを手がけたカルト(?)SF大作『フラッシュ・ゴードン(1980)』。当時「ブロンド+マッチョ」でカッコ良かった主演男優=サム・ジョーンズが“本人役”で(老化されつつも)絶妙な“濃さ”をもって我々観客を楽しませてくれた! しかしマックス・フォン・シドー、トポル、ティモシー・ダルトン・・と、もの凄い面々が出とった作品だったんですなぁ・・(⌒~⌒ι)

・“テッド”からの着信音が往年のTVドラマ『ナイトライダー(1982)』のテーマ曲(のイントロ)だったし、ついでにデヴィッド・ハッセルホフ氏にも出て欲しかった(⌒~⌒ι)

・「トム・スケリットと友人」って言うのは、そんなにハクの付く事なんやろか。。

・飲み明かした朝、恋人と観たのが『007/オクトパシー(1983)』って言うのは、何ともスゴい!

・『きみに読む物語(2004)』の中に出て来る曲って『帝国のマーチ(ダースベイダーのテーマ)』に似てるの?

・アダム・サンドラーが2役を演じてる駄作で『ジャックとジル(2011)』ってのがあるらしい!

・「無茶ぶりゲーム」に於ける「大ワザ」とは・・?!

・“テッド”の引越荷物の段ボールに、まんま“大麻吸引グッズ”と書かれてたのには引いた(=^_^=)

・ドラマ『チアーズ』のDVDボックスの“特典映像”では、出演者それぞれの悪口が楽しめる(?)らしい。。

・ボストンの「チャンドラー・ストリート」って通りが出て来た。

・『フラッシュ・ゴードン』の主人公は、プロアメフトチーム=NYジェッツのQB(クォーターバック)と言う設定だったそうだ。

・往年のボクサー=ジョー・ルイスの使ったグローブや、(自転車レーサー)ランス・アームストロングの摘出睾丸のオブジェ(ブロンズ製)などをコレクションしとるしとがいた。

・ジョンと“テッド”の乱闘シーンに於ける「殴り効果音」が印象的だった。

・『エイリアン2』でランス・ヘンリクセン(ビショップ役)の披露してくれた“超絶ナイフ芸”の失敗事例が拝める(⌒~⌒ι)

・久々にノラ・ジョーンズ(本人役で出演)を観たが・・デビューアルバムのジャケット写真と印象の違う感じで分かんなかった。

・頭上からのアングルでジャンプしてる姿を捉えたら・・それだけで“フラッシュ・ジャンプ”と呼んで良いんかな?

・スタジアム以降の展開が『チャイルド・プレイ(1988)』みたいなドロドロした方向(スプラッタ系)に進んで行かないか、ヒヤヒヤした(⌒~⌒ι)

・「取って付けた」ようなサスペンス要素など加味しなくとも、単に「何気ない日常の物語」で描き終えても良かったか?

・本作をダラッと観てると、つい「米国の雇用事情ってば明るいの?」と思えても来てしまう(・ω・)

~ こんなセリフも ~

ナレーター“少年の願い程、強いものはない・・アパッチヘリは別だが”

     “ロバート少年は、成長しテイラー・ロートナーとなった”

ジョン「ホントに話せたら“永遠の友達”になれるのに」

   「“僕の記憶”と違うぞ」

   「TV(の下敷き)でナニが潰れた!」

   「尻は止めろ!」

   「お前なんかより“くまモン”の方がよっぽど可愛い」

   「ムリだ、すげぇ嫌われた」

   「出来る事はした・・残念だけど」

テッド「だいちゅき(=大好き)」

   「ハグして。驚く事ないよ・・そう願ったろ?」

   「ボストンの女は、青白くてブスだ」

   「いぐ~」

   「もっど~」

   「“クサ”なしじゃ辛い」

   「おっと失礼。ツイートしてた」

   「彼女にプロポーズ? 愛で充分だろ?」

   「27年間も一緒の俺にも、指環を呉れよ~」

   「床の上にウ※チがある。

    キルケゴールに言わせりゃ『ウ※チの下に床がある』だな」

   「“アーノルド坊や”の気分だな」

   「大事にするよ。風俗嬢の名刺みたいに」

   「さぁ、ハッパ決めようぜ」

   「何時(いつ)でも遊べるよな?」

   「“誰かが死んだ部屋”じゃなくて幸いだ」

   「品物なら“売るほど”あるさ」

   「おっと、顔射はNGか・・」

   「で“毛深い友人”を失ったワケだ」

   「来いよ。ウチで吸おう」

   「隣はアジア人の家族だが、どうやら銅鑼(どら)はない」

   「違うさ、俺は独りじゃない・・常にイエス様がいる」

   「暗闇の訪問、ありがとよ」

   「ジャバールを知ってる? 『死亡遊戯(1978)』のラスボスさ」

   “ダチの従兄弟のダチがサム・ジョーンズなんだ。

    今は『64分け』の髪型なんだぜ!”

   “彼は俺たちの同志。

    単なる演技を超え、俺たちに道徳を教えてくれた”

   「80年代のパーティやろうぜ!」

   「俺を信じるなんてどうかしてる・・ヤク決めてんだぞ?」

   「(ノラとは)ベリンダ・カーライルの家で会って以来でね」 

   「確かにヘタだが、ケイティ・ペリーより巧いさ」

   「『ブリジット・ジョーンズの日記(2001)』でも観て、

    ひと泣きしたらケロッと忘れるさ」

   「5秒だけ話を聴け! 肉の穴を閉じて話を聴け!」

   「俺はただの熊だぞ? 俺のせいにするとは女々しい奴だ」

   「俺は消えるさ、永遠にな」

   「げげっ! 誘拐される!」

   「奇遇だな。ウチにも君の写真があるよ」

   「此処にはPS3はなさそうだな・・木馬で遊ぶ家族って感じ」

   「その話の続きはメールして」

   「チョコバーはたまには断われ」

   「“臨場感”のあるイイ話だな」

   「変な質問してないで早く数えろ」

   「デブが走る姿は、想像だけで笑える」

   「でも誰かがジョーン・クロフォード(≒星一徹)にならないと」

   「『エイリアン2(1986)』のビショップみたい」

   「2度とロリーを離すなよ、彼女を・・」

   「縫い直した時の綿の位置が悪くて、後遺症が残った」

ロリー「彼は優しくて可愛いけど、熊のせいで将来を考えて呉れない」

   「仕事(で呼んだん)じゃないじゃない!」

   「あなたは“テッド”といたら駄目になる」

   「普通、彼氏と別れた翌週に誘う?」

   「恥なんて思ってないわ。少なくとも彼は努力してくれた

同僚「全く覚えてないんだが、昨夜の3:15、

   誰かに『殴れ』とメールしてる。で、4:30、

   誰かに『どうも』とメールしてる」

  「どうやら俺はゲイらしい・・自分でも意外だ」

SJ「皇帝ミンに死を!」

父「ジーザス! 銃を持って来い! それから警察だ!」

母「奇跡だわ・・現代のイエス様」

司会者「君は、意外に小さいね」

テッド「そう言うあんたは、意外に笑えないね」

ロリー「知能は5歳児並みね」

ジョン「読解力なら6歳児並みだぜ」

ロリー「親指に着いた!」

ジョン「今すぐ左利きになれ!」

ロリー「魔法なしでも、あなたは私のものよ」

ジョン「使ったかもよ、魔法

ロリー「座った方がいい?」

ジョン「ああ、君が良ければね。

    後は・・良い終わり方をしたい」

ジョン「俺のため?」

ロリー「私の人生のためよ

ジョン「俺、ゲイじゃないよ」

テッド「知ってるさ」

ジョン「20分ある」

テッド「なら完璧さ」

経営者「名前は?」

テッド「“熊ん子”って呼んでくれ」

経営者「で、何が出来る?」

テッド「あんたのカミさんをイカせることさ」

経営者「この私にそんな口を利くとは・・採用だ」

テッド「・・マジ?」

経営者「よりによって、店の奥で店員同士の“行為”に及ぶとはな」

テッド「俺にはアレがないので、野菜を使った。

    で、使った野菜は、家族連れに売った」

経営者「いい度胸だ・・気に入った! 昇格だ」

テッド「あんた大丈夫?

レストランの客A「誰が屁をこいた?!」

レストランの客B「おい! 仕事の話をしてんだぞ!」

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コメント

ノラ姐さんの生歌を聴けただけでもチケット代の元取りました(笑)
本作のテディベアってハの字眉のお陰で表情が豊かになりましたよね!
それと職探しのスーツ姿がなんともいえないくらい可愛かったです(笑)
もしスーツ姿のフィギュア(キーホルダータイプ)があったら買ってもいいかも(爆)

投稿: ituka | 2013年2月11日 (月) 22時54分

itukaさん、ばんはです。

せっかく連休で3日も休めたのに、風邪やら腹痛やらで
殆ど自宅療養となってしまいました(×_×)

まだまだ古い記事が続きそうですが、ご容赦ください(⌒〜⌒ι)

>ノラ姐さんの生歌を聴けただけでもチケット代の元取りました(笑)

めちゃ丈の高いヒールを履いてはりましたね〜
何気なく楽屋に入れてるテッドたちって、今でもそこそこな
セレブ状態って事なんでしょうかね。。

>本作のテディベアってハの字眉のお陰で表情が豊かになりましたよね!

安直に「ヒゲ」に逃げなかったセンスを評価したいです(=^_^=)

>それと職探しのスーツ姿がなんともいえないくらい可愛かったです(笑)
>もしスーツ姿のフィギュア(キーホルダータイプ)があったら
>買ってもいいかも(爆)

劇場グッスでありそうですね(=^_^=)
ヘタしたら「鷹の爪団」のあのクマキャラに見えて来たりして(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2013年2月12日 (火) 02時21分

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