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2012年5月31日 (木)

☆『M:i:B(メン・イン・ブラック)3』☆

27日(日曜)の夜。

明朝(早く)からの(1泊)出張に備え、色々と準備をするために市内中心部(=^_^=)へと向かったワタシ。
思ったより手際良く、そちらが整ったため「ついでだし!」と考え“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”に足を運ぶ事にした。

公開が始まったばかりの、人気(?)SFシリーズ最新作『M:i:B(メン・イン・ブラック)3』を観るためである。

ハナから「“3D版”を敢えて観る必要性など、全くナシ!」と見切ってたので(=^_^=) “2D+日本語字幕版”の上映開始時間にターゲットを絞ってたが、結果的に「それはそれで成功だった」と考えている(・ω・)

某所に存在する、凶悪犯の永年収容に特化(?)した“ルナマックス刑務所”から、ボグロダイト星人の囚人=アニマル・ボリスが脱走を遂げた。

強靭なボディと、冷酷なハートを併せ持ったボリスは、自身の左腕を1969年に奪った、MiB(メン・イン・ブラック=全宇宙の秩序を極悪異星人の脅威から護る、米政府の極秘機関)のベテラン捜査官=K(トミー・リー・ジョーンズ)に恨みを抱いていた。

1969年7月16日、ボリスをフロリダ州ケープ・カナベラルで逮捕したKだが、その時の事は、14年来の相棒=J(ウィル・スミス)がしつこく訊ねようと、決して口を開こうとはしないのだった。

Kと40年来の同僚だった部長=Zが亡くなり、その追悼式を執り行った数日後(?)のある夜、今度はKが忽然とJの前から姿を消す。

それに加え、不思議な事には“前日までのKの存在”を知る者は、MiBの中ではJ以外に誰もいないのだった。

Zの後任である新部長=O(エマ・トンプソン)のみは、何かを掴んでいるようだが・・

Jはそれまでに得た情報から「ボリスがKの過去に飛び、何らかの細工をした事」が総ての原因であると睨み、ボリスに関する事情に詳しい男=ジェフリー・オバダイアに会いに行くのだが・・

う〜ん・・本来の持ち味(?)である「K&Jによるバディ・ムーヴィー(=コンビもの)」を楽しみに行ったんだが、、ある意味「トミー・リーが“巧妙な(脚本上の)仕掛けによって”殆ど物語(の前面)に出て来ない」と言うしたたかなテクが用いられ、その点に驚かされた。

それに加え、前作(2002)、前々作(1997)、、と「Z役を好演してくれた、リップ・トーン氏」が出演しなかったり、意味深な印象ながら「まだまだキャラ造型の粗(あら)過ぎるO役のエマトンさん」など・・私的には、何とも残念なキャラ陣の扱いだったように(×_×)

中盤以降は“異星人との戦い”と言うよか“時間(=過去)との戦い”が軸になってハナシは転がって行く展開に。
まぁ良くある『バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)』とか『タイム・コップ(1994)』やらのノリだろう。

「現在の自分が過去の自分を眺める」って演出が終盤に控えてて、そこは「感動モノ」を狙ったフシがあるんだけど・・私的には「どうにも強引かつ乱暴なネタのくっ付け方(=オトし方)」に思えて、泣けもしなかったし、反対にちょっぴり不満すら残ってしまったぐらいだった。

って言うか・・過去の2作もそうだったんだが「敵エイリアンの実力」みたいなモノが、どいつもこいつもショボ過ぎて萎えてしまう。

既に記憶すら殆ど薄れてしまってるが・・かつて『ハワード・ザ・ダック(1986)』に出て来てた“暗黒魔王”ってヤツに似た感じで、、それまでのセリフで「さんざん高めて来る」割にはぜんぜん恐ろしくないのだ(・ω・)

今作でも「右掌に甲殻虫(?)を収納する(←『吸血鬼ハンターD』の主人公の左手にそっくりな設定)」「トゲを飛ばし人々を殺害する」ぐらいの特技(?)しかなく「大した事ないやんか!」と突っ込めたボリスは、ボスとしての貫禄自体が不充分過ぎた(×_×)

面白いのは、過去の世界で“若き日のK”を演じたジョシュ・ブローリンの起用。
トミー・リーとは『ノー・カントリー(2007)』で、既に何となく(?)共演を果してたりもする!

まぁ、確かに雰囲気は似通ってた2人だったけど・・(他にも「ジョシュ・ハートネットを起用する案」とかはなかったんやろか?)。

ウィルスミも、以前ほど「全力疾走シーン」とか「ヴォイス・パーカッション芸」とかを披露してくれるワケでなく“売れっ子ラッパー時代”からのファンとしては「そつなく演じてくれてんだけど、何処かモノ足りんなァ」と呟かざるを得なかった。
ギャグ(ブラック・ジョーク)関係も余り冴えてなかったし・・

KとOの関係や、JとAA(=^_^=)の関係なんかも、まだまだ(次作以降に残してるのか?)描き切れてないトコはあるんだけど・・正直「ボチボチ、このシリーズも“潮時”かなァ?」と感じた次第である。

〜 こんなトコも 〜

・字幕担当は戸田奈津子さんだったが・・いつもながら“和訳テク”はパッとしなかった。
・ケーキを載せた皿は「陶器:6%」「有機物:94%」とか分析されてた。もっとしっかりケーキの内部まで調べたら、別なモノもしっかり検出できたハズだが。。
・今回の「MiBカー」は“フォード・トーラス・SHO(Super High Output)”だった。以前はキャデラックだったっけか?
・同僚の報告(=報告書)次第で、捜査官には2〜4週間もの停職処分が下されるらしい(×_×)
・Kは『アクア・ヴェルヴァ』なるローションを愛用してるそうだ。
・時空破壊を経験すると頭痛が起こり、何故だかチョコミルクが飲みたくなるようだ。。
・ワタシの大好きな建造物=クライスラー・ビル(全高:320m)が登場! どうせなら、もっと上層階からタイムジャンプして欲しかったぞぅ。
・「バイアグラン星人の開発した新薬」ってのが気になる〜(=^_^=)
・「コード43」とは?
・ウィルスミが飛んだ過去の世界では、結局それほど「黒人である事」で苦労する事はなかった。(その点が不安だったので)少し安心した。
・ブローリンの実生活の妻はダイアン・レインらしい!
・劇中のセリフから推測するに・・1969年:Kは29歳、1994年:K(54歳)とJのコンビ誕生、2008年:Kは68歳、ボリス脱獄・・ってトコやろか? 何か辻褄の合わん気もするが。。
・芸術家のサロン(?)「ザ・ファクトリー」入口の合言葉は「ジャニス・ジョプリン」だった。
・アンディ・ウォーホルが逢おうとしてた「ヨーコ」と言うのは“あのしと”の事やろか?
・当時、ミック・ジャガーには「人間の女性との繁殖疑惑」が持たれてたようだ。。
・破壊されたMiBのエージェントカーから、あんな超未来的な(?)ファンキーマシンが! それも2台も!
・あの演出ってば『ダークナイト(2008)』の“弱パクリ”やろか?
・Kが(エージェントカーの)トランク内の荷物の重さを気にしてたが・・それより、常時搭載してるあのマシンこそがそうとう重かったんでは?
・主題歌にはウィルスミは関わってないんやろか? タイアップしたらエエのに。
・打上げ施設には、あんな“冗談のようなカゴ(野猿?)”がホンマに設置されてたんか?!

〜 こんなセリフも 〜

J「“奥の水槽”を見せてくれ」
 「地球人には、地球の魚を喰わせろ」
 「“衛生条例32条”違反だぞ。宇宙からの密輸食材だ」
 「何処が中国人だよ!」
 「こっそりトイレに流した金魚がああなる。
  子供に“金魚は逃げた”なんて嘘をつくな」
 「君たち“アカデミー賞もの”の演技だな!」
 「同じジョークを言うなら、せめて笑えるものを」
 「このビルから飛び降りろと?」
 「黒人が高級車に乗ってても、盗んだ車とは限らん。
  ・・確かに盗んだけど、肌の色は関係ない
 「ショック銃のパワーをもっと落としとけ!」
 「いつもメニューを10分眺めてから
  “スペシャルは?”と訊くのがKなんだ」
 「女は“O”で、男は“K”と呼ぶことにしてる。
  男と女なら“OK”だ」
 「嘘は1度つくと、連鎖的に・・」
 「29歳? にしちゃ“老け顔”だな」 ←ホンマは44歳。。
 「リボルバー銃じゃなく、スペースガンをくれ」
 「モデルには異星人が多いんだ」
 「“ノッポ”じゃなく“J”と呼べ。
  こう見えても、俺は繊細なんだ
 「バカでかい携帯だな! 電磁波がヤバいぜ、それ」
 「君にはこう見えるのか!」
 「やっぱ4輪がイイ! せめて2輪を!」
 「“真実を話せ”だと? もう懲りたよ」
 「たまには“職場恋愛”もイイじゃないか」

K「呼吸と一緒に、言葉を吐き散らかすな」
 「感情は出さん主義でね」
 「過去を引きずるな」
 「俺の幸せの秘訣を? “嫌な事は訊ねない”って事だ」
 「総てを知ろうとするな」

K「“嘘をつく時の顔”は分かった。
  今度は“正直な事を言う時の顔”を見せろ」
 「この様子じゃ、ゲロッたな」
 「俺の爺さん曰く“面倒が起きたら、
  パイを喰って、それを忘れろ”と」
 「何かを楽しむ時は、それ1ツに集中しろ
 「“仕事に関係ない事”なら何でも訊いてくれ」
 「今の“2発目”は、真実を伝えてくれた事に対する礼だ」
 「俺がお前を採用したのは正解だった」
 「覚えておけ。君のパパは“本当の英雄”だ」

O「“ケープ・カナベラルで起こった事”を詮索しないで」
 「“嫌な事”を訊ねないで」
 「彼(=K)は利口な人よ」
 「宇宙ダニが脳に?」

ボリス「俺はロマンチストでね」
   「止めとけ。それはお前の体に悪いぜ」
   「イイぞ、でかした」
   「何か臭うぜ(I smell something.)」
   「俺の意見は違うぜ」
   「此処はエラく暑い。“風通し”を良くしよう」
   「悪いなダーリン。ケーキをありがとよ」
   「歴史を書き換えてやるぜ、K」
   「この世に俺を閉じ込めるムショなどない!」
   「お前は過去で死ぬのだ、K」
   「俺は俺よりも強い!」

W「今は駄目だ。“ゾーン”に入ってる」
 「次のハプニングがハプンした後で来てくれ」
 「シタール音楽なんざウンザリだ」

グリフィン「ヤバい未来が近付いて来る」
     「1ツの死を救うと、別の死が生まれる」
     「未来が想像出来ない時、こう言うだろ?
      “運を天に任せろ”ってね」
     「・・この先は見たくない」
     「・・1ツの死に代わる死だ」
     「Kが※※※を置かないと・・!」
     「・・今のはヤバかった」

看手「こいつはまぁ、ケーキだろうな」
  「“そう言う(濃厚な)キス”が赦されるのは夫婦だけだ」

女の子「この人、オバマなの?」

大佐「君たちの任務の重要性が分かった」

船長「俺たちは何も見ていない。
   報告なんかしたら、即“打ち上げ中止”だぞ」

看手A「あのケーキは消毒済かな?」
看手B「彼女もかな?」

K「宇宙一の破壊力を持つものを?」
J「・・砂糖か?」
K「・・“悔い”だ」

J「成功は確かか?」
ジェフリー「じき分かる・・ハズだ」

K「この武器は?」
J「輪投げで貰った景品でね」

J「コレは“正直な顔”だぞ!」
K「見たくないね」

J「あんたに何が起きた?」
K「まだ何も起きてないさ」

K「“泥水みたいなコーヒー”だな」
O「きっと豆に泥が付いていたのね」

ヒッピー「“暴力より愛”よ」
ボリス「俺はどっちも好きだ」

グリフィン「お陰で助かったよ」
K「それが我々の仕事だ」

J「これをどうやって宇宙へ?」
グリフィン「“人類の小さな一歩”だよ」

J「未来を見せたのか?」
グリフィン「“必要最低限”のね」

ボリス「お前の負けだ」
J「俺の意見は違う」

K「あんた、極秘機関で働く気はないか?」
※※「残念だが」

J「何も知らない?」
K「分かるワケない」

追記:次作(=4作目)に関し、色々と想像(妄想)してみた。

1.とうとうメインキャストまでもが大幅に代わり“劇場未公開”扱いとなる(涙)
2.ご自慢の“仏頂面”が演技じゃなく“マジモン”に見えても来たトミー・リー(って言うか「フル出場」それ自体がキツそう)。今度は「異星人(←CG処理)に姿を変えられる」とかで、更に巧く(?)出演シーンを減らすつもりでは?
3.「Kの死」ってな“とっておきのネタ”を放つため(だけ)にも、したたかに企画の実現されそな気はする。。

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コメント

なんか辻褄が合わないような、でも追及するほどでもないようなって映画でした(苦笑)
作品全体の空気が軽めの作りなので、ラストのところで涙腺ウル!チョイセーフ!って感じでした。

やっぱり若きKにはハートネットですよね!(笑)

投稿: ituka | 2012年5月31日 (木) 23時58分

ばんはです。

すっかり返事が遅くなり、スミマセン(×_×)

>なんか辻褄が合わないような、でも追及するほどでもないような
>って映画でした(苦笑)

企画の(余りに)ペラッペラな印象は『ゴーストバスターズ』シリーズを
舞台を宇宙レベルに置き換え、
露骨に継承してる感もありそうですね(?)

>作品全体の空気が軽めの作りなので、ラストのところで
>涙腺ウル!チョイセーフ!って感じでした。

アレが誰かを知ってたら、Jはハンコックよりも素早く、
助けに飛び出していた事でしょうに・・

>やっぱり若きKにはハートネットですよね!(笑)

最近、お元気なのでしょうか・・?

ニック・スタール君よりはお元気だと思いますが、、

投稿: TiM3(管理人) | 2012年6月 4日 (月) 22時47分

たまたま漁ってたら見つけたのでコメントさせてもらいます(笑)
コード43とは43号室の記憶処理装置(Jがグルグル回されてた)の使用の事だと思いますよ!!!!

投稿: KDTM | 2017年7月18日 (火) 22時26分

KDTMさん、いらっしゃいましです。

もう殆ど“廃墟”と化してしまってますが・・ 一応の管理人です。

>たまたま漁ってたら見つけたのでコメントさせてもらいます(笑)

まだ検索でヒットするんですね、、びっくり。

>コード43とは43号室の記憶処理装置(Jがグルグル回されてた)の使用の事
>だと思いますよ!!!!

なるほど! スッキリしました。また機会があれば観直したいトコです。
殆ど忘れてしまってます、、

投稿: 管理人 | 2017年7月21日 (金) 00時33分

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