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2012年4月29日 (日)

☆『タイタンの逆襲』☆

28日(土曜)の夕方。

この週末(大型連休の前半)は帰阪予定ではなく、一方で「月〜火曜」「金曜」と出張続きでかなり移動ばかりしてた1週間の反動か、疲れが抜けず・・この日は(案の定)正午過ぎまで、ひたすらに寝溜めてしまったのだった(×_×)

起きてからは、部屋の片付けやなんやをダラダラとした後・・自転車で“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと出掛けたワタシ。
何となく気になってた1作『タイタンの逆襲』を観る事にしたのだった。

『タイタンの戦い(2010)』の続編。

はるか昔、神々と怪物が世界を支配していた時代。

全能神=ゼウス(リーアム・兄さん)の子とし“半神”としての生を授けられたペルセウス(サム・ワーシントン)を主人公に“神々の黄昏”の時代、完全なる力を得て地上の総てを滅ぼさんと“復活”を目論む邪神=クロノスを倒すべく、剣を携えて再び立ち上がる青年の冒険の旅を描く。

今回は上映時間の都合がつかず「字幕2D版」での鑑賞となったワケだが、観終わってしみじみと「3D版を観なくて良かった〜」と実感した(=^_^=) ホンマに“わざわざ3D仕様で観るのがバカバカしい作品”って感じだったモノで。

前作に比べ、物語の舞台が“神々の黄昏”に差し掛かった頃である点も影響してか、前作からの「スケールダウンぶり」がひしひしと伝わって来たのだ(×_×)

「天界で優雅に寛ぐ神々」ってな“図”は全く出て来ないし、ゼウスにしても「あんたは“黄金聖闘士(ゴールドセイント)”かい!」と突っ込みたくなるような、例の(?)キラキラした鎧をまとってるでもない。

ゼウス、ハデス(レイフ・ファインズ)、ポセイドン(ダニー・ヒューストン)の3兄弟こそ、その出番は多いんだけど、如何にも「ペルセウスの引き立て役・・のハズなのに、引き立て切れてない」って風で、総じて存在感がペラペラ気味だった。

それ以上に「致命的」だったのは、登場する怪物(クリーチャー)たちの「インパクトのなさ」だろうか。

キメラ、サイクロプス、ミノタウロス(?)みたいな連中がバトルシーン毎に出て来るんだが、ちっともワクワクしない。

終盤に出て来るクロノスに至っては「バルログ」と「巨神兵」を足して2で割って、0を乗じた(=^_^=)みたいなヤツで、観てて鬱陶しいばかりだった。

・・って言うか「仲間を集める」⇒「迷宮に向かう」⇒「捕われた重要人物を救出する」⇒「大ボスを倒す」って展開、脚色そのものが「何に似てるか?」と考えるに「まんま、前作『タイタンの戦い』の焼き直しじゃん!」って感じで、怒りすらもが込み上げて来る(=^_^=) ゼウス&ハデスの言動も何だか(支離滅裂で)ワケ分かんなくて「“ヒマを持て余した神々の遊び”かよ!」と思ってしまったり。

にしても・・本作って、どっかで“3部作”と聞いた覚えがあるんだが・・本作のラストを観るに「完結編」としか受け取れないんでは? と思えて来る。
コレが、制作陣の「こんな脚本でシリーズを展開してたら・・とても“3作目”はムリやろ」と言う考えの働いた結果であれば、その点(狡猾さ(=^_^=))だけは「“入神の域”やな」と評価してやってもイイんだけど(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

・神の種族を3ツ設定し、それぞれに「ニタン」「ヤイタン」「タイタン」と名付けてはどやろ?
・『タイタンの冒険/アルゴ号の秘密』とかのタイトルで、適当に1本でっち上げても面白いかも。
・ペルセウスの妻=イオが既に亡くなってる時点で、観客はまず萎えてしまう(×_×)
・「人間の漁師とし息子と共に静かに暮らしたい」みたいな考えだった(ハズの)ペルセウスだが、、家の床下(?)をパカッと開けば、そこには「いつでも取り出せる」ように剣&鎧が隠されてた(=^_^=)
・キメラの「灼熱のブレス」を板っきれ(戸板?)ごときで“真っ正面から”防ぐペルちゃん。それがやすやすと出来る時点で、既に“人間失格”では?(=^_^=)
・キメラ4匹を相手に戦って、300人もの兵士が殺されたそうだ(×_×) ←で、結局4匹は倒せたんか?
・アレスを演じた男優さんの“悲し気な眼差し”が異常に印象的である(・ω・)
・襲って来たサイクロプスを止めたのは・・サイクロプスの「爺さま」だった(=^_^=)
・神がハンドパワー(?)で怪物を“瞬殺”してく終盤は、ちょっとは爽快だが・・お前ら、飛べないンかい?!
・「対キメラ戦」等での“お約束”的な「手持ちハンディカム系の、揺れまくるカメラワーク」には思わず「いい加減にせい!」と言いたくなった。月並み過ぎるねん!
・女王=アンドロメダ役にロザパイちゃん(ロザムンド・パイク)。前作では違う女優さんだったんやね・・(全然覚えてないし)
・ヘパイストス謹製の「黄金のフクロウ(ブーボー)」は、今回は“ただの置物”でしかなかった(×_×)

〜 こんなセリフも 〜

ペルセウス「“善なる神”なんていない」
     「神々の事より、お前自身の人生こそが大事だ」
     「ゼウス・・あなたか?」
     「それはあなた方、神の仕事では?」
     「私は、息子のそばにいたい」
     「“神の子”である以前に父親だ」
     「ペガサスはお前に懐いたようだな。・・俺には冷たい」
     「真っすぐに飛べ。カッコ良くな」
     「“軍神”アレスを相手に“和平”だと?」
     「何があっても“軍神”アレスには祈るな」

ゼウス「“神の子”であるお前に、力を貸して欲しいのだ」
   「力を失えば、神ですら死ぬのだ」
   「人間である部分こそが、お前を神よりも強くする」
   「人間だけが“自由意志”を持つのだ」
   「嘆くとすれば、お前の出来の悪さに対してだ」
   「神の死は“消滅”だ。それは“無”であり、
    “永遠の忘却”でもある」
   「お前には、まだ“善の心”があろう?」
   「“内なる神の力”を使え」

ハデス「これが“始まり”だ」
   「汗をかくとは“人間的”だな。次は涙でも流すのか?」
   「地底では、この私に従った方が賢明だぞ?」
   「仰せの通りに(As you order.)」
   「見境のない憎悪がお前の弱点だ」

ヘパイストス「相棒は“ノー”と。まぁ、いつも“ノー”なんだが」
      「“役立たずの半神”は多いさ」
      「権力に酔ってたのはゼウスの方さ」
      「そなたは・・我が妻に似ておる」
      「“人魚の口説き方”をポセイドンに教わったものさ」
      「この迷宮は“心を惑わせる”よう設計しておる。
       心こそが“最大の罠”だからな」

アンドロメダ「聞いてるわ(I know.)」
      「あなたと相棒のどちらに“決定権”が?」

アゲノール「“幸運のマント”の効果はスゴいぜ。
      着けた途端、ヒゲが生えた」
     「2日前まで俺は捕らえられ、逃げる事ばかり考えてた。
      それが今じゃ、世界を救おうとしてるんだぜ」
     「“手柄は他人に譲れ”ってのが母の教えでね」

※「力のある者には務めが」

ペルセウス「ここへ来たのは“通りすがり”?」
ゼウス「いや・・助けて貰いたくて来た。
    “神々の存亡の危機”なのだ」

ペルセウス「女王と話したい」
アンドロメダ「女王も(あなたと)話したいわ」

ペルセウス「女王はここに残るべきでは?」
アンドロメダ「女王に命令する気?」

アゲノール「神々は死なないんだろ?」
ペルセウス「今は死ぬ」

アゲノール「地獄へ堕ちちまえ!」
ペルセウス「そうだ。そこが“目的地”なのさ」

ペルセウス「罠か?」
アゲノール「何にせよ“来るな”ってこった」

ペルセウス「いいか、何もするなよ」
アゲノール「それなら得意だ」

ペルセウス「何も言うな」
アゲノール「言わねぇよ」

アゲノール「女王に恩赦を求めたい」
アンドロメダ「・・授けます」

追記:本作の監督=ジョナサン・リーベスマンの前作は『世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011)』だったそうな。。

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コメント

本作、迷ってたんですけど前作の印象が悪かっただけに
完全スルーすることにしました。
段々とサム・ワーシントンの“B級アクション俳優”固定かなと思ってたところに
今夏公開される『崖っぷちの男』というサスペンス映画に主演とか。
邦題からして妙に期待しちゃうんですが、、、(笑)

投稿: ituka | 2012年5月 2日 (水) 11時28分

itukaさん、にちはです。

今日から久々に帰阪するんですが、高速バスが対向して来る
たびに叫びそうになりそうです(×_×)

>本作、迷ってたんですけど前作の印象が悪かっただけに
>完全スルーすることにしました。

お、分かってらっしゃる(=^_^=)

>段々とサム・ワーシントンの“B級アクション俳優”固定かなと
>思ってたところに今夏公開される『崖っぷちの男』という
>サスペンス映画に主演とか。
>邦題からして妙に期待しちゃうんですが、、、(笑)

『アバター2』への主演(=^_^=)まで、何とか第一線(?)で持ち堪えないといけませんし・・
その作品を詳しくは知りませんが・・まさに『崖っぷちの男優』ってトコかも知れませんね。。

献身的なワンちゃんと、無給で仕える運転手の存在が大きいのでしょうね☆ ←誰のハナシをしてやがる!(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2012年5月 3日 (木) 11時30分

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