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2012年1月28日 (土)

☆『きみはペット(2011)』☆

26日(木曜)の夜。
某県某市内(not高松)のシネコン“TOHOシネマズ”にて、公開中の韓流ラヴコメ『きみはペット』を観て来た。

正直、あんまり「観たい!」と言う強い思惑のあったワケじゃなく「ダラッと観られる、アクション系以外のがエエかな~」ってな、軽い気持ちで鑑賞に臨んだ次第だが・・

にしても・・流石に地方都市の、それも郊外のシネコンだから、快適に観る事の出来る“良さ”はあるんだけど・・何とも淋しい。
本作にしても、そこそこの規模のシアターにも関わらず、ワタシを含め3人ほどしか入場してなかったぞ(×_×)

“アメリカ留学歴”のある、ファッション誌『BAZAAR』のベテラン編集者=チ・ウニ(キム・ハヌル)は、離婚の危機を迎えた父母、居候で草食系な弟、イマイチ出来の良くない後輩ら・・と言った面々に囲まれ、ストレスの溜まる日々。

彼女は“憧れ”だった某先輩との初恋に破れて以来“選ぶべきは「学歴」「収入」「身長」の高い男なのよッ!”的な理想を掲げたまま、なかなか良い出会いに恵まれないでいる。そして、三十路街道まっしぐら・・

そんなある日、弟=ウンスにとっては先輩であるカン・イノ(チャン・グンソク)と対面する。

“イギリス留学歴”のある、自由奔放なダンサー=イノは“金もない、家もない”と切羽詰まった状況下にあり・・ウニとの間で“ご主人様とペットの関係になる”と言う契約を交わすのだった。

かつての愛犬と同じ“モモ”と言う名を与え、イノを愛玩犬のように(?)扱うウニだが、次第に“主従関係の一線”を越えそうな、ラヴラヴな関係に進展し始めるのだった。

そんなウニの前に、かつての“憧れの男性”“超イケメン”ことチャ・ウソン先輩が現れ、3人を巡るドラマはぎこちなく(?)転がって行く事となる・・

今をときめくチャン・グンソクの「動く姿、話す声」を拝んでやろうではないか! ・・的な気持ちもワタシに鑑賞を決意させた理由の1ツ(?)だったが・・観てみると、グンソク以上に、キムさんのツヤツヤピカピカした美しさに、かなり圧倒されてしまった!

グンソク君ってば、確かに若いし、踊りも巧いし、それなりの“オーラ”をまとってはいるんだが・・どうにも同性として「そんなに美少年・・でもねェだろォ?!」的な拒絶感がわいて来るのだ(ファンの皆さん、スミマセン)。

例えば、シ※イア・ラブ※フ君を眺めた時に感じるのと似た「イケメン・・かよォ?!」な思いだろうか。
よっぽど、ウソン先輩を好演してはったリュ・テジュンって男優さんの方に惹かれてしまったワタシ(脱いでもマッチョやし! 年齢もタメみたいやし)。まぁ好きずきなんだろうけど(・ω・)

そんなワケで「(劇中で)グンソク君に脚光の当たるほど・・それに反してノレないワタシ」「ウソン先輩との関係が不自然に(?)ギクシャクしてしまう展開(演出)を見せられるほど、納得出来ないワタシ」がいたりして、、ちょっと世界観にハマり切れなかった。

正直「こんなグダグダした展開なら、もう少し上映時間を(短く)編集してくれよ」・・的な気持ちもわいて来たり。

って事で「グンソク様、大好き!」なしと以外には、観終わって「何ともザラザラした気持ち」の残ってしまう作品じゃないかなぁ、と。

~ こんなトコも ~

・「画面分割」「アニメ処理」満載なオープニング映像は、なかなかセンスがイイ!
・韓国では「Pantech」なるメーカーの「SKY」ブランドのスマホ(スマートフォン)がメジャーらしい。けど、防水仕様じゃないらしい(?)。
・キャリアウーマンが、社内の個室トイレでアイス(それもホームサイズ!)ドカ喰いしてまっせ!?
・「女子トイレで何を話しとる!」と部下(男子)を叱り付ける編集長だが・・そう言うお前も(女子トイレに)入っとるだろが!
・ウニを含めた女性4人衆の“連帯感”“何様感”みたいなトコが『SAtC』っぽかった(=^_^=)
・「玄関に置かれた青い段ボール箱」「ウニへのビデオレター」・・どちらにせよ“降りしきる雨の中”ってのが母性本能(?)をくすぐるポイントと見た!(=^_^=)
・ウニの考案したペットの名の1ツが“サムシギ”だった。どんな意味?
・“コップン”って名の犬も登場。・・それって“骨粉”?
・あちらでも、メール文の終わりに「~^^*」ってな顔文字が入るんやね。
・「ローザンヌ国際バレエコンクール」では、吉田都、熊川哲也の受賞歴もあるそうだ。
・「アレ」の事を“クゴー”と言うようだ(⌒~⌒ι)
・“リアル夢”の中で、ウニは自身にないものを「気楽さ、相手を頼る気持ち、愛嬌、若さ、バスト」と冷静に分析してた(×_×) 一見、客観的さを装った「主観的なコンプレックスの列挙」やろか?
・“モモ”も“エドワード”も、ネーミングセンス的にはイマイチな気が、、
・夜の公園でウニ&イノが『パルプ・フィクション(1994)』っぽさげな(動きの)ダンスを踊るシーンがなかなか良かった。
・久々に“まんまなモーフィング映像”を観た!! MJのPV『Black & White』を思い出し、何だかしんみりした。。
・終盤は、モロに“グンソクのPV”に成り果ててた(=^_^=)
・エンドロールの“逆転劇”はちょっと楽しい。もっと「シュールな展開」を期待したかったトコだけど(←っておいおい!)
・失恋による行き場のないエネルギーを「モグラ叩きゲーム」にぶつけたら、高得点を叩き出せるんやろか。。

~ こんなセリフも ~

ウニ「きっぱり諦めたけど・・まだ忘れられない」
  「犬か・・」
  「どの犬も“か弱そう”なの」
  「“男が推薦する男”にロクなのはいないわ
  「素直に言う事を聞くなら、飼ってもいいわ」
  「何で“タメグチ”なの?」
  「“雑誌を創る”って事は、死ぬ程に大変な仕事よ」
  「いるならいるで、気配ぐらい見せてよ!」
  「感情的で幼稚な振る舞いは、見るに耐えないわ」
  「仕事中に“聞いてません”“知りません”なんて
   発言は、(プロとして)みっともないわよ
  「以前は、誰に何を言われても無視出来たのに、
   最近は・・迷う事が良くあるの」
  「どうして私を混乱させるの?!」
  「あんたは子供じゃないわ。とても“繊細”なだけ」
  “些細な選択と、小さな偶然で
   昨日の私から変わる事が出来る

イノ「女とは踊らない主義でね」
  「風呂、フカフカのベッド、そしてトイレ。
   生きてく上の“最低限の欲求”だね」
  「・・誰かに拾って欲しい」
  「さっきから目障りな女だな」
  「“ワンちゃん”と言うより“ペット人間”って感じかな?」
  「ペットに言葉なんか関係ない」
  「シャンプーは“ご主人様の仕事”だぜ?」
  「ペットに気を遣えよ」
  「キャリアウーマンにとって“辛い時の自分の姿”を
   他人に見せる事はプライドが赦さないのさ。
   ・・疲れる性格だ」
  「男が出来た時に“仕事で遅くなる”なんて嘘を?」
  「満月の夜、オオカミはどうなると思う?」
  「犬だってオオカミだ」
  「見た目と違って、ふくよかなんだな」
  「俺は番犬じゃない。
   “愛情”を食べて生きるペットなんだ」
  「俺も“幼稚なヤツ”だな」
  「ペットがご主人様を愛したら、ダメですか?」
  「最近、放ったらかしにしたろ?」
  「何もしてない! 胸しか触ってない!」 ←君ならOK!
  「それって情けの欠片(かけら)もないな」
  「結婚したら、俺も連れて行くのか?」
  「手懐けられるのは、クセになる」
  「俺を心配してるんだな?」
  「1ツ言ってもイイかな? ・・お※が※てる」
  「男女の関係は“繊細なダンス”と同じ。
   2人で“美しい動き”を作る事なのさ」
  「関係ない? 最後まで“ペット扱い”だな」
  「俺はウニの何だ?」
  「俺たちは“運命”なんだよ」
  「ウニが夕陽に染まる・・俺はそんなウニに染まる」 ←OK!

ウソン「“お茶1杯の誘惑”は赦して貰えるかい?」
   「犬を飼ってるの? 大きな犬なんだな」
   「僕は酔っても、記憶をなくさない」
   「君にとって、僕は“つまらない男”かい?」
   「僕の前では“素顔の君”でいて欲しい」
   「好きだったが・・もう限界だ!」
   「気に入らないのは“プライドのない若者”と比べられた事だ」
   「あいつと殴り合ったら、スッキリしたよ」
   「実は、俺も心が狭いんだ

友人「男なんてのは“乗り場のタクシー”と同じ。なかなか来ないけど、
   諦めて歩き始めた途端、次々にやって来るの。
   ・・要はタイミングよね」
  「飼い主が他に関心を示すと、ペットは不安な
   気持ちとなって悪さをするのよ」
  「幾らペットでも“男”には変わりないでしょ?」
  「“いい男”は、周りが放っとかないわよ」
  「何を難しく考えてるの? 素直に喜ぶべきじゃ?」
  「“健康な男”なら2、3日帰らなくても平気よ」 ←なの?
  「いつ迄も“今の関係”でイイの?」
  「黙ってたら、進んで行かないわよ」
  「恋愛も“仕事”だと思って」
  「1人で悩むなんてバカよ」

後輩“男は「出来の良い女」を嫌うものですよ”
  “ペットが最高ですよ”
  「全員、オーバーワークなんです。
   先輩、実力を見せて下さいよ」
  「ペットの舌が肥えたら、苦労しますよ」

ウニ“早く、母さんに降参してよ”
父親“降参ならとっくにしてるよ・・だからもう無理だ”

ウニ「母さんが寂しがるわ」
父親「有り得ん事だ」

イノ「何なら、ここで脱ごうか?」
ウニ「どうせ、大した事ないくせに」

ウニ「そのネクタイ、素敵ですね」
ウソン「・・・」 ←ノータイでした、、

イノ「必要なくなったら棄てる・・気楽だな」
ウニ「何よ。気になる言い方ね」

友人「焦らしてたら“タクシー”を逃すわよ」
ウニ「あんた達と一緒なら、歩くわ」

ウニ「少しの時間差で話がこじれるの」
友人「ドラマじゃ、良くある事でしょ?」

イノ「俺が“粘土”になるよ。ウニの思い通りに捏ねてくれていい」
ウニ「あんた、こう言うのも慣れてるみたいね」

追記:にしても“飼い主&ペット”が主題(?)の物語だから、恋愛面の踏み込み方(度合い)が「可愛らし過ぎて」ちともの足りなかった〜(⌒〜⌒ι) 『ボクシング・ヘレナ(1993)』『コレクター(1965)』『ミザリー(1990)』のような展開を期待すべき作品じゃありません!(分かっとるがな!)

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☆『めぐり逢い(1957)』☆

少し前の“鑑賞メモ”が見つかったので、手短にまとめておきたい。

21日(土曜)の夜。
その週末は、久しぶりに帰阪しなかった事もあり、ちょいとゆとりのある“自室時間”を過ごす事が叶った。

で、TVのチャンネルをガチャガチャ(?)やってたら『サタデーシアター』なる番組で『めぐり逢い』が放送されてたので、中盤からながらダラッと観てしまった(・ω・) 久しぶりの鑑賞である。

尚、ほぼ同時刻、裏番組(?)で放送されてた『美しい人(2005)』と本作とで「少し」迷ったが・・今回はこちらを選んだ。

豪華客船(?)で出会った、プレイボーイ=ニッキー・フェランテ(ケイリー・グラント)と売出し中のシンガー=テリー・マッケイ(デボラ・カー)。2人は互いに“結婚を意識した”恋人がいながらも、惹かれ合ってゆく。

明朝には船がニューヨークに着岸する・・そんな前夜、彼らは「半年後、つまり7月1日の午後5時に、エンパイア・ステートビルの屋上で再会しよう」と約束する。

そして半年後・・約束通り、ニッキーはエンパイアステートの102階(381m:第2展望台)にやって来るが、テリーは姿を現さないのだった・・

最初に観た時こそ、どうしても『めぐり逢えたら(1993)』ばかりを連想してしまったワタシだが、その後に色々な作品を観て来たのもあり、今回はそれ以外に『恋人までの距離(1995)』や『ベンジャミン・バトン/数奇な人生(2008)』を想起したりも。 ←分かり易っ!

主人公格の2人は、確かに“スターのオーラ”をまとってるし素晴らしいんだが・・特に“当て馬”のままに終わって行ったケン(テリーの恋人)役のしとの(健気さ故の)悲しさが際立って見えたモノである。

ケンに接するテリーの言動の数々が“大人の眼”で見ると、なかなか赦し難いトコでもあるんだが・・まぁ、お相手がケイリー・グラントでは、仕方ないトコなんやろかなァ(×_×)

~ こんなセリフも ~

ニッキー「“諦めた”と言ったのは、早計だった」
    「“僕の独り言”だと思って聞いてくれるかい?」
    「あの時は、僕が来なくてハラが立ったろう?」
    「君を描いた絵を手放したが、持っている“理由”もない」

テリー「半年前は、お互いの考えを分かり合えていたのにね」
   「“天国に一番近い居場所”を見上げていただけなの
    ・・そこに貴男が」

ケン「おかしいな・・前と“キスの感じ”が違う?」
  「彼に話してもいいだろ?」

画商「描きたいものを描くのは構わんが、
   それが売れるかどうかは別問題だ」
  「絵を見ると、君の心境が分かる」

神父「私の出番かと思いまして」

テリー「人生は何故、難しいの?」
ニッキー「人間だからさ」 ←人間だもの?

ケン「“愛する相手”が必要になった時は、いつでも連絡をくれ」
テリー「そんな時は来ないわ」

追記:この年(1957)公開の邦画は・・『どん底』『蜘蛛巣城』『喜びも悲しみも幾歳月』など。まだモノクロ映像作品の比率が多かった頃だろうか?

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2012年1月24日 (火)

☆『宇宙人ポール/PAUL(2011)』☆

23日(月曜)。
年明け以降か(?)、劇場に足を運ぶ頻度が眼に見えて低下しとると自覚するが・・(=^_^=) まぁ、忙しくなってるのは事実なので、ぼちぼち楽しんで行けたら・・ぐらいに考えている。

昨年末、酔っ払って派手に転倒し、結構な大ケガを負ったワタシだが・・ようやく通院が1段落しホッとしている。
ちょっと顔面にキズが薄らと残ってしまってるが・・「鏡を見るたび“何か”を猛省しなさい」と言う“誰か”の声なんだろうと自身を納得させてもいる、、(・ω・)

そんな事で今夜。
仕事が早めに片付いたのもあり、商店街にあるミニシアター“ソレイユ”で、待望の(?)SFコメディ『宇宙人ポール/PAUL』を観て来た☆

現在“ソレイユ”では、本作と『フェア・ゲーム(2010)』の2本を交互に上映してるんだが、係員に訊いたトコでは「後者の、夜の時間帯の上映予定はない」との事で、どうやら観逃さざるを得ないようである(×_×) そちらはそちらで、面白そうなストーリーだったので、少し残念には感じた。

ネバダ州の“エリア51”の何処かに幽閉されていると言う「謎の地球外生命体(≒エイリアン)」をネタにしたSFコメディ。

イングランドから、定期的にアメリカに観光にやって来ている2人の中年男が主人公。

彼ら・・イラストレータ=グレアム・ウィリー(サイモン・ペグ)&SF作家=クライヴ・ゴリングス(ニック・フロスト)は、カリフォルニア州サンディエゴで7月に開催された“コミコン(=コミック・コンベンション)”を満喫した後“UFOスポット巡り”と称し、レンタルしたキャンピングカーを西へ西へと疾走させるのだった。

ヴァスケス・ロック国立公園(カリフォルニア州)を経て“エリア51”に辿り着いた2人。
そこで彼らは、自らを“ポール”と名乗る、奇妙なエイリアン(声:セス・ローゲン)と遭遇する事になる!

“ポール”の頼みにより、3人(?)は北方のとある地点を目指す事になるが・・そこに、秘密組織のボス“ビッグ・ガイ”の差し向けた凄腕捜査官=ゾイルをはじめとする連中の、執拗な追跡が開始されるのだった・・

ロケーションや、登場人物的なトコで、やや「小ぢんまりさ」「広がらなさ」を感じたモノの、概ね満足な完成度だった!

予告編を(これまでに)さんざ観せられ続けてた(=^_^=)トコでは「うぼぁ〜! むッちゃ“B級”っぽいやんかいさ〜!」と妙に圧倒されてしまったワタシだが・・意外にしっかりと作られた「ロードムーヴィー仕立て」「追跡モノ」であり「コレはコレで、従来の作品の“変化球”だし、それらの幅を広げ得る可能性を持ってるよな〜!」と、そのしたたかさに感心させられた次第(=^_^=)

『リアル・スティール(2011)』と言い、本作と言い・・流石、世界には「違う角度から光を当て、新たにヒットを放って来る人間」が存在するもんなんやな〜と素直に拍手したくなったワタシ。

でも、私的には色合いの(比較的)似てる『ギャラクシー☆クエスト(1999)』の“完成度”や“愛情度合い”の方に、軍配を挙げたいトコではある(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

・ワイオミング州ムーアクロフトにいた少女=タラ・ウィルトンが成長すると・・ブライス・ダナーさんに(・ω・) きっとお若い頃は「グウィネス・パルトロゥなご尊顔」だったハズ!
・「ルービーズ」ってのは、世界的に有名なコスチュームメーカーらしい。
・“ネビュロン賞”と言うSF文学賞(?)が登場するが・・きっと“ネビュラ賞”のパロディなんだろう。
・「妖刀・黒吸血鬼」のフリが・・終盤、あの程度で終わるとは(×_×) 300ドルも払ったのに。。
・コミカルな凸凹コンビ(?)が登場するんだが・・後半で発狂し始めたか(?)、妙にシリアスな調子のまま「退場」して行った。。あの辺りの「後味の悪さ」がどうにも気になるんだが(⌒〜⌒ι) それに“タラップおばさん”も。。
・コンビの2人はそれぞれ“サーミアン”と“Mr.ダマー”っぽかった(=^_^=)
・“ポール”を乗せた直後、グレアムのまずやったのが「クルマの後部に貼ってる『エイリアン乗車中』のステッカーを剥がす事」ってのが笑えた。
・「アンドロメダ座のM小惑星」ってのは尤もらしい星なんやろか?
・ポールが初めて“アレ”するシーンで「死んだ鳥は喰わんだろう」と言うのが印象的だった。「死骸を喰う」ってのは、人間ならではの“奇妙で下劣な習慣”なのかも知んない。
・「キリストがダーウィンの頭部を(至近距離から)銃で撃ち抜くイラスト」の下に“進化してみろ!”と書いてるシャツは、結構インパクトあると思う(=^_^=)
・人生で1度で良いから“宇宙の真実を念力で伝達して欲しい”トコである(=^_^=) 価値観が全く変わるんやろなぁ。
・“ビッグ・ガイ”なあのしと(リプちゃん)の、短時間ながらも強烈な個性はなかなかだった! ラストでは、地面に埋まりはったんやろか?
・「左側ドアの凹んだクルマ」を映すだけで「そいつらが近くに来てる」って事を(雄弁に)伝えてくれる映像演出が巧い。
・後半のカーチェイス場面に於けるカメラワークは・・かなり素晴らしかった!
・麻薬煙草(?)でトリップした某キャラの台詞「頭の中に蜂が!」ってのが何ともリアルだった(⌒〜⌒ι)
・台詞に登場の「バズ・オルドリン」は、月面に降り立った宇宙飛行士(の1人)の名である。
・ポールが某シーンで「額に汗をかく」演出がなかなか良い!
・「キース・ナッシュ」と名乗ったあの柔道着姿(?)の少年。何かのネタやろか?
・ルースは、ゾイルに名前を訊かれ、咄嗟に「シャーロット・ダーウィン」と応えてた。
・『未知との遭遇(1977)』で有名な“あのメロディ”は「The Five Tones」と言うそうで。
・「64キロの距離だが、飛ばせば30分」みたいな台詞が出て来た(⌒〜⌒ι)
・ゾイルのフルネーム=ロレンツォ・ゾイルってのは、どうやら『ロレンツォのオイル/命の詩(1992)』のダジャレらしい。。
・ショートラウンドと聞いて「『インディ』の?」と反射的に返せる、そのセンスが羨ましい(=^_^=)
・ご立派な“スペースボール”を持ってる(らしい)ポール。触るとご利益が?!
・セス・ローゲンは「声の出演」に限った方が、好感度の高い気もする(=^_^=)
・劇中で流れる曲群がなかなか良かった! Bill Withers & Grover Washington Jr.の“Just The Two Of Us”とかKing Harvestの“Dancing In The Moonlight”とか Max Romeoの“I Chase The Devil”とか。

〜 こんなセリフも 〜

ポール「“フェイザー”は使ってない」
   「たまには“冒険”してみろよ
   「ピスタチオは、殻が閉じてると最悪だな」
   「それって“クリンゴン語”か? オタクめ!」
   「乳首は(3ツじゃなく)4ツに描くべきだ」
   「太ったとすりゃ、(地球の)重力で増量したのさ」
   「“喰い納め”だ」
   「死人を蘇生させると、その傷が俺に跳ね返る」
   「俺の星じゃ、みんな“バイ”だぞ」
   「“モルダー捜査官”は、俺の案だ」
   「マーヴィン・ゲイは最高!
    ・・にしても、意味不明な歌詞だ」
   「この出会いだって“特別”だろ?」
   「初めて人に出会った時、
    その“体型のキモさ”に吐いちまったのさ」
   「指を突っ込むぞ!」
   「ココアとベッド? 婆さんかよ」
   「息を止めるの限界! ・・あ、続けて」
   「“政府”には総てを教えたよ。
    ・・後は“特殊能力”だけ。
    それには、俺の“幹細胞”が必要なんだ。
    つまり、俺の脳を切り取るつもりなのさ」
   「町の反対側までじゃ、息が持たん」
   「運転? オートマなら大丈夫」
   「次? 待つのさ」
   「喰えないんじゃ“治し損”だな」
   「おいで。責任を取って“新しい人生”をあげるよ」
   「“自分らしく正直に生きる”のが1番さ」
   「さっさと行けよ。離陸が遅くて気まずいだろ?」

グレアム「“新しい事を試す時間”なら、たっぷりあるさ」
    「危なかった・・そんな!」
    「『帝国の逆襲』のTシャツが・・!」

クライヴ「“正気”なのは僕だけかよ」
    「・・“禁断の恋”だ」

ゾイル「この道路で“事故”が起きても、何ら不思議ではないからな」
   「お前ら、もう大人だよな?
    納税者だし、ヒゲも“下の毛”も生えてるよな?」
   「“地球に来た事”を後悔させてやる」
   「子供は家に帰れ。“大人の仕事”はパパがする」
   「実に“退屈な会話”だ」

ボーイ「エイリアンを信じるかって?
    私、エイリアン(外国人)ですが?」

スピルバ※グ“演出なら、任せてくれ”

ジョージ・ブッシュ“君は、私が侵略した中で最高だったよ”

警官「“田舎者”の2人が泣き止まん」

タラ「あなたを温め、看病したわ・・連れて行かれるまで」
  「止しな! ビッチ!」

ビッグ・ガイ「未だ終わった訳じゃ・・」 ←頭上注意!

グレアム「苦手なヤツらだ」
クライヴ「もう2度と、会う事はないさ」 ←の筈が、、

クライヴ「・・もう充分見たし」
グレアム「行こうぜ!」

クライヴ「ぶつけると保証金が・・」
グレアム「知るかよ!」

グレアム「指を挿(い)れるの?」
ポール「又、それかよ!」

グレアム「倒れるぞ、支えろ!」
ポール「“ジェンガ”かよ」

クライヴ「それって痛い?」
ポール「もがくとね」

クライヴ「危険なんじゃ?」
ポール「たまには“冒険”もいいさ

ルース「どうやったの?」
ポール「進化さ、ベイビィ」

ルース「大丈夫かしら?」
ポール「だ、大丈夫さ」 ←爆発・炎上してますが・・

ポール「この“ハッパ”を試してみるか?
    “ボブ・ディラン殺し”のブツだ」
グレアム「彼は生きてるけど?」
ポール「・・ホントに?」

ポール「驚かないの?」
キース「まぁね」

ビッグ・ガイ「この状況で、お前に何が出来ると?」
クライヴ「『ブラインド・フューリー(1989)』さ!」

A「さっきの『ダーティー・ハリー』の真似?」
B「分かる?」
A「分かるさ」

グレアム「イギリスじゃ、銃は必要ないんです」
警官「何と! 警官も所持しないのか?」

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2012年1月18日 (水)

☆『ロボジー』☆

16日(月曜)の夜。
この日は“丑三ツの刻”にいそいそと出勤し、早朝からの日帰り出張に備えた。
往復で約500km程度の距離にある某県某市へと出掛けたんだが、取り敢えずは「無事故無違反」で帰松が叶い良かった。

夕刻となる前に職場に戻れたのもあり、意外に疲れも残ってなかったので「頑張って、1本行っとこ!」と思い立ち、帰りに“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”に立ち寄り、粗筋を知って「俄然興味の湧いて来た」(=^_^=)新作邦画『ロボジー』を観て来た次第。

脚本と監督=矢口史靖によるSFコメディ。

高度成長期を走り切ったモーレツ系(?)サラリーマン時代を経て、今はリタイアして久しい老人=鈴木重光(五十嵐信次郎)は、娘夫婦(和久井映見&田辺誠一)や2人の孫とはそれなりの付き合いをしつつ、普段の独居生活では老人会やカップ酒でヒマを持て余す日々。

そんなある日、彼は“日当=3万円”なるアルバイトのチラシを折込み広告の中に見つける。
「身長:168センチ・・靴のサイズ:25.5センチ・・(中略)・・このサイズに当てはまる人を募ります」
そこには、そんな事が書かれていた。

“着ぐるみショーの舞台で、ロボットのような動きをする”そんな簡単な仕事のハズが・・「繰り上げ採用」された鈴木の連れて行かれた先は『第13回ロボット博覧会』会場内の大きなステージだった・・

・・

マイナー家電メーカー『木村電器株式会社』のエンジニア3人組(チビ&ノッポ&デブ)は、社長命令により“2足歩行”を実現させた新製品=人型ロボット『ニュー潮風』の発表を1週間後に控えていた。
何とか「数歩程度の自律歩行」を実現する事は出来たモノの、テスト中の事故により、試作機は大破してしまう。

困った3人組は『ニュー潮風』を着ぐるみ仕様に仕立て上げ、着用出来るサイズの人間をアルバイトで雇い、この窮地をしのごうとするのだった・・

矢口監督ならでは、と言おうか「ツカミ=導入演出」の置き方がやたらと巧い! 「ロボットの着ぐるみに入る事となったお爺ちゃんのドタバタ劇」って事で『ロボ爺』・・改め『ロボジー』なのである!

一方で、粗筋を知ってしまった以上、更なる“期待値”がやはり高まるワケだが・・それを大きく上回るまでの“意外さ”“ひねり”は盛り込まれてなかったように思った。

ちょうど(とある映画評コラムで)松本人志氏が『リトル・ダンサー(2000)』に対し評したように「ポスターを観て、物語は良く分かった。で、それ以上のナニをどう展開するの?」って点が弱かったように感じたのだ。上映時間もやや長く思えたし。

もっと個性を発揮出来たであろう・・濱田岳、田畑智子、和久井映見、吉高由里子・・の各位は、いずれも存在感やキャラクタがイマイチ「立ってなかった」ようだ。田辺誠一に至っては、カメオ扱いでも良い程度の出演ぶりだったし(・ω・)

主人公が小林(濱田)たちのような、鈴木老人のような、佐々木(吉高)のような・・でも、総じて思い返せば、いずれも「立ち位置」がちょっと後退してたような・・そんな印象。

せっかく『デトロイト・メタル・シティ(2008)』っぽい“ヒーロー系”テイストや、チャップリンの『街の灯(1931)』を想起させる“ハイライトシーン”を準備してるんだし、もう少し「大胆に、鮮烈に、感動的に」やって欲しかったトコである。

〜 こんなトコも 〜

・主人公は初め“大村崑ちゃん”かと思った。。五十嵐信次郎氏=ミッキー・カーチス氏なワケだが・・青年期の彼は確かにカッコいい! 電気グルーヴのアルバム『J-POP』のジャケ写真に混じってても分かんないような(=^_^=) 『ウエスト・サイド物語(1961)』で、ジョージ・チャキリスの隣でフィンガー・ティップス(=指パッチン)を鳴らしてても気付かないような(=^_^=) そんな端正な顔立ちである。
・作品の舞台は2012年10月下旬だった。終盤に至っては2014年に突入してた! その頃、日本はどうなっとるンやら(・ω・)
・「仕事一筋の人ほど、リタイア後に認知症になり易い」って語られてた。
・『ワイルド7』もそうだったが、本作もロケーションの殆どが北九州エリアで行われたそうだ。
・老人会に於いても、イケメンの爺さんは婆さん連中にモテるようで(=^_^=)
・「牧田市」って(架空の)街が舞台だった。
・濱田岳には、是非「あ〜 びっくりしたぁ〜」と言って欲しかった(=^_^=)
・放屁を感知するや否やファンが自動的に回転を始めたり、動きに併せ各関節からモーター音がしたり・・と妙にマジモンっぽい。
・木村電器のキャッチコピーは『確かな技術と新たな発想』と言うもの。
・『ニュー潮風』のキャッチコピーは『新しい時代の風を運んで来た』とか言うもの。
・竹中直人氏が一瞬のみ登場! セリフもなかったような。。
・ネオジム磁石(=ネオジウム磁石)を腰部に貼ってたが・・大丈夫なんかいな。
・『ニュー潮風』から孫たちへひと言。“玉ねぎ残すな”“携帯は未だ早い”
・和久井ママが写真を撮る際「はい、カマンベール」と言ってはった!
・「緑山学園大学・理工学部」における講演のシーンがなかなか面白い! 学生からの「いきなりの高度な質問の連続」にエンジニアたちもタジタジだ!
・“アクチュエータ”“ブラシレスDCモータ”“3軸加速度ジャイロセンサ”“ハーモニックドライヴ”“ZMP方程式”“ソリッドワークス”と言った専門用語が飛び交い、さっぱりワケが分かんないし(=^_^=)
・北九州市に本社のある和菓子店『湖月堂』の製品がPRされてた。

〜 こんなセリフも 〜

鈴木「何ともないワケないだろ? 俺が“痛い”って言ってんだから」
  「こっちは色々、忙しいんだ」
  「ゴ主人サマ・・ゴ飯ガ出来マシタ」
  「これ、蒸しますよね? あなたはどうですか?」
  「隠居した年寄りに“ダメな日”なんかあるか」
  「大丈夫。バレないようにやるから」
  「うるせぇ! クルマ止めろ! 俺は降りるぞ!」

小林「何歩かは歩いたんですよね」
  「・・バックアップは?」
  「“本当の事”なんて公表出来るワケないでしょ」
  「ロボットは“1度きり”って話じゃ?」
  「また、中に入って貰えないでしょうか?」
  「ナニやってんだ・・あの人は」

伊丹「あの、他には何が出来るんですか?」
  「あんた・・何か、ちょっと怖いよ」

太田「おいジジイ! 勝手に何やってんだよ!」
  「変態だぜ、変態・・道理で・・
   『ニュー潮風』を見る眼がイッちゃってたもんな」
  「警察への連絡はマズいって!」
  「俺たちだって、たまには楽しい眼に遭わないとな」

長井「バレてる・・絶対バレてる」
  「バレたんだ・・お終いだ」

佐々木「・・髪の毛?!」
   「こんなお爺ちゃんなの?!」
   「・・助けて下さい」

社長「目立たないと(TVに)映らないんだから、
   しっかり頼むよ」
  「やってくれたな・・お前ら!」

孫「すげぇ! でも、何でウチに来てんの?
  ってか、お爺ちゃんは?」
 「何かさぁ・・お爺ちゃんみたいな匂いがする」

※「妙な味わいがあるかも」
 「そちら(のコスチューム)、良く出来てますね。
  手作りですか?」
 「あ、これ? ズゴックです。シャア専用の」

太田「お爺さん、面接に来たの?」
鈴木「え?!」

小林「とにかく、動いてみて下さい」
鈴木「え?! 動く?!」

鈴木「こう言うもんなんですかねぇ」
太田「こう言うもんなんですよ」

鈴木「こんなもん“サギ”じゃねぇか」
小林「いえ、世の中に“夢”を与えてます」

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2012年1月14日 (土)

☆『エンディングノート(2011)』☆

13日(金曜)。
何となく“響きの悪い”1日でもあり「今日だけはキャンプ場には近付かぬようにしよう!」と、考えたかどうなのかは自分でも良く分かんないが・・余りに娯楽性に乏しかったこの1週間の流れを「最後にちょっぴり変えてやろう」と思いつき、仕事帰りに商店街の中にあるミニシアター“ソレイユ”にて上映中の『エンディングノート』を観る事にした。

撮影・編集も兼任する、砂田麻美による初の監督作品。プロデューサーは『誰も知らない(2004)』『空気人形(2009)』を監督した是枝裕和。

監督自身の父親=砂田知昭氏(1940-2009)の“終末活動(略して「終活」)”にスポットを当て、突然に“進行性の末期胃がん(ステージIV)”を告知されたお父さんの「段取り」をこなして行く様子を、家族との触れ合いを交えながらユーモラスに(?)描いたドキュメンタリー。

オープニングで砂田氏の迎えた「結末」が映し出されるので、観客は早々に“オチ”を知ってしまう訳であるが・・それでも暗くなり過ぎず、過剰過ぎる(ワザとらしい)演出もなく、ある意味淡々と“そこ”に向かって歩いてゆく「お父さん」の姿は、凛々しくもあり・・そして、それが故にやはり悲しくもあった。

中盤や後半で、何ヶ所か「ボロボロと(涙腺に)来てしまった」シーンがあったのだが、今のワタシの心境からすれば(←この先、変わって行くのかも知れない)「この父っつぁんの人生、一体何やったんや?!」と言う、本人に成り代わって勝手に悔しがり涙する・・みたいな感情が湧いて来たのである。

無論、更に作品を観て行くうちに「家族に囲まれ、旅立つ事の素晴らしさ、幸せ」みたいなトコに、首を大きく縦に振るんだけど、やっぱり「働いて、働いて、67歳までひたすら働き続けて・・ようやく“楽しい余生”が待ってる・・と思いきや、リタイア直後にこの仕打ちかい!」ってな点に“不条理さ”や“神の不在”を感じ取ってしまうのは、ワタシだけやろか?

砂田氏の“お元気な頃”から、様々な映像群が撮り溜めされ、縦横無尽に繋ぎ合わされるのだが・・正直「撮ったけど、生々し過ぎて使えなかった映像」「故人の印象を悪くしてしまう映像」なども(きっと)数限りなくあり、それらは編集(=都合良くカット)されてしまったんやろな〜 ・・などと決め打ってしまうワタシがいたりもする。
つまりは、出来上がった作品が「奇麗過ぎる」「美談過ぎる」と言おうか。

「激昂」「号泣」「罵倒」・・更に言えば「自殺未遂」「失踪」「再燃する(過去の)女性問題」なども(裏側に)あったのかも知れないし「全くない」とは、誰も言い切れないだろう。

その点に関しては「ドキュメンタリーの体裁は整えつつ、巧妙に整えられた物語」とは思った。

しかし、以前『トウキョウソナタ(2008)』を劇場鑑賞した時にも感じた「絵空事じゃないし、他人事じゃない」って気持ちを再度味わってしまった1作である。

元気でいられる“現在”を喜ぶと共に、孤独に死んでゆくかも知れない自身の“未来”に思いを馳せ、何ともゲンナリしてしまったモノだ(×_×)

〜 こんなトコも 〜

・「本人」に成り代わるナレーションは“饒舌”な程だが、実際に「本人の語る言葉」は“案外、少ない”のだった。
・コレまで“世紀の発明”と言えば『ウォシュレット』のひらめくワタシだったが(=^_^=) 本作を観て『携帯電話』のスゴさを再認識した! コレほど『携帯』が的確に&効果的にアイテムとして用いられてる例って、さほど多くないんじゃないやろか。
・続編が制作されるとしたら・・やはりあの「94歳のしと」に白羽の矢が立つんやろか。。
・昨年までの「毎年の定期健診」で見つからず、、今年いきなり「末期がん」の見つかるのってどうなの?
・「青山通り246」「妙見岳(長崎県雲仙市)」などが登場。
・「無農薬の人参ジュース」ががんを消す? いや、それは「ガセ」らしい。
・公孫樹(いちょう)並木に彩られた、神宮外苑がロケーションされてた。
・お孫さんの『(人も歳を取ると)本のように古くなって行く・・そして死んでしまう』と言う論が、妙に分かり易かった!
・“虎の門病院・消化器外科”“聖イグナチオ教会”がほぼ(?)実名で登場していた。
・伊勢志摩に行ってみたくなった(・ω・)
・砂田氏は、実は「関東電化工業」の元専務さんなのだった! 医者の息子で、自身も当初は医学部を目指したそうだし!
・あのお婆さん、若い頃の(モノクロ)写真がなかなかに美人だったのでびっくり!

〜 こんなセリフも 〜

主人公“人生を締めくくる最期の場所・・教会を訪れた”
   “申し遅れましたが”
   “『会社命』の気質が抜けないので御座います”
   “エンディングノート作りは、死に至る段取り・・
    1大プロジェクトで御座います”
   “死ぬ前に(内容を)話すアホがいるか”
   “成功より、失敗を思い出す
   “だけど、そこからが波瀾万丈”
   “気持ちの安らかになる場所、は何処だろう?”
   “やはり気掛かりなのは、家族の事で御座います”
   “孫にアゴで使われる感じが
    堪らないので御座います”
   “妻とのケンカの質も量も、
    エスカレートしたので御座います”
   “家族での最期の旅立ちです”
   “何故、女と言うものは、何処に行っても
    買い物出来るのでしょうか?
    私の気持ちなんてお構いなしで御座います”
   “伊勢志摩で『あわびステーキ』をもう1度だけ
    食べておきたかったのです”
   “『接待ゴルフ』の目的が、ゴルフではないように”
   “今年は、寒い冬になりそうです”
   “私は、死ねるでしょうか?
    上手に、死ねるでしょうか?
   “そんな事は、知る由もない訳で”
   “この娘だけは、最期まで段取り不足でしたが
    教育し直す力は、もう残ってはおりません”
   “そろそろ失礼しなくては。
    営業マンは引き際が肝心です”

砂田氏「私事で恐縮で御座いますけれども」
   “この1年間、この笑顔がなかったのだ
   「(待ってても)パソコンからオーダーは来ない。
    街へ営業に繰り出さなければ」
   「乱暴な生活を送っていた“咎め”が」
   「早速、勉強しなきゃいけない」
   「やたら撮って、何に使うわけ?
    著作権侵害だよ」 ←肖像権かと。。
   「政治に言いたい事? “がん患者に優しく。
    怖いおばさんに強く”」
   「ちょっと、記録(=撮影)を止めて呉れますか?
    ・・撮ってるでしょ!?
   「セレモニーは、シンプルな方がいい」
   「段取っても、必ず“何か”起こるのが本番と言うもの。
    “完璧過ぎる”と言う事はない」
   「自分で推測したり、外野がうるさいと悩んでしまう」
   「元気な時に会いたかった・・急だったから
    大変だったでしょ? ごめんね」
   「でも、日本もいいでしょ?」
   「感激しちゃった。秀樹、感激〜!」
   「全部、覚えてます
   「大きな期待をしちゃいかん」
   「薬、飲まなきゃ」
   「いい子になるんだよ。じぃじ、頑張ったんだけどね。
    また会おうね。頑張ろうね。
    いつも想っててあげるからね」
   「長い事、有難うね」
   「葬儀は簡単に、静かにやるから」
   「“落ち”があるかも知れない」
   「死ってのは、考えてるだけで、
    ノートには書いてない」
   「何で・・(人は)死んじゃうんだろうね」
   「(向こうは)いいらしいよ。
    ちょっと教えられないけど」
   「もう・・痛くも痒くも
   「また、やり直します・・幸せです

妻「ちょっと“シミュレーション”と違ったね」
 「誰もいない・・ここには、家族だけ
 「ちょっといい? 2人で」
 「一緒に行きたい

司祭「宗教が変わっても、突き詰めたら最期は
   “同じ事”を信じているのです」

医師「ちょっと入院します?」
  「何れにしても・・トータルでは(がんに)負けてた」
  「何で、あのくらい元気でいられるのかが不思議です
  「年を越せるかは・・分からない」
  「方法は・・“待つ”しかない」
  「良い方向にも、悪い方向にも動き得る」
  「“きっちりした線の引ける話”じゃないので」
  「年内は厳しい・・1週間後も厳しい」
  「恐らく(最期は)意識がなくなる、と思います」
  「“生存徴候”がなくなれば“死亡宣告”となります」

追記:「長生きは出来るけど、孤独に死んで行く」のと「早死にするけど、家族に囲まれて逝ける」のと、どっちが幸せなんやろ? まぁ「孤独に早死にする」のに比べたら、どちらも文句は言えんトコやろけどね(⌒〜⌒ι)

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2012年1月 9日 (月)

☆『ニューイヤーズ・イヴ(2011)』☆

8日(日曜)の午後。
帰阪の折、大阪府内の某シネコン(M系)にて鑑賞して来たのは・・昨年末から気になってた1作『ニューイヤーズ・イヴ』だった。

ゲイリー・マーシャル監督による“群像劇再び”って感じの本作。
昨年の『バレンタインデー(2010)』に於いても、豪華俳優陣をとり揃え、ベタ&散漫な感じで(?)突っ走ってくれた覚えがあるが、果たして“柳の下に2匹目の野※総理”はいるのだろうか・・?

人々は何故、この1夜に、ここに集まるのだろう・・?

2011年12月31日。
ニューヨークの54丁目・・“タイムズスクエア”にて。

世界的に有名な“カウントダウン”を「成功に導く」為、或いは「見届ける」為、
NY(ニューヨーク)から、世界から、人々はここに集まって来る。

人々が集まり、そこには様々なドラマが生まれる。
すれ違う人々、そしてまた巡り合う人々。

・・

♦新年到来のタイミングに併せ、巨大ボールを投下させる世紀のイベント“ボール・ドロップ”の仕掛人たち

タイムズスクエア協会の副会長=クレア・モーガン(ヒラリー・スワンク)は、高所恐怖症である自身を奮い立たせつつ、このイベントの陣頭指揮に立つ。リハーサルこそ首尾良く進んだモノの・・本番ではボールの上昇が(回線のショートで)ストップしてしまい、急ぎベテランの修理技師=コミンスキー(ヘクター・エリゾンド)を呼び出す事となるが、彼は協会に解雇された事を根に持っていた。

♦「エイハーン・レコード」の幸薄き秘書

ハイミスで内気な秘書=イングリッド・ウェザース(ミシェル・ファイファー)は、上司=コックス(ジョン・リスゴー)の不当な扱いにとうとう我慢ならなくなり、辞表を突き付けオフィスを飛び出す。
自転車配達人(バイシクルメッセンジャー)=ポール(ザック・エフロン)は、イングリッドの持つ垂涎モノの「VIPパーティ」チケットとの交換を条件に、彼女の“叶えたい事リスト”の実現に渋々協力する事となる。

♦「エイハーン・レコード」主催「VIPパーティ」の舞台裏

“NYの顔”とも言われる人気ソロシンガー=ジェンセン(ジョン・ボン・ジョヴィ)は、かつての恋人=ローラ(キャサリン・ハイグル)の姿を厨房で見かける。ヨリを戻そうと近付くジェンセンに、ローラは強烈な平手をカマすのだった。

♦“タイムズスクエア”の見える病室にて

「俺はロクデナシな人生を送って来た」と末期ガン患者=スタン(ロバート・デ・ニーロ)は、看護師=エイミー(ハル・ベリー)に語りかける。「今夜が峠であろう事」を悟った彼は、主治医に「この病院の屋上から、この眼で“ボール・ドロップ”を見届けたい。TV中継じゃなく」と申し出るが、この寒空の下では、彼の許可が下りようハズもなかった。

♦2万5千ドルを賭けて

新年到来の瞬間=1月1日の午前0時ちょうど・・に赤ちゃんを産んだ夫婦には「2万5千ドルの賞金」が与えられると言うハナシを聞きつけた2組の夫婦(ジェシカ・ビール、ティル・シュヴァイガーほか)は、敵意を剥き出しにし、互いに出産の時間を管理・調整しようとする。

♦“カゴの中”の2人

アパート5階から降りようと、たまたまエレベータに乗り合わせた“ひねくれ者”の青年イラストレーター=ランディ(アシュトン・カッチャー)と“華々しいソロデビュー”を夢見るバックコーラス歌手=エリーズは、故障により、狭い“カゴの中”に閉じ込められてしまう。

♦はるかNYへ

「エイハーン・レコード」の若き経営者(創業者の御曹司)=サムは、コネチカット州で行われた友人の結婚式からの帰り、自動車の自損事故により「見知らぬ家族のクルマ」に同乗させて貰う形でNYを目指す事となる。
せまる「VIPパーティ」の大切な冒頭スピーチ。彼は間に合うのだろうか?

♦すれ違う母と娘

ホールの衣装係である母=キム(サラ・ジェシカ・パーカー)は“ボール・ドロップ”を見物したいと言う娘=ヘイリー(アビゲイル・プレスリン)に許可を与えない。当夜、自室の窓から“エスケイプ”を果たした娘を追いかける母だったが・・

・・

群像劇としての(出演陣の)豪華さ、ラストに“お祭り騒ぎ”が頂点に達する事のカタルシス(?)みたいなポイントの「置かれてる」点こそは、本作の「強み」だと思うんだけど・・どうにも『バレンタインデー』の2番煎じと言おうか、ゲイリー・マーシャル監督が手がけるほどの脚本ではないような気もした。

「人物の相関関係」「それぞれの事件」と言った要素が、いわゆる“月並み”なのである。ラストでカ※ルの大群が降って来るとか、上空から殺※剤が撒かれるとか・・もう少し“思わず口コミしたくなる”ような演出を軸の部分に練り込んで欲しかったトコである。

一方で「殆ど動かず、表情だけの演技」ながら、存在感を発揮してたデ・ニーロや「すっかり乾いたおばさま」となってしまいつつも、やっぱり(しっかりとキュートな)魅力を放ってたミシェル姐さんのインパクトはなかなかだった!

因みに、タイムズスクエア協会長役で『ウォー・ゲーム(1983)』や『グローリー(1989)』や『ケロッグ博士(1994)』や『ケーブル・ガイ(1996)』や『USゴジラ(1998)』なあのしとがプチ出演してはったが・・妙に老けて見えてしまった(×_×) あ、でもSJPさんの「リアル旦那さん」だったんやねぇ(⌒〜⌒ι)

「誰が最後に1番笑ったか?」を考えてみたら・・これはもう終盤でやたらとキラキラ&ゴージャスに馬車から降り立った、あのしとのご尊顔しか浮かばなかった。ってか、終盤のあのシーンだけ「まんまSaTC」と化してたように思えてならなかったが・・画面が(=^_^=)

悪人もいなければ、想像もしなかった大事件が起こるワケでもないNYの大晦日。

少しばかり“(国外で尚も続く)戦争の影”を憂いながらも、ニューイヤーズ・イヴを祝いたい・・ってニューヨーカーの心境をしたたかに活写した1作、とは言えるのやろか(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

・エンディングでの、ザック・エフロン君のダンスのキレがスゴ過ぎる! コレが若さか・・(×_×)
・ボールに乗ったまま上昇してゆくエリゾンドおじさんを眺めながら「ああ、このしと、死ぬんやろか」と思ってしまった。。
・エンディングでノリノリに踊り始めるミシェル姐さんに・・惚れますた!(=^_^=)
・ミシェル姐さんの“叶えたいリスト”の1ツに「全身をレザースーツで覆い、深夜のブティック(?)を爆砕する」ってのも入れて欲しかった(=^_^=) ミャオ!
・“ボール・ドロップ”は1907年から続くイベントらしい。
・「アンチョビを丸呑みすると陣痛が早まる」・・ってのはガセらしい。
・昨年末のNYには『シャーロック・ホームズ/シャドゥゲーム』の巨大な新作ポスター(看板)が!
・ランディは「タフツ大学卒」との事。
・“セレンディピティ”は「幸福な偶然」と訳されるようで。
・“Myrtle Avenue”って地名が登場。何処なんだかサッパリだけど(×_×)
・サムの飼い犬は「アイポッド」と言う名らしい(=^_^=)
・コミンスキーがロシア語っぽく「One more test」を“ワン・モル・テスト”と発音してたのが笑えた。
・NYでは“ティファニーで朝食を”だけでなく“ローマの休日(←スクーター系)”ごっこでもヘプバーン気分には浸れそうだ。

〜 こんなセリフも 〜

クレア“新しい年は、あなたにチャンスをくれる”
   「名演説ですって? “引き延ばし”よ」
   「私はボールを直して来るわ。
    あなたも“壊れたもの”を治して来て」

ローラ「叩いたのは謝るわ。2発目は

ランディ「年末の“嘘くさい挨拶”ってのが、1番ハラが立つ」

スタン「“避けられん事”を遅らせて何になる?」
   「ニューヨークの空気はイイな」
   「俺の人生は過ちだらけだったが・・
    お前だけは誇りだ

コックス「休暇を取って、島にバカンスに行きたいだと?
     スタテン島ぐらいなら行けるだろ?」

ヘイリー「クロッグを履くのはやめて」

イングリッド「“先延ばし”は止めるわ」
      「私は“倍以上も年上”よ?!」

サム「スピーチの原稿は書いてないんだ。
   ただ“インスピレーション”を待ってる」
  「“心の話をして”と言われた」
  「例え美人でも、話の中身がなければ・・」
  “スピーチは短く済ませるよ。
   ソクラテスも演説が長くて殺されたから”

ポール「目標達成だ(Check!)」

エイミー「あなたは(自分を)ロクデナシと言うけれど、
     だからこそ“思い通りの人生”を送れたのかも」

コミンスキー「ありがとよ(take you.)」
      「おい、下ろしてくれ!」

エヴァ「かぶりつきの席で、ジェンセンの唾と汗を
    全身に浴びて来るわ」

女医「言っておくわ(Let me be clear.)」
  「ふざけないで。“直腸検査”されたい?」
  「ようこそ、世界へ」

管理人「まさか、ここでヤッてないだろうな?
    普通は“流れ”でそうなるハズだが・・
    後で“ビデオ映像”をチェックするからな」

※「想像して(Use your imagination.)」
 「か弱い女だから(I'm a delicate girl.)」
 「スペインでは、男が女に跪(ひざまず)くのは、
  求婚する時か、撃たれた時だけよ」
 「任せて(Give me a chance.)」
 「あんた、感じ悪いな。陸運局に勤務してんの?」
 「残念だな(I'm sorry too.」)
 「何なの?(Something on?)」
 「ひまし油は『メリー・ポピンズ(1964)』でも飲ませてたが」
 「見せて(Let me see.)」
 「こっちは“狭い駐車場”から
  “大型のバン”を絞り出してんのよ!」
 「自らの心に素直に!

ポール「眼を見て話してくれたの、初めてだね」
イングリッド「それも“叶えたい目標”の1つだったの」

追記1:「キスのリライト(上書き)」なんぞをしとるガキが登場し・・羨まし過ぎた(=^_^=)
追記2:ミシェル姐さんとハルベリ姐さんが共演!(別々のエピソードだけど) ここに(もし)アン・ハサウェイさんもが出演してはったら「猫娘3代」が一同に会したトコだネ・・

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2012年1月 5日 (木)

☆ココロに残った“エエ言葉”☆

かなり、久々の更新となりました。。

なかなか、まとめる時間が取れず、スミマセン(×_×)

【2012.1】

桜井 翔(「嵐」メンバー)
 「ムチャぶりに強くなりましたよね」

松山 ケンイチ(俳優)
 「今の時代、インターネットで検索すれば、
  実体験なしに何でも分かってしまう。
  でも、それは他人の意見。まずは自分がどうしたら
  いいのか、自ら動いて見つける大切さを
  (大河ドラマ「平清盛」主演を通じ)訴えていきたい」

角田 光代(作家)
 「自分が嘘だと思うことを、小説にはできません。
  自分が信じていない言葉も使いません。
  この2つは、私が大切にしていることです」

藤井 新悟(車いすバスケ「宮城MAX」選手)
 「失った時間は多いが、言い訳にはならない」

永野 美穂(アーチェリー選手)
 「あれがない、これがないではなく、
  今ある環境で何ができるかを考える」
 「続けて来られたのも『自分に残された
  何を使えばできるか』を考えてきたから」

中村 美里(女子柔道52キロ級選手)
 「自分の柔道をすれば、負ける気がしない」

吉田 沙保里(女子レスリング55キロ級選手)
 「夢を目指すことで、人は努力できる」

佐々木 則夫(「なでしこジャパン」監督)
 「(昨年は)苦しい状況や試合はあったが、私も選手も
  『もっと苦しい人たちに比べたら・・』と、
  ひと踏ん張りできた」

スティーヴン・スピルバーグ(映画監督)
 「僕の映画は多くの場合、『世界がこうあってくれたら
  いいのに』という、僕自身の願いを映像化したもの。
  そもそも映画というのはそういう
  芸術様式だと解釈している」
 「僕は何かを愛した時、
  すぐ行動を起こしたくなる性分なんだ」
 「何を監督するかという決断は常に感覚的なもの」
 「若い役者を探す時に大事にするのは、
  正直さ、誠実さだけだ」

安藤 忠雄(建築家)
 「日本は今、学ぶことの出来る環境にいる人たちが、
  漫然とあぐらをかいています。学生は安住して戦わない。
  教える側も安全だけを望んでいるのか気が抜けている。
  しかし中国、韓国などアジアの国々では、皆目の色を
  変えて猛烈に勉強しています」

宮迫 博之(「雨上がり決死隊」メンバー)
 「トークはディフェンスなしの切り合い」

前田 敦子(「AKB48」メンバー)
 「夢は口に出して言うようにしています」

増田 宗昭(「TSUTAYA(旧:蔦屋書店)」創業者)
 「仕事をして楽しいと思う瞬間って、
  自分がやりたいと思ってやっている時じゃないですか。
  どんなに辛くても頑張れるし、
  そうするといろいろ考える力が生まれる」
 「私は『世界初の試み』とか『目新しさ』といったことを
  目指すのが大嫌いなんです。一見聞こえはいいけど
  企画サイドの勝手な押し付けに過ぎない。
  身勝手な企画は大抵、会議室の中で生まれるんですよね」
 「60代以上は『健康』『楽しむ』『お金を稼ぐ』
  『気に入った物を手に入れる』、この4つが
  キーワードになると思います」

大日向 雅美(大学教授)
 「過去の自分を振り返ると、やり残したこと、
  やりたかったのに我慢してきたことも見えてきます」

川上 未映子(作家)
 「去年は大震災が起き、分かったことがたくさんありました。
  反省や後悔とともに、今が3月11日の前日かもしれない
  という気持ちを持つ大切さを教わりました。
  日本に暮らすというのは、突然の災害と隣り合わせで
  生きることなんだと忘れないようにしたいです」

中村 吉右衛門(歌舞伎俳優)
 「深みのある創造というのは『言うはやすし』で、
  天才的なものを持っていないとなかなか」
 「文化は1度なくなると、復活は難しいのです」
 「歌舞伎役者は急に代役を言われます。『やれ』と言われた
  ときにできなかったら、もう先がないんです」
 「芝居はまねから入れと言われております。
  (中略) 全て、見て覚えることが先決です。
  それをするには好きでないと、どうにも」
 「最初教わった通りにやって、あるところまで行くと
  ちょっと自分の考えも足していいんです。教わったものに
  『すきま』があれば、そこに自分の考えを入れていくのが、
  若い時にはそれほど思いつかなかったんですけど、
  年を取るにつれて『ああこういう感情もあるんだ』とか、
  わかるようになってくる」
 「止まることは円熟ではないんじゃないかと」

出久根 達郎(作家)
 「善いことをたくさん積む。ほら、悪いことをする人の顔が、
  えらく老けて見えるでしょう。要は心構え1つです」

【2011.10】

沖 仁(フラメンコギタリスト)
 「どんなに拙くても、フラメンコを愛する気持ちで
  ギターを弾けば、そこにフラメンコの神様が宿る」
 「伝統を相手取った、僕の独り相撲の戦いは終わった。
  僕はバトンを受け取った。
  既に手にしていることに気づいた。
  他の誰かに差し出すために」
 「いつまでもそこで待っていてくれるものなんて、何もない。
  本当はこの世に変わらないものなんて何もないんだ。
  だとするならば、これまで以上の真剣さで、
  毎日を生きなきゃいけない」

追記:時間があれば、過去の言葉も掘り起こしていきます(=^_^=)

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☆『親愛なるきみへ(2010)』☆

年が明け、4日(水曜)。
昨夜に無事帰松し、本日は明日からの“仕事始め”に備え、寛いで過ごし体調を整える・・つもりだったが、色々と片付けておかねばならない用事があり、やはりクルマやら自転車やらで走り回った1日だった(×_×)

まずは機械洗車。
昨夜、高松道を下ってた際(=復路)、走行車線を走る「低速作業車」を追い抜いたワケだが、その瞬間にワタシのクルマの左半面が汚水にまみれてしまったのだ(×_×)

路面を洗浄しながら走行する作業車だったようだが・・もうちょっと「時間帯」とか「覆いをつける」とか、配慮して欲しいと思う。こちとら数日前に洗車したトコやし・・ピッカピカの愛車だったら、訴えてるトコだよ、ホンマに。

次に「高松で初詣を」と考え、仏生山町にある“法然寺”に行った。
久々の拝観だったが、屹立する五重塔は(以前のような工事の)覆いもなく、見事な出来映えだった。

昭和〜平成期の塔と言えば「ちょっと違うよなぁ・・」と言う“残念な完成度のもの”も少なくないんだが・・このお寺の塔や、大阪・南田辺にある“法楽寺”の三重塔などは「未来に遺して恥ずかしくない意匠」だと思っている。

・・

一旦帰宅し、ちょっとダラダラしてからだが(=^_^=) 自転車で再度、市内中心部に向かった。
市役所の界隈にある某ビルにも立ち寄ってみたが、その後で「折角ここまで来たんだし」と考え、商店街の中にあるミニシアター“ソレイユ”に行き、最終上映の『親愛なるきみへ』を観て来た☆

『メッセージ・イン・ア・ボトル(1999)』『きみに読む物語(2004)』『ウォーク・トゥ・リメンバー(2002)』『最後の初恋(2008)』『ラスト・ソング(2010)』の各作品がいずれも次々に映像化されている売れっ子作家=ニコラス・スパークスの小説『きみを想う夜空に』を原作としたラヴ・ロマンス。

かつての“名作保証人”ラッセ・ハルストレム監督がメガホンを執る。

2001年春。
サウスカロライナ州チャールストンの海岸で、2週間の休暇をサーフィン三昧で過ごしていた青年兵=ジョン・タイリー(チャニング・テイタム)は、女子大生=サヴァナ・カーティス(アマンダ・サイフリッド)と“運命的な出会い”を果たす。

急激なスピードで愛を育む2人。休暇が終わればジョンは新たな任地に、サヴァナもまた大学へ戻る事に。

ジョンはサヴァナに「1年間の任期が終われば、除隊して君と暮らすよ」と約束する。
そして、離れ離れになるその間は“文通”で互いの想いを伝え、確認し合う事となる2人。

しかし、その夏“9.11テロ”に端を発する米軍のアフガニスタン派兵が決定し、ジョンは同じチームの仲間(6名)と共に“任務期限の延長”を申請せざるを得なくなる。

ある時、サヴァナより“思いがけない内容の手紙”を受け取ったジョンは、自暴自棄になり・・やがて中東で、背後からの敵弾に倒れる事となる・・

手短に評すれば「月並で無難な物語」と言える。“文通”“すれ違う気持ち”“戦争”などの要素には、さほど斬新な点があるとは到底思えなかった。

ただ“9.11テロ”が大きく物語の「転」の部分に絡んでいるトコには「10年以上が過ぎ、いよいよ事件が“乾き始めて来た”と言う事なのかも知れないな」と思ってもしまった。

間もなく公開される予定の『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011)』もそうなのだが、今後は堰を切ったように(?)“9.11テロ”絡みの(ある種の生々しさを伴った)脚本が出て来るのではないだろうか?

その一方、訴えてるのは「反戦」でも「合衆国万歳」でもなく、ただ単に“物語のアクセント”にしか用いられてない点には「したたかやなぁ」と感じてしまったワタシ。

「予定調和なハッピーエンド物語なんかな?」と思いきや・・中盤以降で2人の関係が大きく変わって来る辺り「激しく捻ろうとしてはくれてる」のだろうけど、そう言う展開を我々観客は観たかったんかなぁ? と考えてみるに「ちょっと違う」気がしたのはある。

何にしても、ヒロインの「逞しさ」「したたかさ」が脚本の脊椎を貫いてるワケで・・“女性観客を元気づけてくれる1作”と言う決め打ちをしてみる事だけは、間違いじゃないように思う(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

・“レディース・デー”な日だったが、さほど混んでるワケでなく。。
・ハルストレム監督は・・(予想通り)精彩を欠いてた。本作って、本国ではそれなりにヒットしたようだが・・
・主人公の父=ビルを演じたリチャード・ジェンキンスさんが巧かった! 『モールス(2010)』での演技とはまるで別人だ!
・マッキンリー(共和党の第25代大統領)、ブライアン(民主党)、サカガヴィア(先住民の少女)の名前が「ネタ」に登場。その場で分かんなかった(×_×)
・「表が5セント、裏が1セント」と言う1978年のエラーコインが小道具とし登場。“混刻”と言うそうで、4000ドル(以上)の値がつくそうだ!
・タイリー家の献立は「土曜:ミートローフ」「日曜:ラザニア」と決まってるみたいだ。
・本編とは関係なかろうが(?)・・ニューヨークのヘッジファンドマネージャーで、2700万ドルを稼ぎ出した人物がいるらしい。
・兵隊さんの着てたシャツには、いずれも「ODA 015」とプリントされてた。アルファチームの意味かな?
・「悪性リンパ腫でステージ4」ってのも、ちょっと分かりにくい表現だった(×_×)
・(2人の)出会いのきっかけとなったサヴァナのバッグ(?) 結局、何が入ってたんやろ?
・ジョンからサヴァナへの「最初の手紙」は実にシンプルだった! いわゆる“I♡U”ってヤツね(=^_^=)

〜 こんなセリフも 〜

ジョン“撃たれた時、俺が何を思い浮かべたのかを
    伝えておきたい・・意識を失う前に”
   “俺は軍隊のコインだ。1980年に金属板から型抜きされ、
    刻印され、洗浄され・・縁を削られた”
   “薄れゆく意識の中で思い浮かべたのは・・あなただ”
   「君は“万人に好まれるタイプ”だろ?」
   「満月の大きさは何処で眺めても変わらない。
    (突き出したこの)親指よりも小さいのさ」
   「料理するより、喰いに行かないか?」
   “詳しくは書けないが、アメリカに帰りたくなる
    任地だ。おまけに海もない”
   “君からの手紙が届くと、1日中嬉しい。
    届かないと淋しいが・・届くのは分かっている”
   “詳しくは書けないが、前任地がマシに
    思えるほど酷い所だ”
   「ある朝起きたら・・“ビル”が崩れ落ちた。
    こんな状況になるなんて」
   「俺たちは大丈夫。何も変わらないよな?」

サヴァナ「“大事なもの”が全部この中に入ってるの」
    「良く悪態をつくの・・心の中でだけど」
    「私は欠点だらけよ。そのうち分かるわ」
    「手紙を読んだわ。短いけど・・最高!」
    「この2週間(の思い出)があれば、1年離れても大丈夫」
    「“何でも話す”と約束してね」
    「何故、そんな眼で見るの?」
    「戦地は大変で、こっちは楽だと思った?」
    「仕方なかったのよ(I had no choice.)」

ティム「いいか? サヴァナを傷付けたら、君を赦さないからな」
   「まぁ、いいさ(I like it.)」
   「彼女に手紙を書くか? 紙を渡しておくよ」

大尉「荷解きは不要だ。どうせ明朝の出発だからな。
   今夜は楽しんでおけ」

※「楽しんでくれ(Enjoy yourself.)」
 「帰国すりゃ(彼女との)ヨリは戻るさ」
 「眼を閉じるな! 俺の眼を見ろ!」

サヴァナ「兵役は怖いでしょ?」
ジョン「大抵は退屈さ。たまに“怖い時”があるけど」

ジョン「君は、僕には勿体ない」
サヴァナ「買いかぶり過ぎよ」

サヴァナ「1年も経てば、物事は大きく変わるわ」
ジョン「分かってるさ・・けど、怖くはない」

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2012年1月 3日 (火)

☆明けましておめでとうございます☆

・・

H24sunrise_3

・・

遅ればせながら、
本年も宜しくお願い申し上げます。

この画像は、元日の朝に奈良県大和郡山市の“松尾寺”境内で初日の出を撮影したものです。

ANB(穴場)的ポイントなのかどうかは良く分かりませんが、3脚を構えてたのはワタシ1人のみでした(・ω・)

このお寺は、境内に“三重塔”も擁しており、明治中期に再建の寳塔なので文化財指定こそないものの、なかなかの雰囲気があり気に入ってます。

しかし、ナニをうっかりしてたのか・・帰阪時に“1眼デジ”を忘れて来てしまい、実家でおずおずと家人に「D200・・貸してちゃぶだい」と申請し、快諾頂いたのでした(⌒〜⌒ι)

いやぁ・・緊張したなぁ。。

お借り出来なかったら“携帯画像”しか選択肢がなかったトコ(×_×)

※因みに、流石は“プロ機”と言おうか・・殆ど使いこなせませんでしたワ(=^_^=)>

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☆『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』☆

2日(月)。
新年を迎えての“鑑賞1本目”は・・再び『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』だった(=^_^=) 好きだね〜

昨年末に、高松にて1度観てるので、大きなサプライズこそなかったが・・2度鑑賞する事で、作品全体を「俯瞰する」と言おうか、余裕を持った眼で眺める事が叶った☆

なので、それはそれで有意義だったんじゃないかな〜と思っている。

今回は、前回の補足(とか訂正)のみ記載しときます。

〜 こんなトコも 〜

・「寝た姿勢で壁に石を投げ、その姿勢のまま跳ね返ったその石を掴む」って芸当の出来る時点で、ちょっと常人を超えてると思う(=^_^=)
・ボグダンがも少し首を伸ばし、床に空いた穴を覗き込んだら・・眉間にピンがぶっ刺さり、即死してた事だろう。。
・「非接触型フラッシュメモリ」みたいなのがイイ感じ!
・タワーパーキングから落下したのは(B※Wじゃなく)白のワ※ゲンだった(×_×)
・冒頭、ハサウェイがビル屋上から転落する寸前に(地表に)投げたガジェットが気になる。アレが膨らんだんだと思われるが。
・モスクワでジェーンの飛ばした「赤い風船」の推力源は何だったんやろ?
・ワタシがブラントだったら、最後に「1発」アイツをぶん殴ってから立ち去った事だろう(=^_^=)
・ブルジュ・ハリーファの高層エレベータが(異常に止まり過ぎて)コワ過ぎ!
・ハリーファの屋内って、あんなにも無人なんやろか? 窓の外を人が登ってたら、一応はフロントに通報が入るなりすると思うが・・
・劇中で、IMFは表向き「総合保険会社」みたいな組織を名乗っていた。
・イーサン・ハントの諜報員番号は“82DE”らしい。
・中盤でイーサンのかぶる“黒い覆面”は第1作で用いられたソレに結構似てそうだった(=^_^=)
・ベンジーの愛用してた“ニセ右手”は、同じCIAのシェルダン・ジェフリー・サンズ捜査官(ジョニー・デップ)も好みそうだった。
・終盤の某人妻さん。無防備に歩き過ぎだと思ったが・・狙撃されまっせ?
・「下見なしには不可能やろ?!」と突っ込める進行のミッションが目立ってた(=^_^=)
・あの「長官の死」すらも“裏(=真相)”があるんじゃないか? と、つい勘ぐってしまう(=^_^=)
・IMF本部に在籍するハッキング担当は「ユーセフ」って名らしい。
・倉庫の壁に書かれてた「瑠璃」「유리(意味=瑠璃)」ってのは、何の事だろ?
・ブリッジ・ナス役のおっつぁんってば『スラムドッグ$ミリオネア(2008)』の司会者役のしとやったんやね!
・クリップに塗布したアイソトープがあそこまで反応するってのもスゴい!
・ブルジュ・ハリーファの外壁を登るイーサンを、上から捉えたポスター写真。演じるトムクルの表情が何となく“吉田栄作気味”に見えてしまうんだが。。

〜 こんなセリフも 〜

イーサン「吉報だろうな?」
    「只の分析官がそんな動きを?」

ブリッジ「プライベートなコレクションを、
     プライベートに見せてあげよう」

ベンジー「天王星(ウレイナス)って言ったのか?
     それとも肛門(エイナス)と?」

ベンジー「いいか? “青はくっ付く”(Blue is Glue.)」
イーサン「赤は?(And when it's Red?)」
ベンジー「“死”だ(..Dead.)」

※今回は、大阪市内の某シネコンでの鑑賞。そこそこに混雑してた・・のは良いが、シートがイマイチだった。ヘッドレストが欲しいし、前席の観客の頭部が字幕の邪魔になったりも(×_×)

※タワーパーキングから落下したのは、やはりB※Wだった!

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2012年1月 1日 (日)

☆“2011年のベストムーヴィー”を発表!☆

あららら・・(×_×)
昨年と同様に『ワイルド7』のレビューなんぞをチマチマこしらえてたら・・すっかり年が明けてしもた(⌒〜⌒ι)

ってことで、1月に突入してしまったが・・

遅ればせながら、昨年もネタ(記事)にしてた“ベストムービー”を(今年も)発表させて頂きたい。
(しかしやっぱり・・年内のアップはムリでしたなァ・・しょぼん(×_×))

【2011年】

劇場鑑賞本数:72本 (前年比 ▲4本)
リピート作品: 3本 ←『キック・アス(2回)』『エンジェル・ウォーズ(2回)』『ステキな金縛り(2回)』

 1位・・『ステキな金縛り/Once In A Blue Moon』

 2位・・『冷たい熱帯魚』

 3位・・『モールス』

 4位・・『猿の惑星/創世記(ジェネシス)』

 5位・・『ザ・タウン』

 6位・・『東京公園/TOKYO KOEN』

 7位・・『探偵はBARにいる』

 8位・・『リアル・スティール』

 9位・・『ワイルド・スピード/MEGA MAX』

10位・・『1枚のハガキ』

 次点・・『神様のカルテ』『アンストッパブル』『岳/ガク』

     『ミッション:8ミニッツ』『クレアモントホテル』

     『聯合艦隊司令長官 山本五十六/太平洋戦争70年目の真実』

・・

総じて、今年は“鑑賞作品のレベルが低かった”ような感がある。「高松在住」と言う自身の置かれた現状では、正直「作品を選ぶ楽しみ」ってのに恵まれてないワケでもあるが・・も少し色んな作品を(幅広く)観たかった。

もし近畿圏に身を置いてたとしたら・・上記ランキングは激しく変わっていた事だろう。

『ステキな金縛り/Once In A Blue Moon』が1位でホンマにエエのか? と本記事のアップ前にもう1度、真剣&冷静に考えてもみたんだが(=^_^=) ・・面白かったのは事実だし、近年の三谷監督作品の中でも「出色のデキ」だったので、そのままにした。

『冷たい熱帯魚』『ザ・タウン』『ワイルド・スピード』の共通点は「インパクトのあるキャラが、作品を牽引してた」ってトコにある。でんでん、ジェレミー・レナー、ヴィン・ディーゼル・・いずれも素晴らしかった!

『モールス』『東京公園』『1枚のハガキ』はいずれも“密室劇”“私小説”をもイメージさせる、小規模な作品にも映ったが、シンブルかつ濃密で完成度の高いトコを評価した。
私的には『東京公園』における、小西真奈美さんが最高に良かったワケだけど。

(上映時間の)短さに好感を持ったのは『猿の惑星』『アンストッパブル』『ミッション:8ミニッツ』の各作品である。
自身の「老い」を認めるワケでは決してないが(=^_^=) ダラダラと長い作品は、それだけで評価をどんどん下げてしまうクセがついて来ている。
でもって『ミッション:インポッシブル』の敗因(?)も、そこにあったんじゃないかな〜とか。

ややごちゃごちゃっと書いたが、3位以下ぐらいから、気分次第でコロコロ(ランクの)変わりそうな気はする(・ω・)

ってことで・・今年もまた、良き作品との出会いを・・!

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☆『ワイルド7』☆

29日(木曜)の夜。
“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”で“ハシゴ鑑賞”して来た2本目が『ワイルド7』だった。
上映も終盤らしく、最も小さなシアターでの“レイトショー”コースだった。

集客もポツポツって感じかな。クチコミのせいやろか(=^_^=)

秘密裡に組織された“超法規的存在の特別警察組織”・・それが“ワイルド7”と呼ばれる、バイクにまたがった7人の男達である。

指揮官=草波警視正(中井貴一)の指令の下、これ迄に首都圏を中心に8件ものテロ事件を解決(=犯人殲滅)に導いて来た彼ら。
構成員の総てが“元・凶悪犯罪者”である面々は「悪党には悪党をぶつける」と言う草波の過激な思想が、そのまま具現化した存在でもあった。

そんな彼らの前に、謎の暗殺者(ヒットマン)が現れる!

高速道路上で某テロ事件の主犯(?)を追い詰めたその時、隣の橋梁から彼の頭部を撃ち抜いたのは、まだ年若き女性ライダーだった。

その姿を単身追った“ワイルド7”のフロントマン=飛葉(瑛太)は、彼女が海沿いのレストランに勤務する、本間ユキ(深田恭子)である事を突き止める。

ユキは、10年前の爆弾テロ“ユニバーサル・スクエア爆破事件”で家族3人を失って以来、ただひたすら“復讐”の2文字をのみ胸に抱いて生きて来たのだった。

彼女の狙う標的は7人。そしてその5人目に該当するのは、広域指定犯罪組織“M108号”の幹部=マイケル柴田だった。

“いそさん(=山本五十六)”を観た直後なので、あんまし「重い」「複雑」なのは敬遠したいワタシだったが・・想像してた以上に“ペラい”脚本だったので、部分的には「おお!」と驚かされつつ、総じてはプチ失笑が絶えなかった(⌒〜⌒ι)

何だか・・“ワイルド7”の主要キャラ7人の描き込みも中途半端だし、それは同様にヒロイン=ユキにも、相手グループ“M108号”に関しても同様なのだ。

そこへもって、途中でターゲットが変わって来るわ、ユキの復讐劇が中断し始めるわ、東都新聞のマスコットキャラ(?)=岩下こずえ(本仮屋ユイカ)の絡み方もイマイチにしか進まないわ・・

後半から“ワイルド7”を襲う「絶望的な状況」も、演出が甘々過ぎる(&スカスカ過ぎる)故に、ちっとも切なくなって来ないワケで。

まぁ、そこそこに「爆破」「炎上」「銃撃」の各アクション要素が光ってはいたので、その辺りにだけ着目して、期待し過ぎずダラッと楽しむのが「正しい鑑賞法」だと思う(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

・ニコンの1眼デジ『D300s』が登場。
・冒頭の“能面強盗団”はインパクト十分! (往年の)松田優作のハードボイルド作品みたいだ!
・元々の犯罪歴が「詐欺師」って・・メンバー編入には荷が重過ぎる気もするんだけど。。
・一般人の前で、素顔をさらし過ぎな“ワイルド7”の面々。どうでもええんか?
・7人の主人公らに対し、7人のテロリストが相手か? ・・と思いきや、6人目と7人目をやっつけるハナシ(?)がどっかに飛んでしまってた。5人目も(結局)ピンピンしてるし。
・「爆破1分前(←以内!)で、気絶から叩き起こし、容易く起爆装置を解除させる」ってどんな演出だよ(=^_^=)
・レガシィ(BH型、黒色)の登場に狂喜しそうになったら・・2台とも一瞬でボコボコバラバラに〜(×_×)
・強盗団にせよ、ウィルス爆弾テロにせよ、もそっと「ご尊顔」に気を遣ってキャスティングして欲しかったような。
・瑛太が「ノーヘル」でバイクを「ムチャに」走らせるシーンは、ちょっとした見所だと思う(←大型二輪免許は取得済とか!)。
・深キョンが“殺人マシーン”に育って行く過程が全く描かれず、違和感ありまくり。銃器にしても発信器にしても、(調達手段も含め)どうにもおかしい。
・“死地”に於いて、早々に防弾チョッキを脱ぎ捨てる(元から着てない?)面々には「アホか?!」とツッコみたい。そりゃ撃たれて死んで当然やろ。
・“黒幕”が泣き叫んで怖れたのは・・決して“ワイルド7”でも“警察機構”でもなかった(=^_^=)
・もう少し早期の映像化だったら・・桐生氏役は、是非とも故・天地茂さんに演って頂きたかった。
・今回は「瑛太の竹光切腹」とかがなくて、ホッとした(⌒〜⌒ι)
・瑛太は海沿いのレストランで(ワインに)泥酔しつつ・・バイクで深キョン宅に行ったんやろか?
・新聞記者=藤堂(要潤)の絡み方もまた、中途半端だった。
・中井さんの射撃スキルが神業的に高過ぎて笑える。『天空の城ラピュタ(1986)』のムスカを凌いどるし!(=^_^=)
・本作の様な“ハードテイスト(一応)”の場合、安直に「エンディングにメイキング映像を盛り込んどきゃエエやろ」って考え方ではアカンと思う。何か「サムい」のれす。
・中原丈雄(検事総長役、あちらでは南雲司令役)、椎名桔平(セカイ役、あちらでは参謀役)の両氏が“いそさん”と連続で出演してはったのでややこしかった(×_×)
・「厚生労働省が即効性ウイルス(レベル4:罹患率&致死率とも90%以上)を開発、防衛省と米軍も関与してる」って設定が何だかぶっ飛んでた!
・ケイマン諸島のKSB銀行って・・有名なんか?
・PSU(Public Security Unit)って組織が大きく取り上げられてた。女性局員も少なからずいるみたい。
・「画面4分割」系の映像テクは、ノーマン・ジュイソンやブライアン・デ・パルマと言った監督作を意識してそうだった。
・水路(?)をバイクで疾走する演出は『ターミネーター2(1991)』を思わせてくれ「ええロケーションに眼をつけたなァ」と感心させられた。
・冒頭で強盗に襲われる「八重樫銀行」はどうやら(福岡県)北九州市戸畑区にある(設定)らしい。
・深キョンは「ホントはバイクに乗れない」と見た!(=^_^=)

〜 こんなセリフも 〜

飛葉“人は所詮、無力だ・・指の隙間から砂が零れ落ちるように、
   大切なものは総て消え去る”
  “ランブルフィッシュのように、1匹でしか生きられない。
   いや・・生きてるのかすら、分からない”
  “この瞬間だった・・生きてる事が実感出来るのは”
  「お前らを、全員“退治”する」
  「ほら・・“退治”だろ?」
  「俺に見覚えあるな? 1度、会ってるだろ?」
  「“大切なもの”なんて、どうせ護れやしない」
  「あんた・・“大切なもの”を護れた事、あんのかよ?」
  「撃ちたかったら、撃てばいい」
  “俺と同じランブルフィッシュ・・
   1人でしか生きていけない。
   彼女もまた、生きているとは言えないのかも知れない”
  「同じだろ? こいつも俺たちが
   “退治”しなきゃならない野郎だ」
  「もう終わりにするんだ」
  「・・護れるさ」
  「“蜂の巣”だろうが“八つ裂き”だろうが、
   この引き金だけは引いてやるよ」

ユキ「“こんな事”になったからって勘違いしないでね。
   顔、洗ったら帰って」
  「あたしを止めるには・・殺すしかないよ」

桐生「総ての人間は、我々PSUの“監視下”にあると言う事です」

面々「俺達のやってる事は“終わりのないドブさらい”よ」
  「俺達だって、少しは世の中の為になってんじゃねぇか?」
  「おい手前ぇ・・誰に銃を向けてんだ?!」
  「今度は助からんぞ」
  「“おっさん”じゃねぇ!」
  「付き合い切れねぇ馬鹿ばっかだな」
  「結局最後に、犯罪者が元に戻るだけの事だ」
  「派手にやろうぜ!」
  「(コインが)裏なら・・ちょっと寄り道して行く」
  「イカサマ野郎が!」

草波「本事案は、我々に権限が委譲された。
   これより任務を遂行せよ」
  「任務は確実に遂行しろ」
  「私が集めたのは“愚かだが、最も人間らしい男達”だ」

黒幕「私には“切り札”があります」
  「私には“怖れる存在”などない。
   それでも、この私に刃向かうのですか?」
  「“ワイルド7”など無意味です」
  「悪が滅びる事はありませんよ。
   それは、これ迄の歴史が証明しています。
   ならば“共存”して生きて行くしかないんですよ。
   ・・この私のようにね」
  「青臭くて、美しいハナシだねぇ」
  「お? “本性”が出て来たかな?」
  「愚か者が・・!」
  「出来損ないのマシーン共が!」

※「私の価値観の中では、あなたも“必要な人物”です」
 「私の価値観では、お前が“一番要らない人間”だ」
 「皆がお前の死を願うだろうな」
 「悪と“共存”など出来るか」

検事総長「後悔してるよ。上司を平気で殴り倒す
     部下を持った事を」

検事総長「また随分と、派手にやってくれたね」
草波「忠実に、任務を遂行しただけです」
検事総長「これ以上やられると、この私でも庇い切れない」
草波「その時は・・私が“彼ら”を葬ります」

草波「お前らマシーンは、マシーンらしくしてればいい。
   人並みに“存在理由”なんか考えるな」
飛葉「・・考えてねぇよ」

飛葉「放っておけないんだ! 護りてぇんだよ!」
黒幕「ほざくな! 犯罪者の人殺しが!」

追記:一応“続編”にも対応した幕切れだったが・・誰にでも「読める」ラストだったなァ。。

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