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2012年1月 9日 (月)

☆『ニューイヤーズ・イヴ(2011)』☆

8日(日曜)の午後。
帰阪の折、大阪府内の某シネコン(M系)にて鑑賞して来たのは・・昨年末から気になってた1作『ニューイヤーズ・イヴ』だった。

ゲイリー・マーシャル監督による“群像劇再び”って感じの本作。
昨年の『バレンタインデー(2010)』に於いても、豪華俳優陣をとり揃え、ベタ&散漫な感じで(?)突っ走ってくれた覚えがあるが、果たして“柳の下に2匹目の野※総理”はいるのだろうか・・?

人々は何故、この1夜に、ここに集まるのだろう・・?

2011年12月31日。
ニューヨークの54丁目・・“タイムズスクエア”にて。

世界的に有名な“カウントダウン”を「成功に導く」為、或いは「見届ける」為、
NY(ニューヨーク)から、世界から、人々はここに集まって来る。

人々が集まり、そこには様々なドラマが生まれる。
すれ違う人々、そしてまた巡り合う人々。

・・

♦新年到来のタイミングに併せ、巨大ボールを投下させる世紀のイベント“ボール・ドロップ”の仕掛人たち

タイムズスクエア協会の副会長=クレア・モーガン(ヒラリー・スワンク)は、高所恐怖症である自身を奮い立たせつつ、このイベントの陣頭指揮に立つ。リハーサルこそ首尾良く進んだモノの・・本番ではボールの上昇が(回線のショートで)ストップしてしまい、急ぎベテランの修理技師=コミンスキー(ヘクター・エリゾンド)を呼び出す事となるが、彼は協会に解雇された事を根に持っていた。

♦「エイハーン・レコード」の幸薄き秘書

ハイミスで内気な秘書=イングリッド・ウェザース(ミシェル・ファイファー)は、上司=コックス(ジョン・リスゴー)の不当な扱いにとうとう我慢ならなくなり、辞表を突き付けオフィスを飛び出す。
自転車配達人(バイシクルメッセンジャー)=ポール(ザック・エフロン)は、イングリッドの持つ垂涎モノの「VIPパーティ」チケットとの交換を条件に、彼女の“叶えたい事リスト”の実現に渋々協力する事となる。

♦「エイハーン・レコード」主催「VIPパーティ」の舞台裏

“NYの顔”とも言われる人気ソロシンガー=ジェンセン(ジョン・ボン・ジョヴィ)は、かつての恋人=ローラ(キャサリン・ハイグル)の姿を厨房で見かける。ヨリを戻そうと近付くジェンセンに、ローラは強烈な平手をカマすのだった。

♦“タイムズスクエア”の見える病室にて

「俺はロクデナシな人生を送って来た」と末期ガン患者=スタン(ロバート・デ・ニーロ)は、看護師=エイミー(ハル・ベリー)に語りかける。「今夜が峠であろう事」を悟った彼は、主治医に「この病院の屋上から、この眼で“ボール・ドロップ”を見届けたい。TV中継じゃなく」と申し出るが、この寒空の下では、彼の許可が下りようハズもなかった。

♦2万5千ドルを賭けて

新年到来の瞬間=1月1日の午前0時ちょうど・・に赤ちゃんを産んだ夫婦には「2万5千ドルの賞金」が与えられると言うハナシを聞きつけた2組の夫婦(ジェシカ・ビール、ティル・シュヴァイガーほか)は、敵意を剥き出しにし、互いに出産の時間を管理・調整しようとする。

♦“カゴの中”の2人

アパート5階から降りようと、たまたまエレベータに乗り合わせた“ひねくれ者”の青年イラストレーター=ランディ(アシュトン・カッチャー)と“華々しいソロデビュー”を夢見るバックコーラス歌手=エリーズは、故障により、狭い“カゴの中”に閉じ込められてしまう。

♦はるかNYへ

「エイハーン・レコード」の若き経営者(創業者の御曹司)=サムは、コネチカット州で行われた友人の結婚式からの帰り、自動車の自損事故により「見知らぬ家族のクルマ」に同乗させて貰う形でNYを目指す事となる。
せまる「VIPパーティ」の大切な冒頭スピーチ。彼は間に合うのだろうか?

♦すれ違う母と娘

ホールの衣装係である母=キム(サラ・ジェシカ・パーカー)は“ボール・ドロップ”を見物したいと言う娘=ヘイリー(アビゲイル・プレスリン)に許可を与えない。当夜、自室の窓から“エスケイプ”を果たした娘を追いかける母だったが・・

・・

群像劇としての(出演陣の)豪華さ、ラストに“お祭り騒ぎ”が頂点に達する事のカタルシス(?)みたいなポイントの「置かれてる」点こそは、本作の「強み」だと思うんだけど・・どうにも『バレンタインデー』の2番煎じと言おうか、ゲイリー・マーシャル監督が手がけるほどの脚本ではないような気もした。

「人物の相関関係」「それぞれの事件」と言った要素が、いわゆる“月並み”なのである。ラストでカ※ルの大群が降って来るとか、上空から殺※剤が撒かれるとか・・もう少し“思わず口コミしたくなる”ような演出を軸の部分に練り込んで欲しかったトコである。

一方で「殆ど動かず、表情だけの演技」ながら、存在感を発揮してたデ・ニーロや「すっかり乾いたおばさま」となってしまいつつも、やっぱり(しっかりとキュートな)魅力を放ってたミシェル姐さんのインパクトはなかなかだった!

因みに、タイムズスクエア協会長役で『ウォー・ゲーム(1983)』や『グローリー(1989)』や『ケロッグ博士(1994)』や『ケーブル・ガイ(1996)』や『USゴジラ(1998)』なあのしとがプチ出演してはったが・・妙に老けて見えてしまった(×_×) あ、でもSJPさんの「リアル旦那さん」だったんやねぇ(⌒〜⌒ι)

「誰が最後に1番笑ったか?」を考えてみたら・・これはもう終盤でやたらとキラキラ&ゴージャスに馬車から降り立った、あのしとのご尊顔しか浮かばなかった。ってか、終盤のあのシーンだけ「まんまSaTC」と化してたように思えてならなかったが・・画面が(=^_^=)

悪人もいなければ、想像もしなかった大事件が起こるワケでもないNYの大晦日。

少しばかり“(国外で尚も続く)戦争の影”を憂いながらも、ニューイヤーズ・イヴを祝いたい・・ってニューヨーカーの心境をしたたかに活写した1作、とは言えるのやろか(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

・エンディングでの、ザック・エフロン君のダンスのキレがスゴ過ぎる! コレが若さか・・(×_×)
・ボールに乗ったまま上昇してゆくエリゾンドおじさんを眺めながら「ああ、このしと、死ぬんやろか」と思ってしまった。。
・エンディングでノリノリに踊り始めるミシェル姐さんに・・惚れますた!(=^_^=)
・ミシェル姐さんの“叶えたいリスト”の1ツに「全身をレザースーツで覆い、深夜のブティック(?)を爆砕する」ってのも入れて欲しかった(=^_^=) ミャオ!
・“ボール・ドロップ”は1907年から続くイベントらしい。
・「アンチョビを丸呑みすると陣痛が早まる」・・ってのはガセらしい。
・昨年末のNYには『シャーロック・ホームズ/シャドゥゲーム』の巨大な新作ポスター(看板)が!
・ランディは「タフツ大学卒」との事。
・“セレンディピティ”は「幸福な偶然」と訳されるようで。
・“Myrtle Avenue”って地名が登場。何処なんだかサッパリだけど(×_×)
・サムの飼い犬は「アイポッド」と言う名らしい(=^_^=)
・コミンスキーがロシア語っぽく「One more test」を“ワン・モル・テスト”と発音してたのが笑えた。
・NYでは“ティファニーで朝食を”だけでなく“ローマの休日(←スクーター系)”ごっこでもヘプバーン気分には浸れそうだ。

〜 こんなセリフも 〜

クレア“新しい年は、あなたにチャンスをくれる”
   「名演説ですって? “引き延ばし”よ」
   「私はボールを直して来るわ。
    あなたも“壊れたもの”を治して来て」

ローラ「叩いたのは謝るわ。2発目は

ランディ「年末の“嘘くさい挨拶”ってのが、1番ハラが立つ」

スタン「“避けられん事”を遅らせて何になる?」
   「ニューヨークの空気はイイな」
   「俺の人生は過ちだらけだったが・・
    お前だけは誇りだ

コックス「休暇を取って、島にバカンスに行きたいだと?
     スタテン島ぐらいなら行けるだろ?」

ヘイリー「クロッグを履くのはやめて」

イングリッド「“先延ばし”は止めるわ」
      「私は“倍以上も年上”よ?!」

サム「スピーチの原稿は書いてないんだ。
   ただ“インスピレーション”を待ってる」
  「“心の話をして”と言われた」
  「例え美人でも、話の中身がなければ・・」
  “スピーチは短く済ませるよ。
   ソクラテスも演説が長くて殺されたから”

ポール「目標達成だ(Check!)」

エイミー「あなたは(自分を)ロクデナシと言うけれど、
     だからこそ“思い通りの人生”を送れたのかも」

コミンスキー「ありがとよ(take you.)」
      「おい、下ろしてくれ!」

エヴァ「かぶりつきの席で、ジェンセンの唾と汗を
    全身に浴びて来るわ」

女医「言っておくわ(Let me be clear.)」
  「ふざけないで。“直腸検査”されたい?」
  「ようこそ、世界へ」

管理人「まさか、ここでヤッてないだろうな?
    普通は“流れ”でそうなるハズだが・・
    後で“ビデオ映像”をチェックするからな」

※「想像して(Use your imagination.)」
 「か弱い女だから(I'm a delicate girl.)」
 「スペインでは、男が女に跪(ひざまず)くのは、
  求婚する時か、撃たれた時だけよ」
 「任せて(Give me a chance.)」
 「あんた、感じ悪いな。陸運局に勤務してんの?」
 「残念だな(I'm sorry too.」)
 「何なの?(Something on?)」
 「ひまし油は『メリー・ポピンズ(1964)』でも飲ませてたが」
 「見せて(Let me see.)」
 「こっちは“狭い駐車場”から
  “大型のバン”を絞り出してんのよ!」
 「自らの心に素直に!

ポール「眼を見て話してくれたの、初めてだね」
イングリッド「それも“叶えたい目標”の1つだったの」

追記1:「キスのリライト(上書き)」なんぞをしとるガキが登場し・・羨まし過ぎた(=^_^=)
追記2:ミシェル姐さんとハルベリ姐さんが共演!(別々のエピソードだけど) ここに(もし)アン・ハサウェイさんもが出演してはったら「猫娘3代」が一同に会したトコだネ・・

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コメント

こんばんは。

サラさんの旦那があのひとだったとは知らなかったです。
いや、知らなくても問題はないですけど(笑)
本作で久々観た俳優さんもいましたが、チョイと老けちゃったのがファイファー姐さんと
その、父ちゃん坊やな旦那ですかね~(苦笑)

あのボール・ドロップは地上まで一気に落下するもんだと思ってましたから
見たときは、椅子から落ちそうになりましたよ^^;

投稿: ituka | 2012年1月 9日 (月) 23時12分

itukaさん、ばんはです。

すっかり返事が遅くなりまして・・(汗)

>サラさんの旦那があのひとだったとは知らなかったです。
>いや、知らなくても問題はないですけど(笑)

そこは知っとかないと!(=^_^=)
因みに、街角にポスターのあったロバダウ氏とも、
ご親交があったそうです・・

>チョイと老けちゃったのがファイファー姐さんと
>その、父ちゃん坊やな旦那ですかね~(苦笑)

それぞれ、近年に拝見したのが『アイ・アム・サム(2001)』と
『USゴジラ(1998)』でしたから。。

>あのボール・ドロップは地上まで一気に落下するもんだと
>思ってましたから
>見たときは、椅子から落ちそうになりましたよ^^;

ショボかったですよねぇ。
『セイント(1997)』の“世紀の大発明”のシーン(←低温核融合実験だったかな?)ぐらいにショボかったです(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2012年1月10日 (火) 01時56分

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