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2012年1月24日 (火)

☆『宇宙人ポール/PAUL(2011)』☆

23日(月曜)。
年明け以降か(?)、劇場に足を運ぶ頻度が眼に見えて低下しとると自覚するが・・(=^_^=) まぁ、忙しくなってるのは事実なので、ぼちぼち楽しんで行けたら・・ぐらいに考えている。

昨年末、酔っ払って派手に転倒し、結構な大ケガを負ったワタシだが・・ようやく通院が1段落しホッとしている。
ちょっと顔面にキズが薄らと残ってしまってるが・・「鏡を見るたび“何か”を猛省しなさい」と言う“誰か”の声なんだろうと自身を納得させてもいる、、(・ω・)

そんな事で今夜。
仕事が早めに片付いたのもあり、商店街にあるミニシアター“ソレイユ”で、待望の(?)SFコメディ『宇宙人ポール/PAUL』を観て来た☆

現在“ソレイユ”では、本作と『フェア・ゲーム(2010)』の2本を交互に上映してるんだが、係員に訊いたトコでは「後者の、夜の時間帯の上映予定はない」との事で、どうやら観逃さざるを得ないようである(×_×) そちらはそちらで、面白そうなストーリーだったので、少し残念には感じた。

ネバダ州の“エリア51”の何処かに幽閉されていると言う「謎の地球外生命体(≒エイリアン)」をネタにしたSFコメディ。

イングランドから、定期的にアメリカに観光にやって来ている2人の中年男が主人公。

彼ら・・イラストレータ=グレアム・ウィリー(サイモン・ペグ)&SF作家=クライヴ・ゴリングス(ニック・フロスト)は、カリフォルニア州サンディエゴで7月に開催された“コミコン(=コミック・コンベンション)”を満喫した後“UFOスポット巡り”と称し、レンタルしたキャンピングカーを西へ西へと疾走させるのだった。

ヴァスケス・ロック国立公園(カリフォルニア州)を経て“エリア51”に辿り着いた2人。
そこで彼らは、自らを“ポール”と名乗る、奇妙なエイリアン(声:セス・ローゲン)と遭遇する事になる!

“ポール”の頼みにより、3人(?)は北方のとある地点を目指す事になるが・・そこに、秘密組織のボス“ビッグ・ガイ”の差し向けた凄腕捜査官=ゾイルをはじめとする連中の、執拗な追跡が開始されるのだった・・

ロケーションや、登場人物的なトコで、やや「小ぢんまりさ」「広がらなさ」を感じたモノの、概ね満足な完成度だった!

予告編を(これまでに)さんざ観せられ続けてた(=^_^=)トコでは「うぼぁ〜! むッちゃ“B級”っぽいやんかいさ〜!」と妙に圧倒されてしまったワタシだが・・意外にしっかりと作られた「ロードムーヴィー仕立て」「追跡モノ」であり「コレはコレで、従来の作品の“変化球”だし、それらの幅を広げ得る可能性を持ってるよな〜!」と、そのしたたかさに感心させられた次第(=^_^=)

『リアル・スティール(2011)』と言い、本作と言い・・流石、世界には「違う角度から光を当て、新たにヒットを放って来る人間」が存在するもんなんやな〜と素直に拍手したくなったワタシ。

でも、私的には色合いの(比較的)似てる『ギャラクシー☆クエスト(1999)』の“完成度”や“愛情度合い”の方に、軍配を挙げたいトコではある(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

・ワイオミング州ムーアクロフトにいた少女=タラ・ウィルトンが成長すると・・ブライス・ダナーさんに(・ω・) きっとお若い頃は「グウィネス・パルトロゥなご尊顔」だったハズ!
・「ルービーズ」ってのは、世界的に有名なコスチュームメーカーらしい。
・“ネビュロン賞”と言うSF文学賞(?)が登場するが・・きっと“ネビュラ賞”のパロディなんだろう。
・「妖刀・黒吸血鬼」のフリが・・終盤、あの程度で終わるとは(×_×) 300ドルも払ったのに。。
・コミカルな凸凹コンビ(?)が登場するんだが・・後半で発狂し始めたか(?)、妙にシリアスな調子のまま「退場」して行った。。あの辺りの「後味の悪さ」がどうにも気になるんだが(⌒〜⌒ι) それに“タラップおばさん”も。。
・コンビの2人はそれぞれ“サーミアン”と“Mr.ダマー”っぽかった(=^_^=)
・“ポール”を乗せた直後、グレアムのまずやったのが「クルマの後部に貼ってる『エイリアン乗車中』のステッカーを剥がす事」ってのが笑えた。
・「アンドロメダ座のM小惑星」ってのは尤もらしい星なんやろか?
・ポールが初めて“アレ”するシーンで「死んだ鳥は喰わんだろう」と言うのが印象的だった。「死骸を喰う」ってのは、人間ならではの“奇妙で下劣な習慣”なのかも知んない。
・「キリストがダーウィンの頭部を(至近距離から)銃で撃ち抜くイラスト」の下に“進化してみろ!”と書いてるシャツは、結構インパクトあると思う(=^_^=)
・人生で1度で良いから“宇宙の真実を念力で伝達して欲しい”トコである(=^_^=) 価値観が全く変わるんやろなぁ。
・“ビッグ・ガイ”なあのしと(リプちゃん)の、短時間ながらも強烈な個性はなかなかだった! ラストでは、地面に埋まりはったんやろか?
・「左側ドアの凹んだクルマ」を映すだけで「そいつらが近くに来てる」って事を(雄弁に)伝えてくれる映像演出が巧い。
・後半のカーチェイス場面に於けるカメラワークは・・かなり素晴らしかった!
・麻薬煙草(?)でトリップした某キャラの台詞「頭の中に蜂が!」ってのが何ともリアルだった(⌒〜⌒ι)
・台詞に登場の「バズ・オルドリン」は、月面に降り立った宇宙飛行士(の1人)の名である。
・ポールが某シーンで「額に汗をかく」演出がなかなか良い!
・「キース・ナッシュ」と名乗ったあの柔道着姿(?)の少年。何かのネタやろか?
・ルースは、ゾイルに名前を訊かれ、咄嗟に「シャーロット・ダーウィン」と応えてた。
・『未知との遭遇(1977)』で有名な“あのメロディ”は「The Five Tones」と言うそうで。
・「64キロの距離だが、飛ばせば30分」みたいな台詞が出て来た(⌒〜⌒ι)
・ゾイルのフルネーム=ロレンツォ・ゾイルってのは、どうやら『ロレンツォのオイル/命の詩(1992)』のダジャレらしい。。
・ショートラウンドと聞いて「『インディ』の?」と反射的に返せる、そのセンスが羨ましい(=^_^=)
・ご立派な“スペースボール”を持ってる(らしい)ポール。触るとご利益が?!
・セス・ローゲンは「声の出演」に限った方が、好感度の高い気もする(=^_^=)
・劇中で流れる曲群がなかなか良かった! Bill Withers & Grover Washington Jr.の“Just The Two Of Us”とかKing Harvestの“Dancing In The Moonlight”とか Max Romeoの“I Chase The Devil”とか。

〜 こんなセリフも 〜

ポール「“フェイザー”は使ってない」
   「たまには“冒険”してみろよ
   「ピスタチオは、殻が閉じてると最悪だな」
   「それって“クリンゴン語”か? オタクめ!」
   「乳首は(3ツじゃなく)4ツに描くべきだ」
   「太ったとすりゃ、(地球の)重力で増量したのさ」
   「“喰い納め”だ」
   「死人を蘇生させると、その傷が俺に跳ね返る」
   「俺の星じゃ、みんな“バイ”だぞ」
   「“モルダー捜査官”は、俺の案だ」
   「マーヴィン・ゲイは最高!
    ・・にしても、意味不明な歌詞だ」
   「この出会いだって“特別”だろ?」
   「初めて人に出会った時、
    その“体型のキモさ”に吐いちまったのさ」
   「指を突っ込むぞ!」
   「ココアとベッド? 婆さんかよ」
   「息を止めるの限界! ・・あ、続けて」
   「“政府”には総てを教えたよ。
    ・・後は“特殊能力”だけ。
    それには、俺の“幹細胞”が必要なんだ。
    つまり、俺の脳を切り取るつもりなのさ」
   「町の反対側までじゃ、息が持たん」
   「運転? オートマなら大丈夫」
   「次? 待つのさ」
   「喰えないんじゃ“治し損”だな」
   「おいで。責任を取って“新しい人生”をあげるよ」
   「“自分らしく正直に生きる”のが1番さ」
   「さっさと行けよ。離陸が遅くて気まずいだろ?」

グレアム「“新しい事を試す時間”なら、たっぷりあるさ」
    「危なかった・・そんな!」
    「『帝国の逆襲』のTシャツが・・!」

クライヴ「“正気”なのは僕だけかよ」
    「・・“禁断の恋”だ」

ゾイル「この道路で“事故”が起きても、何ら不思議ではないからな」
   「お前ら、もう大人だよな?
    納税者だし、ヒゲも“下の毛”も生えてるよな?」
   「“地球に来た事”を後悔させてやる」
   「子供は家に帰れ。“大人の仕事”はパパがする」
   「実に“退屈な会話”だ」

ボーイ「エイリアンを信じるかって?
    私、エイリアン(外国人)ですが?」

スピルバ※グ“演出なら、任せてくれ”

ジョージ・ブッシュ“君は、私が侵略した中で最高だったよ”

警官「“田舎者”の2人が泣き止まん」

タラ「あなたを温め、看病したわ・・連れて行かれるまで」
  「止しな! ビッチ!」

ビッグ・ガイ「未だ終わった訳じゃ・・」 ←頭上注意!

グレアム「苦手なヤツらだ」
クライヴ「もう2度と、会う事はないさ」 ←の筈が、、

クライヴ「・・もう充分見たし」
グレアム「行こうぜ!」

クライヴ「ぶつけると保証金が・・」
グレアム「知るかよ!」

グレアム「指を挿(い)れるの?」
ポール「又、それかよ!」

グレアム「倒れるぞ、支えろ!」
ポール「“ジェンガ”かよ」

クライヴ「それって痛い?」
ポール「もがくとね」

クライヴ「危険なんじゃ?」
ポール「たまには“冒険”もいいさ

ルース「どうやったの?」
ポール「進化さ、ベイビィ」

ルース「大丈夫かしら?」
ポール「だ、大丈夫さ」 ←爆発・炎上してますが・・

ポール「この“ハッパ”を試してみるか?
    “ボブ・ディラン殺し”のブツだ」
グレアム「彼は生きてるけど?」
ポール「・・ホントに?」

ポール「驚かないの?」
キース「まぁね」

ビッグ・ガイ「この状況で、お前に何が出来ると?」
クライヴ「『ブラインド・フューリー(1989)』さ!」

A「さっきの『ダーティー・ハリー』の真似?」
B「分かる?」
A「分かるさ」

グレアム「イギリスじゃ、銃は必要ないんです」
警官「何と! 警官も所持しないのか?」

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コメント

おはようございます。
お怪我の具合はいかがですか。大変だったのですね。
何かを猛省・・・の傷跡が私にもあります。

本作、SF映画の達人を傍らにいろいろな教授を受けながら再鑑賞したら、やたらと「一時停止→説明→再生」の繰り返しとなるような気がします。

>ポールが某シーンで「額に汗をかく」演出

そうですね、宇宙人といえど無敵ではないんだと可愛く思いました。

>ラストでは、地面に埋まりはったんやろか?

そっかぁ!埋まるとは考えませんでした!
タラップに貼りついてる御姿が映ったらどうしようかとドキドキしていました。

>人生で1度で良いから“宇宙の真実を念力で伝達して欲しい”

同感です。
もしかして精神的に骨抜きになってしまうかもしれないからあの世へ召される直前がいいかななって思うのは余りに臆病すぎるでしょうか。(苦笑)
しかし、もしかしたら人が死にゆく直前?瞬間?にはそういうのが何処からともなく伝わるものなのかもしれないなぁって思ったり・・・。

投稿: ぺろんぱ | 2012年1月26日 (木) 06時36分

こんにちは。
グウィネス姐さんの意味が分かりました。
あの少女のことですね。
言われてみれば、ワタシもそう思っていたのに後のストーリーですっかり忘れてました。

愛嬌たっぷりのリトル・グレイでしたが
言葉使いをチョット変えるだけでフレンドリーになるもんですね(笑)

ぺろんぱさんの言うタラップに貼り付いてるリプちゃんを想像したら
なんか、トムとジェリーの世界になってしまいそうです(笑)

そういえば、ワタクシ、今、“FOXbs238”で放送されてる「ウォーキング・デッド」に嵌まってます。
これテレビドラマ各賞ノミネートされたことはありますよ。面白いです!
明日が第3話^^

投稿: ituka | 2012年1月26日 (木) 11時45分

ぺろんぱさん、ばんはです。

今宵は高松を離れてるんですが、何だか夜が更け・・
路面がシャーベットっぽくもなって来てて、ちとドキドキしてます。

何せクルマが・・ノーマルタイヤですから(⌒〜⌒ι)

>お怪我の具合はいかがですか。大変だったのですね。

そもそもが自業自得です。ちとフトコロに響く研修代でしたが、、

>何かを猛省・・・の傷跡が私にもあります。

ああ、、何と。
でも、いつか消えますよ!

>やたらと「一時停止→説明→再生」の繰り返しとなるような
>気がします。

そんなにバイブルな作品じゃないでしょう(=^_^=)

>宇宙人といえど無敵ではないんだと可愛く思いました。

ポールの造型がマーズ・アタックみたいなんだったら、
随分と印象も変わった事でしょうね(=^_^=)

>そっかぁ!埋まるとは考えませんでした!
>タラップに貼りついてる御姿が映ったらどうしようかと
>ドキドキしていました。

ワタシは、逆に「離陸時」に地面の穴を探してしまいました(=^_^=)

>もしかして精神的に骨抜きになってしまうかもしれないから
>あの世へ召される直前がいいかななって思うのは余りに臆病すぎる
>でしょうか。(苦笑)

お若い内に知っておいて、すかさず書きおこせば・・
ネビュロン賞は間違いないですよ!(=^_^=)

>しかし、もしかしたら人が死にゆく直前?瞬間?にはそういうのが
>何処からともなく伝わるものなのかもしれないなぁって
>思ったり・・・。

「宇宙の走馬灯」ってトコでしょうかね。。

投稿: TiM3(管理人) | 2012年1月27日 (金) 00時14分

itukaさん、ばんはです。

もう1本ほど、itukaさんに追いつけました(=^_^=)

>グウィネス姐さんの意味が分かりました。
>あの少女のことですね。

ブライスさんは、お若い頃に『刑事コロンボ』に出演されてましたが、
雰囲気がホンマにグウェイネスさんっぽかったですよ。

『黒のエチュード』って事件だったかな・・?

>愛嬌たっぷりのリトル・グレイでしたが
>言葉使いをチョット変えるだけでフレンドリーになるもんですね(笑)

リトル・グレイって言うんですね。
何か『リーグ・オヴ・レジェンド』に出て来そう・・
(そりゃドリアン・グレイでしょうが!)

>ぺろんぱさんの言うタラップに貼り付いてるリプちゃんを想像したら
>なんか、トムとジェリーの世界になってしまいそうです(笑)

実写では『ロジャー・ラビット』でそんな映像演出がありましたかね。
あと『マスク』とか・・

そう言えば、少し前に淡路島(の有料道路)を高速走行してる時に、
路面にへばりついてる“毛皮みたいな何か”を避け切れず、
右の前・後輪で轢いてしまいました。急ハンドルとるとマズい
速度帯でしたから・・

「ゴツ・ゴツ」と2回、硬い振動の響いたのが印象的でした(×_×)

>そういえば、ワタクシ、今、“FOXbs238”で放送されてる
>「ウォーキング・デッド」に嵌まってます。
>これテレビドラマ各賞ノミネートされたことはありますよ。
>面白いです! 明日が第3話^^

同チャンネルのCMで観たかな・・
ティム・ロビンスが監督して、スーザン・皿うどんさんが主演してた
ヒューマンドラマとは違いますよね?(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2012年1月27日 (金) 00時27分

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