« ☆明けましておめでとうございます☆ | トップページ | ☆ココロに残った“エエ言葉”☆ »

2012年1月 5日 (木)

☆『親愛なるきみへ(2010)』☆

年が明け、4日(水曜)。
昨夜に無事帰松し、本日は明日からの“仕事始め”に備え、寛いで過ごし体調を整える・・つもりだったが、色々と片付けておかねばならない用事があり、やはりクルマやら自転車やらで走り回った1日だった(×_×)

まずは機械洗車。
昨夜、高松道を下ってた際(=復路)、走行車線を走る「低速作業車」を追い抜いたワケだが、その瞬間にワタシのクルマの左半面が汚水にまみれてしまったのだ(×_×)

路面を洗浄しながら走行する作業車だったようだが・・もうちょっと「時間帯」とか「覆いをつける」とか、配慮して欲しいと思う。こちとら数日前に洗車したトコやし・・ピッカピカの愛車だったら、訴えてるトコだよ、ホンマに。

次に「高松で初詣を」と考え、仏生山町にある“法然寺”に行った。
久々の拝観だったが、屹立する五重塔は(以前のような工事の)覆いもなく、見事な出来映えだった。

昭和〜平成期の塔と言えば「ちょっと違うよなぁ・・」と言う“残念な完成度のもの”も少なくないんだが・・このお寺の塔や、大阪・南田辺にある“法楽寺”の三重塔などは「未来に遺して恥ずかしくない意匠」だと思っている。

・・

一旦帰宅し、ちょっとダラダラしてからだが(=^_^=) 自転車で再度、市内中心部に向かった。
市役所の界隈にある某ビルにも立ち寄ってみたが、その後で「折角ここまで来たんだし」と考え、商店街の中にあるミニシアター“ソレイユ”に行き、最終上映の『親愛なるきみへ』を観て来た☆

『メッセージ・イン・ア・ボトル(1999)』『きみに読む物語(2004)』『ウォーク・トゥ・リメンバー(2002)』『最後の初恋(2008)』『ラスト・ソング(2010)』の各作品がいずれも次々に映像化されている売れっ子作家=ニコラス・スパークスの小説『きみを想う夜空に』を原作としたラヴ・ロマンス。

かつての“名作保証人”ラッセ・ハルストレム監督がメガホンを執る。

2001年春。
サウスカロライナ州チャールストンの海岸で、2週間の休暇をサーフィン三昧で過ごしていた青年兵=ジョン・タイリー(チャニング・テイタム)は、女子大生=サヴァナ・カーティス(アマンダ・サイフリッド)と“運命的な出会い”を果たす。

急激なスピードで愛を育む2人。休暇が終わればジョンは新たな任地に、サヴァナもまた大学へ戻る事に。

ジョンはサヴァナに「1年間の任期が終われば、除隊して君と暮らすよ」と約束する。
そして、離れ離れになるその間は“文通”で互いの想いを伝え、確認し合う事となる2人。

しかし、その夏“9.11テロ”に端を発する米軍のアフガニスタン派兵が決定し、ジョンは同じチームの仲間(6名)と共に“任務期限の延長”を申請せざるを得なくなる。

ある時、サヴァナより“思いがけない内容の手紙”を受け取ったジョンは、自暴自棄になり・・やがて中東で、背後からの敵弾に倒れる事となる・・

手短に評すれば「月並で無難な物語」と言える。“文通”“すれ違う気持ち”“戦争”などの要素には、さほど斬新な点があるとは到底思えなかった。

ただ“9.11テロ”が大きく物語の「転」の部分に絡んでいるトコには「10年以上が過ぎ、いよいよ事件が“乾き始めて来た”と言う事なのかも知れないな」と思ってもしまった。

間もなく公開される予定の『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011)』もそうなのだが、今後は堰を切ったように(?)“9.11テロ”絡みの(ある種の生々しさを伴った)脚本が出て来るのではないだろうか?

その一方、訴えてるのは「反戦」でも「合衆国万歳」でもなく、ただ単に“物語のアクセント”にしか用いられてない点には「したたかやなぁ」と感じてしまったワタシ。

「予定調和なハッピーエンド物語なんかな?」と思いきや・・中盤以降で2人の関係が大きく変わって来る辺り「激しく捻ろうとしてはくれてる」のだろうけど、そう言う展開を我々観客は観たかったんかなぁ? と考えてみるに「ちょっと違う」気がしたのはある。

何にしても、ヒロインの「逞しさ」「したたかさ」が脚本の脊椎を貫いてるワケで・・“女性観客を元気づけてくれる1作”と言う決め打ちをしてみる事だけは、間違いじゃないように思う(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

・“レディース・デー”な日だったが、さほど混んでるワケでなく。。
・ハルストレム監督は・・(予想通り)精彩を欠いてた。本作って、本国ではそれなりにヒットしたようだが・・
・主人公の父=ビルを演じたリチャード・ジェンキンスさんが巧かった! 『モールス(2010)』での演技とはまるで別人だ!
・マッキンリー(共和党の第25代大統領)、ブライアン(民主党)、サカガヴィア(先住民の少女)の名前が「ネタ」に登場。その場で分かんなかった(×_×)
・「表が5セント、裏が1セント」と言う1978年のエラーコインが小道具とし登場。“混刻”と言うそうで、4000ドル(以上)の値がつくそうだ!
・タイリー家の献立は「土曜:ミートローフ」「日曜:ラザニア」と決まってるみたいだ。
・本編とは関係なかろうが(?)・・ニューヨークのヘッジファンドマネージャーで、2700万ドルを稼ぎ出した人物がいるらしい。
・兵隊さんの着てたシャツには、いずれも「ODA 015」とプリントされてた。アルファチームの意味かな?
・「悪性リンパ腫でステージ4」ってのも、ちょっと分かりにくい表現だった(×_×)
・(2人の)出会いのきっかけとなったサヴァナのバッグ(?) 結局、何が入ってたんやろ?
・ジョンからサヴァナへの「最初の手紙」は実にシンプルだった! いわゆる“I♡U”ってヤツね(=^_^=)

〜 こんなセリフも 〜

ジョン“撃たれた時、俺が何を思い浮かべたのかを
    伝えておきたい・・意識を失う前に”
   “俺は軍隊のコインだ。1980年に金属板から型抜きされ、
    刻印され、洗浄され・・縁を削られた”
   “薄れゆく意識の中で思い浮かべたのは・・あなただ”
   「君は“万人に好まれるタイプ”だろ?」
   「満月の大きさは何処で眺めても変わらない。
    (突き出したこの)親指よりも小さいのさ」
   「料理するより、喰いに行かないか?」
   “詳しくは書けないが、アメリカに帰りたくなる
    任地だ。おまけに海もない”
   “君からの手紙が届くと、1日中嬉しい。
    届かないと淋しいが・・届くのは分かっている”
   “詳しくは書けないが、前任地がマシに
    思えるほど酷い所だ”
   「ある朝起きたら・・“ビル”が崩れ落ちた。
    こんな状況になるなんて」
   「俺たちは大丈夫。何も変わらないよな?」

サヴァナ「“大事なもの”が全部この中に入ってるの」
    「良く悪態をつくの・・心の中でだけど」
    「私は欠点だらけよ。そのうち分かるわ」
    「手紙を読んだわ。短いけど・・最高!」
    「この2週間(の思い出)があれば、1年離れても大丈夫」
    「“何でも話す”と約束してね」
    「何故、そんな眼で見るの?」
    「戦地は大変で、こっちは楽だと思った?」
    「仕方なかったのよ(I had no choice.)」

ティム「いいか? サヴァナを傷付けたら、君を赦さないからな」
   「まぁ、いいさ(I like it.)」
   「彼女に手紙を書くか? 紙を渡しておくよ」

大尉「荷解きは不要だ。どうせ明朝の出発だからな。
   今夜は楽しんでおけ」

※「楽しんでくれ(Enjoy yourself.)」
 「帰国すりゃ(彼女との)ヨリは戻るさ」
 「眼を閉じるな! 俺の眼を見ろ!」

サヴァナ「兵役は怖いでしょ?」
ジョン「大抵は退屈さ。たまに“怖い時”があるけど」

ジョン「君は、僕には勿体ない」
サヴァナ「買いかぶり過ぎよ」

サヴァナ「1年も経てば、物事は大きく変わるわ」
ジョン「分かってるさ・・けど、怖くはない」

|

« ☆明けましておめでとうございます☆ | トップページ | ☆ココロに残った“エエ言葉”☆ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ☆明けましておめでとうございます☆ | トップページ | ☆ココロに残った“エエ言葉”☆ »