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2011年10月25日 (火)

☆『ファイナル・デッドブリッジ【3D】』☆

23日(日曜)の夜。

この日は、朝からボランティア的なイベント『第4回「高松クリーンデー"たかまつきれいで〜"」』に参加し、市役所周辺の清掃活動を精力的に(?)行って来た。

「言うても、小規模なイベントなんやろ?」と思ってたら、開会式の行われた会場(=玉藻公園)には高松市長さんもその姿を見せられ、挨拶されたので「おお、本格的やんか!」と少し驚かされた。

活動それ自体は9:00〜10:00のわずか1時間ほどのものであり、実際にやってみると「時間的にもの足りない」ような気もした。
「軍手」「回収用ビニール袋」「火鋏」の3点を参加人数ぶん支給(レンタル)して貰えるので、持参物も特に必要なかったし。

拾ってみると「道路脇の吸い殻」「植込み内の空き缶」が目立ってたか。

回収しながら、またまた“妙な妄想”が働いてしまい・・「それでは皆さん。手にしたビニール袋の中のゴミを、各自が責任を持って奇麗に平らげて下さい」と主催者側に命じられてる光景が脳裏に浮かんでしまって、吐きそうになった(あかん・・疲れてる)。

最初は勤務先のビル周辺から始めたが、すぐにゴミは見当たらなくなり、活動範囲を広げてった。

市役所の前にも行き「あわよくば、新聞社かTV取材のスタッフが来てるかも☆ んでもって、インタビューを受けられるかも☆」と邪(よこしま)な事(=^_^=)を考えつき、マイクを向けられた際のコメントの“脳内シミュレーション”までしてたら(=^_^=)

・・果たして、市役所前には「全く誰もおらず」それはそれで笑えた。

因みにコメントとしては、

「1市民として、当然の事をしてるまでです」
「不器用ですから」
「2つで充分ですよ」
「僕には、死んだ人が見えるんだ」

などを候補に挙げてたが、どんなもんやろ(・ω・)

・・

活動後、ちょいとした運動をしてから解散となり「ちょうどイイ時間」ともなったので、某中華レストランでガツガツ喰ったり、ビールをグビグビ呑んだりして「こりずにふとるで〜」活動を実施してしまうのだった(×_×)

帰宅して、そのまま“エエ気分で昼寝”・・ 人間として、このだらしなさってどうなんやろ。。

・・

呑んでから大体6〜7時間が経過した頃(=酔いの醒めた頃)を見計らって、クルマで「イオン綾川」にある“ワーナー・マイカル・シネマズ”へと向かった。
狙ってたのはホントは「別の作品」であるが、そっちは都合がつかず・・レイトショーで『ファイナル・デッドブリッジ【3D】』を鑑賞したのだった。

あんまり何も考えずに行ったので、本編が始まって初めて「日本語吹替え版」である事に気付いたりも。
まぁそれはそれで、ダラダラ観るにはラクだし良かったけどさ(=^_^=)

プレサージュ・ペーパー(Presage Paper)社のサムたち7人の若手社員は、デニス部長の引率のもと、週末を利用した“1泊の研修旅行”に参加する。

道すがら、工事作業中であるノースベイ・ブリッジ(NorthBay Bridge)に差し掛かった時、サムは「橋が突然に崩壊し、自身を含む7人が次々に惨たらしい死を迎える」と言う“リアルな予知映像”を見る。

彼は彼女=モリーを引き連れ、渋滞徐行中(?)の観光バスから急ぎ下車。
彼らを追って、他の6人(キャンディス、アイザック、オリヴィア、デニス、ピーター、ネイサン)もまたバスから降りる。

果たしてその直後!

轟音と共に橋は中央部から崩れ落ち、バスは海面に飲み込まれ・・86人もが死亡する大事故となったのだった!

・・

サムの機転(?)により“奇跡的に生命を救われた”7人だったが・・その日から“とある法則”に従う形で、彼らは怪死を遂げ始める!

「生き延びる」ためにはどうすれば良いのか? サムたちはそのヒントを探し求めるのだが・・

う〜ん・・本シリーズを意外に(⌒〜⌒ι)フォローしてるワタシなのだが・・改めて「ホンマに、悪趣味なシリーズやなァ」と再認識するに至った(=^_^=) ※3作目『ファイナル・デッドコースター(2006)』のみ未見。。

何だか『「最新鋭のCG」と「回りくどい(=^_^=)演出」によって、登場キャラが1人また1人と惨たらしく死んで行く』だけの物語であり、そんな展開をおっかなびっくり気分で、ある種「楽しんでる」(ワタシ自身を含む)観客の姿に「不毛さ」をフト感じてしまったりするのだ。

そんな観客の「エスカレートする、不謹慎な欲求」に対抗すべく、製作側も「有り得ないような、不条理な状況下での、陰惨な死亡シーン」をこれでもか、と放って来る。

これがまだしも、シリーズ第1作『ファイナル・デスティネーション(2000)』であれば、ワタシもまだ予備知識がなかったし「これには何らかの“驚くべき真相”が隠されてるんやろ?!」と言うワクワク感もあったので、それなりに“好奇心”を持続させる事が出来たが・・どうやら“驚くべき真相”って部分には、殆ど脚本上で触れられておらず「不条理でワケの分かんないまま」に物語の終わって行くパターンが大半だった。

そう言う見方をすれば、正直「クレバーな脚本」とはほど遠い気がしたりもする(・ω・)

今回はラストの部分で、シリーズ1作目『ファイデス』に繋がって行く感じとなってたので、そこだけは「おおっ!」と感じたが、その程度だったかなぁ。

もう少し「これまでのシリーズの“常識”を覆す」そんなスゴい展開にお目にかかりたかったモノである(×_×)

〜 こんなトコも 〜

・原題は『ファイナル・デスティネーション5(Final Destination 5)』だそうだ。
・全体を眺めるに、ただ単なる「暇を持て余した神(死神?)の遊び」にすら思えて来る(=^_^=) 救ってやりたいんだか、嬲(なぶ)り殺したいんだか、サッパリ訳が分かんない。
・橋上の作業員が「何の考えもなく、ただ単に橋の強度を下げて行ってる」ようにも見受けられた。
・流石に時代(=映像技術)も進んだのか『プロフェシー(2002)』とかよりも、はるかにクリア&臨場感のある、橋の崩壊シーンだった。
・「設備/機械の老朽化」「漏電事故」「専門家の不在による事故」・・など、総じて“人災じゃん?”と思えるような(死の)原因も(決して)少なくなかった。
・キャラによっては「橋の事故でアレしてた方が、よほど幸せ(?)だったじゃん」と思えるパターンも少なくなかった。
・「理不尽だけど、まとめてド〜ン!」みたいな適当なラストは、懐かしさこそはあったモノの、やっぱりイマイチだった。
・終盤の展開は『ファイデス』を知ってる観客でないと、唐突だし理解不可能なんじゃなかろうか?
・“レーシ※ク手術”とかを受ける直前に本作を観ると・・きっとキャンセルしたくなるんじゃなかろうか(⌒〜⌒ι)
・そのシーンだけは、正直・・ちょっと顔を背けてしまった(×_×) エグ過ぎ、、
・地面に転がった※※が、直後に輪禍されるシーンの臨場感は『キル・ビルvol.2(2004)』を凌いでたかも。。
・終盤における「2週間後」ってトコで覚える“間延び感”は何とかならんかったんやろか?
・後半の「あの状況」からするに・・2週間以上は捜査&検証が続き、しばらくは旅行とかも禁じられるモノだと思ったが。
・終盤で、サムの持ってた※※※によると、時代設定は「2000年5月13日」だったようだ。
・ピーター役の男優さんは、トムクル(トム・クルーズ)と栗兵衛(クリスチャン・ベール)が混ざってる感じの、なかなかのイケメンだった。
・ピーターは、案外「8人の中で、最も美味しいキャラ」じゃなかったかな? 暴れ放題だったし、クリーン(?)なアレだったし。
・「平行棒の演技中の事故」って、あんな感じなんやろか?(×_×) 大腿部から骨の一部が露出してましたが、、
・(着水直後の)頭上からの落下物にさえ注意しておけば、思い切って橋から海面に飛び降りてみるのも「1ツの助かる道」かも知んない。まぁ、明石大橋の場合だと、高さがあり過ぎて即死しちゃうだろうけど(←約50メートルらしい)。
・「串刺し」はまだ正視出来たが・・直後に転落し「地面に赤いシミを残す」描写が堪らんかった(×_×)
・防弾ベストぐらい「常時着用」しとけよ、捜査官さん。
・エンディングでは「(シリーズの)過去作品のグロシーン」がダイジェストで流された(×_×)
・「途中でいったん劇場を出てくしと」「エンドロールと共に、急いで劇場を出てくしと」が目立ってる気がした。堪らんかったんやろかね?

〜 こんなセリフも 〜

サム「あの事故があってから“君を護らなきゃ”って思った。
   君が心配で堪らないんだ」
  「“死ぬ必要のない人”は殺せない」

モリー「私より“パリの夢”を選んで」

ピーター「特別に外出を許可しよう。
     だから、僕の部屋で“裸のミーティング”を」
    「何であんな事に・・」
    「我々も“危ない”んです!」
    「罪悪感じゃ人は殺されない。
     殺(や)らなきゃ殺られるんです!」
    「誰も殺したくはないさ・・でも俺は死にたくない!」
    「まだ“お前の番”じゃないのさ」

アイザック「しくよろ~」 ←おい!

オリヴィア「コレ、脂肪じゃなく“オッパイ”って言うんだけど」

デニス「この世で唯一“リサイクル出来ないモノ”は何だ?
    そう! “無駄になった時間”なのさ」

捜査官「私はな、何事にも“答えがある”と信じている」
   「パズルを完成させるには、
    1ツ1ツのピースをちゃんと調べる必要がある」

ネイサン「理由なんか分からないが、死なずに済んで良かった」
    「死んだ人が見える」

※「その眼鏡、似合ってるよ。リサ・ローブっぽい」
 「“いつ死んでもおかしくなかった”そうだ」
 「危うく“串刺し”だったな?」

検死官「死を欺く事は出来ない」
   「君たちも気を付けた方がいい」
   「運命を変えた事で“歪み”が生じた。
    君たちは“死を誤摩化した”のさ」
   「私の決めたルールではない」
   「私はただ“片付ける”だけさ・・奇麗にな」

捜査官「何で(事故が)分かった?」
サム「ただ“見えた”んです」

サム「何かの力が“正そう”としているのかも?」
捜査官「何かの力って? それが“答え”なのか?」

サム「何か“代わりの料理”を?」
上司「ああ。“お会計”だそうだ」

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2011年10月24日 (月)

☆『一命【3D版】』☆

22日(土曜)の夜。

クルマに乗り“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと行き“ハシゴ鑑賞”を敢行した2本目は、
三池崇史監督による時代劇『一命(いちめい)』である。

時代劇初の“3D作品”って事で多少は期待してたんだけど、ホンマに「3D仕様にする意味」が全然ないと言うか・・そもそも「活劇」としてジャンル分けされるモノでもなかった気がする(×_×) 「問題作」って言う事は、確かに分かるけど。

寛永7年(1630)12月。名門・井伊家の屋敷の門を、津雲半四郎(つくもはんしろう:市川海老蔵)と名乗る浪人(元・広島藩士、福島家)が叩く。
彼は家老=斎藤勧解由(さいとうかげゆ:役所広司)に「切腹をしたいので、当家の玄関先を拝借したい」と申し出る。

斎藤はそんな津雲に対し「2ヵ月前に当家を訪れ、全く同じ申し出をした浪人=千々岩求女(ちぢいわもとめ:瑛太)がいた事」を告げると共に、彼に対し行った処分を語って聞かせる。

話を聞き終えた津雲は、平然とした様子で、斎藤や側近=田尻(竹中直人)に「最期に1ツだけ。出来ますれば・・介錯人を※※※※※殿にお願いしたい」と申し出る。

そしてその理由を語り始めるのだった・・

鑑賞後に知ったが(=^_^=) この作品もまたリメイクらしい。監督:小林正樹、主演:仲代達矢による『切腹(1962)』が元になってると。(原作:滝口康彦著『異聞浪人記(1958)』)

元の方が、三國連太郎(斎藤役)、岩下志麻(美穂役)、丹波哲郎(彦九郎役)・・と、妙に俳優陣にワクワクさせられるんだけど(⌒〜⌒ι)

本作は「サムライの面目とは何か?」を問い、武家社会・武士道精神の抱える“矛盾”をテーマに「家老と浪人(=いわば、武士階級の上層と下層)が対峙する」物語なのだが・・平成のこの時期に、この仕様で、企画・製作された事が、正直良く分からなかった。

結論なんか出ないし、観終えて心が晴れるワケでもない。
三池監督が撮るべき、三池監督でなければ撮れない作品は「本作とは全く別なトコ」にあるんじゃないやろか? と感じたのはワタシだけやろか?

津雲の回りくどい(?)行動や、総てを語り切ったとも思えない心情。
それに対する、斎藤の「徹底的に思考停止した価値観」ってのも、妙に不愉快だった。
と言うか、役所さんならではの「持ち味」が生かされてなかったんじゃないかな、とか。

前半で描写される、瑛太の「切腹シーン」が妙にキツくて、観てて貧血を起こして倒れそうになってしまった。
いや、実際には、大した描写じゃないんだが・・想像力(妄想力?)の有り過ぎるしとには、刺激が強過ぎると思う。
(ホンマにキツかったのは“決意”してからの美穂ちゃん(演:満島ひかり)だったんやろけど、、)

三池さんの中に「“時代劇と言えば、山田洋次監督”ってな図式をぶっ壊してやろう!」的な目論みがあるのかどうか、そこは良く分かんないんだけど・・「エンタテインメント」を優先するなら(「3D仕様」と言うスペックだけから判断すれば、本作は「娯楽作」を狙ってる筈なので)もう少し「観終わって、気持ちの明るくなる物語」を選び、手がけて欲しい・・と思ったのだ。

〜 こんなトコも 〜

・ナニを勘違いしたか、チケットを買い求める際「最終上映の『いちみょう』を1枚」って言ってしまった。。まず、ちゃんと読めてないじゃん!(×_×) ←タイトルは『いちめい』です、ハイ。
・京都の「南禅寺」「化野(あだしの)念仏寺」がロケ地になってた。
・時代劇=庄内映画村・・と来ればセディックインターナショナル(=経営母体)に繋がって来るんやね☆ 観光地としても賑わうだろうし、巧いやり方だなァ!
・海老ちゃんのセリフがボソボソとし過ぎ(×_×)
・殿中を歩く斎藤の動きには“とある特徴”が。アレってば、戦(いくさ)によるモノか?
・斎藤の飼っている白い猫が印象的。ペルシャ猫じゃないのね(=^_^=)
・「壊れた木魚」にちょこんとおさまってる野良猫も可愛かった。
・本作を観ると・・「栄螺(サザエ)」が喰いたくなる!
・「傘張り」「竹光(たけみつ)」などの演出は『たそがれ清兵衛(2002)』で既に観たモノなので、さほど「新鮮さ」はなかった(⌒〜⌒ι)
・津雲の剣術の強さがハンパない! 内職なんかせずとも、武芸指南役とかで(藩に)仕官する事は叶わなかったんか?
・一方で、寺子屋の経営って、あそこまで悲惨なモノだったんやろか。
・広島城の“破却沙汰”に関する史実を、物語に巧く盛り込んでると思う(元和3年(1617)〜5年(1619))。
・当時の広島藩は49万8200石。572名を抱えていたと言う。
・「世話人」と「見届け人」の役割の違いが、分かりにくかった(・ω・)
・千々岩家に伝わる宝刀は、刀工・和泉守兼定の手によるもの。
・昔の子供は「お先に頂戴します!」と礼儀正しい(=^_^=) ←今はアカンのかい!
・地面に這いつくばって、割れた卵を吸うあのしとが悲し過ぎる・・
・傘6本を50文と交換してた津雲。1両=4000文と言う当時の相場だから、薬代=3両と言えば、傘1500本ぶんぐらいに相当したのか(×_×)
・竹中直人さんの持ち味は、余り生かされてなかった(×_×)
・連想したのは、やはり『HERO/英雄(2002)』だろうか。あの作品も、後味は決して良くなかったよなぁ(×_×) あ、あと『さや侍』(=^_^=)
・“竹光侍”たった1人に、何を手こずってンだか・・猫も退屈してますにゃん。
・「求女」と言う名前に、何処となく“ナンパな響き”を感じちゃうんスけど・・

〜 こんなセリフも 〜

津雲「御願いの儀があって参った。御取次ぎ願いたい」
  「其の時の経緯(いきさつ)を承りましょう」
  「其の様な御念(ごねん)には及びませぬ」
  「“喰詰め浪人”の最期には、
   此のままが相応しいと申すもの」
  「毎日、壱ツ壱ツ丁寧に行っておれば、
   やがて上達する。心配するな」
  「“熱い内にしか喰えぬ味”かも知れぬぞ?」
  「下らん事は心配せずとも良い」
  「弐人(ふたり)で食べた方が美味い
  「も少し大きな鯛にしたかったが、申し訳ない」
  「父親に遠慮などしてはならん
  「何ぞ手立ては無いのか?!」
  「其方は“侍の子”ぞ」
  「求女は何をしておる・・」
  「待って呉れ! 合点が行かぬ」
  「武士も“血の通ぅた人間”であろう?」
  「も壱ツ“持参したもの”が御座った」
  「正(まさ)しく“首があって首がない”・・」
  「全く辻褄が合わぬ! 下らぬ! 実に下らぬ!」
  「拙者は唯生きて・・春を待っていただけだ」

求女「御願いの儀が御座って参った」
  「御猶予を!」
  「・・是にて、斬らせて頂く」
  「夫が妻や子の為に働くのは当然であろう。
   我らは割符(わりふ)の如く“弐ツで壱ツ”なのだ」

彦九郎「此の様な差料(さしりょう)で
    潔く腹を斬ろう、とはな」
   「さ、御着替え召されよ」
   「御望み通り、切腹なさるが宜しかろう」
   「猶予とは見苦しい!」
   「御最期は、自分のものが宜しかろう?
    見事な脇差を御持ちじゃ」
   「最期の願いが其れか? 情けない奴め」
   「自分でぐいと引き回すのじゃ!
    引き回せ! まだまだ!」

斎藤「誠(まこと)、奇特な志(こころざし)と承った」
  「当家で“狂言切腹”は通用せぬ」
  「少し心を落ち着けられてはどうだ?」
  「我らとて、筋を通さねばならぬ。
   武士に弐言があってはならぬ。
   自分の為された事、分かっておるな?」
  「して、其処許(そこもと)は如何(いかが)なさる?」
  「・・何しに参られた!?」
  「武士が斬ると云ったら、斬らねばならぬ」
  「我等は武士として禮(れい)を尽くした」
  「人には夫々(それぞれ)面目があろう?
   なければならぬ!」
  「斬り棄てぃ!」
  「乱心者めが!」

甚内「こんな日に寝ておっては、罰が当たる」

田尻「御指示の通り、終わりまして御座居まする」

※「御侍ってのは、色々ややこしいもので御座んすねぇ
 「おや? 御存じではないんですか?
  今、巷を騒がせてる“狂言切腹”の噂を」
 「此の参両は御家老様から。確かに御届け致した」
 「“狂言切腹”は当家では通用しない、と」

斎藤「如何かな? 今の話は?」
津雲「・・して、その先は?」

斎藤「申してみぃ」
津雲「然(さ)れば」

質屋「其の御腰のものは御売りにならないんで?」
求女「・・無礼だろう!」

津雲「此処におられる皆様は“面目の為に
   死を恐れる”事はないと?」
斎藤「如何にも!」

藩主「手入れをして呉れたのか?」
斎藤「“赤備え”は我等が“誇り”で御座居ます故」

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2011年10月23日 (日)

☆『カウボーイ&エイリアン』☆

22日(土曜)。
1週間ぶんの疲れが溜まってたか、正午近くまでグゥグゥ寝てしまった。
起き出して、ネットで色々と調べたりしてたら・・それだけで結構時間が経ってしまう(×_×)

近くの床屋にウォーキングがてら出かけたら・・意外と遠く、大変だった。
尚かつ、髭剃り担当の女性店員さんがどうにも「アレ」だったみたいで、顎の周辺を何ヶ所か切られてしまった。

いやまぁ。
切れてしまう「アクシデント」自体は仕方ないんだろうけど・・こっちも一応「分かってるんやで」って事を伝えたくて「キズは大丈夫ですよね?」と恐る恐る訊ねると「血、止まってますよね?」と心配したようなコメントが返って来て。

いや、それより先に“お客さんに対し、かけるべき言葉”があるやろ?!
って事で「もうここに行くのやめよっカナ!? キャンペーン」を開始しようかどうか、真剣に考え始めてる(・ω・)

その辺りのセンスのないしとは、老若男女を問わず、どうにも苦手である。

・・

夜からは、雨だったのでクルマを出し“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと行って来た。

ホントは、午後9時からTV放送される新作実写版ドラマ『妖怪人間ベム』ってのを(第1話だけにせよ)観ようと思ったが・・どうやらチャンネルが映らないのが判明し「だったら自宅にいても時間のムダや!」と即断した次第。

元気がそこそこに戻ったので“ハシゴ鑑賞”を敢行した。
1本目は公開が始まったばかりのSF作『カウボーイ&エイリアン』である。

砂漠地帯で目覚めた時、男(ダニエル・クレイグ)は「裸足」であり、左手首には「金属製のブレスレット」が装着され、右脇腹には「深い切り傷」を負っていた。そして、倒れている傍には「1枚の、女性の映ったモノクロ写真」が落ちていた。

自分が何者なのか? 何故ここに倒れていたのか? そしてこの左手首のブレスは何なのか?
訳も分からぬまま、男は“運命に導かれる”かの如く「アブソリューション(赦罪)の町」へと辿り着く。

南北戦争を生き抜いた軍人=ダラーハイド大佐(ハリソン・フォード)の牛耳る、かつてはゴールドラッシュに湧いた町=アブソリューション。しかし結局、金脈は見つからず、町は廃れかかっていた。

大佐のドラ息子=パーシーに絡まれた男は、その際の“反撃”がきっかけで、自らが「ジェイク・ロネガン」と言う名の賞金首である事を知らされる。それも「大佐の一味から、金貨を奪い逃げた」と言うのだ。

いよいよ対面するジェイクと大佐。それを見つめる謎の女=エラ(オリヴィア・ワイルド)の姿が、夜の広場にあった。

その時、上空から謎の飛行物体が複数飛来し、町の人々を怪光線で襲い始める!
物体から伸ばされた、謎のワイヤーに捕獲され、何人もの町人が上空へとさらわれてゆく・・

逃げ遅れた、バーテン=ドク(サム・ロックウェル)の妻=マリア、保安官=タガート、そしてパーシーもが捕まり、連れ去られる。

そんな時、迫り来る物体の1機を見事に撃墜したのは、左手のブレスからビーム砲を放ったジェイクだった。

・・

一夜が明け、大佐は捕われた人々を奪い返すため、探索隊を組織し、飛行物体の飛び去った北へと向かう。
その中には、パーシーの見張り役=ナット(アダム・ビーチ)、ドク、エラ、そしてジェイクの姿もあった・・

タイトルからして「そりゃ、間違いなく“B級のおバカ作品”やろな〜」とナメてかかったら・・意外と真面目な造りだったのでビックリした!

ハナシもすこぶる分かり易く、つまりはまぁ「観客の予想通り」にサクサクっと展開するワケでもあるんだが(・ω・)

「主人公は何者か?」「エラは何者か?」「飛行物体を操ってるのは何者か?」「彼らの関係は?」って辺りの“秘密”が、観客を引っ張って行く「原動力」となるんだが・・中盤辺りで「飛行物体を操ってる者」の正体がまず明らかとなり、それが“イマイチ”なもんで、ワタシなんかは「吸引力」をグッと削がれてしまった気がする(⌒〜⌒ι)

何だか近年って・・『宇宙戦争(2005)』『SUPER 8/スーパー エイト』とかにおける“エイリアン”の造型が妙に似通って来てると言おうか、どうにも「下等で野蛮にしか見えないヤツら」なのが残念、と言おうか疑問である。

本作も含め、いずれも「スティ※ヴン・スピルバ※グ印(←伏せ字になってないし)」なのが一因だと思うんだが・・エイリアンの設定に関しては、こと最近のスピ※バーグおぢさんにゃ「センス」が皆無に近い! と決め打ちたくなってしまうのはワタシだけやろか?

〜 こんなトコも 〜

・そもそもジェイクは「とっても凶暴なヤツ」だったようで。冒頭で賞金稼ぎ3人組を惨殺(?)するシーンに“違和感”を覚えるしともいるハズだが、あれが彼の「本来のキャラ」と考えて良いんだろう。
・スタッフには、ロン・ハワードやスティーヴ・オーデカーク(!)の名前がクレジットされてた(=^_^=) 確かに終盤の「離陸シーン」のカメラワークなんかはかなり『アポロ13(1995)』調だったネ(=^_^=)
・冒頭に流れた『M:I/ゴースト・プロトコル』の予告編が結構、期待値を高めてくれた! 12月16日から、と言う事だ。共演のジェレミー・レナー君が気になる(・ω・)
・字幕担当は、久しぶり(?)な戸田奈津子女史。んでも、あんまし訳が弾けておらず、そこは残念だった(×_×)
・具体的な地名や年代は明示されなかったが、ウイスキー1杯=50セントだったり、南北戦争後だったり、写真が存在したり、ジェシー・ジェームズの名前が挙がったりする事で、おおよその見当はつけられそうだ(・ω・)
・ジェイクの容疑とし「娼婦アリスの殺害」ってのが言われてたが、事件の実態が良く分かんなかった(×_×)
・必要に応じ、ブレスが反応(起動?)するってアイデアが面白い! 変身するのに許可の必要なヒーローみたいだ(=^_^=) 往年の和製特撮ドラマ『スペクトルマン』っぽいね。
・エイリアンの血は「緑色」だった。
・ブレスから発射されるビーム(?)の強さは調整出来るんやろか? 撃たれたヤツが吹っ飛ぶだけだったり、バラバラに砕けたり、破壊力がまちまちだったような(・ω・)
・あれ程の戦闘力なら、飛行物体1機でも町を壊滅させられると思ったが・・手加減してた?
・「チリカワ族」なる部族が登場。意外と理知的だった。
・「ハチドリ」が“何かを象徴する存在”のように描かれてた。
・あのしとが中盤でいきなり死んでしまいビックリ! 直後、何となく復活(?)して更にビックリ!
・エイリアンは「眼が光に弱く夜行性」とか言われてたけど、元気に白昼、駆けずり回ってた(⌒〜⌒ι)
・本作に於いても「敵の武器を奪い、それで殺すに限る」って事が言えた。
・岩場での、エメット少年とエイリアンの追いかけっこは『ライフ/いのちをつなぐ物語』での1エピソードに似てた(?)。
・久々に「キスによる奇跡」を見せつけられた(=^_^=) 何とまぁ、ベタな演出。。
・想起させられたのは『インデペンデンス・デイ(1996)』『ヒドゥン(1987)』『ワイルド・ワイルド・ウェスト(1999)』『IT/イット(1990)』『ギャラクシー☆クエスト(1999)』辺りか。
・もう100年ほど早く地球に来てたら、容易く侵略出来たかも知れんのにネ。
・『プレデター(1987)』でもそうだったが、エイリアンのブレスレットってのは「あの手の機能」に対する注意が必要みたいだ(⌒〜⌒ι)
・最後までサム・ロックウェルって事に気付かなかった(×_×)
・パーシー役のポール・ダノは『ナイト&ディ(2010)』にも出演してたそうだ(サイモン・フェック役)。
・川を流れて行ったエイリアン(屍体)の行く先が、かなり気になるンですけどぉ・・(⌒〜⌒ι)
・※をかぶったエイリアンがどうなるのか・・?! と凝視してたら、大した事なくて笑えた。
・「水」とか「人間(=労働力&食料)」とかなら分かるが・・※なんか採掘してどうすんだ?
・アダム・ビーチの好演が光ってた。いつも悲しい役なんですけど、このしと(・ω・)

〜 こんなセリフも 〜

ジェイク「ヘタに銃を向けると、ケガするぞ」
    「女に用はないぜ」
    「人違いをしてるようだ」
    「トラブルはごめんだ」
    「今度“淫売”と言ったら、貴様の命はないぞ」
    「そう呼ぶなと言ったろ?」
    「空を飛ぶのは・・2度とごめんだ」
    「水なら・・彼女にやってくれ」
    「何処へ逃げてもムダだよ。俺たちは皆殺しにされる」

エラ「何も覚えてないのね」
  「あなたはあなたよ。後は思い出すだけ」
  「彼らの狙いは※よ。それは彼らにも貴重なの」
  「彼らは人間を調べに来たの。次は大勢でやって来るわ。
   ・・皆殺しにするために」
  「光を見ないで」
  「意識を集中させ、頭を空っぽに。
   そして、腕輪を外すの」

大佐「俺を“大佐”と呼んだヤツは、あの世行きだ」
  「白い光だと?
   嵐なんか来てないし、稲妻も光ってないぞ」
  「士官学校出のバカは、いちいちワシントンに電報を打ち、
   指示を待つ。お陰で俺は328人の部下を
   トウモロコシ畑で失う事になった」
  「ナイフを取れ。男になれ(Be a man.)」
  「残念だが、死んだよ。諦めろ」

ドク「もっと陽気な曲を演奏しろ!」
  「そう言う事を言うようなヤツとは話をしたくない」
  「船の事は知らないが、あれ、逆さまでは?」

牧師「撃たれるのは、悪人か運の悪いヤツだ。
   ・・お前はどっちだ?」
  「辿り着くのが天国か地獄なのかを決めるのは、
   自らの行いだ。神じゃない」
  「自らの罪を覚えてなきゃ、赦しも得られまい」
  「(銃把を)強く握るな。銃は“ナニ”じゃない」
  「自分を責めるな。信じろ」
  「神は過去を問わない。今、何をするかが大事だ」

ブラック・ナイフ「お前たち白人がモンスター、招き入れた」

※「人間の姿は、見かけだけ」

牧師「何が分かる?」
ジェイク「・・英語なら」

エラ「何処から来たの?」
ジェイク「俺も(それが)知りたい」

エラ「(写真の)その女の人は?」
ジェイク「俺が誰なのかを知っている」

エラ「あの人を愛してたの?」
ジェイク「覚えてないが、多分な」

ジェイク「元に戻る時間は?」
エラ「人によるの」

大佐「こいつは何だ?」
ジェイク「それを俺に訊くのか?」
大佐「お前が撃ち落としたろ?」

ジェイク「“祈りの言葉”はないのか?」
大佐「それを言えるヤツが、土の中だ。
   埋めてやっただけで十分だろ」

大佐「別れを言わんのか?」
ジェイク「俺は“お尋ね者”だからな」

大佐「“有能な男”が欲しいんだが」
ジェイク「頑張って、探すんだな」

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2011年10月22日 (土)

☆『ワイルド・スピード/MEGA MAX』☆

18日(火曜)の夜。
“平日のハシゴ鑑賞”と言う荒行(?)を“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”にてこなしたワタシ(⌒〜⌒ι)

「レイトショー時間帯」に突入しつつ・・観た2本目は『ワイルド・スピード/MEGA MAX』だった。

『猿の惑星/創世記(ジェネシス)』を観終え、結構それはそれで「シンプルなハナシながら、アタマがパンパン状態となった」のだが、その上に本作を「わずか25分間の休憩時間を挟んだのみ」で立て続けに鑑賞したもんで・・終盤では何やらクラクラして、ぶっ倒れそうになってもしまった(×_×)

何だかね・・妙にテンションが高過ぎるんですワ、コレ(⌒〜⌒ι)

遂に(?)逮捕された、自動車盗を繰り返した札付きのワル=ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)は「執行猶予なし、懲役25年」の刑が確定し、ロンポック連邦刑務所へと護送される事になった。

しかし、彼ら囚人を乗せたバスは“謎のスーパーカー”3台に襲撃され敢えなく横転。

ドム(ドミニク)を含む26名の囚人が、まんまと脱走したのだった・・

・・

ドムを救い出した、元FBI捜査官=ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)、ドムの実妹=ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター)、ヴィンスの3人は「ほとぼりの冷めた頃」に、ブラジル・リオデジャネイロの下町で合流する。

「カネが要るんだろ?」とブライアンの耳元で囁くヴィンス。

彼の言う「列車で長距離搬送される2台の高級車を盗み出すだけの、簡単なヤマ(=仕事)」に取りかかったブライアン、ミア。
そして、彼らのそばには・・現地で合流したドムの“力強い存在”があった。

しかし、ヴィンスの集めた仲間の裏切りにより、ドムたちは「九死に一生を得る」事態に。

尚かつ、高級車を護衛していたDEA(麻薬取締局)の捜査官3人を射殺した嫌疑も背負い込み、3人は合衆国を完全に敵に回してしまったのだった(×_×)

そして、盗み出したクルマから、リオで屈指の実業家=レイエスの裏家業・・“麻薬密売”のデータの収録されたチップをドムたちが発見した事から「ドムの一味」「レイエスの組織」そして「ドム逮捕のため、DSS(外交保安部)からやって来た、アメリカ最高レベルの捜査官=ホブス(ドゥエイン・ジョンソン)」による、凄まじい“3つ巴の死闘”が始まるのだった・・!

キャラクターの据え方に、製作側なりの“苦心”を感じてもしまう本シリーズ(2001〜)。『パイレーツ・オヴ・カリビアン(2003)』シリーズに於いて、オーランド・ブルーム君だけでは、なかなか物語を引っ張って行けなかった(?)のと同様、本シリーズでも・・やはりヴィン・ディーゼルの存在が“不可欠”であろう事が良ぅく分かる。

そりゃ「カーアクション」が本来のウリなんだろうけど・・そんな事よか(=^_^=) ヴィンディ(←勝手に略すなよ!)の“熱くて・優しく・義理堅い”存在感こそが、何とも素晴らしいのだ!

これまでは「確かに憎めないし、独特の雰囲気を持ってはるしとだけど、ちょいとクセが強過ぎるんだよなァ」と感じ、むしろ「敬遠したい系」の男優さんだったりしたんだが(⌒〜⌒ι) 本作では、何だかもう“漢(をのこ)が漢に惚れつちまう”って事態に突入し、ヴィンディ兄貴の「突き放すような、包み込むような(←どっちやねん!)」キャラ造型に酔いしれてしまったワタシ。

ウィキに書かれとる事が事実で、兄貴がリアルにゲイだったとしても、何となく赦せる気すらしている(=^_^=)

本作のインパクトが強過ぎる故、前作『ワイルド・スピードMAX(2009)』の印象を殆ど忘れかけてしまったりも(⌒〜⌒ι)
元々が「かなりB級なテイストのシリーズだった」と私的には解釈してる次第なんだが、この最新作の面白さ&完成度は「まさにシリーズ随一」なんじゃないかと確信(or錯覚?)してもしまう!

強引でご都合主義に溢れる脚本ながら、ツボをおさえたエンタテインメント作(=快作)に仕上がっており、B級の域をイイ感じに脱してるようにも。

「いんだよ、細けえ事は」の言葉を胸に、出来れば沢山のしとたちに劇場鑑賞して欲しい作品である! だって、続編が気になるンだもん!(爆笑)

〜 こんなトコも 〜

・終盤のカースタントの無茶苦茶ぶりは、ある意味「カーアクション映画史に残る出来」と断言出来よう!
・実は、アクション以上に、男同士の友情&信頼のドラマこそが良かった!
・ヴィン・ディーゼルと言う男優の持つ「兄貴オーラ」が観客を酔わせまくる! 女性観客の感想が聞きたい!
・ヴィンディの笑顔&優しさに、男は双眸を濡らし、女は※※を濡らす・・(←やめんかい!)
・ポールやミシェル(←既に退場しとるがな!)が出ずとも何とでも(?)なろうが、ヴィンディが出ない事には成立しないと思うワケで。製作側も、むろんヴィンディの代理人も(=^_^=)その辺りは良くわきまえとくべきだろう。
・リオ市警ってば、あそこまで腐ってるの? 抗議されないか、ちょこっと心配・・
・「麻薬王を打倒し、リオ市民を解放すべく暴れる窃盗団(=義賊)」と「麻薬王に買収され、腐り切ってる汚職警官ら」とでは、果たしてどっちが正義なんやろかね? (正解:どっちもどっち(=^_^=))
・愛車を賭けたレース(対ポルシェ)のシーンの描かれ方に爆笑(大幅カットですやん!)
・ラストの“あのオチ”は、次作の監督&脚本家泣かせとしか思えない(=^_^=)
・リアルに描いたなら、かなりの通行人の「惨たらしい遺体」が路上に転がってたハズの終盤。アレで“無血沙汰”とは到底思えない。
・「死者の殆ど出てなさそうな描写・演出は、流石に“ご都合主義”過ぎて冷める」って観客も少なくなかろう。
・インプレッサ(4ドア)はやはりカッコいい!
・中盤は『ミニミニ大作戦(2003)』『オーシャンズ(2001〜)』っぽいノリだ。
・敵(レイエス)側のキャラ陣に、大した個性なし!
・望む事なら、レイエス側の副官に「(ヴィンディ、ドウェインとは)毛色の異なる個性・異常さ・魅力」を持つキャラが欲しかった。(参考:高嶋政伸(=^_^=))
・レイエス御自らの“処分”シーンには『リーサル・ウェポン2/炎の約束(1989)』『キック・アス(2010)』を思わせる、あの「イヤ〜な感じ」が漂ってた(⌒〜⌒ι)
・リオの下町に「ハコスカGT-R」を走らせるセンスは素晴らしい!! デ・トマソ(?)なんかより、よほど光ってた!(ワタシ、日本人やし(=^_^=))
・「冷静に考えれば(=^_^=)」あちこち破綻してる物語だった気もする・・
・ワタシの両大腿部を合わせたよりもぶっとい、ドウェイン・ジョンソンの上腕部って、、(×_×)
・ってか、ドウェイン兄貴、オレより年下ですやんか!
・序盤、護送バスが激しく横転するシーンで、車体からスポンジ片(?)の飛び散る演出が激しかった。
・「東京」「モスクワ」「ゴア」「香港」「バリ」・・はいずれも“逃亡犯にとっての天国”らしい(×_×)
・ラストのラストでエヴァ・メンデスが登場! これで、次作にキャスティングされなかったら、笑える(⌒〜⌒ι)
・ラストの字幕が妙に畳み掛けて来てくれて面白い。「危険なカーアクションです。撮影は閉鎖された道路で、総てプロが行っています。絶対に真似をしないで下さい」ってさ。
・「多少ムチャぶりが目立とうが、総じて面白けりゃ良い!」と言うお手本のような脚本。『ID4(1996)』や『特攻野郎Aチーム /THE MOVIE(2010)』を想起させる勢いの良さだった。
・ところで・・あと25人の囚人はちゃんと捕まったのか?
・レティと言うキャラ(演:ミシェル・ロドリゲス)を知らない観客は、一応“次作に備え予習”しといた方がエエのやろか?
・エレナを巡っての、ドムvsホブスの確執のドラマも、もっと(?)盛り上げて欲しかった。
・「監視カメラに映らない」程に高速で走れるクルマにこだわる面々・・単純に考えて「ムリ!」「お前らアホか!」と思っちゃうワタシは、余りに現実的なんやろか? どうせならMI6から「例のアストンマーチン(V12ヴァンキッシュ)」を盗んで来るとか(・ω・)
・ドムが「大事なのはカネじゃねぇ。俺たちファミリーの存在であり、絆なんだ」とかって熱く語るトコで「全員が妙に納得してる」のが、後で考えたら結構面白かった(=^_^=)

〜 こんなセリフも 〜

ドム「女が先だ!」
  「計画変更だ! 連絡を待て!」
  「稼ぎたくて、だと? 考えが甘過ぎる」
  「俺たちがどう答えようと“殺すハラ”が見え見えだぜ」
  「アメリカは“国家の面目”の為に、
   全力で俺たちを捕まえに来るだろうぜ」
  「無闇に疑ってかかるんじゃねぇ!
   外でアタマを冷やして来い!」
  「仲間を騙すんじゃねぇ!」
  「親父の事なら、何だって覚えてるぜ」
  「お前なら“良い父親”になれるさ」
  「レイエスのカネを総て奪って、姿を消す」
  「隠れたりなんかしねぇぜ」
  「盗む気なんか、ねぇ」
  「誰の仕業か、ボスに言え。“他のも焼き棄てる”とな」
  「計画変更は・・ねぇ!」
  「懐かしいな(Home sweet home.)」
  「生憎だが、俺も“別のクルマのケツ”を拝んだ事はねぇ」
  「(ホブスに)追われてなくても、ツラいヤマ(=仕事)だな」
  「断わるぜ。ここはアメリカじゃねぇ」
  「安物だろうと、俺にとっちゃ“大事なネックレス”だ」
  「何故“俺の潔白”を信じる?」
  「“カメラを出し抜く速さ”のクルマの在処なら、知ってる」
  「パトカーか・・初めて前(の席)に乗ったぜ」
  「手伝え。お前はファミリーだ」
  「そいつは、何のハナシかな?」
  「カネなんてモノは、所詮“はかない存在”だ。
   1番大切なのは“仲間の存在”だ。
   今、此処にいる、ファミリーに・・乾杯」
  「(この俺を)逮捕? 出来るのか?」
  「逃げるんじゃねぇ。計画を実行するんだ」
  「此処で逃げたって、自由にゃなれねぇんだ!
   良ぉく覚えとけ!」

レイエス「ここじゃ“殺すなら殺す”でストレートにやるのさ。
     それが“リオの流儀”ってヤツだ」
    「スペインは、原住民を銃で脅し・・やがて失敗した。
     ポルトガルは、原住民に贈り物を与え・・手懐けた。
     つまり『力ずくで支配しようとしても、
     “失う物のない連中”は、激しく抵抗する』って事だ」
    「今回のお前への処分は・・」
    「手ぬるいぞ、署長」
    「俺にとっては“神の存在”なんかどうだって良い」

ホブス「絶対に、奴らをクルマで逃走させるな」
   「エレナ・ニベスを連れて来い。有能な通訳だ。
    それに・・笑顔がいい
   「他に手伝える事だと? 俺の邪魔をするな!」
   「君は決意が固く、この街で買収されてない
    “唯一の警官”だからな」
   「良い報告からしろ」
   「で、悪い報告とは?」
   「リストに名がある以上、黙って捕まえろ」
   「この車を元通りにしろ」
   「・・やはり貴様か」

ヴィンス「俺じゃなく、その若造を信じるのか?
     そいつを信じてどうなった?
     レティは今、何処だ?」
    「なぁ、俺の息子に会ってやってくれ。
     愛称は“ニコ”ってんだ」

ミア「私にこそ相応しいクルマよ」

ローザ「・・彼は承知なの?」

ハン「レイエスの手紋を手に入れる?
   “簡単な仕事”をありがとよ」

ジゼル「そもそも“女の仕事”に、男なんか要らないわ」
   「修羅場をくぐり抜けると、
    “何が大切なのか”が分かるのよ」

※「最悪だぜ。お前まで来るとはな」
 「俺のクルマをダセぇって言う前に、
  そのダセぇ上着を棄てっちまいな!」
 「そのセクシーな脚はいつ開くんだ?」
 「こいつらは何だ? 道化か?」
 「ひ、1人あたりの分け前が1100万ドル?!」
 「・・つい、考え過ぎちゃったよ」
 「レイエスを襲うのなんて、馬鹿だけだわ」
 「どんな作戦だ? “集団自殺作戦”かよ?」
 「俺は白人だよ。この顔は“日焼け”したのさ」 ←おい!
 「事故の常習者は、ラジコンの操縦もヘタなのさ」
 「何でいつも、タイマーを短くセットするんだ?」
 「パパスマーフかよ?」
 「“人生は1度きり”だ。やろうぜ!」
 「ゴール寸前で“アクセルを緩めた”のさ。
  ・・気付かなかったのか?」
 「“修理代をボッたぐらない”修理工場がやりたいぜ」
 「世界に4台しかない車?
  ならこれで、西半球に2台が揃ったワケだな?」

署長「リオじゅうから“買収した警官”を集めました」

モニカ「“幽霊の存在”を信じる?」

ドム「隠れてろ、と言ったよな?」
ブライアン「稼ぎたくてね」

ドム「それに、ドライバーが2名要る。
   “プレッシャーに強く、くじけないヤツ”だ」
ブライアン「それなら2名、いるぜ」
ドム「・・だな」

ドム「“行け”と言ったろ?」
ブライアン「ひねくれ者でね」

ブライアン「今まで何処にいた?」
ヴィンス「イヤな質問だな」

ホブス「詳しいな?」
エレナ「これも“決意”の表れよ」

エレナ「貴方にとって“大事な人”だったの?」
ドム「・・誰も理解出来ないほど・・君以外は」

ホブス「明日はまた、貴様を追うからな。すぐに再会だ」
ドム「どうかな? ムリだぜ」

追記:一瞬にせよ『明日に向かって撃て!(1969)』や『俺たちに明日はない(1967)』辺りの“アメリカン・ニューシネマ”路線の「凄絶な幕切れ」を予想してしまったワタシは・・かなりアホでした(⌒〜⌒ι)

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2011年10月21日 (金)

☆『猿の惑星/創世記(ジェネシス)』☆

18日(火曜)の夜。

16日(日曜)は、日付が翌日に変わる頃の帰松となり・・17日(月曜)は、市内の某バーでだらだら騒いでたら・・やっぱり日付が翌日に変わってからの帰宅となった(×_×)

「コレでは到底イケません!」と誰に対して言うでもなく脳内で叫んだワタシは“平日のハシゴ鑑賞”と言う荒行(?)をこなすため“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと向かったのだった。

1本目は、期待値をやたらと高めてた『猿の惑星/創世記(ジェネシス)』である。もはや“古典”の域をすら超越してる(←なら、何なのだ?)シリーズの原点『猿の惑星(1968)』から43年。物語は新たな始まりを告げる・・?(のか?)

・・・

若き薬物学者=ウィル・ロッドマン(ジェームズ・フランコ)は、父=チャールズ(ジョン・リスゴー)の抱える重度のアルツハイマー病の治療薬を開発すべく、ロサンゼルスにある製薬企業『GEN-SYS(ジェネシス)』で日夜、研究を続けていた。

「112」と命名された新薬を、メスのチンパンジー“No.9/ブライトアイズ”に投与した所、彼女(?)は驚異的な認知機能の向上を見せる!

5年にも及ぶ研究がようやく実を結んだか・・に思われた矢先“No.9”は突如凶暴化し、投資家らの目前で暴れまくった末、止むなく警備スタッフに射殺されてしまう。

社長=スティーヴン・ジェイコブスは失望感を隠す事なく「こんな事態が起こっては、もう誰も新薬開発に投資などしないさ。“臨床試験”は永遠に却下だ」とウィルに言い放つが・・彼は“No.9”が亡くなる際、既に身籠ってた赤ちゃん猿を密かに預かり“シーザー”と名付け、育てるのだった。

・・・

成長するにつれ、驚異的な知能を発揮する“シーザー”をウィルは息子同様に育てるのだが、チャールズの起こした隣家との某トラブルが原因で“シーザー”は「サンブルーノ動物保護局」に収容される事に。

ウィルと引き離され、そして保護局を経営するランドン父子の虐待に遭った“シーザー”は密かに脱走を企て、仲間たちを引き連れての“壮大な革命”を引き起こして行くのだった。

その一方、新たな治療薬「113」には、とんでもない副作用のある事が判明し・・

壮大な物語の割に、テンポが非常に良く「未見のしとに粗筋を話す」にせよ伝え易い、そんな“シンプル&上質な脚本”だった。
尚かつ、上映時間が短めなのも好感が持てた!

一方で、猿たちのドラマが「比較的」丁寧に綴られてたのに対し、人間キャラたちの造型が総じて「薄かった」気がする(・ω・)

主人公の父子(=チャールズ&ウィル)なんかより、保護局の(ランドン)父子の出番の方が多かったようにも見えたし(=^_^=)

まぁ色々と以下に書いときますんで、ご笑読くださいよ、ええ。

〜 こんなトコも 〜

・上映時間の都合上「日本語吹替版」で観るしかなかった。字幕版でシーザーの「ナマ声」を聞きたかったなァ。
・隣家のおっつぁんって、パイロットやったんか!! 確かにエエクルマ、乗ってはりましたけどなァ。
・ウィルって「無断持ち出し」「人体実験」「杜撰な薬品管理」など、やってる事はある意味ランドンよりもエグい(=^_^=)
・スタンガンで、しとって死んじゃうの?
・保護局にいた監視役のしとこそ、よっぽど猿っぽかった(⌒〜⌒ι)
・劇中での「死」を最小限に描き、かつ過剰に描写しないのは「アタマええな〜」と思えた。一連の惨状を眺めるに、(観客の)想像で十分に補えるもんね。
・結局のトコ、人類にとって恐怖なのは、むしろ「猿」じゃなかった・・
・我が国の場合、やはり首都=東京から“その手の感染”は進むモノらしい。。
・すっかり老けちゃってたジョン・リスゴーさん。実年齢66歳だそうで(ウィキより)。37歳で『ガープの世界(1982)』38歳で『トワイライトゾーン/超次元の体験(1983)』48歳で『クリフハンガー(1993)』となるンやね。
・ってか、スタロ〜ンより「1歳ほど年上」なだけなのね、リスゴーさん。
・ガスが施設じゅうに充満しまくってたけど・・残存しなかったの?
・私的には“シーザーの(瞳の)表情”は(憂いがあって)なかなか良かったと思う。更に沢山の言葉を「アレ」して欲しかったけど。
・西海岸から、ハナシは始まったんやね(・ω・) 「次なるリメイク版」では、ラストに“ハリウッドサインの残骸”でも登場するんやろか?
・ミュアウッズ国定公園。金門橋を遠くに見下ろす事の出来る、あんなに素晴らしいロケーションが存在したとは!(広さ:550エーカーと言う事で、東京ドーム(11.5エーカー)の約50ヶぶん)
・「ハノイの塔」の事を「ルーカス・タワー」と言うそうだ。最短だと15手でクリア可とか!
・シーザーが冷蔵庫を開け・・中にぎっしり“パンプキン爆弾”が並んでたら、流石にビックリしたやろな、あいつ(=^_^=)
・劇中に出て来た犬は・・1匹だけだった(⌒〜⌒ι)
・他人のクルマに乗り込んで“おイタ”するあのしとのシーンは、ちょっとコメディっぽかった。。
・隣家のおっつぁん、手指はかじられた程度? もしや、喰いちぎられた?
・認知症のしとの共通点って「良い日も悪い日もある」って事やろか。
・「ALZ-112」って、なんかベタなネーミングやね。。「USO800」みたいな・・
・本作の後半を眺めてて思い出したのが・・ポォの推理小説『モルグ街の殺人』だったり(⌒〜⌒ι) 確かに“あんな凶暴なヤツ”にガチで襲われたら、人間なんぞたちまちボコボコバラバラでしょうね。。
・マンホールのフタを軽々と投げる身体能力は、かのクリプトン星人にも負けてない(・ω・)
・“未確認グループによる暴動事件”と報道されてるけど・・もうちょっとしっかり捜査しろってば!
・“No.9”のお相手は誰だった?

〜 こんなセリフも 〜

ウィル“シーザーはチェスが巧い”
   「シーザーはこう言ってる・・“君を食事に誘え”って」
   「いいぞ! 登れ!」
   「2人とも失うなんて出来ない」

キャロライン「あなたは“人が触れてはいけない領域”に
       踏み込もうとしているわ」
      「この世には“変えてはいけないもの”があるの。
       それを認めて」

シーザー“1頭だけでは、弱い。何頭も集まると、強い”
    “止(や)めろ!”
    “うち、ここ”

チャールズ「分かってるさ・・もう生きててもしょうがない」

ジェイコブス「株主が投資するのは、夢じゃなく結果だ」
      「私が経営してるのは会社だ。動物園じゃない」
      「君は歴史を変え、私は金を儲ける。そう言う約束だろ?」
      「この馬鹿猿め〜!」

フランクリン「命令されるままに、これまで12頭も殺しました。
       この子は、先生がどうぞ」

モーリス“人間、利口な俺たちがキライ。だから用心しろ”

ランドン「俺たちが、すぐに“順応”させてやるさ」
    「もっと騒げよ!」
    「これで“誰がボスなのか”良ぅく分かったろ?」
    「俺よりチンパンジーの方がよっぽど元気だ」
    「お前らの毛皮を引っぺがしてやるぜ!」

局長「本当に寂しいのは、あんたの方だ」
  「俺の経験上・・サヨナラを先延ばしにする程、
   別れがツラくなるものだ」
  「俺をハメようってんじゃないだろうな?」
  「仲間とこの施設にいる方がいいんだろう」

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2011年10月12日 (水)

☆ココロに残った“エエ言葉”☆

【2011.9】

村井 哲之(環境経営コンサルタント会社々長)
 「みんなが節電すれば、新しく電気を作るのと同じ効果がある」
 「電気代は、人件費の次くらいに大きな経費なのに、
  それに気づく人は少なかった」

文学座の舞台『女の一生』主人公・けいの台詞
 「間違いと知ったら、自分で間違いでないようにしなくちゃ」
 「過ぎて来た私の一生なんか、これからの時にくらべれば
  ものの数じゃありませんよ」

宮本 輝(作家)
 「登場人物に適切な距離感を持つことは、作家にとって非常に大切」

谷川 浩司(日本将棋連盟専務理事、九段)
 「将棋は自分の好きなように指すことができる反面、
  その責任は自分で取らなければなりません」

福岡 伸一(生物学者)
 「大人は忘れてしまったのだ。私たち生物にとって子供時代こそが、
  想像力の射程をのばし、光と闇のコントラストを教え、
  喜びと悲しみの深さを示し、美しさが何かを与える揺籃期として
  あったことを。子供っぽさはそのままでよいのである」

藤原 智美(作家)
 「私たちの日常には、怒りを爆発させるような場面がかならず
  潜んでいる。それでつつがなく終わるはずの1日が台無しになる。
  いや、一生を台無しにする人もいる」

高山 勝成(プロボクサー)
 「(試合の)序盤は技術を観客に堪能してもらい、相手の集中力と
  スタミナが落ちる中盤に仕留める。理想とする最高の勝ち方」
 「1日でも長く現役を続けるなら、
  もらうパンチを1発でも減らすこと」
 「欲しいのは、真の世界一になったという名誉だけ」

マシュー・ヘンリー・マートン(阪神タイガース外野手)
 「2度罪を犯すことは、1度犯した罪から何も学んでいない
  ことになります」
 「自分で考え、自分で行動することができれば、それは自身の
  血となり肉となり、違った人生観を持つことにもつながります」
 「あなたが経験した全てが、あなた自身を作ります」

コロッケ(ものまねタレント)
 「聞き返すなら、しかめ面して『え?』ではなく、間抜けな顔して
  『あ?』と聞けば笑いになる。
  困難も楽しむ、それが僕の生き方です」

マーク・ミオドニック(ロンドン大学教授)
 「私たちの親の世代は月への着陸をプレゼントしてくれました。
  私たちはそれを超えなければ」
 「科学を勉強して損はありません。感情的にも満たされ、
  達成感が得られるのも科学です」

今井 純子(大阪市城東区で福祉用品企画販売会社を経営)
 「つえをついていても、顔を上げて堂々と歩いてほしい」

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2011年10月 9日 (日)

☆『海洋天堂/Ocean Heaven(2010)』☆

9日(日曜)の午後。

帰宅前、商店街の中にあるミニシアター“ソレイユ”に立ち寄り“ハシゴ鑑賞”して来た2本目は、ジェット・リーが「もう金輪際、アクション作品は演(や)りません!」と公言した上で、ノーギャラ主演を名乗り出たとされる『海洋天堂/Ocean Heaven』である。 ←誰もそんな事、公言してないってば!

重度の自閉症である21歳の息子=大福(ターフー)と“2人暮らし”する父親=王心誠(ワン・シンチョン:ジェット・リー)は、水族館でひたすら真面目に働く中年男。

“とある事故”で妻を亡くして以来14年、男手1ツで大福を育て上げて来た王だが・・「末期の肝臓がん」で余命3ヵ月と医師に診断されてしまう。

「自らの死後、息子が1人で生活して行く事は困難」と考えた王は、彼を引き取り、世話してくれる施設を仕事の合間に探しつつ・・一方で、彼をつれて入水(=心中)してしまおう、とも考えを巡らせるのだった・・

「ジェット・リーがアクションを封印!」みたいな事を何処かで読んだので、好奇心を募らせてた1作ではある。「言うても・・ラストで息子を誘拐した巨大組織に単身乗り込んで、全員をブチ倒す・・ぐらいのサービスシーンはあるんとちゃうん?」と漠然と予想してたが(←それだとジャンルが違うってば)・・良い意味で、ホントに真面目に真っ当に「1人の父親役」に取り組まはったんやな〜と感心させられた。

一方で、何処か「既視感の塊」みたいに思えてしまったのは、ワタシの鑑賞眼が、既に濁り切ってるからなんやろか(⌒〜⌒ι)

大福を演じた青年役者さんの演技が、もうムチャクチャにリアルであり、驚かされる。ひょっとしたら『ギルバート・グレイプ(1993)』でレオナルド・ディカプリオの演じたアーニー役にも勝ってるかも知れない(←個人により感じ方に違いがあります)。

一方で「幕切れ」に至るカウントダウンが(序盤から)開始されてるのは分かるモノの、ちょっと展開がノロノロしてると言おうか、メリハリが余りないと言おうか・・観易かった事に付いては感謝してるし『バビロンの陽光(2010)』に比べ、眠くなる事も「殆ど」なかったんだが・・もう1ツか2ツ「万人におススメ出来るような、図抜けたポイント」が欲しいトコだった(・ω・)

私的には、本作に登場する女性キャラ3人「向かいの雑貨店主=柴(チャイ)さん」「若手サーカス団員=鈴々さん」「民間の養護施設の所長さん」の表情がいずれも素晴らしく、なのに“特定のエリア”から出て来なかった(=一定以上、父子に絡んでは来なかった)のが残念だし「なんでさ?」と素直に思ってしまった。

だって、この3女優さんとも「笑顔が素晴らしかった」んですもん(・ω・)

後半では、リー様が病気の進行に焦る余り(?)“とんでもないシロモノ”を手作業で造り上げるんだが(←言わばワンオフ)・・「最期に遺したのが・・アレ?」と思うに、ちょっと苦笑してしまいそうにもなるのである。。
って言うか、あのシーン・・明らかに溺れ死にかけてましたし。

或いは、アレって「亀仙人の修業」みたく、メチャクチャに重量があったんやろか(←そんなワケねぇってば!)

〜 こんなトコも 〜

・北京の「人民病院」って・・実在してそやね。
・王さん家の台所(?)には「倍・望・愛」の3文字の書かれた壁掛け(?)があった。
・前半、父子が“隠れんぼ”するシーンで、リー様が「何処かな?」とか言いながら、台所の戸棚を開けたりするのがお茶目だった。そこはちょいと狭過ぎるでしょお?!
・中国での義務教育は16歳までの9年間、と言う事だ。
・扇風機の価格が120元、卵500グラムの価格が3元、と紹介されてた。
・TVの上に置かれた縫いぐるみを巡る「父の行動」「息子の行動」は観ておくべき場面である。
・大福の着てたシャツは「ロヨラ合唱団(Loyola Chorus)」のデザイン。
・女性車掌が息子に「降りるんなら、ちゃんと言いなさいよ!」と言われた事に対し「言えない子もいるんだぞ!」と怒鳴り返す王さん。ついうっかり(バスに向かって)飛び蹴りでも繰り出しゃしないか、とヒヤヒヤした(⌒〜⌒ι)
・王さんの部屋にある「シェードの回転する、アンティーク型・卓上電気スタンド」がかなり欲しくなった!
・久石譲氏の手がけたスコア(楽曲群)は、シーンによって素晴らしかったが・・クリストファー・ドイル氏の撮影は、総じて「微妙」だった気がする。。
・ラストで表示される“平凡にして偉大なる、総ての父と母に捧ぐ”の言葉が心に残る。

〜 こんなセリフも 〜

王「お前、※をほどいたな? イヤなのか?」
 「“オウム返し”はするな」
 「魚に生まれていたら、幸せだったのに」
 「この手紙に触るな」
 「大福の為にも、健康でいなければ」
 「俺は、安心して逝きたい」
 「見つかったか・・読んで」
 「閻魔様から逃げおおせた」
 「何処かに、彼の居場所がある筈」
 「息子には、此処は向かないようです」
 「大福は“独自の世界”で生きている」
 「親孝行なんていいんです。今のまま生きてさえくれたら」
 「何度、同じ事を言わせるんだ! もう泳がせないぞ!」
 「ゆっくりやろう・・悪かった」
 「まだ教えておく事がある・・それまで頑張らないと」
 「正直言って、私には彼女が“水の事故に遭った”
  とは思えないのです」

大福「お花さん、水ですよ」
  「泳ぎたい、です」
  「一緒に泳ごう」

劉先生「彼には分かっているでしょう。
    ただ、感情を巧く表現出来ないだけ」

柴「写真は預かるわ。でも、他の事は・・」

王「さぁ、行こうか」
大福「行こうか」

王「貰ったら“有難う”は?」
大福「どう致しまして」

柴「私が面倒を看るわ」
王「嬉しいが、一生は無理だ。
  君だって、いずれは結婚するだろう」
柴「結婚しないわ。・・他の男性(ひと)となんて

王「もし俺が再婚しても、相手に負担がかかる」
柴「・・そう言う事なのね。“嫌われてるのか”と思った」

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☆『バビロンの陽光(2010)』☆

9日(日曜)の午後。

昨朝から本日の午前にかけ、某県某市での出張仕事をこなして来た。

無事に帰松してのちは、後片付けなんかをしてたが、意外と「まだ元気が残されてる」ように感じたので、帰宅前に商店街の中にあるミニシアター“ソレイユ”に立ち寄り、上映期間中の2作品を“ハシゴ鑑賞”して来た次第(・ω・)

果たして、この疲れが、今夜〜明日にかけて出ませんように・・(⌒〜⌒ι)

・・

1本目はフセイン政権崩壊直後のイラクを舞台に、家族を探し求める祖母と孫の旅路をリアルに描いた『バビロンの陽光』である。

何となく「気が重くなりそうやな〜」と言う予感があったりもしたが・・「たとえ今となっても、向き合わねばならぬ事柄もあるだろうし・・今日、この場で向き合う事になったのも何かの縁だろう」と考え、鑑賞に取り組んだ次第。

2003年4月。暴君=サダム・フセイン大統領の失脚から3週間後。
イラク北部の砂漠地帯に、連れ立って歩く2人・・祖母とその孫=アーメッド・・の姿があった。
彼らは「祖母にとっては息子」「少年にとっては父」である、徴兵された男=イブラヒムを探し求めていた。彼が行方不明になったのは1991年の事であり、既に“12年もの歳月”が流れていたが・・母親には「息子はまだ生きている」と言う確信があった。
その「唯一の手がかり」である(彼の)友人からの手紙を、祖母は大事に保管し、孫にも幾度も読ませるのだった。

首都=バグダッドを経て、父のいる「筈」のナシリアの地(←1000キロの彼方)を目指し、2人はヒッチハイクの旅を続けるのだが・・

イラク国内の位置関係からして(情けなくも)良く分かってなかったが、、冒頭は北部・クルド自治区から始まり、バグダッドは中央、ナシリアはその更に南方にある。

物語のスタイルとしては“ロードムーヴィー”である本作。しかしながら、劇的な事件が起こるワケでなく、予想を超える幕切れが(我々を)待つワケでなく・・ある意味、淡々と進んで行く印象だった。

それが故に、中盤で「10分程度」半睡眠(?)状態に突入してしまい、展開の飛んでしまってたトコがあった(×_×)

出会う人々も(特筆すべきは)「赤いピックアップトラックの運転手」「煙草売りのカーセム少年」「優しき男=ムサ」「少女ファティマの母親」ぐらいだったような。。

しかし、進行以上に興味深かったのは「アメリカを受け容れる者もいるなら、拒絶する者もいる」「同一国内ですら“言語の壁”がある」「国の命令で“強制的に行われた事”について、嫌悪感を抱き続ける者がいる」など、イラク人独特の価値観(?)や境遇がセリフの中でイキイキと描き出されてた点だろうか。

例えば、とある2人のセリフのやり取りが“画面に日本語字幕表記”されるので「ああ、会話してるんやな」と思いきや・・うち1人が「言葉は通じないけれど、悲しみを感じるわ」と第3者に話したりする。こう言う演出は、珍しいような気も(・ω・)

“アンファル”“集団墓地”なる言葉がしばしば登場し、当時に暴君の行った「虐殺行為」の実態が“すっかり平和ボケ”した我々にもマトモに突き付けられる点は、正直、観てて「ドヨォン」と落ち込んでもしまうのだが・・これも眼を逸らせる事なく、しっかりと観ておくべき事なんだろう。

〜 こんなトコも 〜

・バグダッドでは煙草5本(の価格)が250ディナールだった。一方、バグダッドまでのヒッチハイク代が(2人で)500ディナール。煙草が高過ぎるンだか、交通費が安過ぎるンだか(・ω・)
・「共和国防衛軍(=バース党)」の悪行が、白日のもとに!
・ムサの告白「“バース党”の命令で仕方なく殺した。逃げ出せば殺されてた」もまた、重い。
・その後の「アーメッドとムサの再会」を信じたい!
・終盤、長回し映像で映される「アーメッド少年の泣く姿」は“演技”を超えてた気がする!
・ラストに表示されるメッセージ「答えを探す人々と、イラクの子らに捧ぐ」が「ズゥゥン」と観る者にのしかかる。
・結局「バビロンの空中庭園址」は画面に1度も登場しないままだった(×_×) 観たかったのに。。
・イラク国内では、過去40年の間に100万人以上が行方不明となっており、2009年までに300の集団墓地から15〜25万もの遺体が発見され、その多くが“身元不明”のままだそうだ。

〜 こんなセリフも 〜

アーメッド「トンネルの方が、笛よりずっと声が響く」
     「ここは恐いし、お腹が空いた」
     「将来は兵士になるのさ。僕は強いから」
     「僕を独りにしないで」

祖母「我が子が死ぬと、自分の一部も死ぬ」
  「たとえ傷付けられたとしても、相手を赦しなさい」

運転手「何とでも言うがイイさ。金はもう貰った」
   「サダムがクソなら、アメリカはブタだな」
   「お前ら犬(=米兵)の方が、俺たちより幸せだろうな」
   「信仰がなんだってんだ? 信仰があるなら息子は要らないだろ?
    今こそ、神に何とかして貰え」
   「明日は“神のみぞ知る”だ」
   「(上空を飛び回って)好きにすりゃイイさ。お前ら(=米軍)の天下だ。
    どうせ苦しむのは、下にいる俺たちだからな」

※「死ぬのが恐い? どうせ誰も永遠には生きられないさ」
 「皆に(バス代を)返金しろ!」
 「あなたに平和を」
 「神の助けを祈るよ」
 “我が子を失うのは、自らの手足を失うようなもの”
 “我が子に望むのは、皆と一緒に歩む事だけ”

運転手「その笛を吹くのを止めてくれ。脳が吹き飛びそうだ。
    吹きたいなら、マイケル・ジャクソンでも吹いてくれ」
アーメッド「マイケル・ジャクソンって誰? おじさんの町の偉い人?」
運転手「違う。“アメリカの偉い人”さ」

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2011年10月 7日 (金)

☆『探偵はBARにいる』☆

5日(水曜)。某県某市に1泊出張した夜。

市内の某イ※ン内にある“TOHOシ※マズ”に出向き、結構(?)期待値を高めてた1作『探偵はBARにいる』を“レイトショー”ながら鑑賞して来た。

も少し早い時間帯の上映もあったのかも知れないが・・ビジネス(ホテル)にチェックイン直後、報告書を作成中に“疲れ”がドッと押し寄せて来たモノで・・書きかけのまま、1時間ほど「仮眠タイム」を設けてしまう事となり、ひいてはかくの如きレイトコースとなってしまった次第(×_×)

思えば、早朝から夕刻まで、断続的ではあるモノの、ひたすら(クルマの)ハンドルを握ってたからなぁ・・(×_×)

・・

指定されたシアターは、(シネコン内で)最小規模のトコらしく「公開期間が終わりに近付いてる事」をそれとなく示唆してくれた。

本作と最後まで迷ったのは『ワ※ルド・スピ※ド』の最新作だったが・・あちらよりは「心に残るモノが、何か確実にあるやろ」と直感的に判断したワケで(=^_^=)

ところで、本作って「R12指定」にも関わらず、女性客の姿がちらほら目立ってたのも意外だった。

あ・・この日が水曜(=レディース・デー)だったからか。。

人口=190万人。
アジア最大級の“最北の大歓楽街”を擁する札幌・ススキノ。
“この街のプライベート・アイ”を名乗る探偵=「俺」(大泉洋)は、親友で運転手でボディガードでもある、相棒の北大生(農学部)=高田(松田龍平)と共に「BAR KELLER OHATA(ケラー・オオハタ)」のカウンターの片隅でグラスを傾けたり、オセロゲームに興じたりしている。

そんなある夜・・「俺」の事を何処で聞きつけたのか、近藤京子(コンドウ・キョウコ)と名乗る“見知らぬ女”から、電話による調査依頼が入る。
とある弁護士に「去年2月5日の夜、加藤が何処にいたのか」を訊ね、その際の反応を確かめて欲しい・・と言う「奇妙な依頼」の報酬は10万円だった。

「簡単な仕事」に思えたが故、「俺」は早速、その弁護士=南のいる事務所に出向いたワケだが・・それこそが“近藤京子の造り上げた「壮大な計画」の歯車の1ツに「俺」が組み込まれてしまった瞬間”だった事に・・この時の「俺」はまだ気付けないでいたのだった・・

当初こそ、TVドラマを観てるような「薄くて軽い映像&作品の雰囲気」にイヤ〜な予感が「ざわ・・ざわ・・」と高まったものだが、ピンポイントで挿入される“観客を「掴む」演出”がそれなりに巧妙であり、意外と劇中世界に引き込まれてしまったワタシである。

主人公である「俺」の“推理力”“スキル(=技量)”・・みたいな部分が“プロの探偵”として「全然ダメ」なモノで(←途中で何度も襲われたり、拉致られたりする)「俺」に対する好感度は全く上がって来ないワケだが(⌒〜⌒ι)
空手の師範代で、とにかく「メチャクチャに強い」高田を筆頭に、凄みを放つ組員=相田(松重豊アニキ)、“和製アントン・シガー(2007)”の名を欲しいままにしてくれそな、怪演の光る狂人=加藤(高嶋政伸)、水を得た魚のような北海道日報記者=松尾(田口トモロヲ)・・などイキイキ描かれてる助演陣が多く、つまりは・・

“個性的&魅力的なキャラを主人公の周囲に自在に配する事”で、本作は大きく成功し、尚かつ“その方程式さえ崩れぬ限り”幾らでも続編を作る事が可能なんやろなぁ〜 ・・と制作陣の「したたかさ」に唸らされてしまった次第(=^_^=)

※実際、本作は“第2弾”の制作が既に決定しているそうだ!

札幌を中心としたロケーションは、必ずしも「ロケツアー、すぐにでも敢行してぇ〜!」と万人に思わせしむる程にまで奏功してたとは言い難いが(?) まぁ『不夜城(1998)』で新宿・歌舞伎町の暗部(?)が活写されてたような、ああ言う描き方だと解釈すればイイんだろう(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

・依頼人=近藤京子の“正体”を巡る“ミスリード”の手腕はなかなか!
・ヒロイン=沙織役の小雪さんを含め、女性キャラ陣に個性があり過ぎな気も。。
・小雪さん、でけぇ・・! 公称では身長=170cmとの事だが、その上にヒールなんか履かはると。。
・加藤らによる「某夫婦襲撃シーン」は「タランティーノが演出したんか?」と思わせる程の緊張感&インパクトがある。
・終盤では、松田龍平、田口トモロヲが“フェードアウト気味”だったが・・アレで良かったの?
・ここまでポンコツ状態な「光岡自動車・ビュート」は初めて観た!!
・殺人事件の起こるロケーション群の奇抜さ(?)には、そこらのサスペンス作を蹴散らす程の勢いがあった(=^_^=)
・竹下景子さんが助演されてたが・・あのしとの登場シーンは「東京圏内」で撮影されてた気もする(←勝手な決め打ち)
・「街宣車が横転する」ちぅアクション演出は、邦画史上でも、かなり珍しいんじゃなかろうか!?
・冒頭の惨劇には、ブルース・ウェインの父親=トーマスが(ゴッサムの街角で)襲われるシーンを想起させられた。
・いつケガしたの? 「俺」の右頬とか、高田の右額とか。
・「拳銃過多」「ヴァイオレンス過多」「暴力団&右翼団体に安直に手を出す脚本」には正直、失望もさせられた。
・改めて、高島の不気味なインパクトは“新境地”と言えよう! 対する松重アニキの不気味滑稽さも、流石だった!
・相田の“舎弟”役のしとの「常に怯えつつ、適度にはラクしてる」ってキャラ造型が・・最高(=^_^=)
・霧島敏夫の「正義感に裏打ちされた、あの夜の行動」を予測し、犯行グループを誘導したのは結局、誰?
・ススキノでは、あんなに誰も彼もが拳銃を所持してんの?
・「俺」は“ギムレット”“マルガリータ(ダブル)”“ストレートのウイスキー(ダブル)”を好んでた。
・高田は“バーボンソーダ”を好んでた。
・「俺」の名乗ってた偽名の1ツは“桑畑三十郎”だった(=^_^=) ←アンタね、、
・全体的に「ねずみ男」の延長みたいなキャラ造型の「俺」だけど(=^_^=)2度ほど、感情を爆発させてるのが印象的だった。
・『英雄好色/EROTIC HEROES』ってな店があるらしい。。
・萩原朔太郎の詩を諳(そら)んじるのってば・・カッコいいんだか、そうでもないんだか(・ω・)
・『漫画ピンキー』って。。
・ボウリング場にいた、一連の事件に“全く無関係”な「ハゲ&ヒゲのおっちゃん」のその後が気になる(×_×)
・高田によれば・・「俺」は「モジャモジャ頭のヒョロっとした奴」って印象らしい(=^_^=)
・「探偵モノのお約束」として“ガジェット(秘密道具)”“個性的な情報屋”“味方してくれるベテラン刑事”“ライバル探偵(例:柄本明(=^_^=))”などを配して欲しかった。
・幾ら感情的になったにせよ「殺人現場で、あちこちに指紋をペタペタ遺す」ような愚行はすべきでない!
・近藤京子について訊ねられた時の、沙織の表情(とリアクション)を、もう1度見てみたい!
・『則天道場』って・・(⌒〜⌒ι)
・ここまで“警察不在”な物語だと、それはそれで清々しい(=^_^=)

〜 こんなセリフも 〜

俺「やっぱ、バレました?」
 「顔は殴らないで下さい! 一応“モデル志望”なんです」
 「この画像が出回ったらさぁ・・30万どころじゃ済まないよ」
 「夜は大抵、このバーにいるから」
 「教えてあげるよ。このゲーム(=オセロ)の奥深さを。
  白と黒が簡単に裏返る・・“人間と同じ”さ」
 「何で、俺が“こう言う眼”に遭ってるのか・・訊けよ!」
 “俺の中の「警報ランプ」が点滅した”
 「携帯なんて・・束縛されるだけで、何の役にも立たないからな」
 “忌わしき体験は、忘れちまう事に限る”
 “俺はいつものように、デスクワークに勤しみ、少しだけ嗜んだ”
 「(コーヒーの)ブレンド、変えた? ・・いつもより不味い」
 “感情をこじらせると、寿命が縮む”
 「それは、どう言う事かな?」
 「ススキノの“雑用処理”なら、任せて」
 「君たちが、みんな“ニューハーフ”だなんて思えないよ」
 「こいつは、面白くなって来たよ」
 「市の委託でやって参りました。
  “青少年をシンナーから守る会”の椿と申します」
 「では“突飛な質問”をもう1ツ」
 “無関係と思われた2ツの事件が、繋がった”
 「事実を隠す代わりに“ギブ・ミー・マネー”ってトコか?」
 「泣き言に付き合ってる程、暇じゃねぇんだよ」
 “俺たちはいきなり生み落とされ、人生の責任を押し付けられる”
 「やべぇ・・奥歯が抜けた」
 「今年の札幌祭りの“オートバイサーカス”、
  観れなくなっちまうからな」
 「これは、お前の人生をやり直す“最期のビッグチャンス”なんだ。
  もう1度、人生にぶつかってみろ」
 「イスタンブールまで逃げ切ったら何とかなるかも知れないけど。
  イスタンブール、何処にあるか知ってるか?」
 「アレ、こっちに向かって来てるよね?」
 「依頼人を護るためなら、主義だって変えるさ」
 「“ノープラン”だよ。来るんじゃねぇよ、殺されっぞ」
 「危なく、惚れるトコだったよ」
 「しがない“害虫駆除屋”でおます」
 「今、俺がやってる事?
  “北方領土返還運動”の事か?」
 「あの女なら・・今頃、突っ込まれてアヘアヘ言ってるだろうぜ」
 “持つべきモノは友か、金か・・言うまでもないだろう”
 「殴られ過ぎて、自分で自分が何やるか、
  ワケ分かんなくなってるし」
 「一緒に呑んだら、最高に楽しい奴だった気がする・・多分」
 「披露宴の招待状、まだ貰ってなくてね。
  ダスティン・ホフマンでもやっちまおうか」 ←若い世代には意味不明?
 「日本は“自由の国”だ。好きにすればイイさ」
 「明日が勝負か・・」
 「人に指図するばかりで!」
 「探偵はな、依頼人、護らなきゃいけないんだよ!」
 「スピード、上げてくれッ!」
 “どれが※※か、すぐに分かった”
 「趣味の良い時計だね」
 「御用の時は、このバーに」
 「悪い男かどうか、調べてやるよ」
 「幸せになりな

高田「きっとそいつ“デブのオカマ”だぜ?
   いるんだよ、声だけ可愛いの」
  「じゃあ、グッドラック」
  「鍛錬中? 彼女とかいるのかな? まだ童貞?
   血が出てるけど?」
  「おい、そろそろお暇(いとま)しようぜ」
  「今日は“運動会”はナシだぜ」
  「マリー・アントワネットかと思った」
  「何処だ? 探偵」
  「1人っきりの友達、無くしたくねぇや

京子“柔らかい雪で良かったですね”
  “いつか、総てをお話ししますから”
  “貴方の不名誉になるような事じゃありませんから”
  “プロでしょ? 気付かれないようにやって”
  “あの時、私も死んだのです”
  “私は、悲しくも、怖くもない、とても清々しい気持ちです”

沙織「“証拠がなければ赦される”とでも?」
  「でも、その子は将来、成功するわ。特に“こんな国”ではね」

霧島「賄賂を奮発した甲斐がありましたなァ」

松尾「だって、好きになったら仕方ないじゃないか」
  「“借り”なら、今晩返せ」

相田「弁償してやれよ。不良探偵」
  「報告する事がなくても“報告する事がない”って事を
   報告するんだよ」
  「こんなもん、突ついてどうする?」
  「・・面白そうじゃねぇか」
  「組の内紛か、或いはシロウト(の仕業)か」
  「どう言う“筋読み”だよ」

※「恋って、人を狂わせますよね」
 「男って、悲しい生き物だよね」
 「我々の理念は“屯田兵”と同じです」
 「ゆっくりしてけや」
 「“サービスタイム”は終わったんだよ」
 「総てを忘れろ。このススキノを棄てろ」

加藤「ジンギスカンは、ラムとマトンのどっちが好きだ?」
俺「その質問に、何の意味があんだよ?」
加藤「意味なんかねぇよ。お前の人生と同じだ」

高田「俺は、ラムだな」
俺「そう言うハナシじゃねぇ!」

俺「馬がガンガン来るか?」
高田「・・来ないよね」

※「そんな話を何処で?」
俺「さぁ?」

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2011年10月 5日 (水)

☆『最後の初恋(2008)』☆

4日(火曜)の夜。
昨夜は「軽く飲む」つもりが・・結局、帰宅したら25時を少し回ってるって塩梅だった(×_×)

某バーでの“イングリッシュ・ディスカッション”も全然「イングリッシュ」じゃねぇし・・
収穫(?)と言やぁ「居酒屋」を“Japanese Tavern”と言う事やら「のほほんと」を“Nonchalantry”と言う事やら・・そんな2単語ほどを覚えて帰ったぐらいである。

って言うか、(どっちも)普段の生活じゃ100%使わねぇ単語なンですけどぉ!

・・

今夜は残業終わりで“大人しく”帰宅し、明日からの「某県への1泊出張」を前に、寛ぎつつBSP(プレミアム)で放送された“大人のラヴロマンス”『最後の初恋』をダランとしながら(させながら)(←ってどの部位をだ?)観たのだった。

リチャード・ギア&ダイアン・レインを主演に迎えた恋愛モノ。お2人は『コットンクラブ(1984)』『運命の女(2002)』以来の共演って感じやろか。
って、既に“夫婦役”を演(や)ったはりもするんだが・・(・ω・)

親友=ジーン(ヴィオラ・デイヴィス)がマイアミに出かける数日間、ノースカロライナ州ロダンテの町の浜辺に建つホテルの経営を任された主人公=エイドリアン・テイラー(ダイアン)だが・・そこに“とある目的”を持って泊まりに来たのは、整形外科医=ポール・フラナー(ギア)だった。

折しも“ハリケーン”が近付いてもいた季節。
それぞれの家庭&人生に“事情”を抱える「悩み多き2人」は、その数日間を自分たちだけで過ごす内・・どちらからともなく惹かれ合ってゆくのであるが・・

原作である小説を執筆した作家=ニコラス・スパークスと言えば、これまでに(本作を含む)6作品が映像化されてるようだ!
『きみに読む物語(2004)』『メッセージ・イン・ア・ボトル(1999)』『ウォーク・トゥ・リメンバー(2002)』『ラスト・ソング(2010)』『親愛なる君へ(2010)』。

原作版は当然ながら(?)読んでないワタシだが、パッと連想したトコでは『マディソン郡の橋(1995)』をアタマに浮かべてしまった。
ヒロインの家族3人(夫=ジャック、娘=アマンダ、息子=ダニー)が揃って遠く(=オーランド)に出かけるってトコも「ブタ(?)の品評会に出向く」ってのと、大して違いはないように思えたり。

“訪ねて来た男”が、何となく下心をちらつかせてたり(=^_^=) “迎える女”の方も「拒むワケでも」「枯れてるワケでも」ない辺りが、酷似しても感じられる(=^_^=)

ハッキリ言うと「ロマンスやわぁ〜!」と感じる以前に「観てて気恥ずかしいってばよ!」ってなある種の“照れ臭さ”を観客に与える類(たぐい)の作品だったんじゃないかな、と。
まぁ何となく、ワタシも中年であるが故に「理解はしかねるが、拒絶はしない」って気持ちにはなった。

安直な設定の置き方【起】から、有りがちな恋愛物語が展開【承】し、これまたベタな事件【転】を経て、分かり易い形で幕【結】となるワケだが、、それはそれでダラッと観るには最適と言えるのかも知れない。

特に「まだまだ恋を拒むワケじゃない!」「まだまだ枯れてるなんて言わせない!」って心持ちの女性には、案外「涙腺を刺激しまくる」に足るだけの衝撃や感動を与えてくれるのかも知んない(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

・ロダンテの町の良さ&素晴らしさがアピール出来てたか? と言われると・・正直「微妙」だったと思う。
・海上の「黒ひげの火」の正体(=発生原因)ってば何だったんだ? (“セントエルモの火”的な)放電現象の一種か?
・トールソン役のスコット・グレン、マーク役のジェームズ・フランコが、脇役ながらも「確実に」光ってた。
・ヴァイオラさんは、もうちょい“終盤”でエイドリアンに絡んでも良かったんじゃなかろうか?
・実年齢で言えば・・このお2人って「歳の差=16歳」なんやね、、(×_×)
・エミルー・ハリス(Emmylou Harris)と言う女性歌手の歌う「In Rodanthe」ってな曲の歌詞が、本作にかなりリンクしてて良い。
・ネーミング(呼び名)すらなかった(?)本作に登場する「木造のホテル」だが・・最初に画面に映し出された時は、まずその形状がスゴくて、結構なインパクトを受けた! モノクロ(映像)にして、もっとおどろおどろしく演出したら・・「かの“ベイツ・モーテル”の裏手に建ってる、あの屋敷」にも負けないんじゃないやろか?(⌒〜⌒ι)
・「5万人に1人の、麻酔の副作用」って言葉が出て来たが、納得出来るような出来んような・・
・ラストで、とある“奇跡”が起こるんだが・・もそっと「両者の距離」が近かったら・・完全に“巻き込まれて”死んでましたね、あのしと(×_×)

〜 こんなセリフも 〜

エイドリアン「捻(ねじ)れや疵(きず)のある流木で造った方が、
       味のある作品(=箱細工)に仕上がるの」
      「私には“1人で考える権利”がある筈だわ!」
      「今から呑む事にするわ・・ウイスキー、貴方も呑むでしょ?」
      「貴方は言い訳しかしない!
      「何を恐れてるのよ?
      「“仕方ない”なんて言えないわ」
      「好き勝手になんて行動出来ないの・・“いい母親”ってのはね」
      「大切な事には、時間をかけてね
      “今の私は、10代の娘の心を持つ大人の女だわ”
      「私も、救われたの」
      「この愛はね・・“今より成長する力”を与えてくれる愛なの」

ポール「食堂に問題はないが・・独りで食べたくなくてね
   「ダイナ・ワシントンは最高だな」
   「医者は、万能じゃない」
   「マイルス? 今日はバッハを(オペ室で)流してくれ」
   「子供のハナシをすると、顔が輝くね」
   「きっとワインのせいだな・・つい余計なハナシを」
   「“最高の医師になる”と誓ったんだ。
    たとえ“最高の父や夫”にはなれなくてもね」
   「人生は“選択の連続”だ。君が“今の人生”を選んだんだ」
   「結婚して何年になる? そして“本当の自分”を覚えてるか?
   「君が母親で、子供たちは幸せだ・・君は愛されてる」
   「“君を妻に持つ事の出来る幸せ”の分からない男は・・愚か者さ
   “どんな美しい女性も、あの日、指でたどった君の体の線には及ばない”
   “君との、新しい人生が待ち遠しい”

ジーン「もし発電機が動かなかったら、思いっきり蹴ってみて」
   「祖母の教えは“好機は逃がすな”なの」
   「考えようによれば・・“別居”もあんたにとっての好機じゃ?」

マーク「やっと歩み寄れたのに、奪い取られた」
   「あなたが父を“本当の父”に変えた・・恩人です」

アマンダ「“説明しても理解出来ない”と思ってる?
     今なら“大人の話”も分かるわ」

エイドリアン「歳を取る上に、問題ばかりの毎日よ」
ポール「誰だってそうさ

ポール「泊まって欲しくないのなら、僕は出て行くけど」
エイドリアン「夕食には、サーモンを出すつもりだけど」
ポール「それはイイね」

エイドリアン「(これまでに)棄てた夢を思うと・・後悔してしまうの」
ポール「まだ間に合うさ・・夢を追えよ」

エイドリアン“愛の手紙なんて久しぶりね”
ポール“君の息遣いを感じる・・手紙は「逢えない刻(とき)」を乗り越えた
    2人の「愛の歴史」だ。明るい未来の証だ”

エイドリアン「パパが来る前に、そのお腹の絵を消しなさい」
アマンダ「無理だよ。だってコレ、本物のタトゥーだもん」
エイドリアン「・・うそ」

エイドリアン「作品を美術商に見せる話はどうなってるの?」
ジーン「・・“総て”を見せてるわ」

ロバート「あんた、俺の妻の眼の色が何色だったか覚えてるか?
     ・・俺の妻は死んだんだ。結婚して43年目にな」
    「あいつが、俺のために手術を望んだんだ。
     あいつが“何かを望む”なんて、初めてだった」

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