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2011年9月19日 (月)

☆『孤高のメス(2010)』☆

18日(日曜)の夜。

昨日は、夜遅くの帰宅となり(←まぁ、ダラダラしてたせいで夕方出発となった、自分が悪いんだが)帰阪しても(殆ど)寝るだけに終わった。
本日は昼前から、ちょいと用事があり大阪(梅田界隈)に出かけたが・・特に劇場に行くでもなく、大人しく帰宅した次第(・ω・)

で、やっとくべき事(?)を適度に片付けた後、21時から台所へと移動し(←高松に持って行ったため、枚方の自室には、未だTVがないままなのだ)「日曜洋画劇場」で“地上波初放送”された『孤高のメス』を観た☆

詳しい解説は、こちらにある劇場公開当時の記事を読んで頂くとして・・やはり“あちこちTV用にカット(=切除)されまくり”なヴァージョンながら・・ブラウン管(=^_^=)にかぶり付き状態で観てしまったのだった。やっぱし、本作ってば素晴らしい!

・・

経歴やら医学界での立ち位置は、無論異なるワケだけれども、
登場する医師たちが「良い医師=不器用」「悪い医師=低スキル+怠慢+高慢」「普通の医師=善人だが及び腰」のほぼ3タイプにきっちりと区別されてて、その辺りは「やや落ち着いた眼」で観るに・・「分かり易っ!」と苦笑してしまった。

最も複雑な「キャラ造型」を確立してたキャラは・・総じては案外、さざなみ市長=大川(柄本明)その人だったのかも知んない(=^_^=)

横にいた(別の事をしてた)家人が、いちいち「暗い」「知ってる役者がいない」「オペ中に“※は※み(←女性演歌歌手)”はおかしい」とか、それなりに真っ当そうな事をたまに吐いてたが・・「そんな事はどうでもイイんだ!」と“五月蝿(うるさ)顔”をしてしまった。

「そんな態度してると、イザと言う時に臓器提供したらんからな!」と言い渡したくなった(⌒〜⌒ι) ←こっちが先に頂戴する事になるかも知んないけど。。

〜 こんなセリフも 〜

弘平「母さんって、いつも“貧乏くじ”ばかり引かされてた気がするなぁ」
  「そろそろ戻らないと・・“ぺーぺー”の新米ドクターは色々忙しくて」

浪子“看護婦と言う仕事が、嫌で堪らない”
  “(復帰して)半年経っても、少しも馴染めない”
  “ガーゼを詰めたまま、患者は慶応医大へ送られた”
  “オペ室での出来事を、患者の家族は知らない”
  “私の手渡したクーパー(剪刀)とペアン(鉗子)が患者を傷付ける。
   ・・私も共犯者だ”
  “それが、当麻先生に渡した最初のメスだ”
  “クーパーが、優しく正確に動いて行く”
  “かつて、こんなにも美しいオペを見たことがない”
  “日記から、愚痴が減って行く”
  “メッツェンバウム(剪刀)、ペアン、クーパー、モスキート(鉗子)。
   それらを渡す度に、先生の体温と情熱が伝わって来る”
  “先生は、嘘がヘタだ”
  “大川さんと誠君の生命が、とうとう1つに繋がった”
  “これを渡せば、オペが終わる・・最後のクーパーだ”

当麻「器械は、もっと優しく扱わなきゃダメです」
  「救急車だと相当、出血がかさみます。
   すぐ“開ける”しかないでしょう。スタッフを集めて下さい」
  「バイタル、どうですか?」
  「“慣例”だから諦めるの?」
  「外科医にとって大切なのは、眼の前で苦しんでいる
   患者を救う事だよ。大学の“慣例”じゃない」
  「朝はパンにしてますから」
  「お見合い・・ああ、で、どなたとどなたが?」
  「クラシックはダメだ、眠くなる」
  「ロックじゃ、メスが暴れてしまうよ」
  「彼女は“日本の宝”だぞ?」
  「地域医療のレベルアップが、これからの課題です」
  「僕には、そんな“野望”はありません」
  「きっといつか・・一緒に出来るよ」
  「医師であり続ける事は、医師になる事の何10倍も難しいんだ」
  「“自重”などしてる余裕はありません。
   (脳死肝移植は)残された“唯一の救済手段”なんです」
  「助かりたいと願う“患者”と、生命を繋ぎたいと望む
   “脳死患者の家族”が眼の前にいるんです」
  「いや、構わないよ。良く勉強してるね」
  「今ここで、刑事さんと“脳死論議”をしている時間はありません」
  「医師としての、自分の仕事をやるだけです」
  「無事に終わりました・・汚(けが)れのない美しい肝臓でした。
   お役に立てるよう、全力で当たらせて頂きます」
  「有難う。見事だったよ」
  「新しい先生を助けてやって下さい」
  「有難う。君は“素晴らしいナース”でした」

院長「息子さんの事は、一生忘れません」

実川「あなたの身辺には、色々な噂がある」
  「“でたらめ”かどうかは、倫理委員会が明らかにするでしょう」
  「彼のメスは純粋で・・孤高なんだよ」

当麻「いつかまた、一緒に働ける日が来たらいいね」
浪子「結構です。先生は人遣いが荒いから」

当麻「まだ怒ってる?」
浪子「・・笑ってます」

追記1:大川市長の弟役は、なんと(=^_^=)でんでん氏だった! ここでも「ボディを透明に・・」とか言い出しそうで、コワかった(×_×)
追記2:「ふるさと創生資金=1億円交付」を発案したのは、当時の※下首相だった(×_×)
追記3:「竹内基準」とは、1985年に発表された、厚労省による脳死判定基準の事だそうだ。で、今も通用してるんかな?
追記4:臓器移植法の成立・施行日は1997年10月16日であり、放送の最後に「本作は臓器移植法施行前のフィクションです」なるテロップが表示された。

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