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2011年7月28日 (木)

☆『ガス燈(1944)』☆

27日(水曜)。
仕事帰りに、界隈の(と言っても、ちィと離れてるが)神社でお祭りをやってる、てな情報を頂いてたので、好奇心から覗きに行ってみた☆

・・ら、コレがコンパクトかつ“昭和の頃のテイスト”が満開であり、結構ワタシとしては楽しんだ次第。

露店が「たこ焼き」「かき氷」「福引き」程度しかなく、かつ特設舞台で勝手気まま(?)にカラオケ大会が“タケナワ”な感じに展開してた(=^_^=)

残業ですっかりハラも減ってたので、件(くだん)の「たこ焼き」を買い求め「樹脂製のビールケースを逆さに並べた上に、長い板きれを渡しただけ」な即席ベンチ(?)に腰掛け、カラオケ大会に何となく耳を傾けたり・・

司会者のおいちゃんが「今夜の大会は終了し、明日も開催される旨」を告知し、続いて「彼の言うトコロ」の“花火大会”が開始されたんだが・・コレが質も量も小規模な感じで、微笑ましいような気恥ずかしいような(部外者ながらも)妙な気分となってしまった(・ω・)

「折角だし、かき氷も喰って行くかな?」と考えてたら・・発電機が止まり、露店の照明がいきなり落とされてしまった(×_×)
どうやら、21時をもって“1次会”はお開きのようだった。

後は「欲求不満な中年男女の時間」なのだろう・・ ←何処まで不健全なお祭りやねん!

・・

帰宅し・・左腰が痛く、鼻水が(左の鼻腔から)垂れて来て止まんない・・って事で、しばらく横になって休む事にした。こう言う場合「風邪薬」か「腰の痛み止め」か、どっちをどのタイミングで飲むのか、に悩まされてしまう。。

仮眠を25分ていど取るつもりが・・うっかり35分も取ってしまい、、観ようと予定してたBSP(プレミアム)で放送の『ガス燈』の序盤、約5分を観逃してしまったのだった(×_×)

年上の作曲家=グレゴリー・アントン(シャルル・ボワイエ)と結ばれたポーラ(イングリッド・バーグマン)は、叔母である人気オペラ歌手=アリス・アルクイストがかつて住んでいた“ソーントン広場9番地(ロンドン)”にある邸宅に居を構える事に。

当初こそ幸せな新婚生活に酔っていたポーラだが、その屋敷は「10年前にアリスが絞殺され、いまだ犯人の見つかっていない因縁の場所」でもあったのだ!

やがて、誰もいないハズの屋根裏から響く足音、真夜中にフッと勢いの弱まる(寝室の)ガス燈の明かり、自身のあずかり知らぬ間に、消えては見つかったりする調度品など・・不可解な出来事が相次ぎ、次第に心的に追い詰められてゆくポーラ・・

そんな彼女に救いの手を差し伸べたのは、ブライアン・キャメロン(ジョゼフ・コットン)なる紳士であった・・

以前からBS2で放送されては、観逃し続けて来た本作(×_×)
序盤こそ(又もや)観逃してしまったものの・・概ね“満足な鑑賞”が叶い、喜んでいる。

この時代にして、なかなかの吸引力&サスペンス性を持つ佳作と言えよう! もっと早く観ときゃ良かった、ホンマに(=^_^=)

ポーラが次第に精神的に追い詰められて行く様、(善なのか悪なのか)得体の知れぬ周囲のキャラ陣、モノクロ映像でこそ映える、霧に包まれたロンドンの夜や石畳・・など本作ならではの見所は多い! また、それまで一貫して「怯え続ける奥様」を演じてたバーグマンが、終盤で突然“牙を剥く”辺りも「女優さんですやんか〜!」と感心させられた。

登場キャラがとにかく少ないので「この展開で、2時間近くも持つんかな?」とも心配になってしまったが・・それなりにロケ移動や、主人公置換(?)などもあって退屈はしなかった。

舞台劇が原作と言う本作。私的には、何処となく名探偵=シャーロック・ホームズ(ヘルロック・ショルムズ?)もののテイストを感じたり(=^_^=)
『赤毛連盟』や『まだらの紐』辺りだろうか・・

「怪しげなヤツが、やっぱり怪しかった」って点こそは、ちっと減点対象たり得るが(=^_^=)それはそれで楽しかった。

約70年前(!)の作品にして、もはや何処もいじくる必要のない完成度。これだから名作はやめらんない!(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

・ジョゼフ・コットンってば・・“ブタ顔”とは言わないが“猪(イノ)顔”とは思う。さほど善人にも見えないし・・
・セルギウス・バウアーって“当時”は幾つだったんや?
・てっきり、宝石は“子供用の橇(そり)の中”にでも隠されてるんかと思った(=^_^=)
・監督=ジョージ・キューカーは『マイ・フェア・レディ(1964)』も手がけておられる。
・メイド役=ナンシーを演じたアンジェラ・ランズベリーは、撮影当時わずか17歳だったそうだ!
・グレース・ケリーと共に、めっちゃくちゃに美人なバーグマンさん。ウィキ情報ながら、タッパ(身長)が175cmほどあったそうな。ワタシよか高いじゃん!

~ こんなセリフも ~

ポーラ「やっと“話せる方”が・・」
   「これは、貴方の助けにはならないわね」

グレゴリー「家のない者に、あれ程寒い街はない。
      しかし、家のある者にとって、ロンドンは格別の暖かさだ」
     「宝石は素晴らしい・・“独自の生命”がある」
     「いいさ。どうせなら心地良く過ごそうじゃないか」
     「気を付け給えよ。殿方は時に“野獣”に変貌するものだから」
     「“忘れてしまう”とは・・“嘘をつく”よりたちが悪い」
     「直感を信じて行動すべきだった」

ブライアン「法には触れずとも、常識には反する行動だ」
     「“公務”なら、喜んでやるんだろ?」
     「誰がそこにいるのか・・貴女には、もうお分かりの筈だ」
     「今夜、ここに来て正解だった」
     「ガス燈が・・いつからだ?」
     「朝日が、闇夜の記憶を消し去る事だってあるさ

警部「公務を“知り合う為の口実”に使うなよ」

ポーラ「起きた事が、総て夢だと言うの?」
グレゴリー「いや、そもそも何も起きてなんかいないんだよ」

真犯人「何が目的だ?」
ブライアン「宝石と正義さ」

真犯人「ヤツは盗み聞きをする気だぞ」
ポーラ「彼はそんな事はしないわ」 

ポーラ「長い夜ね」
ブライアン「でも、朝は来るさ」

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コメント

こんにちは、お祭り堪能されましたか。
うちの近所でも小規模な花火大会やってましたよ。昔は小さな町のお祭りでも結構連発してたのになぁ。

この作品は前に記事にしていて、今回再見しようと録画しました。追い詰められていくポーラや、引き込まれる展開が秀逸でしたよね。ほんと、これだから名作はやめられないって感じです!

ところで、今月も「ブログ DE ロードショー」 のご案内に参りました。
リクエスト企画で選ばれた作品は・・・さて、何でしょうか?
こちらにてご確認ください→http://anoken.blog18.fc2.com/blog-entry-687.html

鑑賞日は8月5日(金)~7日(日)の三日間。都合の悪い場合は後日でも結構です。
今月も皆さんと一緒に同じ映画を観て、わいわい盛り上がりたいと思います。感想・レビューは強制ではありませんので、もしよかったらご参加くださいね~!

また、引き続きみんなで一緒に見たい作品のリクエストを募っています。どうかお気楽にリクエストください♪

投稿: 宵乃 | 2011年7月29日 (金) 10時46分

宵乃さん、お早うございます。

風邪を引いてる上に、飲みまくって、鼻がズルズル
声がガラガラとなってしまってます(×_×)
さっき、ようやく起き上がれました。

鼻水⇒微熱⇒咳、痰・・と、その症状の移り変わるのが興味深いですね。。

>こんにちは、お祭り堪能されましたか。
>うちの近所でも小規模な花火大会やってましたよ。
>昔は小さな町のお祭りでも結構連発してたのになぁ。

イイですね、お祭り。
自身がスーツ姿なのが「客観的にはサラリーマン度、高いんやろなぁ」
などと思え、ジオラマのフィギュアにでもなったような気分です(=^_^=)

>追い詰められていくポーラや、引き込まれる展開が秀逸でしたよね。
>ほんと、これだから名作はやめられないって感じです!

リメイク企画をすら受け付けない(=^_^=) 完成度がありました!

>リクエスト企画で選ばれた作品は・・・さて、何でしょうか?
>こちらにてご確認ください

ついさっき、お邪魔しました。ジャン・ピエール・ジュネ監督版の『エスパー魔美』って感じなアレですね(=^_^=)
メジャー度がバツグンな感じなので、参加者も多くなるんじゃないのかな?

ワタシは2位に決まってしまったアレに投票したのでした、確か(=^_^=)

>また、引き続きみんなで一緒に見たい作品のリクエストを
>募っています。どうかお気楽にリクエストください♪

何か思い付いたら、リクしてみますね。

投稿: TiM3(管理人) | 2011年7月30日 (土) 11時54分

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