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2011年6月29日 (水)

☆『SUPER 8/スーパーエイト』☆

28日(火曜)の夜。
「も少し残業、頑張っても良かったかもなァ」と後ろ髪を引かれつつ・・仕事を切り上げ、向かったのは“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”であった。

やっぱり(=^_^=)期待値をおさえる事の出来なかった新作『SUPER 8/スーパーエイト』の存在が気になり、観に行った次第で。

ってか、昨夜も“午前様帰宅”だったし、明日も「日帰りコース」ながら出張が控えてるので、帰宅してゆっくり過ごしたいのはあったンだけど。。

・・

スティーヴン・スピルバーグを製作総指揮に迎え、J.J.(ジェフリー・ジェイコブ)エイブラムスが脚本&監督を務めたSF作品。

ス※ルバ※グのネームバリュー(神通力?)なんぞは、もはやどうでも良く(以前から、どうでも良かった(=^_^=))、期待値を高めてくれたのは「予告編」において“モノ凄い吸引力”を発揮してくれる、エイブラムス監督の手腕のみだった。

エイブラムスと言えば『スター・トレック(2009)』以来のメガホンと言えるワケだが・・正直、まだ「監督さん」としてはコレと言った印象をワタシに植え付けてくれてはおらず(・ω・)

1979年。アメリカ・オハイオ州にある「リリアン」は、鉄鋼業で賑わう街でもあった。
保安官代理=ジャックを父に持つ、14歳の少年=ジョー・ラムは、4ヵ月前に、母=エリザベスを工場内の“痛ましい事故”で失い、失意の底にいた。

ジョーは幼馴染みである、FATな少年=チャールズ・カズニックと共に“8ミリフィルム”で映画を制作し、来(きた)る「映画祭」に出品するつもりでいた。
彼ら5人(ジョー、チャールズ、ケアリー、マーティン、プレストン)の仲良しグループは、エリザベスの1件においてラム父子と深い因縁を持つ男=ルイス・デイナードの1人娘=アリス(エル・ファニング)に声をかけ、主役級の女優とし作品に参加しないか誘う。

当初こそ、ジョーに近付く事に抵抗を示したアリスだが・・次第に彼ら5人に溶け込むのだった。

ある夜(その夜?)、劇中のクライマックス(?)を撮影すべく、深夜の「リリアン駅」に集まった6人は、奇しくもリハーサル中に、貨物列車がホームに入って来る場面に出くわし「これ幸い!」と、いきなりの本番撮影を開始する。

轟音を響かせ、彼らの立つホームを猛スピードで通過する長い列車・・しかし、その進行方向に、当然「1台のピックアップトラック」が立ち塞がる。

線路内に強引に進入したトラックは、先頭車両と激しく衝突!!

列車は次々と脱線し・・炎上する貨車、宙を舞う貨車・・と駅舎の周辺は、さながら“地獄のような様相”を呈する。

そして直後、彼ら6人は、トラックを運転していたのが“意外な人物”である事を知る。

間もなく現場には空軍が駆け付け、6人は逃げるようにその場を立ち去るのだった。

しかし、ジョーはハッキリと見たのだ。
横転した貨車の中に“何か”が潜んでいた事を。
そして、現場に“不思議な金属で構成されたキューブ(立方体)”の散乱していた事を。

そしてまた、ホーム上の3脚の上で回り続けていた「カメラの中の8ミリフィルム」には、事故の一部始終を収録した“驚くべき映像”が偶然にも残されていたのだった・・!!

私的には、そのタイトルを勝手に意訳し・・“凄八(すごはち、すごっぱち)”と呼んでた本作だが(=^_^=) 観終わってみると・・「何となくも、しかし確実なる“失望感”」のジワジワこみ上げるのをおさえる事が出来なかった(×_×)

帰り道で「ス※ルバ※グって、やっぱり“アホ化”が極まって来とるンやろか?」とも思ったワケだが・・最終的には「ス※ルバ※グとエイブラムスによる“ヒマを持て余した神々の遊び”みたいな企画(=^_^=)じゃなかったンやろか?」と考え、自身を納得させるに至った(=^_^=)

多分、お2人の中で『予告編には徹底的にカネをかける』『(完成までは)作品全体に関し極秘主義を徹底する』『コケても自分たちが絶対に損しないようにする(=^_^=)』などと言った幾つかのルールだけをまず決め、後はテキトーに遊びで造ったんじゃないか、と。

逆に、そうとでも考えなければ「手抜き」「説明不足」「理解不能」「チープ過ぎ」な演出が目立ち過ぎた。

観てて(特に後半以降で)連想したのは、スティーヴン・キング原作の『IT(1990)』や、ローランド・エメリッヒも関わってたSFコメディ『スパイダー・パニック!(2002)』であった。

館内壁面に飾られたポスターには、本作を異常に(?)絶賛するコメントが見受けられたが・・あんな評価をするヤツに、到底「鑑賞センスがある」とは信じられない、このワタシである(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

・『スター・ウォーズ(1977)』のポスター、挿入されるシック(Chic)のヒット曲“おしゃれフリーク(Le Freak)(1978)”、初代「ウォークマン」(1979)、「ルービック・キューブ」・・など、1979年当時の(人気、話題の)アイテムやネタがちらほら出て来て面白い。
・タイトルの“スーパーエイト”とは、動画用フィルム(8mm)の規格の事だった! ワタシはてっきり「仲良し7人組に新たに加わる“8人目の異星の仲間”」なんてな意味が含まれてるンかな、などと。。(←ウ※トラセヴンかよ!)
・工場の「無事故記録:784日」なるパネル表示が「1日」に架け替えられてしまった(×_×) で、その2年2ヵ月前には、果たしてどんな事故があったんやろ(×_×)
・本作で最も(?)エグいのは、冒頭のガキのセリフ「あんな風に死んで、あの棺に何が入ってると思う?」じゃなかろうか。次に、あのガキゾンビ。アレは怖かった! 同じゾンビが(劇中劇に)何体も出て来る設定も怖いし!(脈絡ないし!)
・「スリーマイル島」の原発事故は、1979年3月28日に勃発したそうだ。
・エンディングでは(左側に)流れる“映像群”ばかりに眼を奪われ、殆ど(右側の)クレジットが読めなかった(×_×)
・ジャック役の男優さんが、なかなかに好印象だった。風貌的には「カート・ラッセル+井上順+草刈正雄」みたいな感じやろか(=^_^=) ←違う?
・本編とは何の関係もないが(=^_^=) ミシガン州のマッキノー島に興味津々・・
・教師=トーマス・ウッドワードを「その後も徹底マーク」させてなかったネレク大佐は、ハッキリ言って「バカ軍人」だと思う。
・特殊な貨車には“フック”が備わってるモノらしい。
・序盤の脱線シーンは『ハンコック(2008)』や『逃亡者(1993)』に負けず、凄かった!
・“アレ”の表情は、何となく『ドリーム・キャッチャー(2003)』『サイン(2002)』に出てたヤツにも似てた気がする(?)
・「周波数=13201」って、普段は何処の放送局なんだ?
・モデラーに言わせると、同じように見えるグレーにも14種類ほどの色の違いがあるそうだ!
・本作では『ウォーキング・ディスタンス作戦』ってのが展開されてた。
・リリアンの人口は1万2千人との事。
・エリザベスの墓碑には「1942〜1979」と刻まれてたような?
・1958年に(何かが)墜落したり、1963年4月8日に(何かが)事件を起こしたり・・と、それなりの“らしい設定”がなされてた。
・サコ(SAKO)社と言う“銃器メーカー”があるそうだ。
・“アレ”と遠隔交信出来るらしいウッドワード先生ってば、まるでケムール人とテレパシーで交信出来る、神田博士のようである(←「ウルトラQ」の第19話『2020年の挑戦』より)
・いわゆる“少年モノ(ジュヴナイル?)”の登場キャラって、どうして「FAT系」「歯列矯正系」など、お約束的過ぎる“キャラ造型”なんやろ?
・亡くなった母の“謎の言葉”などを演出に絡めてくれたら、まんま『サイン』なのに、と思った(=^_^=)
・あの“キューブ”の造型がチープ過ぎて、笑えた。
・“劇中劇”における「あの列車脱線シーン」の完成度(=再現度)は・・結局「余りにも残念」なモノだった(×_×)

〜 こんなセリフも 〜

ジョー「分かるよ(I want.)」
   「“ディック・スミスの本”でメイクを習ったのさ」
   「ムーリン先生みたいな感じで動いてくれ」
   「そんなの分かんないよ(It's no clear.)」
   「こんな風にママに見つめられると、
    “自分の存在”を実感するんだ」
   「僕は、信じます」
   「悪い事があっても、僕らは生きて行けるんだ

チャールズ「今、行くってば!(I'm comin'!)」
     「ホンキの演技は、本番まで取っとけ」
     「確かにこのカメラはおじさんのだけど、
      中のフィルムは僕のだよ」
     「イイんだ。ムカつくのはそこじゃない。
      ・・お前ら“両想い”だろ? そこがムカつく」
     「飲んで悪いかよ。ノド渇いたし、ここ戦場だし」
     「今から痛くするから覚悟しろ!
      ・・いや、やる前から泣くなよ」

アリス「乗って!(Get in!)」
   「“何でも自分の思い通りになる人”なんていないわ
   「パパは“そう”思ってるの。私も・・時々“そう”思う」

マーティン「普通、教師が銃を(生徒に)向けるか?」

デイナード「もう、顔を見せるな(I won't see you.)」

ネレク「君に“積荷の明細”は見せられん。だが、危険な貨物ではない」

保安官「“ウォークマン”? つまりは“自分専用のステレオ”か・・
    閉じこもるのは感心せんぞ」

保安官代理「冷蔵庫のピザなら、俺が食べちまった。ごめんな」

住民「総てはロシア人の陰謀よ! ソ連の仕業だわ!」

ダニー「土足で乗るなよ。それから、無線機にも触るな」
   「マズい・・絶対にマズい・・」

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コメント

こういう映画こそ「時間返せ~」という感じでしょうか。
製作総指揮ってそこそこマネー出して言いたいこと言ってればいいんでお気楽ですよね。
そういや、エイブラムス監督作品って『スタートレック』くらいしか思い出せない。
『クローバーフィールド』はマット・リーブスだったしね。
エルちゃん12歳であの大人っぽさに比べ、似たような年齢のときの『宇宙戦争』のダコタちゃんって
ダディに抱っこされてましたよね(笑)
姉妹でこんな風に比較すると案外面白いかも。

投稿: ituka | 2011年6月29日 (水) 23時36分

itukaさん、お早うございます。

昨夜も午前様でした〜。。

>こういう映画こそ「時間返せ~」という感じでしょうか。
>製作総指揮ってそこそこマネー出して言いたいこと
>言ってればいいんでお気楽ですよね。

やっぱり、総じてスピやんを評するに・・
『激突!』が1番スゴかったかも! と思う時があります(=^_^=)

>そういや、エイブラムス監督作品って『スタートレック』
>くらいしか思い出せない。
>『クローバーフィールド』はマット・リーブスだったしね。

一応『M:i:III』があるンですけどね。。

>エルちゃん12歳であの大人っぽさに比べ、似たような年齢のとき
>の『宇宙戦争』のダコタちゃんって
>ダディに抱っこされてましたよね(笑)

甲高い声で叫びまくってましたっけね(⌒〜⌒ι)

>姉妹でこんな風に比較すると案外面白いかも。

お姉さんよりも堅実な(?)女優人生を歩んで行かはりそうにも
思えますね。
デビュー作が『アイ・アム・サム』とは・・スゴいなぁ(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2011年7月 1日 (金) 07時12分

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