« ☆『プリンセス・トヨトミ』☆ | トップページ | ☆『プリトヨ』のロケツアーを敢行!!☆ »

2011年6月 3日 (金)

☆『ウォッチメン(2009)』☆

以下、残ってたメモから起こします(・ω・)

多少、古くて済みません。

・・

某県某市へと“2泊3日コース”で出かけた、5月10日(火曜)~12日(木曜)。

同じホテルに連泊したワタシだったが、そこでは「豊富な新作DVD(とプレイヤー)をフロントでレンタル出来る」ってな独自の(?)サービスを行ってて、コレが割と・・いや、かなり(=^_^=)イケてたりする☆

今回も、ガツガツと欲張って(=^_^=)『ウォッチメン』『RED(2010)』『インシテミル/7日間のデス・ゲーム(2010)』の3本を借りたんだが・・結果的に、鑑賞の叶ったのは『ウォッチメン』だけだった(×_×)

それも、2夜に分け、じっくり観たので、この1本だけで精一杯なのだった・・ってかこの作品って、3時間近く(約160分)も上映時間があって、正直しんどいッスわ〜!

まぁでも「長年の課題(?)だった」本作を観る事が遂に叶い、それはそれで感無量だった☆

確か、前回ここに泊まった時は、結局“時間切れ”でそのまま返却したウチの1本だったから(⌒~⌒ι)

あの『300(2007)』を手がけ、最新作『エンジェル・ウォーズ』がヴィジュアル的に更に(?)暴走してた、ザック・スナイダー監督によるシリアス系ヒーローもの。

物語は“Dr.マンハッタン”と呼ばれる“神に近き、ひとりの超人”の出現により、歴史の大きく変わって(歪んで?)しまったアメリカ合衆国が舞台。

この“並行世界”では、アメリカはベトナム戦争に容易く(!)勝利しており、ニクソン政権は“数限りない再選”を果たす事で、強大な影響を全世界に及ぼしていた。

と当時に、ソビエト連邦との確執(≒冷戦)は“全面核戦争”突入まであと1歩のトコロまで深刻化してもいた。

・・

全米各地に“犯罪撲滅活動”に取り組む“草の根”的な自警集団が現れ、彼らは『ウォッチメン』と呼ばれた。

それぞれに、独自に考案したマスク&コスチュームに身を包み、都市犯罪に対峙し続けて来た『ウォッチメン』たち。

だが、やがてヒーローの自警活動を禁止する「キーン条約」が制定され『ウォッチメン』らは、次々に引退や投獄などを余儀なくされてゆく。

今や、マスクも脱がず“1匹狼”的に自警活動(=違法行為)を続けるのは、ウォルター“ロールシャッハ”コバックス(ジャッキー・アール・ヘイリー)と呼ばれる、ダーティーな男ら・・ごく少数の『ウォッチメン』のみだった。

ある夜「キーン条約」後も活動を続けていた数少ない『ウォッチメン』の1人=エドワード“コメディアン”ブレイクが、何者かに自宅マンションから突き落とされる、と言う殺人事件が起こり“ロールシャッハ”は、独自に事件を調べ始める。

捜査の中で“ロールシャッハ”は、自らマスクを脱いだ(=引退した)かつての仲間たちの足取りを追う。

“コメディアン”を殺害したのは何者か? そしてその理由とは?

その一方、今や“合衆国最後の正義”と崇められつつ、疎んじられもする“Dr.マンハッタン”を巡り、恐るべき“巨悪”が静かに動き始めるのだった・・

う〜ん・・何なんやろ。。

シリアス&ハードボイルドな幕開けで、合間合間にそれなりにヴィジュアル系なアクションシーンが盛り込まれるんだが・・登場するヒーローが揃いも揃ってうさん臭く(=^_^=)、その上、誰に“軸”を置いてるのかが正直良く分かんない。

一方、コメディなテイストが殆どなく、うさん臭い連中が、観客を“強引かつダラダラと、冗長なダークワールドをただオン・ザ・レール的に案内する”だけなので、ハッキリ言って・・
疲れた(×_×)

私的に、本作を観た末に確信したのは「ヒーロー系作品には、何処かコミカル&ライトタッチな要素が備わってないと、正直ツラい」って事である。
そんなワケで、ようやく「自分が何故『ダークナイト(2008)』が心底、好きになれないのか」って疑問の答えが、何となく掴めた気がした。

総じて言えば“ロールシャッハ”は、いわゆる「狂言回し」の役割でしかなく、主人公はダニエル“ナイトオウル2世”ドライバーグ(パトリック・ウィルソン)であり、ジョナサン“Dr.マンハッタン”オスターマン(ビリー・クラダップ)であったのかな? と独自に解釈している。

“膨大な情報を詰め込んでる”ハズの原作版コミックを、余りに忠実に映像化しようとし過ぎた余り、脚本そのものが(ある意味)崩壊しかけているようにも感じた。
かと言って、エピソードを(数作に)分割すれば良かったのか? と言えば、そこまでの吸引力を有するでもなく・・つまりは「そもそも“忠実に映像化すべき作品”ではなかったんじゃないか?」との思いがワタシの中で(しぶとく)消えないでいる。

〜 こんなトコも 〜

・67歳にして、腕力に自信のあり過ぎる“コメディアン”に驚かされる。きっと「男性機能」もバッチリだったんだろう(知らんがな)。
・あのマンションのガラスが「脆弱」だったワケでは、決してなかったようで(⌒〜⌒ι)
・“ロールシャッハ”のマスクの模様がウネウネと不気味に動く事の“カラクリ”だけは・・結局、劇中で全く解説される事はなかった(×_×) ←本作最大の“謎”かも。。
・素顔の“ロールシャッハ”の雰囲気が、何となく若い頃のクリント“御大”イーストウッドっぽくも見え、それはそれで好感が持てた(・ω・)
・“ケネディ暗殺”や“ベトナム戦争”が、ものすごく分かり易く描写(?)されてもいた。
・「いけ好かんヤツが・・やっぱし怪しかった」って点では、大したサプライズもなかった。
・へっぽこヒーロー達なりに、いずれも「常人を超越する格闘スキル」を持っていた!
・「火星の表面で、即死しない!」って某キャラ(←フツーの人間)には、開いた口が塞がらなかった。常識的には『トータル・リコール(1990)』の終盤っぽくなるハズだろうから(×_×)
・当初、しょぼくれたおっさんにしか見えなかったダン(ダニエル)が、次第に“性”と“正義感”を取り戻して行く演出は、男性観客の眼には、なかなか刺激的に映るんではなかろうか? さっすがパトウィル!
・“歩く核抑止力”なる表現は、インパクト十分!
・映倫による「R15指定」は“Dr.マンハッタン”のあの「中足ダラリ」が原因やろか?
・「生身の人間が(頭頂部から)表皮(?)を脱ぎ捨て、その下からコスチュームに身を固めたヒーローが現れる」ってシチュエーションの映像は、監督の想像力がぶっ飛び過ぎてて、観てるこっちが思わず当惑させられてしまう。
・レーガンが新大統領に就任すれば・・何かが劇的に変わるんやろか? “あの世界”で・・
・簡単に、人にガンを発症させたり、ガンを治せたりする時代となってた(☉д☉)

〜 こんなセリフもありました 〜

ロールシャッハ「この街は、俺を恐れてる」
       「1部を攻撃する事は、総てを攻撃する事と同じだ」
       「暴力的な生き方が、結局は暴力的な死を招く」
       「所詮、監獄は監獄だ」
       「あの女の子を殺したのは神じゃないし、
        その屍体を犬に喰わせたのも運命じゃない。
        どちらも“俺たち人間”のやった事だ。
        つまり、神は“そんな世界”を造ったのさ
       「勘違いするな。お前らが幸福なんじゃない。俺が幸福なんだ」
       「俺は、喜んで“影”に足を踏み入れるとしよう」

コメディアン「来ると思ってたぜ」
      「たちの悪い冗談だぜ」
      「あんたは結局、
       人類の為に“何もせず観てるだけ”なのさ」
      「夢が現実になったのさ」
      「お前の名も“リスト”にあった」

マンハッタン「私にも“未来”が見えない」
      「例えこの世界に核がなくとも、危険である事に変わりはない
      「人類の滅亡? 宇宙的規模では“取るに足らない事”だ」
      「奇跡は定義されていない。無意味だ」

ローリー「あなたは、人間の事を何も分かってないのね」
    「彼は色々なものを観ていたけど、私を観てはくれなかった」

ダニエル「恐れるのに疲れた」

サリー「結局、物事は常に荒々しいわ。雨がところ構わず降るように」

黒幕「ここが、新しいカルナック(神殿)だ」
  「“このような手段”を取らざるを得ない事を恥ずべきだ」
  「平和な社会には、偉大な犠牲が必要なのだ」
  「いや、これでいい(I like this.)」
  「私の世界に“幼稚な正義感”など必要ない」

ローリー「もう彼が“私に本当に気が有るのか、
     そう振る舞ってるだけなのか”さえ分からないのよ」
ダニエル「そう振る舞ってるのは“君に気がある”って事さ」

〜 ロールシャッハの語るジョーク 〜

「悲惨な人生を送り、先の見えぬ世界で孤立してる」
 と絶望を訴える男に、精神科医は優しく言った。

「有名なピエロのバリアッチのショーが
 この街であるからご覧なさい。きっと、良くなりますよ」

 それを聞いた男は泣き崩れ、そして言った。

「でも先生、私がバリアッチなんです」

|

« ☆『プリンセス・トヨトミ』☆ | トップページ | ☆『プリトヨ』のロケツアーを敢行!!☆ »

コメント

プレーヤーとソフトを貸し出すって、映画ファンからすれば
なんとも嬉しいホテルですね。

本作、内容をすっかり忘れてましたが、今や便利な動画のお陰で
いろんなシーンを断片的ではありますが、観ることが出来るっていいですね。
ロールのマスクの模様って包帯に浮かぶ血のりみたい^^
そういや、パトリック・ウィルソンが出てたことに驚きました(笑)

投稿: ituka | 2011年6月 4日 (土) 17時05分

itukaさん、お早うございます。

『キック・アス』がこんな感じの世界観だったらイヤですね(=^_^=)

>プレーヤーとソフトを貸し出すって、
>映画ファンからすればなんとも嬉しいホテルですね。

何となくラインナップが「早過ぎる」気がしないでもないですが、
まぁ・・ワタシの気のせいでしょう(=^_^=)

>本作、内容をすっかり忘れてましたが、今や便利な動画のお陰で
>いろんなシーンを断片的ではありますが、観ることが出来るっていいですね。

繋いでいけば、それなりな1本になるかも、ですね(=^_^=)

>ロールのマスクの模様って包帯に浮かぶ血のりみたい^^

最後は、雪原に鮮血が広がってました(×_×)

>そういや、パトリック・ウィルソンが出てたことに驚きました(笑)

原作が1986-87の頃だったので、当初はダニエル役=ケヴィン・コスナーのキャスティング案もあったそうで(=^_^=)

私的には、ビリー・クラダップのキャスティングがイイ感じでした。

「Dr.マンハッタン」ってキャラ名は、やっぱり「マンハッタン計画」から来てるんでしょうかねぇ。

まぁでも「古い時代の原作を“今更”映像化」してるので、
それはそれで“絶妙なレトロ調近未来”に仕上がってましたね(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2011年6月 5日 (日) 10時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ☆『プリンセス・トヨトミ』☆ | トップページ | ☆『プリトヨ』のロケツアーを敢行!!☆ »