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2011年2月14日 (月)

☆『沈まぬ太陽(2009)』☆

11日(金曜)の夜。

この日は、朝からジャティック(JARTiC:日本道路交通情報センター)のホームページばかりを気にしていた。と言うのも、未明から(?)“降雪による通行止”が我が(?)高松道のあちこちで継続していたため(×_×)

正直なトコ「朝から戻り始めよう」と予定こそしてたんだが・・結局は通行止の解除を確認し、しばらく様子を見、ようやく帰阪を決意したのは午後6時近くとなってからのことだった。

何せ、ノーマルタイヤしか持ち合わせがないので、かなり慎重になってた次第でして(・ω・)

・・

無事、3時間弱で帰阪が叶い(実家での)遅い夕食を摂りつつ気付いたのが、当夜の19時から“金曜(特別)ロードショー”で、地上波初の『沈まぬ太陽』が4時間ほどのプログラムでもって、放送されてたことだった(×_×)

「ぎぇぇ!」と言う気持ちながら、2時間半近くの遅れでぼちぼち観始めたワタシ。

“半官半民”の巨大航空企業『国民航空(NAL)』を舞台に、組織に翻弄されつつ、逞しく生きて行く男の姿を描いた巨編。

原作は山崎豊子。主人公に渡辺“ラーズ・アル・グール”謙。
(殆ど観れてないから、こんな無難な解説しか書けん・・)

大物俳優陣がドカッと出演されてて、そこは流石に圧倒された! 男たちのドラマを軸に据えつつ、女たちのドラマにも(それなりに)気を配ってるトコも「まぁまぁやね」と思えた。

一方で、群像劇として・・均等なキャラ/均等な演出の配分が「高いレベルで実現出来てたか?」と言えば・・決してそうでもない気がした。

各キャラに対する“踏み込み”もやや浅く思え、大物俳優それぞれの“彼ら自身の(実名としての)印象”を消すまでの物語世界への没入ぶり(?)は味わえなかったような・・

また、劇中に出て来る「123便の御巣鷹山への墜落事故」ってのが、フィクションとして描くには“生乾き過ぎる”と言おうか、未だにワタシ自身の記憶の中で(当時の緊迫した報道群が想起され)鮮明な部分もあり「エンタテインメント作として、楽しめないなぁ」とフクザツな気持ちとなってしまったのだった。

それに、国民航空の略称(NAL)やロゴマーク(“桜”を配したモノ)が、どうにもシリアスさを欠く、と言おうか・・ちょっと、実在の団体名称に近付け過ぎたが故に「パロディさ」も呈してしまってて、その点(“斬れ味”が鈍ってもしまう点)にもフクザツさを感じ続けたワタシだった。

〜 こんなトコも 〜

・「何卒宜しく!」「是非、翻意して頂きたい」「東京地検、特捜部です」など、短くて印象的(?)なセリフも光ってた。
・国見会長を演じてはったのはベテラン=石坂浩二さんだが、どうにも『日本沈没(2006)』における山本首相を連想してしまい、いけなかった(⌒〜⌒ι) これで、阿蘇上空なんかを会長機で飛んだりされたら・・危なかったかも。。
・某人物が、福井県にある“東尋坊”の断崖絶壁に立つシーンがあったが・・東京からだと(距離的に)某樹海とか、(栃木の)某滝とかのロケーションも思い付き得たのでは?

〜 こんなセリフも 〜

恩地「会長の、大きな収穫です」

りつ子「お母さんは、お父さんの決めた通りに」

行天「負けたのは、お前だ!」

国見「こっちにだって“意地”ってものがあるからね」
  「君のような人に、会社を背負って行って欲しいんだがね」
  「君のそんな強い思いが、会社を立ち直らせるんだ。
   忘れないで欲しいね」
  「厳しく険しい道ですが、御巣鷹山で亡くなられた520名の
   “声なき声”に報いることが、社員に課せられた、
   揺るがすことの出来ぬ使命だと、私は考えます」

総理「風が煽れば、大火事にもなる」

副総理「総理。弱気になられては、なりませんぞ」

総理の側近「難局を切り開くには、戦略・戦術が必要だ」
     「この件は決まったことですから、ご承知下さい」

美樹「私を、あのライオンの前に放り出して。
   そうすれば、あいつも野生を取り戻すでしょう」

八木「恩地さん、輝いてましたよ・・僕もちょっとだけ、輝いてた

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コメント

こんにちは。
”こちらでは雪はあまり降らない”と書いた途端に雪が降り積もってしまいました。今では溶けかかってますが、てぃむさん(って呼んでもいいですか?)のところではまだまだ予断は許されないようですね。雪道にお気をつけ下さい。

この作品は冒頭の主人公が象狩りをするシーンで冷めてしまいました。CGもありえないくらいちゃちでしたし、象を撃つなんて・・・。
それに、原作者が同じ有名な作品をいくつか観たことがありますが、いつも途中で意識が飛んでしまうんですよね(笑)

この事故があった時わたしはまだ幼くて、どんなものか全く知らなかったので、もうちょっとがんばって見たほうがよかったかな・・・。

投稿: 宵乃 | 2011年2月16日 (水) 10時05分

宵乃さん、ばんはです。

寒いと、ナニもやる気になりませんね。。
動かないと、どんどん太るのにー(×_×)

>”こちらでは雪はあまり降らない”と書いた途端に
>雪が降り積もってしまいました。

そうですか・・クルマ移動されるのでしたら、ご注意を。
歩きの移動でも、もちろんご注意を。。

>てぃむさん(って呼んでもいいですか?)のところでは
>まだまだ予断は許されないようですね。雪道にお気をつけ下さい。

本名で呼んで頂いてもイイぐらいですが、そうもいきますまいて(=^_^=)
こっちでは、すっかり溶けましたよ。

>この作品は冒頭の主人公が象狩りをするシーンで
>冷めてしまいました。CGもありえないくらいちゃちでしたし、
>象を撃つなんて・・・。

ほぅ! そんなシーンがあったんですね。
ワタシが観始めてからは、もっぱらニッポン国内が舞台でした。

>それに、原作者が同じ有名な作品をいくつか観たことが
>ありますが、いつも途中で意識が飛んでしまうんですよね(笑)

ワタシも全然詳しくないンですが、モノクロ版の『白い巨塔』は
眠くならず観ることが出来ましたよ。

まぁ、あっちでも「浪速(なにわ)大学医学部」って言う
「パロディやんか!」と突っ込めるぐらいのネーミングをやってましたが(=^_^=)

>この事故があった時わたしはまだ幼くて、どんなものか
>全く知らなかったので、もうちょっとがんばって見たほうがよかったかな・・・。

重い報道が続いてました・・
あの事故がやっぱり糸を引いて、未だに「飛行機移動はイヤだ」との
思いが(完全に)払拭出来ません。

まぁ、今までで一番強烈な報道は、ルーマニア大統領夫妻の銃殺遺体が大写しされた新聞記事(写真)だったでしょうか。

「(たとえそれが)大スクープにせよ、載せるべき写真か?」と思ったものでした・・

投稿: TiM3(管理人) | 2011年2月16日 (水) 23時30分

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