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2011年2月 1日 (火)

☆『アイ・アム・サム(2001)』☆

31日(月曜)の夜。
市内のミニシアター“ソレイユ”でとある1本を観てから帰宅し、約7分後(⌒〜⌒ι)に衛星第2で放送開始された『アイ・アム・サム』を鑑賞した。

劇場で観たような気のする本作。
鑑賞後、すぐさまサントラ盤(CD)を購入したことをハッキリと覚えてるので、きっと(この)記憶に間違いはないのだろう。

7歳児相当の知能しかない中年男=サム・ドーソン(ショーン・ペン)。スターバックスで明るく騒がしく(?)働くこの男に、ルーシー・ダイヤモンドと言う娘が誕生する。
しかし、ホームレスだった母親=レベッカはルーシーを出産するや、何処かへ姿をくらませてしまう。

仲睦まじく暮すサムと、やがて7歳に育ったルーシー(ダコタ・ファニング)。

そんな折、児童福祉局は「知的障がい」の父親に娘は育てられない、との判断を下し・・父娘は引き離されてしまう。

途方に暮れるサムだが、敏腕弁護士=リタ・ハリソン(ミシェル・ファイファー)に協力を依頼し、法廷でルーシーを取り戻す決意を固める。

証人として、障がい者の友人らや隣家の女性=アニー・カッセル(ダイアン・ウィースト)が証言台に立つも・・やり手の検事の前にはなす術もない。

果たしてサムに、ルーシーと再び暮らせる日は訪れるのだろうか?

ヘビーかつ扱いにくい(?)テーマを、ショーン・ペン&ダコタ・ファニングと言う恐ろしいキャスティングと共に、ビートルズによる強力なスコア(楽曲)群で固め描いた本作(←いずれも他のアーティストによるカヴァーだが)。

ここまでホンキで制作されては、正直酷評のしようもないし(=^_^=) 実際に凄まじいドラマだったんだが・・一方で、ショーンの演技が何だかもう“突き抜けてて”ある意味、彼の言動を眺めてる(眺めさせられてる?)だけで、グッタリと疲れちゃうのはあった。

撮影中も、カメラが止まる毎に「リアルなショーン」にチャンネルが切り替わってたと想像するに、より疲れてしまう。
いや、ホンマに・・演技力で言えば凄まじいンですけどね(⌒〜⌒ι)

ダコタちゃんもまさに“神童の域”の貫禄(?)で、輝きまくってる。
異星人の攻撃にただ叫んでただけ(?)の後年を思い出すに「このコが、ウザく育っちゃうンだよなぁ」などと無関係なことにまで、つい連想を巡らせてもしまう(×_×)

ミシェル姐さんは、喜怒哀楽をダイナミックに(?)表現する役割を一手に引き受てはったような(=^_^=)
すご〜く好きな女優さんの1人ではあるも、演技にリキが入る程に、左のこめかみに青筋の浮かぶのが、頂けぬトコもあった。
いや、そこも大好きなんですけど(←どやねん!)

今回、久々に観て「疲れてしまった要因」は他にもあり・・それは「ハンディカムっぽく揺れまくるカメラワーク」だった。
ドキュメンタリー風な日常風景を強調したかったのだろうが「こんなに揺らしますか、あんた」的な。

他に「青いフィルターをかけた映像」の目立ち過ぎるトコもあり、どうせなら「サムのパート=青」「リタのパート=黄」みたいに『トラフィック(2000)』気取りで“色分け”して欲しかったかも(=^_^=)

また久々に、サントラ盤を聴いてみようかな・・(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

・ルーシーの出産シーン。“this is it!”で「生まれるぞ!」と訳されてた。
・“The customer is always right”はまんま(?)「お客様は神様」で良いようだ。
・“Sunny-side up”は「目玉焼き」の意味らしい! ネイティヴっぽいね〜。
・面会時間に遅れ、駆け付けたサムが、プレゼントを抱えたまま転倒する中盤。「階段の滑りコケ方」がなかなかダイナミックでスゴい!

〜 こんなセリフも 〜

サム「いいチョイスだね」
  「僕、いいチョイスをした?」
  「雪が降るのは・・雪が降るからだよ」
  「ごめんね、卵さん」
  「ルーシーが選ぶなら、間違いない」
  「ジョン・レノンが“新しいこと”をしたのはヨーコのせいじゃない。
   ・・ジョンはただ“試したかった”んだ」
  「ルーシーが(難しいご本を)読めたら、パパは嬉しいんだ。すごくね」
  「何で(ルーシーと)一緒に帰れないの?」
  「その“考えておく”と言う言葉の意味なら知ってるよ」
  「耳と眼が大人になったね」
  「夢は大きく持たなきゃ」
  「君の弁護料は高いから“別の誰か”を頼まなきゃ」
  「黙った方がいいみたいだよ」
  「僕には大事なことだ」
  「パパはここだよ。真実を話して」
  「いい父親になるには・・まず変わらないこと。
   そして忍耐、それに愛すること」
  「君に、(僕の)傷つく痛みは分からない」
  「誰かのヘルプが要るけど・・誰でもイイってワケじゃない」

リタ「あなただけに構ってられないの。他に7件も抱えてるのよ」
  「見逃してあげて。たった1度でいいから」
  「これは“事実の操作”よ。ウソとは違うの」
  「そこで認めちゃダメ」
  「“かも”じゃなく、言い切るのよ」
  「私はまだ戦える。あと9ラウンドはね」
  「自分がちっぽけで醜い存在に思えるの・・
   私だけがちゃんと出来ない。どれだけ頑張っても」
  「私の方が、あなたに救われてる

アニー「“匂い”には(その人の)性格が出るわ」
   「神様がママをとるのは・・“特別な人”だから」
   「もし父親と引き離されたら、彼女の心に開いた“大きにな穴”を
    癒すのに・・一生かかるでしょう」
   「“ヒア・カムズ・ザ・サン”はジョージ・ハリソンが造ったの。
    アルバム『アビィ・ロード(1969)』で1番いい曲よ」

友人「君の心が傷ついたろ? これは立派な“傷害事件”だ」
  「ルーシーは賢くなる程に・・賢くなる」

ランディ「私には言えない・・(言えば)嘘になるもの」

サム「ごめんよ・・“普通のパパ”じゃなくて」
ルーシー「謝らないで。私は幸せなの

サム「これで(お金は)足りる?」
店員「神様がいるなら、きっと

サム「僕の弁護士は“負け知らず”だ」
リタ「私のことね?」

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コメント

こんにちは!
実は、(ほぼ)毎月、皆で同時期に同じ映画を観て、意見交換したりする企画をやっているんですけど、この作品は1月の作品だったんですよ~。もしよかったら、TiM3さんもどうですか?
今現在20人くらいが、参加できる時に自由に参加してる感じです。

>撮影中も、カメラが止まる毎に「リアルなショーン」にチャンネルが切り替わってたと想像するに、より疲れてしまう。

あ~、撮影中の演技と素の切り替えですか。そうですよね、役者さんはそんな生活を送ってるんですよね。確かに想像しただけで疲れそうです!

>久々に観て「疲れてしまった要因」は他にもあり・・それは「ハンディカムっぽく揺れまくるカメラワーク」だった。

これは他の方も仰っていて、昨夜ちらっと見直してみたらすごく揺れてました。どうもわたしって、かすみ目で字幕を読むのに精一杯になってしまう時があるみたいで。
映画をしっかりみて、さらに気になったセリフや翻訳についてもメモしてらっしゃるTiM3さんには、もう敵いません!

投稿: 宵乃 | 2011年2月 1日 (火) 11時40分

宵乃さん、ばんはです。

流石に「同日に2本の記事アップ」はムリがありますね(⌒〜⌒ι)

>この作品は1月の作品だったんですよ~。もしよかったら、
>TiM3さんもどうですか?
>今現在20人くらいが、参加できる時に自由に参加してる感じです。

「ブログDEロードショー」ですね! 貴ブログで企画そのものは知って
おりましたが・・

日程:1月21(金)~23日(日)

ってことで「全然ダメじゃん!」と諦めてました(・ω・)
どうやったら、参加出来るのでしょう?

>あ~、撮影中の演技と素の切り替えですか。そうですよね、
>役者さんはそんな生活を送ってるんですよね。

優れた俳優ほど、付き合いにくいってのはあるかも知れませんね。。

>昨夜ちらっと見直してみたらすごく揺れてました。

意図的なモノだとは思いますが・・万人ウケするとは(どうにも)思えません。。

>映画をしっかりみて、さらに気になったセリフや翻訳についても
>メモしてらっしゃるTiM3さんには、もう敵いません!

いやいや。こんな特性(?)を総て打棄ってでも、イラストの才能を
開花させたいです・・(涙)
宵乃さんのイラスト力にこそ、憧れます!

追記:そういや本作、ファイファー姐さんがポルシェを爆走させてましたが、途中で「ぶつけた(追突事故を起こした)」のか「急停車した」のか
ハッキリ分かんない演出がありました。
その辺だけは、も1回、観直したいですぅぅ。

投稿: TiM3(管理人) | 2011年2月 1日 (火) 19時31分

>途中で「ぶつけた(追突事故を起こした)」のか「急停車した」のかハッキリ分かんない演出がありました。

あはは、あれはきわどかったですね。さすがにぶつけてはいなかった気がしますが、彼女の性格がよく表れてました。

>どうやったら、参加出来るのでしょう?

企画に興味をもって頂けて嬉しいです!
参加方法は、もうその作品を同時期(遅れても大丈夫です)に観てくれただけでOKなんですが、レビューを書いて下さった方は、主催のmiriさんがまとめの記事にリンクして下さるので、お知らせしておきますね。

あと、わたしのブログにTiM3さんのブログをブックマークしてもよろしいでしょうか?
これからもよろしくお願いします♪

投稿: 宵乃 | 2011年2月 2日 (水) 10時18分

はじめまして☆
私は「映画鑑賞の記録」というブログのmiri(みり)と申します。
このたび、宵乃さんからご紹介を頂き、ご訪問させて頂いています。

細やかな記事ですね~。
いろいろな所に目を付けていらっしゃる・・・。

「ブログDEロードショー」ですが、あまり縛りのない・ゆる~い企画ですので、また良かったらご参加下さると嬉しいです。次回(5~6週に一度)お誘いしても宜しいでしょうか???

URLに入れさせて頂いた記録の記事で、同じ映画に対して、いろんな人のいろんな考えの記事を、同時に読むことができるのですが、お時間あったら、是非、読んで下さると嬉しいです。

そしてもし、おイヤでなかったら、こちらのこの記事もリンクさせて頂けると有り難いです。(ご了解を得ずにリンクしませんのでご安心くださいネ)

あと、この企画のことを書いた記事が別にありますので、もし良かったら・・・
http://saisenseisuki.blog97.fc2.com/blog-entry-977.html


***************


>ここまでホンキで制作されては、正直酷評のしようもないし(=^_^=) 

私は酷評ですね、この映画は監督が稚拙で、言いたいことを整理して作っていないから、良くない作品だと思いました。

>「ハンディカムっぽく揺れまくるカメラワーク」だった。

このあたりも見にくくて、ダメでした。

他の方はおおむね好評のようです。
では、初めてなのに、長々と失礼いたしました~。

投稿: miri | 2011年2月 2日 (水) 14時58分

はじめまして、TiM3さん。
「ブログDEロードショー」で今回この作品を選ばせていただきました、「JUKEBOX」のワールダーと申します。
宵乃さんからご紹介を頂き、ご訪問させて頂きました。

>ヘビーかつ扱いにくい(?)テーマ
全く仰る通りでして、今回「ブログDEロードショー」にご参加いただいている皆さんの意見も賛否両論でした。
個人的にはTiM3さんの意見に共感するのですが、色々な意見があって映画は面白いモノだと改めて痛感した作品でした。

セリフや翻訳の詳しい解説を拝見し、またこの作品の面白さを味わえました。
ありがとうございます。
また少し時間が経ったら再見したくなってきました。

また機会がありましたら、お邪魔させていただきたいと思います。

投稿: ワールダー | 2011年2月 2日 (水) 21時09分

お早うございます、宵乃さん。
再びのコメント、有難うございます。

>あと、わたしのブログにTiM3さんのブログを
>ブックマークしてもよろしいでしょうか?

相互リンク、宜しくお願い致します(=^_^=)
当方の工事(?)は・・少し、時間をくださいね(汗)

>これからもよろしくお願いします♪

こちらこそ、宜しくお願いします。

投稿: TiM3(管理人) | 2011年2月 3日 (木) 07時35分

miriさん、初めまして。
こちらこそ宜しくお願い致します。

>細やかな記事ですね~。
>いろいろな所に目を付けていらっしゃる・・・。

一歩引いて眺めるに・・単にとっちらかってますけどね(=^_^=)

>次回(5~6週に一度)お誘いしても宜しいでしょうか???

こちらも宜しくお願い致します。
ただ、旧作の場合・・衛星第2の放送等とリンクされるか否か、
がワタシにとっては重要ではあります・・(・ω・)

>お時間あったら、是非、読んで下さると嬉しいです。

また改めて、拝読させて頂きます。

>そしてもし、おイヤでなかったら、こちらのこの記事も
>リンクさせて頂けると有り難いです。
>(ご了解を得ずにリンクしませんのでご安心くださいネ)

どうぞ、よろしく!

>私は酷評ですね、この映画は監督が稚拙で、言いたいことを
>整理して作っていないから、良くない作品だと思いました。

うーん・・(⌒〜⌒ι)
まぁでも、サントラCDを聴くと・・少しばかりは
「気持ちのトンガリ」が和らぎますよ(=^_^=)

>このあたりも見にくくて、ダメでした。

ダメとも申しますか・・残念ですよね。

>では、初めてなのに、長々と失礼いたしました~。

有難うございました。

投稿: TiM3(管理人) | 2011年2月 3日 (木) 07時43分

ワールダーさん、初めまして。
ご訪問、有難うございます。

ご愛称は“ビリー”なのでしょうか?(=^_^=) ←たぶん違・・

>色々な意見があって映画は面白いモノだと改めて痛感した作品でした。

そうですね。

>また少し時間が経ったら再見したくなってきました。

こちらの(観客の)心情によっては、感動の度合いが激変するタイプの
作品かも知れませんね。

>また機会がありましたら、お邪魔させていただきたいと思います。

裏の木戸は常に開いております(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2011年2月 3日 (木) 07時47分

お返事ありがとうございました☆
早速この記事を記録の方にリンクさせて頂きました☆


>ただ、旧作の場合・・衛星第2の放送等とリンクされるか否か、
>がワタシにとっては重要ではあります・・(・ω・)

この件ですが、今回初めてでして(16回おこなって1回)あまりないと思います。
オンエアがある作品を選ばれた場合、こちらで気付きましたら、選ばれた方とご相談して、そのままでいくか、作品を変えられるか、考えて頂きます。
実際、過去に一度ありまして、その時はその方がお考えになり、作品を変えられました。
今回は当方が気付かなかったので(企画実行直前にある方から教えて頂き、ビックリ仰天したのです)そのままの作品でした。

どちらにしても、次回はお誘いさせて頂きますね。(宵乃さんか私がお誘いにまいります)
ご参加下さるかどうかは、ご自由ですので、お誘いの後にお考え下さいませ☆


この記事をリンクさせて頂けましたので、もし宜しかったら下の2件の記事(参加者のリストです)にお名前を載せさせて頂きたいのですが、ご了解を頂かずには載せませんので、ご安心くださいね。

載せさせていただく場合ですが、あいうえお順ですので、
TiM3さんのお名前の正しい読み方を教えて頂けると幸いです。
急ぎませんので、お時間のあるときにお返事いただけると嬉しいです。
また長くなりまして申し訳ございませんでした。


http://saisenseisuki.blog97.fc2.com/blog-entry-1275.html

http://saisenseisuki.blog97.fc2.com/blog-entry-1292.html 

投稿: miri | 2011年2月 3日 (木) 10時55分

すみません、追伸です。
過去に、オンエア作品を「選ばれる意思を持って、選ばれた方」は、お一人いらっしゃいますので、正確には16回中2回ですが、その2回は、それぞれ、全然別の意味ですので、さっきのコメントは間違っていないと思います。宜しくご理解お願いいたします。

投稿: miri | 2011年2月 3日 (木) 10時58分

miriさん、お早うございます。

酔い過ぎて、倒れてましたが・・何とか持ち直して来ました。。

>もし宜しかったら下の2件の記事(参加者のリストです)にお名前を
>載せさせて頂きたいのですが、

リンク、拝見しました。
有難うございます。

>載せさせていただく場合ですが、あいうえお順ですので、
>TiM3さんのお名前の正しい読み方を教えて頂けると幸いです。

ハッキリ決めてるワケではないのですが(⌒〜⌒ι)
「てぃむさん」と呼ばれるケースが多いので、そうさせて頂きます。
(フリガナは「平仮名」「カタカナ」どちらでも構いません)

また、お時間のある時に、掲載をお願いします。

投稿: TiM3(管理人) | 2011年2月 4日 (金) 07時38分

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