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2011年1月30日 (日)

☆『刑事コロンボ/死を呼ぶジグソー(1994)』☆

ハナシはさかのぼって27日(木曜)の夜。

(残留バリウム剤による?)脇腹の痛みに苦しめられつつ、ジョギングイベントを楽しんで来た・・って楽しめてないじゃん(=^_^=)

帰宅後、衛星第2で放送されてた『刑事コロンボ/死を呼ぶジグソー』を約35分遅れで鑑賞開始。

(ネットで)BS2の放送予定表を見ても「犯人役 ???」と表示されており・・興味津々になりつつも「犯人が誰だか分かんないと、シリーズ本来の“倒叙法ドラマ”の面白さが損なわれンじゃないの?」と(脳裏で)不安がジワジワ広がったり。。

今回は某殺人事件を皮切りに、過去の某強盗事件で消えた400万ドルの隠し場所を巡って連鎖殺人が起こる・・って筋書き。

当然ながら、序盤を見逃してるワタシには、どんな殺人だったのかがさっぱり掴めず(=^_^=)
犯人像の推理のしようもなかったが・・結構ストーリー進行のテンポが良かったので、何となく観てしまった(=^_^=)

にしても・・今回は、作品時間の割に人が大勢殺されててスゴい(×_×)

(TVを点けた時点で)既に4人が殺され、観始めてから更に2名さまのご案内〜(×_×)
捜査主任(?)のコロンボ警部(ピータ・フォーク)ともなれば「徹底的に関係者の身辺をマーク(警護)する」なり、事件の拡大を防ぐ手だてはあったようにも思えたが・・どうなんやろ?

「アリバイを証明するため、引き込んだ相手が・・コロンボの揺さぶりで(簡単に)真相をゲロっちゃう」トコなどは「結局、容易く丸め込める類の人間は、その後も容易く転がってしまうもんなんやね」と“悲しい現実”を突き付けられたり(・ω・)

コロンボは今回「演(や)りたいことを演ったはる」って風で“アーサー・ストークス”なる保険会社調査員を名乗ったり、コロンボ・ファミリー(マフィア)の一員(ボス?!)に成りすましたり。
他にも、ハデなズボンを履いて歩き回ったり、暴漢に2度殴られ昏倒したりしてますた。

終了時のクレジット表記で分かったが・・本エピソードはエド・マクベインの原作小説をベースにしたモノだそうで。
まぁ、つまりは“87分署シリーズ”とかから、骨格を拝借しましたって感じなんだろう。

コロンボにしては「さっきまで元気に喋ってた人物が、次に自宅を再訪すると殺されてる」ってな展開をみせるトコに、少しばかり驚かされてしまった。
前回観た『刑事コロンボ/4時02分の銃声(1993)』では、コロンボが犯人にサツガイされかかるって流れが“ちょいとしたスリルだねこりゃ”って雰囲気を醸し出してたし。

新シリーズ、まさに脚本家連中が「常に、常軌を逸したい思いを膨らませとる」ようにも見受けられ・・違った意味でスリリングかつ眼が離せない(=^_^=)

〜 こんなセリフも 〜

コロンボ「おたくだって、答えてくれない」
    「捜査を始めることにしましたよ」
    「みんな得することだから」
    「捜査上の時間表をご存じですね? 書いて貰えませんか、そいつを」
    「日曜だからねぇ・・教会に行きますよ」
    「仕事中は(酒を)やらんことにしてまして」
    「もう使わないから、リムジン返しといて」
    「いや、“その手の写真”を探してるんじゃないんで」
    「努力すれば思い出せるさ・・さぁ、考えて」
    「・・こいつはたまげた」
    「“神の思し召し”があれば、終わるかも知れんよ」
    「ジーク、まだそこにいる?」
    「勾留しろ・・第1級暴行罪だ」
    「さぁね。面倒だから“そう”と言っただけ」
    「参考までに言っときますがね、お嬢さん」
    「この※※※には、1つだけ特徴がある」
    「あんたがハナシを変えないと、あんたも逮捕だ
     ・・“殺人の共犯”としてね」
    「片付いたよ」
    「その“もうちっと”が、届かなかったな」
    「見なくてイイよ・・あたしのカネじゃないしさ」

犯人「こいつは“レース”だったんだ」

ジェリー「あんたの名前は?」
コロンボ「刑事コロンボ」
ジェリー「ファーストネームは?」
コロンボ「・・“刑事”」

フロント“ルームサービスは終わりました”
ブラウン刑事「じゃ、始めろ」

追記:リアルな(=^_^=)“ピーター・フォークのかみさん”であるシーラ・ダニーズさんが助演! ジェラルディン・ファーガソン役ですた!

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2011年1月26日 (水)

☆『セーラー服と機関銃(1981)』☆

25日(火曜)の夜。
“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”で『グリーン・ホーネット【2D版】』を観てから帰宅、約1時間遅れにて、衛星第2で放送されてた『セーラー服と機関銃』をダラッと寛ぎつつ観た。

弱小暴力団“目高組”の組長となった女子高生=星泉(薬師丸ひろ子)の戸惑いや成長を、ヴァイオレンスを交えた描写で綴った青春モノ(でイイのかな?)

あんまし気合入れて観なかったので、ストーリーを完全に追えなかったんだが・・“太っちょ”と呼ばれる大親分(オヤビン)が登場する辺りで、ロケーションが何やら宗教施設(サテ※アン系)を呈したような感じになってて、異様な雰囲気が漂ってた(⌒〜⌒ι)

おまけに(殆どアップでのショットが見られなかったが)この“太っちょ”を演じてたのが三國連太郎さんであることを、後で(ウィキで)調べて知り、驚かされた!
また、若頭=佐久間役の渡瀬恒彦さんは言うに及ばず、あの(=^_^=)柄本明氏も若い頃の雰囲気で出ておられ・・ご尊顔を拝め、少し眼福な気がした(=^_^=)

監督が故・相米慎二氏(1948-2001)ってことで・・本作ぐらいしかその作品に触れたことのないワタシ(・ω・) 『お引越し(1993)』と『ションベン・ライダー(1983)』には、関心があるんだが・・

本作においても(同監督の特徴である)“長回し”“望遠撮影”が効果的に使われて(使われ過ぎて?)おり、何か意図するトコがあったのか否か、その辺も観客の感性に委ねられてしまってる気がした。

或いは・・意外と深く、難解なテーマが盛り込まれてたのかも知んない。

〜 こんなセリフもありました 〜

太っちょ「“快感”ってのはね・・死と隣り合ってるモノなんだ」

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☆『グリーン・ホーネット【2D版】』☆

25日(火曜)。
実は・・日曜の夜、帰松してから「スタミナ切れ」ぽい感じが長く尾を引いてて、いつもに増して“精彩を欠いとる自身”を自覚したりもしている(・ω・)

ここは1ツ・・何か明るく楽しく、カネのかからないこと(=^_^=)を手っ取り早くやって、心の疲労を回復させなきゃ! と思い立ち、仕事帰りに“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”で公開中の新作『グリーン・ホーネット【2D版】』を観て来た。

本作もまた“遅れて来た、往年のヒーロードラマのリメイク”ってトコで、オリジナルTV版(1966-67)では主人公を助ける助手役を演じた、かのブルース・リーの出世作ともなった“伝説のドラマ”であったりもする!

監督がミシェル・ゴンドリーってことで・・ワタシの中では『エターナル・サンシャイン(2004)』しか観たことないモノで、何とも未知数な感じ(⌒〜⌒ι)
コレがせめて『ヒューマン・ネイチュア(2001)』なり『僕らのミライへ逆回転(2008)』なりを観てたら、もっと具体的な予想もついたのかも知れんが・・

ロスに本社ビルを置く新聞社=デイリー・センチネル。その創業者(?)であるジェームズ・リード社長は厳格&ドライな性格であり、半ば突き放すかのような言動で息子=ブリットに接して来た。
そのことが、余計にブリットの性格をひねくれた方向に育むこととなる・・

20年後。
立派な青年に育ったブリット(セス・ローゲン)は、父に“帝王学”を叩き込まれるでもなく、ダラダラと連夜のパーティーにふけったりするボンクラ〜であった(×_×) そんなある日、父ジェームズが自邸の庭先でハチに刺され急死(享年62)したことから、ブリットはいきなり何の知識も経験もないまま、新社長の座につくこととなる!

経営センスのなさから、先代から45年間も社を(父を)支えて来た筆頭幹部=マイケル・アックスフォードにも苦言を呈されるブリット。
一方で、彼はそれまで「何の意識もせず(殆ど顔さえ付き合わせることなく)接して来た」父専属の青年運転手=カトー(ジェイ・チョウ)の、これまで知らなかった(発明家や格闘家としての)天才的な才能に触れることで、彼をパートナー(相棒)とし“新しい計画”をスタートすることを決意する。

それこそは、犯罪率の高まるこのロスの街で“正義を体現化するヒーロー”となること!

様々なカトーとの試行錯誤の結果、彼は“グリーン・ホーネット(緑のスズメバチ)”と名乗る、黒いスーツ&緑のマスクに身を包んだダークヒーローとし、ロスにのさばる麻薬密売組織のアジトを襲撃し始める。

精製工場(ラボ)を焼き打ちされたことに業を煮やした組織のボス=チュドノフスキー(クリストフ・ヴァルツ)は、遂に“グリーン・ホーネット”抹殺指令を配下にくだす。

一方、社長室に単身乗り込み、自身を巧く売り込み(?)仕事を掴んだ美人秘書=レノア・ケース(キャメロン・ディアス)は、犯罪学など(?)を専攻した自身のスキルから「“グリーン・ホーネット”は長くもって2週間で、組織に消される」と大胆な予想を導き出す。

そんな彼女を巡り、次第に“険悪な雰囲気”となって行くブリット&カトー(=^_^=)

だが、新聞王=ジェームズの“死の真相”を知るとある人物が・・静かに“グリーン・ホーネット”やデイリー・センチネル紙をその大きな影で覆い尽くそうとしていることを知る者は、まだ誰もいなかった・・

奇しくも! と言おうか・・本作ってば、鑑賞が進めば進むほど『キック・アス(2010)』と共通するポイントが少なからず存在してたコトにかなり驚かされたワタシだった。。

それは、
・脱力系なヒーロー像
・コスチュームがダサい
・主役格のヒーローの格闘スキルが低い
・主人公が一切(コスチューム等に)防弾対策を施してない
・主人公があっさり(敵の)ワナに引っ掛かる
・敵組織のボスが明るくも残虐。個性的ながら、どっか狂ってる
・ヒーローが躊躇なく悪党を殺しまくる
・街の警察組織が殆ど機能してない
・敵組織側にも“ダークヒーロー”を名乗らんとする人物が出て来る
・後半でバズーカvsガトリングの対決が演出される
などだったろうか。

こう言うのが流行りなのか? 良く分かんないが“作品世界”も“主人公の立場”も“製作費”も『キック・アス』を大幅に(?)凌いでるハズの本作だろうから、それ故に歯がゆさを感じることも多かった。

ブリット役のセスは実年齢=30歳以下ってコトを後で(ウィキで調べて)知り、驚かされた! 何だかデブってるし、イケメンでもないし、随分と老けてる印象もあったし。
往年のTVドラマ版では、少なくとももっとダンディ&クールな印象だったように思うンだが。。

ジェイ・チョウは・・「ブルース・リー路線ではないし、ブルース・リーみたいに“伝説”になって行くような俳優でもないな」と正直、感じた。ただ、ピアノもリアルに達者みたいだし、身のこなしなど全般的に「中華圏のスーパースター」ってオーラがにじみ出てて、その点は魅了されなくもなかった。
(にしても・・カトーと言う役名の割に「上海出身」と言ってたし、正直どう言う設定の人物なのか、掴めぬままだった(×_×))

キャメロン姉さんは、劇中で「36歳の設定」だったが・・何とも言えぬ「老けた感」がご尊顔に出てた。何でやろ? 中盤以降で意図的に(?)バストを強調したりする格好(プライベートなシーン)で画面を彩ろうとしはるんだが・・どうも「拝めた〜!」って嬉しさがワタシの中から沸き上がって来なかったんだよなぁ(⌒〜⌒ι)

ヴァルツ氏は、本作の出演陣の中で「最もモッタイナイと感じた」しと。もっともっと瞳&表情&存在感で“静かな恐ろしさ”を演じられる俳優さんのハズなのに、ゾクゾクする感じが殆ど漂って来なかった。
コレってば出演料の低い余り、演技に気合を込めはらなかったせいやろか(=^_^=)

エンドロールで知ったのは、あのエドワード・ファーロング君の出演(⌒〜⌒ι) 何処で出てたのかパッと思い出せなかったが・・「ラボ」とヒントを出せば「ああ、あの・・」とピンと来られる方も多かろう。

ウィキで知ったのは、ジェームズ・フランコの出演。このしとも「髪型が(いつもの)印象と違ってた」のもあり、気付かなかった。カメオ出演ってヤツやろか?

まさにハチの羽音のように、せわしなく物語の展開して行った印象。逆に言えば、余り記憶に残る作品でもなく、しょっぱいような、ウザいような、そんな「小品の域」を脱せてなかったように感じた(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

・“クリスタル・メス”なるドラッグがあるそうで。
・“工業用ポリカーボネイト製”のボディが至近距離からの弾丸を弾き返す! のはイイとしても“跳弾”って可能性を考えろってば!
・カトーのデザイン帳の中に「ブルース・リーを描いた素描」もあった(=^_^=)
・ブリットの提案したヒーローの名“グリーン・ビー(緑の蜜蜂)”は「手芸品店の名」「健康食品の名」とか叩かれてた(=^_^=) 響きの違い以外にも、(ネイティヴから見て)イケてない要素ってあるんやろか?
・犯罪者には、大きく分け「自己志向型」「権力志向型」の2種類があるそうだ。
・劇中で「85年のジョン・ゴッティの1件」みたいなネタがあったが、良く分からず(×_×)
・『コクーン(1985)』『トワイライト(2008)』などのムービーネタが(セリフの中で)。
・中国語では、兄弟のことを“ションディー”と言うそうだ。
・世間的には、ブリット社長は「単核症」でしばらく寝込んでた・・ってことになったようだ。
・コンビを表現するセリフで「スクービーとドゥー」「インディとショーティ」「サイモンとガーファンクル」と例示されてた(=^_^=)
・最強キャラと思われたカトーにも弱点が! 何だか『アンブレイカブル(2000)』な感じ。
・ロスの寿司店の名『ゴンパチ・ヒバチ(権八火鉢?)』ってのが独特のネーミングに思えた(=^_^=) 『モンスターズ・インク(2001)』に出て来る『ハリーハウゼン』って店を連想した(・ω・)
・カトーの“1インチパンチ”で吹っ飛ぶ悪党!
・アプトキシン(アポトキシン?)って薬物の投与が、ヤバいらしい(×_×)
・「政治的公約を果たすこと」の難しさを知った。。
・“グリーン・ホーネット”の駆るスーパーマシン“ブラック・ビューティー”のドア・ガンがカッコいい! それが故に「逆方向」に(ドアが)開くんやね!
・エンドロールで、ようやくTVドラマ版を彷彿とさせる(あの)アニメ調のハチ映像を楽しめた。オープニングにこそ観たかったなァ。
・あのしとが、ブラッドノフに“変貌”する辺りの心情の変化は、描写不足過ぎる気がする。
・“ブラック・ビューティー”はFF(前輪駆動)だった!
・ビルの上層フロア(10階)をクルマが暴走する演出は、ムチャクチャながらも強烈なインパクトがある。
・【3D版】で観たら、もっと楽しかったんやろか?
・マイケルは、何を何処まで知ってたのだろう?

〜 こんなセリフも 〜

ブリット「クレージーに騒ごうぜ!」 ←あんたは植木等かい(=^_^=)
    「犯罪の記事がイヤなら、書かなきゃイイだろ?」
    「決して、パーティーを、やめるな」
    「新聞のことには詳しくない。
     全紙面を読んだこともないんだ。つまり、俺に経営はムリだ」
    「誰が今朝の“最低なコーヒー”を入れた!」
    「何故、お前の入れたコーヒーでないと不味い?」
    「お前の身の上をゆっくり聞かせてくれ」
    「ずげぇ! “ベン・ハー”みたいだ!
    「こいつは“極上のイチモツ”だな」
    「大したもんだな・・俺もこんなエロい絵を描きたい」
    「お前は“人間アーミーナイフ”のようだ。
     次々と、隠れた才能が現れる」
    「俺たちの手で“正義の行い”をしないか?
     悪党どもをメチャクチャにやってやろう!」
    「早く、あの“ベン・ハー”を出せ!」
    「人生で最高の瞬間だぜ」
    「俺たち、最強!」
    「今だって“死人同然”だろ?」
    「恐れるべきは、死じゃなく人生を存分に生きないことだ
    「自伝のタイトルが“オイル交換とカプチーノの達人”で満足か?」
    「俺たちはパートナーだ・・変な意味じゃなくて」
    「名前に“ビー(蜜蜂)”は使えない?」
    「男が女に求めるのは・・“肝っ玉”さ」
    「彼女が余りにセクシーで・・ゲロ吐きそう」
    「“小物から始め、頂点を目指す”ぞ」
    「冒険に乗り出すぞ!」
    「ビビる前に、急いでやろう」
    「お前らは、ハチに刺されたぞ!」
    「見出しに“社会悪”って言葉を使え」
    「実戦経験がない? その言葉は侮辱だ」
    「“悪徳ヒーロー”としてのストレスに負けるな」
    「好かれないから、好きなんだ
    「女は厄介だ。男同士が楽だよ」
    「ガス・ガン? あの“屁こき銃”のことか?」
    「カッコ悪くビビって逃げ出す気か?」
    「“気合入れた顔”をしろよ」
    「死ぬか、助かるかだ!」
    「茂みにトゲがあるぞ」
    「お前も俺を“クズ呼ばわり”するのか?
     まぁ、みんなにそう呼ばれて来たから、慣れっこだけど」
    「ヒーローは、助手より強いぞ」
    「ハチを追い詰めた者がどうなると? 刺されるのさ」
    「殺られる前に謝っとくよ・・許してくれ」
    「父は確かにクズだったが・・思ってたのと違った
    「何故、(ボタンの説明を)英語で書かない?!」
    「1分で(お前の悪事が)全世界に流れるぜ」
    「痛過ぎ! やっぱり病院に行こう」
    「“本当に大事なこと”をやり遂げに行くぞ!」

カトー「僕がカトーだ」
   「あなたの父は“難しい人”だった」
   「“ポリカーボネイト”はサメの水槽となる材料だ」
   「自分のボスを好く者はいない」
   「正義などないのさ」
   「僕が運転が得意か、だって?」
   「鼓動が速まれば・・時間がスローダウンするんだ」
   「動いたヤツは、死ぬぞ!」
   「もう何も(車内のボタンに)触るな!」

ジェームズ「失敗しては、努力も意味がないぞ」
     「私の気を引こうとしても、私にはお前を構えない」
     「これで“達成感”を得ているのか?」
     「汚職、暴力、退廃・・それがこの街の日常となっている」
     「“新聞沙汰”にならずに生きたらどうだ?」
     “誰も美味いコーヒーを作れん”

スカンロン「偉大なる父の死で、
      比較される息子の大変さは私にも理解出来る」
     「どんな物事にも“表と裏”があるのさ」

マイケル「独りで重荷を背負う必要はない」
    「事件は“絶頂”に達したぞ」

チュドノフ「正直に言って・・今の言葉は侮辱だ」
     「本当に、この私が怖くないのか?」
     「私のことをさっき“ディスコ時代のサンタ”と?」
     「私を“退屈な存在”とも言ったな?」
     「銅像の首を切断? 私は人間の首を切断したぞ」
     「私の着てるスーツじゃ、少しも怖くないと?」
     「ラボはカネがかかる。ちょうど閉鎖しようと思ってた」
     「“雷(いかづち)が稲妻を襲った”とでも言おうか」
     「亡くなったチリに対する敬意を、流血によって表わそう」
     「(ヤツを襲撃する)場所は選ぶな。巻き添えが出ても構わん」
     「告白するよ。俺自身も怖い」
     「私のマスクか、お前自身の血か・・
      お前は“赤”を眺めながら死ぬ」

レノア「本紙は、以前に比べ“質”も“熱意”も落ちてます」
   「実際に“会って話す”のがジャーナリストです」

ダニー「あんたに“苦い報せ”があるんだ」
   「カバンを忘れてるよ?」

悪党「クチを開けな。“歯の治療”をしてやるぜ」
  「チュドノフスキーに雇われた。ここらじゃ、みんな同じだ」

黒幕「見返りを楽しんだらどうだ?(Enjoy a conversation to return.)」
  「やっと君にも、分かったようだな」
  「真相を理解しようとしても、お前にはムリだろうな」

カトー「僕は上海生まれだ。知ってるか?」
ブリット「日本は好きだ」 ←何か会話が噛み合ってなくね?(⌒〜⌒ι)

カトー「あなたの父は・・少しクズだった」
ブリット「・・確かに」

ブリット「何だよ、このクルマ」
カトー「下がって」

カトー「で、行き先は?」
ブリット「お前、知らないの?」

タッパー「あんたらのお陰で、ラボがメチャクチャだよ」
ブリット「ああ、済まなかったな」

ブリット「済まん。空気を読み違えた」
レノア「いつもじゃない」

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2011年1月25日 (火)

☆『探偵物語(1983)』☆

24日(月曜)の夜。
大人しく帰宅し、そそくさと夕飯を済ませてから、衛星第2で放送されたカドカワ作品『探偵物語』を観た。
今週のBS2ってば、、どうやら“薬師丸ひろ子主演作”の強化週間らしい。

タイトルのみ知ってて、これまで全く未見だった本作。
故・松田優作(1949-89)のハードボイルド&コミカルな演技を期待しつつ観たんだが・・ちょっと予想とは違ってたような気も。。

コレってどうやら・・ワタシの中で同名のドラマ作品(1979-80、主演も同じ優作)とこんがらがって認識されてたが故、期待値も高まってしまったモノらしい(⌒〜⌒ι)

東京・田園調布に住む、叡智大学に在籍する“お嬢様”な女子大生=新井直美(薬師丸)がヒロイン。
アメリカ留学を1週間後に控えた直美の前に“用心棒&監視役を依頼された”と言う私立探偵=辻山秀一(優作)が現れる。

尾行&監視を繰り返す辻山を、当初煙たく感じてた直美だが・・今度は逆に、辻山を尾行&監視すると言う“イタズラ心”を発揮させる。
そんな折、辻山の別れた妻=直木幸子・・の現在の恋人=国崎がホテルのバスルーム(密室!)で刺殺されると言う事件が起こる!

助けを求め逃げて来た幸子を自身のアパートにかくまう辻山。
そこに国崎の父・・暴力団“国崎組”組長(藤田進)の配下=岡野(財津一郎)らが迫る!

取り敢えずは直美の提案で、幸子は新井邸に身を潜めることとなる。
そして“真犯人”を見つけ出し、幸子の濡れ衣を晴らすべく調査を開始する辻山&直美のコンビだったが・・

所詮は“アイドル映画”でもあり、総じて「軽薄物語」の域を(完全には)脱せていないワケだが・・お互いに真面目&ウブ&不器用なキャラ(の2人)ながら、共に無鉄砲さを爆発させもし、リアルな(?)暴力団員相手に事態をどうこうしよう、と考える(=足掻く)パワフルなストーリー回しは、なかなかに強引かつ鮮烈な印象だった(=^_^=)
これはこれで、当時の邦画の“元気さ”を強烈にアピールしてくれる快作、とも評せようか。

助演陣の中では、
暴力団の若頭的な男=岡野役を好演した財津氏の存在感が凄まじかった! 今でこそ“中小企業の社長さん”や“ピアノ買ってくれるしと”と言った「コミカル系なキャラのおいちゃん」的な雰囲気を全身から漂わせたはるが(実際のご本人は、TVで拝見する以上に老けておられるようだが・・) 本作では劇中の“性”“暴”などの要素を一手に引き受け、過激に表現してはった。

とある状況から“オトシマエ”をつけなければならなくなる場面では「何とかして、この状況から“笑い”で逃げ切らはるんやろな」と思ってたら・・ホンマに※を切り落としはったのでびっくり!
ある意味『ブラック・レイン(1989)』に於ける、優作自身の“オトシマエ”シーンよりも強烈だった気すらする(⌒〜⌒ι)

後半で消去法により(?)“真犯人”は遂に暴かれるワケだが・・その人物の“殺害動機”に繋がるトコ(事情)が、その時になって初めて明かされる(語られる)、と言う演出であったため「そう言う大事なトコは、前もってフッといてくれよ!」とツッコミそうになってしまった。
こんなんじゃ推理のしようもないってば。

辻山はどちらかと言えば“優柔不断”なキャラだったんだが、それはそれでタッパ(身長)も態度もデカいので(=^_^=)、さほどショボくれた(悲しい)雰囲気は漂ってなかった。
にしても優作氏・・本作からわずか6年後に亡くなられるとは・・(享年40)。

〜 こんなトコも 〜

・原作は赤川次郎の小説。“ヤクザネタ”に大きく逃げてる(?)トコなども含め「どうかな〜」と思うが、当時はモノ凄いパワー&執筆ペースだったから、さほどイマイチさは“問題”とならなかったんだろう(←おい)
・“真犯人”の遺留品が思わぬ場所から見つかる・・って身に付けとくなよ、そこで(⌒〜⌒ι)
  きっと、指紋もあの場所で沢山見つかることだろう。
・アイドル映画ならではの“ファンを不安にさせる演出”が中盤で“とある謎”として展開された。あそこはもっと強調し、切なくも描いたら・・後で素晴らしく効いて来たように思うんだが・・
・赤川探偵社のボス役で故・荒井注氏が「特別出演」を。。何やら「探偵社内にスタッフが常駐してそう」で、如何にも機動性の低そうな職場だった(⌒〜⌒ι)
・辻山の住んでたアパート『第三若葉荘』の家賃は、月5万とのこと。 
・深夜のバー(?)で直美を誘った男との会話にショックを受けた(⌒〜⌒ι)
 直美「あんた・・歳、幾つ?」
 男「33だよ」
 直美「何だ・・オヤジか」 ←ひィィ!
・国崎組のオッソロしい(?)おっさんらの乗るマイクロバスの側面に「娯楽の殿堂」と書かれててちょっと笑えた。
・岡野の体格設定は「身長175センチ、体重78キロ」とのこと。
・こと本作に限って言えば「お屋敷の高い門扉は、乗り越えるためにこそある!」って感じだった(=^_^=)
・岡野たちが新井邸に殴り込んで来たそうだが・・ちょっとその場面が想像しにくかった(再現映像が欲しかった)。

〜 こんなセリフも 〜

直美「連れてってくれるんですか? ・・海」
  「私・・男の人って、意識し過ぎるって言うか・・身構えちゃうんです。
   “自意識過剰の認識不足”って言われます」
  「帰らなくてもいいかな・・帰るのやめようかな・・」
  「離れてよ。パパにだって打(ぶ)たれたことないんだから」
  「どう? 尾行された気分は?」
  「重たいでしょ? ・・ごめんなさい」
  「私、辻山さんが思ってる程“子供”じゃないもん!」

辻山「そっちは関係なくても、こっちは生活かかってるし」
  「ま、一応・・これでも探偵やってるから」
  「それから・・くれぐれも“過激なこと”はしないように」
  「僕は(ここに)仕事で来てるから」
  「いやホント、踊れないから・・ごめん」
  「最後まで。仕事だから」
  「取り敢えず、親子一緒に住むことはいいことだと思うよ」
  「“報告書”出しちゃったから・・お前たちヤバいンじゃないの?」
  「オモテ、ちょっとマズいンですよ・・“集金人”が来てて」
  「聞かされてないンだよ、依頼人のことは」
  「今さら、お前が謝ってもしょうがない」
  「もう、そう言う問題じゃない」
  「随分、飲むようになったんだな・・お前は贅沢だよ」
  「懲りたよ、女は・・お前のせいだ」
  「僕たち、帰ってイイですか?」

幸子「“あたしの匂い”消して行くんでしょ?」 ←ドキドキ(=^_^=)
  「今夜だけ・・そばで寝かせて」
  「お互い大人になったんだし、もう傷つけ合うこともないかな?」

長谷沼「お帰りは“玄関から”の方がお楽かと存じますが」
   「こう言うことは、警察に任せなきゃ。そのために税金、払ってるんですから」
   「朝帰りですか・・お嬢様」

岡野「何だ、ジャリ(子供)じゃねぇか・・」
  「喪服がいけねぇんだよ、その喪服が・・」 ←『お葬式(1984)』か『失楽園(1997)』か(=^_^=)
  「街中(まちなか)で撃つなぁ!」 ←ここは衝撃的!(=^_^=)
  「相談に乗っているうちに・・同情が愛に変わりました・・」

永井「朝飯、一緒に食べようか?」
直美「それって・・“朝まで一緒にいる”ってことですか?」

直美「これも仕事のうち」
辻山「・・命令ですか?」
直美「そう」

辻山「こいつの浮気調査、俺がしてた」
幸子「・・イヤな仕事ね」

辻山「“探偵ごっこ”やってんじゃないんだぞ。どう言うつもりなんだ?」
直美「でも・・独りじゃムリだと思わない?」

直美「すごい・・人間の声じゃないみたい」
辻山「結局・・“色と欲”か」

辻山「ホテルなんて、大体何処も同じようなもんだ・・
   強いて言えば“仕掛け”が違うぐらいか」
直美「“仕掛け”って?」

直美「(こんなの)どうってことないじゃない」
辻山「寝てみなくちゃ分かんない・・ただ“寝る”わけじゃないから」

辻山「疲れてるンだ・・独りになりたい。
   悪いけど・・お茶飲んだら、帰ってくれ」
直美「独りで寂しくないんですか?」
辻山「独りでいて、寂しくない筈なんてないよ・・
   だけど“甘えちゃいけない時”だってあるンじゃないのか?」

直美「ホントにパパを愛してる?」
※※※「いえ、その・・言うと減りますから・・

追記:本作の主題歌『探偵物語』の作曲が大瀧詠一氏であると知った。

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2011年1月24日 (月)

☆マイケルの新作アルバム『Michael』を(ようやく)聴いてみた☆

先月下旬の記事で“新作を待つ”と書いてた、MJ(マイケル・ジャクソン、1958-2009)の新作アルバム『マイケル(Michael)』をようやく、開封⇒試聴してみた☆
年末には受け取ってたように記憶してるんだが・・「シュリンク(ビニールフィルム梱包)+ケース上部シール」と言う2段階の“封印”を解くのが何だか億劫で、、こんなにも時間がかかっちゃった(・ω・)>

で、前々から気になってた「コレって本人の声なの?」ってトコだが・・ワタシのなりの「耳」で判断した感じでは「間違いないですやんか!」って結論である。

同じ“別人ぽい”って言うンなら・・本作でのMJのボーカルより、2枚組大作『History(1995)』の(2枚目の)オープニングを飾るナンバー“Scream”でデュエットしてる、ジャネット・ジャクソンのボーカルの方が、よっぽど「別人」に聴こえるってば。

収録曲は以下の全10曲。

 1.Hold My Hand
 2.Hollywood Tonight
 3.Keep Your Head Up
 4.(I Like)The Way You Love Me
 5.Monster
 6.Best of Joy
 7.Breaking News
 8.(I Can't Make It)Another Day
 9.Behind The Mask
10.Much Too Soon

・・

 1.はゴスペルっぽく広がる展開もあり、オープニング曲としては「大人しい」印象もあるけど許せるかな。底辺に、何処となく“カノン(パッへルベル作)”とか“G線上のアリア(バッハ作)”と言った曲のリズムパターンが聴こえなくもない(・ω・)
 2.は気に入った! MJの“ボイスパーカッション”ぽいパフォーマンスに始まるトコも印象的。
 3.はMJ“お得意”のバラード&ゴスペル系。でもって、ワタシの余り好まない曲風。
 4.も大人しい。この曲のピアノパターンも、かなり“定番”っぽい気がする。
 5.はサウンドコラージュっぽいダンスチューン! 気に入った! 一部“Shout”(と言う曲)っぽいトコもある。
 6.も生ぬるい感じ。
 7.ダンスチューン! 冒頭の雰囲気は“Tabloid Junkie”と酷似してる感。歌詞の中で自身のフルネームを繰り返してるのが印象的。
 8.“軸”部分こそ静かな曲ながら、テクノっぽいサウンドやギターロックっぽい味付けが施されてて面白い。
 9.コレが最高!! この1曲のためだけに本アルバムを買ってもイイ、とさえ思う。ご存じYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の同曲(1979)のMJヴァージョン。中盤でダフトパンクっぽい曲調になるが(=^_^=)それも良い。スペイシーな雰囲気を醸し出しつつ、やっぱりMJの曲に仕上がってる!
10.静かなアコースティックギター&ストリングス&ブルースハープ系のバラード。幕切れのこの曲で、何となくしんみりさせてくれる。

・・

ってことで、ワタシのiPod内には「1、2、5、7、8、9」が残されることとなった!

追記:このアルバムのジャケットだが、更に左右に広がるアートワーク(コラージュ作品)の一部をトリミングしたモノであることを知った。

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2011年1月23日 (日)

☆ちょこっと&ぼちぼち再開の“エエ言葉”☆

石川 遼(プロゴルファー)
 「技術的にはかなわない相手でも、ゴルフに向き合う姿勢というか、
  愛情のようなものは負けたくない」

岡本 綾子(プロゴルファー)
 「夢は見るもので、現実化したら、はっきりとした目標を持たないと」

野口 健(アルピニスト)
 「見る、ということは、何かを背負うことでもあるんです。
  逆に、現場を知らなければ問題意識も持ちようがありません」
 「シンポジウムなどでは『このまま行くと100年後にはこうなります』
  とか、データや言葉だけが飛び交いますが、
  そこには本当の意味での(地球温暖化に対する)危機感がない」
 「『野口健 環境学校』に参加した子どもたちには、その日に感じたことを
  毎日スピーチさせています。最初はみんな、もっともらしいことを
  話してはいるのですが、自分の言葉じゃないんですよ。
  インターネットなどで調べた言葉を並べているだけ。
  それが3~4日ほど現場でいろいろな活動をすると、
  明確に変わってくる。おもしろいですよ」

梅田 淳(ラジオパーソナリティ)
 「我々が一生懸命進化させてきたはずの技術進歩は、
  デジタル分野では追いつけないほどのスピードですが、
  アナログの分野では何か冷たい印象です」
 「我々健常者の役割は、障がい者の皆さん
  に対する同情ではなく“共生”なのです」

植田 まさし(漫画家)
 「事故や事件は一切、題材にしません。
  そこには必ず関係者がいるから」
 「パソコンはネタ探しの道具」

織田 裕二(俳優)
 「年をとるごとに日本がいいなと思います」
 「必ず年上の俳優さんもキャストに入れてくださいと
  お願いしています。やっぱり、学びたいという思いがあるから」

藤原 紀香(女優)
 「縁というのをとても大切にしています。人との出会いや
  訪れた国も偶然ではないと思っているんです。
  縁があるから人にも仕事にも出会えてるのかなって」

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☆『宇宙戦争(2005)』☆

22日(土曜)。
帰松のついでに、奈良に寄り道し“若草山焼き(←何か「B級グルメ」みたいな響きやね(=^_^=))”を眺めて来た。「炎が間近で燃え広がるにも関わらず、風が吹けばかなり寒い(×_×)」と言う、どっか皮肉っぽい状況を楽しんだ後・・帰宅後に地上波放送されてた『宇宙戦争』を約1時間の遅れで観た。。

ちょうど、主人公=レイ・フェリアー(トム・クルーズ)の父子が「たった1台だけ自走可能なクルマ」で、とある夜の街に到着するトコだったが・・あの辺りが「劇中で最も“エグいまでの人間の醜さ”を描いとるシチュエーション」でもあったので「銃を持ち出すことで、秘められた(人間の)暴力性ってヤツが、飛躍的に高まってしまうんやなぁ・・」と少しばかり考えさせられた。

折角のスペクタクル大作(?)なのに、やっぱし残念だったのが登場キャラ全般に関する“造型の薄さ”だったろうか? レイの“職業スキル”が全く生かされてないし(「高所での作業に強い」ぐらいか?)、息子ロビー(ジャスティン・チャットウィン)&娘レイチェル(ダコタ・ファニング)とも、肝心な部分での“触れ合い”に到達するでもなく“何となく和解しました”的に幕となってたし。

ひょっとしたら「キャラ造型に関し、監督(スピルバーグ)ってば“何らクチを挟まない”しとなんやろか?」と思ったり。パニック描写をワーキャーワーキャー面白おかしく撮れたら、そんでOK的な(・ω・)

そうだ。こちらに、前回鑑賞時の記事が残ってるので、ご覧頂ければ幸いである。
しかし、何回観とんねや、キミ(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

・ハーラン・オグルビー(ティム・ロビンス)なる“狂人”の存在は(何度観ても)強烈! ティムロビの、あの老け方&太り方も尋常ではない。。
・ハーランの名セリフ(=^_^=)「大阪じゃ、ヤツらを何体か倒したってハナシだ」の情報源はドコなんだ? しばらく(特に“襲撃”の後)他人と一切交流してなさそな雰囲気だったが・・?
・シャベルを手にした“巨漢の狂人”を相手に、実際にはなかなか「勝てる」見込みなどないと思うんだが(⌒〜⌒ι)
・トライポッドの3脚の造型ってば、意外とデザインセンス的にショボ過ぎる印象だった。
・「現代アメリカで治安が保たれなくなった状況」のシミュレーションとしてはかなり秀逸な気がする!
・軍隊の車両関係には余りトラブってた印象がなかった。軍車両のダイナモは特別なんやろか?
・どうにも世界観がコンパクト過ぎた印象、、「屋敷内」及び「地下室内」に場面を限定した『舞台版・宇宙戦争』が(あったら)観てみたい(=^_^=)
・(世界の)トムクルが「手を合わせ、誰かに何かを懇願する」ってシーン・・の拝めるのは、本作だけな気がする(=^_^=)

〜 こんなセリフも 〜

ハーラン「死んでも・・生き抜いてやる」 ←「必ず、無事に連れ戻す・・屍体にしてでも」ってのと同じ感覚やね。。

追記1:ウィキ情報によれば、ティムロビとスーザン・サランドン(not皿うどん)さんのパートナー関係ってば、既に(2009)解消されてしまっとるらしい(×_×) 何でまた・・
追記2:『インデペンデンス・ディ(1996)』及び『マーズ・アタック!(1996)』より一足先に、スピルバーグが本作をリメイクしてたら、もっともっとスゴかったと思うが(・ω・)
追記3:連想したのは『鳥(1963)』『サイン(2002)』『ゼイリヴ(1988)』かなぁ・・やっぱ。
追記4:宇宙人襲来に備え、常備しときたいモノ。「沢山の水道水」「木製のバット」「ウェスタン・ミュージックのCD+スピーカー」・・

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2011年1月20日 (木)

☆『刑事コロンボ/4時02分の銃声(1993)』☆

20日(木曜)の夜。
恒例の“ジョギングイベント”に参加した後、約40分遅れながら・・衛星第2で放送された『刑事コロンボ/4時02分の銃声』を観た。
いつものように、事件の起こった(随分と?)後なので、被害者像やらアリバイ製造工程(?)やら・・さっぱり分かんないんだが(=^_^=) 我らがコロンボ警部(ピーター・フォーク)が、とにかく画面をウロウロしてる印象で、これはこれで自然と作品世界に馴染むことが出来そうだったので、くじけず(=^_^=)観続けることにした。

犯人=フィールディング・チェイス(職業:ラジオ番組の人気コメンテーター)役を演じてるおっちゃんに何処となく見覚えがあったので・・ネットで検索してみたら、ウィリアム・シャトナー氏と判明。
あ・・“スタートレック(1966〜94)”シリーズの「カーク船長」ではないですか!

事件そのものは「電話を用いたアリバイトリック」みたいなのが軸となってた。こう言うのって、事件の発生状況を把握出来てなければ、全く分からんっちぅねん(=^_^=)

中盤から既に“コロンボの、コロンボによる、コロンボのための完全マーク”がおっ始まってたので、ダラッと観てる分には「お、やってるやってる!」的にちょっと離れた高みから見物する的な楽しみはあったか(=^_^=)

しかし“本エピソード最高の凄まじさ”は・・追い詰められた犯人が、ラストでとうとうコロンボを殺害しようとする!! ってトコではなかろうか(⌒〜⌒ι)
これまでのエピソードでも、終盤に色んな“対決”の描かれ方はあったが・・まさかコロンボ殺害を決意するまでに、犯人の行動がエスカレートし始めてるとは!!

そのウチ“ピンクパンサー”シリーズのように・・世界中から殺し屋を雇ってコロンボを狙わせる・・っぽい演出が“何ら特別な展開でもなく”繰り返されることになるンかも知れない!(って、もうそれ、コンセプト変わってますやんか!)

いや〜しかし、眼福でしたわ。

〜 こんなセリフも 〜

コロンボ「かみさんがハッピーなら、あたしもハッピーなんです
    「ああ、そうそう・・ハンカチを見つけましたよ」
    「あれ? そうお思いですか?」
    「“ガチガチのアリバイ”がありましたね」
    「あたしは、生ぬるいヤツ(お茶)が我慢出来ないんですよ」
    「まぁ、誰しもクセがありますよ」
    「済いません、もう1つだけ。大した事じゃないんですが・・」
    「どうも悪いクセで・・かみさんにも怒られる始末です」
    「そりゃどうも・・銃は苦手でね」
    「つまり、あたしが言いたい要点は・・何だ? 参ったな」
    「考えられる理由は1ツだけで・・」
    「だってそうでしょう?」
    「そうなんです・・ここからが“刑事の領域”」
    「曖昧な訊き方で済みませんでした」
    「こう言うことなんで」
    「それだったら、万事決着です!」
    「あの~、もう1つだけ」
    「しかし、これも職務なんでして」
    「ああ、そうそう・・今思い出しましたが・・」
    「となると、辻褄が合いませんねぇ」
    「お詫びにうかがったんですよ」
    「殺しの捜査中なもので・・」
    「クルマがトラブった時は・・
     (ボンネット開けて)ワイヤーをゴチャゴチャやってみると直るもんです」
    「そのトリックは、もう分かってるつもりですよ」
    「はい。まぁ、あたしは丸腰ですが・・ご覧の通り“連れ”がいます」

チェイス「我々がすべきは、攻撃と暴露なのだ」
    「君はいつも“もう1つだけ”だな!
     物忘れが激しいなら、医者にかかりたまえ」
    「・・神出鬼没のコロンボ警部か」
    「君もバカな男だな・・今の推理も噴飯モノだ」

チェイス「どうやら私は、君を読み違えたようだ」
コロンボ「そうですね・・良くあるこってす」

追記:劇中で「(当時の)携帯電話は800ドル」とセリフの中で説明されてた。

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☆『L.A.コンフィデンシャル(1997)』☆

17日(月曜)。
ちょっと立ち寄るトコがあり、帰宅が遅めになったんだが・・衛星第2で放送されてた『L.A.コンフィデンシャル』を、何と(=^_^=)1時間20分遅れで観た。

フツーは、こうまで遅れちゃうと観るのを諦めもしようモノだが・・ワタシは何としても、あの“ロロ・トマシ・ショック”を味わいたかったので、祈りながら(=^_^=)TVを点けてみたら・・ジャック・ビンセンズ巡査部長(ケヴィン・スペイシー)が動き回ってたので、かなり嬉しくなってしまった!

1950年代のロサンゼルス。
メキシコ系移民の問題、ハリウッド絡みの醜聞、腐敗した市警内部・・などの“不安要素”を背景に、とあるカフェで起こった猟奇殺戮事件“ナイト・アウルの虐殺”の謎を追う3人の刑事たちの奮闘を描く!(たぶんこんな感じでイイと思う)

3人の刑事(エド・エクスリー警部補(ガイ・ピアース)、バド・ホワイト巡査(ラッセル・クロゥ)、ジャック)それぞれが「自身の価値観(=功名心など)・好奇心に従う形で捜査を進める」ってテイストが良い。
そのために「騙すヤツ」「騙されるヤツ」がいて「誰が最後に笑うのか?」「そもそも、笑った者が果たして勝者だったのか?」・・など色々と考えさせられる骨太な作品だ。

見所の1ツは、やはり終盤の銃撃戦と言えようが・・私的には、やっぱり“ロロ・トマシ・ショック(開始から約1時間40分後)”を挙げときたい。
地上波放送時も含め、これまで既に3回ぐらいは観てるんだが、何度観ても「ありゃ・・防ぎようがないわ」とシーンを観終わるたび、溜め息を漏らしてしまう自分がいる(×_×)

自身が(来世で)私服刑事となったなら「せいぜい、防弾チョッキを“常時着用”するよう心がけよう」ってぐらいしか対策を思い付かない。
まぁ、それを徹底したとしても『ディパーテッド(2006)』の終盤で主人公の2刑事を襲う“あのショック”からは逃れようもないんだが(×_×)

〜 こんなトコも 〜

・(本作の)モノクロヴァージョンも観てみたい気がする(=^_^=)
・上記のモノクロ映像にパートカラーなんかも採用し『シン・シティ(2005)』のような“ケレン味”を演出・キャラ造型・世界観に練り込んだら・・ムチャクチャ強烈な1作に仕上がるンじゃなかろうか!

〜 こんなセリフも 〜

エド「正義は有る筈だ」
  「抵抗したと言えば、殺しても疑われまい」
  「ヤツら“仕上げ”にかかったようだな」
  「ロロ・トマシ・・それは“罪から逃れ続ける男”の名だ」
  「この状況では・・“ヒーロー”がもう1人、必要だ」

バド「証拠? “警官の勘”さ」
  「自分が大物だと思ってるんだろ? お前が死んでも、すぐ後釜が来るさ」
  「(ここは)コトを終わらせるには、最高の場所だな」

ジャック「警官になった理由? 覚えてないな」

ダドリー「正義は迅速に、かつ容赦なくだ」
    「静かに(Hush-Hush.)」

シド「あんたも落ちぶれるさ。それが(今日の)情報だ」

リン「世界を手に入れる者もいれば、元娼婦とアリゾナに発つ者もいるわ」

ジャック「これは“非公式の調査”でね」
ダドリー「“お前に似合わんこと”をするな」

エド「何故、ヤツと寝た?」
リン「そうしたいと思ったからよ・・あなた、彼を恐れてるようね」

リン「彼はあなたと全く違う人だから」
エド「私を見くびるな」

エド「呼んだか?」
バド「お前が呼んだんだろ?」

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☆ロックバンド“人間椅子”のライヴDVD『疾風怒濤』を観た☆

18日(火曜)の夜、帰宅後。

昨年末、あむずぅんでクリック(=購入)したはイイが・・なかなか完全に聴破(?)出来てなかった、ロックバンド“人間椅子”の初のライヴアルバム『疾風怒濤/人間椅子ライヴ! ライヴ!!(2枚組CD+DVD1枚)』に付属の(ライヴ)DVDを、やっとのことで観た(=^_^=)

コレがCDメディアなら、比較的(購入後)すぐ聴くよう心がけてるんだが・・DVDは、どうにも「デッキにセットし再生ボタンを押す」ってな動作が、意外と億劫で“放ったらかし”となってるケース(=購入したソフト群)が多い(×_×) それもかなり、、

そこで「まぁ折角やし、時間のある今夜にでも観とこっか」・・と思い付きまして。

・・

1987年に結成。ミニアルバム『人間椅子(1989)』でデビューを飾った、3人組の日本のロックバンド(中心的メムバーの2人は、共に青森県弘前市出身)。

ワタシは、最初のフルアルバム『人間失格(1990)』以降で興味を持ち聴き始め、4枚目『羅生門(1993)』まで集めた時点で、いったん「“聴き詰まり”を覚えたため」興味を失い(=^_^=)、しばらく聴いてなかったんだが・・

9枚目『怪人二十面相(2000)』を、そのタイトル(のネーミングセンス)につられ(=^_^=)久々に購入して聴いてみたトコロ・・その何とも言えぬ「より洗練された野暮ったさ(=^_^=)」にすっかり魅了されてしまい、残るアルバムを集め始め、間もなくその総てをコンプリート。

12枚目『三悪道中膝栗毛(2004)』に至って遂に追いつき、以降は新作がリリースされるたびに必ず購入してる希有なアーティストでもある。
(他に、(ほぼ)間違いなくアルバムを購入するアーティストとし・・“スピッツ(和)”“プリンス(洋)”などがいる)

振り返れば・・“人間椅子”に“決定的に”ハマるきっかけとなった1作は、5枚目『踊る一寸法師(1995)』だったんじゃないかな、と。
このアルバムが気に入らなければ、きっとここまでは熱中しなかったろう。

ワタシの中で・・“人間椅子”は「4枚目まで」と「5枚目から」は「バンドの醸し出す“余裕感”(懐の深み、と言っても良いかも)」みたいなモノが全く異なる”ように感じる。

これ以上は、説明もしにくいので・・聴き比べて頂くのが一番分かり易かろうと(=^_^=)思っている。 ←お、とうとう投げ出したな(=^_^=)

ってワケで・・『人間失格』と『踊る一寸法師』の2枚を聴き「このバンドって、悪くないじゃん」と思われた方は・・きっと“人間椅子”と相性が良いハズである。

・・

15枚目『未来浪漫派(2009)』購入の折に“人間椅子”が全国ツアー(?)を予定してることは知っていたが・・結局色々あって、彼らのライヴには足を運べなかった。
そのことが悔やまれてならなかったが・・このDVDを観ることで、溜飲がかなり下がったモノである☆

【収録曲】

 1.鉄格子黙示録
 2.林檎の泪(〜MC)
 3.塔の中の男
 4.賽の河原
 5.陰獣

 6.深淵
 7.死神の饗宴(〜MC)
 8.冥土喫茶
 9.相剋の家(〜MC)
10.赤と黒

11.地獄
12.天国に結ぶ恋
13.針の山

(アンコール)
14.人面瘡
15.道程(〜MC)
16.地獄風景(〜MC)
17.どっとはらい

全17曲収録で、およそ1時間40分。主だった曲の冒頭にメンバーのMC(トーク)が挿入されるんだが、ここにも何とも言えぬ「野暮ったさ」「マイナーさ」が漂っており・・それ故に好感度が高まった(=^_^=) ←どやねん!

トークが幾ら巧くても(巧くなっても)、観客は曲(演奏)を聴きに来とるワケで・・こと“人間椅子”に関しては、妙に(この先も)トーク面で洗練されて行っては欲しくないな〜と正直願って止まないワタシである(=^_^=)

・・

〜 こんなトコも 〜

・和嶋慎治氏のギタープレイは本当に突き抜けて素晴らしい! ワタシは、ギタリストに詳しいワケでもないので、何の根拠もないのだが、、国内は言うに及ばず、世界レベルで見ても“屈指”と言える腕前ではなかろうか?
・巧いギタリストは「軽く撫でてるだけ」に見えて、速く確実に、そして流麗に弾いたはるようである。
・13曲目(のソロ)では歯で演奏してた! 15曲目(のソロ)では横倒しにしたギターを、後頭部で支えるみたいなスタイルで演奏! もはやネック部分なんか全然見てはらへんし(⌒〜⌒ι)
・「シンプルなセッティングの舞台」に加え、楽器やコスチュームに“逃げてない”のもイイ。
・正直、彼らのMCを初めて耳にした気もする(=^_^=) 10曲目スタート前のドラムス=ナカジマノブ氏のMCで「そんな俺が歌うコーナーがやって来ましたぁ!」と(絶叫気味に)アピールしてるのが良かった(=^_^=)
・12曲目の“問題の歌詞”がようやく判明! 「君の乳房の※※※※して」って部分で・・CDでは、内容に問題があるためか、該当部が“逆回転処理”されてて長らく分かんなかったのだ。。
・ベース=鈴木研一氏の醸し出す雰囲気もイイ。素顔(メイクなし)を見た試しがないんだが(=^_^=) きっと本当は気さくな方なのだろう。いつか、夢の“ハードロック喫茶”をオープンして下さい(=^_^=)

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2011年1月17日 (月)

☆『ソーシャル・ネットワーク』☆

16日(日曜)。この日も、2度寝・・3度寝・・と繰り返してしまい、最終的に起きたのは・・やっぱり正午手前だった。
どうやら、、こんなに戸外の寒い限り、高松に(帰阪せず)残ったとしても、ダラダラ過ごすだけの週末なんやろなぁ(×_×)

まぁでも、昨日から飲んだり喰ったりしてばかりで「ちょっとは動かないと、死ぬぞこりゃ」と不安が高まって来た(=^_^=)ので、夕方から“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと向かい、もう1本“そこそこに期待値を高めてた”新作『ソーシャル・ネットワーク』を観て来た。

当たり外れの大き過ぎる(爆笑)デヴィッド・フィンチャー監督による最新作。『ゾディアック(2007)』が未見のワタシであり『ベンジャミン・バトン/数奇な人生(2008)』以来の“フィンちゃん”作品である。

これは・・事実に基づき、随所に創作を加えた物語。

2003年の秋。
ハーバード大のカークランド寮に、ルームメイト=エドゥアルド・サベリンと暮らす学生=マーク・ザッカーバーグは、ボストン大の学生であるガールフレンド=エリカに“決定的にフラれた”腹いせに

1.自身のブログ上でエリカを実名で徹底的にバッシングする。
と共に
2.(ハーバード大の)全7寮の個人データにハッキング⇒女学生の顔写真を2名分ずつ並べた格付けサイト“フェイスマッシュ”を立ち上げる。

このサイトは大反響を呼ぶも“スーパーボウルの中継時を超えるアクセス数”が殺到したため、大学の回線がパンク寸前となり、開設からわずか4時間で閉鎖されてしまうのだった。

半年間の観察処分が下されたマークにすかさず声をかけて来たのは・・ボート部に所属するキャメロン&タイラーのウィンクルボス兄弟+ディヴィア・ナレンドラの3人だった。
マークの非凡な才能に眼をつけた彼らは、ハーバード学生の持つ(憧れの)専用ドメイン“ハーバード.edu”を目当てにアクセスして来る女性との「出会い系サイト」の開設を手伝わせることに。

マークはこのネタを拡大した「ソーシャル・ネットワーキングサイト」・・“サ・フェイスブック(The Facebook)”を立ち上げるべく親友でもあるエド(エドゥアルド)に1000ドルを出資させる。

2人の設立した“ザ・フェイスブック”は飛躍的に登録者数を上げて行くが・・運用資金を稼ぐためにスポンサー広告を表示するか否か、などで次第にマークとエドの間に対立が生じることに・・

そこに、若くして“ナップスター(Napster)”を立ち上げた、伝説の企業家=ショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)が現れ、マークに自身の「経営哲学」を吹き込んで行くことで、マークとエドの関係は急激に悪化してゆくのだった・・

“青春モノ”とし描くには、恋だの愛だのって部分に、余りに手がつけられておらず・・同様に“ハイテクモノ”“法廷モノ”“サスペンスモノ”としても、特筆すべき映像群や演出群が練り込まれてなかったように感じた。

ってことで、、正直「フィンちゃんが、この時期に、こんな作品を監督する意味があったんやろか?」と、そこに1番首を傾げさせられてしまったワタシ(×_×)

ハッキリ言えば、こんな作品はフィンちゃん監督作としては「評価にすら値しない」と実感している。
きっと「撮りたくて撮ったんでもないんやろな」と(勝手に)解釈してるんだが、どうなんやろ?

法廷劇としての醍醐味である“裁判シーン”も盛り込まれなかったし、まず主人公=マークの“考えてること”が良く分からず「軽率なバカ」なのか「達観した天才」なのか、肝心なその点すらも観客それぞれの判断に委ねられてた気がする(⌒〜⌒ι)

エドとの関係も、物語の開始時点で既に「そう言う関係なんですよ。だってそう言う関係なんだから」みたいに“現在形”のみをポンと放置されただけで、それ以上の描写を避けてるようにすら見受けられた。

キャラ自体の魅力としては、脇役ながらもショーン、ウィンクルボス兄弟の方が主人公を(はるかに)上回ってたし。
女優陣が揃ってイマイチだったのも、そっち方面に期待(?)してるワタシとしては「残念!」としか言いようがない。。

ぼちぼち・・フィンちゃんもアレかな(だから、アレって何やねんな!)と直感的ながらも、薄ら感じてしまったワタシである。。

〜 こんなトコも 〜

・冒頭。主人公の「劇中で最も歩くシーン」が延々と描かれるのが、後にして思えば珍しい印象だった。
・本作も字幕担当は松浦美奈さん! IT系の表現までビシバシ和訳していくスキルの高さに、ただ驚かされる!
・作品の途中から・・「御大(クリント・イーストウッド監督)の新作『ヒア・アフター』は期待出来るよなぁ・・来月19日の公開なのかぁ・・」などと、違うことをボンヤリ考えること数度(=^_^=)
・エリカとは和解したんやろか? その辺の後日談も欲しいぞぅ。
・男性諸氏! “ヴィクトリア・シークレット”のブラにご注意あれ! ってか、男性諸氏も色々と誤摩化したりするが!(=^_^=)
・ハーバードの7ツの寮は「カークランド(Kirkland)」「ローウェル(Lowell)」「アダムス(Adams)」「クインシー(Quincy)」「ダンスター(Dunster)」「レベレット(Leverett)」・・と、あと1ツは何だっけ? 「ハッフルパフ」? それ、作品違う!(=^_^=)
・「ウィジェット(Widget)」「パール(Pearl)」とか、専門用語が出て来ると・・ワケ分からん。
・ハーバードの大学新聞は“クリムゾン”と言うらしい。スクールカラーの“赤”から来とるようで(・ω・)
・中盤で講演してた、あの人物は・・!!(←Appleユーザーとしては“決して名前を言ってはいけないあのしと”って感じ(=^_^=)) 「アルテア(Altair)8080※がどうの」「ポール・アレンがどうの」・・とか言ったはった。
・クリスティの注文したカクテルは「アップルティーニ」だった。
・ニワトリを連れ回し、ニワトリにチキンを食べさせると・・“動物虐待”で訴えられるかも知れないようだ。
・英国のヘンリー・オン・テムズの町で開催される、ロイヤル・レガッタ(ボートレース)のシーン。少し前に流行った(?)「ミニチュア写真風」なピントの置き方をしてた。フィンちゃんが、こんな撮り方をして来るとは・・(⌒〜⌒ι)
・「モ※コは小国だから」的な、軽蔑めいた発言があったが、、
・ジャスティン君、なかなか巧い! 音楽業界を(セリフ的に)批判してるトコが最高(=^_^=)
・ウィンクルボス兄弟役を好演した、アーミー・ハマー君の低音ボイスがイイ感じ! ブレンダン・フレイザーを若くしたような感じ、か?!(え? 違う?)

※1974年発売の“世界初の(個人向け)PC”だそうだ!

〜 こんなセリフも 〜

マーク「米国よりアジアに天才的IQ保有者は多いのさ。
    だって人口も多いから」
   「クラブに入りたい。選ばれたいんだ」
   「アルゴリズムが要る」
   「ネットワークのダウンは、偶然なんかじゃない」
   「宣誓したって、ウソはつくだろ?
   「“不正アクセス”については、評価されるべきでは?
    システムの脆弱性を指摘した訳だから」
   「何故、ジョークが通じない?」
   「やるよ(I'm in.)」
   「発案者なら、自分の手で“Facebook”を造ってみろよ」
   「誰と付き合ってるのかを知るには・・」
   「シンプルで、派手でも下品でもない。皆が知りたい情報さ」
   「これは“スパム”じゃない」
   「クールなサイトを護りたいんだ」
   「ファッションは、決して完成しないんだ」
   「雨だ・・降り始めた」
   「彼らのウソは、聞いてて退屈だ」
   「彼らが怒ってるのは
    “初めて物事が自分たちの思い通りにならなかった”からさ」
   「これは“舌打ち”じゃなく“声門破裂音”さ」
   「だろうね(We understand.)」
   「来ないと“置いてけ堀”だぞ」
   「1日でもサーバがダウンしてみろ・・終わりだぞ」
   「やったよな(We did it.)」

エド「アジア系の女の子は、ダンスが苦手なのさ」
  「どうした? 祈ってるのか?」
  「あいつは偏執狂だ・・早口の世界記録だな」
  「いつ、そう決めたんだ? 俺に何の相談もなく」
  「アジア系の女の子は嫉妬深く、理性もない。一緒にいると怖い」

キャメロン「この世界は“先行者”が勝つんだ」
     「俺たちは“紳士”だ」
     「ケンブリッジやオックスフォードにも“Facebook”が・・」
     「よせ(Knock it off.)」
     「戦わずして負けることは、堪え難い

タイラー「“335年モノ”のドアノブを壊しちまって済まない」
    「よし、あのオタクをぶっ潰そう!」

ディヴィア「サイトをパクられたぞ!」

エリカ「アカペラよりボート部員の方が好き。
    イメージで憧れるんだけど・・
    きっと、女の子がカウボーイに憧れるのと同じね」
   「ハナシが飛んで、ついて行けないわ」
   「あなたといると、疲れるわ」
   「大学のレベルが低くて、悪かったわね!」
   「あなたがモテないのは、オタクだからじゃない。
    ・・性格が最低だからよ!」
   「ネットの記事は・・消えないわ

アリソン「ボスニアにも・・道路はなくとも“Facebook”はあるのね」
    「あなたはイヤなヤツじゃないわ・・そう振る舞ってるだけ」

ショーン「おい! 部屋にヘビが!」
    「音楽業界には、ユーモアが通じない」
    「俺が負けたと? じゃ訊くが、今CD(媒体)が売れてるか?」
    「パーティーを11時でお開きにするな
    「広告(掲載)なんか、クールじゃない」
    「小物(のマス)を14匹並べた写真を飾るヤツが何処にいる?
     狙うべきは1.4トンのメカジキ1匹だろ?」
    「今こそ時が来たんだ・・強気で行け」
    「広告主に媚びてる場合じゃない」
    「ゴールデン・ゲート海峡は・・“身を投げる”には冷たいぞ」
    「すげぇ! ここって『タワーリング・インフェルノ』の舞台だぞ」
    「今や“ネットで生活する時代”なのさ」

学長「闇は“光の不在”によるものだ」
  「ヒマだから“学生倫理規定”を暗記してみたワケかね?」
  「そんなことは分かっとる。私は、元財務長官だからな」
  「このアポは誰が?」

アメリア「どうぞ(Yeah,go ahead.)」

※※「覚悟しろ! お前を訴えるからな!」
  「お前のそばにいると、自分が強く感じられるよ」

責任者「しかし、4時間後には“君の仕業”だと突き止められたろ?」
マーク「オープンにやってたんだ。4時間はかかり過ぎだよ」

ディヴィア「君の造ったソフトの買い手は?」
マーク「マ※クロソフトさ」

マーク「外で話そう」
エド「外で? 氷点下だぞ?」

マーク「アパッチ(Apache)の走るリナックス(Linux)マシンが必要だ」
エド「幾らだ?」
マーク「200ドル」
エド「・・分かった。買っていい」
マーク「もう買ったよ」
エド「・・・」

エド「スタートはいつだ?」
マーク「たった今さ。(君の)PCを開いてくれ」

クリスティ「あたしがスカーフなんかすると?」
エド「“最初の1枚”にしたらイイだろ」

マーク「あれは“やり過ぎ”だ」
ショーン「後で、花でも贈ってやるさ」

ショーン「ハグ(抱擁)はキライか?」
マーク「・・軽くな」

アリソン「基本的に、証言の85%は“誇張されたモノ”よ」
マーク「残りの15%は?」
アリソン「・・偽証よ」

追記1:マーク役を演じたジェシー・アイゼンバーグの従兄弟が、何と“Facebook”の社員らしい(⌒〜⌒ι)
追記2:連想したのは『ニュースの天才(2003)』って作品だったろうか・・組立てが似てただけ、かも知んないが。。

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2011年1月16日 (日)

☆『墨攻(2006)』☆

ハナシは遡って・・4日(火曜)の夜(⌒〜⌒ι)

衛星第2で放送された、中・日・韓合作の歴史大作『墨攻』を観た。原作は『後宮小説(1989)(←翌年、別タイトルにてアニメーション化)』でワタシのハートを掴んでくれた(=^_^=)、かの酒見賢一氏による同名小説。

前370年。
総将軍=巷淹中(こうえんちゅう)率いる趙(ちょう)軍(兵力:10万)に、今まさに攻め滅ぼされようとしている小国=梁(人口:4千)の王=梁溪(りょうけい)は、墨子(ぼくし)の思想を受け継ぐ“墨家(ぼっか)”に助けを求める。

結果、やって来たのは革離(かくり)と名乗る1人の墨者(アンディ・ラウ)だった。
彼は驚異的な策力を発揮し、大軍に囲まれつつある梁を1ヵ月の間、死守し始める。

その働きにより、梁溪の息子=梁適(りょうてき)や、イケメン(=^_^=)将軍=子団(ウー・チーロン)、紅一点の将軍=逸悦(ファン・ビンビン)らも革離に心酔するようになるが・・当然のことながら、それを快くは思わぬ梁溪だった・・

「知力のドラマ」「戦(いくさ)のドラマ」「恋愛のドラマ」のどの面を取り上げても・・“1歩抜きん出るトコ”のなかったのは、かえすがえす残念だった。
特に、序盤〜中盤にかけての革離の言動が素晴らしく、思わず「漢字(平仮名混じり)のファンレター」を出そうと思ったほどだった(=^_^=)

あちゃらの国はどうも好きになれないが・・アンディ・ラウ&チャウ・シンチーのご両人にだけは、いつでも抱かれて構わない気分でいる(←誰がお前なんぞ抱くかい!(=^_^=))

一方で、周囲(のキャラ造型)が革離の域にまで全然高まって来ず(=描写&演出不足による)、そんな革離も、後半以降は“本筋”から数歩引いた位置におさまってしまった。
・・絶大な信頼も、一途な恋人も失ってしまい、野に帰ってゆく彼の寂しげな姿が不憫でならなかった。

ってことで、何処に(誰に)焦点を当てたかったのか、そこんトコが正直、理解し切れなかった。

「キャラを死なせときゃ、物語らしい体裁は整うだろ」と制作側が考えてたとすれば・・余りにアンディ・ラウのファンをないがしろにしてる、としか思えない。

↑ってか、お前、そこまでのファンやったんかい! と(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

・矢に細工を施し、飛距離を倍にした革離。その仕掛けとは?
・屋根に糞尿を塗っとけば、その湿気で屋根が燃え上がらないそうだ! 現代住宅にも応用出来ないやろか?(出来るかい!)
・地下から水の吹き出た際、ワイヤーアクションで兵士の吹っ飛ぶのがダイナミックで良かった。
・川井憲次氏がスコア(楽曲)を手がけてはった。大河ドラマ風の味付け(?)だった。
・『タイタニック(1997)』っぽい(閉鎖的な)展開で、そのまま“救出失敗”に終わってしまった悲恋。可哀想過ぎる(×_×)

〜 こんなセリフも 〜

革離「戦えば後世に名は残せる。生き延びられるかも知れぬ」
  「どれだけ(城を)護れるかは、(陛下が)どれだけ私を信頼されるかです」
  「命を落とせば、食料が残っても仕方有るまい?」
  「どんな城にも弱点はあるが、それを利用し敵の主力部隊を引き付ける」
  「ひとたび城を失えば、宮殿も残せまい」
  「城を護るには、策略と布陣が大事だ。個人の技量ではない」
  「天下には、まだまだ優れた人材が沢山いる」
  「墨者は礼を受け取らない。だがその気持ちは、確(しか)と受け取った」
  「守城とは、敵をどれだけ沢山殺せるかだ」
  「何故殺さないと? 愚かな質問だ。何故殺さなければならない?
  「恨みのために殺すな」
  「敵を多く殺すことが正しいと?」
  「出来ることをするだけだ。悔いのなきよう」
  「平和とは、城を護ることだけではない。
   “平和を解する主君”もまた必要なのだ
  「時々“因果とは何か”が分からなくなる」
  「墨家は、そもそも見返りなど求めない」
  「非攻と博愛こそが平和をもたらす」
  「何故、もっと理性的な方法で戦を終結出来ない?」
  「死者を口実にするのはやめろ」
  「戦では・・死んでも死なずとも安らかではない」

逸悦「成否がそんなに大事?
   “正しくないことが必ずしも間違い”とは限らないわ
  「墨家は博愛を説くけれど、愛とは何かを知っているの?」

梁溪「恨みに報いるに、徳をもってせよと?」
  「はびこり始めた思想に注意せよ。まん延させてはならぬ」
  「国の危機に、考えるのは自分のことだけか」

巷淹中「水源の総てに毒を流せ」
   「敗北の心を抱えて、戦えると?」
   「城は堕ちたが・・我々は勝ってはいない」

民「年貢を納める相手が変わるだけでは?」

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☆『ミックマック(2009)』☆

15日(土曜)。
昨夜は『ハンコック(2008)』と『バーバー(2001)』を頑張って(=ムリして)放送時間中に観たため、、就寝時刻がおっそろしく遅くなってしまい、
結果・・今朝の起床時間が“正午前”と言う痛ましい事態となってしまった(×_×)

そんなことで・・日暮れまで、自室でダラダラ&グダグダと過ごしてしまった次第だが(この週末は降雪の恐れもあり、ノーマルタイヤで往復走行するのが“自殺行為”っぽく思えたため、帰阪は取りやめた(・ω・))・・流石に「ちょっとは戸外の空気を吸っとかな、アカンやろ」とも考え、日暮れから市内中心部へと繰り出し、上映時間の変更されたばかりの(因みに上映2週目)『ミックマック』を観るため、ミニシアター“ソレイユ”に向かった。

『アメリ(2001)』で世界的にもワタシ的にも(=^_^=)大ブレークした、フランスの鬼才=ジャン・ピエール・ジュネ監督による最新作。前作『ロング・エンゲージメント(2004)』が“オドレィ・トトゥ(←『アメリ』の主演女優さん)の「その後」をフォローする1作となった”ぐらいにしか、ワタシの中で響くトコがなかったので、正直「大丈夫なんかいな、このおっさん(←おい!)」と不安も高まってたモノだが・・関西圏での公開当時(=昨夏)の評判がなかなか良かったようなので・・実は高松上陸(上映)を心待ちにしてた1本でもあった☆

1979年4月。西サハラ某所で地雷撤去作業中の男が、吹き飛び即死する・・夫の死の連絡を受けた妻は、ふさぎ込んでしまう・・

それから30年後・・父を地雷の事故で失った少年=バジルは成長し“マタドール”と言う名のヴィデオレンタル店に勤めていた。
そんなある夜・・カウンターで往年のモノクロ作品『3つ数えろ(1946)』を流し観てたバジルは、店の前で起こった(自身とは無関係な)発砲事件に“奇妙かつ不運なカタチ”で巻き込まれ、前頭部に流れ弾を喰らってしまう・・

(昏睡状態で)病院に運び込まれた彼の処置を巡り、医療スタッフは「脳内に残った弾丸を、放置しとくと死ぬかも知れないが・・下手に抜くと“植物状態”となるかも知れない」と対立し、結果「投げたコインの表裏」で抜くかどうかを決断する。

果たして・・コインは“オモテ”を向き、弾丸は摘出されないこととなる。

その後、奇跡的に回復し、退院の叶ったバジルだが・・仕事も家も失い、約2ヵ月間のホームレス生活を余儀なくされる・・

街角で色んな知恵(?)を絞り、日々生きて行くための小銭を稼ぐ彼の前に、プラカール(意:獄中、ムショ)と名乗る老人が現れ、郊外のスクラップ工場にある“隠れ家”へと案内する。

“隠れ家”にいた7人の老若男女と、新たに知り合ったバジル。

そんなある日、彼は街で「父を死に追いやった地雷」と「自らを苦しめ続ける銃弾」の、それぞれを製造した“兵器メーカーの本社ビル”が向かい合わせに建っていることを発見する。

彼は仲間たちと共に、2社の経営者(社長)に対する“復讐(ミックマック)”を果たす計画を組立てて行くことに・・

まさに「ジュネ印」とも言える、鮮烈で愛すべき映像&演出の詰め込まれた、おもちゃ箱のような魅力作だった!

基本的な進行は『スパイ大作戦(←ドラマ版の方)』路線なんだが、劇中のあちこちで“ピタゴラ装置”っぽいチープ&ラブリーなギミック(仕掛け)の登場するのが素晴らしい!

バジルの仲間がいきなり7人も増えるので「覚えられるかなぁ?」と不安になったが、各キャラの描き分けがクッキリ出来てるので、案外『オーシャンズ11(2001)』やら『13人の刺客』なんかよりも「良く分かんなかったヤツ含有率」は低かったように思う(=^_^=)

「武器商人がヒドい目に遭う」って点では、主人公を彼らの側に置き換えたら・・『アイアンマン(2008)』にも結び付けられそうな感があり、ジュネ監督なりの“アンサームーヴィー”なんやろか? と勝手な妄想を展開してみたり(=^_^=)

小ネタの幾つかに、ハッとさせられたのは事実。
例えば、序盤における主人公の弾丸の喰らい方(流れ)もスゴい! その“直前”に、カウンターにわざわざ数発着弾させてるトコには感服すらした! 他に「背後で大爆発の起こった際、手前に配した警備員のおっちゃんの“カブリもの”がすっ飛んだり」とか「カレンダーが爆風でイッキにめくれたり」とか「主人公の背後でオーケストラが演奏したり」とか。

唯一、ちょいと気に入らなかったのは、マルコーニ社長(ヴィジランテ社)を痛め付けようとしてた“3人組”の辿る運命。あの状況なら、ああなるのが当然と言えば当然なんだけど・・もう少し“柔軟”“無難”にまとめられんかったモノやろか(・ω・)

ってことで『アメリ』ほどはホレ込まなかったモノの「(この監督の)次作も楽しみやなぁ〜」と素直に思わせしめた本作だった。
新年を迎えてこっち、結構チョイス良く(劇場作品を)鑑賞出来てるので・・自然と嬉しくもなって来るワタシである。

〜 こんなトコも 〜

・砂の山に寝そべるのも、案外気持ちイイもん(クッション)かも知れない? 寒いのヤだけど・・
・プラカールは1959年にギロチン刑(死刑)に処されたが・・奇跡的に助かった(史上2人目とか!)。ウィキで調べると、フランスでは1977年までギロチン刑が執行されてたそうである(×_×)
・“隠れ家”の入口ドアにあった言葉“à tire-larigot”は直訳すれば「たらふく」「いっぱい」らしいが、もっと気の利いた訳の出来そな気がする(・ω・)
・字幕担当は松浦美奈さん。フランス語も難なく訳されてて、スゴい!
・「直感的&瞬間的に対象物(相手)のサイズをズバリ言い当てる、と言う凄まじい才能を持つ“数字娘(計算機)”が可愛かった。眼鏡ッ娘だし。
・劇中では、1977年に叩き出された“人間大砲”のギネス記録(飛行距離)が212mってことだったが・・ホント?
・フヌイユ社長(オーベルヴィリエ社)の使用してたノートPCは・・ロゴこそ“四角い銀色のシール”を貼って誤摩化してたが(⌒〜⌒ι)・・どう見てもAppleのPowerBook G3だった! 後で叩き壊される運命だけど(×_×) ←ま、10年以上前の機種だし。。
・ヴィジランテ社の破砕爆弾“CBS87”の威力は、サッカー場4ツ分の面積を消し去るほどらしい。。 ←スターク社の“ジェリコ”並み?(☉д☉)
・サッカーフィールドの何処かに地雷を1ヶ埋め隠す“公式ルール”・・って、どっからそんなアイデアが沸いて来るんだ!(⌒〜⌒ι)
・フランソワ・シルヴェストル選手。“触雷”により・・即死(×_×) ←レッドカード以上や!
・FBIがFIBになったり、CIAがCAIになると、確かにワケ分かんないさね。。
・コナクリって、ギニアの首都だそうだ。
・郵便ポストに水を流し込む以外にも“何らかの(取り出す)手段”があったように思う(=^_^=)
・「ティノ・ロッシの脊椎」「モンローの臼歯」「チャーチルの爪」「マティスの指」「ムッソリーニの眼球」・・色んな“キワモノ”を集めたがる人がいるんですねぇ。。(なんかMJみたい)
・床に置かれたジュラルミンケースを「一瞬で奪い盗る」あのアイデアはスゴい!(いわゆる“被せ型”トリック)
・“茹でエビ”の食べ方1ツとっても、マルコーニとフヌイユでは全く異なってて面白い。マルコは「首&尻尾をちぎり、足&殻の付いたまま豪快に手づかみで喰う」し、フヌイユは「丁寧に足&殻までを取り除いた後、フォークに4〜5個を(まとめて)突き刺し喰う」と。
・マリニャンの戦い(1515)っての・・聞いたこともなかった(×_×)
・“ル・コルドン・ブルーの黒帯級”・・って一体・・
・アイスキュロス(頭上に亀を落とされ)、リュリ(杖の先で足を突き刺し、壊疽を発症)、赤ひげ王(甲冑のまま川に入水)・・それぞれに悲しい亡くなり方をされてるようで。
・今日びは、猫も杓子も“ユーチューブ”を駆使するんやね。。
・くるくる回転するブラウス&スカートを眺めてるだけでも飽きない。

〜 こんなセリフも 〜

バジル「まだ餌に食い付いただけさ」
   「後は、網をかけるだけさ」
   「大物を釣り上げたら・・叩いて、伸ばして、潰してみせるよ」
   「誰に雇われたか? 誰にも・・“フリー”でやってます」

プラカール「何たって“廃品利用”だから、文句言うな」

ローラ「今は“試用期間”ってトコね。“無期限”だけど」

フヌイユ「その男の頭の中に我が社の弾丸が? ・・いい記念になるだろう」

マルコーニ「ランボォは後年、武器商人となったが・・私はその逆だ」

軟体さん「危険(な任務)だと、女は参加出来ないの?」
    「柔軟な身体に、繊細な魂が宿っているのよ」
    「人に見せるなら、創造的に、しなやかにやるべきじゃない?」

レミントン「白紙撤回、拍手喝采だ!」

警備員「ハイテク設備より、慣れた環境が1番ですよ」

※「政治に興味を持ったらどうだ? 日々の糧だぞ」

マルコーニ「パパは詩人だ。“現代のランボォ”だと思わんか?」
息子「それにしちゃ、筋肉が足りないよ」
マルコーニ「・・ランボーじゃない。ランボォだ」

追記:連想したのはクロサワ作品『どですかでん(1970)』だったりした(=^_^=)

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2011年1月15日 (土)

☆『刑事コロンボ/恋におちたコロンボ(1993)』☆

13日(木曜)の夜。
今年に入って「初めて」の某ジョギングイベント(いわば“走り初め”)に参加してから帰宅し・・約40分遅れながら、衛星第2で放送されてた『刑事コロンボ/恋におちたコロンボ』を観た。

既に(毎週木曜に放送され続けて来た)同シリーズ(=「新・刑事コロンボ」シリーズ)も終盤に差し掛かってると見え、、ピーター・フォーク演じるコロンボ警部も、流石にかなり老けて来たはる感じ。。

まぁそれ故に、その「喰えなさ」もますます円熟味を増して来とるワケなんだが(=^_^=)

・・

今回も「殺人事件が既に発生してから」観始めたので、被害者の容姿なんかは(結局)良く分からず(⌒〜⌒ι)

で、今回のゲストスターは『俺たちに明日はない(1967)』で、若く美しきヒロインを鮮烈に演じはったフェイ・ダナウェイさんである(本作でのローレン・ステイトン役)。

事件それ自体の構造は“単純そう”だったが(?)・・今回はローレンがコロンボにモーションをかけ、捜査を惑わせようとする演出が(ほぼ)全般を覆っており、その辺りの“騙し騙され合い”が「大人の眼」で眺めるには、なかなかに面白かった。

きっと、童貞の頃なんぞに観てたら、何の面白さも感じなかったエピソードやろなぁ(=^_^=)

ワタシは・・覚えてる限り、フェイさんのご尊顔を拝見した近作が『ジャンヌ・ダルク(1999)』ぐらいだったので・・その時は「ああ、すっかりオバさむになったはるなぁ・・」とショボォン感を高めてしまったモノだが・・今回のローレンさん役は、まだしも“色香の漂ってはる”印象で、現在のワタシの感性からすれば「全然OKですやん!」って気持ちが大きかった(=^_^=) ←お前が良くても向こうが断らはるし!

※因みに・・フォーク氏とは、その実年齢差=14歳、、

したたかなローレンにメロメロ(骨抜き)にされつちまつたかと(我々に)思わせといて・・終盤では“優しさ”をのぞかせながらも、決めるトコは決め、その後で“(いつもの)喰えなさ”をチラリと観客にアピールしつつの「幕」となった。

ラスト部分での言動が・・ちょっと(ケロリとし過ぎてて)ムカつきそうにもなったが、、ハッと我に返ったワタシでもあった。

「あっ・・あんさんには“愛しのカミさん”がおったんやったね」と(⌒〜⌒ι)

〜 コロちゃん豆知識 〜

・コロンボの手にしたメモに「HEAT ON!!」なる大きな殴り書きが! 「大至急!」と言った意味か?
・コロンボの(それまでの)刑事人生で「1ツの事件にかかった最長記録」は・・9年と4ヵ月だそうで!
・事件当日のロス。その気温差は「昼30度」⇒「夜12度」となかなか激しいンですね!

〜 こんなセリフも 〜

コロンボ「なんでまた・・あたしのこと、誘惑なんて」
    「まだ報告書と格闘中なんですよ。助けて下さいよ」
    「当然、変だと思いますよねぇ」
    「それなら、ちゃあんと説明がつくでしょ?」
    「つまり、そうなると・・です」
    「“刑事の勘”としては・・」
    「(それは)忘れたことにしときましょう」
    「あたしが怒るように見えますか?」
    「あの・・もう1つだけ。
     些細なことですが、うかがっておきませんと」
    「あたしのファーストネームは・・“警部”です」
    「いや、参った・・こりゃホント、厄介な“ヤマ(事件)”だ」
    「“本ボシ(真犯人)”となりゃ・・そりゃ逮捕するよ」
    「彼女と一緒にいればいるほど“いい人だ”って思えるけど・・
     一緒にいればいるほど“本ボシだ”って思うんだよ」
    「ここは、贔屓の店だったんだがね」
    「・・何も言わなくていい」
    「ローマじゃ、明日、何か大きな祭りがあるらしいね。
     ・・あたしなら、絶対に観に行くなぁ」
    「あの人が、こう望んだんだ
    「お前さんね・・“刑事が言ったこと”を
     真に受けるなんて、どうかしてるよ」

ローレン「あの刑事・・何かと余計なことを聞きたがってるからよ」
    「賢い女は・・“やり方”さえ正しければ、
     大抵の望みを果たすものよ」
    「過去は嘆かない主義なの」
    「何だってやるわ・・とてもおかしな状況だけど」
    「それじゃ何か・・お得意の“もう1つだけ”かしら?」
    「“打つ手”さえ間違えなきゃ、
     事件の捜査より、私の方が気になって来る筈だわ」
    「彼に“真相”は分かりはしないわ」
    「その話があったかどうかは・・
     あなたが立ち入るべき問題ではないでしょう?」
    「無意識だったみたい・・赤信号で止まるようにね」

ローレン「今夜のお約束は?」
コロンボ「はい・・勿論です」

ローレン「お気に召して?」
コロンボ「ええ、少しは」

ローレン「自供なしで解決出来ますか?」
コロンボ「・・いいえ」

追記:終盤でローレンとリサ・フィオーレの“接点”が完全に明らかとなり、これには驚かされた! 例えて言えば『ベティ・サイズモア(2000)』の“2人の殺し屋(モーガン・フリーマン&クリス・ロック)”のエピソードを思わせる「そう来ましたか!」っぽさである。

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2011年1月14日 (金)

☆『あかね空(2006)』☆

12日(水曜)の夜。
“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”で『アンストッパブル』を鑑賞した後、死に物狂いで(=^_^=)帰宅し・・わずか2分後(21:00)。。
衛星第2で放送の開始された人情系(?)時代劇『あかね空』を、立て続けながら観た。

小説家=山本一力氏が、本作(原作小説)にて直木賞(第126回(2002))を見事ゲットしたってことは、かつて何処かで見聞きして知ってたので、期待して観始めたワタシだが・・何とも言えぬ“珍作ぶり”に、非常に戸惑ってしまった(☉д☉)

キャスティングこそムチャクチャ豪華な筈なのに・・何と言おうか、細部を削りまくりつつ、その一方で“大河的な物語”を強引に紡ごうとするもんだから・・演出が“破たん寸前”にも見受けられ、思わず苦笑すら誘われてしまったモノである。。

「あかね空 映画 Wiki」で検索してもウ※キペデ※アに引っ掛かって来ず、、そんな点からも「推して知るべき」作品なのかも知れないが、、原作版は、もっとしっかり「鉄骨」が組まれてるのかも知んない。

だとすれば、脚本&企画を担当した篠田正浩氏のアレ(アレって何だよ!)と断言(だんげ)って良いのだろうか??

江戸は深川の蛤(はまぐり)町長屋。
京で修業を積み“暖簾分け”の叶った豆腐職人の青年=永吉(内野聖陽)は、この町へと下って来、念願の店『京や』を開く。

上方風の“柔らかい仕上がり”の豆腐が「グスグズに崩れらぁ」と、なかなか界隈(の江戸っ子)に受け入れて貰えぬ『京や』だが・・そんな永吉を静かに見守る、おふみ(中谷美紀)の姿があった。

やがて、少しずつ永吉の豆腐の味も浸透し始める。
そんな彼の隣には、祝言を挙げて間もない、おふみが寄り添っていた・・

2人3脚で『京や』を盛り立てて行く彼ら夫婦(めおと)だったが・・

とにかく、劇中の時間経過がすさまじく早い! 登場人物らが「その人物像すら(観客の中で)定まらぬまま」どんどん“新陳代謝”してくような展開に、間もなく“置いてけ堀”を喰らい始めた(⌒〜⌒ι)

私的には・・石橋蓮司(清兵衛役)、勝村政信(嘉次郎役)らの登場してた序盤(開始〜45分ぐらいまで)が、とても良い雰囲気で、そのままの「スローなペース」で残り(1時間15分)を引っ張って貰えても、何の支障もなかったと思うんだが。。

そっからいきなし18年(!)もの歳月が経過し、登場人物(やその性格付け)のがらりと転換するのには・・前述の通り、激しく動揺させられた。

余りにもあっさりと主要なキャストが“退場”しちゃう半面、とある“アンチヒーロー”がいきなりのさばって来て、美味しい役回りを“根こそぎ”かっさらって行ったり。

その、まさに“怪人”の容貌&言動には・・驚きよりもまず苦笑が禁じ得なかった。

いやね、ものスゴく頑張って演じてはったのは分かるんだけど・・ちょっとコント気味なんですなぁ・・(⌒〜⌒ι)

折角の「豆腐屋を巡るエエ話」も・・賭場話やら、家族間紛争やらで、グズグズに崩れてしまってた気が。。

実に、実に・・残念で御座りました(×_×)

〜 こんなトコも 〜

・深川の風景が、どうにもCG描写(=マットペインティング)に見えて仕方なかった。ってか・・しょっぱなのシーンから、そんな感じだから、萎える萎える・・(×_×)
・気づかぬ内に、嘉次郎ってば何処に消えてしまったンやろ?
・取って付けたように(町中に)躍り出て来る暴走馬・・(⌒〜⌒ι)
・血まみれで、如何にも「長くなさそやな・・」と思える某人物の(息も絶え絶えに)呟いた言葉が「平気、平気・・」って、、とてもそうは見えへんで、キミ(☉д☉)
・永吉に対し、いきなりブチ切れるおふみが、ただ恐ろしかった(×_×)
・本作のようなテイストの物語を・・是非“コークスクリュー時代劇”と評したい。
・どうせなら、終盤でいっそ現代にまで時間軸をすっ飛ばし、現在の『京や』の姿を描けば・・溜飲も下がったかも知んない(=^_^=)
・天明3年は「西暦1783年」に当たる。

〜 こんなセリフも 〜

永吉「根ぇ上げんと、気張るでぇ」
  「豆腐の値ぇだけは上げられへん。それが“信用”なんや」
  「ぼちぼち・・あいつに帳場を任せよ、思てんのや」

おふみ「あんたなんか・・豆腐のことばっかりじゃないの!」
   「『京や』の豆腐は・・良い井戸水や道具や豆で造るんじゃありません。
    それは・・“心で造る豆腐”です」

傳蔵親分「イカサマって言葉・・そいつは聞き棄てならねぇなぁ」
    「口の利き方に、気を付けな」
    「何とも“無粋なもの”を見せちまったな」
    「“間抜けがしでかした不始末”の後始末も・・この辺りがお似合いだろう」
    「じゃ“決めたこと”を果たして貰おうか」
    「相手が悪かったようだな」
    「とんだ“茶番”だったな」

おみつ「これからが、本当の商いの始まりだよ」

おしの「私たちの祝言も・・雨でしたね」

住職「家族は、どんな詮方ないことがあっても・・別れることが出来ん」

栄太郎「お前ぇらばっかりまとまりやがって! 俺はいっつもかやの外だ」

悟郎「こんな時に“皆が揃わない切なさ”なんてなぁ・・」

おふみ「よほど“ご縁”があるようですね」
傳蔵親分「・・そのようだな」

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2011年1月13日 (木)

☆『アンストッパブル』☆

12日(水曜)の夜。
その“余りにもベタ過ぎるタイトル(センス)”にタジタジさせられつつ(=^_^=)・・意外と気にはなってた新作『アンストッパブル』を、仕事帰りに“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”で観て来た。

“ノンストップ型・鉄道サスペンスアクション”って感じだったが・・物語(展開)も登場人物も(比較的)コンパクトで分かり易く、一直線にまとめ上げられてたが故、ダレることもなく、楽しむことが叶った☆

上映時間=98分って言う理想的に(=^_^=)適度な短さにも好感が持てた。
こちとら“ダラダラと長いだけのアクション大作”なんざ、観たくねぇんだよッ!(ただし、圧倒的に面白いんなら、喜んで観ますとも!(=^_^=))

これは“事実に着想を得た物語”である。

ペンシルバニア州の南部・スタントン。
ここにあるブルースター操車場から、勤続28年のベテラン機関士=フランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)は新任(4ヵ月目)の車掌=ウィル・コルソン(クリス・パイン)と初めてのコンビを組み、旧式貨物機関車“1206号”で北へ向け出発する。

一方、同州の北部・ウィーリングにあるフラー操車場では、デューイ&ギリースのコンビの超人為的ミス(!)により、39両編成(全長800メートル!)の無人貨物列車“777号”が、ブレーキ操作&確認の不備により、徐々に速度を上げつつ同州を南へと走り始める。

ブレーキホースの接続されぬまま、次第にトップスピード=時速120キロに到達し「暴走列車」と化す“777号”。

当初“惰行(慣性走行:コースター)”と考えられていた機関車が、フルパワーのギア「8段」にセッティングされた“力行(りっこう)”状態であることが判明し、尚かつ可燃性の薬剤“溶融フェノール”の満載されたタンクを大量に牽引していることも明らかとなったため、この事件は“ペンシルバニア史上最大&最悪級の危機的状況”とし、全米にTV中継されることに。

そして“777号”が向かう先には“スタントンの大曲り”と言う急カーブが次第に迫っていたのだった・・!

終盤に「脱線して、大惨事になりまっせ」的なネタをポンと置いてる辺り、実に『カサンドラ・クロス(1976)』なテイストで緊迫感を高め、キープしてくれる。

なお、私的には・・この“大曲り”のカーブ具合が、何処となくJR某線(兵庫県)の“あの駅”を連想させたもので・・映し出されるたびに、悲しい記憶がよみがえってもしまった。

群像劇としては、折角「色んな立場の人々」を配してはくれたモノの、いずれも描き方(掘り下げ方)がイマイチだった気がする。
フランクにしても、ウィルにしても「家族との歩み寄り方」「会社との歩み寄り方」が実にアッサリし過ぎてたような・・“危機的状況下”だと、あんなに(何でもかんでも)すんなり円満に転がってくもんなんやろか(・ω・)

劇中で「最も活躍しそうに見え、結果的に全然活躍出来てなかったヤツ」「冷静な“司令塔キャラ”とし配されつつ、そこから1歩すら踏み込めなかったヤツ」「完全に死んでしまった(!)と思われるのに、その後、何のフォローもされなかったヤツ」「活躍が終盤にのみ固まってたのに、最大級のヒーロー(功労者)に祭り上がってたヤツ」とか、色んな“歪んだキャラ”がいて、彼らの言動を思い返すたびに「何だそりゃ!」と軽く突っ込みそうになってしまうワタシもいたり。

正直、何処か“脚本の滑ってた(=暴走してた)”気がするのだ。

・・

スタイリッシュな映像面に関しては「どこをどう切り取ってもトニー・スコット(監督)印!」ってな分かり易さ(・ω・)
一方で、映像演出群に「それ以上のハッとさせる手腕(味付け)」が備わってないため、中盤以降は“777号”の暴走ぶりに眼(と感覚)が慣れてしまい、妙にスローにすら感じてしまうワタシもいたり(=^_^=)
ちょいと、暴走描写の単調さに飽きて来る感じ・・って言うンやろかね。

ラストは、ケガ人に更なるムチャをさせる展開(⌒〜⌒ι)でもあり、それに続く“暴れ馬が急に大人しくなっちゃう”トコに、観てるこちらも「萎えちゃう」感もあったりして。

まぁ“事実”が下敷きとなってる以上、余り(飛躍的に)ダイナミックな展開にも変えにくかったんやろけどね。

・・

んでも、デンゼル氏と言えば『サブウェイ123/激突(2009)』なる作品も記憶に新しいが、あちゃらの主人公の「比較的冷静沈着なキャラ」とは、かなり性格付けを変えて演じておられ「流石に、ムチャクチャ巧いしとやなぁ」と唸らされた。
余り好きな俳優さんでもないが、ここは認めざるを得まい!

〜 こんなトコも 〜

・全体的に(主役格の2人も含め)、みんな“サボりキャラ”に映った(仕事中の「露骨な携帯会話」とか)。1人1人が引き締まってたら、もっと事態は小さく済んだ気がする。 ←だと、物語になんないが。。
・ラストでガルビン部長に下された“オチ”の字幕表示に、場内から笑い声が上がってた(=^_^=)
・踏切で立ち往生してるクルマから、馬がなかなか出て来ず、、そこが私的に“本作で最もハラハラしたシーン”だった(=^_^=)
・「5両ぶん余計に繋いじゃった」ってミスで、ちょっとプランに狂いの生じる辺りが良かった! あの脚本は巧い!
・ワタシなりの解決案(・ω・) 「ヘリで列車の屋根に着陸⇒(例えば)先頭車の連結を解除」「並走⇒至近距離から“赤ボタン”操作(或いは狙撃)」「スパイダーマンに依頼⇒ウェブを張り巡らし停車(おい)」
・TV報道に踊らされるままに(=^_^=)「AWVR社」の持ち株を総て売却してしまったしとは、極めて悲惨やろなぁ・・
・溶接主任=ネッド・オールダムのフルネームは、ラストでしか知り得ない!
・DRE(脱線器)なる装置も存在するようで。
・終盤の、男共の「うっお〜!!」な熱狂ぶりがアツ過ぎてスゴい(=^_^=) まるで「ヒューストンの某航空宇宙局の管制室」並みだ(=^_^=)
・“大曲り”ってば「時速24〜40キロで通過しないと脱線する」とか言われてたが・・(どうにか)通過直後、間髪入れず120キロに戻ってたこともあり、そこまで減速出来てなかったように思うぞ?
・後半で、大した意味もなく(?)パトカーが大クラッシュしてたが・・? アレってボーナス演出? 製作費の消化?

〜 こんなセリフも 〜

フランク「お前はそう思ったろうが・・世間の見方は違う」
    「言っとくが、あんたのためじゃない(Not for you.)」
    「1度ほつれた糸は、あっという間に広がってくのさ」
    「(作戦は)失敗するだろうが“100%の失敗”じゃない」
    「脱線したら・・俺たちゃ“瓦礫の仲間”だな」
    「(相手が)出るまで電話し続けて謝れ。諦めるな」
    「どんな助けでも欲しい状況だ」
    「そのベストは脱いでけ。黄色が眼に付いて不安になる」
    「靴に触るな! テープでグルグル巻きにしろ」
    「心配するな。連結は外れやしない。伸びてるだけだ」
    「ブレーキになんか同情するなよ。でないと俺が死んじまう」

ウィル「見ろ! 脱線したようだ!」
   「おい、笑い事かよ!(Jesus Christ!)」

ネッド「飛び乗れ! ビビるな!」
   「“お前ならやる”と信じてたぜ」

コニー「困ったことがあるの・・どっちと先にキスすれば?」

※「おっかねぇこった(Oh,bastard..)」
 「待て。あれは“燃料ボタン”だ」
 「勘だよ・・とっさの計算による、ね」
 「理論上は・・止まる」

ガルビン「俺の現役(運転士)時代は、運なんか関係なかったぞ」
    「止める前から“壊すような決断”など出来るか」
    「TV報道に、状況を教えて貰うのか?」

先輩「ここは“託児所の坊や”の来る所じゃねぇぞ」
ウィル「そうかい。俺はてっきり、ここを“老人ホーム”だと思ったよ」

ガルビン「止める手だては?」
コニー「・・奮闘中です」

フランク「“分からないことは、俺に必ず訊け”と言ったろ?」
ウィル「・・了解」
フランク「だといいんだが」

ウィル「スタントンに到達する可能性は?」
フランク「さっき(通過時)の速度を見たろ?」

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2011年1月12日 (水)

☆『やじきた道中てれすこ(2007)』☆

11日(火曜)の夜。
先週の中盤以降、通算1000キロ以上を走行した反動でか・・疲れの回復し切らぬ週始めとなった(ワタシは運転してただけなので、クルマの方が大変だったろうけど(=^_^=))。

これが以前だと、ケロッと元気に戻ってたような気もするんだが・・やっぱし歳をとってしまったせいかも知れない。。
(歳を重ねても、言動とか人間的な重み的なサムシングとかは、ナニも変化しないンだけんど、、)

本日は「大人しく帰宅の上、ごゆるりと過ごそう」と考え、のんびり夕飯を食べた後、衛星第2で放送された時代劇コメディ(?)『やじきた道中てれすこ』を観た。
あんまり期待してなかったんだが・・それ故か(=^_^=)、結構楽しく鑑賞出来た☆

日本でも、こんな設定でロードムーヴィーの造りようはあるワケなんやねぇ〜(・ω・)

江戸期、泰平の世。

大坂・淀川に6尺もの大きさの「奇妙奇天烈な生き物」が現れた。
捕獲されたそれは“てれすこ”と呼ばれ、食すれば「あらゆる病をも治すクスリ」になると言う。

江戸・品川宿。遊郭『島崎』の、人気の花魁(おいらん)=お喜乃(小泉今日子)は“荒神千躰(コウがだんだんジンに降りて来て、やがてセンタイとなる難病)”に倒れた父に再会するため、沼津へと逃げ出す。
そのお伴となったのは、弥次郎兵衛(中村勘三郎)&喜多八(柄本明)の凸凹コンビ。

当然ながら、稼ぎ頭である花魁が“足抜け女郎”となったことを『島崎』の女将(おかみ)が許すハズもなく・・地廻り(ならず者)の2人(松重豊、山本浩司)を雇い、連れ戻すべく追わせる。

川崎宿、戸塚宿、小田原の浜、箱根・・くっ付いては離れ、騙しては仲直り。
行く先々でとんちんかんな騒動を引き起こす、やじきた道中の行く末は・・

ワタシの持論(ってほどでもないが)「ロードムーヴィーには・・ピンポイントにせよ、ゲスト陣こそが肝心である!」って点で評すれば、本作はメチャメチャに豪華な布陣だった!
吉川晃司、國村隼、笹野高史、六平直政、南方英二(←昨年、鬼籍に入られました、、)、ラサール石井、間寛平・・終盤では藤山直美さんまで! それぞれに“チョイ役の域”は出てないンだが、それでも、シーンや物語がグッと締まるのである。

道中より、旅籠やら賭場やらでのシーンに重きを置いてるので、(道中の)距離感ってのがイマイチ伝わって来なかったが、、当然ながら、きっともの凄い距離を歩いてはったんだろう。

必ずしも「盛り込むべきだ」とは思わなかったが・・CG映像(演出)も“やり過ぎない程度”に活用してて、ちょっと微笑ましく感じながら観ていた。

捕まえた子狸を“タヌキ汁”にするため、川べりで準備する弥次さんが“周囲が通常の速度で言動する中、ひとり超高速で包丁を研いでる”シーンが何故だかやたらと面白くて、笑いっぱなしだったワタシ(=^_^=) 火花とか飛んでて、スゴかったし!

原作はご存じ(と言いつつ、ワタシは読んだ試しもないが)『東海道中膝栗毛』だが、そこに幾つもの(?)落語ネタを放り込んでシェイクしてる風で、ヘタしたらベタで寒くなるトコロ・・流石に中村&柄本の力量でゴリゴリ進んで行ってた印象だった(・ω・)

「時に、タンカを切る」小泉さんの言動にも好感が持て、たまに「何かを言いたそうだけど、黙ってる」その佇まいには、妙にドキドキしてしまったりもした(=^_^=)

細かい部分では「全く違う」(=^_^=)んだが、何故だか連想したのは『マーヴェリック(1994)』と言うコメディ系の西部劇だった。
あちゃらも魅力的なヒロイン(やや悪女系)が活躍してはったなぁ・・“あの女優さん”でしたっけね。

ただ、コメディ系とは言え、劇中に3ツもの頭蓋骨が登場したり、47本もの切れた指が登場したり、妙に生々しい柄本さんの“首吊り描写”があったりもし「ちょっと演出面で、子供向けじゃねぇなぁ」とは思った。
って言うか・・遊郭が出て来る時点で、良くないってば(⌒〜⌒ι)

“てれすこ”って何やねん! って部分で消化不良なトコは(正直)あるんだが・・きっと「マクガフィン」みたいなモノだったんやろ(←ってそれで納得してエエんか?)

エピソードによっては、顛末(特に“結”の部分)が端折られてたりもし「どうなったんよ?」とクエスチョンの消えぬ展開もあったりするが、そんな“野暮天”なことを言うヤツは・・きっと“ちゃらぽこ野郎”で“でこすけ野郎”なんだろう。

〜 こんなトコも 〜

・“新粉(しんこ)細工職人”って言う匠(たくみ)の存在することを初めて知った。
・本作に登場する「石燈籠」は『座頭市(2003)』でたけしが一刀両断してたアレよりも、よほど“”
重み有りげ”に見えた(=^_^=)
・色んな“騙しの手口”が劇中で描かれるが、沓脱清十郎(吉川)&菊(鈴木蘭々)のあの手口には、妙に引っ掛かりそうになってしまった(⌒〜⌒ι)
・タヌキも助けてみるモノである。
・わらじ:20文、月代(さかやき)剃り:30文・・などとセリフにあった。
・松重さんってば、危うく「えげれす行きのげぇこくの船」に乗せられそうになってた(⌒〜⌒ι)
・エンドロールに「てれすこ講中」なるクレジットがあり“講中”って言葉を初めて知った。

〜 こんなセリフも 〜

弥次「あっしも江戸っ子だ。1度出したものは引っ込められねぇ」
  「喋んな。腹が減るから」
  「あんたの反省なんぞ、聞きたかない」
  「素人は、これだから困るんだよ」
  「女も“くさやの干物”も・・古い程、味が出るんでぇ」 ←おい
  「で、これからどうすんだい?」
  「風の吹くまま、気の向くままってな。達者に暮せよ」
  「美味ぇ・・こいつはオツな味だぜ」

喜多「右や左の旦那様ぁ・・どうぞ功徳を下さいまし」
  「そこがお前の“人としての限界”だって、俺は言ってんだよ」
  「“1つ”でコトは足りるんだがなぁ」
  「俺には俺の、供養の仕方があるんだよ」
  「“女なんてこりごりだ”って言ったじゃねぇか」

喜乃「こっちは“騙します”って看板あげてやってんだ」
  「“斬り指”を見たら“夫婦の約束”に触れるんだよ」
  「男は、気を大きく持たなきゃ」
  「どうしたんだぇ? “鬼が塩辛舐めたような顔”してさ」
  「お前さん・・いい人だねぇ」
  「“人間の干物”が3ツ出来上がったって仕方ないだろ?」
  「あたし、弥次さんの優しさに乗っかって・・」
  「きっとそのことだね。弥次さんが黙ってて欲しいこと」
  「こちとら、色恋の手練手管でおまんま喰ってんだよッ!」
  「江戸には野暮と化け物はいないんじゃないのかい?」
  「頑張ってね〜! ついでに証文も破いちゃってね〜!」
  「あたしゃ、くさやで500文かい?!」

梅八「貰った指を2度も拝むなんざ、野暮でさぁ」
  「穏やかじゃないねぇ」

女将「あたしは、お前が“焦がれ死に”するんじゃないかと、
   気を揉んだじゃないかぇ」
  「銭、持ってんのかい? 何処の馬の骨だい?」

お染「あたいにお任せよ。どうしたって“その気”にさせるからさぁ」

賭場の代貸「そう言われてもね・・薹(とう)も立ってるしね」

※※「飛車だけは渡さねぇ。王将なんかなくたって勝ってやらぁ!」 ←おい
  「ささ、呑むっちゃ!」
  「騙くらかすには、江戸っ子が一番だで」
  「男子として生まれたからには・・モテたい!」
  「今こそ、そのお腰の名刀で・・あ、竹光・・」 ←“たそがれ”系
  「おお、息災で何より」

村人「こりゃ、新しい流行り病(はやりやめぇ)に違ぇねぇ」

お仙「ああ“てれすこ”? “すてれんきょう”はどうすんの?」
  「てれみそ(味噌煮)1丁〜 すてしお(塩焼)1丁〜」

奉行「そのほう、今、何と申した?」
与兵衛「へぇ“てれすこ”でおます」

弥次「あのことって・・あのことか?!」
喜多「そうだよ。“そん中のどれか”だよ」

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2011年1月 5日 (水)

☆『アマルフィ/女神の報酬(2009)』☆

3日(月曜)の夜。
衛星第2で『アビエイター(2004)』を観終わった後“新春映画スペシャル”とし、地上波初放送されてた『アマルフィ/女神の報酬』を約80分遅れ(=^_^=)で観た。。

元々は『アビエイター』を観つつ、こっちは録(と)っとこうと考え、タイマー予約はセットしてたんだが・・「録画しながら別なチャンネルを観る」ってことが出来ない接続状態となってるようで、結局は『アビエイター』鑑賞を(今さら)中断する訳にもいかず、こちらには泣いて頂いた次第(・ω・)

外交官・黒田康作(織田裕二)が、邦人女性=矢上紗江子(天海祐希)の誘拐された娘=まどかの捜索を進めるウチ、事件の背後に隠された“7年前のとある事件にまつわる復讐劇”にも巻き込まれて行く物語。 ←中盤までの流れはさっぱり分かんないが、こんな感じだと思う。

観始めた途端「かなり怪しい人物」が、まるで『あ、ども。申し遅れましたが、私が黒幕なんです』とでも名乗りながら現れるような滑稽さでもって登場したので、流石にずっこけそうになってしまった(⌒〜⌒ι)

って言うか、あんた方の関係(因縁)って、未だに『ホワイトアウト(2000)』の時の“競演”が鮮烈過ぎて・・アレを全然超える域じゃないと思われ(・ω・)

黒田が、その「かなり怪しい人物」を「決定的にかなり怪しい」と見抜く演出(≒種明かし)が間もなく展開されるが、そこも“観客を軽んじてる”かのような、丁寧過ぎる描写なので「おいおいおい」って気持ちになった。もっとサラッと流してくれたって、ちゃんと分かりますってば!

後半にも、何度か“緊迫気味な筈”のシーンがあるが、いずれも緊迫感がちっともにじみ出ておらず、逆に画面に視線が釘付けとなってしまった(=^_^=)
この緊迫感のなさって、1歩間違ったら「コント番組のノリ」だと思う。

時折、変な髪型(?)の福山雅治がゲスト出演してて、そのシーンだけは真面目に眺めたワタシだが、、総じて「ダメやなぁ」って落胆に襲われ続けた。

ま、でも、まだまだ「この程度の企画」が成り立ってるってトコに、近年の邦画業界の異常さ&危機感を肌で感じることが出来た点だけは、儲けモノだった・・と言えるのかも知んない(・ω・)

〜 こんなセリフもありました 〜

黒田「どんな人間であろうと、邦人を護るのが私の任務です」

藤井「凡人は、悲しみを背負って生きるしかない」

黒幕「私の生命で、償いをさせて欲しい」
  「お互い、生きていても仕方ないでしょう」
  「正論が通るなら、初めから“こんなこと”しないさ」

川越大臣「殺せるもんなら、殺してみろ!」
    「誠に残念ながら・・邦人が1名、お亡くなりになった。
     そして私は・・その事実をもみ消した」

藤井「最後まで、彼女の力になってやって下さい」
黒田「勿論です」

追記1:『相棒〜劇場版〜(2008)』には“エルドビア共和国”なる架空の国が登場したが、本作では“バルカニア共和国”だった。どちらにせよ安直っぽいネーミングやなァ・・。
追記2:(タイトルの)アマルフィはイタリアの街の名だが、元々は“妖精の名”からつけられたモノらしい。
追記3:外務大臣=川越役が平田満なんだし・・ここは首相役なりで、風間杜夫氏にも“特別出演”しといて欲しかった(・ω・)
追記4:どう言う立ち位置なのか良く分かんなかったが(いわゆる“客パン”やろか?)歌姫=サラ・ブライトマンの存在感はなかなかだった! ウィキでどんな方なのか調べてみたら・・“あのしと”の奥さんだったこともあるんやね(⌒〜⌒ι)

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☆『アビエイター(2004)』☆

3日(月曜)。
「明日は、終日(ひねもす)高松でグダグダしたいよなァ・・」と考え、夕刻出発で大阪を後にした。

1ツだけ気になってたのが・・この日の19:30から、衛星第2でマーティン・スコセッシ監督+レオナルド・ディカプリオ主演による『アビエイター』が放送されるんやな〜ってコトで・・「出来れば、コレの開始時間に間に合うようには帰りたいなァ」と(・ω・)

出発こそ16時前だったが・・途中2ヶ所(神戸界隈、津田界隈)で目立つ渋滞があり、結局高松に戻れたのは19時前となってしまった。大体、通常より20分程度長くかかってしまった感じ。

まぁでも、走ったのが下り(車線)なのでまだマシだった。上りのノロノロ具合は対向車線から眺めても、大変そうだったので。

スコセッシ監督が、ディカプリオとタッグを組んだ(←2010年の時点で)全4作(他に『ギャング・オヴ・ニューヨーク(2002)』『ディパーテッド(2006)』『シャッター・アイランド(2009)』)のうち2本目にあたる本作。

謎の多き大富豪&実業家&映画製作者&パイロットである=ハワード・ヒューズ(1905-76)の青年期にスポットを当て「莫大な富を持つも、孤独と強迫性障害(?)に悩まされ続けた1人の男」としての半生を、比較的ゆったりした(?)ペースで描いた大作(=約170分)。

ヒューズ(演:ディカプリオ)の人生に寄り添う(≒共感する)でもなく、かと言って、批判的に描くでもなかったので「監督ってば、本作を撮ることで、何を具体的に訴えたかったんやろ?」と正直、感じた。

冒頭(少年期)も唐突に始まれば・・ラストも「これから、どうなって行くんやろ?」ってトコでバッサリ幕となってしまうため、正直「製作費が尽きたか? それとも、関係者筋の圧力にでも屈したか?」と、妄想が走りそうにもなる(⌒〜⌒ι)

つまりは「中途半端」であり「無責任」にも思える観後感(いわゆるモヤモヤ感)がワタシの中で消えないのだ。

伝記モノにしては、幾つかのシーンの始まりに“年月日+場所+事柄”の字幕が控え目に表示される程度で、ナレーションっぽい演出も、解説っぽい字幕も、全くと言ってイイほど出て来ないのだ。

コレはコレで、描き方としては独特&効果的なんだが「それで済ませて良い物語だったんか?」と問われたら、ワタシは間違いなく「伝記作としては、実に不親切だ」と言いたい。

であるし、もし監督が「本作は“伝記モノ”などではない!」と断言(だんげ)るのなら「じゃ、もっと編集して短くしてくれ」と重ねたい。

魅力的な助演陣がバンバン登場するにしては・・ヒューズに大きく絡んで来る、ケイト(キャサリン)・ヘップバーン(ケイト・ブランシェット)にせよ、エヴァ・ガードナー(ケイト・ベッキンセイル)にせよ、ノア・ディートリック(ジョン・C・ライリー)にせよ“ココロの何処で、ヒューズとそこまでの信頼関係が築けてたのか”がイマイチ伝わって来なかった。

それ(←絶大な信頼関係の確立に至る、交流のエピソード等)を真剣に(掘り下げて)描こうともしてなかったみたいやし。

「描かずとも観客に通じること」があるにせよ、もう少し具体的に演出して欲しかったな。

ヒューズの体験する“2度の墜落シーン”はなかなかダイナミックだった。
1度目では「ひょっとしたら、このしと“アンブレイカブル”なのかも?!」とギョッとしてしまったが、2度目ではかなり悲惨な状態となってはったので、そうでもなかったようだ(×_×)

あ、でも、回復ぶりがスゴかったから、やっぱし“アンブレイカブル系”なのかも・・(・ω・)

中盤以降で、ヒューズを襲う強迫性障害(?)が加速化して大変なことになってくんだが・・それが後半の「某公聴会」を迎えるにあたって、何となくすんなり“寛解”したように描かれ、良く分かんなかった。いきなり「ワイルド&クレバー」なんだもん。
“完全版”(あるの?)には、その辺(=復帰劇)をもっと克明に描写したシーンがあったりするんやろか?

総じては「資金をガンガン投入し、かなりの試行錯誤を経たことは確かに分かるんだが・・スコセッシ監督にしては凡作(それも駄作寄り)」と評したい。

〜 こんなトコも 〜

・主人公像が若いが故、ギリギリ“全裸描写”の許された感がある(=^_^=)
・ディカプリオともなると・・誰をどう演じても「演じてるディカプリオ」にしか見えなかったり(×_×)
・何だか“ステレオタイプな役”ばかり演じてる気もするディカプリオ。
・もっと『市民ケーン(1941)』などを思わせる“ミステリアスな演出”があっても良かったような。序盤から“大きな謎”を(観客に)突き付けて来る、とかね。
・ウィキペディアで解説されてる「スコセッシ監督の作風」のウチ『作品の開始がストーリー全体の中盤・終盤から始まることが多い。また、主人公が子供の頃からスタートすることも多い。』と『主人公が精神的に病んでおり、社会に受け入れられることを望んでいることが多い。』の2ツを見事に(?)満たしてた気がする(⌒〜⌒ι)
・劇中で「デミル監督は“聖書の映画”を撮影中」なるセリフがあったが、コレはどうやら『十誡(1923)』のことらしい(?) ←同監督による『十戒(1956)』のオリジナル版。
・2度目の墜落シーンは、ちょいとした“白昼版『コン・エアー(1997)』状態”とも言える。
・ミルク瓶を並べるシーンがあったが、、更に「観客の気になる処置」ってば、どうやってたんやろ?(誰も気にしないってば!)
・潔癖性な割に・・ハリウッド女優とは進んで“体液を交換しまくってる”のが良く分かんなかった(×_×)

〜 こんなセリフも 〜

ヒューズ「“望む映像”が撮れない」
    「君は“6気筒エンジン”のようにセクシーだ」 ←そんなアンタは1気筒、、
    「君を喜ばせてあげたい。君の総てが知りたい」
    「土曜日までに(撮影機材を)借りるか、または盗んで来い」
    「静止してるものとの対比を」
    「“悪い報せ”から言え」
    「上翼が必要なんて、何処の誰が決めた?」
    「僕のために雲を探せ。理想的な形のな」
    「機体から“リベット(鋲)の頭”がまだ出てるぞ」
    「ここ(ハリウッド)に新会社を造ればイイだろ?」
    「サイレントはもう古い。トーキーで撮り直す。総てをね」
    「亜成層圏まで飛べる航空機が、世界を支配する」
    「時々“そこにないもの”を“ある”ように感じる。
     とても奇妙で、恐ろしい感覚に襲われるんだ」
    「もっと良く見て(keep looking.)」
    「黙れ。僕が話してるんだ」
    「ごめんだね(No,damn way.)」
    「日本の零戦なんて“H-1の盗用”だ」
    「僕を見下した言い方はよせ!」
    「君は僕と“個人的”に契約を交わすんだ。分かるね?」 ←ワルやのぉ、、
    「“合法的”に議員を買え!」
    「焦るのは分かるが、喚いても始まらない」
    『図面を全部見せろ』
    「オレンジジュースは、栄養があるんだよ」
    「(仕掛けた)盗聴器を全部外せ・・寝室以外は」
    「覚悟は出来てるのか? 僕に対する“宣戦布告”の」
    「砂漠は熱いが、清潔だ」
    「ミルクが腐ってたら?」
    『初めからやり直せ』
    「ここなら安全だ。“無菌ゾーン”だから」
    「それは、本当に“清潔な水”なのか?」
    「既に名誉は失っている。総てをさらけ出すつもりさ」
    「その善悪はともかく、違法ではない」
    「あなたへの質問が200〜500ある」
    「飛行機は人生最大の喜びだ。私は莫大な資産を失って来たし、
     これからも失うだろう。しかし、それが私の生き方だ」
    「新しいアイデアが・・“ジェット技術”だ」
    『ジェット機は“未来への道”だ』

ケイト「ゴルフも人生も、手抜きはダメ」
   「演劇は“生きてる証”よ」
   「選挙権は神聖なものよ」
   「お互いの“弱点”を知ったわね」
   「私を口説くんでしょ? どうぞ」
   「“一番好きな部屋”に連れてって」
   「“敵前逃亡”していては、尊敬は得られないわよ」
   「彼は余りにもハワード・ヒューズ過ぎる。それが問題なの」
   「私たちの関係は、最高の冒険だったけど・・長続きする筈なかった」

エヴァ「私はあなたの“飛行機”じゃないわ!」

※「即答かよ。せめて5分ぐらいは、考えたらどうだ?」
ヒューズ「最高のチャンスだ。逃すもんか」

追記1:余り耳慣れない単語だが“Aviation”で「航空学」を、“Aviator”で「飛行家/飛行士」を意味するそうで。
追記2:かの“ゴルゴ13”の中で、ハワード・ヒューズの息子が登場し、ゴルゴに狙撃されるエピソードがあったが・・あの事件って、凶器の行方が良く分かんないままだった気がする。。誰か、真相を知ってたら教えて〜(・ω・)
追記3:ケイト・ブランシェットは“Cate”の綴りで、ケイト・ベッキンセイルは“Kate”の綴りなんやね(・ω・)

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2011年1月 2日 (日)

☆『ばかもの』☆

・・

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【画像】館内掲示のポスターに監督のサインが! 舞台挨拶に来はったんやろか?

・・

2日(日曜)。
早くも“曜日感覚”を喪失しつつあるが(⌒〜⌒ι)・・こんなダラダラした生活も間もなく終わりなんだよなぁ・・

明日の午後には、帰松開始しようと予定してるので・・また孤独&不摂生な生活に逆戻りするのかぁ・・と(←自覚してんなら、何とかせぇよ!)(=^_^=)

今日は、大晦日に「観よう!」と考えつつ、結局逃してしまってた1作『ばかもの』を観るべく、大阪市内へと繰り出したのだった。
劇場は、かなり久々な感の“シネ・リーブル梅田”である(「新梅田シティ」3階)。

『“平成”ガメラ』シリーズ(1995、96、99)、『あずみ2(2005)』『デスノート・2部作(2006)』の金子修介カントク最新作。

群馬県高崎市を舞台に、ひょんな事情から年上(27歳)の奔放な女性=吉竹額子(よしたけがくこ:内田有紀)と知り合い、童貞を喪失した19歳の大学生=大須秀成(おおすとしなり:成宮寛貴)を主人公に、歪み狂わされてゆく彼自身とその関係者の、その後の10年間を描く。

淡々と、1人の“ダメ男”の10年間の軌跡を描いた、等身大ながらも“事件”の多過ぎる(=^_^=)ラヴストーリーだった。

内田さん演じる額子は“シメるトコはシメる”キーキャラ(=ヒロイン)ながら、出演が前半&終盤に固まっており、その立ち位置(=置き位置)が実に面白い!

彼女を筆頭に、ヒデ(=秀成)の半生には「4人のカノジョ」が現れるんだが(モテモテやんかキミ!)「全く異なるキャラ造型ながら、それぞれにしっかり人物像が確立されている」のが良かった。
もっと言えば、その4人も含め、本作に登場する女性陣は、みんな個性的&魅力的で素晴らしかった!

物語には、ヒデの“人生の脱線⇒堕落⇒暴走”をココロから心配する人物が沢山現れるんだが・・最終的に「見限る/見限らない」ってトコが、ワタシの予想と大きく外れてしまったりもして、観てて「ああ、俺のヒトを見る眼も、まだまだフシ穴なんやなぁ・・」と恥ずかしいような、情けないような“ばかもの感”を激しく自覚してしまった次第(×_×)

“運命的な人間関係か否か”ってコトは、きっと長〜い眼で眺めてみないことには、決して分からないんだろうね、うん。

本作って、主人公に特殊な才能や能力があったりする訳では全然ないんだが(=^_^=)“TV映像”“新聞記事”などで「小道具的」に用いられる“時事ネタ”が、巧い具合に劇中の年月経過や、観客それぞれの(自身にまつわる)記憶を思い起こさせてくれて面白い!

ちょっとこの辺り(の演出面)は『フォレスト・ガンプ/一期一会(1994)』に近い印象でもある。

中盤〜後半にかけてのヒデの“最低街道の驀進(ばくしん)ぶり”が凄まじく、、途中では「コレって※※※予防に向けた啓発ムーヴィーなんやろか?」ってふと思ってしまう流れもあったりした(・ω・)

金子カントクと言えば「平成期に“特撮映像を極めた”映像作家の筆頭格」とも思っていたワタシであり“フィクションを極めた監督による、等身大の大河フィクション”とも言えるかもなぁ、と感心させられた。

爆発的なヒットには繋がらないと思うんだけど、私的にはずっと記憶に残って行きそうな・・そんな佳作と評したい。

〜 こんなトコもありました 〜

・ヒデを映画に誘う額子。劇場に『ガメラ3/邪神<イリス>覚醒(1999)』のポスターがデカデカと貼ってるも・・額子が迷わず2枚買い求めたのは『セックスはやめられない』なる成人向け作品(?)のチケット。ここは自虐的でもあり、苦笑(=^_^=)
・頻繁に「ベランダに長時間放置された」ことが愛犬=ホシノの寿命を縮めたんではないか、と。。
・本作を観終え「親の有難み」を実感しないヤツは、それこそ“ばかもの”であろう。
・ワタシも、年上の女性にアレをアレして頂いたクチなので、本作のような導入部は“実に微笑ましく”思える(・ω・)
・「嗅覚に訴えて来る」セリフ演出への挑戦は面白い。
・ヒデの父親が『酒処よしたけ』で飲んでる“図”が、どうにも浮かばなかったが・・
・久しぶりに帰宅したバカ息子に、父のかけた言葉。ここで泣きそうになってしまった。
・翔子さんの左頬のアレが痛々しい・・
・成宮君の「中華鍋さばき」が板についてて良かった!
・当初こそ「主人公=小出恵介ヴァージョンが観たかったよなぁ〜」と思ったが・・観ててムカついて来るほどの“ダメ男”ぶりは、やっぱり成宮君の方がしっくり来てた気もした(←ファンの方、すんません)。
・内田さんは『クワイエットルームにようこそ(2007)』以来、久々にご尊顔を拝見した気がするが・・本作でも“なかなか難しい役どころ”に果敢に挑戦されてた。“体当たり度”こそ、全然納得出来ないが(=^_^=)・・イイ女優さんにならはったと思う。色々と役作りにも悩まはったことだろう。
・劇中の時事川柳(?)は4首で、こんな感じだった。
 “ミレニアム(2000年) ノストラダムスも サヨナラだ”
 “フォッシーは ホシノって言うんだ ホントはね”
 “年の瀬に アジア呑み込む 大津波”
 “チェンジとか 言ってるけれど 変わんのか?”
・冒頭に「宮川一郎に捧ぐ」のテロップが表示された。
・名所とし(?)登場する“高崎大観音”に興味津々(・ω・) ←鉄筋コンクリ製にも関わらず、国の有形文化財とか!
・ジョージ・ソロス著『グローバル資本主義の危機』って・・1999年のベストセラーやったの?
・託宣さま・・全治神さま・・宗教法人『全治の会』・・わぁぁ!!(×_×)
・「死にたくなって、確かに飛び降りた筈なのに・・ここに戻って来ちゃった」ってセリフも、かなり強烈である(×_×)
・山形県米沢市、新潟県村上市ってイイとこらしい! 群馬県・片品高原&吹割の滝にも興味津々。
・ヒデの事故も左腕なら、額子の事故も左腕だった。単なる「偶然の一致」だろうか?(そうだよ!)

〜 こんなセリフもありました 〜

ヒデ「“終わった後”の方が、可愛いよな」
  「先々週も、生理って言ってなかったっけ?」
  「どうすんだよ、これ!」
  「何だよ。群馬、棄てんのかよ」
  「あのさ・・俺らって“薄い”のかな?」
  「東京って、疲れるし」
  「俺、酒呑んで・・絡んだ?」
  「うるせぇんだよ! うるせぇ!」
  「だから、何でお前が謝るんだよ」
  「商売で呑ませてんだろうが! ふざけんじゃねぇよ!」
  「・・俺には“全然違うこと”言ってた」
  「俺はまた“何か別の海”に溺れたりするのかなぁ?」
  「結構、やる時はやるよ。俺」

額子「お父さんのお使い? 偉いねぇ、ボク」
  「そうだ。映画行こうか? 映画行こ」
  「(額子の)“がく”は“額田王(ぬかたのおおきみ)”の“ぬか”」 ←額縁の額、の方が分かり易い?
  「待て? じゃ、何で部屋までついて来るんだよ?」
  「昨日、何回ヤッたと思ってんだよ・・サルだな」
  「もう・・このアホザル」
  「分かったよ。ヤりゃイイんだろ、ヤりゃ」
  「エッチする前に、誰が餃子なんか喰うかよ」
  「女みたいな声、出すんじゃねぇよ」
  「焦るから、萎んじまうんだよ」
  「お前(め)ぇ・・ヤるんなら、真面目にヤれよ。バカ」
  「ソコじゃないって!」
  「舐めて? ヤだよ。ゴム臭くなってるから」
  「いつまでくっ付いてんだよ。アツいって」
  「“こんな男”さね」
  「今日はダメ。生理なんだよ。
   したいだけなら・・帰れば?」
  「ねぇ・・“もっと楽しいこと”しよっか?」
  「もう、決めたから」
  「こう言う時、舐めてみるもんだな」
  「“遊び”以外の何だってんだよ?」
  「これ以上言っても・・」
  「結婚指環ごと、無くしたから」
  「ねぇ、頼みがあんだけど・・1個だけ“出来ないこと”があるんだ」
  「ごめん・・力、入っちゃった」
  「気持ちイイよ。あんたにもこの景色、見せてやりたいよ」
  「あんたこそ、気を付けなよ」

ゆき「言(ゆ)っても、分からないと思うよ」
  「あのね・・そう言うことじゃないと思うよ」
  「最後だから好きなことするって・・“オトコの理屈”だよ」
  「潜在意識だよ・・分かるの。私には」
  「ホントは、私とずっとヤりたかったんでしょ?
   もうムリしなくてイイの」
  「経済活動って、哲学だからね」
  「佳き道を歩いて下さい」

翔子「嫌いですか? 教師」
  「本当にイヤな人だったら、最初から部屋にあげてないし」
  「ダメよ。朝はきちんと食べないと」
  「またスキー、行こうよ」

おばやん「顔に書いてあるよ。“今日はもう十分に※※ました”ってね」
    「あんた、もうやめたいんだろ?」
    「人間様の身代わりになってくれたんだ」

加藤「大学はさ・・“人生の勉強”をする所なんだから」
  「面白ぇぞ、研修は」
  「何か“薄い”よ。お前ら」
  「俺とお前の仲だから言うけど」

父「秀成・・※※のことなら、心配するな」
「今度、俺も行ってみんべ」

姉「ブランドってのは“着る人”選ぶんだからさ」
 「あの女は“悪魔”なんだよ!」

母「あんたがそう決めたんなら、もう母さんたち何も言わないよ」
 「しっかりするんだいね。今度こそ、後悔しないように」

ヒデ「ごめん。遅くなって」
額子「別に・・待ってねぇし」

ヒデ「俺、ヘタだろ?」
額子「普通にイイよ」

ヒデ「また殴ってくれよ。俺がまた、何かに溺れそうになったら」
額子「殴ってやるよ、何発でも」

ヒデ「忠告かよ? 偉そうに」
加藤「忠告と言うより“警告”だよ」

父「・・俺の責任かも知れん」
母「あの歳になったら、もうあの子の責任だいね」

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☆ちょこっと&ぼちぼち“エエ言葉”【新年篇】☆

手元にメモが残っていたので、掲載させて頂きたく。

【2010.12】

山本 耀司(デザイナー)
 「新人のような気分でショーを作った」
 「パリコレは、終わった瞬間から次が始まる」
 「パリコレが面白いのは、こうした多様な価値観があるから」
 「自分には服を作るしか喜びがない。生きる動機だ」
 「毎回ショーが終わると、心身共にどん底に落ちる。
  でも次のショーの仮縫いが始まると、体調が良くなる」

藤原 智美(作家)
 「近頃、人々が「捨てる」ことに関心を寄せるのは、
  物を買うことに、以前ほど積極的な意味を
  見いだせなくなったことも一因かも知れない」
 「「どうしても捨てられない物」を手にすると、
  捨てられないのは、物そのものではなく、
  それにまつわる記憶なのだということに気づく。
  有用性を超えた記憶としての物だ」

寺山 修司(詩人・劇作家、1935-83) ※著書『ポケットに名言を』より
 「言葉で人を殴り倒すことを考えるべきだ、と思い詩を書くようになった」
 「同時に言葉は薬でなければならない」
 「人と言葉とのあいだにも、ふしぎな出会いがあるものだ」
 「不幸な時代こそ名言を必要とする」

出久 根達郎(作家)
 「愚痴っていても、何一つ解決しません。まず自分の存念を語らなくては」

川相 昌弘(巨人軍・二軍監督)
 「欠点を直すことも大切だけど、それ以上に、
  何か1番になれるものを自分で見つけ出すことが大事。
  全部普通じゃ、使えないでしょう?」
 「どうしたらいいのかが分かれば、あとは練習すればできる」

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(画家、1853-90)
 「パースペクティブフレームを用いて、猛然と長時間練習すれば、
  電光石火のスピードで素描が出来、線がしっかり固まれば
  塗るのも電光石火のスピードで出来るようになる」
 「僕は自然を前にして、もはや以前ほど無力だと感ずる事はない」
 「これらの全く違った色調を用いて、
  完全なる休息を僕は表現したかったのだ」
 「僕は何も考えずに、仕事に没頭しようと思う。
  今までみたいに考えたり、後悔ばかりするのはもうやめだ」

※弟テオドルス(=テオ)にあてた書簡より

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2011年1月 1日 (土)

☆明けましておめでとうございます☆

・・

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・・

本年も宜しくお願い申し上げます。

この画像は、元日の朝に奈良市“西ノ京・大池”のほとりで初日の出を眺めようとし・・失敗したモノです(×_×)

ご近所から来られた(と言う)おばさんの仰るには「ここ3年ほど、ぶ厚い雲で初日の出が隠されてしまって見えない」そうで、残念な結果とはなりましたが・・

少なくとも、全面改修作業に入る予定の“薬師寺・東塔【国宝】”を再び間近に望むことが叶い、その点だけでも喜んでおります。

※なお、画像の左端部に「西塔」「東塔」のシルエットが浮かんでいます。

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☆“2010年のベストムービー”を発表!☆

ハァハァ・・『キック・アス』のレビューをチマチマこしらえてたら・・年が明けてしもた(⌒〜⌒ι)

ってことで、1月に突入してしまったが・・

遅ればせながら、昨年もネタ(記事)にしてた“ベストムービー”を(今年も)発表させて頂きたい。
(しかしやっぱり・・年内のアップはムリでしたなぁ・・しょぼん(×_×))

【2010年】
劇場鑑賞本数:76本 (前年比 ▲10本)
リピート作品: 3本 ←『悪人(3回!)』『レオニー/Leonie(2回)』『REDLiNE(2回)』

※因みに、成人向け作品2本も(ちゃっかり)カウントしてやがります(=^_^=)

 1位・・『悪人』

 2位・・『第9地区』

 3位・・『レオニー/Leonie』

 4位・・『キック・アス』

 5位・・『リミッツ・オヴ・コントロール』

 6位・・『書道ガールズ!!/わたしたちの甲子園』

 7位・・『孤高のメス』

 8位・・『ゴールデン・スランバー』

 9位・・『アイアンマン2』

10位・・『13人の刺客/The Thirteen Assassins』

 次点・・『大洗にも星はふるなり』『マイレージ、マイライフ』『エクスペンダブルズ』

・・

 『悪人』は殆ど間違いなく、直感的にベスト1だった。こんなにヒロインに対して切なさを感じ、感情移入してしまった覚えは、久しくなかったものだ。
 『第9地区』『キック・アス』は、共に何の予備知識もなかったが故に「ガツン!」とやられた感のある作品たち。荒削りだが、観捨てることは出来ない。因みに『第9地区』に至っては、iTunesストアで、作品をダウンロード購入してしまったほど(=^_^=) なお「人生初のDL購入ムーヴィー」でもある。
 『レオニー』は、その“邦画離れ”した映像&演出に、感動すら覚えた。(世界に向けて)波※砲なんか撃ってる場合じゃないよ〜(=^_^=)
 『リミッツ・オヴ・コントロール』は問答無用に、その世界観が素晴らしかった。『マルホランド・ドライヴ(2001)』同様に“世界さえキッチリ構築して頂ければ、多少の支離滅裂さには眼をつぶります”ってココロの何処かの囁いてるような気がする(=^_^=)
 『書道ガールズ!!』は、ベタなハナシっぽいものの、丁寧に造られていた。愛媛県・四国中央市もまた、ワタシの好きな町である。“三重塔”を擁する、三島興願寺もあるしね(=^_^=)
 『孤高のメス』も切なく、雰囲気があって良かった。ワタシの中では“医学モノ”ってあんましハズレのない気がする。
 『ゴールデン・スランバー』も“邦画離れ”した独特なエンタテインメント性を確立させつつ、しっかりと地に足の着いた、逃亡サスペンス劇を構築してた点を評価。特に、永島敏行&濱田岳のキャラ造型は、興奮なしには観られない(=^_^=)
 『アイアンマン2』は、絶妙に前作(の物語)とリンクさせてる辺りが良かった。ロバダウさんには、増長することなく、頑張って欲しい!
 『13人の刺客』は、久々に「三池崇史カントクってスゴいなぁ・・」と感心させられた1作だった。ちょっと“訳の分かんないヤツ”が1名いたけど、そんなのを無視しても(=^_^=)評価に値する、見事なエンタテインメント作である。本作と併せ『笑の大学(2004)』も是非ご覧あれ!(=^_^=)
 『大洗にも星はふるなり』はシチュエーションコメディ&会話劇として、『マイレージ、マイライフ』はオトナの男女の機微を描いたドラマとして、『エクスペンダブルズ』はアクション俳優が集結しての“同窓会的バカ大作(=^_^=)”として、それぞれに抜きん出たモノを感じた。

・・

とごちゃごちゃ書いたが、5位以下ぐらいになって来ると、気分次第でコロコロ(ランクの)変わりそうな気もする(・ω・)
一方で、1〜3位については、ほぼランク付けをする前から「固まってた」ように意識している。

ってことで・・今年も、良き作品との出会いを・・!

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☆『キック・アス』☆

31日(金曜)。
昨日の午後に帰阪⇒駐車場にクルマを置き、そのまま電車で取って返し⇒神戸で某忘年会をしつつ・・年末のお休み2日目は暮れて行ったのだった。

「もう1本“取って置き”のんを観ときたいぞ!」と考えてたワタシは、高松では決して観ることの叶わぬ(=上映してない)2作品に絞り、どちらかを・・出来ればどちらもを観に行くことにした。

・・が、午前中に“寝だめ”“ダラダラ”が重なってしまい、1本目を逃してしまう(×_×)

「これではアカン!」と正午過ぎに出かけ、観たのが『キック・アス』なる、現在のトコ(関西圏では)ロフト(茶屋町)地下の“テアトル梅田”でしか観ることの出来ぬ1作である。

本作は・・タイトルすら聞いたことなかったんだが、PodCast配信されてる映画批評番組(?)『シネマ4の字固め』で、パーソナリティーの(下品な)(=^_^=)お兄さんお2人が、妙に“口角泡を飛ばしつつ”絶賛しておられたので、ついついつられてしまった次第(=^_^=)

流石に、クチコミでじわじわ人気が燃焼してるのか、関西圏でも既に話題となってるのか、みんな年末で行くトコないのか、いつにないシアター内の混雑ぶりだった! 左右両隣の席が共に埋まるのって、高松ではとっても珍しいモノで・・(⌒〜⌒ι)

なお、流石は“テアトル”と言おうか・・地階なのに、ソフバン携帯のアンテナが3本(正確には5本!)ともビンビンにおっ立っててびっくり! 高松の“ソレイユ”地下では・・こうは行きますまいて(×_×)

ニューヨーク。
17歳の冴えない(多分、童貞の)高校生=デイヴ・リズースキーは、アメコミ好きが高じ(?)、遂には自らを「即席」のコスプレヒーロー“キック・アス(Kick-Ass)”と名乗り、街のワルモノ退治に乗り出すことに。

しかし、知力&体力ともにスーパーヒーローにはほど遠い彼は、最初の悪党退治で、はや“返り討ち”に遭ってしまう。
腹をナイフでエグられ、直後クルマにハネ飛ばされ、重傷を負ってしまうデイヴ。

だが、そのケガの癒えた時、彼には「全身各所(主に長管骨)への金属(アダマンティウム?!)プレート挿入」「末端神経麻痺(障害)による無痛体質化」なる副産物(?)がもたらされた!

それ故、少しばかりタフになった“キック・アス”は、遂にチンピラ絡みの乱闘事件を、ボコボコになりつつも見事、解決に導く。

そしてそのシーンを録画した通行人(?)による動画が、投稿サイト(ユーチューブ)で記録的な再生回数を叩き出す!

彼自身は、もっと段階的にヒーローとしての活躍をランクアップさせるつもりだったが・・“キック・アス”の存在はTVニュースでも取り上げられるほどの大反響を呼ぶ。

そんな中、彼の絡んだ某事件により、街を仕切る“麻薬王”フランク・ダミーコ(マーク・ストロング)が、誤った判断ながら“キック・アス抹殺命令”を部下にくだす。

一方で、デイヴの前には“ビッグ・ダディ(BD)”“ヒット・ガール(HG)”そして“レッド・ミスト”と名乗る、3人のコスプレヒーローが次々に姿を現し・・

元々“即席ヒーローもの”が好きなワタシなので(=^_^=)、本作も『ミステリー・メン(1999)』路線っぽさげな“泣いて笑える(?)ヒーローコメディ”を期待してたワケだが・・意外にもそんなには笑えず、それ以上に“全編に渡って展開される血みどろなヴァイオレンス描写”に、とにかく圧倒されっぱなしだった(⌒〜⌒ι)

私的には「もっとユルくて、良かったンですけどぉ」と言いたいんだが、、制作側がそう言った選択肢(=ヌルい演出)を拒み、徹底した暴力絵巻に仕上げて来たって風。

何やら、本作って監督=マシュー・ヴォーン自らが総製作費(3000万ドル!)を調達し、自主映画として完成させたと言う!!

主人公デイヴ(演:アーロン・ジョンソン)は、良く観たらダニエル・ラドクリフ君にも負けてない、結構なイケメンなんだが・・とにかく“緑のジャージ姿”みたいなコスプレがダサダサで「おいおい〜」と苦笑させられまくり。

『スパイダーマン(2002)』の前半で、コスプレバイト(?)してたピーター・パーカー(演:トビー・マクガイア)のあのスーツ(=初期型)もダサかったが・・本作の主人公は、更にセンスが皆無なのか、全くもってダサい。。
特にあのマスクだけでも、何とかならんかったのか〜(×_×)

監督の描きたかった(であろう)アクションこそは、思う存分堪能させてくれるんだが・・一方で、それ以外の演出、特に助演陣の“キャラ造型”がどうにもイマイチで、勿体ない気がした。
現職警官マーカスとか、主人公の父親/おバカ友人連中とか、フランクの奥さん/副官とか、、たとえ「クサい仕上がり」になったとしても、もう少しは掘り下げて来て欲しかったなぁ。

ってことで、おさえておくべきアクション作! としては大いにおススメしたいんだが・・アクション&ヴァイオレンス面ばかりにパワーが注がれてしまってて、下地にある「秀逸にも仕上げられたであろうドラマ面」が余りにテキトーだったのが、惜しい限りである(×_×)

〜 こんなトコも 〜

・ワタシとしては、あの「熟年豊満女教諭」で、特に問題はないですが・・(=^_^=)
・要所要所では確かに「ニューヨークが舞台」なんだけど・・ホンマのロケ地は「どっか違う街」に感じた。もっともっと地方都市のような・・
・あんなダッサダサのコスチュームが約100ドルもするの!?
・(怒って)キレてるだけって感じのボス=フランクだったが、接近戦における「回し蹴りの美しさ」はなかなかだった!
・後半では、あんなに街が大騒ぎとなってもNYPD(市警)がピクリとも動き出さず、笑えた。汚職警官1人程度の抑え込める問題じゃないってば!
・ニューヨークともなれば・・ちょいと1本路地を入っただけで、白昼から拳銃殺人も起これば、目撃者も容赦なく背後から撃たれちゃうのね(×_×)
・フランクの好みは「ミックス味のフローズンソーダ」。ついでに「リコリス」を添えて(・ω・)
・ミンディの好みは「ホットファッジサンデー」。パパは「マシュマロ入りココア」が好きらしい。
・弾丸のスピードは時速約1100キロ。
・父親とし、愛娘に「ブラッツのサーシャ人形」を買い与えたモノか、それとも「バリソン製バタフライナイフ×2」か。。
・ユージン・ストーナーがAR10を小型化、設計したのがAR15らしい。で、そのAR15とは? つまり“アーマライトM16”なんですねぇ(←かの“ゴルゴ13”愛用のライフル)。
・ジョン・ウーの監督第1作は『カラテ愚連隊(1973)』らしい! 何だか観てみたい!(=^_^=)
・材木乾燥用の「高周波減圧乾燥室」に人間を放り込むと・・(×_×)
・最初の格闘シーンで流れる、プロディジー(The Prodigy)のナンバー『Stand Up』がカッコいい!
・1分43秒の「スーパーヒーロー姿の自警団」の投稿動画が、どエラい反響を呼ぶことに!
・ヒーロー姿の人物による“白昼のスクラップ場での処刑シーン”は、ここ最近観た中で、最も奇妙な映像に思えた(×_×)
・「相棒」のことをサイドキック(SideKick)と言うらしい。
・久々に“バックドラフト現象”で吹っ飛ぶしとを観た。。
・30万ドルの銃器すらも、容易くネットで買い物出来る時代とは・・(⌒〜⌒ι)
・“隠れ家B”のドアは「コン、ココン、コンコン」とノックすること。
・ケイティもエリカも、ミンディちゃんも・・私的には「美少女ぉ?」と大いに疑問に思う(・ω・)
・続編(あるの?)のボスは・・あいつ? 単なる“生き証人”でしかないような、、

〜 こんなセリフも 〜

デイヴ“何故、誰もやらなかった? 悪人と戦うことを。
    正直になろうよ。誰もがスーパーヒーローになりたかったハズだ”
   “これは僕じゃない。何処かのイカレた男だ”
   “「ヒーローから一番遠いタイプ」・・それが僕だった”
   “女子からは「見えない存在」なのが、僕の「一番の超能力」だった。
    ただ存在してるだけの人間ってワケ”
   “母は突然、動脈瘤で死んだ。・・これじゃ仇も討てない”
   “何故、誰もヒーローにならない?”
   「1人ぐらい、ヒーローに憧れて真似する人間がいても?」
   「相手の膝を狙って蹴れ」
   “大人なんて「悪事をただ見てるだけのクズ」だ・・でも自分だったら?
   “ヒーローはいなくとも・・悪党は実在する
   “やるべきことは多かった。本番に向けての準備だ”
   “猟奇犯と同じ心境だ・・つまり「妄想だけじゃ納得出来ない」ってヤツ”
   “今こそ、実行の刻(とき)だ!”
   「立ち去るなら、見逃そう」
   “薄れ行く意識の中「コスプレのことは秘密に」と救急隊員に頼んだ”
   “ヒーローをやめることなんか、出来ない”
   「“見てるだけ”なのが許せないんだ!
   “ダメ男が牙を剥く刻だ”
   「黙って身を引けば、問題は起こさない」
   「彼らは本物で・・僕は、ただのウェットスーツ姿のマヌケ男だ」
   「活動は月〜金曜の9〜2時に限ってるんだ」
   “誰にも相談出来ない・・ヒーローがこんなに孤独とは。
    かつては夢だったのに・・今じゃ悪夢だ”
   “引退することに後悔はなかった”
   “死ぬ前に『LOST』の最終回を観たかった”
   “今、こうして語ってるなら「結局、助かったんだろ」って?
    これだって、死者の回想かも知れないよ?
    『サンセット大通り(1950)』『アメリカン・ビューティー(1999)』『シン・シティ(2005)』みたいに”
   “僕は1度でもヒーローだったか?”
   “力がなければ、責任は伴わないのか? いや、それは違う!”

ケイティ「“ゲイの人”って話し易いから」
    「あなたがゲイで残念だわ」
    「マント姿って素敵ね」
    「防犯装置があるから(ドアじゃなく)窓から出てって。
     ・・それとも・・ここにいてもいいわ」
    「心配するなと? それはムリよ。あなたが大事だから」

フランク「何が問題なのか、教えよう」
    「どちらの説が信用し易いと? お前の裏切りか、それともスーパーマンの仕業か」
    「1人で8人を倒した? ・・たった1人に殺られた?」
    「ウソだろ・・自分の眼が信じられない」
    「俺が“ハイタッチ”してやるよ」
    「ズルいか? だがそれが人生ってもんだ」
    「世間に教えてやれ・・“ヒーローは身体に悪い”ってことをな」
    「“火”は素晴らしい」
    「妙な音の※※※※だな?」
    「こんな息子が欲しかったぜ・・家族と再会しな」

BD「大丈夫だベイビー。あと2発やったら、帰ろう」
  「彼は最高だが、コスチュームはダサいな。ショーパブみたいだ」
  「背中を向けて良いのは・・“壁”だけだ
  「君のことは気に入ったが、信用は出来ない」
  「娘とは“ゲーム”をしてるだけさ」
  「もう宿題はしなくていい。
   いよいよ“ダミーコにバイバイする刻”が来た」
  「“クリプトナイト”を使え!」
  「・・良くやった」

HG「どれに、しよう、かなぁ(Eeny Meeny Miny Moe..)」
  「カマっぽいスタンガンね、それ」
  「“ゲイ用スタンガン”のカートリッジが、現場に落ちてたわよ」
  「ヒーローを辞めるの? 残念ね、才能あるのに
  「独りだって生きて行けるわ。300万ドル持ってるし」
  「最期までやり遂げるわ」
  「“借り”を返す気はないの?」
  「ちゃんと取説を読んどいて。5分後に使って貰うから」

アンジュ「仕事なんでしょ?(Do whatcha' gonna do.)」

マーカス「分かるさ、お前の仕業だってことは。俺は今も警官だからな」
    「復讐しようと、奥さんは戻らんぞ」

友人「ヒーローだって? 悪党に尻を蹴られ、1日で死ぬのがオチだぞ」
  「彼女は、ダメ男に興味を持ってるだけさ」
  「君を“コミックファン”に変えてあげるよ」

ジガンテ「ワイロであんたを見逃してるだけだ。それ以外は“契約外”さ」

キャスター“あなただったら、助けますか?
     “人質への暴行は、本当のようです”

悪党「失せろ!(fukk off!)」
  「ありゃ、何だ?」
  「お前、クスリやってんだろ?」
  「手前ぇ、死ぬ気か?」
  「“緑のコンドーム”かお前? ハロウィーンにはまだ早いぞ」

部下「ボス、万力が見当たらない。材木用の乾燥機ならあるが」
  “俺は裸で座ってたが、女にこう言ったんだ・・「立ったまま話そう」ってな”
  「灯油は“静かなる殺し屋”とも言われる」
  「バズーカを取って来る!」
  「『スカーフェイス(1983)』の名台詞を送ってやるぜ!
   “俺の友人(ダチ)に挨拶しな”ってな!」

RM「くそ! マジで痛ぇ!」
  「パトロール中のハッパは、恐怖心が薄らぐぜ」
  「“他にもヒーローがいる”と言ってた」

友人A「決めた! あの子が大人になるまで、俺は童貞を護る!」
友人B「誰から護るんだよ、バカ」

HG「パパに撃たれるのより、痛かった」
BD「それは・・パパが弾の火薬を減らして撃っていたからさ」

部下「たかが女の子1人に(アレを)使うんで?」
フランク「やれ!(Do it!)」

フランク「遊びは終わりだ」
HG「遊びじゃないわ!」

※※※「ジョーカーはこう言ったぜ・・“俺の出番を待ってろよ”とな」

追記1:HGのヘアスタイルや終盤の展開などから、何故だか連想したのは『レオン(1994)』だったりした。「スタンスフィールドの組織は壊滅してはいなかった!」として『レオン2』がもし制作されたとすれば・・本作のようなアクション・エッセンスがちりばめられたんではないだろうか?
追記2:デイヴ君、視力が改善(?)したみたいだし、全般的に“(ケガの)回復の早過ぎる”気がする。思うに、ヤツは“アンブレイカブル”と考えて、ほぼ間違いないかな、と(・ω・)
追記3:結局のトコ、ニコラス・ケイジってば“ゲスト出演”の域を出てなかったような。。一方で『シャーロック・ホームズ(2009)』『ワールド・オヴ・ライズ(2008)』『ロビン・フッド(2010)』と絶好調な感じのマーク・ストロングさん。で、今回の髪型って・・いわゆるカミングアウト?!

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