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2010年12月30日 (木)

☆『相棒〜劇場版2〜/警視庁占拠! 特命係の1番長い夜』☆

29日(水曜)。
世間のサラリーマンさんよりひとあし早く、年末年始の休暇に突入させて頂いている。
申し訳なく思いつつ・・やっぱりじわっと嬉しい。短いにせよ。

この時節「仕事のあること」「(取り敢えず)健康であること」の満たされてる以上に、何を高望みする必要があろう?

そんな感動を噛みしめてたら・・初日からして、12時間ほど“寝だめ”してしまい、
「明日は、早朝から、色々やるぞ〜!!」
と(昨夜に)漠然と考えてたことが、何も出来ないままに正午が過ぎて行くのだった・・(×_×)

「これではアカン!」と思い、予定してたことを2ツこなすべく、クルマで出かけた。

1ツは、しばらく忘れたままとなってた「エンジンオイルの交換作業(SAB行)」であり、もう1ツが、少しだけ期待値を高めちゃってた新作邦画、
『相棒~劇場版2~/警視庁占拠! 特命係の1番長い夜』を観ることだった。

公開が始まって間もない故か? クチコミで好評価が広がってるのか? みんな行くトコなくてヒマなのか?
ハッキリとした理由は分かんないが・・“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”の1番大きなシアター(1番)でもって、なかなかの入場っぷりだった☆

夜の埠頭。武器密輸組織(?)の摘発のため、貨物船“バントン・パール号”に乗り込んだ捜査チームだったが、中国系マフィアの「策」に引っ掛かり、船は仕掛けられた起爆装置により爆発してしまう・・

・・

7月のある日。警視庁・本部ビル11階。時刻は20:00。
定例会議を行っていた田丸警視総監、長谷川副総監(國村隼)、各部長ら総勢12人の前に、1人の武装した青年が乱入、会議室は容易くも占拠されてしまう。
しかし・・青年による身代金や要求もないまま、事件はこう着状態を迎える。

21:40。特命係・杉下右京警部(水谷豊)の制止も空しく、建物外に横付けされた警視庁ヘリからの投光を合図に、SIT(Special Investigation Team:特殊班)と機動隊が会議室に突入すると・・容疑者は幹部らに取り押さえられた状態で、既に絶命していた。

もみ合った中で青年の心臓を撃ち抜いたのは誰なのか? そもそも彼が籠城事件を起こした理由は何だったのか?

杉下が命がけで(=^_^=)撮影したデジカメ画像により、青年は6年前に依願退職した元警官=八重樫哲也(小澤征悦)であると判明。
彼に銃で脅されるままに、本部ビル内へ導き入れた刑事=朝比奈圭子(小西真奈美)と八重樫との“接点”に気付いた杉下とその相棒=神戸尊(及川光博)は、八重樫の“動機”を探るうち、7年前に起こった“中国系反米テロ事件”に辿り着くのだが・・

劇場版・第2作ってことで・・制作スタッフの「シリーズ最大の1作をブチかましたりたいんや!」的な気概(或いは気合)こそはヒシヒシ感じたが・・基本的なパターンは前作(『相棒〜劇場版〜』)同様に「硬派なれど、難解かつ重い」って鑑後感が残った(×_×)

私的には、もっと「庶民的でベタなハナシ」で良かったんやけど・・“特命係”ちぅ特異なチームを軸(主役)にしてる以上、余り「市井のお巡りさん」的なエピソードをわざわざ持って来ることも出来ないんやろかね?

とにかく、良くも悪くも前作以上に「ダイナミックさ&アクションに欠ける」印象が強かったかな。

本シリーズには、今もって全く詳しくないワタシだが・・前作だと「冷静な頭脳担当(司令)=杉下、情熱的な手足担当(遊撃)=亀山(寺脇康文)」みたいな“役割”のキッチリ区分されてたのが・・今回は2人(杉下&神戸)とも、どっちかと言えば「頭脳型」だったので“キャラかぶり”してる感も強かった。

更に、私的には杉下にはもっと「安楽椅子型探偵」して欲しかったのに、今回は何と言おうか「自ら動き回り過ぎ」にも映った。

一方の神戸にしても「剣道が強い!」みたいな設定を(序盤で)折角置いたんだから「木剣(←真剣でも可)でもって酒場で暴れまくる」的なボーナス的アクション演出(=^_^=)があっても、決してやり過ぎではなかったんじゃ、と(・ω・)

重過ぎてカタルシスに欠く、こう言うドラマ進行だけは、出来たら観たくないんだけどなァ・・と正直、そう実感したワタシである。

って言うか、もはや「身内暴露系の内輪的エピソード」にしか、刑事ドラマの醍醐味を描くことは出来んのやろか?(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

・狭い船内にも関わらず、敵味方が躊躇なくドンパチやってたが・・“跳弾”って言葉を誰も知らないんやろか?(⌒〜⌒ι)
・杉下による、前半の“いきなりなレンジャー部隊的アクション”に爆笑しそうになってしまった。「お前が行くんかい!」的な。直後に「危険ではないと判断した2つの理由」を自ら語ってくれるんだが、、そもそも、あの3人に“いきなり生命を預ける”こと自体、かなりリスキーだったんでは?
・劇中で、1人のご遺体が忽然と消失してしまったが・・あの1件が、総じてそれほど捜査されておらず「おいおいおい、、」と怖くなってしまった。屍体だったら何処へ消えてもエエのん?
・拳銃を巡る描写が、全体的にどうも軽かった。
・前作(劇場版)程度しか知らないワタシにも、ラストの衝撃はなかなかだった! ああ持って行く展開には、制作スタッフのかなりの「苦渋の決断ぶり」を感じたが・・どうなんやろ?(※※さんご自身の希望だったりして(⌒〜⌒ι))
・「メチルエチルケトン」「酢酸エチル」の2物質がとある遺留品から検出されたが、染色業界の方々なら、耳にしただけでピンと来るんやろか?
・「T大セーリング部」ってのが、ちょいと脚光浴びるかも知んない(=^_^=)
・杉下&神戸の私生活が(全くと言ってイイ程)描かれなかった。その点にも、制作側の「余裕のなさ」を感じる(・ω・)
・上海のしとと福建省のしとは、余り仲が良くないらしい(?)
・神戸の乗ってたクルマ(練馬ナンバー)はGTR!! ライオ※ズクラブ寄贈の覆面パトカー仕様か?
・小澤征悦さん・・死ぬ役、多くね?

〜 こんなセリフも 〜

杉下「(神戸くんなら、剣道の)お稽古に呼ばれて、行きました」
  「強行突入は“最後の手段”です」
  「その挨拶、今じゃないと駄目ですか?」
  「端的にお伺いします」
  「待ち伏せして、正解でした」
  「独りになりたかったら・・始めからここには来ませんよ
  「“些細なこと”が気になりましてね。僕の悪い癖です」
  「成る程。明快なお答えですね」
  「僕たちは、ずっとつけられていたのでしょう」
  「肝心な事は、闇に葬られたままです」
  「“今日あなたがしたこと”の責任の取り方は、
   あなたご自身にお任せします」
  「だからと言って、僕には“僕の進む道”を変えることは出来ません」

神戸「刑事部へ連絡を!」

米沢「敢えて言葉にするなら“警視庁史上、最大最悪の籠城事件”と言えましょう」

八重樫「君には、済まないと思っている」
   「もう時間だ」
   「今のは警告だ! 今度は総監を撃つ!」
   「“この中にいる”のは、分かってるんだ」
   「要求? 俺が欲しいのは時間だけだ・・このまま放っておいてくれ」
   “いい加減、自分から名乗り出たらどうだ?”

長谷川「・・終わったよ」
   「正直、分からないんだよ・・誰が撃ったのかは」
   「この私に話があるのなら、アポを取りなさい」
   「やはり君は面白い男だな・・杉下」
   「君だってキャリアである以上、それなりの責任を背負う必要はあるぞ」

李華来「もうこりごりなんだよ。この街に血が流れるのを見るのは」

小野田「本当に君は“過去のこと”を色々ほじくり返すのが好きだねぇ」
   「それ聞いて、どうなるの?」
   「もう事件は解決したんでしょ? 無意味なことはやめにした方が、賢くない?」
   「お前と戦うのは、避けたいんだよ
   「“神輿は軽いに限る”・・それが私の持論ですから」
   「何事も、やり過ぎは良くないから」
   「ホラ、そんな眼で見る」
   「“全面的に正しい人間”なんて、この世にはいないさ」
   「随分と、青くなっちゃったねぇ」
   「“絶対的な正義”がこの世にある、なんて思ってる?」
   「もう(行って)イイよね? 車、待たせてるから」

※「最悪でも、今夜中には事態の収拾を」
 「“瓢箪から駒”とでも申しましょうか」
 「キャリアとは・・何とも面倒な生き物だな」
 「私には“悪魔の取引”に思えてなりません」
 「私が“ノンキャリア”だからですか?」
 「微罪じゃねぇかよ」
 「おかしいねぇ・・殺されるなら、お前にだと思ってたよ」

黒幕“始末シヨウ ※※ガ気ヲ引ケ ※※飛ビカカレ 俺ガ撃ツ”
  「想像でものを言われても、困るな」

小野田「僕だって成長するさ。今日は(回転寿司の)皿を戻してないし」
杉下「それは“成長”じゃなく“常識”です」

巨悪A「“神輿を担ぐ人間”がいなくなったんだからな」
巨悪B「分かるが、こっちにも“メンツ”ってものがある」
巨悪A「分かってるさ」
巨悪B「連中は当面、何処かに沈ませておくとしよう」
巨悪A「・・“痛み分け”か」

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コメント

本作ご覧になられたのですね。
ワタクシ、どうにも水谷豊氏がショーケンの弟分にしか見えず
その印象をず~っと未だに引きずっています^^;

そういや、ワタシも車のオイル交換、タイヤ交換を年内にこなしました。
某YHのピットマンによるとオイルパンからのオイル漏れ
前タイヤの空気圧入れ過ぎなどを強く指摘してきました。
それは先回の車検時でのTディーラーのメカニックがいじった場所ということで
個人的にメーカーDの信用に???な感じとなってしまいましたが
やっぱり、マイカーは自分で守るを意識しないといけませんね^^;

ということでよい年をお迎えくださいね^^

投稿: ituka | 2010年12月31日 (金) 10時38分

itukaさん、お早うございます。

年内に、もう2本ほど「狙い目」があったんですが・・
ダラダラしてたら、1作目の上映開始時間に
どうやら間に合わなくなっちゃった(=^_^=)>

午後からのもう1作を狙ってはいますが・・大人気だそうで、
入場出来へんかも知れません(汗)

>本作ご覧になられたのですね。

ラストがどうやこうや・・みたいな評判がありましたモノで。。

水谷さんが「2度観たくなる」ぽいこと(?)を仰ってられましたが、
私的には「1度で十分ですよ(not『ブレードランナー』)」と思いました(=^_^=)

>ワタクシ、どうにも水谷豊氏がショーケンの弟分にしか見えず
>その印象をず~っと未だに引きずっています^^;

ワタシは根津甚八さんとの区別が、長年つかないでいました(⌒〜⌒ι)

>某YHのピットマンによるとオイルパンからのオイル漏れ
>前タイヤの空気圧入れ過ぎなどを強く指摘してきました。

ディーラーの整備不足と言うこともあるでしょうが、
ワタシは何となく、黄帽(←おい)側の「アレ」(←アレってなんだよ!)
じゃないかな、と感じました。
色々と不安&恐怖心をあおって来ますもん(=^_^=)

彼らは研修で心理学を学んでるに違いない(=^_^=)

※上記はワタシのただの妄想です。他意はございません。。

>やっぱり、マイカーは自分で守るを意識しないといけませんね^^;

「自分で守る」「割り切って乗る」ってスタイルが結局はイイんでしょうね。
スーパーカーじゃなくて良かった(=^_^=)

>ということでよい年をお迎えくださいね^^

itukaさんも、良いお年を〜!

投稿: TiM3(管理人) | 2010年12月31日 (金) 11時18分

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