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2010年11月 4日 (木)

☆『怪盗グルーの月泥棒:3D【日本語吹替版】』☆

3日(火曜)。
いつもより、ホンの少しだけ(?)「寝だめ」した。
どうにも先週末の600キロ走行(と言っても、大変なのはワタシのクルマの方だが)が響いてたと見え、こんだけ寝てようやく体調のじわり戻って来た感がある。

って言うか、コレが5年ほども前なら“車中泊コース・大阪⇒鳥取往復”だの“フル下道コース・大阪⇒軽井沢往復”だのと言った強行軍をこなしても、すぐにケロッと回復したように思うんだが・・流石に「トシ」なんでしょうかなァ・・悲しいのぉ。

昼過ぎからの出発で向かったのは、高松市の郊外にある“府中湖”と言うロケーションだった。仕事柄、頻繁に「高松道で通過するだけ」なこの湖なんだが、いっぺんぐらいは下道で走り、ゆっくり眺めてみたくて。

でも、思った程“見所ある”ロケーションでもなかったかなぁ(・ω・) も少し、周辺が紅葉づいてたら、まだしも良い印象だったかも知んないけど・・

次に向かったのは、丸亀市の郊外にある「三谷寺(みたにじ)」と言うお寺。
ここも、数年ぶりの拝観となる古刹だが、境内(の高台)に“多宝塔”の建ってることから「機あらば再訪を」と昨春以来(=^_^=)狙ってた場所だった。

今回のツアーのお伴は、久々な感もあるペンタックスの1眼くん(「K10D」グラパケ)だったが・・常時装着されてる唯一の(=^_^=)レンヅが“パンケーキ”と呼称される40ミリの標準レンヅだったこともあり「広角不足」のため、かなり消化不良な撮影となってしまった(×_×) ヒストグラム(≒輝度分布図)をいそいそと確認しても、明る過ぎたり、逆に暗過ぎたり。。

ニ※ンの1眼と比べ「柔軟じゃない/扱いにくい」印象を、改めて強く感じた。
こう言う状況に遭遇し、煩わしいと思うに・・やっぱり「自分にはスナップ感覚のコンデジがお似合いなんかもなァ」と感じてしまったりも(⌒〜⌒ι)

ペンタ君で入念に撮影(しようと)した写真より、余りやる気もなく(←おい)アイフォ〜ン4.0で撮った1枚の方が、露出がバッチリだったりもして(=^_^=) ←ま“HDR機能”を常にオンにしてますから、、

また「今日はETCも使わへんし、お安ぅドライヴ出来てサイコ〜やなァ♪」と鼻歌混じりな気持ちで走ってたら・・どっかでワタシの思考回路を読み取ったかのように(=^_^=)「給油ランプ」が突然に点灯したのだった(×_×)

満タン給油で7英世もが飛んで行っちまったよ〜

その後、高松へと戻るルートに“ワーナー・マイカル・シネマズ綾川”があったので、立ち寄ってみた。
で、1時間ほどの待ちで入場開始となる、新作アニメーション『怪盗グルーの月泥棒』を観て帰ることにした次第。

エジプト・ギザのピラミッドが鮮やかに盗難された!
その報道を眺め、面白くないのが・・怪盗グルー。
彼は鮮やかな手口でラスベガスを筆頭に、世界のあちこちから様々なモニュメントを盗んで来た男だったが・・

一方で、彼よりももっと若く、野心に溢れる盗賊たちが、次々とのさばって来ているのだった。

グルーには“真の世紀の犯罪者”“世界最高の悪党”であることを証明し、宣伝するために狙っているターゲットがあった。

それこそは「月」だった! だが、それをゲットするための2ツの必須アイテム「ロケット」「縮ませ銃」がなければ、壮大なプランは“机上の空論”に過ぎない。
ロケット建造資金の融資を頼みに行った「悪党銀行(Bank of Evil)」のパーキンス頭取は「縮ませ銃をまず手に入れ、見せて貰わないことには信用出来ない」と告げるのだった。

東アジアの某研究施設から、やすやすと「縮ませ銃」を盗み出したグルー(一味)だったが、突然に現れた若きライバル怪盗=ヴェクターにまんまと(銃を)奪い取られてしまう。

ヴェクターのアジトから「銃」を盗(と)り返す(?)ために、試行錯誤するグルーだが・・彼は「養護施設」で暮らすクッキー売りの3人の少女・・マーゴ(眼鏡っ娘)、イディス(ピンクのニット帽の子)、アグネス(ユニコーン好きの子)に目をつける・・

コレは、ちょっとやられた! もっとつまんない凡作と思いきや・・シンプルだけど面白く、何より妙に暖かいのである。
ポスターとタイトルで大きくソンをしてる! と言いたいぞ、ワタシは。

本編が始まってすぐ・・グルーの放つ“関西弁”に「コレって・・笑福亭鶴瓶(師匠)じゃん?」と気付いた次第。一瞬「違和感」があったんだが、すぐ慣れてしまった(=^_^=)
まぁ“関西弁”程度なら、あの『シュレック(2001)』シリーズでも、既に実験済み(?)だしね。

“怪盗モノ”と言いながら、国際警察や地元刑事は全く出て来ない。グルーがイタズラ気分(?)で市民を冷凍させたり、遊園地のショップを半壊させたり、交通ルールを著しく無視したり、許可なく屋敷からロケットを打ち上げたり、ムチャクチャなことをやっても、一切治安機関は動きを見せない。。・・何故?!(=^_^=)

劇中で最大のライバルは、黄色いジャージ(?)を常時着用してる、童貞っぽい(←おい)眼鏡の青年怪盗=ヴェクターなんだが・・こいつも抜け目がないんだか、マヌケなんだか、良く分かんない。
どんなヤツがこいつの親なんだ? と思いきや、その辺りはちょっと“ネタ”になってるのだった(だからどうよ? って感じだが)。

誰がどう観ても連想するのは・・やはり『アニー(1982)』だろう。「ハゲた謎の富豪(←アルバート・フィニー氏演じる)が、孤児院から少女を引き取る」と「男は実は大怪盗だった」と言う2ツの設定だけで、本作のプロットは大きく膨らんだんだと勝手に決め打ちたい。「あしながおじさん」や『ルパン3世/カリオストロの城(1979)』とかもネタに練り込まれてるカモ。

グルーの手下として“ミニオン”なる黄色くてちっこいキャラが沢山登場するんだが、こいつらも当初こそかなり鬱陶しかったが、次第に慣れて来た。
で、こいつらのトボケた言動や、何よりその愛くるしい(のか?)デザインを眺めてるウチに・・「どっかで、こんなキャラを観たぞ?」と気が付き、鑑賞しながらうんうんアタマを捻って考え続け・・ようやく出て来た答えが『親指タイタニック(1999)』だった(爆笑) いや、マジで似てますってば!

本作を観てて、図らずも「子供がいたら、こんな感じで人生観が変わって行くんやろなァ」と考えてしまった。実際には、こないにスウィートなハズもないんだろうけど(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

・劇中で最初の、エジプトのシーンでの“吹替え版ならでは”なセリフ群が衝撃的だった(=^_^=) 「待ちんしゃい」「止まりんしゃい」あと「オラに任せろ!」ってのも。。
・あのピラミッドって、基本は登頂禁止なんやろか? 観光客により発見されることって、(政府からすれば)後手過ぎて恥ずかしいと思ったが。
・グルーのクルマ(?)のメタルな質感、グルーの座る赤いソファーの質感、グルーの乗った(遊園地の)ジェット・コースター筐体の質感・・とにかく“登場するあらゆる物質”の質感の高さが凄まじ過ぎる!
・来客を確かめに、玄関に向かうグルーの手には“モーニングスター”が。。どないする気やねんな、キミ(⌒〜⌒ι)
・NYのタイムズ・スクエアにある巨大ディスプレイ“ジャンボ・トロン”はグルーによって盗まれてしまったらしい。
・「おしおきボックス(Box of Shame)」なるアイテム(?)が登場するが、アレは実在してそうで笑えませぇん。。
・東アジアに“極秘研究機関”があるそうだが・・その場所って『コンタクト(1997)』と同様の、ニッポンのあのエリアでは??
・ミニオンがでっち上げた、歯科医師グルー(GRU)の輝かしき履歴。“名誉勲章”“ナイトの称号”のみならず“料理番組の司会”まで。。
・何気なく“アイアン・メイデン(鐵の処女)”が登場! どないなセンスやねん!
・「おしっこ&大きい方」を“Pee Pee & Poo Poo”と言うそうだ。“子供言葉”やろね。
・あのクッキーロボットの造型は・・どう見ても『マイノリティ・リポート(2002)』じゃなかろうか。
・狂犬カイル、きゃつの犬種は一体何なんだ?!
・グルー曰く「バナナで造ったイトコや」・・ ←完全に意味不明や(=^_^=)
・「クッキーロボを動かす、専用OS」が存在し、起動画面に「v1.7」とか表示されてて笑えた。
・クッキーロボを知らずに齧ってたヴェクター・・気付けよ!
・3Dで楽しむ、ジェット・コースターの“主観映像”はなかなかだった!
・グルーが高らかに宣言する「銀行なんか必要な〜い!」のセリフをピークに、全般的に“銀行批判”な印象があった。制作過程でかなり銀行筋にこっぴどい眼に遭わされたんやろか?(・ω・)
・“ミニオンのケツコピー”は、オトナには戸惑いを(=^_^=)子供には爆笑を与えるに違いなかろう。
・あのロケットって・・打上げテストなし? バーニアだけでエエの?
・切り離したバーニアの推力で、公園の回転遊具がもの凄いことに!!
・飛んで来るミサイル群を、難なくかわして行くグルーの動態視力&身体能力って・・(×_×)
・「一張羅のスーツ&細い脚」はルパ〜ン3世を連想させる。
・終盤、グルーが娘たちに“お休みのキス”をするんだが・・この時の3人の反応が・・良いのだ!!(特にマーゴちゃん)
・ラスト、発表会でのネタ「Gru-Ray Disc」にはやられたなぁ・・(⌒〜⌒ι)
・吹替え版じゃ、全く分かんないが・・グルーのおかんの声はジュリー・アンドリュースさんが演(や)ったはったのね。。

〜 こんなセリフも 〜

グルー「俺は、ホンマに困っとんねん・・ほな殺すか?」
   「この声は・・“録音音声”です。・・良ぅ聞けよ。
    メッセージをお願いします」
   「集合や」
   「みんな、調子はどや?」
   「みんな、良ぅやってくれたけど・・賃上げはなしや。
    賃上げなんかあるかい」
   「次に襲おうと思てるのは・・ここで間を取って・・月や!」
   「まぁ、頑張りや」
   「サイズが合うかどうか、試してみ」
   「Como un burro.(まるでロバやで)」
   「床と空気は、触ってエエわ」
   「ブギーロボット? クッキーロボットって言うたやろ、俺は」
   「俺はそれで構へんで」
   「“トコジラミ(床虱)”に喰われんようにな」
   「人生は、失望の連続や。人によるけどな」
   「月を縮ませ、月をゲットし、トイレの便座に座って・・ナニ?!」
   「ピザの生地に練り込むぞ」
   「これが文学か?」
   「あれは“俺の人生最大の誤り”や・・分かってる」
   「どや、このツノ」
   「俺はエエから・・俺はエエって」

ヴェクター「“ピラニア銃”は(撃った後の)回収が大変なんだ」
     「今度、人のアタマを凍らせる時は、良く考えてからにしな!」
     「オゥ、イエ〜!」
     「こんなに小っこいトイレを使うヤツは・・さぞかしケツの小さいヤツだろうね」
     “Bring the moon.(月を寄越せ)”
     「・・ムカつく!」

パーキンス「銃を手に入れてから、カネを借りに来い」
     「例えば、この林檎をキミだとしよう。
      借りたカネを返さないと・・こうだ」 ←握力がスゴいのね、、
     「グルー、集中してハナシをしたまえ」
     「これからは、投資はもっと若い悪党に」

イディス「(里親が)ハゲのおじさんだから、
     てっきり“アニー”になれると思ったのに」 ←前もって言っとくんやね。

アグネス「眠れないよ〜。ビンビンだもん」 ←ビンビンて、キミ。。
    「お願い、連れて行かせないで。引き取りたいって言って」

ネファリオ「大きい物体ほど、(元の大きさへの)戻りも早い。
      これを“ネファリオの法則”と名付けよう」

ネファリオ「“お前のため”にしたことだ」
グルー「・・そやな」

追記:終盤で、グルーの“特徴”を使った創作絵本が登場するが・・本作にインスパイアされ、エッチなおっさんが“天狗ネタの創作絵本”なんぞを造ったりしないか、ちょっと気になる(=^_^=)

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コメント

日本語吹替えがなかなか良かったですよね。
鶴瓶師匠と判っていても、キャラと合ってたので
とんねる・ノリタケの『ファインディング・ニモ』のように苦痛ではなかったです^^;

あの三姉妹を実写でやるなら、
長女=グウィネス
次女=ドリュー・バリモア
三女=ソーラ・バーチですかね~^^;

投稿: ituka | 2010年11月 4日 (木) 23時18分

itukaさん、ばんはです。

近年の3D+CG系って、背景画像や、アイテムの質感なんかは
「殆どカンペキ」なのに、
どうにも子供キャラの顔面造型が、
どの作品も、何だか一緒っぽく見えちゃいますよね。。

>日本語吹替えがなかなか良かったですよね。
>鶴瓶師匠と判っていても、キャラと合ってたので

鶴瓶師匠のちょいとのっぺり気味なトコを、ハイテンションな山寺兄ィ
が(適度に)引き締めてくれてました(=^_^=)
オゥ、イェ〜!(狂)

>あの三姉妹を実写でやるなら、
>長女=グウィネス
>次女=ドリュー・バリモア
>三女=ソーラ・バーチですかね~^^;

グウィネスの眼鏡顔は観てみたい!
ソーラ・バーチってどんな顔やったっけ? 『アメリカン・ビューティー』のブスな方の娘さんだったかな?
サイモン・バーチとこんがらがりますぅ。 ←それは作品名だろ!

投稿: TiM3(管理人) | 2010年11月 4日 (木) 23時37分

こんばんは。

本作、itukaさんのレヴューにもコメントさせて頂いていた通り“気になる”アニメでした。
なんとTiM3さん的には「秀作!」だったのですね!(*^_^*)

>ポスターとタイトルで大きくソンをしてる!と

そうですね。
確かに、パッとタイトルだけを初見した当時はそのまま作品情報欄を読むのはスルーしてしまっていましたから。
しかし原題の?『Despicable Me』がどのように効いているのか、それは観ていないので分かりませんけれど。

>子供がいたら、こんな感じで人生観が変わって行くんやろなァ

子どものいない独身中年女の人生観は変わらなさそうですかれ己の力量で変えるべし!ですね。(*^_^*)

投稿: ぺろんぱ | 2010年11月 5日 (金) 19時44分

ぺろんぱさん、ばんはです。

昨夜(の深夜)、地上波で『かもめ食堂』が放送されたとかされなかったとか。。

しっかりと・・逃しちゃいました(×_×)

>本作、itukaさんのレヴューにもコメントさせて頂いていた通り
>“気になる”アニメでした。
>なんとTiM3さん的には「秀作!」だったのですね!(*^_^*)

殆ど、期待してませんでしたから(=^_^=)

実写版『アニー』の好きなワタシにとっては、
結構ツボにハマってしまいましたね〜。

>確かに、パッとタイトルだけを初見した当時は
>そのまま作品情報欄を読むのはスルーしてしまっていましたから。

子供向けでもない、と思うんですよ。
お子ちゃま対応の、ツルッとしたギャグも散見されはするんですが・・

↑何が「ツルッとした」だよ

>しかし原題の?『Despicable Me』がどのように効いているのか、
>それは観ていないので分かりませんけれど。

調べてみるまで、そんな単語は知りませんでした(⌒〜⌒ι)

>子どものいない独身中年女の人生観は変わらなさそうですかれ
>己の力量で変えるべし!ですね。(*^_^*)

どうなのでしょうね? 子供のいない人生観ってのも、
肯定されて然るべきだと思ってます。

結婚やら出産やらの是非は、結局は主観的なトコに落ち着くだろうし、
それで良いと思います、うん。

(だけんど、こと結婚に関しては、縁遠いと・・たちまち同性愛疑惑やらの生じそうなトコが今なおあり、そこは厄介なんですけど(=^_^=))

投稿: TiM3(管理人) | 2010年11月 5日 (金) 20時43分

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