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2010年10月24日 (日)

☆“コロちゃん”新シリーズ突入す!☆

「DVDボックスセット」をしっかり所有していながら・・殆どパッケージさえ開封せず、すっかり「死蔵状態」の“刑事コロンボ”シリーズであるが・・

毎週木曜(夜)の放送を楽しみに(と言いつつ、この曜日の夜に限っては、近所で行われてる某ジョギングイベント(?)に参加してるので、大抵はそれが終了してから(=中盤から)の鑑賞となるンだが、、)してる衛星第2のオンエアも、とうとう旧シリーズ【全45話】が終わり、いよいよ新シリーズ【全24話】に突入することとなった。

んな訳で、2ツほどエピソードを観たので、ちょこっとまとめときたい。

14日(木曜) ・・ 『刑事コロンボ/狂ったシナリオ(1989)』

今回の犯人は若手映画監督。その声の吹替えを池田秀一氏がやっておられたので、アドリヴなんかを交えつつ「戯れ言はやめろ!」とか「冗談ではない!」とか「認めたくないものだな」とか言って欲しかったかも(・ω・)

40分遅れで中盤から事件に合流(=^_^=)したので、被害者&殺害状況が全く分からず(⌒〜⌒ι) ←それってドラマの醍醐味が半減してるってば!

にしても、、新シリーズともなると、ピーター・フォーク演じるコロンボ警部のキャラが「より一層ドラマ全体に覆いかぶさってる」ようにも見え、正直“ちっとハナにつくかも”と感じてしまった。
何だか、彼自身のパワーが「物語内に漲り過ぎてる」感すら漂う。フォーク氏が、企画段階から色々と注文をつけはったり、ダメ出しをしたはりそうな。。

ワタシが好きなのは「犯人がセレブ過ぎ、なかなか踏み込んで行けない」「コロンボを捜査担当から外すよう、犯人が(ロス市警に)圧力をかける」「コロンボ自身が“事件の担当から外れました”と告げ、犯人を油断させる」ってな“ある意味、一線を超えぬ”刑事vs犯人の緊迫感なんだが・・その辺りに関し、ちっと新シリーズでは犯人のフトコロに飛び込み過ぎかも? と。

犯人たちも“セレブ度”がダウンした(?)と言おうか、コロンボを圧倒出来てない気が。
まぁ(この要素は)この先、改善されてくかも知れないが・・「貫禄負け」・・してる風もあったり(・ω・)

〜 こんなセリフもありました 〜

コロンボ「あたしも(天気)予報を見ては、レインコートを着て出かけるんですがねぇ」
    「主任? あたしは只の刑事ですよ」
    「少しは興味が持てそうですかねぇ?」
    「どうもエラいこって」
    「今のは“おっかない経験”でしたよ」
    「ごもっともで」
    「“質問してハナシを聞く、ハナシを聞いて質問する”ってのがあたしの仕事でしてね」
    「逃げ道は、簡単に見つかりますよ」
    「明日は明日の風が吹きますから。思いがけない展開があるかも
    「どうもお邪魔さま。いずれまた」
    「普通なら・・ずうずうしく、押し掛けたりはしないんですがね」
    「取り敢えず、お別れを言いたいと思いまして」
    「どう言うこってしょう?」
    「あと2ツ3ツだけうかがいたいんで」
    「本の扱い方には、人それぞれにクセがあります」
    「こっちの“役者”も紹介しましょうか?」

犯人「偶然のお陰で、ドラマが出来上がるんですよ」
  「フィルムが(虚構を)現実にするんです」
  「囚われたのは僕か、あなたか?」
  「余り愉快な話題じゃないな」
  「脅迫のつもりか? それでイイんだね、あんた」
  「あんた・・良く自信が持てるな」


21日(木曜) ・・ 『刑事コロンボ/幻の娼婦(1989)』

どうしても観ておきたいエピソードだったモノで、冒頭のみを録画しておき

1.「ジョギング終了⇒帰宅後の中盤以降(約1時間)」を先に観る
2.「録画した序盤部(30分)」を後で観る

と言う“倒叙的鑑賞(=^_^=)”をやってみた。

コレはコレで、詳細な被害者像がずっと後(ってか事件解決後やし!)から分かったりもして面白い。『メメント系鑑賞法』とでも名付けようかしらん(=^_^=)

今回の犯人は、セックス・カウンセラーでもある女性心理学者=ジョーン・アレンビー(リンゼイ・クローズ)。“とある事情”から、公私のパートナーでもあったディヴィッド・キンケイドを射殺する。
普段の自身とは正反対のキャラクターである“黒ずくめの娼婦=リサ”になりすました彼女の手際は実に見事であったが・・そこにコロンボが疑いを差し挟むのである。

小出し気味(?)に、色んな演出からコロンボの“人物像”が鮮明となって行くってのも本シリーズの醍醐味であるが(=^_^=)・・今回は彼が「チューバの演奏も達者」であることが判明!
過去のエピソードでは、ピアノも弾いてた(←曲は“チョップスティック”)し・・「万能警部」かよ、このしと、、(⌒〜⌒ι)

本作は「犯人の怒りの理由(=殺人の動機)」に感情移入出来るかどうか、によって犯人に・・ひいては事件そのものに対する評価が大きく変わるタイプのエピソードであろう。
男性であるワタシからすれば「被害者にも、何か(卑怯者なりの)言い分があったんじゃないのか?」と感じたが、女性視聴者からすれば「そんな問題じゃない!」と仰るトコかも知れない。

ジョーン先生の“オモテの姿”が、余りに生真面目&温和、であるが故に・・コロンボに“喰い付かれて”以降は、圧倒&翻弄されっぱなしだった感もあった。

でも最後のやりとり(以下は要約)である、

ジョーン「私を軽蔑なさる?」
コロンボ「先生との会話はとても楽しかったし、先生のことはとっても良く分かったつもりですよ」

ってのが・・憎しみも憐れみも、その(言葉の)底には流れていないように思え、鑑後感は決して悪くなかった。

〜 こんなセリフも 〜

コロンボ「それで分からないのが・・“この部屋”の意味でして」
    「久々に、演奏を楽しみましたよ」
    「よござんすとも」
    「あたしも“この仕事”が好きなんです」
    「済(す)いません。もう1つだけ」
    「左様。セックスなんて大したことない」
    「もしあたしだったら・・良いと信じたことは決行します
    「時には優しさの方が・・真実よりも価値がある
    「こいつだ・・見つけた」
    「良く考えてみます・・諦めないでね」
    「しかし一方で、この事実がある」

ジョーン“内容豊かな性の営みは、良き恋人を選ぶのと同じぐらい、
     正しいセックスには重要なのです”
    「罪の意識ある所、希望あり、ね」
    「(人が)死んでしまうと・・(その)持ち物は“物件”に変化するのね」
    「セックスの楽しさの半分は“幻想”ですことよ」
    「あなた、きっとイイセラピストになれたわね」
    「あの“苦しみと恥辱”に対する殺人の幻想を抱いたわ」
    「“幻想に浸る”のが、どんなことか分からなかったわ」

ディヴィッド「君・・(これを)何処で、覚えたの?」

シンディ「それに・・アガサ・クリスティの本。つまらなくても、眠れること請け合いです」
    「じゃあ、あんたのジョーン大先生は?」

※「なぁんだ。(演奏は)初めてじゃなかったんですね?」
コロンボ「何ね、高校の頃はチューバしか触らせて貰えなくてね」

コロンボ「あたしも(カウンセリングに)参加してよろしいでしょうか、先生?」
ジョーン「とんでもないことよ」
コロンボ「・・ごもっともです」

追記:序盤。空港のシーン。こんなアナウンスが何気なく流れてて、ビックリした!

“ジョン・マクレイン様、中央ロビーの白い電話までお越し下さい”

ええっ?! ダイ・ハード?! ←何でやねん(=^_^=)

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コメント

こんばんは。

凄いです、TiM3さん、私みたいな“何となくファン”の追随を許さない“ぶっちぎり感(ぶっちぎられ感)”を感じさせてもらいました。

>犯人たちも“セレブ度”がダウンした(?)と

そうですね、「動機」を最も重視するコロちゃんならではの、其処のところの攻防も楽しみですものね。

>コロンボ「あたしも・・・

今更ながらですが、この一人称の「あたし」という訳、
端的にコロちゃんを表しているようでいいですね。

投稿: ぺろんぱ | 2010年10月25日 (月) 20時30分

『メメント系鑑賞法』これはいいですね!
どうぞ名付けてくださいよ^^

ワタシが子供の頃は、劇場なんて何時でも入れたもんだから
途中から観始めて観たとこまで観たら帰る。
(古新聞に包んだオニギリを持参で)
こんな鑑賞法ばっかりでしたもの(笑)

さすがにゴジラ映画は早朝から並んでオープニングから観ました^^

投稿: | 2010年10月25日 (月) 22時15分

↑のコメに名前忘れました~!
ワタクシ、itukaです^^;

投稿: ituka | 2010年10月25日 (月) 22時17分

ぺろんぱさん、ばんはです。

今夜は・・衛星第2に圧倒されてました(=^_^=)
今週は・・アツ過ぎますって!!

>私みたいな“何となくファン”の追随を
>許さない“ぶっちぎり感(ぶっちぎられ感)”を感じさせてもらいました。

そうですかね・・(⌒〜⌒ι)
いずれは『旧シリーズ』をコンプリート鑑賞し、更にぶっちぎりたいモノですぅ(=^_^=)

>「動機」を最も重視するコロちゃんならではの、
>其処のところの攻防も楽しみですものね。

かの『殺人処方箋』からして、犯人が凄まじ過ぎましたからね。
『祝砲の挽歌』『逆転の構図』とか、犯人のしたたかさ、
ラストシーンの印象などは、やはり旧シリーズの方が秀逸な感もあります。
(現時点で新シリーズを観始めてる限りですが・・)

>今更ながらですが、この一人称の「あたし」という訳、
>端的にコロちゃんを表しているようでいいですね。

言葉遣いとヴィジュアルがバッチリ決まってますもんね。
たぶん1度きりの人生(=^_^=)、イイドラマに出会えました。

投稿: TiM3(管理人) | 2010年10月25日 (月) 23時51分

itukaさん、ばんはです。

言葉遣い(?)と顔文字のカタチ(?)で
大体分かりましたです(=^_^=)

>『メメント系鑑賞法』これはいいですね!
>どうぞ名付けてくださいよ^^

いっそDVD版で観る時に、
チャプターごとに区切って、逆に観て行こうかな(=^_^=)

>ワタシが子供の頃は、劇場なんて何時でも入れたもんだから
>途中から観始めて観たとこまで観たら帰る。

「完全入替制」じゃなかったんですよね、確か。
もう、昔の劇場の記憶がだいぶ薄れて来てるなぁ・・(×_×)

>こんな鑑賞法ばっかりでしたもの(笑)

昔ってチケット幾らでしたっけ? 1200円ぐらいだったかな?

>さすがにゴジラ映画は早朝から並んでオープニングから観ました^^

ゴジラも中盤ぐらいまでは、画面に登場しませんよね。
あ、それは第1作だけか(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2010年10月26日 (火) 00時01分

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