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2010年10月26日 (火)

☆“忘れそうになってるメモ”を何処かに書き遺しときたくて☆

ってことで、今までに観たTV放送系作品の「鑑賞メモ」をば、少し載せときたく。

10月10日(日曜) ・・ 『日本沈没(2006)』(日曜洋画劇場)

地上波では(今回で)2度目の放送になるんじゃないか、と記憶している。

以前(のTV放送時)に丁寧に観たのもあり、今回はとにかく(=^_^=)“当時の某総理にそっくりなキャラ造型”である内閣総理大臣=山本尚之氏(石坂浩二)の言動にのみ(?)注意を払って観た。

で、中盤までダラっと“ながら観”。後半は観てません。すんません。

しっかし、アレだ。冒頭で淡々と(?)描かれる「あの大災害」も凄まじいと思った。クロサワ監督作品『夢(1990)』の中の1篇で、赤富士が(?)大爆発してたような・・あんな規模の凄まじさすら感じたなァ。

「国宝⇒アメリカ軍が接収」「皇室⇒スイスへ避難」って図式が、何ともリアルで笑うに笑えない。
あ、笑わんでエエシーンなんか。。

ちょっと興味深かったのは・・たとい日本が沈没寸前となろうとも「奈良・東大寺の大仏(内部)」「京都・清水寺の舞台(の下)」「名古屋城の天守(内部)」なんかは意外と“原型”をとどめており「巧く(=^_^=)隠れ仰せてたら・・しばらくは生命を長らえることが出来るんかも」とかすかな希望を抱かせてくれたこと(=^_^=)

それとは逆に「大阪・道頓堀の戎橋(界隈)」「京都・東寺の五重塔(内部)」などは、隠れることが出来ても、結局はどうやら死んじゃいそうな雰囲気だった(×_×)

因みに、道頓堀のシーンでは「完全に水没した(元)川底に“カーネル人形”が横たわってる」って映像演出がふざけてて楽しかった。
(尚、実際のカーネル人形は2009年、24年ぶりに川底より発見されている)

~ こんなセリフも ~

山本総理「・・何もしない方がいい。愛する者と共に、この国と共に滅んだ方がいい・・
     私自身は“この考え方”が、一番しっくりと来たんです」
    「総ての日本人は人間として生まれてきたんだ。生きる権利も、希望を抱く権利もある」

※にしても、訪中予定(!)だったと言う総理機。何もよりによって、ああ言う状況下で阿蘇山上空を飛ばんでも・・と思ったんだがどうなんやろ? 或いは“謀殺”?


10月18日(月曜) ・・ 『戦場のピアニスト(2002)』

TVのダイヤルをガチャガチャ回してたら(←いつの時代のTVやねんな)、BShiで『戦場のピアニスト』が放送されてるのを見つけた。そんなことで、後半1時間のみ“ながら観”した。

後半ともなると、とにかく主人公=シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)の“ワルシャワにおけるサバイバル生活”のみにスポットの当てられてる印象が強いんだが、、以前は「ただ淡々と観てた」この辺りの“定点観測的”な戦場(目撃)描写群が、静かながら・・いや「静かに淡々と描かれる」からこそ恐ろしかった。

引きずり集められた(市民の)銃殺遺体が、無造作に積み上げられる。
ドイツ兵がそれをどうするか・・と思って観てたら・・油をまいて火を点けた。

映像がちょうど「割れガラスから隠れ見てるような」カメラアングルのため、チラチラとしか見えないんだが・・場面が変わる(=時間経過を表現してる)と、鎮火して久しい“黒焦げの山”がぽつんと遺され、その脇を通行人が平然と通り過ぎたりしている。

やがては、路面に雪が降ったりするが・・
いつまでも通りに遺されたままの“黒い燃えかすの山”がヴィジュアル的にかなり強烈だった。

或いは、主人公の隠れ住んでるアパート(?)の上層階に向かって戦車が砲撃する。
大音響と共に部屋の壁が崩壊し、主人公の聴覚がしばらく遮断されるのだ。
そんな感覚を“音響効果”を通じ、観客である我々もまたリアルに体感させられる。

主人公は結局、ギリギリのトコで死の危険を振り払い、終戦まで生き延びることが出来るんだが、、「何故、生き残れたか?」と言えば、

「生きるためなら何でも出来る人間、が強運に恵まれて初めて、生き延びることが叶う」

としか言えなさそうだった。

同様に、彼の窮地を救った(と言うか“見逃した”)あのドイツ将校にしても、

「それまでの親切が、必ずしも報いられる訳ではない」

ってことを痛烈に思い知らせてもくれた。

今回の鑑賞では「淡々と市民の殺される描写」が、とにかくこのワタシの心にさざ波を立てたのである。

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コメント

こんばんは。

>『日本沈没』

流石に大阪が完全に水没したところ、ショックでした。
知らぬうちに涙していたのを考えるに、映像の力ってやはり凄いのだななぁと感じた次第です。
でも今にして思うに、石坂さんの総理ってどうやったんでしょう・・・。

>『戦場のピアニスト』
>“ワルシャワにおけるサバイバル生活”のみにスポットの当てられてる

その辺り、TiM3さんの御鑑賞に冷静且つ、しかしながらとても真摯な眼差しを感じました。ともすれば感情だけに流されてしまいがちですものね。
エイドリアンさんと言えば、私はやはり本作を先ず思い起こしてしまいます。実は先週末に観たかった(でも鑑賞叶わずの)作品に本作もリンクしているのですが・・・。


投稿: ぺろんぱ | 2010年10月26日 (火) 20時06分

ぺろんぱさん、ばんはです。

コメントが遅くなり、失礼しました(×_×)

>流石に大阪が完全に水没したところ、ショックでした。

今回は水没映像の右下(?)に“カーネル人形”を発見してしまったが
故に(=^_^=)、笑えて仕方なかったです。。

>知らぬうちに涙していたのを考えるに、
>映像の力ってやはり凄いのだななぁと感じた次第です。

『アルマゲドン』の冒頭なんかは、初めて観た時に「凄まじい!」
とガクガク来ましたが・・今では、ちょっとやそっとの終末描写には
何の驚きも感じないカラダとなってしまいました(⌒〜⌒ι)

>でも今にして思うに、石坂さんの総理って
>どうやったんでしょう・・・。

いわゆる「特別出演」って感じでしょうかねぇ。

>ともすれば感情だけに流されてしまいがちですものね。

日常っぽい風景の中での、非日常なヴァイオレンス描写を
淡々と描かれると、妙にザワザワしてしまいます。
『パンズ・ラビリンス』を思い出しました。

>エイドリアンさんと言えば、私はやはり本作を先ず思い起こして
>しまいます。

ワタシは・・「ペンシルベニアのなまはげ騒動」とも言うべき(=^_^=)
『ヴィレッジ』を想起しますかね。。

>実は先週末に観たかった(でも鑑賞叶わずの)作品に
>本作もリンクしているのですが・・・。

気になりますね・・(・ω・)

投稿: TiM3(管理人) | 2010年10月27日 (水) 20時08分

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