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2010年9月16日 (木)

☆『悪人』☆

15日(水曜)の夜。
ホテルに戻り、昨夜の記憶&記録(ぐちゃぐちゃメモ)を辿ってたら・・またも急激に(=^_^=)観たくなり、再び“シネマサンシャイン衣山”へとレンタサイクルで繰り出してしまったワタシがいた(=^_^=) ←あんたもハマったとねぇ〜

流石に慣れて来たか、今夜は片道7分で到着☆ あと3回も通ったら・・しまいには片道2分ほどで行けそうな気もする(←ってどんなスピードやねんな)

今回は(昨夜から間を置かぬ(=^_^=))2度目の鑑賞でもあったことから(因みに2夜とも“レイトショー”料金である)、更に落ち着いてじっくり物語を辿ることが叶った。
尤も、たまたま“レディース・デー”にぶち当たったので、観客は多かったが。。

2回目なので、改めて「気付いた点」ばザラッとまとめときたい。

・新作の時代モノ『雷桜(らいおう)』でも“また違ったカタチ”でもって「岡田将生&柄本明」が共演してるし!
・(別作の)予告編の「R12」表示に添え“小学生には、助言・指導が必要”とか書かれてた。。
・『ピストルオペラ(2001)』の頃は“少女”だった韓英恵ちゃんがすっかり“オトナ”になってる!(現在19歳) 劇中では“欲求不満の典型”とか言われてますたが、、
・「マスオ」は“名”じゃなく“姓”なんですよね。ここ、要注意です(=^_^=)
・佳乃のご遺体の首筋は・・(うっ血とかもなく)妙に奇麗だった(?)
・老人たち(樹木希林&柄本明)のドラマも、全く手を抜かず描かれてた。ある意味“群像劇”とも言える。
・「紳士服のフタタ」で売られとる「シャワークリーンスーツ」に興味津々(・ω・) 高松からだと・・一番近い支店が、下関市内かぁ・・(×_×)
・インチキ漢方薬は「萬長壽湯」ってな名だった。
・赤いアウディの車内で流れてたあの曲は、加藤ミリヤの『Aitai』だそうだ。う〜ん・・さっぱり分からんたい。
・本作を観た直後「鉄鍋餃子」を食べに行くカップルっておるんやろか??(×_×)
・「今日は※※(例:血液)のハナシば、しましょうねぇ」「残ったとこ、後で※※(例:天ぷら)にしますけんね」「晴れて“※※(例:自由)の身”になりましたぁ」「車内で※※(例:取材)ば、せんでくれんね!」「なんで、選(よ)りに選って※※(例:殺人犯)なワケ?」などのセリフ群も(日常会話に)引用可能かも(・ω・) ←って誰が分かるとよ?!
・父のさす、白いカサごしに映る“亡き娘”の姿・・ここの映像演出が、実にハッとさせてくれる!
・警察署を前にしたシーンは、どうにも『運命の女(2002)』のラストを思い出す・・ううっ(思い出したい訳じゃないのに)。
・長崎県西彼杵(そのぎ)郡・・ちょっと読めん郡名ねぇ(×_×)
・いざハラを決めたら・・女性の方が強いんですねぇ・・(怖)
某人物が、某人物に対し「カネをせびってた」事実がちょっと“本作のポイント”ではないか、と。いや、事実とも言い切れないか?
・深津さんの(ハダシの)足先がめっちゃキレイやった!(或いは“足モデルさん起用”とか?)
・祖母が「報道陣に囲まれつつ」坂道を下るその先に・・バスがやって来る。もの凄いタイミングのカメラワークや!
・「光代」「父」「祖母」の3者の行動がカットバックで描かれる演出もスゴい!
・「おカネば、返してくれんですか?」を福島弁に言い換えると・・「おカネ、返してくんちぇ〜!」となるの、か?!(何で、そん作品をそこで連想するかなぁ)
・本作で最大の“とばっちりさん”は・・「(博多の)某喫茶のガラステーブルくん」だと思う(⌒〜⌒ι)
・そして・・やがて、父は気付くのだろう・・「スパナ、何処で落っことしたと?!」・・な〜んてね(←おい)
・バスを降りた直後、嗚咽してる「あのしとの背中」に要注目!!
・『1泊5万円、とやらの老舗旅館のバカ息子、1泊2400円のカプセルホテルで無様に捕まる、の巻』(・ω・)
・本作を3ツのキーワードを並べつつまとめたら・・「餃子・アウディ・峠道」「フタタ・漢方・出会い系」「スパナ・灯台・GT-R」・・う〜ん、いずれも余りに断片的っしょ(⌒〜⌒ι)
・「2人の逃避行」「崖っぷちの灯台」ってトコから・・つい『テルマ&ルイーズ(1991)』路線のオチをも連想してしまった(×_×)
・カースタント担当は佐藤裕氏。流石に(ブッキー)ご本人じゃなかったのネ。。
・車両関係で協力してる“ARTiS”と言うのは、スカイライン(GT-R)&(フェアレディ)Zに特化した、長崎の中古車販売店だそうだ。
・ラストのブッキーの表情(アップ)に、何故だか「お爺ちゃんになった頃の、ご尊顔のイメージ」を明確に感じ取ってしまった(×_×) なんであんなに「老け顔」に映ってしまってはったんやろ。。

今日はとにかく、
・本作の、物語としての皮肉さ
・本作における、演出的&カメラワーク的なスゴさ
・深津さんの可愛くも、少し「枯れて来たはる」感じのリアルなキャラ造型

に注目し観ていた。

2度も観たら「第34回モントリオール世界映画祭で、深津さんが女優賞を受賞した」って記事にもすんなり納得がいく。

ワタシに限って言わせて頂けたら・・本作の前には、あの『告白』すらもが“薄く、うわついて”さえ思い返されて来たものだ。
とにかく・・これは「スゴく重く、スゴく貴重で、スゴく素晴らしい作品だ」と実感する次第である。

追記1:観終わってシアターの外に出ると・・大した降雨だった。まるで“暗がりの三瀬峠”にポイと放り出された(=蹴り出された)気分(×_×)
追記2:セリフの確認作業に、件(くだん)の「シナリオ版の文庫本」を用いたが・・収録されてる脚本(決定稿)以後に、(恐らく)現場で「演出&セリフ回し」の変更された点の多いことに気付かされた! それらがいずれも「より洗練」されてて素晴らしいのだ!
追記3:それぞれの“演技の方向性の違い”とは思うも・・本作における深津さんの「女優パワー全開度」を100%としたら・・『女の子ものがたり(2009)』での同パワーが40%ぐらいにも思えて来る(⌒〜⌒ι)

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コメント

こんばんは。

力と熱い感情のこもった二日間にわたるレヴューを、きっちり拝読させて頂きました。
「スゴく重く、スゴく貴重で、スゴく素晴らしい作品だ」のご記述には心動かされるものがありました。

視点も切り口も違う作品だけれど、『BOY A』をふっと思い起こした私です。

>「なくても良いけど重要な、そして温かさを感じさせるシーン」が“わざわざ”描き加えられる

そういうの、いいですね。
ちょっと違うかもしれないけど、カウリスマキにもそういう演出(最後というか、劇中にも)を時々感じます。

>“ウェルテルくん”登場。どんどん彼の評価が下がってく

それは“役者として、岡田さんが、”ってことですか??


投稿: ぺろんぱ | 2010年9月16日 (木) 19時42分

ぺろんぱさん、ばんはです。

もしも叶うなら・・ぜひご鑑賞頂きたい本作です。
またも、観たくなってます・・(・ω・)

>視点も切り口も違う作品だけれど、『BOY A』を
>ふっと思い起こした私です。

『エレファント』系でしたっけ? 詳しい貴レビューの拝読を
我慢したままなような気もします。。

>ちょっと違うかもしれないけど、カウリスマキにも
>そういう演出(最後というか、劇中にも)を時々感じます。

今も「俺を見つけたら、仰向けに」みたいなセリフを覚えてます(=^_^=)

>それは“役者として、岡田さんが、”ってことですか??

(ワタシの表現が)誤解を招いたとしたら済みません・・

決して「美味しい役」でもなく、本作でこの役を演じることが
キャリア的にどうなのかなぁ・・? とフト感じましたので。

むろん、そこまでの不快さを感じさせる、役者としての力量は
認めたげたいんですけどね・・

もうちょいと「分厚い」岡田くんが観たいのです。

投稿: TiM3(管理人) | 2010年9月16日 (木) 23時35分

どうもです。(あっ、まね?)

4年位前でしたか、新聞小説でー悪人ーを読んだとき、ウゥッとくるものがあったので、今回、がんばって初日に観に行きました。(小説読んでから映画行くとガクッとくる確率多いけど、今回脚本も吉田修一てことで、何かよさそうとか思て・・)

で、よかったです。(キッパリ)

観てからそろそろ1週間たとうかっちゅうとこですが、いまだに、ひきずるもんあります。身につまされるもん感じます。コワイっす。

TiM3さんやぺろんぱさんみたいに説得力ある、しかも魅力的な表現はなぁんもできん自分ですが(トホホ)、1つだけこまいこと言うなら、

深津絵里のケーキ食べるシーンはリアルやったぁ。女の人は皆ガッテンすると思います。

ほなまたです。


投稿: ビイルネン | 2010年9月17日 (金) 03時33分

ビイルネンさん、お早うございます。

なかなかの早起きさんですねぇ・・(⌒〜⌒ι)

>4年位前でしたか、新聞小説でー悪人ーを読んだとき、
>ウゥッとくるものがあったので、
>今回、がんばって初日に観に行きました。
>で、よかったです。(キッパリ)

そうなんですね。A新聞で連載し、イラストを束芋さんって方が
担当してはったそうで。
生まれて初めて「A新聞ってエエなぁ」と思いました(←そこだけでかよ)

>観てからそろそろ1週間たとうかっちゅうとこですが、いまだに、
>ひきずるもんあります。身につまされるもん感じます。コワイっす。

有名俳優さんで固めてる「豪華さ」の半面、
作品世界がどうにも「孤独感」で覆われてるんですよね。

深津さんと言うと、どうにも「しなやかでそつない女優さんやなぁ」
って印象が常にあったんですが、
今回はホンマに好きになってしまいました(照)

長崎から通おうかなぁ ・・って何処に住んどんじゃい、俺!

>TiM3さんやぺろんぱさんみたいに説得力ある、
>しかも魅力的な表現はなぁんもできん自分ですが(トホホ)

「語ること」が安っぽい時もあるんやなぁ・・ とレビューを
アップしつつ思いました。。
ビイルネンさんが何かを感じ取られたのなら、
それだけで、ワタシにもビイルネンさんにも違いはないと思います(キッパリ) ←あっ、まね? な〜んてね☆

>深津絵里のケーキ食べるシーンはリアルやったぁ。
>女の人は皆ガッテンすると思います。

その直後の「ふすまの向こうの部屋」をふと眺める感じも
リアルで良かったですよね。

こんな女性が見つけられるのなら・・「出会い系」も
棄てたもんじゃないな、と思います ←っておいおい!

投稿: TiM3(管理人) | 2010年9月17日 (金) 07時39分

お出かけ先での映画鑑賞♪楽しいですよね。

さて、この映画に関しては私はあまり興味はなかったのですが、二回につづくTiM3さんの言葉を読んでいると....やっぱり観にいこうかなぁと変わってきました。

映画自体のなかで観客任せで色々自分で考えられる点があるなんて!楽しそうですね。そのあとで、原作、脚本で新たな驚きができそうです。

時間が取れたら観にいこうと思います。
ありがとうございました。

投稿: west32 | 2010年9月19日 (日) 08時53分

westさん、ばんはです。

返信が遅くなってしまい、恐縮です。

折角の連休でしたが・・1作も鑑賞出来ませんでした(×_×)
観たのは『ハンチョウ』なる刑事ドラマ・・の最終回のみ(=^_^=)

結構面白いと聞いてて、ラスト1話だけ(クルマで移動しつつ)乱れた
ナビの画面で観ましたが・・
『特捜最前線』以来の大滝秀治さんが某重要キャラで出たはって、

「う、このしと・・俺よりよほどお元気かも・・」
とちょっと愕然としてしまいました(⌒〜⌒ι)

>お出かけ先での映画鑑賞♪楽しいですよね。

「ちゃんと仕事した上で、夜の時間で観てる」んですが、
その辺り、ご覧になられる方々に誤解を与えなければ良いんですが。。

>二回につづくTiM3さんの言葉を読んでいると....やっぱり
>観にいこうかなぁと変わってきました。

何だかイイんですよね。
泣けるわけじゃないけど、共感出来ると言うか・・
深津さんには心の中で「泣かないで!」と応援しっぱなしでした(照)

>映画自体のなかで観客任せで色々自分で考えられる点があるなんて!
>楽しそうですね。
>そのあとで、原作、脚本で新たな驚きができそうです。

原作小説に出て来る、重要キャラがカットされてるようです。
その辺り、比べると面白いかも知れませんね。
私的には「分厚過ぎず、薄過ぎず」のちょうど良い演出でした。

>時間が取れたら観にいこうと思います。
>ありがとうございました。

よろしかったら・・ 久々におススメしたい1作です。

投稿: TiM3(管理人) | 2010年9月21日 (火) 01時07分

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