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2010年8月31日 (火)

☆『刑事コロンボ/2つの顔(1973)』☆

31日(火曜)の夜。

時間が許せば、仕事が終わってから“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へ向かい、某邦画を観ようかな・・ と考えたが、、
上映開始時間が18時(←早過ぎ)、20時40分(←遅過ぎ)となかなか今夜のワタシの都合に合致せず、ヤメにした(×_×)

帰宅しながら思い出したのは「あ、そう言や今週は衛星第2で“刑事コロンボ”が連夜放送されるんや!」ってこと。
そんな訳で、久々にコロちゃんを自室で大人しく観ることに決めた次第。

今夜の放送はシーズン2(1972-73)のラストを飾る、エピソード17『刑事コロンボ/2つの顔』である。
ストーリーを全く知らぬ本エピソードだったが、鑑賞を決意させたのは・・犯人役を、あのマーティン・ランドー氏が好演してるってことを知ったからでもあった。

ドラマ版『スパイ大作戦』で中心的役割の初期メンバー(ローラン・ハンド役)を演じたり、ヒッチコック印のサスペンス『北北西に進路をとれ(1959)』でニヒルなワルを演じたりされた実力派である。

今回は“大富豪急死事件”において、仲の悪い一卵性双生児役(1人2役)を演じ分けてはった☆

「スーツ姿をビシッと決めてる、冷静&横柄な兄=ノーマン」と「カジュアルないでたちで、陽気&気分屋な弟=デクスター」のキャラを自然に演じてる巧さはなかなか!

当時の特撮レベル故に、2人が同一の画面内に登場する“合成カット”がほんの数シーンでしか拝めなかったのは残念だが・・案外“薄味”でもあった推理劇そのものに、良いインパクト&魅力を与えてくれていたのも事実。

このエピソードも「第2の殺人」が起こるかどうか辺りから・・ちょっと展開の粗っぽくなってしまってた印象は否めなかったかな。
最後、双子の前にコロンボ(ピーター・フォーク)が姿を現す時点で、後はもう手早く“解決篇”が描かれるのみなんだが・・もう1ツや2ツは、観客を焦らすような展開(=^_^=)の欲しかった気もする。

〜 こんなセリフもありました 〜

デクスター「驚いた・・あなた、才能がお有りですよ」
     「あなたは、面白い方ですな」
     「あんたのハナシを聞いてると・・とりとめなくってイライラして来るなぁ」
     「妙な“ほのめかし”はやめて、ズバリ訊いたらどうだ?!」

ノーマン「おじを殺すより、公金を横領する方が、よほど簡単でしょうな」

犯人「ハンドミキサーの使い道はそれだけじゃない。
   今のあなたにとって“いい刺激”になると思いますよ」

リサ「誰かと愛し合う時には、歳(の差)なんて関係ないでしょう?」
  「あなたと話してると・・ヤな感じなのよ」

コロンボ「刑事(デカ)は扁平足にあらず、です」
    「あたしは“動機中心主義”でしてね」
    「あなたは有力な容疑者とは言えませんなぁ・・じゃ、お邪魔様」
    「あたしにだって感情はあります」
    「こいつはどうも・・クッキーは大好物です」
    「TVが消えたとき、部屋の灯りも消えました?」
    「良い※※たちが、大変に悪いことをしたんです」

TVドラマ内のセリフ“行動を開始すべき時が来たんだ・・それは今だ”
          “もう誰にも、どうにも出来ないよ”

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☆ついに姿を現した“木造”五重塔!!☆

28日(土曜)。
前日辺りからモヤモヤと・・「この週末は、久々に寳塔を眺めに行くんじゃ~い!」と言う気分が高まって来ていた。

狙ってるのは、奈良の“霊山(りょうせん)寺”と京都の“海住山(かいじゅうせん)寺”である。
(しばらくはとてもムリだが)あともう1ヶ所・・秋までには行っときたいのが、奈良のやや奥にある“室生(むろう)寺”だったりする。

これらのお寺の共通点は「ここしばらく、境内にある寳塔(=木造塔)の初層(=1階)が開放されている」ってことだ。

ワタシのささやかな趣味・・と言おうか、半ばライフワーク(?)の1ツが「全国の木造塔を総て巡る」・・ってことなんだが、どうにも最近(ここ数年ほど、、)は、かなり訪問のペースが落ちて来ており情けない(×_×)

今にして思うに「大阪勤務時代のうちに、もっとガンガン回っとけば良かったのぅ」ってことなのだ。

今となっては・・正直、土日を使うにせよ「帰阪に併せて滋賀〜岐阜方面まで足を(タイヤを)伸ばす」ってのは時間的&体力的にちょいとしんど過ぎる。。

前夜(金曜)は、仕事帰りに“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”に行ったのみならず、その帰路に市内の某居酒屋さんに久々に立ち寄り、そこで少し飲んだのが影響したか・・(楽しかったですけどね)

目覚めてはまた寝て・・を繰り返し、マトモに起きられたのは朝の10時ごろだった。

頭の中のプランでは「早朝5時に起床⇒掃除、洗濯やらをスピーディーにこなし、9時過ぎの出発で帰阪開始⇒2ヶ所の寺を巡り、16時ぐらいに実家に到着し寛ぐ」ってことになってたが・・実際には全然そう巧くは運ばず、

「10時ごろ、暑さにバテバテになりつつようやく起床⇒ダラダラと掃除、洗濯やらをイヤイヤこなし(=^_^=)ようやく出発準備の整ったのが14時過ぎ」ってことになった(×_×)

・・ダメじゃん。

クルマに荷物を積み込んだりしてると・・おお、14時半を過ぎてしまったぞなもし。。

アクセルを“踏み込み続け気味”に走れば、高松市内⇒枚方市(大阪)まで2時間半を切る時間で戻れるが、最近は余りムリせず3時間近くかけて走ることとしている(・ω・)

ま、そんなワケで今日は「出発時刻から考えても、奈良とか京都とかの寺にはとても行けんのぅ」と気付いた次第。

「う〜ん・・どうしよう。香川県か徳島県の、あの(寳塔のある)お寺に行ってみようか・・?」とアタマの中で幾つもの寺の「塔の形状」や「境内の情景」がよみがえっては消え。

・・そんな中、ふと思い出したのが「そや。高松市内初の“あの塔”に、しばらく行ってへんなァ」ってこと。

で、思い付いて向かったのが、高松市・仏生山(ぶっしょうざん)町にある“法然(ほうねん)寺”だった。

ここは昨年末「五重塔再建計画がある」と耳にし、ケチなフトコロから(=^_^=)「化粧瓦1枚(=1諭吉)」ぽっちを“捻り出し、寄進した思い出”も懐かしいお寺だ。

前は工事幕(?)でもって、高い部分まで(全体が)すっぽり覆われてたが・・今回は、幕は下層部に低く張られてるのみであり、その中心に未塗装の木材の質感も艶やかに、五重塔がその姿を現してたのだった!!

来年3月下旬にいよいよ「落慶法要」の執り行われる予定だそうだが、もう既に、こんなに生き生きと屹立する塔の姿を拝見出来ようとは!!

と言うか、頂(いただき)にそびえる“相輪”のキンキラキンのピカり具合が半端じゃないし!!

これは眼福だった♪ って言うか、これからは長い時間かけて“善通寺”や“志度寺”に塔を眺めに行かずとも、こんなに近くで至福にひたることが出来るのだ(あの2塔も好きだけどネ)。

「・・こんなに嬉しいことはない」と呟きたくもなるってもんだ(・ω・)

と、ここで寄進状況が報告されてますね。

もうちっと金銭的な余裕が出来たら「飛櫓垂木」「地垂木」をそれぞれ1本ずつ行ったろうかなァ〜。

社務所で申し込んだ瞬間、住職が飛び出して来たり、職員がわらわらと出て来て平伏したりしてくれたら、少しは気分もイイだろうになァ〜(←まだそんな“煩悩にまみれたこと”を考えとるか(=^_^=))

29日(日曜)の夕刻。
奈良在住の兄宅に届け物をするついでがあり「大東鶴見インター(近畿道)⇒中町インター(第2阪奈道)」をバビュ〜ンと飛ばし気味に“霊山寺”へと向かった。

大した距離感も、走り応えもない割に、計1350円もETCで料金を取られてしまい唇がワナワナと震えもしたが(⌒〜⌒ι)・・更にショックだったのは、寺務所のおじさんの仰った「三重塔? 先月から改修工事に入ってるから、今は幕で覆われてて何にも見えんよ」なる現状(×_×)
因みに、完成は来年3月ごろの予定だそうだ。。

ってことで、やっぱし「行ける塔には、行ける時に参っとけ!!」と自らの心を叱咤したワタシだった。

そう言う訳で、今度は(解体修理の始まる)今秋までに、何が何でも“薬師寺・東塔”を観に行かねばなるまい!!
と決意するのだった。

(薬師寺・東塔は、今のウチに眺めとかないと、工期に突入し・・今後10年間は拝もうにも拝めません!)

追記1:“室生寺・五重塔”の初層開扉は9月11日〜26日の期間に限られるので要注意!

追記2:全く本記事とは関係ないが・・先週末、イヤホンをズボンのポケットに入れたまま洗濯しちゃって、1週間ぶりに実家でそいつと対面したんだが・・流石はメイド・イン・ジャパンと言おうか・・! 左右共にサウンドを再生してくれて“完全復活”って感じで!

・・ってパッケージを改めて確認したら・・んん〜? 「MADE IN INDONESIA」と記されてるじゃん。。

・・流石はメイド・イン・インドネシアや!(早速、前言撤回かい!)

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2010年8月28日 (土)

☆『きな子/見習い警察犬の物語』☆

27日(金曜)の夜。

「今週も、まぁ平穏に終わりましたかね。お疲れ様でしたね」と自らに言い聞かせつつ・・仕事後“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと向かった。
いよいよ“この夏の、本格的な終わりを告げる、劇場鑑賞作”とも言える1本『きな子/見習い警察犬の物語』を楽しんで来た次第だ。

コレを観たくなった最大の理由は・・やはり「香川県が舞台となってる」ってこと。
正直、メインキャラである“きな子”と言う犬そのものに、さほどヴィジュアル的なインパクトとか魅力を覚えたワケじゃなく、また“警察犬の訓練所”と言う特異な(?)ロケーション&設定に対し興味津々だったワケでもなかった・・(・ω・)

そう言う意味では、心の何処かで「ちょっと気が重いなぁ」と薄ら感じてたのはあったかも知んない(⌒〜⌒ι)

警察犬の名訓練士だった父=遼一(遠藤憲一)の姿に憧れながら育った主人公=望月杏子(きょうこ)(夏帆)は、香川県三豊市の海を見下ろす山腹(?)に位置する「番場警察犬訓練所」で“朝5時半起床〜夜0時就寝”のスケジュールで日夜頑張り始めた「見習い訓練士」だった。

彼女は所長=番場(寺脇康文)の一家に“あんこ(杏子)”と呼ばれつつ、時をほぼ同じくして訓練所に引き取られた「きなこ色の病弱な小犬」に目をかけていた。

その体色から、杏子に“きな子”と名付けられた小犬は、周囲の「こないに病弱では、警察犬の素質があるとは言えない。早く誰か引き取り手を見つけなくては」なる意見を振り切る杏子のガッツによって、めでたく彼女のパートナー犬となる。

先輩訓練士である田代渉(山本裕典)の、ぶっきらぼうだが温かいアドバイスを吸収しつつ、ぼちぼちとスキルを上げて行くきな子&杏子。
番場の末娘=新奈(にいな)には「“きなことあんこ”漫才コンビみたいやな」とからかわれつつ・・

・・2年目の春。

警察犬の訓練大会の日がやって来た。
急きょ「とある事情」により出場できなくなった渉に代わり、きな子を伴い大会に出た杏子は「散々な結果」に打ちのめされる。

数ヵ月後に迫る警察犬の試験にきな子を合格させるため、杏子は猛特訓を開始する・・
(因みに、4回の臭気選別(テスト)で3回合格しなければ、決して警察犬にはなれない)

いよいよ・・警察犬としてのきな子の“資質”が、そして訓練士としての杏子の“資質”が試される時が来たのだ・・

いやぁ・・やられましたワ(⌒〜⌒ι)

“子供と動物には勝てないネ”と言うのが、かの武田鉄矢の名言にもあったが(=^_^=)・・本作の場合、恐ろしいまでの吸引力を発揮してたのが、番場所長を演じた寺脇康文さんと、その娘を演じた、子役の大野百花ちゃん。

正直「きな子と言う犬」「杏子を演じた夏帆と言う女優」には、さほど心を震わされることはなかった。確かに両者とも「そつなく」ダメダメ&必死な言動を演じてはくれてるんだが、その一線を越えてまでワタシのハートを鷲掴みにしてくれたワケじゃなかった。

だがしかし! 「番場所長と言うキャラ」「新奈と言うキャラ」の造型は、あの2人でなければ最大限に具現化出来なかったんじゃないかな、と。

寺脇のアニキって言えば、ドラマ『悪魔のKISS(1993)(←常盤貴子さんのおっぱいを揉んではったような、、)』『心療内科医・涼子(1997)』『サービス(1998)』でしか拝見したことがなく、邦画に至っては『模倣犯(2002)』『相棒/劇場版〜絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン〜(2008)』『キラー・ヴァージンロード(2009)』程度しか観てないんだが・・

今回初めて「この人は・・もの凄いな・・!」とその存在感に圧倒された!

こんな感覚は・・ハッキリ記憶してる限りでは『OUT(2002)』を観た際、香川照之氏に対し覚えて以来だろうか。

基本的に「一見屈折したおっちゃん(大兄さん)」なんだが・・それ故、たまに効果的に魅せる「寡黙な態度」「見つめる表情」が生きて来るのだ。

本心をグッとこらえながら、やっぱり“イヤごと(嫌味)”をバンバン放って来る辺りには、後半辺りからウルウルとさせられっぱなしだった(⌒〜⌒ι) ←股間が、じゃないっスよ!

まさに! 本作における寺脇さんは「水を得た魚」であり・・「この作品は、彼の俳優人生の中で、かなり“重要な位置付け”となるんじゃないか?!」とまで直感してしまったワタシだった。

・・って、もしならなかったらスンマセン(⌒〜⌒ι)

とにかく「理想の役柄」に出会って、真価を発揮しまくってたように、このワタシには!

そう言うことで、番場父娘にまんまとボロボロ泣かされてしまった、このアラフォーなおっさんなのだった(照)

いつかその内“子役と寺脇には勝てないネ”・・と、かの武田鉄矢をして言わせしむる日が来るのかも知んない(爆笑)

〜 こんなトコもありますた 〜

♦最近、最も良く見かける女の子が「“イオンチアーズクラブ”の山平桃子ちゃん」だったりする(・ω・) って、あの子の親父さんと同い年ぐらいだったりするんやろか、わし・・(×_×)
♦「番場警察犬訓練所」から歩いて帰る(山を下りる)のって、ムチャクチャ時間がかかりそうに思う。。
♦終盤は「如何にもイベントを置きに行ってますなァ」って印象があった。だが、冒頭で「そっくりなシチュエーション」を既に1ツ置いてもおり、ここはきっと“脚本家の狙い通り”なんだろう。
♦「うどん屋のドラマ」をもう1回、ラストにでも描いて欲しかった。あそこは残念。
♦「紫雲出山(しうでやま)」「鳥坂(とっさか)峠」(共に三豊市)って、そんなにオッソロしい山なんやろか、、(⌒〜⌒ι)
♦前半の映像に『クイール(2004)』、終盤の展開に『マリと小犬の物語(2007)』の雰囲気をそれぞれ感じた。
♦そう言や、きな子もクイールも、同じ“ラブラドール・レトリバー(犬種)”なんですね。流石に“小犬時代”はやたらと可愛い!
♦獣医役であの蛭子能収さんが! 何か怒ったらメチャメチャ怖そう・・(⌒〜⌒ι)
♦放送局に、何気に板東英二!!
♦きな子は“香川のアイドル”と呼ばれてた! 「詫間駅」の1日駅長に! 「丸亀郵便局」で切手も発売されとるし!

〜 こんなセリフもありますた 〜

番場「まずは“犬のクソ”に慣れるこっちゃ」
  「今日は“クソ”どうやった?」 ←食事中に放つのがポイント☆
  「ホンマ“クソ”は大事やけんのぅ」
  「勝手にやったら、どうですかぁ〜?」
  「訓練所の看板にドロ塗んなよ」
  「お前、ダメやったんは“きな子のせい”思ぅとんのか?
   ・・未熟なんは、お前やないんかい?!」
  「“冷やかけ”・・早よせぇ、ハラ減っとんのや!」
  「・・喰えたもんやないな・・“冷やかけ”お代わりや」
  「今度はもっと美味いもん喰わせぇよ・・また来るで!」
  「エルフが初めから立派な警察犬やった、とでも思ぅとるんか?」
  「一番きな子を分かってなあかんのは、お前やないんか?!」
  「お前・・“訓練士の仕事”何やと思ぅとんねん!」
  「お前が“きな子を警察犬にします”言うたんちゃうんか?」
  「頼み? カネなら、ないですよぉ〜」
  「初めから立派な警察犬も、立派な訓練士も、おらんのと違うか?」
  「何が“キャ〜!”や。見つけたら見つけたで、
   すぐ連絡せんかい、アホ!」

杏子「頑張って、出すんで〜」
  「私の夢に、勝手に巻込んでしもたな・・ごめんな」

渉「訓練言うより、遊んでますよ」

新奈「仕事は半人前やのに、食欲は100人前や」
  「ガキやあるまいし、こんなん恥ずかしいわ」 ←ここもネタっす!
  「ホンマ“感度バッチリ”のエエ鼻しとるのぅ」
  「“バカは風邪引かん”言うからな」
  「早(はよ)ぅ言って練習し。また大恥かくで」
  「兄ちゃん・・それ“恋”やで
  「今日も雨か・・コレでどや」 ←デカいてるてる坊主に吊るし変え(=^_^=)
  「あんたらに※※られるとは・・うちも落ちたもんや」

園子「カギ、置いて行き。“イヤなったらすぐ帰れる”思(おも)たら、大間違いやで」
  「うちはあんたに“タダ飯”喰わしとる余裕はないで」
  「またどうせ、逃げ帰って来るやろから、部屋はそのままにしとくけどな」

遼一“夢をあきらめるな”
  「いいか? どんな時も、お前だけはそいつ(=パートナー犬)を信じるんやで」

※「田代の味、変わったな」
 「“普通”をバカにしたら、いけんよ」

追記1:ラストで「2010年。きな子は警察犬を目指し、今も訓練中です。」と表示されるが、アレって・・
「まだ合格しとらん」ちぅことかい!!(⌒〜⌒ι)
追記2:『ターミネーター2(1991)』では「一般的な、クルマのキーの隠し場所(車内篇)」が紹介されてたが(=^_^=)、本作では「一般的な、ヘソクリの隠し場所(自宅篇)」が紹介されてた(=^_^=)

※きな子のブログ、こちらにあります。

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2010年8月26日 (木)

☆『特攻野郎Aチーム/The Movie』☆

25日(水曜)の夜。
夏休みも終わりに近付いたってことで(←ねぇだろ、そんな期間)「夏らしいこともナニ1ツ出来てないし、夏らしい“スカッと爽やかなおハリウッド大作”も、ちっとも観れてないなァ」・・と漠然と思ったワタシは、そそくさと夕食を済ませ、ナイトドライヴとしゃれ込みながら“ワーナー・マイカル・シネマズ綾川”へと向かったのだった(因みにレイトショー)。

遂に鑑賞を決意したのは、この夏最大の期待作(=^_^=)『特攻野郎Aチーム/The Movie』であった!!!!!!!!!!(←『マッハ!!!!!!!!(2003)』や『舞妓Haaaan!!!(2007)』じゃあるまいし、そないに“!”を並べんでもよろしいがな(=^_^=))

期待値こそ高めてたが・・該当するシアター(9番)に足を踏み入れたワタシは・・その小規模さにちょいとショックを受けたりもした。。
入り(=入場率)もそんなに良くなかったし。。「高松市内のシネコン」では決して観れぬ新作なのにぃ・・

「メキシコの何処か」を拠点に、米軍にちょっかいを出し続ける独裁者=トゥコ将軍を懲らしめる(?)ため、元レンジャー部隊長であるハンニバル・スミス大佐(リーアム・ニーソン)は単身一味のアジトに乗り込む・・もたちまち捕まってしまう。

が、それは彼の作戦だった!

現地で出会ったボスコ・バラカス(元)伍長、マードック大尉(シャールト・コプリー)と共に、成り行きで“アルファ・チーム(=Aチーム)”を結成したハンニバルは「メキシコの別な場所」で先にとっ捕まり“火刑寸前”だったフェイスマン・ペック中尉(ブラッドリー・クーパー)を鮮やかに救出し、トゥコ将軍を叩くことに成功。

その後、8年間に渡り“Aチーム”は80の作戦に成功し“伝説のチーム”と呼ばれるほどになっていた。

そんな中、イラク・バグダッドにて“フセインの残党”が「米ドル札の原版」を隠し持ち、それを用いて30億ドルもの大金を「刷りまくってる」事実を知ったハンニバルは、旧友でもあるモリソン将軍の(当初)引き止めるのも聞かず、3人を伴いバグダッド入りする。

鮮やかな作戦行動により、原版の奪取に成功した“Aチーム”だったが・・突如、謎の妨害に遭い・・モリソン将軍は死亡、原版は何者かに持ち去られ・・4人は名誉も軍歴も奪われバラバラに収監されてしまう(軍は「不名誉除隊」扱い)。

彼らをハメた黒幕は一体何者なのか? そして“Aチーム”の再結成は有り得るのか?

「半年もの間、獄中で沈黙を守り続ける」ハンニバルに、極秘で面会にやって来たCIAのリンチ捜査官(パトリック・ウィルソン)だったが・・

ホンマに目まぐるしい展開で、、“Aチーム”誕生の瞬間からその後の華々しい活躍までを「8年後」「半年後」みたいな字幕1ツ(=^_^=)でポンと片付けつつ、どんどん年月を経過させてく「勢い&流れ」がまずスゴい!!

それに加え“Aチーム”の周囲を固める、助演キャラ群もそれぞれに個性的かつ独自の“鬱陶しさ”をまとってて面白い(=^_^=)

チームの4人それぞれは「ワンマン」「粗暴」「女たらし」「狂人(おい)」と個性を際立たせてるんだが・・リンチ捜査官やらパイク隊長(“ブラック・フォレスト隊”のボス)やらのキャラ造型が、主人公ら以上にクセモノでスゴかった(=^_^=)

中盤以降では「リンチ組」「パイク組」「キャリサ・ソーサ大尉(一時的に中尉に降格さる)(演:ジェシカ・ビール)組」・・と劇中で“4ツ巴”とも言えるグループによる「情報戦&銃撃戦」が展開されたりして、だんだん観ててややこしくなって来たりもするが・・まぁ、あんまし深く考えて観るタイプのムービーでもないんかな? と力を抜いて観ることに決めた(=^_^=)

「ドラマ版により“既に構築され切ってる”作品世界」を駆け足気味に突っ走ってく展開は『スター・トレック(2009)』を彷彿とさせてもくれたり(・ω・)

常に動き回ってる4人だったのもあり・・「緩急巧みな構成」って点では大失敗(=^_^=)だったとも評せるが「観客を騙したろかいな」ってな“邪念”が全く感じられず(爆笑)「薄く&軽く」アクションの連鎖&蓄積をただただ楽しめる展開は「ある意味、割り切ってて」良かった。

これからもこの手の「ダイジェスト版+現代的解釈」な“お手軽リメイク作”がバンバン造られそうな・・そんな期待&不安を全身で感じてしまったワタシである(=^_^=)

そろそろ『冒※野郎マ※ガイバ※』とか『超音※攻撃※リ/エア※ウ※フ』とか辺りか?

〜 こんなトコも 〜

♦前述の『スタトレ』でもあったし『インセプション』もそうだったが・・近年のハリウッドって「落下シーンの演出&時間」にこだわるのが流行ってるんやろか?
♦いったん※※(による退場)で観客を欺いたキャラが再び※※で退場するのって、脚本家的にアタマが悪いように思う(☉д☉) もう信じらんないもん。
♦同じ名前で年齢の違うキャラが2人登場したが・・アレは「子を助けに来た親」なんだろうか? ちょっと『オーシャンズ(2001)(2005)(2007)』シリーズのライナス(演:マット・デイモン)のご両親を思い出してしまった(=^_^=)
♦コンテナが派手に崩れまくるシーンは、流石に「やり過ぎ」ではないか、と。
♦「港湾地区+リーアム兄さん」ってな印象から、つい『ダーティ・ハリー5(1988)』を思い出してしまふ。。
♦左の拳頭に「PITY(気の毒な)」、右の拳頭に「FOOL(アホ)」とタトゥーの入ってるのが、あのしと。。
♦“アメリカーノ・グリンゴ”は「よそ者のアメ公」みたいな“あざけり”の含まれる呼称のようで。
♦「アルファ、マイク、フォックストロット」が「アディオス、マザー・ファ・・(あばよ、このク※野郎)」を意味するそうだ(⌒〜⌒ι)
♦“稲妻縫い”って縫合術(?)は、医学的にどうなんやろ? 臨床では一般的?
♦「ジョン・ホプキンス大学」の医学部ってば、世界最高峰らしい!
♦ドイツ・マンハイムの精神病棟(?)で上映されてた3D作品のタイトル『超大脱走』ってのが最高にふざけてる(=^_^=)
♦ロッキード社の輸送機「C-130ハーキュリーズ」が大活躍! 天下のメルツェデスを圧倒(=^_^=)
♦「タプナード」って美味しいの?
♦「牽制・陽動・分断」・・観客の耳に、何とも心地良く“軍事哲学”のように響いたでしかし(⌒〜⌒ι)
♦チームのメンバー各位の戦闘スキルが(異常に)高かったため「結果オーライ」で巧く運んだモノの、、ハンニバルは部下の生命を危険にさらし過ぎてる気もした。ひょっとしたら「リーダーとしての資質」を著しく欠いてるのかも知れんゾ(・ω・)
♦でも、こんなしとが上官だったら、地獄にでもついて行きたくなるかも。なんか「殺人も窃盗も密入国も誘拐も、みんなみんな黙認してくれそう」やし(こらこら)
♦結局は「敵国家を叩く」と言うより「自国内でのゴタゴタの物語」だった。ある意味、とっても平和なハナシだったんかも。一切、真相は報道されないんやろなぁ・・この手のハナシとなると。
♦いきなり「流暢なスワヒリ語」を話し出すアイツ! やっぱし“天才とアレは紙一重”なのですネ(×_×)
♦“ドンパチ系”のムービーで、よもや「ガンジー語録」を聞かされることになろうとは・・(苦笑)
♦かつてドラマ版でチラ観した「バラカスをぶん殴って気絶させ、肩に担いで飛行機に乗り込むハンニバル」ってな“豪快な絵”を再現して欲しかったなァ・・
♦リンチ役のパトウィルってば、やっぱし「ケヴィン・コスナー入ってます系」だった。一方、パイクを演じたブライアン・ブルームって男優さんは「ビル・マーレィとレイ・リオッタを合体させ(=^_^=)、オーラを吸い取った系(=^_^=)」ってご尊顔だった(ファンの方、スンマセン)。
♦パイク隊長が大活躍する銃撃戦のシーンは、ちょっこし『ザ・バンク/堕ちた巨像(2009)』のアクションを想起させる、なかなかの凄まじさだった!
♦某人質がアッタマぶち抜かれる場面は・・どう考えても「飛び散ったのが※※※※※」には見えンかったな、、
♦全体的にオリジナル版(ドラマ版)ほど「ノーテンキ」な風でもなかったな。。ま、イイけど。

〜 こんなセリフもありました 〜

ハンニバル「私は偶然を信じない。偶然としか思えない出来事も、必然なのだ
     「お前に作戦などないだろ? 作戦を立てるのは、この私の仕事だ」
     「作戦で大事なのは・・“敵の1歩先を行き、決して逃げないこと”だ」
     「ここは既に“我が国の領空”なんだがな」
     「君らCIAが信用されないのは・・本名を名乗らないからだ」
     「年老いたと? 若い頃の10倍は強いさ。スピードも倍だ」
     「君ら“ブラック・フォレスト隊”は、違法工作で忙しいと聞いてね」
     「カネでガッツは買えん。脳味噌もな。お前たちには、そのどちらもが欠けてる」
     「生命は奪えても・・自由は奪えんぞ」
     「チャンスは一瞬だ」
     「タイミングが命だ」
     「タイミングが総てだ」
     「敵にはお引き取り願え。取りこぼしは私が始末する」
     「大丈夫だ(I do.)」
     「イイぞ(Beautiful.)」
     「カネと幸せは別さ
     「作戦は、奇を以て良しとすべし
     「任務は、まだ終わってはおらん」
     「この判決は・・不当だ」
     「情報集めは、時間次第さ。1分でそこそこ、1時間でかなり。
      半年もあれば・・誰にも負けない」
     「違法行為は、あんたらCIAの“18番(オハコ)”だろ?」
     「高度6千メートルでだって、息は出来るよな?」
     「作戦は至ってシンプルだ。“ヤツらを列車に乗せるな”」
     「真犯人を予期すべきだった・・最初から」
     「仲間を裏切るぐらいなら、殺される方がいい」
     「我々は正しいことをしたのだ。胸を張れ
     「どんな“絶望的な状況”にあろうと“起死回生の策”は必ずある

フェイス「何だ、今のパンチ? 蚊でも刺したか?」
    「2度とあんたを疑わない!」
    「バラカスが(コンテナの中で)怒りまくってるぜ。さっきの作戦よかコワい」
    「あんたの作戦の、ここがヤバい」
    「同じ気持ちの者が、あと2人います」
    「俺がマジだと知って、怖くなって逃げたのは君の方だろ?」
    「言い忘れてた・・奇麗だよ」

バラカス「大隊(レンジャー)の悪口を言ったら、ぶっ殺す」
    「あんた・・眼がイッてるぜ」
    「飛行機だけは勘弁な・・例え紙飛行機でも」
    「頼む・・“飛ばない”って言ってくれ」
    「“自分を空爆して貰え”って言っとけ
    「こいつが操縦するんなら、俺は自首する」

マードック「このヘリ、防弾だもんね」
     「空中戦なら、負けない」
     「熱追尾ミサイルのかわし方を教えよう」
     「ヘリのドアを閉めろ。幾ら君らが“空挺”でも、余りに非常識だ」
     「火薬で料理って最高! “ナパーム焼き”でござい」
     「また味わいたいもんだよ・・“臨死体験”ってヤツを」
     「機長からご搭乗の皆様にお知らせ致します。右の窓をご覧下さい。
      右のエンジンが派手に火を吹いておりまぁす」

モリソン「司令部で“防弾チョッキ着用”とはな」

※「バカなアメ公だぜ・・たった1人で救出に来やがるとは」
 「撃針がねぇや、この銃」
 「この次は、計画的にな」
 「暗号ミスでしょうか? “C-130破壊後、戦車で逃げる連中を空中で撃墜した”と」
 「“先手必勝”・・軍人なら当然だろ?」

リンチ「相手がDOD(国防総省)だろうがGOD(神)だろうが構わん。さっさとやれ」
   「リアルな“コール・オヴ・デューティ”だな」
   「我々は武器を持ってる。身体検査など無用だ」

パイク「走らせやがって・・俺も鈍ったもんだ」
   「そのサプレッサー(消音器)は逆回しだ。良くそれで今日まで生きて来られたな
   「こっちを向いて笑って。ほら、光りますよ」

キャリサ「あんた、ツイてるわね。でなきゃとっくに殺してる」
    「あんたを監禁出来たら、世界は平和でしょうね」

黒幕「俺の“ムエタイ”の味はどうだ?」

トゥコ「よりによって、この俺の女房とヤりやがって!」
フェイス「“お前が大嫌い”って点で意見が一致し、
     すっかり燃え上がっちまったもんでね」

バラカス「見ず知らずの俺をホントに撃ちやがって!」
ハンニバル「すぐに治る。傷口を押さえとけ」

ハンニバル「運転は出来るか?」
バラカス「誰にも負けません」

ハンニバル「どうだ? 今日も快調か?」
フェイス「・・んなワケない」

フェイス「半年のムショ暮らしで改心は?」
ハンニバル「それはないな」

バラカス「やっと手に入れた愛車を、ここに置いて行けと?」
ハンニバル「後で取りに来れば問題なかろう?」 ←ムリ!(=^_^=)

バラカス「俺の愛車がぁ!」
マードック「仕方ないさ。あそこは障害者専用のスペースで、駐車禁止だから」

キャリサ「他にどんなハナシをしろと?」
フェイス「スティーリー・ダンのCDのこととか。
     何時間も寝室にこもりっきりで聴いたろ? もしかして覚えてない?」

マードック「何だ、この計画書・・完全にイカレてる」
フェイス「イカれてるどころじゃない・・完璧だ!」

バラカス「俺には・・殺せない」
パイク「違うだろ。俺が今からお前を殺すんだよ」

バラカス「爆薬の量、多くないか?」
ハンニバル「足りないより、余る方がいい

ガンジー“暴力で得た勝利は、敗北にも等しい”

黒幕「ケプラーのベスト(着用)か。
   だが、そのアタマに(弾丸を)ぶち込まれたらどうだ?」
ハンニバル「このアタマも“ケプラー製”かもな」

フェイス「撃たれてどうだ?」
マードック「正気に戻ったよ」
バラカス「なら、もっと早く撃つべきだったな」

謎の男「私の名か? ・・私は※※※だ」
ハンニバル「・・やはりな」

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2010年8月25日 (水)

☆『COLORFUL/カラフル』☆

24日(火曜)の夜。
とある経緯から・・帰宅開始時間となったのは午後8時過ぎだった。
も少し詳しく書くと・・程よく酔ってもいたワタシ(・ω・)

そこで大人しく帰宅しときゃ、週後半を乗り切れるだけの体力も気力も温存出来ように・・またまた「寄り道したい気分」が沸いて来て、結局その後“ヘロヘロスケール(not藤田スケール):2”って状態ながら、えっちらおっちらと“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと向かい、レイトショーで『COLORFUL/カラフル』なる邦モノアニメーションを観ることに。

そもそもは「別な作品」を狙って向かった訳だが、、そちらは18:30からのが最終上映ってことで残念だった。
香川県が舞台の、例のアレなんですけどね、ええ。

「その作品名」と「アニメーションである」こと以外、一切予備知識のなかった本作。上映開始までたっぷり40分以上あったし、正直やっぱ若干疲れてるのもあったので「ロビーで待ってる内に、寝過ごしてしまうかもなァ」とか「つまんなかったら、途中で寝てしまうかもなァ」と言った「不安だけれど、そうなったらなったで、まぁ仕方ないや」的な気分が脳内で膨らんでもいたのだった(・ω・)

“死んだ筈だよな・・僕・・別にいいけど・・”

薄暗い場所で目覚めた“僕”は、以前の記憶もないままに「眼の前に広がる、前世のような場所」に立っている。
「ここは何処だ? 何かの乗り場みたいだけど?」

状況の把握出来ない、そんなボンヤリした“僕”に「おめでとうございます! あなたは抽選に当たりました!」と元気良く声をかけて来たのは、少年の姿をしたガイド役=プラプラだった。

彼のハナシによれば「“罪深い魂”の1ツである僕に、人生に再挑戦するチャンスが与えられた」とのこと。それはとてつもなく“ラッキーなソウル”であるとも。

下界になんか、もう2度と戻りたくなかった“僕”は「辞退する」と応えたが、プラプラは「“ボス”の決定は決定ですから、逆らえません」などと言う。

結局、、“僕”は気乗りもしないまま・・「クスリを大量に飲み自殺を企てた」中学3年生の少年=小林真(まこと)の肉体に、自らの魂を送り届けられることとなる。

・・って言うか、小林真ってどんなヤツなんだ?!

別な人格として目覚めた“僕”は、小林家の一員として迎えられる中で、真の人生をなぞりながら、同時に「自分が何者なのか?」を探す、奇妙な旅を体感することとなる・・

「“魂の抜けた他人の肉体”に代わりに潜り込む」的なネタ自体は、さして斬新でも独特でもなかったか。
多少、シチュエーションこそ異なるも『椿山課長の7日間(2006)』でも、序盤ではそっくりっぽいロケーション&演出があったモノだ(・ω・)

それぞれの原作者同士で、互いにどっかリンクしたはるトコがあったのかも知れんけど。
(因みに、小説『椿山課長〜』は浅田次郎作。小説『カラフル』は森絵都作)

制作が「あの日本サンライズ(←現在は「サンライズ」でした、、)」と(オープニングで)知り「メカニカル&コズミック」な世界観を連想し、妙に期待もしたんだが・・そう言う方向にストーリーが伸びる訳ではなく、至ってシンプルかつ内省的(?)なハナシではあった。。

「つまんない」「眠たい」と言うまでにポンコツな作品でこそなかったが・・「冗長」って印象は拭えなかったかと。
何度か途中で時計を確認したし。

どう言ったモノか・・ワタシが「おっさん過ぎる」のも確かに悪かった(=^_^=)んだが、物語世界の裏側に、常に「死」を中心としたマイナス的な暗いイメージが漂ってる半面、妙にジュブナイル(少年文学)のテイストを際立たせてもおり、その奇妙な世界観に「ある種の妙な気恥ずかしさ」を感じ続けたワタシだった(⌒〜⌒ι)

・・って言うか、ほろ酔いの“イイ気分”のアタマからは「自殺未遂」「家庭崩壊」みたいなワードを極力追い出したいワタシなのだが(×_×)

また、最新の“ジャパニメーション”としてだが、天下の(?)サンライズ謹製にしては「映像が粗く」「声優陣もミスキャスト気味」で、そこがまず我慢出来なかった。
第一印象的に「セル画が汚い」ので、どうにも「人物」と言うより「人物の描かれた絵」と視覚が認識してしまうのだ。せめて、もっと物語世界に没入出来るよう、美麗なアニメーションに仕上げて欲しかった。

まぁでも・・あの“オチ”は意外と・・それなりのサプライズを含んでたかな、と。

少年期になら、観ておくべき作品だったかも知んない(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

・「下界での修業」「輪廻のサイクル」みたいな用語が唐突に出て来るので「某大手宗教団体の監修したアニメーション大作だったか?!」と一瞬焦ってしまった(⌒〜⌒ι)
・宮崎あおいが声の出演をしてたことにびっくり! あのキャラのセリフ回しの“くどさ”から・・もっと早く「誰か」を連想すべきだった!
・ぶすっ娘+メガネっ娘な佐野さんに魅力を感じてしまった(照) コレじゃまるで『ハンサム☆スーツ(2008)』再び、だ(=^_^=)
・ちょっと社会人が観るにしては、甘酸っぱ過ぎる気も・・ターゲットはどの辺りの層だ?
・(主人公が)恋愛や進路に悩む・・みたいな演出は、思ったよりも薄かった。
・援助交際、不倫、イジメ、自殺、貧困・・など現代社会の抱える(ある意味、普遍的な?)「暗い要素」が満載だったりもした。『トウキョウソナタ(2008)』なんかと続けて観たら、ウツになっちゃうかも(⌒〜⌒ι)
・常に漂う「空虚」「死」「消費」のイメージが重たひ。
・「玉電(東急玉川線)の走る描写」だけは(描画面でも演出面でも)やたらと気合がこもってた! スタッフにかなりの「鉄ちゃん」がいた?
・主人公の目覚める冒頭は『ロボコップ(1987)』の誕生シーンを思い出させた(=^_^=)
・やけに多かった「登場人物の食事シーン」。その理由は後に明かされる(?)んだが。
・ワタシなどは、、もはや主人公よりも彼の父親の世代に近いんかも(×_×)
・真の描いてた油彩画がなかなかイイ感じだった☆ 手がけたのは武蔵野美大の学生さんらしい?
・油彩画がラストで「完成」するんだが・・私的にはアレは「蛇足」ぽくも見えたり、、
・「二子玉川駅」「等々力駅」「等々力渓谷」「砧線跡」などがロケーションされてた。「みなほ銀行」ってのは(流石に)実在しないと思うが(=^_^=) あ、でも「世田谷信用金庫」は実在するんやね。
・「仲間外れにされる」ことを「ハブられる」と言うそうだ! そんなん知らんぞ!(☉д☉)
・「ココアシガレット」「都こんぶ」「うまい棒」など、小道具としての駄菓子が出まくり☆
・「二子ホテル」の安っぽい看板にドキドキ。。
・教室の黒板・左脇に「LETSあいさつ 17日から」と貼ってあった。16日まではエエんかい?

〜 こんなセリフも 〜

僕“どういうヤツなんだ、コイツは”
 「人間は、色んな色を持っててイイんだ」

プラプラ「考えるより、まずは行動です」
    「先入観なんて、ない方がイイんだよ」
    「まずは“自分で感じること”なんだ」
    「俺に何か、訊いときたいこと、あるんじゃないの?」
    「前世を思い出すのも修業の1ツ」
    「俺が天使? そんなこと、ひと言も言ってないぜ?」
    「生きてりゃ、楽しいことだってあるだろ?
     もう少し、この世界で楽しんでみたらどうだ?」
    「しなくてもイイ苦労? きっと“必要な苦労”だったんですよ」
    「カラフルでイイんです。カラフルに生きて下さい」

佐野「セミナーとか行った? ・・いつもと違うから」

ひろか「真くんなら・・“2”でイイ」
   「奇麗なモノが好きなのに、時々壊したくなるの」
   「贅沢して、長生きしたいのに・・1日おきに死にたくなるの」

早乙女「既になくなったモノでも、俺とかが思い出せば、
    ちょっとはよみがえるだろ?」
   「けど、俺は“今(の人生)”がイイな」

父「釣れるかって? 釣れる釣れないは“2の次”だ」
 「母さん・・そろそろ限界だ・・」
 「アレから・・“何が大事なのか”が良く分かったんだ」
 「分かった。このハナシはこれで終わりだ」

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☆楽しかったこと? 悲しかったこと? こんなトコですよ、はい☆

【車検が無事完了】

(車外品)マフラーの近接排気音量オーバーにより、みごと(←おい)「NG」となっちゃったマイレガシィだったが・・“マフラー交換”と言う奥の手(←何処がだ)を使って、今回こそ難なくクリア☆

しかし・・今となっては車両本体価格を上回る(☉д☉) 20萬圓に迫る総額と相成ってしまった(×_×)

コレにより“マックブックPro(15インチ液晶のノートPC)”や“ライカX1(高級デジカメ)”と言った「酔狂的購入衝動」をしばらくは封印せざるを得なくなってしまう・・

そう言えば・・マフラーの変わったことで「排気音がやたらとジェントルに」なってしまい、ホッとするやら少し寂しいやら。

(車検完了後、大阪の)実家に戻った際など「何気なく玄関を開けたワタシ」に驚く家人の姿があったり。。

コレはどうやら、今まで見受けられた「道路に面した窓ガラスがビリビリ振動する」だの「飼い犬が(ガラの悪い)低音を耳にし吠えまくる」だのと言った現象が全く起こらなかったかららしい。

ってことで、今やちと“牙を抜かれた羊”状態って感じだ(ってか、そもそも“羊に牙”って・・(=^_^=))

【神戸で飲み会に参加】

久々のメンツによる飲み会への参加が叶った。(参加された)皆さん、それぞれにお元気そうで安心した。

確か、当初は「レガシィ同好会」のノリで結成されたように記憶してるんだが・・「現行型レガシィ」に関する話題が殆ど出て来なかったり、そもそも他メーカーのクルマ(=アザーズ)に乗り換えられた方も多くなって来たような。。

宴席で一番ホットな話題をさらった(=^_^=)のが、H社の某軽自動車だったりしたのも面白い。

【イヤホンを実家に忘れ帰松】

帰りの高松道を走行中、ふと思い出した。「イヤホン、(帰りの)荷物に入れて来てたっけ?」と。
記憶を辿って行った結果・・ズボンの左ポケットに入れたまま・・どうやら洗濯機に放り込んでしまったことに思い至った(×_×)

仕方なく、帰松後ただちに最寄りの「ドンキホ※テ」に行き、新たに買い求めたワタシ。イヤホンなくしては往復の通勤時間が楽しくないのだ!

【ニコンより新型1眼デジがリリース】

デジタル製品に有りがちな“弟が兄をしのぐ!”って現象が今回も。。
ニコンから「D3100」が発表された。

本体背面の液晶画面がフリーアングルで動く点を除いては・・ワタシの所有する「D5000」の勝ってる点がパッと見当たらない(×_×)

って言うか、いずれ「D5100」のリリースされるのも、ボンヤリと見えて来て・・ソコがイヤなんだよなぁ(⌒〜⌒ι)

こちらに悲しき「比較記事」を載せておられます。。

※無断リンク、失礼します。

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2010年8月18日 (水)

☆『魔法使いの弟子』☆

17日(火曜)。
昨夜観た『キャタピラー』が、予想してた以上に“胃もたれ”を引き起こしたようで・・(⌒〜⌒ι)ちょっこし“口直し”のしたくなったワタシは、本日の帰宅後、ひと休みしてから“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと、えっちらおっちら向かったのだった。

何となく「今夏最期の、マイ“ハリウッド大作”鑑賞となるんかもなァ?」とか思いつつ、余り期待もせず観始めたら・・
期待値の低かった故か、意外と楽しく観ることが出来た・・

・・って、オレ、夏バテで感性がおかしぅなっとンやろか(=^_^=)

紀元740年のイギリス。聖杯や聖剣、魔法の存在していた伝説の時代・・
歴史の裏側では、魔法使いたちの戦いが繰り広げられていた。

大魔法使い=マーリンは3人の高弟(バルサザール、ヴェロニカ、ホルヴァート)を率い、最凶の魔女=モルガナ・ル・フェイと激闘を展開していたが・・“とある事情”により、土壇場で裏切ったマキシム・ホルヴァート(アルフレッド・モリーナ)のせいでマーリン軍は総崩れとなる。

結果的にマーリンは落命、ヴェロニカは自らの身体にモルガナを封じ込め、バルサザール・ブレイク(ニコラス・ケイジ)もまた死力を尽くし、ホルヴァートを封じ込める。
かくて1体の大きなグリムホールド(“入れ子人形”をかたどった封じの壺)の中に、モルガナ・ヴェロニカ・ホルヴァートの3人の魂が封じられ、魔法使いの歴史はここに再び、静寂を取り戻したのだった。

マーリンの「いつか復活を遂げるであろうモルガナを完全に葬るため、そなたはわしの“後継者”を探し出すのだ」なる遺言を果たすべく、1000年間もの気の遠くなるような旅を続けて来たバルサザールが、世界じゅうを巡った末に辿り着いたのは・・ニューヨークの街だった(←結局ソコかい!)。

そこでついに彼は“魔法使いの卵”に巡り会う。しかしそれは、科学&物理を溺愛する、ヘタレな20歳の大学生=デイヴ・スタットラーだった。

ジョン・タートルトーブ監督(?)の意図が良く分かんなかったんだが・・本作ってデイヴ役のジェイ・バルチェルを売り出したいんだか、ニコラス・ケイジに脚光を当てたいんだか・・どうなんやろ?

にしても、バルチェル君って、あの『ミリオンダラー・ベイビー(2004)』で“最弱のジム生”を印象的に演じてた、あの兄ちゃんだったんやね〜 ・・何かしみじみ(・ω・)

バルチェル君の魅力が爆発してた! などとは、お世辞にも言えそうもないが(←おい)、久々にニコラス・コッポラ・・じゃない、ニコラス・ケイジのカッコ良さが全編に渡り輝いてた気がした☆

ダーティな刑事役(2009)なんかも悪くはないが、たまにはこう言う「ロン毛の兄さん」もダイナミックに演じて貰って、大歓迎である(=^_^=)

本作は構成とし「2ツの(大きな)章立て」を取っており、そこはちょびっと新鮮な感じで良かった☆
魔法使いの「永遠にも近い時間感覚」からすれば“瞬き”ぐらいにしか過ぎなかろうが(=^_^=) 我々“フツーの人間”からすれば、アクセントのある組立てだったかな、と。

魔法合戦が「さぞ、CG駆使系の“もの凄いコト”になるンやろなァ」と予想してたら、、ホルヴァートのおいちゃんがやたらと弱過ぎ、おハナシになんなかった。。(無論、常人と比較すればメチャクチャに強いけれど)
バルサザールからすれば「こんなヤツ、いつでも消せるが、或いは改心させられるかも」と考え、やや手加減してたのかも知んない?(・ω・)

ラストにもなると「お約束ごとの(演出の)積み重ね方」が尋常ではなかった(=^_^=)
ま、半面、安心して観てられたのはあるけど。。

ラストのラスト(=^_^=)は“イマドキ風”と言おうか・・「続編を作ることも出来ますよ〜! 誰か出資しませんか〜?」みたいな“ラブコール”を業界関係者向けに放ってたような、(或いは)単なる『フラッシュ・ゴードン(1980)』路線のパクリなような(=^_^=) 面白くて(?)蛇足っぽいシーンが付加されてた。 ←観客の殆どはエンドロール中にシアターを出てってしまったが、、

途中で「『世界が滅びる』とかアオッときながら、結構(展開が)まったりしてんじゃんよ!」と多少、演出の“特撮過多ぶり”“シリアスさ欠如ぶり”にダレても来ちゃうんだが、、
そこでイイ具合に・・ヴェロニカさん(モニカ・ベルッチ姐さん!)の復活劇が描かれるのが良かった!

確かに(?)ちょいと「老けはった感」こそ否めないが、ベルッチ姐さん、流石にキレイ!
リアル旦那サマの「顔が長過ぎる」気もするが・・そこはまぁイイだろう(←プライベートかつ身体的な特徴のことは、放っといたれよ!)

ニコラス兄さんには多少勿体ない(←おい)気もしたが、まぁまぁ「ハッピーなお2人ぶり」だったんじゃなかろうかな。

あ、そうだ。
あと・・デイヴのルームメイト=ベネット役のブラック&ファットなしとが「フォレスト・ウィテカーの親族」に見えて仕方なかった(=^_^=) どうやら『セントアンナの奇跡(2008)』にても“同様な感想”を抱いた(=^_^=)オマー・ベンソン・ミラーちぅ男優さんのようだ。

ってことは・・必然的に、鶴瓶師匠にも似てる? ・・っておい!(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

♦メインとなるロケ地の1ツで、ワタシの大好きな建造物“クライスラータワービル”が登場! しかし、中間部(?)の展望台まで、あないに簡単に入れるンやろか?
♦映像処理的にカッコいいんだけど、どうにも『ジャンパー(2008)』における同様のシーンを連想した、カーチェイスの場面だった(・ω・)
♦“魔法使いの弟子”同士の激闘を期待してたんだが・・(その点では)がっくし(×_×)
♦“入れ子人形”の文化的な背景は良く分かんなかったが・・見た目“マトリョーシカ”そっくりだったが?
♦「マーリニアン」「モルガニアン」なんてな呼び方もあるらしい。「シャーロキアン」みたいな感じか?(←違う)
♦『マイノリティ・リポート(2002)』では、3人衆のウチ“アガサ”がダントツに強かったが・・本作ではバルサザールが突出して強かったように思う。
♦ニューヨークの街角にあるアンティーク店“アルカナ・カバナ”って有名店なんやろか? リアル頭蓋骨とか、さり気なく置いてたような気もしたが。。
♦少年期は・・体内のブドウ糖のアンバランスにより、幻覚を見ることがあるらしい(・ω・)
♦「反射減衰量が多過ぎる」・・ってナニ??(×_×)
♦ニューヨーク大学の学生により運営される「WNYU(89.1MHz)」って(ラジオ)放送局は実在するらしい!
♦常人は脳機能の10%しか使えてないらしい。。
♦チャイナタウンの“祭り”のシーンで、踊ってたしとのシャツに「温志明」とか書いてたが・・人名か?
♦「平和堂薬材店」と言う店名だけは、ちゃんと読めた(=^_^=)
♦魔法使いともなれば「北京語」と「広東語」の違いもしっかりと分かるそうだ(・ω・)
♦祭りで“ドラゴン”に入ってたしとの「やけに重くなって来たな」ってセリフと、あのカメラワークが・・異常に突飛に思えた(=^_^=)
♦「サケはニッポンのアルコールなんです」と解説するデイヴをたしなめたバルサザール。何でさ??
♦バルサザールは「第777階級の魔法使い」だそうだ。メチャメチャ細かいのね。通信教育だと、何処まで学べるんやろ?
♦魔法使いには「創造力」と「犠牲的精神」が欠かせないそうだ。
♦2009年の“マジシャン・オブ・ザ・イヤー”に輝いたのは、ドレイク・ストーンではなかった。。(そりゃそやろ)
♦ドレイクはそこそこ活躍したが・・アビゲイル・ウィリアムスちゃん(女の子)ってば出番、みじか過ぎ!!

〜 こんなセリフも 〜

バルサザール「君はウソが下手だな・・イイことだが」
      「(あいつは)1000年も前から、文句の多いヤツでね」
      「それだけは、断じて、阻止せねば(This must not happen.)」
      「今もウソが下手なんだな・・イイ兆候だ」
      「魔法で(ヤツに)ブタにされたいのか?」
      「指環を信じろ」
      「逃げろ!(You should run!)」
      「今だ!(This is it!)」
      「恋愛など、修業の邪魔だ」
      「ヤツには“道徳観”などないぞ」
      「“ハンガリーの鏡地獄”か・・古い手だ」
      「遊びで(君に)魔法を教えたとでも?」
      「詫びなんか要らない。先へ進もう」
      「人生の中で“大切な人と過ごせる時間”ってのは、そう長くはない。
       ・・楽しむことだ」

デイヴ「変だな・・(Crazy..)」
   「僕にとって、物理は“特別な存在”なんだ」
   「あんたは壺に閉じ込められて大変だったろうさ・・
    でも、僕だって“笑い者”って壺に閉じ込められ続けたんだ」
   「そのタンス、僕の部屋に戻しといてよ」
   「せめて“善意のストーカー”と言って欲しいね」
   「急いでんのに・・前のクルマ、ナニ止まってんの!
    おまけに、降りて来たお婆ちゃんが歩行器って・・最高!」
   「1ツ、言い忘れてた・・“着陸の方法”を知らないんだ」

ホルヴァート「君はどうやら・・“信じる男”を間違えたようだな」
      「それは・・恋をしている眼だな?」
      「お前は、ウソが下手だな」
      「“自分の眼”で捜したって、見つからんさ」

ベッキー「1度約束を破ったからって、嫌いになると思う?」
    「あなたは・・9歳の頃から“自分だけの物の見方”をしてたわね」

ベネット「何だか知らねぇけど・・お前って今“何かにちゃんと参加”してんじゃん!」

ベッキー「昔のあなたとは違うようね」
デイヴ「靴が新しくなってね」

デイヴ「君を巻込みたくないんだ」
ベッキー「もう、巻込まれてるわ」

ドレイク「俺を知ってるか?」
デイヴ「さぁね・・“デペッシュ・モード”かい?」

バルサザール「君はもう、その“オジさん靴”も履きこなしてるじゃないか」
デイヴ「少し痛いけどね」

追記:“ディズニー”“踊るホウキ”“魔法使いの弟子”と来れば・・コレって、かのディズニーアニメ『ファンタジア(1940)』の世界観をもモチーフにしてるんやろか? あちゃらは観たことないので、詳しくは分かんないけど(・ω・)

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2010年8月17日 (火)

☆『キャタピラー』☆

16日(月曜)。
昨夜の帰松が“午前様”に迫ってたのもあり、何となく疲れの抜けぬ今日だった。

今夜は・・地上波で『恋空(2007)』ちぅ恋愛系邦画が放送されるので、チャッチャッと仕事が終わり次第帰宅するつもりでいたが・・
期待値の高まってた1作『キャタピラー』が、いよいよ商店街のミニシアター“ソレイユ”で解禁(?)となったこともあり「こいつはやっぱし観て帰ろうかな!」と直感的に決めたワタシ。

「R15指定」の付いとるこの作品。
終戦後65年を経た今となっては「えっ? 日本とアメリカが戦争したことなんてあるの?」とか言ってるちびっ子(やその若い親御さん)も、世間一般に決して少なくないんじゃないか? なる“懸念”のなかなか払拭出来ないワタシにとっては「まさしく大人向け」である本作ってば、それだけで「単なるちっぽけな(?)“家族対応の夏休み向け反戦作品”なんかじゃないんやね〜」と、ちとスクリーンを見上げる背筋のシャンと伸びる心地すらもしたり(・ω・)

日中戦争の続く1940年に始まり、1945年夏の敗戦に至るまでのニッポンの姿を・・“軍神”と崇め奉られた1人の傷痍軍人とその妻の暮らすとある村落(新潟県か?)を舞台に描いた物語。

黒川久蔵少尉(大西信満)がその村に復員を果たした時、彼の妻=シゲ子(寺島しのぶ)は衝撃と恐怖心から、田園へと思わず駆け出すのだった。
「いやあぁ〜!」と叫びながら・・

「“忠烈なる武勲”を褒め讃える新聞記事(パネル加工済)」「陛下より賜った“3つの勲章”」「“軍神”としての恒久の栄誉」
・・これらと引き替えに久蔵が戦場で失ったモノもまた、大きかった。

「四肢」「聴力」「言葉」・・ 戦場での“非道な所業の記憶”をよみがえらせては暴れ「貪り喰う・眠る・妻の身体を貪欲に求める」・・と本能の命じるまま故郷での生活を再スタートさせる“変わり果てた姿の夫”に対し、次第に「これまで押し殺して来た感情」を爆発させて行くシゲ子であった。

観る前から「こりゃ江戸川乱歩の短編『芋虫』であり、山上たつひこの劇画『光る風』の世界なんやろなァ」・・と即座に思い至ったワタシであるが、改めてああ言う“小説”や“漫画”の世界が「リアルに実写化されること」の凄まじさを、大スクリーンで突き付けられたことに、正直ゾクッとさせられた。

コレまでも『フォレスト・ガンプ/一期一会(1994)』や『ボクシング・ヘレナ(1993)』なんかで「こりゃ、スゴいわ」と圧倒されてしまった(その手の)描写はあったが、本作の“容赦なさ”ってばそれらを凌駕してる!
そして「VFX処理&特殊メイク」に負けじと、これまた頑張ってくれてる・・いやさ、頑張り過ぎてくれてるのが寺島さん。

何かもう、スゴいッス!
最近では「な〜んてね☆」な〜んてなセリフで「おお!女優力、上がって来てますやんか!」とワタシをして感心せしめた女優さんもおられたが・・寺島姐さんの頑張りの前では「まだまだあんたってば国内レベル」って感が拭えなく思えて来るし(⌒〜⌒ι)

主演2人の頑張りぶりはスゴいし、ラストで「ズ〜ン」と心に一撃を加えてくれる、元ちとせの歌う『死んだ女の子』(編曲:坂本龍一!)なるナンバーの採用もバッチリなんだが、、私的には映像が(全体的に)明る過ぎ、クリア過ぎる気がした。

あの作品性からすれば、もっと画像を重く、暗く、必要によっては粗くすらもして良かったんじゃないかな、と。

また『芋虫』を意識し過ぎる(?)余り、色んな(展開の)可能性の広げられてた終盤を、結局は“あのラスト”に持って行かざるを得ない“ある種の呪縛に勝ててないっぽさ”を痛感してしまったな。

妻が夫をひしと抱き「大丈夫・・2人で生きて行こう!」と・・誓うように、絞り出すように言い聞かせるセリフや、久蔵が※※※※を用いて“あるコミュニケーション手段”を開発(?)する演出を「わざわざ」描いてたのが、アレじゃ勿体ないなぁ・・と(・ω・)

まぁ、予告編だけでは全く分からないンだが・・久蔵の“過去の言動”が次第に明らかとなって行くのには、意外さがあった。観客によっては「こうなったのも“自業自得”なんじゃ?」と感じる方もおられたかも知んない(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

♦寺島しのぶのスゴいのは「“女前(?)にすっぱりと脱ぐ”けど、決してそれで終わりじゃなく、全裸をさらして尚“余裕&可能性”を感じさせる」そんな女優さんであるトコだと思う。半面、男性観客としては、ヴィジュアル的に「あんましドキドキしないタイプ」の方なんだけど・・(スンマセン)
♦篠原勝之さんの演じるキャラが強烈である! たけし監督の『座頭市(2003)』でもあの手のキャラが配されてたが、更に立ち位置が際立ってる!
♦ARATA氏が(冒頭の)1シーンのみ出演。ファンは見逃すな!
♦ウィキ記載によれば、本作ってわずか「撮影期間:12日、スタッフ:11人」で仕上がったらしい! それってスゴい!
♦タイトルからするに、久蔵ってば、戦地で「戦車に轢かれてしまったのか」と思ってた(⌒〜⌒ι)

〜 こんなセリフも 〜

シゲ子「あんなの久蔵さんじゃない! ね? 違うわよね? 違うって言ってよ!」
   「こんな姿で、生きてるって言えるの? 死んじゃいたいでしょ?」
   「私は“軍神の妻”ですから」
   「分かりました・・脱げばイイんですね?」
   「まだ足りないのですか? ・・食べること、寝ること、それしかないんですものね」
   「勝手に怒ってればイイわよ」
   「“ご褒美”が欲しいのね?」
   「ホントは殴りたいんでしょ? 殴って言うことを聞かせたいんでしょ?
    殴ってみなさいよ、ホラ」
   「昔は、私ばっかり殴られてたのに・・残念ね」
   「今日は、楽しかったですね」
   「“軍神様”は皆の誇りですね。“ご褒美”を差し上げますね」
   「何でそんな眼で私を見るの? 何でよ!」
   「・・今日は疲れてるんです」
   「何なのよ! 軍神様、軍神様って! 軍神様って何なのよ!
    こんな姿で帰されて」
   「どうして、こんな姿で帰って来たのよ」

※「こんな姿で、生きて帰られたってよぅ」
 「これじゃ・・只の“肉の塊”だ」
 「あなたの貞節こそ美徳。まさに“銃後の妻の鑑(かがみ)”ですな」
 「家庭は“最期の決戦場”です」
 「恥を知る者は強し」

追記1:やっぱし『芋虫』のラストのように、久蔵の“D(イング)メッセージ”ぐらいは遺して欲しかった。
追記2:考えたら・・本作ってば、シゲ子による“一人芝居”と言うスタイルで舞台化しても面白い気がする。
追記3:終盤で「御国の為に、絞首台にぶら下がる」みたいな(ある敗軍の士官の)決意の言葉が画面に映し出された。 ・・ふと思い出したのは、三谷幸喜氏による某作品(2004)で某キャラの放った「御国の為になんか、死んではいかん。死んで良いのは、お肉の為だけだ!」みたいなセリフだった(=^_^=)
追記4:大西&寺島は『赤目四十八瀧心中未遂(2003)』でも共演してたそうだ! 残念ながら、未見なのよ。。

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2010年8月13日 (金)

☆『牛の鈴音(2008)』☆

12日(木曜)。
2日ほど高松を離れ、戻って来ると・・市の中心部にある公園では「第45回さぬき高松まつり」の3日間が、当夜よりまさに始まろうとしていた。
公園の外周に沿って提灯が吊り下げられ、エエ感じになっている。

仕事が終わってから、ぶらりデジカメ片手に立ち寄ってはみたモノの・・流石に会場内の年齢層が低過ぎ、ワタシなんぞは即座に「居場所がないなァ」とショボォンとなってしまった。。
コレがせめて、彼女と一緒なら・・まだしも肩身が“若干は”広くなることだろうが・・(×_×)

そんなワケで、公園をグル〜ッと一周し、そそくさとそこを後にした(=^_^=)ワタシだが「このまま帰るのも、何かヤングパワーに屈したようでイヤやなァ」と自意識過剰気味(=^_^=)に考え「そや!」と思い付き、商店街のミニシアター“ソレイユ”に行ってみることとした。

以前に予告編を(何度か)観て、気にはなってた1作『牛の鈴音』って言う韓流作を観ることに。

ココロの何処かで「のんびりと寛いだ世界」を楽しみたいモード(気分)となってたのかも知んない(・ω・)

2007年1月。韓国・清涼寺に参拝する、年老いた夫婦の姿が映される。
夫は79歳のチェ・ウォンギュン爺さん、妻は76歳のイ・サムスン婆さん。爺さんは先月亡くなった耕作牛のために手を合わせている。

「死んだ牛がそんなに恋しいのかい?」そんな、少し“毒”を含んだような妻の言葉に、
「恋しいが・・もう済んだことだ」と夫は“しばし沈黙のあと”応えるのだった。

そして夫婦の記憶の中に、30年と言う驚異的な年月を共に過ごした“あの老牛の姿”がよみがえる・・

ひと言で語るなら「ゆっくリズムなドキュメンタリー作」って感じか。とにかく牛歩(=^_^=)の如く、ノロノロと農夫の平坦な日々のドラマが綴られるので、寛いで観ていられる一方・・安心し過ぎて、ちょっとウトウトしてしまったり。

ワタシも流石に今日と言う今日は正直、疲れてたし(⌒〜⌒ι) 中盤で瞬間的に何度か寝てしまってますた。。

英題が「Old Partner」である本作。そっちの方が(情緒を欠くにせよ)作品のニュアンスは観客に伝わり易いかも知れぬ。

さほど大きな波もなく、ストーリーは淡々と進むんだが(冒頭で“牛の死”と言う結論はハッキリ(観客に)伝えられるため、その辺りの謎解きみたいなモノはない)・・見所としては「共に重ねた年月により、常識的な意思疎通の総てを超越してるような」老夫婦のやり取りを眺めるのが、結構面白かったりする(=^_^=)

婆さんがとにかく劇中の95%ぐらい(=^_^=)の割合で爺さんに「愚痴」をこぼしまくるんだが、、爺さんは「馬耳東風」ならぬ「牛耳東風」を自然体で決め込むのだ。

それに対し、婆さんも婆さんで「言い過ぎた」と反省するでもなく、言いっぱなしだったり。
「全く、やれやれだよ」「困ったもんさね」とか愚痴ロボットのように延々と愚痴っている(⌒〜⌒ι)

そして、老いた牛の「牛車」を引く足取りが、ズンズン重く(遅く)なって行くのもスゴい。

これまでに観た、印象的な“低速描写”では・・例えば『ストレイト・ストーリー(1999)』におけるトラクター爺さんの存在(時速8km)なんかもあったが、、本作の牛&チェ爺さんの歩みのノロさって言えば・・間違いなくそれを下回り“映画史上最遅級”ではありますまいか、と。

「(牛車から)降り、牛と並んで歩いた方が速いじゃんかよ!」とココロの中で突っ込んでたら・・最期はとうとう「牛車」を降り、これまたノロノロと歩き始めたチェ爺さんだった・・

にしても、
爺さん婆さんのしわしわ顔のどアップは、決して大画面(スクリーン)に映えるもんじゃないし、物語としてもさして「希望」を与えてくれる類のもんじゃなかった。

ただ、シルエット状態で映される牛&爺さんのカットなど、数シーンの映像美には「エエなぁ〜!」と唸らされた。
もっともっとああ言う「遠距離から捉えた牛&老人」の“そのままポストカードになりそな”映像群が欲しかったなァ。

〜 こんなトコも 〜

♦マッコリ酒を1本、牛に飲ませると・・死ぬらしい?
♦「タンポポが牛のクスリになる」とチェ爺さん。
♦爺さんが牛を叱る際の「しゃんとしろ! この老いぼれめ!」の言葉が、自らに言い聞かせてるようにも響いた。
♦老いた牛の面倒をひたすらに見る爺さん。婆さんに「これは、自分の背負う業(ごう)みたいなものだ」と常々言ってたらしいが・・何か爺さんにも「言えぬ過去」があったんやろか?
♦達筆な題字は、菅原文太兄ィによるものだった!

〜 こんなセリフも 〜

チェ「あと1年で死ぬって? そりゃ、困るね」
  「30年も、牛車を黙って引き続けてくれた。
   わしにとっては“人間よりも大切な存在”だ」
  「農薬を使え? とんでもない。
   牛のエサとなる草が、毒になってしまう」
  「ラクをしようと思うな」
  「作物より、牛の方が大事だ」
  「頭痛がする・・わしも長くはないな」
  「・・やっとラクになれるな」

イ「全く困った人だよ。
  “風に吹かれる木”よりも無口と来たもんだ」
 「あの牛は幸せだよ。不幸なのは、このあたしの方さ」
 「この牛にはうんざりだよ。いなくなりゃ、ラク出来るのに」
 「何の因果で・・こんな男に嫁いだんだろうね」
 「生きることはしんどいね・・悲しいよ
 「あんたが死んだらやってけない・・あたしもすぐに後を追うよ」

※「実の子より、よほど出来がイイな」
 「死に損ないの牛だろ? タダでも要らんような牛だ」
 「老いぼれだから、肉にしても固いぞ」

獣医「かなり衰弱している。
   ご主人・・心の準備をして下さい。イイですね?」

追記:劇中で「鈴音の鳴る回数」を数えたりした猛者はおったんやろか? かなり鳴ってたように思う。観終わってからも幻聴がアタマの中で響き続けてますた(⌒〜⌒ι)

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2010年8月10日 (火)

☆“ドラゴン3夜”☆

唐突に、ハナシは先々週に戻る。
だって、最近って“鑑賞ネタ”が皆無なんやもん(・ω・)

7月の最終週は、27日(火曜)〜28日(水曜)〜29日(木曜)と・・これまた唐突に衛星第2で“ブルース・リー特集”が組まれてた!

↑どうやら、リーの没日「1973年7月20日」に関連付けたモノと思われる。

ワタシの中でブルース・リーと言えば“リー先生”とし、その敬愛は止まず・・チャーリー・チャップリン、マイケル・ジャクソンなどの方々と共に「その存在に触れることが出来、それだけで生まれて来た甲斐があった」とまで言わせしむる(照)“偉人の1人”でもあるワケで・・もうコレはTVの前にちょこんと座り、大人しく鑑賞するしかなかったワケである(・ω・)

♦『燃えよドラゴン(1973)』

27日の放送。この夜は“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”で『借りぐらしのアリエッティ』を観て、帰宅してからTVを点けたワケで・・22:20ぐらいからでようやく鑑賞の叶った感じだった・・

・・ら、“ちょうど狙ったように”リーの「地下要塞潜入シーン」だったので、狂喜しそうになってしまった(=^_^=)

「ヘビだぁ〜!」から始まり⇒(首ベキで)ジャ※キー・チ※ン瞬殺(=^_^=)⇒エレベーター内から(敵兵)殺到⇒リーに殴られるのみならず、牢屋の鉄格子ごしに多数の囚人に捕まえられ「えぅえぅ〜」ともがく番兵(=^_^=)など・・展開に勢いあり過ぎ!

特に、終盤の乱闘シーンがメチャクチャ好きなもんで「リー先生に“連続で5発も蹴られ”ぶっ倒れる敵兵&それを遠巻きに眺めつつ(何故か)笑ってる敵兵(=^_^=)」「思いっきりザコに顔面をぶん殴られるリー先生」などなど・・見所の数々を決して逃しはしなかった(=^_^=)

そう言や、敵ボス=ハン様(シー・キエン)。「折角、(リー先生の)背後から忍び寄れたんだから、斬りつけるんじゃなく、刺してたら(きっと)勝てたのに」とそこだけは「如何なモノか」と感じてしまった。

※ときに本作って、あの鳥山明センセイも「200回」は観たはるらしい・(・ω・)

♦『ドラゴン危機一発(1971)』

28日の放送。この夜はしっかり全編を鑑賞(=^_^=) 最初に観た頃は(中学生ぐらいだったか?)終盤までの「かったるい展開」が苦痛でたまんなかったモノだが、今回は寛容な心持ち(=^_^=)でもって観たので、さしたる不満はなかった。

面白いのが、

・“序盤〜中盤にかけての主人公格”とも言うべき、いとこ=シュウ(ジェームズ・ティエン)の“退場”が、実は開始からわずか30分後ぐらいだったこと。
・製氷工場で“とある事故”の起こったのが(そもそもの)悲劇の幕開けなのだが・・その直接の原因はリー先生によるもの(=氷塊をアレしてしまった)だったこと。

辺りだろうか(・ω・)
なお、劇中の行方不明者名も「ワン」「アチェン」「チェンユ」「アチャン」だったことをハッキリと知った(知ってどうよ?)。

本作を今回観てて思ったのは、例えばプロレタリア文学の金字塔(?)『蟹工船』の陰鬱な(?)作品世界に『危機一発』の(爽快な)アクションテイストを盛り込んだら・・ベタながら結構楽しい作品となるンじゃないやろか? ってことだった。
極端、前半と後半で監督&脚本家もチェンジしたら、いっそ“変化があって”面白かろうて(=^_^=)

他にも以下の点に気付いたり。

・社長室の内線番号は「336番」。
・本作も22:20ぐらいからの鑑賞が「ちょうど良い」と思われ(=^_^=)
・リーの足元から(悪党の)血潮の「ピュ〜」と吹き出る演出が、過度にチープでたまんない。
・「おやつを食べながら」敵陣に乗り込んで来るリーが最高!
・「社長と彼が闘ってるから、今の内に逃げて」ってなセリフも“他の作品に類を見ない感じ”でスゴい!
・氷漬けご遺体の“造型のヘタクソさ”故に、余計に不気味な印象である。
・本作のタイトルを自動変換すると『危機一髪』となってしまうので、そこはいちいち訂正しなくてはならぬ(=^_^=)

※本編終了後の特番(?)でしょこたん(中川翔子)が「リー作品は、彼の“前髪”を見ただけで作品が分かる」と言ってたのには、大きく頷かされた(=^_^=)

♦『ブルース・リー/死亡遊戯(1978)』

29日の放送。この日は仕事の関係で高松圏内にはいなかったが・・宿泊先(愛媛県某市)のTVでも映ったので、これまた22:20ぐらいから鑑賞し、これまた「ちょうど良かった」(=^_^=) ←ぴったり“レッドペッパータワー(南北楼)”2階のシーンから!

今回はこんな点に気付いた程度(・ω・)

・設置しといたら、リーがきっと使うだろうと思しき(=^_^=)「ヌンチャク」の柄の先端(など)に、即効性の毒物なんぞを塗布しといたら、案外イチコロかも?
・シーンの所々で、主人公の顔が・・どう見ても「タン・ロン」じゃないですかー!!(分かっとるってば)
・ラストで「一応は、(あのしとを)助けようと手を差し伸べてた」主人公の行動は・・決して見逃してはならぬと言えよう(どっちでもエエって)

追記1:ウィキを調べても良く分かんない(?)ロバート・クローズ監督とは、一体どんな人物なんやろ?
追記2:App Storeで購入出来るアプリ「Bruce Lee Dragon Warrior(JP)」がアツ過ぎる! 基本的に格闘ゲーなんだが、リー先生の動きの再現度が“意外となかなかに”なのだ! たまに(=^_^=)繰り出せる“決め技”も「あ、あの作品のアレやんか!」とニヤリとさせられる。「アップのご尊顔がちょっとアレ」とか「(作品世界においては)圧倒的に強い訳じゃない(いや、むしろメチャ弱い)」とかってのはあるが、一見以上の価値は十分にあります!!

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2010年8月 9日 (月)

☆最近は、こんな感じなんですよ、はい☆

【クルマのこと】

先週末は、いよいよ今月末に迫った「車検満了日」を前に、行きつけの(と言っても最近はなかなか行きつけられてないが、、)大阪市内の某ショップにクルマを持ち込んだ・・

・・ら、恐れてたことが現実に! マフラーの経年劣化に伴い、(近接)排気音量オーバーで「(車検)NG」となってしまったのだ!(×_×)

わずか2デシベル(db)のオーバーなので「そんくらい、大目に見て呉れよ!」とも思うんだが、当然そんなワケには行かず・・再来週末に予約を入れ、再チャレンヂすることとなった。

ってことで、まだまだ交換する気のなかったマフラーだが、必要に迫られるカタチで

「ゼロスポーツ・ワールドリーガー」 ⇒ 「フジツボ・セダリス」に換装の予定(・ω・)

プラス面で言えば「ようやく、NA(ノンターボ)車専用の“真っ当なマフラー”が装着出来る」ってトコだろうか。

一方で「プロペラシャフト」「ATセンサー」にもそれぞれ損傷が見られるそうで、何もせず放っとくと「大変なこと」になるらしい。。

そんな訳で、
昨夜(日曜)は「あー、カネがどんどん飛んでくなぁー」とブツブツ言いながら高松道(下り)を走ってたら・・前方から段ボール(板状)が飛来して来てフロントバンパー(下部)に「バコン!」と当たり、そのまま勢い良く後方にすっ飛んで行った・・

恐る恐る、今朝(早朝に起き出し)バンパーを確認に行ったら、、“案の定”ぶつかった際に擦過創が残されてた(×_×)

コンパウンド(研磨剤)でゴシゴシ擦ったら、多少“マシ”にはなったモノの、ホンマに不幸には不幸が重なるモノである・・

【音楽のこと】

最近でこそ、少し購入のペースが落ち着いたが・・「まだまだ聴くべき音楽、聴かなきゃならぬ音楽は多いなァ」と感じてもいる。

ってことで、下記の通り、CD群を購入している。

・Prince『20TEN(2010)』 ・・ “殿下”の最新アルバム。一般のショップじゃなく、某通販店を通じ先行リリース(?)されたのを購入。近年、特に感じてるように「肩の力がイイ具合に抜けたはるなぁ〜」と思う。アプローチ的には、紛れもなく80年代の頃の「(自身の持ち味だった)ポップ&ファンク路線」を“再構築”してる印象。
正直、ワタシは80年代の(それも前半〜中盤の)“殿下”のスコア群は好みじゃないんだが、、各音色がしっかり現代風にクッキリと響いてくれてるので、そこは好きである。
にしても・・紙パッケージにポンとCDが入ってるのみで、ブックレットも何にも付いてない味気なさだが、、こっちも「即座にmp3にエンコードするだけ」やし、まぁエエか(=^_^=)

・Lauryn Hill『The Miseducation of(1998)』 ・・ 今になって購入(・ω・) このしとの路線ってば、R&Bと思いきや、ヒップホップだったのネ。フージーズ(the Fugees)のメムバーだった頃は「Killing Me Softly」ぐらいしか知らんかったが(⌒〜⌒ι)
本作は「ガンガンのアップ系」などでは全然ないんだが“何度も聴き返したくなる”“いつまでも聴いてたくなる”そんな心地よいグルーヴが満載で素晴らしい! もっと早く買っとけば良かった! ※“ROOTS RECORDS(ルーツ・レコーズ)”にて購入。

・DJ Quik『Rhythm-al-ism(1998)』 ・・ このクイック兄さんも、まぁ「メロディアス路線」なんだが・・才気を感じさせる「トラックメイキングぶり」が気に入ってしまってる。ジャケットデザインこそどうにも「残念です」って感じだが、内容で勝負! ってトコなんだろう。
既に兄さんのアルバムってば、4枚もゲットしちゃったなァ(⌒〜⌒ι) ※“あまずぅん(ネット)”にて購入。

・Glenn Jones『All For you(1990)』 ・・ ジャケットデザインも、曲風も「古びちゃってる」んだが、そこが好きである(=^_^=) って言うか、この時代が好きなんだよなァ(=^_^=)
1曲目の「Stay」が「どっかで聴いたことあるゾ!?」と思ったら、3年後にデビューを飾る、Eternalなる女性ヴォーカルグループが歌ってたのだった。
カヴァー(の原曲)だったんやね。 ※“ROOTS RECORDS(ルーツ・レコーズ)”にて購入。

・BlackGirl『Treat U Right(1994)』 ・・ 女性ヴォーカル・トリオ。NJSとしては後発組(?)だが、聴き易くて良い。アルバムはこの1枚だけらしいのが勿体ない(・ω・) ※“あまずぅん(ネット)”にて購入。

・MAC BAND『Love U 2 the Limit(1990)』 ・・ デビュー盤か? 翌年のアルバム『The Real Deal』の方がゲッスく洗練されてて(=^_^=)好きだが、まぁ本作も悪くはない。
でも、やや音色が古いかなァ?(そりゃそやろ!) ※“ROOTS RECORDS(ルーツ・レコーズ)”にて購入。

・DEF CON Four『DEF CON 4(1990)』 ・・ ちょっとワタシの期待してたノリとは違うかなァ? もっと聴き込んでみるとしようか(・ω・) ※“あまずぅん(ネット)”にて購入。

【新作シネマのこと】

先週の『ソルト』以来、全く劇場鑑賞出来てませんわ(×_×)
この先、狙ってるのは・・某“盲導犬”のアレとか、ニコラス刑事のアレとか、かなぁ? どっちにしても今週は後半でしか鑑賞の時間なんか取れないけど。。

ときに、先日「今年の夏も終わった」とか言っちゃったけど・・実は“某特攻野郎”なアレには、結構期待値を高めたりしてる(=^_^=)
だって・・“シャールト・コプリー”なんだもん!(=^_^=)

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2010年8月 3日 (火)

☆『ソルト』☆

2日(月曜)。
先の週末は酔っ払ったような、唄い過ぎてノドがガラガラになったような、うどんばっかり喰ってたような、終日トロトロと運転してたような・・それでいて目まぐるしい2日だった。

充実はしてたんだけど、一方でやっぱり“ご褒美”もまた欲しくなり(←この“ご褒美”って言い方に変わる表現を考えてみたんですが、結局は語彙に乏しいワタシでもあり、そのまま継続使用することとします)(←って誰に向けてのことわりなんだか(=^_^=))
仕事終わりに“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと向かい、期待値を最大級に高めてた1作『ソルト』を観て来た!

監督:フィリップ・ノイス+主演:アンジェリーナ・ジョリーによるスパイアクション。髪の色を変え、アンジー姐さんが劇中で“3段階の変身”を遂げるのも見所かも知んない☆

2年前。“リンク石油(本部:ワシントンDC)”に勤務するキャリアウーマン=イヴリン・ソルト(アンジー)は北朝鮮への出張に際し、軍部にとらえられてしまう・・スパイ容疑をかけられたのだった。

現在。“リンク石油”で今も働く彼女は、夫との“結婚記念日”でもあったその日、ロシアから来たオルロフと名乗る男と対峙することとなる。
彼の口から“驚くべき計画とその実行犯の名”を聞かされたイヴ(=イヴリン)の心は、激しく動揺するのだった。

そして・・次にイヴのとった行動は、同僚=テッド・ウィンター(リーヴ・シュレイバー)すらも予期し得ないものであった・・

本作って、とにかく予告編が素晴らし過ぎ、それ故に「期待値を高め過ぎちまった」ワタシかも知れぬ。

率直に結論から申し上げるに・・ワタシの思い描いてた展開・構成の物語では全然なく、正直「かなりのしょっぱさ」を感じ続けてしまったのだった(×_×)

何と言うか・・観客の観たい(期待する)ストーリーを、制作側が裏切り続けると言うか・・その場その場の“サプライズ”を最優先する余り、深い考察もないままハナシを積み重ねてる感すらも漂ってた。

また、例えばアクションに関してもどんどん「インドア的」にしょぼくまとまって行っちゃっとるトコもあったかな、と。
作品全体のトーンダウンって言うか。全世界規模にはなってくンだけど。。

ラストは続編にも繋げられそうな“狡猾な切り方”を決めてたが、こんなテイストが次作も続くのであれば、観るのは遠慮しとこうと思ったワタシである(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

♦オープニングの北朝鮮シーンはどう考えても『007/ダイ・アナザー・デイ(2002)』の演出&展開を意識し、パクってるとしか思えない。
♦イヴの少女時代を知る、2人の“エリートロシアスパイ”が登場するが、1人目の企てた計画ってのが「余りに何の捻りもクレバーさもなく」唖然とさせられた。続く2人目は「何となく、あんたの方がロシア人っぽいよ」と前々から感じてもいたので「あ、そうなんや」って風で、大して驚きもしなかった(=^_^=)
♦背後からスタンガンを押し当てられると、運転手はついアクセルを踏み込んじゃうようである(?)
♦「違う種類のクモ」を(間違って)持って行ったら、大変なことになってたネ。。
♦イヴと旦那=マイクの“愛のドラマ”が、総じて言えばペラッペラ過ぎた。
♦「ホワイトハウス内」から「更にホワイトハウス地下深く」へとキャメラが潜入!(=^_^=)
♦予告編で興奮しまくり、本編を観終えて「あらら・・」と感じたこの“寂しい気持ち”を整理したら・・キアヌ君主演の『チェーン・リアクション(1996)』を観終わった時の「あの感覚」に似てることに気付いた(・ω・)
♦北朝鮮のボス(総書記)は“栄誉ある指導者”などと讃えられてた。
♦あの女の子、一体いつまで犬のバートを預かることとなるンやろ?
♦“JFK暗殺”に関わるあの人物がロシアのスパイだった、ちぅ設定は(サラッと描かれてただけだが)なかなかに独創的で面白かった。
♦他国に潜入、長ければ何10年間も“任務”を待つ・・と言う潜入スパイの立場を聞き、忍者の世界における『草』を連想した。
♦中盤にもなると、果たして誰が「良くやった。同志チェンコフ」と声をかけて来るのか、そっちにこそドキドキした(=^_^=)
♦ロシア人にしてみれば、銃で殺されるよか、ウオトカ(?)の瓶で殺される方が“愛情がこもっとる”ってことやろか?(死には違いないってば)
♦イヴの特技は「接近戦」「応用爆破技術」とか紹介されてた。何やら『冒険野郎マクガイバー』的な「即席DIY」も披露してくれましたな。
♦ロシア大統領:ボリス・マットヴェエフ、アメリカ大統領:ハワード・ルイスと言う名だった。
♦イヴが護送パトカーの中で暴れるシーン。「容疑者が暴れてる!」とか「クルマが奪われた!」じゃなく「警官が落車した!」と叫んでるセリフに、やや違和感が。。
♦地下8階に位置する“司令室(バンカー)”へと向かうイヴ。エレベータシャフトの降り方(?)が、ちょっと「ジェット・リー入ってます」な感じでスゴかった(=^_^=)
♦「ヴィチェック少佐」に萌えちゃう観客もいるんやろな(=^_^=) 私的には『愛の嵐(1973)』におけるシャーロット・ランプリングお姉さんのようなコスプレも拝みたかった(⌒〜⌒ι)
♦ニコライ・タルコフスキー・・? ひょっとして、4兄弟の次男さん?(2008)
♦“ミニットマン(核弾頭搭載の大陸間弾道弾)”の向かう先はテヘラン&メッカだった。ってムチャクチャやり方が卑劣やね(×_×)
♦例え「手錠で繋がれ連行中」でも・・一瞬の隙をつけば、簡単に人は殺せるものなのですネ(☉д☉)
♦“司令室”内での出来事が「真相は誰にも分からない」みたいに言われてたが、大統領は途中まで知ってるし、補佐官らを撃った銃に(犯人の)指紋も残ってるだろうから、全然問題なんかないと思うが?
♦リーヴ氏。俳優としての格が飛躍的に高まってる! 『スクリーム(1996)』の頃の怪しさ(?)がウソのようだ(=^_^=)
♦かつての、ジュード・ロゥ(2001)、ゲイリー・オールドマン(1997)の演じるロシア人キャラにも違和感があったが・・本作もそこは同様だった。どうせなら、終盤でヘリに乗ってたあのしとも「実はロシア人!」みたいなトコまで行って欲しかった(=^_^=) 「いや、キミだけはどう見ても違うやろ!」的な。
♦フィリップ・ノイス監督の過去の作品を調べたら・・『ブラインド・フューリー(1989)』ってのが出て来た(爆笑)
♦旦那=マイク役にトビー・マグワイアをキャスティングしたら、より自然に“クモ学者”に見えたんじゃなかろうか?(=^_^=)
♦せめて「先端に凶器の仕込まれた靴」ぐらいは身体検査時に取り上げとけよ、と思った。
♦アンジー姐さんの劇中最大のアクションは「あの(高所)壁伝い移動」かも、と私的には。
♦一連のカーチェイスシーンは、まんま“ボーンシリーズ”を観てるようで、何の斬新さもなかった。
♦頭上に人が乗ってると知った運転手が、いきなり急ブレーキをかけるシチュエーションにこそ「リアルなコワさ」を痛感した(☉д☉)
♦ムチャクチャ頑丈なガラス越しでも、ちゃんと会話は出来るんやね(・ω・)
♦ジェイソン・ボーン⇒ハドソン川、イヴリン・ソルト⇒ポトマック川・・と覚えときましょう(検定かよ!)

〜 こんなセリフも 〜

イヴ「私は違う・・間違いよ。スパイなんかじゃない・・ただの会社員なの」
  「機密事項の方が、私の生命より大事なのでは?」
  「実に退屈な話ね。で、妖精はいつ出て来るの?」
  「最高のデタラメね(Brilliant Bull Shit.)」
  「訓練を積めば、脳波のスキャン(fMRI)なんて容易く騙せるわ」
  「数学はキライなの」

テッド「交換が済むまでは顔を伏せてろ。総書記の気が変わらんように」
   「もつれた糸は、君にしかほぐせない」
   「そちらに向かってる連中は、決して手加減なんかしないぞ」
   「シークレットサービスに警告を」

マイク「僕は君の総てを受け入れる。だから話してくれ」
   「君を分かってる。そして選んだ。僕は死ぬまで、君のそばにいるよ」

ピーボディ「ロシア担当部には、確かに潜入スパイがいる」
     「この警戒の中で騒ぎを起こせたら・・まさに奇跡だな」

オルロフ「地獄に堕ちる程の悪なら、散々(さんざ)やって来たさ」

※「我々シークレットサービスは、君らCIAとは違う。安心してくれ」
テッド「安心しろ? 笑わせてくれる」

テッド「ガス弾まで必要か?」
ピーボディ「では銃で殺せと?」

テッド「彼女がこれまで、どれだけこの国に尽くして来たと?」
ピーボディ「それがどうした?」

※「待ち続けろ。日々の訓練を怠るな」
 「君は“利用すべき男”に恋をしてしまった」
 「私が英雄になる」

※「何故、殺した?」
イヴ「誰かが殺さなければ・・違う?(You know better)」

イヴ「総てを奪ったヤツらを・・殺してやるわ」
※「行け。やっつけろ」

追記:中盤の某船内で“あんな暴挙”さえなければ、イヴの選び、進んだ道も全く違ったことやろか?

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2010年8月 2日 (月)

☆『ディパーテッド(2006)』☆

※鑑賞メモが残ったままで、少し気になってたもんで掲載しますわ。

(先月)12日(月曜)の夜。地上波で放送された『ディパーテッド』を観た。
本作には、実は結構(公開当時から)期待値を高めてて、実はDVDソフトも購入済みではあるんだが・・開封すらされぬままに、とうとうこの日を迎えてしまった(×_×) 何だか、同様のパターンを迎えたDVDソフトが、10や20の数はありそうな気もする。。

香港モノの『インファナル・アフェア』シリーズ(3部作)の第1作(2002)を・・舞台をアメリカ・ボストンにそっくり置き換えリメイクしたもの。

監督:マーティン・スコセッシ+主演:レオナルド・ディカプリオ&マット・デイモン+助演:ジャック・ニコルソン・・ってことで、スペック的にはすこぶる豪華! ヒロイン役に抜擢されたヴェラ・ファーミガ(=ヴェラファミ姐さん)の立ち位置もなかなかイイ☆

ボストンの街の“裏”を牛耳る、フランク・コステロ(ニコルソン)率いるマフィアの壊滅を目論むマサチューセッツ州警察は、特殊チーム“SIU”にビリー・コスティガン(ディカプリオ)を特別捜査官とし配属。彼は5年の期間をかけ、マフィア中枢部への潜入をはかることとなる。

一方、少年期からコステロに眼をかけられ育った青年=コリン・サリヴァン(マット・デイモン)は彼の命を受け、ボストン市警に潜り込んでいた。

お互いの暗躍により、情報が筒抜けとなる両者(マフィア/市警)。それぞれの組織内で“ネズミ(スパイ)探し”が本格化して行く中、いよいよビリーとコリンの距離が縮まって行く・・

本作の見所は、何と言っても終盤の“退場過多”な独特の演出群にこそあるように感じた。
エレベータで「ああ言う展開となる」ことこそは、オリジナル版(←は後半以降のみ鑑賞、、)を観た際の記憶が強烈に残ってたので、予期し得た次第だが・・その後の「え? あんたもそうなるの?」的な辺りには驚かされた。

序盤こそ、ボス=コステロの語り口に「往年のマフィア作を狙った“重み”を持たせてるんかな?」と感じたモノだが、次第にコステロの人物像&貫禄が「意外と薄っぺらいンじゃねぇか?」ってことに気付かされた(×_×)

上映時間:2時間半ほどもある作品なので、もっと丁寧に、ずっしりと描くトコは描き、重厚な「マフィアモノ」に仕上げて欲しかったんだが、結局は「押し並べて、キャラ造型が薄っぺらい」ってのが致命的でもあり、逆にそここそが“今風”でもあったんかな? と。

中盤で、とある重要キャラが“墜落による退場”を遂げるんだが、ビリーの眼の前に「着地」した直後、1テンポ置いてから(?)血飛沫のピシュ~と吹き上がるトコが、ちょっとコントっぽい演出に思えてしまった(⌒〜⌒ι)

~ こんなセリフも ~

ビリー「俺はあんたの抜け目ないやり方を真似してるだけじゃないか」
   「何を言うにしろ、じっくり考えた方がいい。
    それでも言いたいのなら、2週間後にしてくれ」

マドリン「あなたのやってることは、典型的な薬物探索行動よ」
    「死ぬのは大変。生きてる方がずっと楽」

クィーナン「FBIに信念などない。ヤツらは腐ってる連中だ」

コステロ「環境が俺を造るなんてまっぴらだ。俺こそが環境を造るのさ」
    「いいか、誰も与えちゃくれない。自分で勝ち取るんだ」
    「俺も成績は良かった。そうは見えねぇらしいがな」
    「俺を知ってるか?」
    「ビジネスの取引の場に、銃を持って来るとはな」
    「今世紀中に台湾に核攻撃したいなら、取引相手にアメリカを選ぶことだ」
    「金にも女にも興味はない。むろん好物だがな」
    「レストランの良い点はな、食べ方を見て学べるところだ」

ティグナム「FBIなんて、キノコのように暗いトコに放っときゃいい」

コステロ「ジョン・レノンを知ってるか?」
ビリー「当然だ。リンカーンの前の大統領だろ?」

ティグナム「既婚者の指環は、それを眼にした女性にも良い印象を与える。
      ちゃんと収入があって“夜も頑張ってる人”だって」
コリン「ちゃんと頑張ってますよ。夜は“延長戦”も」

追記1:コステロによれば、ジョン・レノンは「私はアーティストだ。例えチューバでも、いい曲をひねり出してみせる」なる言葉を遺しているそうだ。
追記2:観ててふと思ったのは「『フェイス/オフ(1997)』の突飛な演出や『セルピコ(1973)』の閉塞感なんかを研究し、それらを本作に盛り込めば、更にムチャクチャ面白い作品が出来るんでは?!」ってことだった。
追記3:アイリッシュフォーク+ロックのような味わいのあるBGMは、意外と聴き応えがありそうだ。
追記4:ボストンを舞台にしたクライムアクションと言えば・・朧げながら『ブローン・アウェイ/復讐の序曲(1994)』を思い出すなァ。

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