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2010年6月20日 (日)

☆『アイアンマン2』☆

19日(土曜)。
「ちょいとした遠征だね、こりゃ」って感じでこなして来た出張だったが、思いのほか長期運転に伴うテンプルへの(精神的な)一撃があったものと見え、午前中はぐうぐうと“寝だめ”してしまった。

そんな訳で、この週末の帰阪は取りやめにし、市内のシネコンをハシゴしよう! と直感的に思い付いたワタシ。

ピックアップした中での第1候補が『アイアンマン2』であり、まずはそれを観に“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと繰り出した☆

社内での「スーツ暴走事件(2008)」も解決し、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は自らが“アイアンマン”であることを遂に公表。
父ハワードの遺志を継ぐ形で、1974年以来となる“スターク・エキスポ”を1年間の会期で盛大に開催する(会場:ニューヨーク・フラッシング地区)。

その頃、連日の(?)華々しいスターク社の報道を憎悪の眼で暗闇から見つめる男がいた。
彼の名はイワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)。かつてハワードと共同で、原子炉に変わる(とされる)未来のエネルギー装置“アーク・リアクター”を設計した物理学者=アントンの息子である彼は、父を追放したスターク父子に“復讐”を誓うのだった。

トニーが飛び入り参加(=出走)した“モナコ・ヒストリック・グランプリ”会場で、鉄をも寸断する電子鞭(?)を両手に大暴れするイワン。辛くも彼を撃退した“アイアンマン”だが、その破壊力に眼を付けたのは、ライバル企業=ハマー社のCEO、ジャスティン・ハマー(サム・ロックウェル)。

ハマーはイワンをまんまと脱獄させ、トニーに対する共闘を申し出る。

一方で、胸部に内蔵された“アーク・リアクター”の副作用による「中毒症状」の進行するトニー。最大の理解者である秘書=ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロゥ)にも真相を切り出せぬまま、次第に(死の恐怖&虚無感からか)その言動は乱れ始める・・

そんな彼の姿を静かに見つめるのは、新しくトニーの助手となった才媛=ナタリー・ラッシュマン(スカーレット・ヨハンソン)であった。

本作! シリーズの続編ながら「前作で明らかにしとくべき(=^_^=)事実」が次々と出て来て、意外に飽きることなく楽しめた! 脚本的にはたぶん“後付け”の要素も多かったハズだろうが、ここまで巧くはめ込んでくれてると、ホンマに感心するばかりだ。

なお、脚本を執筆したのは『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル(2003)』『マルホランド・トライヴ(2001)』などで俳優としても印象を残してくれたジャスティン・セロゥ。多彩なしとやねー。げ、同い年やんか・・

私的には、本作における“強敵”たるイワンとの「バトルシーン以外での交流」がかなり薄かったのと、前作のラストでその存在を怪しげに漂わせてくれた(?)、謎の組織“シールド”の実像が、結構まったりしたモノ(?)として表面化しちゃってたことに、若干の退屈さを覚えた感じかな。
まぁ、余り“テキ組織”が多過ぎてもこんがらがるので、この辺りの落ち着いた配置が、観る方にとっても有難いんだが(・ω・)

本シリーズで最もワタシの楽しみにしてるのが、グウィネスさん演じるポッツ嬢のキャラなんだが・・コレはもう、期待&予想を裏切らず、素晴らしいモノに仕上がってた。トニーとの「仲良くケンカしな」的なくっ付き具合も、すこぶる良い感じ。

アクションシーン全般はスカヨハちゃんがまとめて引き受けてたが、ワタシはやっぱり「本シリーズ、グウィネスさんあってのフォロワーでいたい!」と改めて心に誓うのだった。間違っても浅田美代子さんには代わって欲しくない(←って『釣りバカ』シリーズかよ!)

ロバダウさんの前作(?)『シャーロック・ホームズ(2009)』が私的にしょっぱ過ぎたもんで(続編、造るのォ?)、本作にも不安があったんだが、なかなか良い感じである。久々に(あらゆるハリウッド作に言われる)「第1作を超えるのは難しい」ちぅジンクスを打ち破ってくれてる気もする。

それにしても、警官も医師(主治医)も全く登場しない物語だったなぁ・・あと、モナコとエキスポ会場では、かなりの人々が重軽傷を負った気もするんだが、、そこは観客として、気にしなくてエエんやろか(⌒〜⌒ι)

〜 こんなトコも 〜

♦冒頭の会見シーン。ここでトニーの姿を「報道画面のみ」で見せ“声メイン”で描いてるのが良かった。あんまし最初からババーン! と出られちゃうと面白くないので。
♦エキスポの開会宣言。トニーの「戻って来れて嬉しい」「若い頃は色々と暴れて来た」ってなスピーチに、ロバダウご自身の“やんちゃ時代”が思い出され、ちょっとグッと来た!
♦サム・ロックウェルの壇上スピーチ直前のステップ(ダンス)がなかなかカッコ良かった!
♦サムロク、いずれはゲイリー・オールドマンの後継者となって行くんやろか? 系統が何となく似てると思いましてな。
♦「シールド」と「スターク工業」の関係、父ハワードとトニーの関係、トニーとポッツの関係など、新たに明らかになることも多く、見所は多かった。
♦モナコの公道サーキット。空撮で分かった「道幅の狭さ」にはビビる! そこを逆走するリムジンもスゴい!
♦終盤のアクションシーンは爆発指数(?)こそ極めて高いんだが・・全体的にこぢんまりとしてて余り面白くなかった(飛行シーンとかね)。
♦実は1ヶ所だけだったトニーとイワンが“2人だけで対峙”するシーン。もっと丁寧に描いて欲しかった気もする。
♦イワンの哀しみも、やや描写不足だったような。もっと同情すべき人間と思ってたモノで(・ω・)
♦トニーの眼、ローズ中佐(ドン・チードル)の眼、ポッツの眼・・みんなの「眼の表情」が結構な見所だったりする!
♦父ハワードの遺したメッセージ、本気でトニーを心配するポッツ(inモナコ)、「どうしたらいい?」と独り呟くトニー・・幾つものシーンでウルウルさせられた。
♦北朝鮮、イラン・・など“危険な国”が名指しで登場してた(・ω・)
♦公聴会から立ち去る際、左に全身を回転させながら報道カメラからアウトするトニーがカッコ良かった☆
♦パラジウムは恐るべき中毒を引き起こす物質だった!
♦クロロフィルを1日に2.4リットル摂取・・なかなか大変そう。。
♦トウキョウでモデルもやってたと言うナタリーさん。ビル・マーレィと出会った頃か?
♦空港の格納庫で優雅にサーモン・カルパッチョを・・それって粋なんだか無粋なんだか、、(・ω・)
♦イワンの欲しがった“ブルド(鳥?)”って、ホントは何だったの? ワタシはてっきり「女の子」の隠語かと・・(⌒〜⌒ι)
♦ニューヨーク・クイーンズ地区にあるハマー社。その界隈が流行ってるの?
♦ハマー社のリアクタースーツ。1台で1億2570万ドルもするらしい!!
♦でも国防総省との25年の契約締結に比べたら、そんな開発費など大したものじゃないらしい。
♦スタークのジャグワーの金色の腕時計。イチゴ1箱と交換してホンマに良かったの?
♦ポッツ嬢が唯一「アレルギー反応」を示す物質とは・・
♦アイアンマンがス、ス、ス、スクラッチしてるYo♪
♦DJのゴールドスタインが、トニーに「腹に響くビートを!」と乞われてかけたのは・・やっぱりRob Base & DJ EZ Rockの“It takes Two”らしかった(Queenの“Another One Bites the Dust”もミックスされてたみたい)。
♦酔ったトニーが「愛してるよ」と告白した相手とは・・ ←何とも微笑ましい(=^_^=)
♦パラジウム中毒には、2酸化リチウムが効くらしい。覚えとこうっと。←お前じゃ意味ないし!
♦無人機のことをドローン(Drone)って言うんやね。
♦“Rock my world”で「興奮させる」と訳されてた。なるへそ。
♦俗称“別れた妻”を巡るセールストークと、実際の攻撃力の「差」には爆笑させられる。
♦後部座席のナターシャ・ロマノフの“お着替え”をチラ見して「前を見て運転して!」と注意されるハッピー(=^_^=) ←あんたがジョン・ファヴロー監督やったんかい!
♦「伏せろ!」と突然言われたドンチーさん。もし伏せるのが遅れてたら・・(×_×)
♦終盤の激戦地が日本庭園だったのは、面白い。鳥居とか、ありましたね。間もなく焼け落ちたけど・・
♦プレデターのような(=^_^=) イワンの最後の切り札。あの時間設定は、彼なりの“最後の優しさ”だったんやろか?

〜 こんなセリフも 〜

トニー「この私がスーパーヒーローだと? どう見ても、私はヒーローって柄じゃない」
   「この国が、暢気に安定してればイイ、とは思ってないさ」
   「問題は、我々の未来に“何を遺すか”だ」
   「アイアンマンは兵器じゃない。いわば“ハイテクのギブス”のようなモノだ」
   「スーツと私は一体だ。つまり、私が私を引き渡すと言う“人身売買行為”など、到底容認出来ない」
   「私こそが“核抑止力”だ」
   「私は“世界平和を民営化”した。これ以上、何が出来る?」
   「エコ事業? 退屈なだけさ」
   「食事は9時半から? 11時には行くよ」
   「俺にベタベタ触るな」
   「毎秒1サイクルは低いな。リパルサー波を倍に増幅することだ。
    改良すれば・・イラン、北朝鮮、中国で高く売れるぞ」
   「自分の行いぐらいは分かってる」
   「スーツを着た状態でトイレをどうするかって? ・・・ この通り!」 ←おい!
   「父は私の力を認めてはくれなかった」
   「死後20年・・今も教えてくれるのか?」
   「手渡しは嫌いでね。そこ(座席)に置いてくれるか?」
   「・・簡単だった」
   「口の中がココナッツとメタルの味だ」
   「テストなら、今やれ」

ポッツ「あなたとは、8011件の話したいことがあるわ」
   「スーツなんか、あなたの“エゴの産物”よ」
   「ラテン語なんて“死した言語”では?」

ローズ「君を生かす装置が、君を殺しかけてる!」
   「部分的に報告を読むと、誤解を招く恐れが・・」
   「このスーツは返すよ」
   「ブドウを取り合ってるアシカみたいだぞ」
   「屋上で欲情するのはよしてくれ」

イワン「お前の負けだ・・お前は負けたのさ」
   「成功者は、歴史を都合良く書き換え、葬った人々を消し去ろうとするものだ」
   「神が血を流せば、人々は神を信じなくなる。
    そして、その血にはサメが群がる。
    お前がサメ共に喰い尽くされる様を、オレはここで見物するとしよう」
   「“パラジウムの死”は、とてつもなく苦しいぞ」
   「“クソ・システム”だな、このセキュリティは」
   「40年ぶんの復讐を、これから40分でお前に与えよう」

ハマー「殺すんじゃなく、ヤツが遺そうとしているモノを奪ってはどうかね?」
   「物事にこだわり過ぎるな。広い心を持て」 ←後でそっくりそのまま言い返される。。
   「この銃はベルギー製のFN2000。ワッフル以上の名産だ」
   「悔しいか? ザマミロだ」
   「彼らは“君のベビーシッター”だ。言っとくが手強いぞ」
   「今夜は、新聞が売れ過ぎてインクがなくなるぞ」

ニック「君! そのドーナツから降りてくれるか」
   「君はまだ、総てを試してはいまい?」
   「忘れるな。私は君を見ているぞ」

人工知能「“あなたが裸ではない映像”は新鮮です」

アントン「息子よ、済まない・・知識しか与えられなくて」

ハワード「総てはテクノロジーで実現出来る」
    「私の生み出した、最も素晴らしいものは・・」

議員「失礼。“とんがったヤツ”は扱いにくくてね」

ポッツ「一体、何を隠しているの?」
トニー「ベニスを覚えてる?」
ポッツ「ええ。でも今は、まずいわ」
トニー「俺にも君にも、充電期間が必要だ」
ポッツ「・・私は、電池で動いてる訳じゃないわ」

トニー「仮定で質問していいか? もし次に迎える誕生日が最後だとしたらどうする?」
ナタリー「やりたいことをするわ。好きな人と一緒にね」

イワン「プレゼンは出来るが、デモはムリだ」
ハマー「なら、何が出来る?」
イワン「敬礼ぐらいなら出来る」

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コメント

いや~!さすがですね^^
細かい台詞や諸々の名を一発で記憶するのは凄いです。

モナコGP(F1)は抜けないサーキットで有名ですが
ある意味、コース取りが限定されているので逆走しても、そこら辺を熟知していればぶつからないのかな~って思ったものです^^;
もしかしたら、監督のファブロー氏はレースオタクだったりして(笑)

満を持して発車させた“別れた妻”っていかにもアメリカンジョークって感じですよね(笑)

スーツの似合わないドンチーさんって可愛かったです^^

次は是非ともペッパー嬢を前面に出しきってほしいです。

投稿: ituka | 2010年6月20日 (日) 11時09分

観て来ましたよ! itukaさん。

この日はシアターに3回こもったので、だいぶカラダには良いと思います。
(って酸素カプセルかい!)

>いや~!さすがですね^^
>細かい台詞や諸々の名を一発で記憶するのは凄いです。

デンゼル・ワーシントンじゃないので(謎)そこまで記憶出来ないどす。
手にしたメモがだんだんグチャグチャになって来ました(×_×)

>モナコGP(F1)は抜けないサーキットで有名ですが

そうなんですね。
セガ(?)のゲーム機では、バンバン追い抜いてた気がします(=^_^=)

>ある意味、コース取りが限定されているので逆走しても、
>そこら辺を熟知していればぶつからないのかな~って思ったものです^^;

『頭文字D』を超える世界ですね。。

>満を持して発車させた“別れた妻”っていかにも
>アメリカンジョークって感じですよね(笑)

顔面狙いなら、何とかなってたかも。。

>スーツの似合わないドンチーさんって可愛かったです^^

あの不器用さが、逆にハマってたかも知れませんね。

>次は是非ともペッパー嬢を前面に出しきってほしいです。

スピンオフやで!(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2010年6月20日 (日) 12時12分

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