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2010年6月 9日 (水)

☆『ウエスト・サイド物語(1961)』☆

8日(火曜)。
仕事が早めに切り上がったので、そろそろ気になってた「エンジンオイル+ATF(オートマオイル)」の交換をすべく、市内の“SAB(スーパーオートバックス)”へとドライヴがてら出かけた。

ワタシは、

エンジンオイル:5000キロ毎
ATF:2万キロ毎

を目安に交換してるんだが・・オイルのグレードやら、(併用すれば効果的とか言う)添加剤の追加購入やら何やらで・・プロに任せ切ってしまうあまり、結構自身が“ネギをしょったカモ野郎”に成り下がってしまってる気もし、ちょっと気分的に落ち込んでもしまう(×_×)

まぁ、言うても総走行距離が13万キロに迫る“ご老体”でもあるので、定期的なメンテナンスぐらいはケチらずしっかりやったげたいんだけど。

にしても・・先週イッキに交換した「タイヤ&ホイール代」も合算すると、きっと「クルマ自体の売却査定額」を軽〜く超えちゃっとるハズであり、それを思うと失笑を禁じ得ない。

もしワタシが「無保険、中古の軽、キズ&凹みお構いなし」ってなカーライフスタイルで、何の頓着もなく生きることの出来る性格なら、どんだけ他の面で生活にゆとりの生じとることやろ(=^_^=)

さて。

帰宅後は、衛星第2で放送された『ウエスト・サイド物語』を観た。
久々の再鑑賞ながら、どうせストーリー知ってるし、と“ダラダラ観る”つもりだったんだが・・結局、画面にほぼ釘付け状態で観終えてしまった(=^_^=) 何とも罪な作品ですわいな、ほんに(×_×)

ニューヨークのスラム街を舞台に、睨み合いを続けるジェット団(=ジェッツ:ポーランド移民系)とシャーク団(=シャークス:プエルトリコ移民系)の2つの青年グループの対立が、いよいよ頂点に達する。

そんな中、ジェット団の前リーダーであるトニー(本名:アントン)(リチャード・ベイマー)は、シャーク団のリーダーであるベルナルド(ジョージ・チャキリス)の妹であるマリア(ナタリー・ウッド)とダンスパーティーで出会い、互いに恋に堕ちる。

2人の“好ましからざる恋”はすぐにベルナルドの知るトコロとなり、それもが両陣営の抗争の気運を加速的に高めてしまうのだった・・

オープニングをすっかり忘れてしまってたが・・赤地に“妙なラインの束によるデザイン”の映し出されたタイトル、、が紫地に代わり、、やがて“あのカタチ”に実写化される、、ってな演出に、妙に魅了された。それに続く「昼間の空撮映像」も素晴らしい!

『ウエスト・サイド』と言えば、どうにも「昼でなく夜」「空や自然風景でなく、都会の片隅、コンクリート、アスファルト、フェンス」と言った閉鎖的な雰囲気が強いので、ああ言う意外なカメラワークは、とても意表をつかれる。

しかし何やろ? やはりワタシの中では『ウエスト・サイド』と言うと・・ベルナルド役のチャキリスのクールさ、カッコ良さ、そして・・(忘れちゃならない)アゴの割れ具合にまず魅了されてしまう(=^_^=)
彼の存在感を前にしては、若い恋人たち(トニー&マリア)がどうなろうが、2つのグループがどうなろうが、そんなこたぁもうどうでもイイ感じ(=^_^=)

それ故に、ベルナルドが“退場”してしまう後半以後(の約45分)がちょっと「長くて、暗くて、失速してる」気がした。後半ってメインキャラが2人も“退場”し、トニー自身もちょいと(訳あって)表舞台から姿をくらます・・的な展開となるもんで、ホンマに「キャラの魅力なしに、暗いトーンの物語だけでダラダラと引っ張る」って印象がすこぶる強い(×_×) リタ・モレノさん(アニタ役)は頑張ったはったが。。

そもそもが序盤以降、ミュージカルシーン&ダンスシーンの“弾けるような演出”がどんどんしぼんで行く方向を辿ってたような。

「あの頃は良かった」的な“回想/妄想”系でもイイから、後半にもアクティヴかつカラッと明るいミュージカルパートを強引に挿入して欲しかったモノであるなァ。

〜 こんなセリフも 〜

ベルナルド「ここアリメカじゃ、何だって起こるさ」
     「決闘はこの国の流儀なのさ」
     「憎みあう相手との握手など、断る」

リフ「稲妻のように素早く動くのさ」
  「我らジェット団が一番だ。大空をつかめ」

トニー「何かステキなことの起こる気がした」

アニタ「この時間(の挨拶)なら(ブエノス・ノーチェスじゃなく)ブエノス・タルデスよ」
   「あんたたちが血まみれで路上に倒れてても、ツバを吐きかけてやる!」

ドク「いつまで(こんな抗争を)続ける気だ? どこまで腐ったヤツらなんだ」
  「まだ分からんのか? なぜいがみ合う? なぜ殺し合う?」

マリア「みんなが彼を殺したのよ・・“憎しみ”でね」

トニー「人違いかな?」
マリア「そんなことないわ」
トニー「・・前に会った?」
マリア「初めてよ」
トニー「これって・・何かの冗談かな?」
マリア「冗談のはずはないわ。今夜も、そしてこれからも」

トニー「1分でいい」
マリア「短過ぎるわ」
トニー「では、1時間は?」
マリア「ムリよ」

トニー「信じる力が足りなかった」
マリア「けど、愛があるわ」
トニー「・・ムリだ」

部下「ヤツらの武器は?」
リフ「“命乞い”だろうさ」

ジェット団「俺たちの堕落は貧困のせいだ」
     「俺たちは“社会病”なのさ」
     「クールになれりゃ、楽しく生きてベッドで死ねる」

追記1:物語の始まりも終わりも「フェンスに囲われたバスケのコート」ちぅロケーションだった!
追記2:セリフだけの顛末だが、ジェット団には(同様の対立グループである)「エメラルド団」「ホーク団」をやっつけたと言う輝かしい(?)戦歴もあるらしい。
追記3:ビールケース(?)を運ぶ手を止め歌い出すトニー。おい、サボんなよ(=^_^=)
追記4:「シッ!静かに!」とか言いながら、周囲をはばかることなく歌いまくっとるトニー&マリア。おいおい、チミたち・・
追記5:抗争の場から逃げる際、トニーがよじ登るフェンスの高さが異常に高くてスゴい! あの降り方など「ちょいとした見せ場だね、こりゃ」って感じですん。
追記6:“出会いダンス”のシーンで流れる「マンボの曲」の出だしフレーズが『ひょ※こりひ※うたん島』のオープニングテーマ(の出だし)にそっくり!
追記7:“意中のしと”以外の存在が、視界の中で徹底的に“ボケて見えなくなる”のはスゴい! これが“ひとめ惚れ”ってヤツの感覚ですかいッ?!
追記8:トニーが(マリアとのデート後に)「何処へ行ってたかって? 月世界旅行さ」とはぐらかして(?)答えるセリフがあるが、この当時、まだ月面着陸は実現してなかったんやね!(アポロ11号による初着陸は1969年!)

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コメント

こんばんは。

>「無保険、中古の軽、キズ&凹みお構いなし」ってな

単なる「足」以外の何ものでもないというスタンスの人もいらっしゃいますものね。
でも「愛車」と呼ぶ対象として接せられるのはイイことと私は思います。

「スクリーン」「ロードショー」なる雑誌を読んでいた頃に初めて目にした本作のジョージ・チャキリスの姿(写真)、かっこいい~って思ったものでした。(と、ぺろんぱ、遠くを見つめる)

ナタリー・ウッド、初めて買ったジェームズ・ディーンの写真集に出てきて、写真からもフェロモンが漂うくらい魅力的でした。(*^_^*)

ナタリー・ウッドさんは若くしてお亡くなりになりましたが、ジョージさんはまだ御存命なのですよね?

投稿: ぺろんぱ | 2010年6月 9日 (水) 20時09分

ぺろんぱさん、ばんはです。

『コラテラル』待ち状態です(=^_^=) 連夜、忙しい〜

>単なる「足」以外の何ものでもないというスタンスの人も
>いらっしゃいますものね。
>でも「愛車」と呼ぶ対象として接せられるのはイイことと
>私は思います。

割り切って考えたら「道具」なんでしょうけど・・
まぁ、高速走行中にご機嫌を損ねられると、死ぬのはワタシですし・・
しっかりケアしてあげようと思ってます。。

>本作のジョージ・チャキリスの姿(写真)、かっこいい~って
>思ったものでした。(と、ぺろんぱ、遠くを見つめる)

良かったですねー。
ジェッツの面々が黄色いジャケットを着てて、何とも野暮ったかった中で、
チャキリスは赤いジャケットを着用してて、ひときわ目立ってるんです! 赤い彗星!(←ちょっと違う)

>ナタリー・ウッド、初めて買ったジェームズ・ディーンの写真集に
>出てきて、写真からもフェロモンが漂うくらい魅力的でした。(*^_^*)

劇中の歌は殆ど“吹替え”らしいですね。
それを撮影中に知ったナタリーが激怒した、とウィキにありました。。

>ナタリー・ウッドさんは若くしてお亡くなりになりましたが、
>ジョージさんはまだ御存命なのですよね?

映画撮影中の事故らしいですね・・何とまぁ・・
チャキリス氏は親日家で、近年も結構ニッポンに来られてるようです。

ダンディーなおじさんなんだろうなぁ。
思うには、ベイマー氏の方が「経年的変貌」の著しい気がします(⌒〜⌒ι)

投稿: TiM3(管理人) | 2010年6月 9日 (水) 20時58分

昨日やっていましたね、私は「マリア♪」の部分のみを観ました。ちょっと疲れていて今日朝も早かったので手が出なかった。

> 結局、画面にほぼ釘付け状態で観終えてしまった(=^_^=) 何とも罪な作品ですわいな、ほんに(×_×)

これが怖かったんですが、
でも...観りゃ良かったと残念。

投稿: west32 | 2010年6月 9日 (水) 22時58分

westさん、ばんはです。

>昨日やっていましたね、私は「マリア♪」の部分のみを観ました。
>ちょっと疲れていて今日朝も早かったので手が出なかった。

そう言う時は、ぼんやり眺めながら寝る・・と言うのも手かも
知れませんよ(=^_^=)

>でも...観りゃ良かったと残念。

チャキリス兄貴(のパート)は観て欲しかった(=^_^=)

今度は、マイコゥジャクスンの『今夜はビート・イット』のPVが観たくなってます(⌒〜⌒ι)

投稿: TiM3(管理人) | 2010年6月 9日 (水) 23時17分

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