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2010年5月 8日 (土)

☆『ダーリンは外国人』☆

7日(金曜)の夜。
暦通りの大型連休を“ちぃこぃ範囲の活動”で済ませ(⌒〜⌒ι)帰松したワタシは、昨日〜今日と仕事に励んだ。

・・な訳で「この2日、休まず頑張ったし、自分に褒美でもつかわそうぞ!」と考え、帰宅後しばし休憩の後“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へとクルマで出かけ、新作(?)ラヴコメ『ダーリンは外国人』と言うのを観て来た☆

正直、あんまし興味はなくて「こいつぁ、スル〜かなぁ・・?」とも考えてた1作だったが、拙ブログにコメントを寄せて頂いてるvivianさんが、ご覧になられたことを(別ブログによせておられたコメントで)知り“悪くはなさげな印象”を感じたモノで「せば、観に行こ!」と直感的に決めた次第(・ω・)

シアターも小規模なら、全席=自由席の上映でもあったが、まぁ寛いで観ることの出来た気がする(・ω・)

プロの漫画家を目指す主人公=さおり(小栗左多里)。彼女のボーイフレンドは“語学オタク”のトニー・ラズロ君。
出会いから同棲に至るまでは、意外とテンポ良く進んで行った2人であるも・・楽天家(?)の母(大竹しのぶ)に引き替え、寡黙で厳格な父(國村隼)は、面と向かって次女=さおりに「お前たち(の交際)を認めないからな、絶対に」と静かに言い放つのだった。

そんなある日、父が心臓の病気で倒れてしまう。そして、それを機に、次第に心のすれ違ってゆくさおり&トニーだった・・

まぁ“脚本学校のテキスト”を映像化したような、変化球もどんでん返しも何にもない、ライトタッチなラヴコメ(?)ではあった。
ワタシの期待(?)してたのは「トニーによる勘違いニッポン文化」「それに伴う、トニーの妄想的ジャポネスク映像群」だったが・・
そう言うノリの物語ではなかった(=^_^=)>

どちらかと言えば、さおりの言動が主観的に“丁寧に分かり易く”綴られてたのに比べ、トニーの「本心」みたいなモノは、彼がそれを口に出して言わない限りは観客にも、そしてさおり自身にも伝わって来なかった気がする。
彼の仲間(=外国人)が、いわゆる“ナンパ野郎”的キャラに描かれてたのに対し、トニー自身の言動が「妙に真面目過ぎる」のは、やや違和感を感じたりもした。

アレはトニーの(母国での)家庭環境により形成されたモノなのか、それとも彼の(全く描かれなかったが)「宗教観」に起因するモノなのか・・?
も少し「トニーのダーティな“ホンネ部分”」に切り込んで欲しかった気もした(=^_^=) 余りにきゃつが「イイ奴」過ぎた点に、ちょっと「踏み込みが甘いぞ!」と感じちゃったワタシである。

・・にしても、大竹&國村の夫婦キャラのインパクトはなかなか大きかった! 國村さんは「良く見かけるタイプのキャラ造型&行く末」なんだが、特に大竹さんの「哀しみのどん底にありつつも、気丈に振る舞う」ってな演技が“カミガカリ的”に巧くて「もの凄いしとやね〜ホンマに」とびっくらこいてしまった。
ついでに(?)ボーリングの球を武器代わり(?)に「吸え!」とか言って欲しかったなぁ!(←言うかい!)

BGMの挿入の仕方とか、TVドラマから流れて来る(“勧善懲悪型”時代劇と思しき)セリフ群なんかもイイ感じだった☆ 特にさおりが“とある決意”をする際に流れて来るラップ曲「くればいいのに(KREVA&草野マサムネ)」のイントロの入り方&タイミングが、絶妙で良かった!

ナニがどうってこともないんだけど、寛いで&安心して観られる「良作」とは言えましょうな。

〜 こんなセリフもありました 〜

さおり「彼氏なの? それとも只の友達?(Boy friend? Just friend?)」
   「私も、焦ってる訳じゃないしさぁ」
   「外国人のダーリンってば“ハードル高過ぎ”な気がしなくもないし」
   「ここ(NY)じゃみんな外国人・・あ、外国人は私か」
   「度肝、抜かれました」

トニー「そんなこと言わんといて。僕、ホンマに困ってるんですワ」
   「“つかぬこと”ってどんなこと?」
   「“やれ、あ〜しろこ〜しろ”の“やれ”ってナニ?」
   “ホレンソ 美味しかったね”
   「“時期尚早”・・イイ言葉だと思わない? 言葉に力があるよ」
   「しらたき? したきり? しきたり!」
   「どさくさ? あさくさ!」
   「同じ抜かれるなら・・“度肝”がイイよね」
   「ハチミツ? ハムカツ? ハツラツ!」
   「“日本人かどうか”なんて関係ない。僕にとって、彼女は“さおり”なんだ」
   「ここで逢ったが100年目!」
   「間違ってますね・・“全然”と来たら“否定形”で終わらないと」
   「日本の家族は・・信頼し合っているからこそ、人前で敢えて“悪口”も言えるんだよね」

トニーの友人「あの娘がさおり? あそこに立ってる、まるで“地蔵”みたいな娘?」
      「日本に来たら“ちょっと英語を話す”だけでスーパーマンになった気分さ」
      「日本の娘なんて“簡単”だよね。すぐ携帯(の番号)を教えてくれるし」
      「日本の娘は、個性がないね」

父「そんなに甘いことじゃないんだよ・・“赤の他人”同士が家族になるってことはな」

母「男の子には“お肉”、外国人には“お寿司”が相場と決まってるわ」
 「人と人は、違って当たり前。誰かと生きて行くってことは・・その違いを
  ちょっとずつ許して、認めて、分け合って行くってことじゃない?
  ね? それが“2人になる”ってことだよ。それが“家族になる”ってことだよ」

出版社の女性「自分から諦めて欲しくないな」

追記1:要所要所で「ダーリンが外国人な(数組の)カップル」に対するインタビューシーンの挿入されるのが良かった☆ まさに“ハリウッド的恋愛モノ”のタッチである!
追記2:トニーが真っ先に惹かれた漢字は「華」だった。
追記3:外国人のダーリンが“お気に入りの言葉”には「高田馬場」「腹を割って言うと」「ぺたんこ」「たりとも」などがあるそう。
追記4:父の立ち寄った本屋は「書泉グランデ」。トニーの着てた(オレンジ色の)シャツには「Dover Electronics」とプリントされてた。
追記5:ニューヨーク郊外(?)でトニーの家族に逢うさおり。“You must be saori!(あなたがさおりね!)”から始まって、結構ご家族の言葉の聴き取れる気がした! いや・・きっとメチャメチャレベルの低い英会話なんやろね、、
追記6:常に船長帽(?)をかぶってたトニーの父(?) 何だか“クラシック・アーミー”な雰囲気を感じたが、、(⌒〜⌒ι)
追記7:ご本人たち(左多里&トニー)も出演されてたようだが、分かんなかった、、(×_×) そういや、イラストでしか(彼らを)知らないんだなぁ。。

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コメント

こんばんは。

あ、やっぱりトニーさん役の御方は俳優さんで、ご本人ではなかったのですね。勘違いしていました、私。^^;

楽しめる映画のようですね。でも両親役のお二人がしっかりした役者さんで“作品が締まる”感じもあったのでしょうね。

私の知人に日本人男性との結婚を切望する英国人女性が居ます。また、日本人以上に侘び寂びを解する事のできるようなアメリカ人男性も居ます。
言葉以上に必要なベースはあるのかもしれません。

投稿: ぺろんぱ | 2010年5月 9日 (日) 19時49分

ぺろんぱさん、ばんはです。

日曜の夜なもんで、解放的な気分に背を押されて(=^_^=)
近所にオープンした創作ダイニング(?)で夕食を済ませて来ましたが・・

「ボリュームたっぷり」って触れ込みのサラダが、ホンマにボリュームたっぷり過ぎて、1/3近くも残してしまいますた。。
(世界には、その日の食事にも困ってる子供たちがいるってのに、、)

>あ、やっぱりトニーさん役の御方は俳優さんで、
>ご本人ではなかったのですね。
>勘違いしていました、私。^^;

そうですね。きっとご本人さんだとリアルさはあるも、
初々しさは演じ出せなかったかも・・(こら)

劇中にもう1人「ヒゲづら系」が出てはったので、あちゃらがご本人では? と推測してます。

>楽しめる映画のようですね。でも両親役のお二人が
>しっかりした役者さんで“作品が締まる”感じもあったのでしょうね。

あのキャスティングに「うむ!」と膝を叩き、同時に評価も甘くなってしまったワタシでした(=^_^=)

>私の知人に日本人男性との結婚を切望する英国人女性が居ます。
>また、日本人以上に侘び寂びを解する事のできるような
>アメリカ人男性も居ます。

その2人が結ばれたら、ちょうど良い(←ナニがだ)気もするんですが、、
ワタシも国際結婚を狙って、翻訳機の劇的な進化に期待しようかなぁ
(機械頼みかい!)

>言葉以上に必要なベースはあるのかもしれません。

言葉も大事ですが、一番の問題は「宗教観の相違」にあると思うんですけどね・・その辺りは「触れられず」でした(・ω・)

投稿: TiM3(管理人) | 2010年5月 9日 (日) 23時14分

同じ映画を観ても、こんなにも感想が違うんですね~
 (はぁ・・タメイキ) こんばんは vivianです

私は仕事で1日中、パソコンと向き合ってるものですから、家に帰ってきたら目が疲れてるので、ほとんどパソコンの電源をいれないんです。ダーリン観て下さってたんですね、ありがとうございます (^-^) コメント遅くなってごめんなさい。今回は、筆不肖のせいではないですよ~この映画の後、シリーズ化されてる本の1冊「ダーリンの頭の中」というのを買って読んだり、ツタヤでサントラ借りて聞いたりしてます。TiM3さんにしてみれば、泣くほどの映画か??と思われたでしょうが、お父さんが突然亡くなられるシーンで、私も自分の父のことを思い出し涙が止まらなかったんです。私の父は、私が例の外国語大学を卒業して間もなく、肝臓癌で、1ヶ月ほどで天国へいってしまいました。その時のことがダブって悲しかったんです。さおりちゃんが、そんな苦難も乗り越え幸せに向かって頑張ってる姿に心から拍手を贈りました。あと、予告でよく出てきてた「度肝、抜かれました」というセリフが面白かったので興味を魅かれました。それにしてもTiM3さん、余りにきゃつが「イイ奴」過ぎた点に、ちょっと「踏み込みが甘いぞ!」と思われるあたりは、やっぱ世の中ナナメに見てらっしゃいますよね~(^-^)だって私は、トニーってホントステキな男性!って思いましたもん (爆笑)でもちなみに、
私には、国際結婚はムリで~す!! TiM3さんは??

投稿: vivian | 2010年5月16日 (日) 21時15分

vivianさん、ばんはです。

お仕事、お疲れ様です。眼をいたわってね。

>同じ映画を観ても、こんなにも感想が違うんですね~

いやでも、良い作品でしたよ、ホントにね。

>私は仕事で1日中、パソコンと向き合ってるものですから、
>家に帰ってきたら目が疲れてるので、ほとんど
>パソコンの電源をいれないんです。

本来、人間はそうあるべきでしょうね。。
ここ数十年(?)の日本人の生活習慣が、今後どんな影響を身体に与えて行くのか、ホントに恐ろしい・・(×_×)

>TiM3さんにしてみれば、泣くほどの映画か??と思われた
>でしょうが、お父さんが突然亡くなられるシーンで、
>私も自分の父のことを思い出し涙が止まらなかったんです。

そうですか・・國村さんのアレ・・と言うのが、どうにも(演出的に)『萠の朱雀』
ほどの余韻(?)がなく、ちょっと「駆け足気味だなぁ」と感じてしまいました。

>さおりちゃんが、そんな苦難も乗り越え幸せに向かって
>頑張ってる姿に心から拍手を贈りました。

今度はvivianさんが幸せを掴まないとね!

>あと、予告でよく出てきてた「度肝、抜かれました」という
>セリフが面白かったので興味を魅かれました。

きっと、少なくとも「アナウンサー言葉」ではなさそうですね、、

>余りにきゃつが「イイ奴」過ぎた点に、ちょっと「踏み込みが
>甘いぞ!」と思われるあたりは、やっぱ世の中ナナメに
>見てらっしゃいますよね~(^-^)

ひがんでただけかも(=^_^=)

>でもちなみに、
>私には、国際結婚はムリで~す!! TiM3さんは??

タイに行ってコンカツしようと思ってましたが・・流石に「時期尚早」だと思いましたです、ハイ(=^_^=) ←冗談・・

投稿: TiM3(管理人) | 2010年5月17日 (月) 23時27分

Good-Evening TiM3さん こんばんは (^-^)

明日は振替休日なので、夜更かししています
こういうのって、学生に戻った気がして、なんとなく嬉しいものです。私は、自分で「淡い時間」と呼び大切にしています。ところで・・
「今度はvivianさんが幸せを掴まないとね!」とゆう優しい言葉をいただき、ホントにありがとうございます。
てっきり、TiM3さんんが、幸せにしてくれるものだとばかり思っていました。(^-^) 冗談ですよ~ フフフ

雨が降っても大丈夫な屋根のある家に住め、働ける職場があり、健康で、かわいい顔の身体を持てた上、ステキなブログ友達もでき(ペロンパさん・TiM3さん)今のままでも充分幸せな私です (^-^)
TiM3さんは、案外古風な方??でしょうか・・
女性の幸せは、結婚だけではありませんよ! 
TiM3さんは、どんな時に幸せを感じますか??
ちなみに私は、通勤電車の中で、音楽を聴いたり(最近では JUJU BoA May's)お風呂の中で、本を読んだり(スピリチュアル系・ミステリー)気に入ったお洋服が見つかりゲットできた時とお友達とカフェで長話をしている時などに幸せを感じますね (^-^)
お料理するのも好きで、上手く出来た時とか・・ホントにどこにもいる平凡な子だと自分では思います。
目標としては、もうちょっと映画通になって、ペロンパさんやTiM3さんを驚かせることですね! フフフ

じゃあまたね  おやすみなさい  vivian

投稿: vivian | 2010年5月19日 (水) 00時56分

vivianさん、ばんはです。

ゆっくり寛がれていることでしょうか・・(・ω・)

>明日は振替休日なので、夜更かししています
>こういうのって、学生に戻った気がして、なんとなく嬉しい
>ものです。私は、自分で「淡い時間」と呼び大切にしています。

イイですね。でもワタシだったら・・たぶん休暇取っても、
自室にこもって「ネット購入」ばっかりに走るかも知んない(こらこら)

>てっきり、TiM3さんんが、幸せにしてくれるものだとばかり
>思っていました。(^-^) 冗談ですよ~ フフフ

最近は、(昔はあった)そう言う自信も揺らいで来ております(=^_^=)
・・自分1人の幸せの実現すらも覚束ない・・

>雨が降っても大丈夫な屋根のある家に住め、働ける職場があり、
>健康で、かわいい顔の身体を持てた上、ステキなブログ友達も
>でき(ペロンパさん・TiM3さん)今のままでも充分幸せな
>私です (^-^)

ワタシも「今そこにある幸福」に眼を向けねば・・(・ω・)

>TiM3さんは、案外古風な方??でしょうか・・
>女性の幸せは、結婚だけではありませんよ! 

男性の幸せは、女性によるトコロが大きいかなぁ・・と考えてます。
でも、女性の幸せは・・女性(友人)によるトコロが大きいような気がしますね。
(異性である)男性が幾ら歩み寄っても、理解に努めても・・やっぱり女性同士の連帯感・信頼感には、はるか叶わないような・・そんな気がしてます。

>TiM3さんは、どんな時に幸せを感じますか??

やっぱりお寺などをぶらぶら歩いてる時でしょうかねぇ・・(遠い眼)

>ホントにどこにもいる平凡な子だと自分では思います。

幸せを知ってるってことは、平凡な子じゃないと思うよ。
それは、素晴らしいことです。

>目標としては、もうちょっと映画通になって、ペロンパさんや
>TiM3さんを驚かせることですね! フフフ

感性の面で、(例えば)映画を愛せたらイイでしょうね。
ワタシの場合、極めて行くに従い、だんだんと「データベース野郎」と化して行く傾向がありそうなので、そこは注意したいです。

「1000本の映画を次々と観た」ってよりも「自分なりの価値観で10本の映画を愛し、それが昔も今も変わらない」って方が素晴らしいようにも思います。

>じゃあまたね  おやすみなさい

また、明日から(今日から)頑張ろうね。

投稿: TiM3(管理人) | 2010年5月20日 (木) 00時38分

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