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2010年5月 1日 (土)

☆『アリス・イン・ワンダーランド:3D』☆

30日(金曜)。連休突入前の“最後のひとふん張り”って感じで働き、そして無事に終業時間を迎えた。

フタを開けてみたら・・特にナニも問題はない1日だったが・・やはり仕事が終わるまでは、緊張もし、疲れもするモノである。

その反動から「ヨシ! 帰阪前に1本頑張って観とこう!」と考え、またまた“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へとクルマで向かい、レイトショーで『アリス・イン・ワンダーランド』の3D版を観て来た☆

高松ッ子にとって「へへ・・ちょいとしたニュースだね、こりゃ」ってことが今月にあり、その1ツがこの4月中旬からの“3D作品の上映解禁”である(・ω・) コレまでは「3D作品が観たいな〜」と思えば、コレはもう“ワーナー・マイカル・シネマズ綾川”に出かけるしかなかったンだが、コレからはより近いシネコンで、思う存分(←ってそんなにラインナップあるんか?)「3D作品」を満喫することが出来るのだ! ・・って言うか『アバター』上映時に、ソレを実現させて欲しかったぜ、支配人さん!

今夜の場合、レイトショー料金に「3Dメガネ代」が加算され1500円。まぁ、妥当な設定だろうかな。
何となくのワクワク感も手伝い「フィギュア付ドリンクボトル」を思わず買い求めてしまった(⌒〜⌒ι) ってどうするんだよぅ・・つまんなかったらよぅ・・。

“ニタニタ笑う猫”“奇妙なドードー鳥”・・それらの登場する「同じ内容の怖い夢」に度々悩まされる“夢見がち”な6歳の少女=アリス。
でも彼女には「自分の言葉にしっかりと耳を傾けてくれる」父=チャールズの存在があった。
父は優しく愛娘に語りかけるのだった・・「お前はおかしな子だね。だけど・・(人と違う)優れた人は、みんなおかしなものさ」

やがて13年が過ぎ、アリスは19歳の美しくも不機嫌(?)な少女に育っていた。
父=チャールズは既に亡くなっており、母=ヘレン、姉=マーガレットの望みは「アリスが若く、美しいうちに幸せな結婚をすること」のみであった。

貴族である青年=ヘイミッシュを“許嫁”に決められたアリスだが、彼からの突然のプロポーズに戸惑い、関係者一同の集められたその場から逃げ出してしまう。
そして、自分にだけ見える「“こっちこっち”と手招きするウサギ」の後をついて行った彼女は、大木の根本にポッカリと口を開けていた暗く大きく深い穴に堕ちてしまう・・

そうして気が付いた時、彼女は“ワンダーランド(不思議の国)”に辿り着いていたのだった・・それはアリス自身が忘れていたことでもあったが、実は“再訪”でもあった・・

監督:ティム・バートン、主演:ジョニー・デップ(←クレジット的には“一応”そうらしい、、)、音楽:ダニー・エルフマン・・ってことで「いつもの鉄板なトリオ」の作品ではあるんだが・・ワタシとしては「かなりしょっぱい!」と正直評したい。
観客は、アリスの旅を半強制的(?)になぞらされるだけなんだが、その展開にワクワクもドキドキもしないのだ。で、クスリと笑えるシーンもなければ、ウルッと涙腺を刺激するシーンも(ワタシには)全くなかった。

中でも、最も致命的なのは「3D作品としての素晴らしさ」に全く欠けてたことだろう。かつての『戦慄迷宮3D/THE SHOCK LABYRINTH(2009)』も(立体的な)演出面で、どうにも不満や疑問符の湧き出るモノだったが、そのレベルにもはや(=^_^=)比肩してる感じ(・ω・)

一応“白河夜船”だけはせず、頑張って(=^_^=)全編を観たワタシだが(←中盤以降、内面で尿意との激闘が展開されてたが、、)期待してたキャラ「ハンプティ・ダンプティ」が出て来なかった(?)のは、返す返すも残念だった。。

他のキャラもそうだが、何だか監督の「はいはい、ちゃんとなぞってまっせ〜」的な“半ばやっつけ仕事”と言おうか、映像的な表現以上の「その背後に流れる監督の愛みたいなモノ」がどいつにも感じられなかった(×_×)

つまり、こう言う作品こそは「製作」「製作総指揮」の立場に身を置き“ベッソれば”或いは“スピルバぐれば”良かったのにネ、、と思う訳だ。

ウィキで改めて、バートン監督の作品群を辿ってみたが・・『エド・ウッド(1994)』か、せいぜい『マーズ・アタック!(1996)』辺りまでは(確かに)評価出来ようモノの、以降は「映像技術ばかりが豪華で、毒や反骨精神が薄く、つまんない世界観の押し付けが強く、イマイチな作品の量産が目立って来てる」のが(明らかに)見て取れる。

ってことで、しばらくはティム・バートンに“ダメ監督のラジー殿堂”に入って頂こうと思う、ワタシの中で(・ω・)

〜 こんなトコも 〜

♦冒頭(本編開始前)に「3D立体メガネをかける時間だよ!」とウサギのアイキャッチ画面が表示されるが・・続く映像は「【2D版】カメラをかぶったおっちゃん&赤色回転灯をかぶったおっちゃん」だった(×_×) ←でも新ヴァージョンの、あのどっかエキセントリックな感じのお姉ちゃんがちょっと好きである(変)
♦少女の名はアリス・キングスレー。父は・・「ベン(ベンジャミン)」じゃないのね(・ω・)
♦なんで「生垣の前のシーン」でだけ、衣服のサイズが変化せず、マッパ・ダッカーとなったんやろ?
♦“得体の知れない”クスリやケーキに手を出してはいけません(=^_^=)
♦水パイプを吸う、長老肌の青芋虫=アブソレム。アレって“元ネタ”はアンソニー・ホプキンス?
♦「予言の書(=絵暦)」を破る、とか燃やす、とかそう言うことは考えなかったんか?
♦いきなり「フラブジャスの日(Frabjous day)」「ヴォーパルの剣(the Vorpal Sword)」とか、専門用語を出されても分かりませんって。。
♦標識に「Snud:南」「Queast:東」と書かれてたが「北」と「西」のスペリング(綴り)も気になった(=^_^=)
♦「ハートのジャック」こと赤の騎士団長=イロソヴィッチ・ステインを演じた男優さんはクリスピン・グローヴァー。何と『バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)』で主人公マーティの親父(青年期)を演じてはったしとらしい! 
♦1シーンのみ、ジョニー・デップ演じるマッドハッター(狂乱の帽子屋)が披露してくれる「ファッターワッケン(=歓びのダンス)」は必見! 頸椎や腰椎までもが「360度」グルグル回転する(!)もんで、流石にマ※ケル・ジ※クソンを超えてました!(=^_^=) ←CGじゃんかよ!
♦赤いトランプ兵士の(ガッシャガッシャと)走る姿がちょっとカッコ良かった。しかしあいつらって、全員で52名しかおらんのかな?
♦アリスが咄嗟に使った偽名は「アムブリッジ」。何か意味のある名やろか?
♦桜の樹の咲き誇る「白の女王の城(マーモリアル)」の風景がなかなか良かった!
♦ワンダーランドでは「誘惑罪」ってな罪状も存在してた(×_×) 関連して「狂言誘惑」「営利誘惑」ってのもあるんか?
♦劇中に「ヤマネ」ってキャラが出て来るが・・ワタシはてっきり「ニッポンからやって来た、山根さん」かと思ってたら、、「ヤマネズミ」のことらしい(×_×) 他に「ハリネ」「ドブネ」とかもいそうやね、、
♦「アッペルクーヘン(林檎のケーキ)」を喰えば、大きくなる! ・・腹回りが(=^_^=)
♦白の女王の美しさに期待してたら・・アンハサ(←アン・ハサウェイ)さんでしたか、、(・ω・) 何だか唾を吐いたり、嘔吐しそうになってたり、色々と“体当たり”したはりましたね(×_×) このしと、ムチャクチャ奇麗なんだけど・・ちょっとでも表情を動かすと、何か“違和感がある”んですねぇ、、将来の「変化」の怖い女優さんどす、、
♦赤の女王(ヘレナ・ボナム・カーター)には「イラスベス」、白の女王には「ミラーナ」ってな名前があるようだ。
♦イロソヴィッチvsハッター。ここの一騎討ちの場面でのハッターの戦い方(←針を活用)が巧い! ケンカのプロみたいだ(=^_^=)
♦終盤では、妙に「香港」など“中国圏をヨイショしてる感”があった。。バートンの次のターゲットはホンコンか?!
♦アブソレムの声はアラン・リックマン! ジャバウォッキーの声はクリストファー・リー! 豪華!

〜 こんなセリフも 〜

アリス「もし“頭の上に魚を乗せる”のが礼儀なら? コルセット(を装着する習慣)なんて、その魚と同じよ」
   「このダンス、退屈じゃない?」
   「白いバラがおイヤなら、赤く染めればイイじゃない」
   「とても興味深いおハナシだけど、失礼しますわ」
   「変だわ? いつもはツネると起きるのに」
   「ここは夢じゃなく・・記憶の世界なのね?」
   「あなたを・・忘れる訳がないわ」
   「聞いて。王子様なんかいないのよ」

ヘイミッシュ「そんなこと、他人には言わないことだ。迷ったら、口をつぐめ」
      「何故、そんな“有り得ないこと”を考える?」

ヘレン「美貌の衰えは早いものよ。イモージェンおばさんをご覧なさい」 ←あのおばさん、美貌があったの?

イモージェン「彼は王子だけど・・王座を棄てなければ、私とは結婚出来ないわ」

赤の女王「私のスクワンベリー味のタルトが3つ盗まれた! ・・お前か?」
    「“頭の大きな人”は大歓迎よ」
    「痛む脚には“ブタ腹”が一番」
    「No! Next! Another!(ダメ! 次! 別のを!)」
    「朝の処刑は格別ね」
    「嘘つき! インチキ! 裏切り者!」
    「やはりそうよ・・怖れられる方がいい・・」

白の女王「“希望”を小さじ2杯・・」
    「“殺生はしない”と誓ったの」
    「自分の意思でお決めなさい。怪物に立ち向かう時、あなたは1人なのですから」
    「殺す? 何の恩義でそなたを殺せと?」 ←このセリフはかなり冷酷に響きますた、、

イロソヴィッチ「これはこれは! 俺の大好きなトリオだな? 頭のおかしな・・」

チェシャ猫「誰かとぶつかったのかい?」
     「傷口に、包帯だけでも巻いておこうか?」

馬「ワンコは何でも信じますなぁ」

帽子屋「お茶会をしていてね。君が“戻る”までの暇つぶしなんだが」
   「君が“戻った”からには、あの日へ戻ろう」
   「ダデカヘッ! つまり“打倒、デカヘッド!”さ」 ←“ボンバヘッ!”とは違うンやね(=^_^=)
   「“忘れて許す日”かね? それとも“許して忘れる日”? どちらでもイイけど」
   「馬や鉄道も良いが・・乗り物は“帽子”に限る」
   「“殺すのはイヤ?” 赤の女王の悪行も知らずに、良く言えるな?」
   「強さを・・ここ(=胸)にあった何かを、君は失ってしまったようだな?」
   「哀れむべき大きな頭ですな!」
   「君は僕にとって“大き過ぎるか小さ過ぎるか”だね」
   「正式な処刑には、正装で臨まねば」
   「“カラス”と“書き物机”は何故似ていると?」
   「まだ“夢の中”と思ってる? じゃ、僕も実在していないと?」
   「実に面白い・・でも今は、ヤツに集中するんだ」

ベイヤード「帽子屋を助けに行く? そんな行動は“予言書”にはない」
     「運命から逃げるな」
     「お赦しを。“運命とは違う道”を行かせました」

アブソレム「涙? 涙など何の役にも立たんぞ」
     「“ヴォーパルの剣”が戦ってくれる。お前は離さず、握っておれば良い」

双子「秘密を教えたげる」
アリス「話したら、秘密じゃないわ」

アスコット夫人「私はね、怖れているのよ」
アリス「貴族の没落を?」

赤の女王「(この予言書では)私の可愛いジャバちゃんをどうすると?」
イロソヴィッチ「さぁ? 退治するトコロでは?」

イロソヴィッチ「愛されるより、怖れられた方が幸せでは?」
赤の女王「もう・・分からない」

帽子屋「おい、帽子は取るな」
処刑人「ああ。俺としちゃ、処刑が出来りゃそれでイイ」

※「I Know.(やっぱりだ)」

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コメント

「アリス」を知らないワタシは、てっきりあの芋虫(アブソレム)がハンプティ・ダンプティと勘違いしてました^^;

それにしても、これだけしょっぱい映画が続くと
しょっぱいついでに『ゼブラーマン2』も観ちゃおうかと思ったりして^^;
相手役の子がチョットいい感じだから(笑)

白河夜船は一瞬だけ。黒いエセ・トゥルークをぶった切った瞬間の記憶がありません(爆)
赤の女王の赤面するシーンは可愛かった^^;

そうそう!新・映画泥棒のCMに出てくる女性が良い感じですよね!
なのでこのCM、苦痛じゃなくなりましたもの(笑)

投稿: ituka | 2010年5月 1日 (土) 19時13分

ばんはです。

帰阪して、酒飲んでました(=^_^=)

>「アリス」を知らないワタシは、てっきりあの芋虫
>(アブソレム)がハンプティ・ダンプティと勘違いしてました^^;

ハンプティは「卵野郎」です。。

>しょっぱいついでに『ゼブラーマン2』も観ちゃおうか
>と思ったりして^^;
>相手役の子がチョットいい感じだから(笑)

あの続編、、ワタシは前作における“ゼブラナース”が好きだったので、
あのしとが出て来ないとなると知るや、興味がイッキに薄れました(=^_^=)

※余りにゼブラナースが好きなため、YouTubeの動画を繰り返し観たモノです(照)

>黒いエセ・トゥルークをぶった切った瞬間の記憶がありません(爆)

それ、クライマックスですのに、、

>赤の女王の赤面するシーンは可愛かった^^;

ゆで上がったタコに見えました(=^_^=)

>そうそう!新・映画泥棒のCMに出てくる女性が良い感じですよね!
>なのでこのCM、苦痛じゃなくなりましたもの(笑)

あの劇場、観客が全然いませんでしたね。
あの女の子にとっての“シャ※ターアイラ※ド”みたいな世界観なのかな? とそこまで想像してしまいました(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2010年5月 3日 (月) 01時18分

こんにちは。

ジョニデ・ファンと言いながら、『Dr.パルナサスの鏡』は観に行ったものの『スウィーニー・トッド』『パブリック・エネミーズ』、そして本作をスルーしてしまいそうな私はすっかりファン同盟を除名されそうです。(ファン同盟って?!?!)

しかしやっぱり、ジョニデの
「ファッターワッケン(=歓びのダンス)」
は観てみたい気がします。

投稿: ぺろんぱ | 2010年5月 5日 (水) 16時26分

ぺろんぱさん、ばんはです。

本作は・・どうでしょう?
ジョニデファンと言うより、アリスファン向けの作品・・って感が強いですね。
でも、ハンプティDが出て来ないから(←確か)ワタシとしては、それだけでダメダメですが(・ω・)

>『Dr.パルナサスの鏡』は観に行ったものの
>『スウィーニー・トッド』『パブリック・エネミーズ』、
>そして本作をスルーしてしまいそうな私は
>すっかりファン同盟を除名されそうです。(ファン同盟って?!?!)

どれもイマイチ、ですかねぇ・・(←『トッド』のみ未見だけど・・)
DVDで『デッドマン』と『ブレイブ』を観直した方が有意義な気も・・(=^_^=)

>しかしやっぱり、ジョニデの
>「ファッターワッケン(=歓びのダンス)」
>は観てみたい気がします。

いきなり始まるのでビックリしました!
「合図」が欲しかった。。

投稿: TiM3(管理人) | 2010年5月 5日 (水) 19時35分

追記:YouTubeで「FutterWacken」などで動画検索すると、幾つか出て来ますね。

しかし・・わずか37秒。。見逃すと、イタいなぁ(×_×)

投稿: TiM3(管理人) | 2010年5月 6日 (木) 00時20分

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