« ☆『都市霊伝説/心霊工場』☆ | トップページ | ☆『グリーン・ゾーン』☆ »

2010年5月25日 (火)

☆『アイ・アム・レジェンド(2007)』☆

22日(土曜)の夜。先月(=4月)18日の「日曜洋画劇場」で“地上波初放送”されたモノ・・を実家に頼んで録画しといて貰った、のをようやく鑑賞した。

ウィル“フレッシュ・プリンス”スミス演じる“地球最後の男”の、孤独な戦いとその運命を描いたSF(←“少し不思議”の略?)ヒューマンドラマ(←なの?)

どうやら、家人がずうっと昔に「コレは面白いぞ!」とススメてくれたのを期待して観たら・・ちっとも面白くなかった(←親父どん、すんません)作品で、チャールトン・ヘストン主演の『地球最後の男/オメガマン(1971)』ってのがあったが、それのリメイク作品と言うことだ。

公開当時、観もしなかったのに「おおよその内容」を知ってしまってたのと・・今回“もう1人の家人”の放った「何やかんやあって、最後に自爆するんや」「最後、みんな死ぬで」「自爆や、自爆」ってな“ネタバレコメント”にさらされてしまい、かなり萎えてしまった(×_×) ←このしとって、以前『武士の一分(2006)』を劇場に観に行く直前にも、先に自分が観た“優越感”からか・・「観ときや。最後、屋根からポンと飛び降りるんやで」とかネタバレコメントを楽しげに放ってくれた・・おいおい、あんたァ(⌒〜⌒ι)

まぁでも、気を取り直し・・HD(ハードディスク)レコーダのインデックス画面の「番組解説(あらすじ)」から丁寧にチェックし始めたら・・これが以下の通り、途中で途切れててハラが立った。因みに最後のトコはこんな感じ。

「夜になるとウイルスによって凶暴化したダークシーカーが街をうろつくため、日没後は厳重な戸締まりをして閉じこもる。そんな中、ロ」

おい! そのラストの「ロ」って何だよ! いやきっと「ロバート」だろうってことは分かるンだけどね・・(×_×) 

2009年。

アリス・クリピン博士による「“はしかウイルス”を遺伝子操作で人体に有効な治療薬に変える」と言う研究が奏功、人類はついに地球上から“がん”を退治するに至った・・

が、この“クリピン・ウイルス”による空気感染&接触感染により、人々に次々と“狂犬病”に似た症状が現れる・・

これに冒された者は「脳機能の低下に伴う、社会性の完全な退化と攻撃性の増大」「皮膚の変色と全身の脱毛」「瞳孔の散大」が見られ、次々にその仲間を増やしてゆく・・

それから3年後の2012年。

世界人口(約60億人)のわずか1%以下と目される“免疫者”・・の1人である、ロバート・ネヴィル博士(ウィル・スミス)は、愛犬サム(シェパードのメス)と共にニューヨークに残り、日夜の研究を続けるのだった。

日が暮れると、廃墟と化したこの巨大な街を徘徊するのは・・「かつて人間と呼ばれた」“ダークシーカー”と言う異形の存在たち。
そして“進まない研究”に、ロバートの焦りは募るばかりだった・・

完全に「無人の様相」を呈する(実は夜になると“大賑わい”なンだが・・(=^_^=))ニューヨークの街にたった1人(&1匹)となった主人公ロバートらの「やりたい放題で自由なんだけど、何をやっても楽しくなさそう」な・・そんな皮肉さが巧く描かれてた。
特にこのウィル・スミスと言うラッパー上がりの兄さんってば“虚無感に包まれた”寂しげな表情の演技が抜群に巧いのである!
このしとの起用(演技)によって、本作の醸し出す世界観は随分と“補完”された気がする。

夜になると、地下などの「闇」から“ダークシーカー”の集団が走ってやって来るんだが・・こいつらが「強いんだか弱いんだか」「賢いんだか賢くないんだか」最後まで良く分からんかった(×_×) ストーリーの進行と共に、色々と“学習”し、主人公に対抗して(?)来るんだが、アホなトコは徹底的にアホなのだ。

あんな細かいトラップを設置出来るんなら、もはや(あちこちに放置してある)クルマの運転すら容易いように思ったし。
凶暴化した犬がたくさんおる割に、凶暴化した鹿なんかが全然いなかったのも、妙と言えば妙だった。
彼らはあくまで感染対象じゃなく、捕食対象ってことだったんやろか?

中盤で、ロバートと愛犬サムの間にも“別離”が訪れるんだが・・ワタシは“あの結論”を下したロバートに対し「そう言うカタチの結論を急ぐんじゃなく、取り敢えずは麻酔をかけて眠らせ、最後の最後まで“治すために手を尽くす”べきじゃなかったんか?」と思った。

って言うか、時として「かなり精神的に参ってそうやなぁ」と実感する言動も少なくない主人公だった。

日々冷静に動物実験を繰り返す彼と、絶叫しながらクルマを暴走させ“ダークシーカー”を次々と跳ね飛ばす彼・・この「両極端な性格」の変貌ぶりって何なんやろ。。

また、後半から主人公に合流するキャラ(2人)が、どうやって「深夜に迎えたあの絶体絶命の危機的状況」から彼を救うことが出来たのか、そこがさっぱり分かんない。。
そこもロバート自身が“半分失神してるような状態”でぼんやりとシーンが展開するもんだから、、観客にはその事情(真相)の分かる術(すべ)がないのだ(×_×) ナニやら強烈な「光線兵器」を用いたっぽかったが・・?

前半だかでは“ダークシーカー”に飛びつかれたまま、ビル3階(?)の窓をぶち破って彼らと共に転落⇒巧く“ダークシーカー”を下にして着地⇒無傷で済む・・ってな「極めてアンブレイカブル」な身体能力を我々に披露してくれたりもしたロバート。

彼も“ダークシーカー”同様「強いんだか弱いんだか」「生き延びたいんだか死にたがってんだか」最後まで良く分からんキャラだった印象があった(・ω・)

〜 こんなことも 〜

♦「もう1人の生き残りをラストに見つける」と言う“別ヴァージョンのエンディング”とし、ゲストに「トミー・リー・ジョーンズ」「ジェフ・ゴールドブラム」「マーティン・ローレンス」「ケヴィン・クライン」をそれぞれ招いて撮影して欲しかった(=^_^=)
♦“ダークシーカー”の少女が助かってそうな展開があったんだが、、あの子はあの後「大爆発で退場」の運命を辿ったンやろか?
♦劇場公開時、タイトルを意訳っぽく『暗くなるまで待って』とか『闇の中で散歩』などにしてはどうだったやろ?(=^_^=)
♦ニューヨーク旅行前に本作や『クローヴァーフィールド(2008)』を観ると、ちょっと気分がトーンダウンしちゃうんじゃなかろうか(⌒〜⌒ι)
♦曇ってる(=日照不足な)日の“ダークシーカー”の行動予定ってどうなん?(⌒〜⌒ι)
♦中盤以降、ロバートの“気絶回数”の目立ってた気がする。ワタシ個人的には、余り「主人公が気絶する」「主人公が夢を見る」演出は好かないんだが(・ω・)
♦1匹(?)の“ダークシーカー”のみが「劇的に進化」した理由とは?
♦ラストの“頭突き対決”は・・確かに悲しいんだけど、それを吹っ切る雄々しさがあったように感じた。
♦キーキャラとして設定されてたハズのクリピン博士。どこに行っちまったの?

〜 こんなセリフもありました 〜

ロバート「ここから始まったんだ・・この街(=NY)に残り、必ず治療法を見つける」
    「ここはマズいぞ・・! 今すぐ、ここを出ないと・・」
    「パパはお化けを退治しに行って来るからね」
    「これは“神の仕業”なんかじゃない・・人間(の仕業)だ」
    「彼(=ボブ・マーリー)の理想は・・彼は人種差別や憎しみは必ず無くせると信じてた・・
     人々の生活に、音楽と愛を注ぎ込むことで・・」
    「ボブはこう言った・・“世の中を悪くしようとしてるヤツらは1日だって休まない・・
     たとえ撃たれたからって、寝てなんかいられるか・・闇を光で照らすんだ”とね」

|

« ☆『都市霊伝説/心霊工場』☆ | トップページ | ☆『グリーン・ゾーン』☆ »

コメント

再びこんばんは。

これ、ご覧になっていたと思い込んでいましたが、、、お初でご覧になった今だったのですね。

私は「(怖さでの)後悔」と「(それでもやっぱり観といて)良かった」の感情の狭間で揺れ動いた(もっと違う“あまやかな”感情の間で揺れ動きたかった(T_T))記憶がありますが、やっぱり私も録画して再見してしまいました。あ、例の身の凍るシーン(暗がりで身を寄せ合って蠢いている○○○たち・・・ギャーッ!!)は早送りして。

ラストで急に畳み込みすぎた部分はやはりあったものの、ウィル好きなら「納得」の一作だったのでしょうね。

>取り敢えずは麻酔をかけて眠らせ、最後の最後まで“治すために

そういう方法も可能だったのでしょうか。
本作で(私としては)最も感涙だったシーン、、、そうなのなら!と唇を噛む思いです。

TiM3さん、『28日後・・・』という映画はご覧になってましたっけ?
アレもゾンビ系とは熟知せず観に行って完膚なきまでに叩きのめされた作品でした。
よろしければ併せて是非に??

投稿: ぺろんぱ | 2010年5月25日 (火) 20時28分

ぺろんぱさん、ばんはです。

本作タイトルを・・ネットで翻訳してみたら
「私は伝説的人物です。」となりました。
まぁまぁ、賢いですね(=^_^=)

>これ、ご覧になっていたと思い込んでいましたが、、、
>お初でご覧になった今だったのですね。

劇場公開は逃しましたからね・・
でも、大体(観るまでに)伝え聞いてた通りでした(⌒〜⌒ι)

>やっぱり私も録画して再見してしまいました。

ああ言う局面を迎えてしまうと、もはや「エコ」だの「スイーツ」だの
と言ってられないことが、よぉく分かりました(=^_^=)

>あ、例の身の凍るシーン(暗がりで身を寄せ合って蠢いている
>○○○たち・・・ギャーッ!!)は早送りして。

(青年期の)ウッディ・アレンが主人公だったら、きっと一緒にカラダを揺らして
その場をしのぎそうですね(=^_^=) ←ムリ!

>ウィル好きなら「納得」の一作だったのでしょうね。

あのしとで持ってました。
サム・ロックウェルヴァージョンも、観たくないと言えばウソになりますが・・(=^_^=)

>そういう方法も可能だったのでしょうか。

冷静に考えたら「有り」と思います。
あの場では、とてもそんな感情には変わり得なかったと思いますが・・

>TiM3さん、『28日後・・・』という映画はご覧になってましたっけ?

続編もありましたよね? (未見ながら)気にはなってるシリーズです。
衛星にお頼み申す・・

投稿: TiM3(管理人) | 2010年5月25日 (火) 22時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ☆『都市霊伝説/心霊工場』☆ | トップページ | ☆『グリーン・ゾーン』☆ »