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2010年4月30日 (金)

☆『ウルフマン』☆

29日(木曜)。折角の休みだったので「遠距離ドライヴするしか!」と志だけは高く持っていたんだが・・
いざフタを開けてみれば、風邪が悪化して、ダウン状態だった。昨日も何だか寒かったですしねぇ(×_×)

結局、本格的に起き出したのは午後になってから。
「徐々にカラダを動かしていかないと、このままじゃ1日が寝て終わるぞ!」と自らに活を入れ「洗濯」「靴磨き」などをちまちまとこなし始めた。

夕方からは、外出出来るほどに体力のゲージが戻って来たので、散髪に出かけた。
ついでにその後、クルマで向かったのは“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”である。気になってた新作『ウルフマン』ってのをダラッと観て来た次第。

“心清らかな、祈りを欠かさぬ者でさえ・・トリカブト咲く秋月の宵には、狼にその姿を変えると言う”

1891年、ニューヨークで「ハムレット役者」とし成功していたシェークスピア俳優=ローレンス・タルボット(ベニチオ・デル・トロ)のもとに、兄の許嫁=グウェン・コンリフ(エミリー・ブラント)からの手紙が届く。
「あなたの兄=ベンが行方不明となって3週間が経とうとしています。故郷のタルボット城に戻り、捜索を手伝っては頂けませんか?」

手紙を受取り、すぐに英国へと発つローレンス。故郷=ブラックムーアのタルボット城(=邸宅)に戻った彼を出迎えたのは、父=タルボット卿(アンソニー・ホプキンス)の老いた姿だった。

父は、息子に驚くべきことを伝える・・「ベンは昨日の朝、修道院近くの溝で遺体となって発見された」と。
そして、兄の変わり果てた姿に対面したローレンスは「コレは人間に殺されたモノではない・・!」と確信する。

奇しくも、ブラックムーアの周辺には流浪民がキャンプを構えて久しかった。酒場の人々が「(流浪民の)ヤツらがこの村に来てから、立て続けに3人が殺されている。きっとコレはヤツらの連れてる“見世物熊”の仕業だ!」と噂するのを聞きつけ、彼らのキャンプに単身向かったローレンスだったが・・

う〜ん、しょっぱい! しょっぱいバレー!(←意味不明) 「R15指定」なるスペックに“アダルツなかほり”を直感的に感じ取ったワタシだったが・・正直、あんまし面白くなかった。全体的に「世界観構築」「映像演出」などが洗練されてない、と言おうか「こんなもんでエエやろ」的に「やっつけ仕事」でやってるのがミエミエって感じだった(×_×)

「特撮メイクがスゴいか?」と言うと・・さほどでもないし「官能的か?」と言うと・・全然そんなこともない。この時期に、ナニがしたくて(ナニを見せたくて)リメイクしたのか、そこがさっぱり分かんなかった(×_×)

ただ、唯一“眼福”だったのは、中途半端な立ち位置ながら「作品の華」としての頑張りを見せてくれたエミリー・ブラントさん・・のアゴのカタチである☆
このしと、ジュリエット・ルイスの妹か? イライジャ・ウッドの姉か? ってな容貌をお持ちなんだが、アゴのちょこっと割れたあの感じが大好きである! きっとあのアゴに高額な保険をかけたはるに違いなかろう!(ホンマかいな)

にしても、ピンポイントで、イイ感じにキャラを配してるのに、彼ら(=使用人でシーク教徒のシン、流浪民の占い女=マレーバ)を“表面的に置いただけ”だったのは、実に勿体ない。彼らの俳優人生の未来をも粉砕しちゃってるようにも見え、腹立たしくなったぞ。

〜 こんなトコも 〜

♦徹底的に「流浪民」なる呼び方で統一していた。“ジ※シー”は今や禁句なの?
♦「聖コルンバヌス」と言う聖人の存在を初めて知った。
♦流浪民のキャンプのそばにあったのは・・“ストーンヘンジ”やろか?
♦ブログ仲間のitukaさんも指摘しておられたが、ロンドン警視庁のアバライン警部(ヒューゴ・ウィーヴィング)の喋り方が、若き日のクリント・イーストウッドっぽかった! 「歯を噛みしめながら、苦々しく言葉を放つ」あの感じ(・ω・)
♦ブラックムーアの住人は309人で、酒場の周りにうち214人が住んでるらしい。・・酒場をもっと開けば?(=^_^=)
♦凶行直後の現場に・・臓腑の散らばってるのがキツかった、、
♦狼男に追いつかれ、咄嗟に自らのこめかみに銃を当てて自殺を試みるも・・弾切れだった! 次の瞬間、狼男の腕のひと振りで首と胴体が泣き別れ・・ コレってどっちの死に方が「マシ」だったんやろ、、
♦ランベス精神病院の主治医さん(博士?)。公開実験の場で勝手にノリノリになって喋り続け・・背後で“どんな状況”なのかが分かっておられず、かなり面白かった! いわゆるドリフ的な「後ろ〜! 後ろ〜!」ってヤツですね(=^_^=)
♦「地下に閉じ込める係」「ハンドルを回す係」はなんかラクそうに思えた(=^_^=)
♦劇中では「Wolfman」ではなく「Werewolf」と呼ばれてたようだ。
♦鉄柵の先端のトンガリ(?)に転落⇒串刺しとなる「ご臨終」を観るのは『ダロウェイ夫人(1997)』以来な気も(⌒〜⌒ι)
♦ロンドンの夜の街で展開される「スピーディーだけど、どっかチープな特撮映像シーン」には『ハムナプトラ(1999)』シリーズを連想させられた。
♦当時のロンドンの新聞(号外?)、写真がまだないため「狼男が暴れてる様子」を緻密なイラストで紙面に再現していた。イラストレーターも命がけだったやろね(⌒〜⌒ι)
♦グウェンがマレーバに会いにいく展開で、どうしても『スペル(2009)』を連想しちゃいますた(=^_^=) そう言やマレーバ役は、ジェラルディン・チャップリンさんなんですねぇ(←かの喜劇王=チャップリンの娘さんどす!)。
♦ラストシーン。背後が崖なんだから、もうちょいと効果的な演出(展開)が欲しかったなぁ。
♦ジョー・ジョンストン監督。傑作『遠い空の向こうに(1999)』からほぼ10年ですか・・まだまだクスぶってはりますね、、
♦ラストで月が顔をのぞかせたら・・今度はあのしとが・・?

〜 こんなセリフもありました 〜

ローレンス「こんな帰郷になるとは・・」
     「身体の強くなった気がします」
     「あなたと来世で逢えたなら・・私は他に何も要らない」

父「これはこれは・・“放蕩息子”が戻ったな」 ←「2度」言いますから!
 「過去は恐怖しか生まぬ。決して後ろを振り返らぬことだ」
 「今度、無断でこの城に立ち入ったら・・歓迎はせんぞ」
 「さっきのは“芝居”だ。私も“役者”だろ?」
 「この眼を見ろ・・私は完全に死んでいる」 ←ここのホプ爺はメチャクチャ怖い!

マレーバ「偶然? 偶然などない・・あるのは運命のみ。
     そして、運命には誰も逆らえない」
    「この呪いは、彼を愛する者にしか解けない」
    「彼を“責める?” それとも“解き放つ?” この意味がお分かり?」
    「彼のために、命を懸けられる?」

アバライン「舞台でのあなたは、見事に“ハムレット”“マクベス”“リチャード3世”を演じ分けておられる。
      他にどんな人間を演じられるのですかな?」
     「突然にお邪魔して失礼! 演奏を続けて!」
     「ヤツを見かけたら、会話は無用だ。即座に撃って、殺せ」

アバライン「銀弾を持っているか?」
刑事「銀弾、ですか?」

刑事「警部・・鏡を割ると不吉とか・・」
アバライン「・・・」

※「(兄上のご遺体は)ご覧にならない方が・・」
ローレンス「久しぶりの再会だ」

狼男「獣がお前を支配し、やがてその姿を現すだろう」
  「恐ろしいことをしでかしたようだな?」
  「ローレンス、強くなれ(be strong)」
  「人生は魅力的過ぎてな・・特に私のように“呪われた者”にとっては」
  「間違いだ・・“獣を閉じ込める”なんてことは。そうは思わんか?」
  「今夜は満ちるぞ・・月が」
  「今に“彼女(=月)”が現れる・・闇から光の中へとな」

“獣を殺そうと、罪には問われない。人間を殺せば罪。その境界が何処に?”

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コメント

ヒューゴ・ウィーヴィングで思いましたか^^
酒場のシーンは絶対に意識して台詞を言ってますよね~
で、もしも本作がテレビ放映するときは吹き替えは野沢那智氏になるのでしょうか(笑)

屋根伝いに駆け抜けるシーンのCGは『アバター』の足元にも及びません。
VFX担当はいったい誰なんでしょう。

エミリーさんの割れたアゴは魅力的でしたね。
本作により女性でも割れてることを初めて知りました^^

投稿: ituka | 2010年4月30日 (金) 20時17分

ばんはです。

「けけけ、警部、その傷は?!」ってのが、気になりました(=^_^=)

>酒場のシーンは絶対に意識して台詞を言ってますよね~
>で、もしも本作がテレビ放映するときは吹き替えは
>野沢那智氏になるのでしょうか(笑)

クリントだったら、酒場で乱闘し、最後はボコられる・・ってのがパターンぽかったですけどね(=^_^=)
ヒュージャック版も観たかった。オーディションぐらいは受けはったんやろか?(=^_^=)

山田康雄氏が亡くなられたんで、野沢さんしかおらへんのかなぁ。
どうにもアルパチ、ウィリスの印象が強過ぎるが、、

>屋根伝いに駆け抜けるシーンのCGは『アバター』の
>足元にも及びません。
>VFX担当はいったい誰なんでしょう。

カメラワークそのものも悪かったですね。

>エミリーさんの割れたアゴは魅力的でしたね。
>本作により女性でも割れてることを初めて知りました^^

サンドラ姐さんも外せませんけどね! ネットでは“ケツアゴ”とか呼ばれる現象(←現象って、、)らしいです。

追記:ウィキでは「割れ顎」で以下のように紹介されてました(=^_^=)

(ここから転載)

悪役は割れ顎であることが多い。そしてヒーローも同じである。
私たちはケーリー・グラント、カーク・ダグラス、
マイケル・ダグラス、ジョン・トラボルタ、ジュード・ロウ、
イアン・マッケランなど、割れ顎の俳優を好む。
彼らの多くが過去に悪役もヒーローも演じていることから、
割れ顎がドラマチックな雰囲気を演出していると考えられる。

(ここまで転載)

投稿: TiM3(管理人) | 2010年5月 1日 (土) 10時22分

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