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2010年3月27日 (土)

☆『しあわせの隠れ場所』☆

26日(金曜)の夜。ようやく雨模様な天候も回復して来たので、仕事の帰りに“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと繰り出し、狙ってた1作『しあわせの隠れ場所』を鑑賞して来た☆

“実話(を基にした小説)”を基にしたと言う本作。作品そのものについては、ワタシは正直どうでも良く(←おいっ)・・観たかった理由は、ただただ「サンドラ・ブロック姐さんが主演したはるから」の1点のみだった! 今回の演技でオスカー(主演女優賞)獲ったはるし!

ドラッグ依存の母&家庭を顧みなかった父のもと、生年月日も不詳なままに生まれ、生きて来た大柄な優しき黒人少年=マイケル・オアー。
ついに帰るべき家を失い、体育館で暖をとる毎夜となった彼を、降りそぼる雨のなか呼び止め、クルマに乗せ連れ帰ったのはリッチなテューイさん一家の奥様=リー・アン(サンドラ)の“ある種の気まぐれ”でもあった。

「低学力&大食漢&社交性欠如」な彼(←あ、オレもそうだ(=^_^=))の行く末は一家の不安をあおりもしたが、やがて彼は類まれなる運動能力を見いだされ、花形フットボール選手としての才能を開花させてゆくのだった・・

「可もなく不可もなく」な感動ドラマが淡々と綴られてゆく本作。私的には「佳作ではあるも、面白味に乏しいなぁ」と、正直少し退屈ではあった。大きな波乱も、大きなインパクトを持つ人間も欠いたままに、ただストーリーがレールの上を走り続けてた印象。

サンドラの起用には確かに十分なインパクトがあり、集客力も備えてたろうが・・「ワタシの観たいサンドラ姐さんの姿」はすっかりナリを潜めてしまってた感じだった。。
彼女お得意(?)の“タンカを切る”シーンはファンサービスでもあり(←そうか?)見所なのだが・・如何せん陽気にカラカラ笑ったり、オメメがクルクル回ったり、トラブルに巻込まれてコミカルに慌てたり、婦警さんの格好で掌をクルクル回して挨拶したり(←それは違う作品(1993)ですし!)・・そんな彼女ならではの「魅力」「武器」がほぼ完全に封印されてたような、、考えたらブロンドも“あんまし似合ってない”気がして来たぞ。

ってことで、粗筋を知った上で「物語そのものを楽しむ」ために観るってんなら意義もあろうが、サンドラ・ブロック主演に期待するファンには「微妙〜」な作品ではないかと思う。
もちろんコレは、キャシー・ベイツファンにとっても(=^_^=)

〜 こんなトコもありました 〜

♦2度ほど登場するスラム(?)のシーンこそ、もっともっとスリリングに描写して欲しかった。ワタシなら「あのシーンだけ」ハンディカムによる粗い手ぶれ映像にし、チンピラ共の顔面にも(徹底して)モザイク施しとくな(=^_^=)
♦1度のみ、もの凄いクラッシュシーンが・・! ってか、アレは(展開から)予想出来ましたなァ。
♦スラム(?)に単身やって来たリー・アン。あのちっこいバッグの中に、果たしてホンマに※※が入ってたのか? そこは「解釈が深い」と思う。私的には、アレは“ハッタリ”だなと直感したが(・ω・)
♦「全米ライフル協会々員」・・この響きには流石のチンピラ共も心なしか怯んでたようだ(=^_^=)
♦全編を通じ、殆ど成長しないSJ(ショーン・ジュニア)の姿にだけは「ホントは仮想キャラ?」などと感じてしまった。
♦(確か)後半ぐらいから、やっとこさ登場するキャシーはん(スー先生役)。もうちと存在感にインパクトが備わってたら「助演女優賞」をも狙えたものを(←って、ノミネートしてねぇってば)。
♦櫻の樹の下には・・屍体が在ると云ふ(梶井基次郎説)。テネシー大学のフットボール練習場の下にも・・屍体は在ると云ふ(スー先生説)(×_×)
♦スラム(?)にマイケルが戻るシーンでは、一瞬ながら『グラン・トリノ(2008)』のノリになるんか? と期待(←おい!)してしまった。
♦サンドラ姐さんの“鉄火(≒男勝り)ぶり”が凄まじい。。
♦ガス・ヴァン・サントが監督してたら、もっと落ち着いたテイストの『小説家を見つけたら(2000)』っぽい仕上がりとなったんやろか?
♦冒頭&後半で登場する、高圧的な感じの黒人お姉さん(・ω・) 後にして考えたら「ものは言いよう」ってだけだった(=^_^=)
♦フットボールで花形とされるポジションはQB(クォーターバック)だが、彼を守る存在=レフト・タックルも重要だそうだ。
♦マイケル少年のIQは80。フ※レスト・ガ※プ少年より10ほど上みたいね。。でも心優しくてイイ奴です。
♦テューイ邸のソファは・・1万ドル相当!
♦劇中で「かいじゅうたちのいるところ」や「はなのすきなうし」と言った絵本が取り上げられてた☆
♦お役所(?)で対応の遅さに怒るリー・アン。彼女の「責任者は誰?」の問いに、事務員の指差した壁には・・ブ※シュ大統領の写真が。。

〜 こんなセリフもありました 〜

リー・アン「今夜寝るところはあるの? 嘘はやめて」
     「何かあれば、私たちは2階にいるわ。ぐっすり眠ってね」
     「私をそこまで歩かせる気?」
     「階下で私が叫んだら、保険会社に電話してね」
     「今日の糧を与えて下さった喜びと・・そして新たな友に・・アーメン」
     「話さないなら、強引に訊き出すまでよ」
     「惚れ込んだ服じゃなきゃ、買っても着ないものよ。覚えておきなさい
     「それが好きなのね? じゃ、決まりね」
     「学校では、何か学んで来るのよ」
     「この幸せな気持ちは、総てマイケルに関係してるわ」
     「賛同してとは言わない。でも、とやかく言うのはやめて」
     「違うわ。彼が私の人生を変えているのよ
     「たまには“強硬手段”も必要よ」
     「Figure out.(何とかするわ)」
     「※※は起きる。あなたのせいじゃない」
     「チームは“家族”よ。彼らを護って」
     「コーチ。ここは“パスプレー”じゃなく“ランプレー”を」
     「息子を脅すってことは、この私を脅すってことよ
     「やりたくてやってる? そもそも楽しい?」
     「女の子を孕ませたりしたら、そのペ※スを斬り落とすわよ」

ショーン「見ろよ。アレは“何かを心に決めた時”の(ママの)顔だ」
    「(彼を泊めるのは)1晩だけだろ?」
    「僕は“一点集中”に実力を発揮するタイプでね」

マイケル「Can I leave now?(もう行ってイイですか?)」
    “壁も、床も、生徒たちも・・見渡す限り「白」ばかりだ”
    「決して、このクルマから出ないで」
    「Stay.(そこで寝てな)」
    「疑問を持つかどうか、は自分次第」
    「誇りが人を決める」

SJ「笑顔だよ! 友達になりたいならね
  「Sounds Good.(良さそう)」

コリンズ「何よ? 家でも(こうやって)一緒に勉強してるでしょ?」

コーチ「あれは只の風船だ。見るな! お前らもつられるな!」 ←(=^_^=)

ミス・スー「分からない? “まだ”分からないだけよ。“まだ”ね
     「サカジャウィアのようにあなたを導いてあげる」

ニック「優れた者は、見れば分かります」
リー・アン「・・ハンサムなコーチね」
ショーン「おい、亭主に聞こえてるぞ」 ←(=^_^=)

ショーン「何処へ向かえばいい?」
リー・アン「ウチよ」

リー・アン「彼、何も盗(と)らないわよね?」
ショーン「さあね。朝になれば分かるさ」

ショーン「僕に相談もなくかい?」
リー・アン「だから、今してる」

リー・アン「今のあなたの“分かった”は“そうしよう”ってこと?」
ショーン「もう決めたんだろ?」

リー・アン「この辺りに来るのは初めて。何かあったら、助けてね」
マイケル「護ります」

リー・アン「ここに居たい?」
マイケル「・・出て行きたくない」

マイケル「・・こんなの初めてです」
リー・アン「ベッドルームが?」
マイケル「・・ベッドが」
リー・アン「・・・」

リー・アン「(私たちと)家族になりたい?」
マイケル「もう、なってると思ってた」
リー・アン「では、そう言うことで」

リー・アン「正直に教えて。私は“イイ人間”かしら?」
ショーン「君はいつも、他人のためを思ってる」

※「あんたは慈悲深い人なんだねぇ」
リー・アン「努力中です」

リー・アン「彼に会いたいですか?」
※「こんな状態じゃイヤ」

コーチ「彼に何を教えたんだ?」
リー・アン「・・あなたはコーチなんだから、選手を見極めなさい」

コーチ「(あいつを)何処まで(運ぼうと)?」
マイケル「バス停まで。ヤツを家に帰してやろうと思いまして」

※「SJは手強そうだね」
リー・アン「父親に似たの。さ、準備はイイ?」

※「どうせ、ショボい※だろ?」
リー・アン「使い心地は問題ないわ」

追記:「No More映画泥棒」の啓発ショートフィルム(?)が新ヴァージョンとなってた! 今回は「カメラをかぶったおっさん」の他に「赤色回転灯をかぶったおっさん」も出演してはった!

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コメント

アカデミー賞主演女優賞といっても、結局は本人を真似てるだけですしね^^;
どちらかというと、まだ前作の方が体当たり的な演技で良かったように思います。

やっぱりブロンドは微妙でした(笑)

あのチンピラ兄ちゃんには、やはりモザイクいきますか?(爆)
確かに、あの顔でリー・アンにウインクした時は吹き出しそうになりましたから~^^

序盤でマイケル・オアーがゴミを拾っているときには
てっきり、喰い物を探しているんだな!と、大変失礼な想像をしてしまいました(反省!^^;)

>冒頭&後半で登場する、高圧的な感じの黒人お姉さん(・ω・) 
>後にして考えたら「ものは言いよう」ってだけだった(=^_^=)

ワタシ的には、あのひとはお好みタイプかも(笑)
で、結局あれは「それでいいのかい?」って感じで
相撲的にいえば「はたき込まれた」印象でしょうか(爆)

投稿: ituka | 2010年3月27日 (土) 14時44分

ばんはです。

本作を観に行くんなら、その金額を『あなたは私のムコになる』の
Blu-rayディスク【無修正完全版】購入に回す方が、よほど有意義な気もします(=^_^=)

>アカデミー賞主演女優賞といっても、
>結局は本人を真似てるだけですしね^^;

今回のアカデミーの結果から「なんだよ、やっぱし保守的じゃんかよ」
と思ったワタシでした。日本の某文学賞もそうだけど、
だんだん駄目になって来てる気がしますね(・ω・)

>どちらかというと、まだ前作の方が体当たり的な演技で
>良かったように思います。

あれでコメディエンヌ卒業、とかだとサビシいです(×_×)

>やっぱりブロンドは微妙でした(笑)

ですよねぇ。お鼻の先端のカタチも何か微妙でした、、(こらこら)

>あのチンピラ兄ちゃんには、やはりモザイクいきますか?(爆)
>確かに、あの顔でリー・アンにウインクした時は
>吹き出しそうになりましたから~^^

ウィンクシーンのNGテイクが観たい!(=^_^=)

>序盤でマイケル・オアーがゴミを拾っているときには
>てっきり、喰い物を探しているんだな!と、大変失礼な想像を
>してしまいました(反省!^^;)

あの辺りの「悲愴感」が全くイマイチでしたねぇ。
描き過ぎるとバッシングを喰らうんでしょうか? 分からんなぁ。

>ワタシ的には、あのひとはお好みタイプかも(笑)

明日のハル・ベリーさんかも知れません?(=^_^=)

>で、結局あれは「それでいいのかい?」って感じで
>相撲的にいえば「はたき込まれた」印象でしょうか(爆)

考えたら「起」の部分がもの凄く巧い半面、
「結」の部分がイマイチな演出が多かったですね。

ああ、思い返したらどんどん評価が下がって来たぞ(爆笑)

投稿: TiM3(管理人) | 2010年3月27日 (土) 23時29分

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