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2009年12月29日 (火)

☆『釣りバカ日誌20/ファイナル』☆

28日(月曜)。申し訳なくもあるが、今日が年内の「仕事納め」だった。
本社(本部)を離れての「仕事納め」は(入社以来)初めてだったもので、どう言う手順になるんやろ? と興味津々だった。
夕刻からで、ささやかに(?)懇親会が開かれたが・・本格的に飲んでしまっては、電話応対に支障をきたすため、極力“飛ばさないよう”気を付けた(・ω・)

他の皆さんは、高速バスでさっさと(大阪方面に)帰ってしまったが・・ワタシは年内いっぱいはこっち(高松市内)でダラダラ過ごすつもりなので(=^_^=)、ちょいとだけ残業をこなしてから、職場近くのミニシアター“ソレイユ”で「観納めカウントダウン」的(?)な1本を観て来た☆

それも『釣りバカ日誌20/ファイナル』ってヤツをな!(=^_^=)

正直『釣りバカ』シリーズって言えば、『1(1988)』『2(1989)』『3(1990)』ぐらいしか観ていない(・ω・) 主人公の奥さん(=みち子)役も変わっちゃったし。。
ワタシとしては前の奥さん役(石田えりさん)の方が何となく好きだったりもしたかなぁ・・。

「ラスト作(?)だけ、要領よく鑑賞する形」でエエんやろか? と多少の不安(と若干の申し訳なさ)はあったんだが、何となく“シリーズの幕切れ”をしっかと見届けたかったし、以前に読んだ童門冬二氏の著したシネマエッセイ『人生で大切なことはすべて映画で学んだ』の中で、同氏が『釣りバカ6(1993)』と『釣りバカ11(2000)』はスゴい!(←ってな書き方だったかはおぼろげだが、、) と仰ってたので「シリーズごとに、何処か“マンネリだけでない、光るモノ”があったからこそ、キャスト陣の交代はあれど、ここまで22年間も続いたんやろな」と勝手に(都合良く)解釈した次第(・ω・)

「鈴木建設株式会社」創業者=鈴木一之助会長(愛称:スーさん、三國連太郎)は、自社の業績悪化と共に、自身がただ中に身を置いている老境を重ね合わせ、突然に役員報酬の全額返還を決意する。「なまじ資産なんか持つものじゃない。いっそ何処かに寄付でもするかな?」と言うのがスーさんの心の中。

だが、会長のこの発表により役員クラスも「報酬の“自主的な”一部返還」を迫られることとなる。
「自社株の200円下落」「純利益の50億円減少」・・と明るいハナシはない。ライバル会社「日向建設」も規模縮小を余儀なくされている。
営業3課の舟木課長(益岡徹)も「45歳以上を対象に、早期退職者を募り始めるんでは?」と気が気ではない・・

そんな中、経済新聞でなく、釣り新聞に熱心に眼を通す、我らが愛すべき“釣りバカ”=浜崎伝助(愛称:ハマちゃん、西田敏行)の緩んだ姿が。

・・・

ハマちゃんの閃き(?)により、その1ヵ月後「鈴木建設」は関西方面で200億円規模の大口契約にこぎ着けることに成功!

・・・

平成21年5月吉日、スーさんより直々に「会長賞」を手渡されるハマちゃんがいた。ハマちゃんは「幻の大物魚“イトウ”が釣りたい」と申し出て、特別休暇を取得。スーさんと2人で北海道へと向かう。

現地で彼らを迎えたのは、スーさんの亡くなった友人の娘=沢村葉子(四谷の小料理屋『沢むら』の女将、松坂慶子)・・の娘である裕美(吹石一恵)。
彼女は獣医とし「中標津町」のとある牧場に暮らしていた。

北海道で、スーさん&ハマちゃんを待ち受けるトラブルとは? そしてハマちゃんは「念願の大物」を見事釣り上げることが出来るのだろうか?

いやぁ・・『4(1991)』〜『19(2008)』までをイッキにすっ飛ばしても、支障なく(?)ついてけるもんなんやね(=^_^=) モノ凄〜く「すんなり入って行ける」物語だったですわ。どうやらウィキで調べると、脚本に山田洋次が入ってて「あ、ちゃんと決めるトコは決めてるンやね☆」と安心した。

本作は大きく「3つのパート」に分かれてて、ワタシが一番気に入ったのは、断然「1つ目」だった。これらを勝手に章立てしてみると、

第1章 今村トレーディングス事件
第2章 久保牧場事件
第3章 三途の川事件

って感じだろうか?

私的に一番「おふざけ度」が強く、ハマちゃんの“ワンマンぶり”の楽しめたのが第1章。「おふざけ度」の強い半面、ハマちゃんなりの“真面目さ”にも感心させられる☆
原常務(岸部一徳)との“ながら交渉”の素晴らしさは、何故だか(←酔ってたし)ウルウルさせられてしまったほどだ。
特に、ハマちゃんの「俺、(今日は)仕事のハナシで来たんじゃないよ」のひと言がグッと来た。こう切り出されて、ああ言うハナシの持って行かれ方をした日にゃ・・そりゃ「すぐ降りてくから、待ってよ」と答えるしかないでしょ(=^_^=)

人によっては、第3章が一番「ふざけてる」「面白い」と感じるのだろうが・・ワタシからすればアレはちと“やり過ぎ”な感があった。。
特にかなりヨボヨボ度の高まってるスーさんがああ言う状況下に置かれると、どうにも生々し過ぎて、笑うに笑えまっしぇん(⌒〜⌒ι)

第2章は最も多く時間をとって描かれてはいるものの、どうにも「普通過ぎる」気がした。せっかく平田“ヤス”満さんが登場してるんだし、もそっと彼にも目立つシーンを与えたげて欲しかった気がする(・ω・)

そもそも、今回はスーさんが(思ったほど)釣りをしてなかったように感じたぞ、、? 浜崎家の1人息子=鯉太郎の存在感も薄かったし。上司役=谷“ガチョ〜ン”啓の活躍の場もあんまりなかったなぁ。

ラストでは、社員らを前にしての「鈴木会長の勇退コメント」が放たれ、そのまま「釣りバカメンバーによるカーテンコール」にスムーズかつ強引(=^_^=)に繋がって行く。

スーさんと2人の娘さん(高畑淳子、かとうかず子)の微妙な関係とか、裕美たちのその後とか「バッサリ切り捨てられてて悲しいトコ」もあった(×_×)

まぁそれでも「ほろ酔い加減で『釣りバカ』を観るのんが、こんなにクスクス笑えるとは!」ちぅ“新鮮な驚き”を得られたことは嬉しい(=^_^=)
酔っ払って観たら、同様に『男はつらいよ』シリーズなども・・ひょっとしたら、メチャメチャに面白いんかも知れないね。 ・・って何で「酔ってること」が前提やねんなキミ!(=^_^=)

〜 こんなトコも 〜

♦「忠臣蔵」のネタを軸に、容易くかつ的確に原常務の心を震わせる(?)ハマちゃん。230−47=183なんやね(←謎)
♦会長付の運転手・前原(笹野高史)。ハマちゃんに「何て言ったっけ? あの河童に似た、アタマの薄い・・」と言われてた(=^_^=) ←2人は『火天の城』でも真面目に(=^_^=)共演されてたんやったね!
♦序盤で表示されるタイトルは『釣りバカ日誌20』であり“ファイナル”とは(決して)付いてなかった。
♦「太田屋」(電話:782-4657)は横浜に実在する渡船業者。
♦「養老牛温泉・藤や」も中標津町(北海道)に実在する旅館。
♦「合体」「不合体」なる拡大文字エフェクト(?)は、今なお健在だった!(=^_^=) 実況映像化もしてほすい!!
♦ゲームソフト「めざせ!!釣りマスターDS」って楽しそう(・ω・)
♦「三途の川」の手前では、携帯は「圏外」らしい(=^_^=) ←そりゃそやろ
♦ニッポンの木造家屋の外壁に最も映える看板が「マル※ク」であるが、今回はソレをパロッた「メイフク」って赤看板があった!
♦鈴木会長の最期の言葉・・「この会社は、君たち社員のものだ」「鈴木建設は、永遠に不滅だ」は“アツい”んだけど、ちと聞いてて気恥ずかしくなるトコもあったかな、、ワタシには。

〜 こんなセリフもありました 〜

ハマちゃん「釣りってのは、情報が大事なんです。何時、何処で、どんな仕掛けで釣るのか」
     「経済新聞? いや、読まないですわ、そう言うものは」
     「不安な時こそ、明るく、口角上げて笑わなきゃ」
     「“絶対秘密な情報”を、教えてくれるの?」
     「みち子さん、(ビール代)頂いときなさいよ。あ〜、(ポケットに)しまっちゃうんだ。
      ・・1000円ぐらい、貰っといたらイイんじゃないの?」
     「経済記事って、1行も読まないのに、眠くなっちゃうんだよなぁ」
     「“今のあんた”には、その気持ちは分かんないんだろうなぁ」
     「御堂筋の拡張工事? だから、そんなこと俺に言われても、分かんないんだけどぉ」
     「お、(役員が)みんな揃ってる・・すげぇ」
     「俺、女性として愛したのはみち子さんだけだから」

スーさん「そんなのは“下司の勘ぐり”だよ」
    「ゼロから出発したんですから、(最期は)ゼロに戻って元々です」
    「僕はね、心静かに“死”を迎えられたら、(それで)イイんです」
    「ここに来ると、ホントに慰められるよ」
    「本当の娘なんてね・・ちっとも可愛くない」

舟木「期待してるから!」
ハマちゃん「何を?」
舟木「何をって・・」

ハマちゃん「メーター越えのイトウ釣れたら、死んでもイイね」
岩田「悪いけど、釣る前に死んで下さい」 ←おいっ

久江「色々って言ったら・・色々よ」

店員「また誰か、親戚殺して、忌引休暇取ったんでしょ?」

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