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2009年11月 4日 (水)

☆『戦慄迷宮3D/THE SHOCK LABYRINTH』☆

3日(火曜)。
天気も良く、絶好のドライヴ日和であったが・・週前半ながら、結構疲れが溜まってる(←抜け切ってない)ようで、この前もあったように「宅急便に呼び鈴で起こされ、ガバッと起き出した」のが、、午前11時を過ぎた頃だった(×_×)

もっと早く起きられたら遠出しようとも思ったが・・今日は手頃な距離でもある“ワーナー・マイカル・シネマズ綾川”にぶらりドライヴすることとした。

ここで、いよいよ狙ってた(?)1作『戦慄迷宮3D/THE SHOCK LABYRINTH』でも観るかな、と。
考えたらこのシアターで“フッテージ版(≒無料体験上映版)”を観たのんがもう半月以上も前なんやなぁ・・

「入場料2000円」ってのがちと抵抗感あったが、今回は最初(チケット購入時)に「簡易3Dメガネ(←チャチだがちゃんと樹脂製)」を手渡されたので(かつ「観賞後に返却してくれ」と言われなかったので)「3D処理ぶん+3Dメガネ代」故に200円アップした、と考えれば少しは納得出来るかな?

山梨県警本部の一室では、2人の刑事(年配の刑事:松尾スズキ)が容疑者の青年を取り調べていた。「殺したのは僕じゃない!」と訴えるその青年=川島賢(柳楽優弥)は“遊園地のホラーアトラクションで3人の男女の遺体が見つかる”と言う今回の“異常な事件”のそもそもの発端が「かつて忍び込んだ、その同じアトラクションで行方不明となった少女=由紀の10年ぶりの突然の帰還」にある、と言うのだが・・

2刑事を前に、10年前に“そこ”で起こった、怪異の顛末を語り始める賢。果たして彼の体感した物語は真実なのだろうか? それとも・・?

うがーッ! しょっぱい! しょっぱ過ぎる!
って言うか、こんな作品じゃ本家(←富士急ハイランド内の『最恐戦慄迷宮』)で“ホラーアクター”をしてはるスタッフさん方に申し訳が立たないんじゃないかと。

主演の柳楽くんからはかつての“神童オーラ”が殆ど感じられんし、そもそも“戦慄迷宮”で観客を怖がらせる、と言うより※※※の※※※の中で展開される“迷宮”こそがメイン舞台となってた印象が強い。そこから連想したのは『アイデンティティー(2003)』辺りか(・ω・)

本作の清水崇監督に対しては、今回ハッキリと「ノスタルジー&パラレルを演出面で絡めることなしには、映像世界を紡げないおっつぁんなんやな!」と見切らせて頂いた。このしととは今後“友だちでも何でもない関係でいよう”と思う。 ←って元から友だちでも何でもないってば(=^_^=) ←監督、でもホンマに頑張って下さい!

助演陣の中では、まず『幸福な食卓(2007)』における存在の光ってた勝地涼くんだが、今回は「中途半端に薄情なキャラ」であることが中盤で露呈し、これまた印象が悪かった。

キャラ設定のインパクト性では、リン役を演じた前田愛ちゃんの頑張りがなかなか良かった☆ 見ようによっては上野樹里ちゃんっぽくも見えた気がするが、そんな風に感じたのはワタシだけやろか(・ω・) ←髪型の印象やろか。。

“フッテージ版”で余さず(?)魅せてくれた、断片的な“戦慄映像”こそは、多少イケてたが・・こんだけ本編がダラダラ長いと集中力も途切れちまうってもんだ。
もうちょっと「怖がらせる描き方」「3Dの飛び出しまくる描き方」は実現出来なかったんやろか? おこがましい意見ながら・・ワタシを脚本アドバイザー(の末席)にでも混ぜてくれたら、も少しはマシに仕上げられた気もするぞ。
正直、本作に恐怖した観客がどんだけおるのか、知りたいもんだホント。

“フッテージ版”を観た際のブログ記事に「俳優陣がラディッシュではないか? 結局はストーリー的にパラレル&破たんしてるっぽいのではないか? 奇妙なだけで怖くないのではないか? ・・と色々な不安はあるも(後略)」と書いたんだが、、ホンマにその通りだったことに、読み返しながらつい笑ってしまったワタシである(⌒〜⌒ι)

〜 こんなトコも 〜

♦冒頭で紹介された新作群・・『アバター』『カールじいさんの空飛ぶ家』『クリスマス・キャロル』の予告編映像がいずれも“3Dヴァージョン”で飛び出してた! 特に『アバター』の3D版はスゴい眼福な気がした! 『戦慄迷宮3D』本編よりよほど良かったかも知んない(爆笑)
♦相変わらず「カメラをかぶったおっさん(←映画泥棒)」は飛び出してなかった(=^_^=)
♦俯瞰される密林の映像は「富士山麓の樹海」なのか? 見渡す限りの森林が広がってて、圧巻ですた。
♦本作における“伽椰子キャラ”に相当する遠山由紀(蓮佛美沙子)だが、インパクト不足の感は否めない。
♦「遠山姉妹のお母さん」のキャラ造型の方がリアルに怖かった! 深夜(?)に家の前で蜜蜂の巣箱をいじってるって・・何か変でしょ? おまけに巣箱開けたまんまだから、蜂がブンブンそこいら飛び回ってるし(×_×) 「どぞ! どぞ!」って感じ?
♦前半で謎の電話(?)が架かって来るんだが・・アレはただ単に、過去と現在をカットバック手法で描きたかっただけか?
♦主人公を頻繁に襲う「頭痛」が、どうにも“(ネタを)フッてまっせ!”感バリバリで好かんのですわ。
♦「赤い手すりの白い螺旋階段」のヴィジュアルイメージは結構良かったな。
♦「2時27分」と言う時間には、何か意味があったんかな?
♦10年前の事件は「1999年6月6日」に起こった事がはっきりしている。が、アトラクション名は『戦慄迷宮4.0』となってた。ホントにその頃なら『戦慄の閉鎖病棟』が正しい名称だったハズだが(・ω・) ←ウィキより
♦“慈急”には何か意味があるんかなと思ってたが・・?
♦“戦慄迷宮”は12歳だと「保護者同伴」でないと入場出来ないようで。

〜 こんなセリフも 〜

賢“時折、思い出せない夢を見る”
 “記憶を封印された無数のシナプスたちは、決してなくなりはしないと言う”
 「由紀の帰って来たのが・・思えば“総ての始まり”だったんです」
 「その時ようやく分かったんです・・由紀に連れて来られた理由(わけ)が」
 「誰かがいた・・あの時、下に」

みゆ「ここ、やっぱりおかしいよ・・」
  「ね、ホントにこの病院、やってるの?」
  「もうみんな気付いてるんでしょ? ここが“あの時”のお化け屋敷よ」
  「下に怖いモノがいる! だから絶対に、下に行っちゃダメ!」

子供ら「ここ、思ったほど怖くねぇんだけど」

刑事「何てこった・・!」 ←ナニがだ(・ω・)

由紀「“この手、絶対に離さない”って言ったくせに・・」
  「私は絶対に離さないから・・」

追記:持って帰ったはイイが、持て余してる(=^_^=)「3Dメガネ」ではある。。んでも、コレかけて街の看板なんかを眺めたら・・実は「OBEY(服従せよ)」「NO INDEPENDENT THOUGHT(考えるな)」「CONSUME(消費せよ)」「BUY(買え)」とか書かれたりしてるんかな? ←そりゃ『ゼイリヴ(1988)』だってば。

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コメント

お届け物が絶えない幸せ者なTiM3さん、こんばんは。

本作、以前どこかで3Dじゃないフツーの予告編を観ました。(多分、この作品だったと。薄暗い病院みたいな場面だったから。)

カンヌの栄光以来いろいろあったみたいな柳楽クンなので、スクリーンに返り咲きされてよかったなぁと思ったものの、子どものころからの「成長」は他者の安易な予断を決して許さないものなのだなぁと感じた次第です。幾許かの淋しさを伴って。

投稿: ぺろんぱ | 2009年11月 4日 (水) 19時37分

富士急ハイランドの“最恐戦慄迷宮”を疑似体験するために観た本作ですが
まったく満足できませんでした^^;
こうなったら直接現地に飛ぶしかないのか~。

『アバター』の3D予告って!なんということでしょう^^
羨ましいっすね~^^;

持ち帰り眼鏡は今後の3Dテレビ用に使えるのでラッキーかもしれません。
ワタシとしては3D用のコンタクトレンズがあったら面白いのにな~(なんてね)^^

投稿: ituka | 2009年11月 4日 (水) 20時37分

ぺろんぱさん、ばんはです。

>お届け物が絶えない幸せ者なTiM3さん、こんばんは。

ポストがもっと大きいか、宅配ボックスが整備されてさえいたら、
もっと安眠出来るのに・・(・ω・)

>本作、以前どこかで3Dじゃないフツーの予告編を観ました。
>(多分、この作品だったと。薄暗い病院みたいな場面だったから。)

こんな作品でOKなら、3D映像版の『路血裏』も制作して欲しいです(=^_^=)

>子どものころからの「成長」は他者の安易な予断を決して許さない
>ものなのだなぁと感じた次第です。幾許かの淋しさを伴って。

ヘアスタイルがどうにもあかんかった(×_×)

クリスチャン・ベールの役者人生を参考に(?) 子役⇒名優への螺旋階段(←何で螺旋状やねん)を駆け上がって欲しいものです。

投稿: TiM3(管理人) | 2009年11月 4日 (水) 23時31分

itukaさん、ばんはです。

>富士急ハイランドの“最恐戦慄迷宮”を疑似体験するために観た
>本作ですがまったく満足できませんでした^^;
>こうなったら直接現地に飛ぶしかないのか~。

行くしかないでしょう!
遠かったら、来年は「ひ※かたパ※ク」か「生駒山※遊園地」へいらっしゃい!(=^_^=)

>『アバター』の3D予告って!なんということでしょう^^
>羨ましいっすね~^^;

流れる映像は同じですけどね。

>持ち帰り眼鏡は今後の3Dテレビ用に使えるのでラッキーかもしれません。
>ワタシとしては3D用のコンタクトレンズがあったら面白いのにな~(なんてね)^^

かけてノートPCの画面を見たら、モアレ状(?)みたいな奇妙な見え方になりました(×_×)

赤と青のコンタクトをそれぞれはめたら、OKなのかな? うーん・・

投稿: TiM3(管理人) | 2009年11月 4日 (水) 23時37分

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