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2009年10月 6日 (火)

☆『憑神(2007)』☆

4日(日曜)。
今日も折角の良い天気ながら・・やっぱし正午前まで「寝だめ」てしまった(×_×)

ちょっと運動不足が顕著なので「久々にウォーキングしよう!」と考え、少し前にハナシを聞いた“峰山”と言う市内の山(景勝地?)に出かけてみることに。
「片道1時間ぐらいかな?」と舐めてたら・・これが「遠いわ」「回り道ばかりだわ」「登りばかりだわ」と大変で、自宅から山頂(展望台)までで約2時間、そこからの下りもやっぱり約2時間かかってしまった(×_×)

歩数計によると、往復で約15キロ・・とそんなに時間のかからない気はするんだが・・(・ω・) きっと歩調が(疲れで)すこぶる遅くなってたんだろう。

何にせよ、、「今度来る時は、迷わずクルマで来よう!」と、そこだけはしっかり学習したのだった。

帰宅してから洗濯⇒入浴⇒夕食と済ませ“秋の映画スペシャル”で地上波初放送された『憑神(つきがみ)』を観た☆
本作ってば、因縁の作品でもある。
かつて大阪にいた頃、枚方の某(=^_^=)市民会館で上映会があったのを、都合が付かず見送ってしまった記憶がある(←ネットで調べると、2007年11月15日(木曜)のことだった)。

今回こそは観なければ! と握る拳にも力がこもるし(=^_^=)

時は幕末、将軍=徳川慶喜の時代。
世は「尊王攘夷」「公武合体」に揺れていた。その激動の中にあって、下級武士の青年=別所彦四郎(妻夫木聡)は婿養子先(井上家)に離縁され、今は職もなく兄夫婦の家に居候する、肩身の狭き日々だった。
旧友=榎本武揚は今や“軍艦頭”の身分に大出世。

そんな中、彦四郎は行きつけの蕎麦屋の主人=甚平(香川照之)に「向島の“三囲(みめぐり)稲荷”にお参りしては?」と勧められる。「ツキが回って来る」と言うのだ。

その場では取り合わなかった彦四郎だが・・後日酔って帰宅の折、堤防から川べりに転げ落ちた彼の眼の前に“三巡稲荷”の祠があった。

「向島にまで行かずとも、こんな所に分社があったとは・・」

柏手を打ち「何卒宜しぅ」と祈願する彦四郎。
だが、彼が参拝したのは“貧乏神”“疫病神”そして“死神”を呼び寄せる、とんでもない“憑神の稲荷”だったのだ・・

原作:浅田次郎+監督:降旗康男+主演:妻夫木ってことで「コレはスゴいでしょう!」と思ってたら、何だか「3話構成のオムニバスの崩れたみたいなのん」を観せられたような、、妙なザラツキ感が残ってしまった。

クスぶる若侍=彦四郎が“とある覚悟”に目覚め、それによって“太く短く、漢(をとこ)を生き抜く”的な展開にシフト(?)して行くんだが・・私的には「そうゆう流れになる」とはつゆ知らず、、やっぱり直感的に(←また直感かい!)「言うても、結局は悲劇やんか!」と小ツッコミしてしまった。

連想したのは“とある疑惑”を払拭(?)すべく、主人公の奔走する『イン&アウト(1997)』だったり(=^_^=) アレも、後半の展開に「何や、そうなんかよ!」とツッコンでしまった記憶がある。

にしても、、終盤で“いきなりな時代”にハナシがすっ飛び“いきなりな人物”の登場する凄まじさ!
あの衝撃はなかなか、である! ・・ってかカントク、やる気なくなったの?(=^_^=)

3人の憑神(伊勢屋(西田敏行)、関取=九頭龍(くずりゅう)為(ため)五郎(赤井英和)、少女=おつや)が登場するんだが、しょっぱなに現れる西田さんが、とにかく(一番出演時間の短い割に)インパクト十分で、ホンマに感心させられた!

また、彦四郎の従者(?)のような小文吾(佐藤隆太)が好演してくれるが・・終盤の展開を眺めつつ『ローレライ(2005)』における2人みたいやな、、と感じたり(・ω・)

なお、折角の名優が、中途半端な使われ方をしてたように見受けられたのは、石橋蓮司(井上軍兵衛役)、佐々木蔵之介(別所左兵衛役)の両名か。
特に蔵之介さんは“主人公の兄貴”なる立場上、もそっとラストまで物語の“軸”に絡んで欲しかった。折角、月代(さかやき)のメチャメチャ似合う方だったんですし(=^_^=)

〜 こんなセリフもありました 〜

彦四郎「腹がくちくなったら眠れるだろう」
   「限りある命であればこそ、死によって輝きを放つことが出来るのだ」
   「侍の世が終わり、新しい世が始まる」

伊勢屋「手前、福の神などでは御座居ません」
   「2度も手を合わせたお前様が悪い」
   「ほほほ。本日は冴えてらっしゃる」
   「貧乏神としての誇りを全うしたってトコロですかな」
   「その“よもや”で御座居ます」

彦四郎「仮住まいにも良い所がある、と言う訳か」
八重「“棄てる神あれば、拾う神あり”で御座居ます」

甚平「スパッと正体を見抜いたのも何かの縁」

九頭龍「人間の形をしていると、人間の無責任さに染まってしまう」

刀鍛冶「言葉は形には叶いません」
彦四郎「言葉に込めた想いを、形にはして頂けぬものでしょうか?」

おつや「思い遣りなんて感情は“神失格”なの」

追記1:三囲(みめぐり)稲荷は「東京都墨田区向島」に現存するらしい!
追記2:彦四郎と八重のキスシーン・・幕末当時、そんな習慣あったの?(・ω・) ←室町時代からあったらしい?
追記3:後半に登場した五重塔! 石川県羽咋市の「妙成寺」の塔だそうで! 素晴らしい!

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コメント

こんばんは。

>西田敏行さんの顔をとても良くお見受けする気が(前コメントより)

私はブッキーの顔を続けてお見受けした先の日曜でした。
いずれもTV.番組、『天地人』→『憑神』→『おしゃれイズム』です。
『天地人』のあと『憑神』を観ていたのですが途中で家事雑事に負われているうちに分からなくなってしまって、チャンネルを変えてるうちに『おしゃれイズム』でUNO FOG BARでのCM4人組が出演されてるのを見て・・・用事する傍ら見てしまいました。
日頃あんまり好きでない部類に属してる妻夫木さんですが、さすがに(4人組の中では)最年長とあって、一番空気読んでましたっけ。
科を作らず結構“自然体”で、トークも笑えたので、好感度ちょいアップです。(*^_^*)

西田さんはいいですよねー。好きです。
赤井さんの“台詞某読み感”は、やはり「監督の計算」なのでしょうか。TiM3さんのご考察や如何に・・・。

投稿: ぺろんぱ | 2009年10月 6日 (火) 20時13分

ぺろんぱさん、ばんはです。

1泊2日で出張してました。
宿泊先のちっこいテレビで『激突!』を観ましたが、それはそれで味わいがあって良かったです(=^_^=)

>私はブッキーの顔を続けてお見受けした先の日曜でした。
>いずれもTV.番組、『天地人』→『憑神』→『おしゃれイズム』です。

その前日の『ザ・マジック・アワー』は如何でしたか?(=^_^=)

にしても・・全然「フツーのTV番組」観てへんなぁ、オレ(⌒〜⌒ι)

>UNO FOG BARでのCM4人組が出演されてるのを見て・・・
>用事する傍ら見てしまいました。

ポスターで見たことあります。
他のメンバーが一体誰なのか、さっぱり分かってません(×_×)

>科を作らず結構“自然体”で、トークも笑えたので、
>好感度ちょいアップです。(*^_^*)

ブッキーの主演作の中では『ジョゼと虎と魚たち』が好きですね〜
DVDの発売と同時に購入したモノでした(=^_^=)

>西田さんはいいですよねー。好きです。

篠田監督の『はなれ瞽女おりん』と言う作品では、最悪な役回りでしたけどね。
でも、あのしとだから、そんなに嫌悪感はわかなかったです(=^_^=)

>赤井さんの“台詞某読み感”は、やはり「監督の計算」なのでしょうか。

あんまり気にならなかったですね(=^_^=)

ただ、西田⇒赤井⇒女の子・・と言う登場順序が果たしてベストだったのか、ちょっと自身の中でザラツキを覚えます(・ω・)

投稿: TiM3(管理人) | 2009年10月 6日 (火) 21時31分

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