« ☆『カムイ外伝』☆ | トップページ | ☆『火天の城』☆ »

2009年9月29日 (火)

☆『トランスポーター3/アンリミテッド』☆

28日(月曜)。
朝イチで起きた直後から・・視界のグルグル回る感があった。
急激に酔っ払った時の、あの(どの?)感じだ。

アルフレッド・ヒッチコック監督風に言う(←何じぁそりゃ)“ヴァーティゴ(目眩)”である。ヴァーティゴ・モーテンセン? そんなしとぁいねぇよ、と(・ω・)

すわ、脳血管障害か?! と不安にもなったが・・ネットで(急ぎ)調べると「ゆらゆら揺れる症状」だと危ないが「ぐるぐる回る症状」の場合は、十分に水分補給し大人しくしてたら、治まるってことだった(ホンマかいな、、)。

熱はないし「貧血みたいなもんやろ? な?」と自己診断(暗示?)、そのまま仕事に向かった。
午前中こそ、フラつくような感がたまにあったりしたが・・昼食を済ませると幾分調子が戻って来た。

「どちらかと言えばしんどいし、早よ帰って寝よっか・・」

とも考えたが・・「コレはきっと、精神的に疲れてるからなんやろ」と思い「手っ取り早く楽しいこと、好きなことをして早期回復をはかろう!」と考え、仕事が終わってから“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”に向かい“アタマ空っぽにして楽しめるかな?”的アクション作『トランスポーター3/アンリミテッド』を観て来た☆

リュック・ベッソン製作&脚本による、シリーズ第3弾。御大自らは「監督」をクレジットしない辺りに“院政的なしたたかさ”を感じたりもする(・ω・) ま、彼なりに「監督は名乗りたくない」と言う“ある種の危険予知能力”が働いたんかも知れぬ(=^_^=)

「契約は守る」「依頼者の名は訊かない」「依頼品は開けない」の3つのルールを自らに課し、驚異的な運転技術&格闘センスを併せ持ったプロの運び屋“トランスポーター”を名乗るフランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)。

第1作(2002)ではフランスを、第2作(2005)ではマイアミを舞台に走りまくったフランク。
今回は地元(?)マルセイユを皮切りに、ブダペスト(ハンガリー)、ミュンヘン、ブカレスト(ルーマニア)、オデッサ(ウクライナ)・・と愛車「アウディA8(6リッター、12気筒エンジン)」を爆走させる!

友人=タルコニ警部と釣り三昧(?)で気ままに過ごしてる我らがフランク。
その別荘(?)に、ある夜「運び屋仲間」マルコム・マンヴィーユの運転するアウディが壁をブチ破って突入して来る。ハンドルを握る彼は銃撃されてるようで、息も絶え絶えだ。
自宅が半壊してなお冷静な(=^_^=)フランクは電話で救急車を呼ぶが、マルコムは運び込まれた救急車ごと爆発炎上死してしまう!

(アウディに)隠れるように同乗していた赤毛の女の腕に“謎の腕輪”をみとめたフランク。どうやらクルマから離れるか何かすると、その腕輪が忽ち爆発してしまうようだ。

直後、何者かにとっ捕まってしまったフランク。
眼を覚ますと、自身の右腕にも同様の腕輪が鈍く光っていたのだった! そして現れた男=ジョンソンは半ば強引に「極めてヤバい仕事」を彼に命じるのである・・

しょっぱなから、海面を舐めるように低空飛行するカメラワーク・・『レオン(1994)』気取りかよ! と軽く突っ込む(=^_^=)

「オーシャンパール号(船倉)の謎の積荷」「エココープ社(notオズコープ社)の、ウクライナ環境大臣=ヴァシレフへの接触」「追われるマルコム/寛ぐフランク」「口を閉ざす赤毛の女=ヴァレンティーナ」などが次第にクロスして来る展開。
「環境問題を扱ってるンかな?」と思いきや、そう言う(小難しい)テイストは軽〜く表面をなぞってるに過ぎなかった(=^_^=)

基本的に「人命軽視型」のカーチェイス&ガンアクションでガンガン突き進んで行くストーリーなので「人の死に余韻の無さ過ぎる点」はツッコんでも仕方ないンだろう(×_×) 「もうちょっと偲んだれよ!」ってキャラも少なくなかったが・・

車両を提供してるアウディの“長編プロモーション映画”としては「効果十分!」の印象を受けた。
ただ、ダムの湖底に完全に“ボチャン”しながら、その後もあないに元気に走り回るのだけは・・流石に違和感を禁じ得ない(おまけにタイヤもペコペコなハズだし)。。
アレ(耐水仕様?)を全車に保証してくれるんなら、次のクルマの筆頭格候補にしても良いと思う(←資金的にムリだっての)(=^_^=)

正直言うと、ベ※ツの方が好きなんだが(=^_^=)ああもコテンパンに(劇中で)やられちゃうと、、ベ※ツの幹部も色を失う気がするな。。

なお! 私的に致命的だったのは(やはり)ヒロインのご尊顔のヒドさだろうか・・かつ、やたらと背が高かったし! 並んで立つとジェイソン君を(ちょい)超えてたように思う。
コレではまるで『コブラ(1986)』のブリジット・ニールセンではないか(=^_^=)

かつてのブルース・リー主演作のような「やたらと周囲を屈強な兄ちゃんに取り囲まれつつ、ほぼ無傷で全員を倒しちゃう」的な格闘アクション演出が冴え渡るも・・カメラワークが何かチャカチャカしてて、私的には不満だった。
もうちと美しく、効果的な映し方があったように感じる。

終盤は『トリプルX/ネクスト・レベル(2005)』から『暴走特急(1995)』気味へと、演出が傾いており、苦笑の連続。
日本でも、橋梁を使ってああ言う模倣体験(おい!)の可能なローカル路線が、きっとあるんやろな(やらないってば)

総じての完成度は(実は)そんなに高くないんだが、まぁ何も考えずに楽しめる“ハード・バカ映画”ではございますた。

〜 こんな辺りも 〜

・プロドライバーはアウディを好む?
・フランクと同業者マルコムの関係を(回想パターンにせよ)もっと描いて欲しかった。
・惨たらしく崖下に転落⇒爆発炎上した彼らは・・ある意味“完全なテキ”でもなかった?
・敵組織の体長格だった黒人のおっつぁん。如何にも“傭兵組織の指揮官”的な寡黙さ&カッコ良さだったのに・・どんどん活躍がトーンダウンしてた(×_×)
・高速で片輪(かたりん)走行しちゃうアウディ。アクセル&ハンドルだけで“(その)きっかけ”は作れるんやろかね?
・アウディが爆走する序盤。「ま〜たジェイソン君、分っかり易いズラかぶって化けてからに〜」と思ってしまった(=^_^=)>
・橋を歩いてくヒロイン。アウディからずんずん離れる訳だから「ドォォン!!」とならないか不安だった、、
・流石に、一介の(?)ドライバーが「あそこまで場慣れした所作」で自動小銃を撃ちまくっては、不自然じゃなかろうか? 現役の工作員みたいやったで、キミ。
・ところで・・ちゃんと(スタンドで)ガソリン代、払ってました??
・ラストでは、ジェイソン君のうなじにも何か“ペアタトゥー”が欲しかった(=^_^=) キモっ!(×_×)
・ヴァレンティーナが「これこれ!」とノッてたヒップホップだが、BustaRhymesのナンバー『Bounce(2001)』だった・・それって、ひと昔前の曲じゃんよ?!
・ウクライナの(?)空港。如何にもロシア系な女性職員による「ミスタル(Mister)・ジョンソン?」ってな呼びかけが気に入った(=^_^=)
・7.5メートルで黄色点灯⇒15メートルでオレンジ点灯⇒22.5メートルで赤点灯(×_×)
・本作で“陰々滅々”ってコトバを覚えますた(=^_^=)

〜 こんなセリフもありますた 〜

フランク「確かに“いつでも立ち寄ってくれていい”とは言ったが・・」
    「誰にでも“初めて”はあるさ」
    「あんたの言い分は分かるが、あんたの仕事はしない」
    「ルールに例外は付き物だ」
    「君には、この問題を解決する気がないらしいな?」
    「死ぬ気なら“念入りなメイク”の必要はないだろ?」
    「頭を冴えさせておけ」
    「言っとくが・・俺は“ザ・ゲイ”じゃない」 ←このセリフで「全世界のゲイなジェイソンファン」がイッキに離れますた(=^_^=)
    「(セク〜スしたい)気分じゃない、ぐらい察しろよ」
    「俺の評判を守ってみせるさ・・100%な」

ヴァレンティーナ「男だけが“ストリップにドキドキする”と思ってるの?」
        「怖いのは死ぬことじゃなく、生きることよ

フランク「フランス人は“ジェリー・ルイスを天才だと思ってる国民”だからな」
タルコニ「彼を天才じゃないと言うのか?」
フランク「転んで笑いを取るだけなら、誰にだって出来るさ。
     隣で突っ立ってるだけのディーン・マーティンこそが天才だ」

フランク「忙しそうだな? 警部」
タルコニ「お前のようなヤツが友人だとな」

タルコニ「何故いつも困らせる?」
フランク「悪いが性分でね」

タルコニ「ドストエフスキーを読んでみろ。誰1人、最後まで笑わんのだ」
    「前からお前を“本当は情熱的な男ではないか?”と思ってたんだ」

ジョセフ「ボスのルールはこうだ。“ノーとは言わせない”“見当違いはしない”」 ←ジョセフの“急な退場”にはびっくり、、

ヴァレンティーナ「天国にいるの?」
フランク「いや、ヤバい状況にいる」

ヴァレンティーナ「誰も信じないで」
フランク「同感だ」

フランク「“赤の他人のクルマ”に乗るのか?」
ヴァレンティーナ「・・今もそうだけど」

ヴァレンティーナ「ルールは?」
フランク「ひとまず休止だ」

ヴァレンティーナ「それだと、ルールの意味ないじゃないの」
フランク「俺もそう思う」

ヴァレンティーナ「あんたに会って“もう安心”だと思った」
フランク「俺を知らないのに?」
ヴァレンティーナ「理屈じゃないのよ

ヴァレンティーナ「ハッピーエンドを迎えられる?」
フランク「夜には、こんな不安も“どこ吹く風”になってるさ」
ヴァレンティーナ「うそつき

フランク「行け。奴らは君を殺さないさ」
ヴァレンティーナ「・・あなたを殺すわ」

ヴァレンティーナ「(この状況の)何がOKなの?」
フランク「ディナーで話すよ」

ヴァレンティーナ「天国にいるの?」
フランク「いや、地獄ってとこかな?」

ジョンソン「I'm listening.(イイだろう、言ってみろ)」
     「Drive faster.(かっ飛ばせ)」
     「Another day!!(この次は殺すぞ!)」
     「暴力は嫌いでね。問題を増やすだけだからな」

フランク「済まないが、ワケありでね」
オットー「いつもだろ?」

ジョンソン「君には失望したよ」
フランク「あんたが初めてじゃないさ」

追記:ジョンソン役を演じたロバート・ネッパー氏。『地球が静止する日(2008)』にも出演されてたようで・・覚えてないなぁ(×_×)

|

« ☆『カムイ外伝』☆ | トップページ | ☆『火天の城』☆ »

コメント

ステイサムくんの、もうひとつのシリーズ映画を観たら
この映画がすごく、まともだったなと感じます。

それにしても、水中でのあの発想は斬新でしたね(爆)
窒素ガス注入は、いざという時のために止めておいた方がいいかもしれませんね。

高速での片輪走行のきっかけは何だったんでしょうね~。
せめて、コーナーでも使ったなら納得できるんですけどね^^;

そういえばベッソンで思い出しましたが『アルティメット2』にステイサムくんと
ブルース・ウィルスの専属(禿げだから?)のスタントマンが主演してるんですが
これ観たかったのに愛知では上映なし!
あ~残念です!(笑)

投稿: ituka | 2009年9月29日 (火) 22時27分

itukaさん、ばんはです。
返信が遅くなり、恐縮です。。

>そういえばベッソンで思い出しましたが『アルティメット2』に
>ステイサムくんとブルース・ウィルスの専属(禿げだから?)の
>スタントマンが主演してるんですが

前作すら知りませんが、予告編は面白そうに思えてしまいました(=^_^=)
って、しっかりしろ!俺!(=^_^=)

他にも「オースティン・パワーズ系」や「13日の金曜日系」などでもスタントをこなしてくれそうな彼ですね☆

投稿: TiM3(管理人) | 2009年10月 1日 (木) 01時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ☆『カムイ外伝』☆ | トップページ | ☆『火天の城』☆ »