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2009年9月26日 (土)

☆『カムイ外伝』☆

25日(金曜)。
時々、自宅(マンション)の集合ポストにチラシが入っており、それは「コーティングプロショップ」のモノであった。
前々からクルマのボディ(表面)に皮膜加工を施す、ちぅ“ポリマーコーティング”に興味あったんだが、如何せん数万(!)もかかることなので、なかなか踏み出せなかった(×_×)

が、このチラシによれば「コースによっては、結構安い(←かどうかの感覚には個人差があります!)」みたいなので、仕事終了後に問い合せをし、そのまま(当夜に)予約を入れることとした(←直感的に決めますた)。

結局“3ヵ月間(効果の)維持されるコース”にプラスし、室内清掃+ホイール洗浄+フロントガラスの(撥水)コーティングなどを含めた「フルコース」でやって貰った☆

施行時間は1時間と少し。
“新車の輝きが再び!”・・と表現するには流石にチト厳しい感があるが、、ドアノブを握った瞬間、ボンネットフードに触った瞬間などの「ボディ表面のヌルっと来る感覚」が気に入ってしまった! ヌルっとスベスベな表面なのだ。

今までが(青空駐車により)徹底的に汚れまくって来たモノで、根本的に(ほぼ)キレイになったことはとても喜ばしい。

・・そんで「3ヵ月後にどうするか?」はまだ分かんないが、スタッフの雰囲気も良い感じなので「また来てもエエかな?」と思っている。
ボディ自体もさることながら、汚れまくってるホイールがピッカピカに変わると、それはそれは嬉しいモノである!

んで、作業を終えてから、タラタラとクルマを走らせ“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと。
本日の最終回となる『カムイ外伝』を鑑賞して来た次第。

17世紀の日本。徳川の時代。
最下層の民“非人”に生まれた少年=カムイは、貧しさ故に“忍(しのび)”となり、掟に縛られるが故に、やがて“抜け忍”となった。

カムイの願いは「強くなること」と「自由な人生を生きること」のみ。
しかし彼を抹殺するため、伊賀の里の大頭(おおがしら)は次々と“追忍(ついにん)”を放つ。

だが、カムイにとっての「最大の厄介な存在」とは・・“追忍”ではなく“絶えず己の中に芽生える疑心”であった。
今日も逃げ続けるカムイ、生きるために・・

次に彼の出会う人間は、敵か? 味方なのか?

監督:崔洋一、脚本:クドカン(宮藤官九郎)、主演:松山ケンイチ・・と来れば、スペック的に面白くならない訳がないんだが・・正直「かなりつまらない!」と感じた。って言うか「勿体ない」感がより強い。

特に佐藤浩市、小林薫の両名は、もっと“彼らならではの用い方”をすべきではなかったか?

クドカン脚本として、こんな作品は「評価したくない」ので「共同脚本の崔監督が、ダメ出しをしまくった結果、変質したんだろう」と勝手な解釈(?)をしておくとしよう(・ω・)
もしくは(ほぼ)同時期に執筆してたハズの『なくもんか(2009)』『鈍獣(2009)』『少年メリケンサック(2009)』のそれぞれにパワーを持って行かれ、スッカスカになってしまったんかも知んない。。

前半は「森林バトル」で、中盤以降は専ら「浜辺バトル」で構成される本作。
綾瀬はるか主演の『ICHI』も“予想より、もっさりした世界観”があり、必ずしもスピーディ&スタイリッシュとは評価出来ぬ仕上がりだったが、本作は更にもっさりし過ぎてる(×_×)

かつ「刀バトル」を眺めた際の“ヤバいほど斬れそうな刀身の映像表現&演出”にすこぶる失敗してたのが致命的やな・・と。
『キル・ビル(2003)』や『ラスト・ブラッド』等における“カタナ表現”に「全く迫れてなかった」のは、至極残念だった。

波らしい波もなく、淡々と物語は進んで行くんだが「差別する側、される側のドラマ」ってのも序盤辺りで踏み込み不足なまま、終わってた印象があった。
特にカムイ自身を「非人として悩む男」か「抜け忍として悩む男」かを明確に舵取り出来てないまま、ハナシが進むので、どう彼に感情移入して良いのか、分かんなかった(×_×)

客観的なことはナレーション(←山崎努氏! これが本作最大のサプライズかも!)で説明してくれるんだが、それも何処か漠然としてたし・・

他にも
♦「怪しいヤツが、案の定怪しい」と言う予定調和さ
♦海上シーンの妙な多さと、常に気になる“合成っぽさ”
♦中盤以降、妙に「立ち位置の後退し過ぎる」小林薫氏(×_×)
♦やってはならぬ“中途半端な悪夢演出”・・何だか理解不能。何処まで夢なのか、良く分かんないし。
♦いきなり浜辺で起こる、あの大惨劇(ムチャクチャや!)

ハッキリ言って、ワタシの観たかった“カムイ”は本作では全く描かれてなかった・・
『カムイの剣(1985)』の方が、ひょっとしたら面白かったかも知れんぞコレは(・ω・) ←いや、原作者違うし!

〜 ほか、こんな辺りも 〜

・舞台は「備中松山藩」ってことで、現在の岡山県高梁市らしいが・・あの海の色合いは「ない」んじゃないかと思う。。
(ロケ地はオキナワだったようで・・撮影、楽しかったやろなぁ)
・目玉(入れ眼=義眼)取れる、両腕ぶった斬れる、三方(さんぽう=台座)に生首据えられる・・など描写的に“年齢制限”かけた方がエエと思うんだが、、
・ワイヤーアクション多用し過ぎ! 全体的に表現がもたついとるし、、
・ブービートラップや追っ手を1人ずつ片付けて行く戦法がジョン・ランボーみたいやね(・ω・)
・ギターラ? グラス? 何とも「鎖国無用」なことで。
・白褌(しろふん)姿のケンイチうじが眺め放題!(要らんけど)
・すくう部分にホタテ貝を用いた「おたま」がエエ感じですた。
・前半では『刑事ジョン・ブック/目撃者(1985)』みたいな“まったり世界”になってますた。
・中盤は“釣りバカ”テイストになってますた。
・とあるリンチが起こりそうな瞬間・・駆け付けた長老(?)の放ったひと言が・・「行け! やっちまぇ!」
 え? 爺さまがそこで歯止めかけなきゃ?!
・あの「人相覚書」・・余りに似過ぎててヤバい!(=^_^=)
・海中から“とあるサプライズな存在”が・・いや、何か“安っぽいアトラクション”に見えました、、その演出。。
・アレのエサは「丸ごとの生きたイノシシ」・・何か『ジュラシック・パーク(1993)』みたいや(・ω・)
・いきなりハトが登場! あんたはジョン・ウーか! 崔監督!
・ひとり『蜘蛛巣城(1957)』状態な伊藤英明!(=^_^=) 或いはチャップリンの『担へ銃(1918)』路線とか??
・終盤のバトルでは、カムイの片手に何気なく“メリケンサック”が装着されてる? 何かのネタ?
・終盤に映し出される“残酷屏風絵”がなかなかにスゴい! 実物があるなら、少しばかり眺めてみたい(⌒〜⌒ι)

〜 こんなセリフもありました 〜

カムイ「追われる者が、ときに追っ手を待ち受けることもある」
   「この血を見い! お前(め)ぇらと同じ血じゃ!」
   「うぬ(=お前)が笑うと、腸(はらわた)が煮えくり返るわ」
   「過ぎたる猜疑心は、己の身を滅ぼす」
   「お前ぇが汚れることはない」
   「お前たち、ただ者ではないな?」
   「うぬだけは別だ!」

半兵衛「2人なら死ぬる。1人なら助かる」
   「潮時も、水の色もええ」
   「小(ち)ぃとでも、糸を緩めりゃ・・すぐにバレちまぅ」 ←“バラす”って表現、徳川時代からあったのね、、
   「秘密は墓場まで持って行ってくれ、頼む」

大頭「“抜ける”とは、死ぬことだ。覚えておけ、カムイ」
  「地獄だな? カムイ」
  「己の作った地獄で死ぬのだ」

村人「非人が米など喰えると思うなよ!」
  「お前ぇは、外道じゃ!」

ミクモ「どない足掻いても、我らは人にはなれん!」
   「憐憫哀れみに迷うたか?!」

サヤカ「ほんに醜か男じゃ、お前ぇは!」

スガル「私の猜疑心を、お前は笑ったな?」
   「また・・護れなかった」

カムイ「何故、急所を外した?」
お鹿「※※※であれば・・外しはせん」

藩主「愚民共が!」
  「彼は・・飽きた。もう良いわ」
  「愚民の100や200、いつでもそなたの△の△じゃな」

不動「肝は据わっているようだな?」
  「夢は“逆夢(さかゆめ)”と言うではないか」

※※「見せしめは、その数が多いほど“効く”からな」
  「“霞斬り”敗(やぶ)れたり!」
  「同じよ。俺も、貴様も」
  「◎◎◎の死に顔、高ぶったぞ! △△△の死に顔、とくと見たぞ!」

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コメント

『カムイ外伝』の鑑賞記を書いてはる某ブログで、
至極ごもっともな疑問があった(・ω・)

・何故、藩主の馬でなければならなかったのか?
・何故、大頭自らがカムイ討伐に動いたのか?

うーん・・?

投稿: TiM3(管理人) | 2009年9月27日 (日) 01時45分

専門店でボディコーティングされたんですね。
ワタシも下地処理だけ頼もうかと思案中です。
自分でポリッシュ使って磨いてもいいんですが失敗したくないし^^;
ネット販売されてる某ガラス系素コーティングで満足してます(爆)

本作の無茶苦茶加減は『ドゥームズデイ』に似てるかも知れないですね。
『カムイ』はCGが悲惨とか聞いてますが
『小林少女』のテレビバラエティレベルまでは、さすがないでしょう!?
そうなんですか?^^;

投稿: ituka | 2009年9月27日 (日) 08時50分

>専門店でボディコーティングされたんですね。
>ワタシも下地処理だけ頼もうかと思案中です。

悪くはないと思います。
が、一度店頭で「デモカー」を確認された方が後悔は少ないかと思いますね。ワタシは「えいやっ!」と行っちゃいましたが(・ω・)

>本作の無茶苦茶加減は『ドゥームズデイ』に似てるかも知れないですね。

ムチャクチャでも「笑える」とか「引き込まれる」とかがあれば良いのです。ユマ・サーマンが日本刀を持ったまま旅客機に乗り込んだりとか(その上、座席に「日本刀ホルダー」があったりとか」)・・そんな細かいことには目をつぶります(=^_^=)

>『カムイ』はCGが悲惨とか聞いてますが
>『小林少女』のテレビバラエティレベルまでは、さすがないでしょう!?

『少林少女』はまだ(確か録画したまま)観てないんだった・・(×_×)
確かにCGはヒドかったですね。
前に観た崔監督作が『クイール』だったので、どんどん監督評価が下がって行ってます(・ω・)

※そういや『クイール』でも小林薫さんが目立ってましたっけ。

投稿: TiM3(管理人) | 2009年9月27日 (日) 09時56分

この映画の評判、本当に良くないようですね。
そしてご覧になられたTiM3さんの言葉も....

私はやっぱり映画の前にマンガを読みたいですね。

> 客観的なことはナレーション(←山崎努氏! これが本作最大のサプライズかも!)
へぇ、そうなんだ!先日のTV「おくりびと」思い出してしまった。
どんな説明だろうと興味津々。

投稿: west32 | 2009年9月27日 (日) 23時07分

westさん、ばんはです。

>この映画の評判、本当に良くないようですね。
>そしてご覧になられたTiM3さんの言葉も....

そうですか、、
まぁ、叩かれても仕方ないかな、と思います。

>私はやっぱり映画の前にマンガを読みたいですね。

そう言えば、このマンガ(『カムイ伝』の方)で「うぬ」と言う表現を覚えましたっけね(・ω・)

>へぇ、そうなんだ!先日のTV「おくりびと」思い出してしまった。
>どんな説明だろうと興味津々。

山崎さんのナレーションと知った上で、もう1回観たいかも・・いや、まぁ、エエか(⌒〜⌒ι)

投稿: TiM3(管理人) | 2009年9月28日 (月) 00時37分

こんばんは。

ポリーマーコーティングのご成功、よかったですね。
そういうのはやっぱり「直感の勝利」ですね。

本作、実はマツケンくんとのことで興味はありましたが、結局見送りでした。(そんなんばっかりですね、私・・・^_^;  あ、因みに私はマキダイさんは嫌いじゃないです。)

>“カタナ表現”に「全く迫れてなかった」のは、至極残念だった。

仰る通り、そこが「致命的」だったのでしょうね。
比較対象として挙げておられる『キル・ビル』には、そこら辺りに“危ないくらいの陶酔感”も漂ってきた感じでしたものね。

予告編は凄かった記憶があったんですけどね。

投稿: ぺろんぱ | 2009年9月28日 (月) 20時07分

ばんはです。
今宵も更けて参りました(・ω・)

>ポリーマーコーティングのご成功、よかったですね。
>そういうのはやっぱり「直感の勝利」ですね。

お次はエンジンルーム内の洗浄もしたいんですが・・コレが高いらしい(=^_^=)

>本作、実はマツケンくんとのことで興味はありましたが、結局見送りでした。
>(そんなんばっかりですね、私・・・^_^;

彼の作品は・・ラブロマンス系の方が似合ってる気がしますかね。

>あ、因みに私はマキダイさんは嫌いじゃないです。)

誰のことか分かりませんでした(⌒〜⌒ι)
前にも何処かで書いたと思いますが・・EXILEの曲は「New Jack Swing」しか知らないし、評価も出来ません(×_×)

>仰る通り、そこが「致命的」だったのでしょうね。
>比較対象として挙げておられる『キル・ビル』には、そこら辺りに“危ないくらいの陶酔感”も漂ってきた感じでしたものね。

幾らCGで血潮を吹かせても、刀身がナマクラに思えてしまってはアカンのです。。

>予告編は凄かった記憶があったんですけどね。

資金集め完了⇒予告編ご披露・・って辺りで、ビジネスとしてはもう(成功裏に)終わってるのかも知れませんね?(⌒〜⌒ι)

投稿: TiM3(管理人) | 2009年9月29日 (火) 02時05分

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