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2009年9月15日 (火)

☆『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』☆

14日(月曜)の夜。
何だか随分と“やっとかめ(=久しぶり)”な感もあるが、仕事帰りに“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へ向かい、新作『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』を鑑賞した☆ しかし・・「おハリウッド最新作」かつ「中規模シアター」なのに・・またもや全席自由席だったり(・ω・)

そう言うと、嬉しいことに“キャラメル・ポップコーン”の販売が復活しており、迷わず買い求めた!(夏場は販売してないんかな?) 塩味とかトウモロコシ味が吐くほどキライなワタシでもあり(←なら買うなよ!)、これだけはかなり嬉しい☆
他の(有りがちな)味に比べると、内容量こそちと少ないが、それでも許せる。

1845年。カナダ北西部・ノースウェスト準州。生まれながらに病弱な少年・ジェームズ(≒ジミー)は、とある夜に起こった悲劇を機に、兄・ビクターと共に屋敷を飛び出すのだった。

怒りに我を忘れると、両の拳頭部から白い角質(?)の爪が飛び出すジミー。
一方、兄・ビクターは超人的な跳躍力を持つと共に、爪の先端が伸び、恐るべき凶器となる。

そう・・2人は“異端者”であった。

南北戦争、第1次大戦、第2次大戦、ベトナム戦争・・逃亡の中で逞しく成長した2人・・ジミー(ヒュー・ジャックマン)&ビクター(リーヴ・シュレイバー)は、各地の戦火に次々と身を投じ、沸き起こる「獣のような破壊衝動」を歴戦の中で満たし続ける。

だが精神の高揚する余り、ビクターは上官や自軍をも血祭りに上げ始める。
とうとう軍法会議で処刑(銃殺刑)の決まった彼らだが、常人をはるかに超越する2人は、処刑直後にたちまち復活しちゃうのだった。

そんな中、彼ら兄弟の“異端さ”に理解を示す将校=ウィリアム・ストライカー(少佐)がやって来る。
少佐にスカウトされ、“特別部隊:チームX”に加入したジミー&ビクター。

世界各地で「合衆国の敵」を秘密裏に排除する“チームX”
しかしある時、ナイジェリア・ラゴスでの某作戦行動のさなか、民間人に対する大量殺戮命令に嫌気のさしたジミーは、ビクターの制止を振り切り、独り部隊を去る。

6年後、カナディアン・ロッキーで樹木の伐採作業員とし暮らすジミー。
ケイラと言う女性教師と静かに生きる彼の前に、恐るべき魔の手が・・そしてその背後には、更なる巧妙な陰謀がその黒い影を落とそうとしていた・・

私的には『X-MEN(2000)』シリーズが(実は)あんまし好きじゃなく、特にジミー=ローガン(ウルヴァリン)が主人公である辺りも「大して特長も、リーダー的なカリスマも備わってねぇじゃん!」と思ってた1人なンだが・・正直“あらゆる設定が後付け”っぽくもある本作こそが「今までの4作で最も面白いかも!」と感じてしまった。

これまでの3作と比べ、(シリーズの)看板的なキャラ群が殆ど登場しない訳だが、それはそれで新鮮味があってよろしい! “おかしなヘルメットをかぶっとる磁力爺さん”も出て来ません(=^_^=) 終盤で「あんた、駆け付けるのが遅過ぎるよ!」ってしとが唐突に登場しはったりはするが(・ω・) ←CGぽかったし、、

改めてミュータントの中に「不老長寿型」の存在することを知った。かつて『X-MEN』の中でローガンが若頭的存在(?)の“サイクロップス(スコット・サマーズ)”を「小僧扱い」するセリフがあったが、こんなに年齢差&経験の違いがあるとなりゃ、それも仕方ないかも、と。

“チームX”は、個々の能力(の程度)からすれば「やや弱い」んだが、それを補って余りある「個性」「野郎っぽさ」がムンムンしてて楽しかった(=^_^=) ランク的には「弱ミュータント」って位置付けだろうか?

前半のラヴロマンスが好きで好きで、もっともっとああ言う「エエなぁ〜」と男性諸氏の憧れるノロけた世界観をダラダラ描いて欲しかったんだが・・中盤から「ローガン現れる所、乱あり」ってな風に、作品世界が騒々しく&血なまぐさくなり過ぎてた感があるかな。

(相互リンク先の)itukaさんもブログ記事で書いておられたが「中盤、農場での場面」は、描き方はああするしかなかったにせよ、もっと余韻の残る演出が欲しかったぞ! あのしとたちは本作で一番可哀想だし、一番顧みられていないと感じた。

観終わって、ふと「色んなキャラが増えちゃって、余計に収集つかなくなってるじゃん!」と突っ込めもしたんだが、それはそれで続編(タイトルは、差詰め『ZERO2』辺りか、、)なんかに、それはそれで期待しちゃうワタシなのである(=^_^=)>

突っ込みドコロ満載ではあるも、現時点で最も「アタマ空っぽで観て、夢詰め込める」そんなメジャーな1本であると評したい。

〜 こんなことも 〜

・母親に「お前は何なの?」と言われちゃうジミー君。「いや、そう申されましても・・」
・オープニング、兄弟が名だたる戦場を走り抜けるシーンの映像演出に“戦争絵画の雰囲気”があって印象的だった。
・バイクで戦うジャックマンを眺めて『マンハッタン無宿(1968)』『ガントレット(1977)』のクリント・イーストウッドを“やっぱり”連想した(=^_^=)
・トーチカに単身飛びつき、さっさと壊滅させちゃうビクター兄ィ。戦争のルールを完全無視ですな〜(⌒〜⌒ι)
・ゼロ&ウェイド。この2人の戦闘能力が異常に高くてスゴかった! 飛んで来た弾丸を一刀両断! ってのはまだしも現実味があるが(←ないない)、弾丸を真っ2つに切り飛ばし、それらで左右のテキ2人を同時に倒す・・ってのはスゴい!
・ケイラさんのような「優しくて」「薄幸そうで」「エッチそう」な女性を見つけたら・・男性諸氏は絶対に放してはならぬ!
・(A)カナダで林業(伐採業)をやり、年収18500ドル。(B)オハイオ州スプリングフィールドの遊園地で、電球を使ったトリックで稼ぎ1回3ドル。どっちが狙い目?(・ω・)
・クエクワツー=ウルヴァリン。雑学としてためになるのやら、どうでもエエのやら。。
・アダマンティウム弾を頭に撃ち込まれると記憶が失われるが・・注射針で脳に注入すれば・・記憶は失われない?
・(A)納屋に全裸の一般男性が!⇒通報、場合により射殺(×_×) (B)納屋に全裸のヒュー・ジャックマンが!⇒全国から女性が殺到(=^_^=)
・「48年式パンヘッド」なるバイク。“ヨンパチ”ってな通称があるらしい(ネット情報)。
・スコット・サマーズ君。昔から建物を「うっかり壊す」クセがあったのね、、
・5億ドルあれば、全身の骨格にアダマンティウムを注入して貰えるらしい!(要らんわ!)
・唐突にボクシングやったり、カジノに向かったり、と展開が読めなくて楽し。
・レミー・ルボー(通称:ガンビット)なる若者。絡みが中途半端だが、印象的な人物ではあった! にしても、あのキャラ造型のイメージするトコロはジョニー・デップか? アントニオ・バンデラスなのか? はたまたオーウェン・ウィルソン?(・ω・) ←声色は何となくトム・ハンクスぽかったような、、
・ゼロは何処か加勢大周を連想させてくれた(⌒〜⌒ι)
・ウェイド役のライアン・レイノルズ。実生活ではスカヨハさんの旦那さんですか! ウッディ・アレンに恨まれるだろうなぁ・・?(⌒〜⌒ι)
・考えると・・第2次大戦時代、あのマグニートですら少年だったんやね、、
・あの教師はどんな「裏の生活」をしてたんや? どうにもムリがある(×_×)
・最強の存在は、本作に於いても・・醜かった(×_×)
・エンディングには2度ものカーテンコール(?)が。。最後まで席を立たない方が良いのかも?
・主人公兄弟の両親、老夫婦の息子(ジミーと激しく“体格一致”!)、太ったボクサーの過去、ジミーとケイラの馴れ初め、とかすべてカットされてたし。。3時間ぐらいの“完全版”があるんなら観たいのぅ(=^_^=)
・アダマンティウムは“サイクロップス型ミュータント”の熱線をも防ぐ!
・連想した作品は次の通り。『トータルリコール(←監視役の存在)』『スーパーマン(←老夫婦との関わり)』『スター・ウォーズ(←ジャバ様)』『ナッティ・プロフェッサー(←クランプ教授・・って言うかリック・ベイカー)』『M:i−2(←要塞島)』『ジャンパー(←瞬間移動演出&生意気な仲間)』『ボーン・アイデンティティー(←田舎に現れる狙撃手)』『ボーン・スプレマシー(←恋人の喪失)』『マッド・マックス(←動けない相手を葬る)』

〜 こんなセリフもありました 〜

ジミー「殺すつもりは・・」
ビクター「あったろ?」

ビクター「俺たち兄弟は互いを護らねば。そして、誰にも負けないよう、強くなるんだ」
    「(処刑が)終わったら、起こしてくれ」
    「上官を殺した理由? エラそうなヤツが嫌いでね」
    「前からお前に言っときたかったことがある・・動きが読めるんだよ!」
    「これきりになどならんさ。俺たちは兄弟だからな」

ジミー「あんたの望み通り、獣が生まれたのさ」
   「直感を無視し、自分を見失っていた」

ウェイド「刀は“記憶に残る”武器だ」

※「少しは黙れんか?」
ウェイド「起きてる限りはな」

ブラッドリー「お前なんか怖くないさ。死ぬこともな」
ビクター「何故そう言い切れる? 死んだ経験があるのか?」

ストライカー「驚きだ。全く歳を取ってないな」
ジミー「健全だからさ」

ストライカー「国家のために働こうとは?」
ジミー「あいにくだが、俺はカナダ人でね」

ケイラ「貴方の能力は“神からの贈り物”なのよ」
ジミー「送り主に返したい気分だよ」

ケイラ「女性は“説得する能力”を授かっているのよ」
   「月が孤独なのは・・恋人を失ったからなの」

ビクター「この店、保険をかけてるか?」
店主「いや、かけてない」
ビクター「そりゃ・・気の毒に」

ジミー「何故だ?!」
ビクター「こうでもしなければ、再会出来なかったからな」

ストライカー「お前は酷い苦しみを味わうが・・復讐を果たせるだろう」
ジミー「苦しみには、慣れてる」

ストライカー「ヤツを倒すには、お前の“人間以外の面”の力が必要なのだ」
      「獣となれ!」

トラヴィス「その裸体をこれで覆って隠せ。妻に卒倒されては困るからな」
     「若いの・・“何か良からぬこと”をやろうとしておるな?」

トラヴィス「人には親切にせんとな」
ジミー「親切・・その言葉に慣れてなくて」

トラヴィス「“血を求める者”の末路を?」
ジミー「・・いや」
トラヴィス「血に溺れるのさ。だから“他の道”を行け」

ジョン「何をされた?」
ジミー「訊くな」

ジョン「俺が騒ぎを起こすとでも?」
ジョン「いつもだろ?」

ジミー「飛び降りたら(海面は)痛そうな高さだ・・(俺を)いい気味だと思うか?」
レミー「ざまあみろ、だ」

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コメント

おはようございます。

ワーナー・マイカル・シネマズって全席自由席なんですね。
こちらではミニシアター系の自由席で上映前にちょっと席を離れる時に
鞄をシートに置いて行かれる方がいますが、
日本はまだまだ治安が良いんでしょうかね^^;

それから、ポップコーンは塩味がいちばん好きです^^
ちなみに、バターオイルはかけません。

本シリーズの中では今回のが最も面白かったです。
戦争シーンから始まって銃殺刑でのビクターのセリフが粋でしたね。
あの兄弟の独特の髭のカットはミュータント(強い男)の象徴だとしたら
今後、街中にそういうお兄さんが現れるかもしれませんね(笑)

>終盤で「あんた、駆け付けるのが遅過ぎるよ!」ってしとが唐突に登場

ワタクシ、一瞬だれだか判らないというより、気持ち悪かったです。
なんで、目が三角形なんだよう!みたいな^^;

ミュータントの傭兵部隊という発想にちょっと興奮しました^^
できれば、『七人の侍』風にミュータント探しをするところから観たかったです(笑)

それにしても、ウェイドの造形はあれで良かったんでしょうかね~^^;
ジョン・マルコヴィッチかと思いました。

投稿: ituka | 2009年9月17日 (木) 08時56分

itukaさん、ばんはです。

ビクター兄ィのとんがった八重歯(?)がキュートでしたね(=^_^=)

>ワーナー・マイカル・シネマズって全席自由席なんですね。

高松に限っては、自由席の上映が主ですね。
作品によっては、指定席の時もあったハズですが・・

>鞄をシートに置いて行かれる方がいますが、
>日本はまだまだ治安が良いんでしょうかね^^;

座席に置かれてるパンフをちょこっと盗み読みしたいもんですなぁ(=^_^=)

>それから、ポップコーンは塩味がいちばん好きです^^
>ちなみに、バターオイルはかけません。

塩はちょっと飽きて来るんですよね、、
原価安そうだし・・

>本シリーズの中では今回のが最も面白かったです。

ホンマにそうでした。
女っけの少なさも、なんか野郎臭ムンムンしててスゴかったです(=^_^=)

>あの兄弟の独特の髭のカットはミュータント(強い男)の象徴だとしたら
>今後、街中にそういうお兄さんが現れるかもしれませんね(笑)

四つ足で走るヒューが見れなくて、残念でした(=^_^=)
全裸で滝つぼに落ちるシーンとか、何とも合成っぽかったですよね?

もう1人ぐらい兄弟がいて、眉毛が繋がってて欲しいトコです(=^_^=)

>ワタクシ、一瞬だれだか判らないというより、気持ち悪かったです。

CGなんでしょうかね?
あのしとも、いずれは粉末化しちゃうとは・・(×_×)

>ミュータントの傭兵部隊という発想にちょっと興奮しました^^

ゼロ&ウェイド以外、いなくても事足りてた気はしますね。。

>できれば、『七人の侍』風にミュータント探しをするところ
>から観たかったです(笑)

観たいかも! それにしても、あの兄弟がおりながら、何でベトナム戦争はああ言う結末を迎えたんだ〜?

>それにしても、ウェイドの造形はあれで良かったんでしょうかね~^^;
>ジョン・マルコヴィッチかと思いました。

きゃつには、ホッケーマスクの着用を義務づけて欲しかった(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2009年9月17日 (木) 19時18分

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