☆『96時間(2008)』☆
30日(日曜)。昨日の、余りにもの疲れも手伝い(←後日書くかも知れません。小豆島をレンタサイクルで走って来た件です)今日は12時間近くも眠ってしまった(×_×) 我ながら“寝だめ”のし過ぎ! 起きたら・・午後2時を過ぎてたし(⌒〜⌒ι)
当初は帰阪するハズだった週末だが「疲れ過ぎてて、流石に道中(の運転)危ないやろ・・」と直感的にひらめくモノがあり、結局取りやめることとした。
んな訳で、逆に「何もせぬまま」過ぎて行く日曜・・
「何かせな、勿体ないやろ!」
と誰に対するでもなく叫んだワタシは“ワーナー・マイカル・シネマズ綾川”へと再び出かけることにした☆
その前に向かったのは、香川県を代表する古刹=善通寺。ここの“五重大塔”が夜間にライトアップされてることを知ってたので「いつか、夜間撮影にも来なきゃ!」と以前から思ってたが、まさに今夜がその千載一遇(?)のチャンスだった。
ってことで、日暮れ直後に出発⇒高松道で「善通寺インター」を目指したワタシ。
現地は、日照時の混雑も何処へやら、実に静かな境内だった! この静かさってば最高! って言うか、ライトアップの有り難みが参拝客に伝わってない気もした・・(⌒〜⌒ι)
境内でいそいそと三脚を広げ、ISOを1600〜3200に設定し、3方向から塔をバシバシ撮影してみた(シャッタースピードは10〜30秒で設定=長時間露光)。
そんなこんなで50分近くも境内にいた気がするなぁ。ホンマに塔が好きなんやなぁ・・としみじみ。
そこから下道で綾川方面へ移動。正直、まだ高松周辺の地理が掴めてないのもあるが(=^_^=) 讃岐富士が進行方向左手に、大きな黒い姿を佇ませてるのが見えた。夜間に登頂したら、さぞ難しいんやろな〜などと。
到着したら、上映開始(21:35)まで、まだ30分以上も時間があったので、フードコートに“マクドゥーエル”を見つけ(←店名、違うやろ!)久々に食べてみた。どうやら期間限定で“ビッグマクドゥーエルバーガー”が200円だそうで。
興味がわき、数10年ぶり(?)に(セットで)食べてみたが、デカいだけで食べにくく、イマイチだった(×_×)
私的には“てりやき”以外は、ソースの存在感がなさ過ぎて「喰えたもんじゃない」と思う。“マクドゥーエルはソースで誤摩化して喰うべきモノ”と言っても過言ではないのではあるまいか。 ←たまにしか行かないクセに、何をエラそうに!
※
さて・・
『96時間』は、リュック・ベッソン製作&脚本によるサスペンス作。今回ばかりは「おっさん、逃げとらんで監督せぇよ!」と思わず心の片隅でツッコんでしまったワタシ。と言うのも、予想以上にデキが良かったからだ!
CIAを引退し、現在はカリフォルニアに暮らすブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)。国家を、仕事を、優先する余りに、愛する妻=レノーア(ファムケ・ヤンセン)は娘=キムを連れ離婚、今は資産家=スチュワートとリッチに生活している。
孤独に生きる、そんなミルズの楽しみは、キムのバースデー写真のアルバムをめくったり、古巣の仲間たちを自宅に招きホームパーティーをしたりしながら、静かに彼女の成長を見守ることだった。
そんなある日、17歳の誕生日を迎えたばかりのキムが、親友のアマンダと共にパリ旅行をすると言い出す。美術館巡りがしたいとのこと。最初は頑(かたくな)に許可を与えなかったミルズだが、最後には根負けし「定時連絡を必ず寄越すこと」を条件にOKを出す。
しかし、ド・ゴール空港を経てパリに到着したのも束の間、アマンダと共にキムは謎の組織に拉致されてしまう・・
携帯電話から漏れる、キムの最後の叫びを耳にしたミルズは、これまでに積み重ねて来た“工作員としてのスキル”を総動員し、愛娘を救い出すため、単身パリへと向かう。そのタイムリミットは・・96時間!
※
「映像が何処か下品」「物語が動き過ぎて落ち着かない」点のみを除けば、かなり良く出来た作品だった!
正直、この手の作品が観たかったし、その期待に十分応えてくれてる傑作と言えよう!
「続編作ったらイケるよ!」とアドバイスしたげようと思ったら(←誰にや!)・・ウィキペディアによれば、既に続編製作が決定してるらしい!(=^_^=)
初めは『フランティック(1988)』のような「(アクション)控えめテイストのサスペンス」と思ってたワタシは、針を振り切ったレッドゾーン状態のまま、突っ走りまくる我らが“リーアム兄さん(=^_^=)”の暴挙の数々に対する驚愕&苦笑をただただ禁じ得なかった!
本作は、まさにニーアムが“開眼人(クワイ・ガン・ジン)”と化した“彼の俳優人生のターニングポイントに位置する主演作”なんじゃないかな、と思う。
原題は、シンプルに『TAKEN』と。
物語の途中「どう言うリミットなのか」がセリフの中で解説され、観客はやっと『96時間』なる邦題に合点が行くんだが、私的には「なかなかええネーミングセンスやんか!」と評価したい。
くれぐれも続編を『96時間PART2/帰って来た2人』とかにはして欲しくない(=^_^=)
序盤で「ちょいとした成り行き」から、ミルズが某仕事を請け負う場面が挿入される。ここが大した“フリ”になってて気に入った! ちゃんとラストに通じるし、ここを観てるだけで、ミルズの「格闘術&判断力の衰えてなさ」を観客は目の当たりに出来る訳だ。ミニミニ版『ボディガード(1992)』と言っても良いかも知んない(=^_^=)
某ライヴ会場でミルズが体術(マーシャルアーツ?)を披露するんだが、ここで「このしと、隠居しつつも暴れたくて仕方ないんでは・・?」と直感的に感じたワタシ(=^_^=) 良くも悪くも「その通り」だった!
とにかく「徹底的!」がキーワードでもあった本作。盗んだアウディを爆走させつつ、大破はさせない以外、過激な行為を連発し、関連する人物をほぼ“血祭り”に上げてた気もしますた。
1度だけモノ凄い窮地に陥るミルズ氏だが・・天井の強度の低さにきっちり救われてますた(☉д☉)
上映時間=1時間30分ちょっとなんだが、長過ぎず、短過ぎず、なかなかの秀作だと感じた次第である!
〜 こんなトコロも 〜
♦“ラズベリー・バナナシェイク”って美味そうかも! でもアメリカンサイズで出されたら(食べ切れず)倒れちゃうかも。
♦「お前もすぐに捕まるだろう」「ヤツはお前の尾行をまくだろう」みたいな“上から目線+だろう口調”にちと憧れる(=^_^=)
♦雇われた通訳が「・・俺の仕事は何なんです?」とオズオズ切り出すのがちと面白かった。確かにハナシが見えんもんね。。
♦パリでのミルズ(偽名=アレン)の常宿は「ホテル・カメリア(CAMELIA)」。ここの存在ぐらい、フランス内務省治安部なら押さえとけよ!
♦携帯と無線機を組み合わせた「逆探知対策」はシンプルながら、なかなか良かった☆
♦シーンによっては(悪党を前にし)静かで大人しいミルズ。しかしそれは“どんな相手だろうと、いつでも確実に殺せる”自信の裏返しなんだろう。敵アジトの狭い部屋で、5〜6人の男らを一瞬で血祭りにあげる展開には、ただただ驚かされた。
♦「普通は撃たないようなしと」をも、容赦なく撃つミルズがすごい! 直後に「かすり傷だ」とかフォローしてるけど、そう言う問題じゃなくて、と(×_×)
♦『G.I.ジョー』を観た時も感じたが・・それ以上に「パリ恐怖症」となってしまった(=^_^=) 『アレックス(2002)』を観た時以来の恐怖だ(=^_^=) 年頃の娘さんを持つ父親は、決して“絵空事”と嘲笑することなく、本作を真剣に観るべきだと思う。本作の展開こそは確かに「フィクション」だが、その背後に流れてるのは「極めてリアルな現実」だと感じた。
♦終盤、セーヌ川のシーン。いよいよタイマンバトルとなる相手の兄ちゃんが“往年のプリンス(←『バットマン(1989)』のサントラを手がけた、あのしと)”に見えて仕方なかった(=^_^=)
♦パリ旅行に対する「父のお赦し」が出た時のキムの態度(アクション?)が良かった! 何故か、娘がいる訳でもないのにウルウルっと来てしまった(⌒〜⌒ι) ここでウルッと来るのは、きっとおっさんの証拠なんだろう(×_×)
♦ファムケ姐さんの今の旦那役のおっちゃん。ヴィジュアル的に『007/ゴールデンアイ(1995)』で姐さんに“カニばさみ”で殺されはった提督(?)にちょっと似てた(=^_^=) やはり今も、閨房で“カニばさみプレイ”を交えとるんやろか?(知らんがな!)
♦ウィキペディア情報では、上記『ゴールデンアイ』のボンド役の第1候補がリーアム兄さんだったらしい!
♦「残り時間表示」の一切なかった本作(例えば、監督がトニー・スコットなら、間違いなくあったんでは、と)。あったらあったで、嬉しかったかも知んない。
♦4時間の仕事で2500ドル・・実は命がけだけど?
♦通訳の仕事で時給25ユーロ・・内容が良く分かんないけど?
♦パリの夜の街角。お姉ちゃんは「“ノーマル”なら40ユーロよ」と誘って来はる・・(・ω・)
♦パリでチンピラに絡まれると50〜100ユーロも奪われちまう(×_×)
♦「MoMA(=NY近代美術館)へも何度も行ったわ」とキム。カリフォルニアからだと、そこもめっちゃ遠いよネ、、
♦U2のファンって、こんな軽〜い(ユル〜い?)子ばっかしなん?
♦パリのポルト・ドゥ・クリシー(17区?)って、治安、良くないんやろか? パラディ通り(10区)はどうなんやろ?
♦アルバニアのトロポヤ県。本作ですっかりイメージダウン、、?
♦人間の価値が25万ユーロとか50万ユーロとか・・(×_×)
〜 こんなセリフもありますた 〜
ミルズ「糖分を摂るといい。精神安定に効く」
「常に警戒を!」
「今は、お前が大事だ」
「“お前らを震え上がらせる能力”を私は持っている。
娘に何かしたら・・お前を必ず見つけ出し、そして殺す」
「プライベートジェットがあるんだろ?」
「今は管理職? 退屈だろ?」
「娘を救い出すのに必要なら、エッフェル塔だって壊す」 ←放っといても“そう遠くない未来”に倒れますし(⌒〜⌒ι)
「ムカついて来たので、10%値上げだ」
「集中してるかー?!」 ←痛いって!(×_×)
「この手の拷問は、外国に委託していた」
「お前を信じよう。だが、容赦はせんぞ」 ←ひぇ〜!
「銃と弾の重さを忘れたか? 管理職になって勘が鈍ったな?」
「Buy her(買え!)」 ←コレはすごいシチュエーションのセリフです(×_×)
「お前の命は、俺次第だ」
「お前を守る・・命がけでな」
ミルズ「ビヨンセって?」
店員「・・・」
ミルズ「冗談だよ! 知ってるさ」
ミルズ「歌手に憧れている娘に、アドバイスを」
シーラ「なら“別の職業にしなさい”と」
シーラ「華やかに見える世界だろうけど・・コンサートが終われば、ホテルと空港だけの毎日よ」
ミルズ「娘はそれに憧れていてね」
レノーア「あきれた人ね。“国のため”に、人生も結婚生活も破たんさせたくせに」
「自由にさせないと、逃げるわよ・・あの子」
アマンダ「フランス男は“ベッドが最高”なんだって!」 ←フランス男はトラックに当たって吹っ飛ぶんだって!(×_×)
サム「96時間以内に見つけないと・・(さらわれた女は)永久に戻らないぞ」
ジャン・クロード「既に7人を殺害、3人に重傷を負わせ、ピルを1つ破壊したんだぞ、お前は」
ミルズ「言っとくが、ビルは壊してない」
サンクレア「これは“特殊な顧客”向けの“特殊なビジネス”なのだ」
「行って見て来い。・・“静かに殺れ”とあれほど言ったのに」
サンクレア「いいか、これはあくまでビジネスだ。あんたに個人的な恨みなどない」
ミルズ「・・俺には“個人的な問題”だ」
追記1:同じようなテイストの物語が、過去にスティーヴン・セガールやチャールズ・ブロンソンの主演で制作されたような気がする(←復讐モノだったかも知んない)が、この緊迫感&スピード感は“イマドキのスタッフ”でなければ、恐らくは実現出来なかったろう。
追記2:ヤバい稼業に身を置く以上は“防弾チョッキ”が必須だと感じた(・ω・)


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