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2009年8月31日 (月)

☆『96時間(2008)』☆

30日(日曜)。昨日の、余りにもの疲れも手伝い(←後日書くかも知れません。小豆島をレンタサイクルで走って来た件です)今日は12時間近くも眠ってしまった(×_×) 我ながら“寝だめ”のし過ぎ! 起きたら・・午後2時を過ぎてたし(⌒〜⌒ι)
当初は帰阪するハズだった週末だが「疲れ過ぎてて、流石に道中(の運転)危ないやろ・・」と直感的にひらめくモノがあり、結局取りやめることとした。
んな訳で、逆に「何もせぬまま」過ぎて行く日曜・・

「何かせな、勿体ないやろ!」

と誰に対するでもなく叫んだワタシは“ワーナー・マイカル・シネマズ綾川”へと再び出かけることにした☆

その前に向かったのは、香川県を代表する古刹=善通寺。ここの“五重大塔”が夜間にライトアップされてることを知ってたので「いつか、夜間撮影にも来なきゃ!」と以前から思ってたが、まさに今夜がその千載一遇(?)のチャンスだった。
ってことで、日暮れ直後に出発⇒高松道で「善通寺インター」を目指したワタシ。

現地は、日照時の混雑も何処へやら、実に静かな境内だった! この静かさってば最高! って言うか、ライトアップの有り難みが参拝客に伝わってない気もした・・(⌒〜⌒ι)
境内でいそいそと三脚を広げ、ISOを1600〜3200に設定し、3方向から塔をバシバシ撮影してみた(シャッタースピードは10〜30秒で設定=長時間露光)。
そんなこんなで50分近くも境内にいた気がするなぁ。ホンマに塔が好きなんやなぁ・・としみじみ。

そこから下道で綾川方面へ移動。正直、まだ高松周辺の地理が掴めてないのもあるが(=^_^=) 讃岐富士が進行方向左手に、大きな黒い姿を佇ませてるのが見えた。夜間に登頂したら、さぞ難しいんやろな〜などと。

到着したら、上映開始(21:35)まで、まだ30分以上も時間があったので、フードコートに“マクドゥーエル”を見つけ(←店名、違うやろ!)久々に食べてみた。どうやら期間限定で“ビッグマクドゥーエルバーガー”が200円だそうで。

興味がわき、数10年ぶり(?)に(セットで)食べてみたが、デカいだけで食べにくく、イマイチだった(×_×)
私的には“てりやき”以外は、ソースの存在感がなさ過ぎて「喰えたもんじゃない」と思う。“マクドゥーエルはソースで誤摩化して喰うべきモノ”と言っても過言ではないのではあるまいか。 ←たまにしか行かないクセに、何をエラそうに!

さて・・
『96時間』は、リュック・ベッソン製作&脚本によるサスペンス作。今回ばかりは「おっさん、逃げとらんで監督せぇよ!」と思わず心の片隅でツッコんでしまったワタシ。と言うのも、予想以上にデキが良かったからだ!

CIAを引退し、現在はカリフォルニアに暮らすブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)。国家を、仕事を、優先する余りに、愛する妻=レノーア(ファムケ・ヤンセン)は娘=キムを連れ離婚、今は資産家=スチュワートとリッチに生活している。

孤独に生きる、そんなミルズの楽しみは、キムのバースデー写真のアルバムをめくったり、古巣の仲間たちを自宅に招きホームパーティーをしたりしながら、静かに彼女の成長を見守ることだった。

そんなある日、17歳の誕生日を迎えたばかりのキムが、親友のアマンダと共にパリ旅行をすると言い出す。美術館巡りがしたいとのこと。最初は頑(かたくな)に許可を与えなかったミルズだが、最後には根負けし「定時連絡を必ず寄越すこと」を条件にOKを出す。

しかし、ド・ゴール空港を経てパリに到着したのも束の間、アマンダと共にキムは謎の組織に拉致されてしまう・・

携帯電話から漏れる、キムの最後の叫びを耳にしたミルズは、これまでに積み重ねて来た“工作員としてのスキル”を総動員し、愛娘を救い出すため、単身パリへと向かう。そのタイムリミットは・・96時間!

「映像が何処か下品」「物語が動き過ぎて落ち着かない」点のみを除けば、かなり良く出来た作品だった!
正直、この手の作品が観たかったし、その期待に十分応えてくれてる傑作と言えよう!
「続編作ったらイケるよ!」とアドバイスしたげようと思ったら(←誰にや!)・・ウィキペディアによれば、既に続編製作が決定してるらしい!(=^_^=)

初めは『フランティック(1988)』のような「(アクション)控えめテイストのサスペンス」と思ってたワタシは、針を振り切ったレッドゾーン状態のまま、突っ走りまくる我らが“リーアム兄さん(=^_^=)”の暴挙の数々に対する驚愕&苦笑をただただ禁じ得なかった!
本作は、まさにニーアムが“開眼人(クワイ・ガン・ジン)”と化した“彼の俳優人生のターニングポイントに位置する主演作”なんじゃないかな、と思う。

原題は、シンプルに『TAKEN』と。
物語の途中「どう言うリミットなのか」がセリフの中で解説され、観客はやっと『96時間』なる邦題に合点が行くんだが、私的には「なかなかええネーミングセンスやんか!」と評価したい。
くれぐれも続編を『96時間PART2/帰って来た2人』とかにはして欲しくない(=^_^=)

序盤で「ちょいとした成り行き」から、ミルズが某仕事を請け負う場面が挿入される。ここが大した“フリ”になってて気に入った! ちゃんとラストに通じるし、ここを観てるだけで、ミルズの「格闘術&判断力の衰えてなさ」を観客は目の当たりに出来る訳だ。ミニミニ版『ボディガード(1992)』と言っても良いかも知んない(=^_^=)

某ライヴ会場でミルズが体術(マーシャルアーツ?)を披露するんだが、ここで「このしと、隠居しつつも暴れたくて仕方ないんでは・・?」と直感的に感じたワタシ(=^_^=) 良くも悪くも「その通り」だった!

とにかく「徹底的!」がキーワードでもあった本作。盗んだアウディを爆走させつつ、大破はさせない以外、過激な行為を連発し、関連する人物をほぼ“血祭り”に上げてた気もしますた。
1度だけモノ凄い窮地に陥るミルズ氏だが・・天井の強度の低さにきっちり救われてますた(☉д☉)

上映時間=1時間30分ちょっとなんだが、長過ぎず、短過ぎず、なかなかの秀作だと感じた次第である!

〜 こんなトコロも 〜

♦“ラズベリー・バナナシェイク”って美味そうかも! でもアメリカンサイズで出されたら(食べ切れず)倒れちゃうかも。
♦「お前もすぐに捕まるだろう」「ヤツはお前の尾行をまくだろう」みたいな“上から目線+だろう口調”にちと憧れる(=^_^=)
♦雇われた通訳が「・・俺の仕事は何なんです?」とオズオズ切り出すのがちと面白かった。確かにハナシが見えんもんね。。
♦パリでのミルズ(偽名=アレン)の常宿は「ホテル・カメリア(CAMELIA)」。ここの存在ぐらい、フランス内務省治安部なら押さえとけよ!
♦携帯と無線機を組み合わせた「逆探知対策」はシンプルながら、なかなか良かった☆
♦シーンによっては(悪党を前にし)静かで大人しいミルズ。しかしそれは“どんな相手だろうと、いつでも確実に殺せる”自信の裏返しなんだろう。敵アジトの狭い部屋で、5〜6人の男らを一瞬で血祭りにあげる展開には、ただただ驚かされた。
♦「普通は撃たないようなしと」をも、容赦なく撃つミルズがすごい! 直後に「かすり傷だ」とかフォローしてるけど、そう言う問題じゃなくて、と(×_×)
♦『G.I.ジョー』を観た時も感じたが・・それ以上に「パリ恐怖症」となってしまった(=^_^=) 『アレックス(2002)』を観た時以来の恐怖だ(=^_^=) 年頃の娘さんを持つ父親は、決して“絵空事”と嘲笑することなく、本作を真剣に観るべきだと思う。本作の展開こそは確かに「フィクション」だが、その背後に流れてるのは「極めてリアルな現実」だと感じた。
♦終盤、セーヌ川のシーン。いよいよタイマンバトルとなる相手の兄ちゃんが“往年のプリンス(←『バットマン(1989)』のサントラを手がけた、あのしと)”に見えて仕方なかった(=^_^=)
♦パリ旅行に対する「父のお赦し」が出た時のキムの態度(アクション?)が良かった! 何故か、娘がいる訳でもないのにウルウルっと来てしまった(⌒〜⌒ι) ここでウルッと来るのは、きっとおっさんの証拠なんだろう(×_×)
♦ファムケ姐さんの今の旦那役のおっちゃん。ヴィジュアル的に『007/ゴールデンアイ(1995)』で姐さんに“カニばさみ”で殺されはった提督(?)にちょっと似てた(=^_^=) やはり今も、閨房で“カニばさみプレイ”を交えとるんやろか?(知らんがな!)
♦ウィキペディア情報では、上記『ゴールデンアイ』のボンド役の第1候補がリーアム兄さんだったらしい!
♦「残り時間表示」の一切なかった本作(例えば、監督がトニー・スコットなら、間違いなくあったんでは、と)。あったらあったで、嬉しかったかも知んない。
♦4時間の仕事で2500ドル・・実は命がけだけど?
♦通訳の仕事で時給25ユーロ・・内容が良く分かんないけど?
♦パリの夜の街角。お姉ちゃんは「“ノーマル”なら40ユーロよ」と誘って来はる・・(・ω・)
♦パリでチンピラに絡まれると50〜100ユーロも奪われちまう(×_×)
♦「MoMA(=NY近代美術館)へも何度も行ったわ」とキム。カリフォルニアからだと、そこもめっちゃ遠いよネ、、
♦U2のファンって、こんな軽〜い(ユル〜い?)子ばっかしなん?
♦パリのポルト・ドゥ・クリシー(17区?)って、治安、良くないんやろか? パラディ通り(10区)はどうなんやろ?
♦アルバニアのトロポヤ県。本作ですっかりイメージダウン、、?
♦人間の価値が25万ユーロとか50万ユーロとか・・(×_×)

〜 こんなセリフもありますた 〜

ミルズ「糖分を摂るといい。精神安定に効く」
   「常に警戒を!」
   「今は、お前が大事だ」
   「“お前らを震え上がらせる能力”を私は持っている。
    娘に何かしたら・・お前を必ず見つけ出し、そして殺す」
   「プライベートジェットがあるんだろ?」
   「今は管理職? 退屈だろ?」
   「娘を救い出すのに必要なら、エッフェル塔だって壊す」 ←放っといても“そう遠くない未来”に倒れますし(⌒〜⌒ι)
   「ムカついて来たので、10%値上げだ」
   「集中してるかー?!」 ←痛いって!(×_×)
   「この手の拷問は、外国に委託していた」
   「お前を信じよう。だが、容赦はせんぞ」 ←ひぇ〜!
   「銃と弾の重さを忘れたか? 管理職になって勘が鈍ったな?」
   「Buy her(買え!)」 ←コレはすごいシチュエーションのセリフです(×_×)
   「お前の命は、俺次第だ」
   「お前を守る・・命がけでな」

ミルズ「ビヨンセって?」
店員「・・・」
ミルズ「冗談だよ! 知ってるさ」

ミルズ「歌手に憧れている娘に、アドバイスを」
シーラ「なら“別の職業にしなさい”と」

シーラ「華やかに見える世界だろうけど・・コンサートが終われば、ホテルと空港だけの毎日よ」
ミルズ「娘はそれに憧れていてね」

レノーア「あきれた人ね。“国のため”に、人生も結婚生活も破たんさせたくせに」
    「自由にさせないと、逃げるわよ・・あの子」

アマンダ「フランス男は“ベッドが最高”なんだって!」 ←フランス男はトラックに当たって吹っ飛ぶんだって!(×_×)

サム「96時間以内に見つけないと・・(さらわれた女は)永久に戻らないぞ」

ジャン・クロード「既に7人を殺害、3人に重傷を負わせ、ピルを1つ破壊したんだぞ、お前は」
ミルズ「言っとくが、ビルは壊してない」

サンクレア「これは“特殊な顧客”向けの“特殊なビジネス”なのだ」
     「行って見て来い。・・“静かに殺れ”とあれほど言ったのに」

サンクレア「いいか、これはあくまでビジネスだ。あんたに個人的な恨みなどない」
ミルズ「・・俺には“個人的な問題”だ」

追記1:同じようなテイストの物語が、過去にスティーヴン・セガールやチャールズ・ブロンソンの主演で制作されたような気がする(←復讐モノだったかも知んない)が、この緊迫感&スピード感は“イマドキのスタッフ”でなければ、恐らくは実現出来なかったろう。
追記2:ヤバい稼業に身を置く以上は“防弾チョッキ”が必須だと感じた(・ω・)

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2009年8月29日 (土)

☆『G.I.ジョー』☆

28日(金曜)。“ちょいと長い”感もあった今週。出張がなかったからかな?

興味のあった1本が“アタマ空っぽで夢詰め込める系+特撮ガンガン系”と思しき『G.I.ジョー』だったが、、近場の劇場では上映してくんなくて、仕方ないので今夜、いったん帰宅してからレイトショーを観に、クルマで“ワーナー・マイカル・シネマズ綾川”まではるばる出かけた次第(・ω・)

クルマで走ってさえ約40分かかるもんで、会社帰りにホイホイ行ける距離ではないよなぁ・・
んでも“ニーアム兄さん主演のアレ”も、ここでしか上映されてないので、また来なくてはならないんかも(・ω・)

レイトショーの上映開始が21:55ってことで、終演時点で既に日付が変わっちゃってた(⌒〜⌒ι) なーんか気分転換のつもりが、余計に疲れちゃった気もするなぁ・・(⌒〜⌒ι)

1641年、中世フランス。
時の君主=ルイ13世の怒りを買った武器商人=ジェームズ・マッカランが極刑に処される。それは「熱く燃えたぎる鉄仮面」を生きながらにかぶせられ、痛み苦しめ続けられる・・と言う凄まじいものだった。

マッカランは「炎の仮面」を顔面に押し当てられる寸前、執行人らを睨みつけ「我がマッカランの一族は、この私の死で終わりはしない」と嘯(うそぶ)くのだった・・

そう遠くない未来。
世界の軍事兵器の7割を製造・供給する「マーズ(MARS)産業」の若きCEO=マッカランは「鉄材を主とし、あらゆる対象を喰らい尽くす無機微生物(?)“ナノマイト”を(700万ヶ)詰め込んだ特殊弾頭」をキルギスの工場からNATO司令部に運搬する極秘任務をNATOの特殊部隊に依頼する。

“ナノマイト”とは・・標的内にナノレベルで侵入、その分子構造すらを破壊(分解)してしまう驚異的な物質! かつ、コントローラ(キル・スイッチ)で「活動停止命令」を送らぬ限り、凄まじい勢いで周囲に浸食活動を広げてゆく恐ろしさも併せ持っているのだ。

ケースを携えたコンラッド“デューク”ハウザー大尉と同僚のウォラス“リップコード”ウィームズ(マーロン“モー・マネー”ウェイアンズ!)は装甲車(パンサー&ライノ)に乗り、注意深く山岳地帯を進む。
上空からは軍用ヘリ(アパッチ)2機が監視する“鉄壁の護送態勢”であったハズが・・謎の武装組織に襲われ、彼らの部隊はほぼ壊滅の危機を迎える・・

“ナノマイト弾道”の収納されたケースがすわ奪われん、としたその時、謎の別部隊が駆け付ける。
結果、敵組織はケースを諦め、退却するのだったが・・その“女リーダー(シエナ・ミラー)”の顔を見たデュークは「アナ?!」と驚愕するのだった。それは4年前に別れた婚約者の、変わり果てた姿だったのである。

ケースを死守し、謎の部隊に合流したデューク&リップコードは、エジプトの砂漠地帯(の地底)にある彼らの基地“ピット”へと招かれる。そこはクレイトン“ホーク”アバナシー将軍(デニス・クエイド)率いる、23ヶ国から集められた兵士により結成された多国籍精鋭部隊(アルファ・ドッグス)の中枢であり、彼らは“G.I.ジョー”と呼ばれる存在だった。

敵組織が“コブラ”なるプロの戦闘集団であることを聞かされたデュークたちは、今や“バロネス(男爵夫人、の意)”を名乗るアナを止めるため“G.I.ジョー”への入隊をホーク司令に申し出るのだった。

一方、“ナノマイト弾頭”を執拗に狙う“コブラ”は、バロネスと“ストーム・シャドー(白忍者?)(イ・ビョンホン)”をリーダーに“ピット”へ強襲を仕掛けて来る。

かくて“G.I.ジョー”と“コブラ”の激闘の火蓋が切って落とされた・・

うーん・・まさに“既視感の塊”って感じ(⌒〜⌒ι) 中盤のパリにおける“某巨大建造物”の派手な倒壊シーンをクライマックスに、ノンストップなCGアクションが次々に展開するんだが、、押し並べて「ペラペラ」な印象がある。。

特に『地球が静止する日(2008)』を観る前に本作に触れてたら、もう少しは(=^_^=)衝撃度の高かった気がする。惜しい!

前半の“G.I.ジョー”とは?! みたいな部隊紹介シーン(=訓練シーン)には、多少なりとワクワクさせられたが、個々の格闘センスがどうこう・・と言うより「特殊兵器一辺倒」な戦術に思えたのはワタシだけだろうか?
他所(よそ)の国でムチャクチャな暴れ方をしつつ、国家間のフォローみたいな“政治的ドラマ”が殆ど描かれず、そう言う意味では相変わらず「合衆国万歳!」な作品とは言えたかも(=^_^=)
かつての『G.I.ジェーン(1997)』も同様に“他所様の国”に攻め込んでどうこう、みたいな演出があったが、アレすらも甘く思える展開だった(=^_^=)

キャラ陣が押し並べて「薄い」のも残念ではあったか。バロネスの存在感が「前面に出過ぎて」しまい、味方側のヒロインである“スカーレット(レイチェル・ニコルズ)”の影が薄いのなんの・・もうちょっと対等に2人の造型を組み上げて欲しかった。

んでも、イ・ビョンホン(表記:BYUNG-HUN LEE)の頑張り(=ハリウッド大作デビュー)はなかなかだったか。ワタシは韓流ドラマを全く観ないので、動いてる彼を観たのは『JSA(2000)』以来だったが、本作における役回り&立ち位置は『グリーン・ホーネット(1967)』でハリウッドに殴り込み(?)をかけた時の故・ブルース・リーっぽくもあり、私的にはかなり好感度が高かった(=^_^=)

隠密行動を取って然るべきの“ニンジャ”が素顔はさらすわ、裸体(上半身)をあらわにするわ(←あんた、鍛え過ぎ!)、自らの師匠はアレするわ、と「型破り過ぎた」きらいはあったが、まぁ許せるかな。
私的には、ロケットランチャー(?)を担いで高層ビル(の階段)を駆け上がって行く彼の姿がカッコ良かった!
対する“黒忍者(スネーク・アイズ)”を演じたのが(恐らく世界最高レベルと言える)アクション・スタント俳優=レイ・パークだった訳で、彼を相手にあそこまで格闘シーンを演じ切れたことはイ・ビョンホン側にとってはこの上ないPRになったと思う。
(併せ、爪先のとんがってる彼の靴も見所かも(=^_^=))

監督がスティーヴン・ソマーズだけあって、ブレンダン・フレイザー(ストーン軍曹役)とアーノルド・ヴォスルー(ザルタン役)が共演(直接の絡みはないが、、)してるのは素晴らしい! ときに、中盤の“ピット”襲撃であの軍曹は死んでしまったのか? 私的にはかなり気になる(・ω・)

メンバー的にほぼ壊滅しちゃったンじゃないの? と突っ込める“コブラ側”であるが、制作側としては続編を意識したエンディングには仕上げて来てた。
しかし、ジョナサン・プライスが今後どうこうしようが、あんまし(全世界に対する)影響力がないように思っちゃうのは・・ワタシの(彼に対する)勝手な偏見だろうか(=^_^=)> ←すんません〜

〜 こんなトコにもひと言 〜

♦司令官のあの「タフさ」に感心! もし監督がブライアン・デ・パルマだったら・・本作の黒幕はきっと・・(=^_^=)
♦ヒロインたる“スカーレット”のモテなさが不憫でならなかった。。一方のバロネスは「4人の男」に好感を抱かせてた訳だし。
♦少年忍者(?)2人のシーンはいっそ“アニメーション”で描いたら良かったかも(=^_^=)
♦「眼鏡ルック+ボンテージ姿」のバロネスは確かに(=^_^=)魅力十分! 一方で“非戦闘モード”での彼女の魅力のなさってどうなんやろ、、
♦メカ関係のデザインが酷過ぎた!(特にパワードスーツ) あんなんじゃ、プラモ出しても売れません!(きっぱり)
♦スコットランド語を幾つか覚えた(=^_^=) 「タヘイン(発射)」「クー・マー(脱出)」と言うそうだ。ワタシはてっきり『ファイヤーフォックス(1982)』みたいに「ロシア語で考えろ系」かなと思いますた(=^_^=)
♦3つの都市(アジアのB、ユーラシアのM、アメリカのW)に向かって、同時に発射された“ナノマイト弾頭”・・私的には「国3」「国1」「国2」の順で撃墜すりゃ良かったかな、と(=^_^=)
♦ホワイトハウスのどっかには“あのしとの屍体”が隠されてる筈・・(×_×)
♦美人キャラが(背後から)刺し殺される演出だけは、私的には不快だった。
♦「恐怖や痛みを克服してること」を難しく言うと(=^_^=)「自己保存機能の不活性化に成功してる」と言うらしい。
♦1枚の画像があるとして「それが撮られた時間」と「人物の影の長さ」さえ分かれば「撮影場所」はほぼ特定可能らしい!
♦世界の地表の1/3は雪で覆われてるらしい。
♦またもや“怪しいトーキョー”がハリウッドで描かれてしまった(×_×) ネオンサインの『パンクチャー』ってどやねん?!
♦お寺の柱に「ニホン語の横書き」で『無くし物の責任は、寺では取れません』とか貼ってあるし・・
♦顔の再構築って・・(×_×)
♦「武器」「資産」「情報」の3点が優れてたら、その世界では“ブロ”と認めて貰えるらしい。
♦肉体の死んだ後でも、脳から記憶(映像)を強引に引きずり出せるらしい!

〜 こんなセリフもありました 〜

デューク「戦いの現場は地上だ。空中じゃない」

ホーク「知識は重要な“武器”となる」

リップコード「さぁ、とっておきの威力を見せてくれ」
      「マイアミからは遠いな、ここ(=北極)」
      「俺たちの出会いってば、初めが悪かったよな?」

スカーレット「我々の正体は言えないわ。クビになるもの」
      「簡単には落とせないターゲットもあるのよ」
      「科学的に証明出来ないものを、私は認めないの」

スカーレット「あなた、タフなんでしょ?」
リップコード「タフだけど、同時に繊細なんだよ」

ホーク「君たちの資料を読んだよ」
リップコード「お言葉ですが、資料なんか信じてはいけません」

マッカラン「この世界は混乱し過ぎている。指導者による統一が必要なのだ」
     「世界の勢力図が塗り替えられようとしている時に、1人の女を争って睨み合うとはね」
     「恐怖が人を動かす」

リップコード「コレ、飛べんの?」
デューク「説明書、読んどけよ」
リップコード「説明書?」

バロネス「争うのは楽しいわ」
    「あの赤毛(の女)、相当にムカつくわ!」
    「Bitch,out!(邪魔よ、どきな!)」

ダニエル「君のように“謎めいた女”を妻に持つ男は、世界広しと言えど、そう多くはないだろう」

リップコード「彼を愛してるか?」
アナ「どんな時も・・そして永遠に愛してるわ」

スカーレット「敗北を、見られたくはなかった・・父は私に“常に勝て”と教えたの」
リップコード「そもそも“必ず勝つ”なんて無理な教えさ。でも、見てみろよ・・君は生きてる。
       その教えは“もし負けても、立ち上がれ”って意味じゃないのか?」

バロネス「敵に武器を売るなと?」
マッカラン「いや“敵に売っても捕まるな”ってことだ」

ストーム・シャドー「君に触ったら(この男を)殺す、と言ったろ?」
バロネス「分かってて、彼にキスしたの」

※「入口は?」
※「作れ!」

バロネス「諦めたようね」
ストーム・シャドー「いや、違う・・」

※「カッコいい!」
※「慣れておけ」

※「That's my girl.(流石は君だ)」

ストーム・シャドー「やぁ、兄弟」
         「先生の死以来“沈黙の誓い”を守っているそうだな? ならば、黙したまま死ね!」
         「Now you die.(死んで貰うぞ)」

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2009年8月27日 (木)

☆『ホッタラケの島/遥と魔法の鏡』☆

25日(火曜)。都合さえつけば是非観たかったのが、プロダクションI.Gの製作(『攻殻機動隊(1995)』『キル・ビルvol.1(2003)←のアニメシーン』『イノセンス(2004)』『スカイ・クロラ(2008)』などで有名)による新作CGアニメーション『ホッタラケの島/遥と魔法の鏡』である。

デジタルアニメとしての“新境地”が楽しめそうな点と・・何と言っても主人公の声をアテたんが“綾瀬はるか”ちゃんってことで、、コレはもう!(←マジキモいってば、おっさんはよ(=^_^=))

そもそもは、仕事が終わり次第さっさと“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”に向かおうと予定してたンだが、何やら片付けにダラダラとかかってしまい、、(上映開始)18:05の回に間に合わなくなってしまったのだった(×_×)

ここで「日を改める」って選択肢もあったが・・明晩も、明後晩(?)も、ちょっとまとまった鑑賞時間が取れなさそうなため、取り敢えず1度帰宅⇒夕食を済ませ、色々やることをやってから自宅を再び出発⇒(上映開始)21:10の最終回にて鑑賞することとしたワタシ。

こう言う時の決断&行動力だけは、何故だか分かんないがメチャクチャに速く、容赦なく、的確なのである(⌒〜⌒ι)

冒頭で「フジTV開局50周年記念作品」と表示される・・

昔々、武蔵の国。“妻の形見”である古い櫛(くし)を見失ってしまった百姓の男が途方に暮れ、すがる想いでお稲荷様に毎日新鮮な卵を供えたところ、ある日の真夜中に狐がやって来、男の枕元にそっと件(くだん)の櫛を置いて去ったと言う。
村人たちは大喜びし、それからも毎日新鮮な卵を欠かすことなく供え続けたそうだが・・実は、忘れ去られた存在だったその櫛を持ち去ったのが、他ならぬ彼ら狐たちであった。

狐たちは今宵も、静かに喜び歌う・・

“♪貰っちゃえ 貰っちゃえ ホッタラケ(=ほったらかし)にしてるんなら 貰っちゃえ”

・・

埼玉県入間市(=かつての武蔵の国)に住む、16歳の女高生=遥(はるか)(声:綾瀬はるか)は、幼い日に母を失い、今は父(声:大森南朋!)と2人で暮らしている。
年頃の娘に成長した遥は、この時期の少女に特有の(?)“父親疎んじ傾向”を示す。

“今晩は残業で遅くなる”の携帯メールを受信するや「今晩“も”でしょ」と毒づいたり。

友人=美穂との何気ない会話の中で「無くしてしまった、母の形見の“古い手鏡”」の存在を思い出した遥は、“ホッタラケ伝説”の伝わる「出雲祝神社」へと出かけ、卵を供える・・

そのまま、拝殿の階段に座り眠ってしまった彼女。
夕暮れが近付き、ふと眼を覚ました遥は、狐の面(?)をかぶった、不思議な子供が境内を動き回る姿を眼にする。

そしてコレこそが、異世界を巡る、彼女の壮大な冒険物語の始まりであった!

『オズの魔法使(1939)』『不思議の国のアリス』や、近年では『千と千尋の神隠し(2001)』など“定番的冒険活劇”の影響&流れを露骨に感じもする本作。
現代のシーンでは「手書き風の(やや描写を抑えた)背景+CGキャラ」、異世界では「派手なCG背景+CGキャラ」と、その映像表現にメリハリを与えてた。

現代の場面では、神社の境内など“森林”ぽいテイストの目立ってた感があったが、ストイックなまでの“奥行きのなさ(のっぺりさ)”が面白い印象を観る者に与えてくれる。

一方、人物の造型面では“鼻の穴”“耳の穴”を敢えて省略しており、当初こそ「違和感」を覚えたが(・ω・)、まぁそれはそれで観てる内に気にならなくなったかな・・

はるかちゃん演じる主人公=遥だが、特に違和感は覚えず。逆に言えば、意識しとかないと余りファンとしての悦びは実感出来ないのかも知れぬ(⌒〜⌒ι) ただワタシとしては、ヘアスタイルは「もうちょっと長い髪」の方が嬉しかったかなぁ。

神社で遥が“テオ”と言うもう1人の主人公(狐?)に出会うシーンの演出が、非常に巧く考えられてて感心させられる。(神社)拝殿の「木の階段を用いた演出」に限っては、近年で最高の作品とも言えるんではなかろうか!

舞台が異世界に移ってからは、イッキに走り始める展開。もうちょっと現実世界との(リアルな)接点があっても面白かったかも知れない。

和風な異世界かな・・? と思いきや、結構“和洋の混在”した不思議なロケーションだった。

特筆すべきは「キャラと背景のマッチング」それに「繊維系のCG表現」だろうかな。前者は『イノセンス』辺りを観てた頃“頭打ち感”を覚えたのを完全に脱している(←ま、あちらはセル画キャラだったが)。皮とか布の再現ぶりもモノ凄い!

和製CGアニメーションの進化ぶりに驚かされるモノの、何処かに「駆け足さ」「物語の薄さ」「各演出に対する既視感」を感じ続けもした本作。

“観客をホッタラケにする”部分を何とかしてくれたら、更に良くなったんじゃないか、と勝手なことを思った次第だ(・ω・)

~ ほか、こんなことも ~

♦美穂さんも“眼鏡ッ娘”を代表する、イイキャラだと思った。もっと主人公に絡ませて欲しかった気が。
♦遥の部屋の本棚に収められた少女向けコミック『てんてん天使』の背表紙デザインがそれらしい。
♦テーブルに突っ伏して泣くテオ。・・ちょっとその、涙の量は異常では・・?(☉д☉)
♦“男爵”の正体が(『オズの魔法使』のように)アレではないか・・? と予想してたんだが。。ちょっとあっけなかった気もするなぁ。
♦本作の観賞後、縫いぐるみのお腹を裂いて(うげ!)「アレ」を入れようとする子供が続出したりして。。
♦遥が顔を隠すため「とあるモノ」をかぶる。アレのサイズと比較して考えるに、現実世界の1/6ぐらいの寸法に縮んでたのかも知れない。
♦いわゆる“3悪”ってキャラが出て来るが、ちょっと絡み方が中途半端で薄い気もしたかな。
♦“屋形船スタイル”の自転車モノレール! この造型はかなりブーツ飛んでる!
♦物語のラスト、遥の食べたがってたモノとは?(ヒント:菅原洋一(=^_^=))
♦主題歌はスピッツの『君は太陽』! 即座に「iTunes Store」に突っ走りましたよ、ええ(=^_^=)
♦巨大縫いぐるみと戦う(?)シーンでは『もののけ姫(1997)』の“デイダラボッチ(大太郎法師)”と『ナイトメア・ビフォア・クリスマス(1993)』の“ウギー・ブギー”を連想した。
♦本作を機に「ゴム動力ならではのエコ&パワフルなエネルギー」に脚光が当たれば良いんだが(=^_^=)
♦タイトルは『ホッタラケの街』でも良かったように思う・・?
♦ニンテンドーDS版ゲーム『ホッタラケの島』の主人公は“カナタ”と言うそうだ(=^_^=)

〜 こんなセリフもありました 〜

遥「水が、温かい・・?」
 「ちょっとあんた! こっち見なさいよ!」

美穂「昔はとても大事にしてたのに、いつの間にか無くしてしまったモノってない?」

美穂「大事だったモノでも、ホントどっか行っちゃうんだよね」
遥「思い出も、そうかなぁ・・」

テオ「盗んだんじゃない! 全部あんたらがホッタラケにしてるモノだ!」
  「人はすぐ、何でもホッタラケにするから・・助かる」
  「鏡には、カミ(神)が宿る」
  「ごめん・・それが言いたくて」

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2009年8月25日 (火)

☆『ぼくとママの黄色い自転車』☆

24日(月曜)。週始めながら、何だか電話対応多過ぎて疲れつちまつたので(何せオフでは殆ど他人と会話しないもんで(=^_^=))「気分転換じゃ〜!」ってことで“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”へと繰り出し・・正直、余り興味はなかったが、ファミリー系の新作『ぼくとママの黄色い自転車』を観て来た☆ 『ぼくとママと黄色い異常者』ではないので悪しからず!(←ってかそれだと『シン・シティ(2005)』でしょ!)

神奈川県横浜市の郊外(港北区篠原町)。
お気に入りの黄色い自転車を乗り回す少年=沖田大志(武井証)は、設計事務所を営む父=一志(阿部サダヲ)と2人暮らし。大志には琴美(鈴木京香)と言うべっぴんなママがいるが、彼女は(大志の)物心ついた頃から“パリのファションスクール”へ長期留学しており、たまに送って来るエアメール&写真で近況のやり取りをするだけだった。

そんなある日、大志は偶然にママが若い頃に海外旅行をした時のアルバムを発見する。その中でパリの写真が1枚剥がされており、どうやら最近ママの送って来た「凱旋門をバックに撮ったポートレート」と一致するらしいことに気付く。

「・・ママはパリにいない?」

一方、差出人住所すら書かれていない、山岡静子なる人物からの(父宛の)手紙を見つけた大志。消印が「北浦郵便局」であることから、ママのホントにいる街が「秋田県、茨城県、宮崎県、香川県(小豆島)」のいずれかの管内であること、静子が父に送った“ママが撮影した写真”に「二十四の瞳・平和の群像」の写り込んでたことから、

「ママは小豆島にいる?」と突き止める。

キャンプに出かける、と(父に)ウソをついて小豆島へ向かう大志。しかし(横浜から)岡山港までは遠過ぎる・・
駅員に(改札で)妨害され、新幹線にも乗れない彼の取った“秘策”とは? そして彼は、ママに会うことが出来るのだろうか?

うーん、サクッと軽いファミリー作品ではあったか(・ω・) 主演の武井くんが自転車で走り回ったり、大雨に打たれたり・・と頑張ってはくれてるんだが、イマイチ吸引力に欠けてたよーな・・ま、製作陣もその辺りの「弱さ」を自覚してるようで、武井くん(の存在感&演技)に観客が集中し過ぎぬよう、適切に“(彼に絡む)旅先キャラ”を(前面気味に)配してくれてた。

余り予備知識のないままに観て良かったのは、ピンポイントで登場する豪華俳優陣や、終盤の展開など。

てっきり「ママがとうにアレしてる」と予想してたワタシは、ああ言う展開&演出となった点にちと意表を憑かれた感。
瞬間的に作品世界がドンヨリもしちゃう訳だが、それはそれで大志くんの「人生の糧」とはなったようである。

鈴木京香さん・・『重力ピエロ』同様「主要キャラの記憶の中でこそ光る」ってな“独特な役回り”を好演されてたが、まぁ個性的な演技ではあったとは評したい。

それにしても・・台風9号の荒れ狂う岡山の港で、とあるジイさまが登場するんだが・・このジイさまと大志くんの絡むシーンで何故だかポロッと泣かされてしまった。初登場シーンこそ、どっかわざとらしい(=^_^=)このベテラン男優さんだが、結構“美味しい立ち位置”だったし「やるじゃない!」と、こちらも好評しときたい。

大志くんの愛犬=アンが、割とキーキャラぽいハズなんだが・・あんまし光ってなかったような、、きっと食事場面とか(リアルな飼育シーン)がなかったからだろう。でも、(自転車の)前カゴに行儀良く入ってる姿は可愛かった☆

前半の(妙に親切な)ヤンキー姉ちゃん=陽子さん、中盤のコテコテ母娘in西明石(浩子&由美)、“自転車に書かれた住所の不自然さ”までを看破しつつも“詰め”の甘かった巡査(=^_^=)など、他にも個性的な人々がいた。

ただ、大志が雨中でヒッチハイクするシーン。計2台のクルマが「ドライバーの姿さえ描かれず」「いとも簡単に(彼を)乗せて」走る演出にだけは「はしょってんじゃん!」と突っ込んてしまった。
ある意味、あそこは「警官シーン」「駅員シーン」を多少カットしてでも(ある程度)しっかり描いとくべきやんか、と私的には思うんだが・・(・ω・)

〜 こんな辺りもチェック! 〜

♦朝食の一幕。食パンに醤油かけて食べてる阿部サダヲ! NGシーンが連発したなら辛かったかも?
♦「岡山運送」のトラック。確かに「品川ナンバー」やし(=^_^=)
♦お客の荷物(?)を積んだまま、あないに遅配(?)しちゃうと・・それだけで倒産に数歩近付く気がする(×_×)
♦劇中に登場する「明石焼・そば焼・玉子焼の“ふなまち”」は明石に実在する有名店らしい!
♦大志が電話を架け、一志が電話を受けるシーン。カットバックな表現が『羊たちの沈黙(1991)』ぽさげだった(=^_^=) ←そこまで大げさかい!
♦自転車の背後を「1両編成の列車」が走るのどかなシーン。シチュエーションは明石〜岡山間なンだが・・実際のロケ地は静岡県らしい。。
♦「北浦郵便局」の窓口の子、可愛さが何とも似つかわしかった(・ω・)
♦(野笹川の)濁流に飲み込まれた自転車少年・・その顛末がヒジョーに気になるんですが・・
♦「ママのセリフ」が大志くんにばかり向けられてた気が・・。パパも(大志くん以上に)寂しくて辛いんスけどぉ・・
♦エンディング曲『抱きしめて』・・ってあんたが歌うんかい! 山は死ぬんかい! ま、ちょと覚悟はしておくんかい!
♦本作、メイキング映像はきっと面白いと思う! 鈴木京香さんのコメンタリーが是非聞きたい!

〜 こんなセリフもありました 〜

大志「大好きだから、ウソをつくことだってあるんだ!」
  「ぼくがママに会いに行くのと同じ位“大事なこと”だから」
  「きっと会えるよ。こんなに近付けたんだもん」

琴美「こうしてる今も、どんどん進んでる・・」
  「歩いても歩いても・・※が見つからなくて」
  「このままじゃ、もっと傷つけてしまう」

一志「僕が琴美を守る!」
琴美「でも私は、大志を守れない」

※「ぼく、カラダは小さいけれど、勇気は大きいんだ」

由美「今日はここまでにしといたろ」
  「手紙やったら、なんぼでもキレイごと書けるわ」
  「大人なんか、みんなウソつきや!」
  「手紙って・・会いたい人にしか、書けへんもんな」

大志「乗せて下さい」
運転手「ああ、イイよ」 ←2つ返事かい!

正太郎「それは、出来ません。“男と男の約束”じゃけん」
   「有難な。長生きはしてみるもんじゃ」
   「小豆島で何があっても、強ぇまんまのお前ぇでいろ。そして・・
    お父さんのこと、悪く思わんでくれ」

琴美“生まれてくれて、有難う”
大志「ぼくのママでいてくれて、有難う」

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2009年8月23日 (日)

☆ひらパーの“路血裏(ろぢうら)”でたぢたぢとなる☆

23日(日曜)。

昨日は「やや」早起きし、香川県内にある“善通寺”までドライヴがてら出かけた。
昔はただ“高速使うと勿体ねぇもん”って理由だけで、大阪圏から延々下道で(←明石&鳴門の両大橋を除く)この寺へ繰り出したモノだが(と言っても2度ほどに過ぎないが)・・今春以降、折角近くに住んでる訳だし“参拝しないのこそ勿体ねぇじゃん”と考え、高速に乗って向かった次第。

それでも、久々に来ると新しい堂宇が建てられてたりしてて驚いた。

メイン目的は、当然ながら(?)境内に屹立する「五重大塔」(高さ約45メートル)を眺めることだったが、快晴となり嬉しい半面、モロに太陽が塔の真上近くに居座り、専門用語で言うトコロの“逆光”(←ナニが専門用語だ)状態となってしまった(×_×) まぁ雨降りじゃなかっただけでも感謝せねば(・ω・)

塔本体がどうにも真っ黒に写ってしまうので、気持ちを切り替え「(D5000に搭載の)シルエット撮影モード」でその巨躯を表現しようと(ない)知恵を駆使したワタシ(=^_^=)

なお、仁王門に安置された2体の仁王像(阿形&吽形)の造型もなかなか素晴らしい!
地方の寺に行くと「安置されてなかったり」「胴体部しかなかったり」「足先部しかなかったり」・・とそれぞれに可哀想な仁王様を見かけたりするが(恐らくは焼失&損失したまま再建されずにいるんだろう)、この善通寺のような立派なお寺だと、然るべき両仁王はやはり必要だし、それもまた名刹たる所以と言えるんかもな、と思ったりもする。

ほか、売店で売られてたDVD『空海(1984)』の存在がやたらと気になってしまったり(⌒〜⌒ι) 監督:佐藤純彌、主演:北大路欣也・・と言う文芸超(?)大作。しかし、後で調べると、ここの売店で買うよか、あまずぅんで買った方がはるかに安く済むようで・・俗人としては、少しでも安く買いたくもなる訳で・・ ←って言うか、買う気かよ?

・・・

本日。
前々から狙ってた、期間限定の特設ホラーアトラクション“路血裏(ろぢうら)”を楽しむため「だけ」に(?)地元=大阪府枚方市へと戻り「ひらかたパーク(略称:ひらパー)」に行ってみたこの週末☆

(ひらパー)入園料1300円+(路血裏)入館料900円、とそこそこに強気な料金設定ではあるも、

・キャッチコピー:“ひらかたパーク史上最大の超本格派新感覚ホラーアトラクション”
・企画制作:東映株式会社
・開催期間:8月31日(月曜)まで

ってことで「期待させてくれる」「そろそろ行っとかないと、もう時間がない」と感じたワタシ。

正しい名称は“恐怖の迷い道/路血裏 〜次の角、曲がれば〜”と言うらしい。
ムチャクチャ(入館待ち)行列が伸びてるんじゃないか? とそっちこそがまず気になってしまったが、意外とスムーズにチケットを購入出来、入館までを済ませる。

館内ではそこそこの待ちが。これは「1組ずつ区切ってのアトラクション開始」となるからである。
元々は、各種イベントホールとし使用されてる会場のようで、床&天井は本来の建物のまま残されている。

ここで、前後に並んでた待ち客による「3番目に怖いホラーアトラクションらしい」「中央の入口を選んで進むと墓地があるらしい」ってウワサをデビルイヤー(?)で聞きつける(・ω・)

確かに・・入ってすぐ「3つの入口」を選ばなければならないんだが、手前から順に「ウエムラ冩眞舘」「ラツキー理容店」「ロマンス食堂」とそれぞれ看板の掲げられた「昭和期風の(レトロな)路地(≒路血)」を進んでく次第だ。

・・・

終わった感想としては「もうちと鍛え上げれば、更に素晴らしいモノとなろうが、なかなかのレベル」ってトコロか。
特徴は以下の通り。
・細い路地(≒路血)を徒歩で進む
・分岐が幾つかある
・路地(≒路血)の先に幾つかの小部屋がある
・ルート各所に対人センサーが仕掛けられている
・「展示物(動かない)」「クリーチャー人形(動く)」「小道具」「俳優さん(迫って来たりする)」のほぼ4タイプで脅かして来る

私的には“慎重派”なもんで(=^_^=)、極力じりじりと薄暗がりの中を前進したが、ホンマはずんずん歩いた方が“怖さ倍増”でお徳(?)な気がする。基本パターンは「ライトアップ+ギミック発動」であるが、何気ない瞬間に首筋に向かって圧縮空気(?)の射出されたりするのも、結構ゾクッと来たりした(×_×)

終盤近く、路地(≒路血)の先に薄暗い広場があるんだが・・ここがなかなか!
「何かおるぞ・・?」って気配をバンバン感じるんだが、何がいるのかは見えないし良く分かんない。この「何か感じるぞ・・?」って空気を作り出せるかどうか&(客に)感じさせるかどうかが、ホラーアトラクションの最重要ポイントではないかなと。

“自身の驚いた際の反応”が客観的に(?)眺められるのも、この手のアトラクションならではだろう。
因みにワタシの場合「うぉ!」「うわ!」「わ!」辺りの、ちと抑えめな叫び(?)だった。

とまぁ、冷静なレビューをまとめつつ、腋に挟んでた園内ガイドが汗でぐにゃぐにゃになってしまったことは、ここだけの秘密である(=^_^=)

もし製作費に余裕があるなら、
・天井&床までを徹底的に造型する
・「静かに後をついて来る」イヤ〜なキャラを配する
・路地(≒路血)の向こうでこちらに背を向け、顔を隠して泣いてる女の子キャラを配する
・「開かずの踏切」を路地(≒路血)の中盤に設定する。良く見ると線路脇に“何か”が転がってて・・
など、色々とこだわって欲しいかな。

そう言うと、中盤で先に入った客が「リタイアした」らしく、そっちに向かって進んでたワタシを「館内スタッフ」と間違える一幕があったりした。オレは違うっちぅねん(・ω・)

その後、まだ少し時間があったので、園内の高台にある“木製コースター『エルフ』”ってのに乗って来た☆
実は今まで「木造コースター」には乗ったことがなかったが「小&中規模の落下ポイント」が複数箇所設定されており、それはそれで小気味良く、楽しかった。

そんなこんなで、久々にのんびり出来た休日だったが・・やはり「ワシは行くんや!」と言う強固な気持ちなくしては「独り遊園地」と言う行為はなかなかにキツく、かつ(周囲からは)お寒いヤツに映るのだろう、、いや、そうに違いない!(・ω・)

追記1:ひらパーの公式スポンサーは「アサヒビール」「コカコーラ」と知った。なかなか頼もしいネ。
追記2:ひらパーに住んでる(設定の)妖精キャラ。“アンクルフロド”と言うノーム(森の妖精)のおっさんキャラの顔造型が、どうにもロ※ン・ウ※リアムズに見えて仕方なかった。。
追記3:“路血裏”も含め、園内アトラクションの数々で「若い俳優さんたちの頑張り」に感心させられた。
追記4:にしても「1番目&2番目に怖いホラーアトラクション」って何処なんやろ?(・ω・)

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2009年8月19日 (水)

☆デジカメ(1眼)を買い替えた!☆

さる16日(日曜)。先週末以降、アタマを悩ませてた件が、ようやっと解決をみた☆

仕事面・・でなく恐縮なンだが、(所有してる)1眼デジカメを買い替えるって件。
因みに「今夏中に買い替えたいな〜」と漠然とながら考え、ワクワクしてたモノが以下の通りであった。

1)クルマ
2)ノートパソコン
3)デジカメ

優先度で言えば1)からの順かも知れなかったが(=^_^=)、一番手の届く、経済的&現実的なターゲットは、やはり3)であった(・ω・)

そして「白羽の矢の突き立った」のが・・素晴らしいデジカメながらも、少々“基本スペック”の衰えを感じ続け久しかったニコンの名機(デジタル1眼)『D70(レンズキット)』である。

購入当時(04年12月)こそ・・15万にも届こうか、と言う総額であり「末永く、使い続けるぞッ! 壊れるまでッ!」と心に決めたハズが・・次第に「ゴツい」「重い」「(PCへの)転送速度が遅い」などで「もっとエエのん」が欲しくなって来たのだ(すまん・・完全に使いこなしてた訳でもないのに・・)

で、考えたのは、

・ニコン『D5000』
・ニコン『D90』
・シグマ『DP2』

の取り敢えず3機種だったが、中でも『D5000』と『DP2』の2機種については最後まで悩むトコだった。

結論とし「じっくり腰を落ち着け撮影・・と言うより、スナップ感覚でガンガン撮れるタイプを」「ニッコールレンズを2本(標準&ズーム)所有してるんで、やはりそれを活用したい」と言う2大理由から『D5000』の購入に踏み切った次第。

実家に保管してる備品(の一部)を探し出し、コレにて“ほぼ付属品完備”の状態が確認された。唯一、見つからなかったのは“純正ボディキャップ”のみ(×_×)
何処にしまい込んだのやら・・

それらを、大阪駅の北にある大手カメラショップ(の買取りセンター)に持って行くと、

未開封(新品)であっても「AA評価:28000円」、(中古)美品になると「A評価:24000円」とのこと。
今回は“ストラップの使用感(←仕方ない)”“液晶カバーの細かい傷(←これも仕方ない)”“ボディキャップの欠品”ぐらいしかマイナス要素がなかったので・・「A評価」でイけるかな? と期待してたら、更にもう少しだけ「色」を付けて貰えた☆

ってことで『D70(レンズキット)』を売却し、差額4万ナンボで最新の機種『D5000(ボディのみ)』を手に入れることが叶った☆

その第一印象としては、

・撮影モードダイヤルの(メタルシールっぽい)造型がややチープ
・シャッターボタン(表面)がメッキ処理(私的には梨地っぽくして欲しかった)
・リモコンユニット「ML-L3」や接眼目当て「DK-21M」が『D70』と共通なのが有難い(←流用可!)
・“16GB”のSDカードを奮発したら・・撮影可能枚数が約8500枚と表示されびっくり(⌒〜⌒ι)

などなど。
まだまだ細かい設定やボタン操作は掴めてないが、基本操作が『D70』と似てるし、すぐに慣れそうな感はある。

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2009年8月18日 (火)

☆『ウルトラミラクルラヴストーリー』☆

18日(火曜)。昨日に夏期休暇を頂いたのだが、大阪の実家で夕飯を食べたり、とダラダラしてしまい・・結局は帰松が23時過ぎ、そこから家のことをごちゃごちゃやってたら、更に2時間ほどがアッと言う間に過ぎてしまった(×_×)
(まさに)自業自得ではあるものの・・今日はかなり、その疲れが出てしまってたように思う、日中。

さて、気を取り直し、仕事帰りにアーケード内のミニシアター“ソレイユ”で観て来たのは松山ケンイチ主演による恋愛映画(?)『ウルトラミラクルラヴストーリー』であった。

コレまでさんざ予告編映像を見せられ、その“疾走感”に期待値を高めてしまってたワタシ。物語の舞台が青森で、津軽弁がバンバン飛び交う辺りの設定も、珍妙な味わいを覚えてしまったモノである(青森県人の皆さん、決して悪い意味ではないですよ!)。

今回は、いよいよ“ソレイユ”で(スタンプを溜め)ゲットした「500円ご利用券」を窓口に差し出し、割引いた料金=1300円で入場したワタシだが・・この回の上映では「観客がワタシ独りだけ」なのが、少し寂しくはあったか(⌒〜⌒ι)

東京から“とある相談”のため、はるばる青森へとやって来た神泉(しんせん)町子(麻生久美子)。地元で有名な占い師=カミサマ(藤田弓子)の“ご託宣”は(必ずしも)彼女の期待したモノではなかったが・・

一方、無邪気にその日その日を生きる、25歳のエキセントリックな農業青年=水木陽人(ようじん)(松山)が町子に“一目惚れ”してしまう。
「いなくなってしまった」元カレ=島田要(かなめ)(ARATA)への想いを未だ断てない町子は、陽人の強引なアタックに閉口気味の日々、、

そんな中“とある事件”をきっかけに陽人の身体に、性格に“変化”が訪れる・・

「仕事、何時に終わるんですか?」「一緒に帰りましょう」「携帯の番号、教えて下さい」(←いずれも劇中では「津軽弁」だが(⌒〜⌒ι))・・余りに直球な、その連続アタックに戸惑う町子だったが、次第に陽人と向き合ってハナシをするようになってゆく。

そんなある日、陽人がばったり倒れてしまい・・

予想では「疾走感溢れる、無軌道&ナンセンスな恋愛ドラマ」だと思ってたが、、意外と「もの静か」で「間延び」した作品世界やなぁ・・と少し拍子抜けしてしまったワタシ。

東北地方ならではの人情演出(?)があちらこちらで炸裂するか?! と思いきや、そう言う傾き方もしなかったし、それ以上に「妥協なき津軽弁世界」には、監督の意地悪さ(?)すら感じてしまったものだ。正直、登場人物が“エエこと”を言ってると思しきシーンでも「何だ?!」と詳細が聞き取れない箇所が少なからずあった(×_×)

文化庁が支援してる作品らしいし、その辺り、重要なセリフには“標準語字幕”でもこっそり付け足して欲しかったなぁ。

結構観ててダラけちゃう(何せ、セリフ面で完全な理解が覚束ないので、、(×_×))割に、中盤以降「毒気の強い映像演出」がチラホラと飛び交い始め、それはそれで圧倒された!
ARATA氏の登場するシーンなど、かなりイッちゃってる映像世界だ!(あの場面では通行人が一切登場しなかったように記憶している・・“常人は覗き見ちゃいけない世界”だったんやろか?) アレは文化庁さん的には問題ないんやろか?(・ω・)

終盤も『ロボコップ2(1990)』『AKIRA(1988)』などを(何処か)思わせるテイストから『ハンニバル(2001)』っぽい感じにも物語が転がってて「何だよそりゃ!」と心中でツッコんでしまったな。アレも文化庁さん的にOKなんやろか?

松山ケンイチと言えば『デトロイト・メタル・シティ(2008)』においても九州出身の農業青年を好演してくれたが(=^_^=)、本作では(あちゃらに引き替え)どうにも不器用な兄ちゃんだった(×_×) 野菜を投げたり、粗末に扱ったりする言動ばかりが目立ってたな、、

終盤のキーワードがズバリ“クマさん”でもある本作。
チラシに謳われてるような“ハッピーファンタジー”のひと言で安直に片付けて良いモノなのか・・未だに首を“ハッキリ縦に振れずにいる”ワタシである(・ω・)

〜 こんなことも感じたり 〜

♦「好きな相手には、面と向かって好きと言う!」コレも直球ながら、大事なアプローチと言えるかも知んない(相手が酔ってたら、意味がないかも知んないが(=^_^=))。
♦黒板(=白板)にデカデカと「その日あった出来事」を書き殴ってる陽人。自己啓発の専門家も恐らく「ベリー・グッド!」などと絶賛しそうな、ご立派な日課と言えるのかも知んない。
♦ハリウッド映画『トランスフォーマー(2007)』シリーズの影響を受け、ガソリンをこっそり飲み続け「大変なこと」になってしまった中国の14歳の少年がいたが(←ネットで知った)、本作の影響で“アレのシャワー”を浴び続ける少年が現れないか、妙に気になってしまう(×_×)
♦“ジョニー佐古坪”って何モンだ?!
♦「見えてはならないモノ」ってあるんかも知れない。でもきっと、ソレが見えた時は「既に手遅れ」なんだろう。
♦エンドロール。「特殊造型」スタッフが、例のアレを手がけたんかな?

〜 こんなセリフもありました 〜  ※一部“意訳”してしまってるかも、、

カミサマ「焦るのは貴女の悪いところ。すぐに“答え”を出そうとするな。
     誰か他の人が・・その“答え”を出してくれるかも知れない」
    「生きてるもんは、死んだもんの声に耳をすますだ。
     死ぬまでずうっと、それ、続けるだ」

陽人「わ(=俺、僕)、喋り好きなんだ」
  「前のわと今のわ、どっちがいいべ?」
  「あ、そうか。わ、子供じゃねぇのか・・」
  「きっと“タートル”が“トータス”へなろうとしたんだべ」
  「行ってけ(=先に行って)!」
  「せばな(=じゃあな)!」

町子「何なのよ、ズケズケと! 両想い、両想いって!」

町子「総ての生物は“死ぬほどの恐怖を感じる”ことで初めて進化すると・・私は考えているの。
   あらゆる恐怖を取り除こうとしている私たち人間は、いつまで経っても進化出来ないんじゃないかな?」
陽人「わ、も野菜と戦争してるべ。毎日が“生きるか死ぬか”だべ」

陽人「やっぱり町子先生はスゲぇじゃ!」
町子「私も、誰かに話すのは初めて」

おバア「やっぱり他の人より“小さかった”みてぇじゃ」

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2009年8月14日 (金)

☆“鑑賞メモ”などをまとめてみたり(その3)☆

♦『守護神(2006)』

さる7月26日(日曜)の夜。「日曜洋画劇場」で“地上波初放送”された『守護神』を「約10分遅れ」で鑑賞した(・ω・)

米国沿岸警備隊の「救難士訓練所」を舞台に、現役時代に数々の“伝説的な海難救助活動”を成し遂げた教官=ベン・ランドール(ケヴィン・コスナー)と、新顔の訓練生=ジェイク・フィッシャー(アシュトン・カッチャー)の2人の確執が、やがて固い絆に変わって行く展開を盛り込んだ海洋アクション。

ケヴィンもアシュトンも“久々に観た”印象だなぁ(・ω・)
2人とも「主役級俳優」を自負して良いだけのキャリアは持ってるハズだろうが・・何処か“クスんでる”感がある。ソコは“クスんでる”ワタシがパッと観ても“クスんでる”ことが直感的に伝わって来るぐらいだから・・コレはもう、のっぴきならない現状なんかも知れない、2人とも(←って放っといたれよ!)

ケヴィンは前半で早々に「第一線」から退いちゃうし、カッチャーくんも人命救助に燃えてんのか、女の子とベッドインする方にお熱を上げてんのか、ちょっとキャラがブレてたようにも見受けられ・・

訓練シーンや、酒場での乱闘演出、終盤の(ストーリーの)着地点など、全てが“お約束通り”って印象だった。
もうちょっと『バックドラフト(1991)』や『オーロラの彼方へ(2000)』的な“サスペンス的要素”をも振っといて貰えたら、まだしも楽しめたかなと思うんだが・・

~ こんなセリフもありました ~

ベン「“願い”なんてものは水には浮かん」
  「何かにすがりつく前に、自分の泳ぎを磨くことだ」
  「筋肉は水に浮かん」
  「大事なのは“自分の限界”を知っておくこと」
  「お前は奇跡を生まなきゃならない。奇跡を起こす方法を見つけなきゃならない」
  「遭難者以上に、水への心構えが出来てなきゃならん」
  「何故自分が(今日まで)生き残っているのか・・毎日考えてる。答えはまだ、見つかっちゃいないがな」
  「必要なのは“素早さ、スタミナ、救い出す力”だ」
  「誰かを救うんだよ! そして過去を振り払うんだ」
  「非常時でなきゃ、有難く思われないもんだ・・俺たちはな」
  「何かを決めなきゃならん時は、チームとして決めろ」
  「15メートルからの降下なら、海面(の硬さ)はコンクリート並み。これが24メートルなら・・即死だ」
  「最初に見つけた者か、弱ってる者から助ける。残りは・・海が奪う」
  「出来そうになかったら、お前を救難士にはさせていない」

エミリー「なぜ沿岸警備隊に?」
ジェイク「故郷でロデオだけじゃ、やっていけなくてね」

エミリー「卒業おめでとう。“欲しいもの”をとうとう手に入れたわね?」
ジェイク「“もっと欲しいもの”がある」

ジェイク「本当は何人を?」
ベン「22人だ」
ジェイク「救った数が?」
ベン「22人は“救えなかった数”だ。そっちの方しか覚えてない」

追記:とある事情から「辞職願」を出したベンだが・・その後もしっかりと「無線機」を肌身離さず持ってはったり(・ω・)


♦『ナイトミュージアム(2006)』

こちらは8月7日(金曜)の夜。『金曜ロードショー』で“地上波初放送”された『ナイトミュージアム』を観た。
主演=ベン・スティラー(ラリー・デイリー役)って点だけにしか興味はわかなかったんだが、ダラダラ観てたら・・中盤で「切羽詰まった状況」が起こり、その演出に妙に感心してしまった(⌒~⌒ι)

良く考えたら、コレって結構「ベタな流れ」なんだが・・“A:起こり得ない状況”をまず構築し、ドタバタに終わるかと思いきや・・そこに“B:起こり得る状況”を置くことで、観客に「背筋を伸ばして(?)観るよう」し向けてくれる。
この「B」については納得も出来、予想外なモノだから・・「A」に対するツッコミすらもが引っ込んじゃう訳だ(=^_^=)

ロビン・ウィリアムズ&オーウェン・ウィルソンを起用する辺りも心憎い! この2人に「真面目&軽妙」に演技されると、何故だか許せてしまう。「白夜の街に出没するロビン(2002)」や「暖炉内でアタマがアレしちゃうオーウェン(1999)」なんぞには到底納得など出来ないが(=^_^=) 本作における、この2トップの配役は素晴らし過ぎる!

それにしても、日本人であるワタシの、如何に“アメリカ史”を理解してないことか(×_×)
米合衆国・第26代大統領=セオドア・ルーズベルト(ロビン)(←愛称“テディ”)が探検家のような服装(←どうやら騎兵連隊の指揮官スタイル)をしてるのも分かんなかったし、カウボーイっぽい出で立ちのジェデダイア・スミス(オーウェン)やネイティヴ・アメリカンの少女=サカジャウィアに至っては、名前すらピンと来なかった(×_×)

ウ※キペデ※アがなかったら、全く(人物像の)分かんないままにスルーしちゃう人生だったかも知んない。。

本作を観て実感したのは「キャラ&演出&展開」がそれなりにしっかりしてたら、ある程度の破綻は十分に取り繕えるし、逆にそれらが爽快さに繋がったりしちゃうかも! ってことである。

〜 こんなセリフもありました 〜

警備員ら「いい警備員は人付き合いが下手でね」
    「警備員の世界へようこそ」

警備主任「何も中に入れるな。出すのもダメだ」
ラリー「出すって?」

テディ「自力で歩むのが“人生の秘訣”だ」
   「ある者は生まれつき偉大。それ以外は“強いられて”偉大となる」
   「よくぞ引っかかったな!」
   「投げ出すな。今度こそやり遂げろ。この私はロウで出来てるが、君は何で出来てる?」

※「大物ほど派手に倒れるもんだ」
 「ネクタイ着けたら、プロに徹するんだ」
 「大いなる勝利には、大いなる犠牲が伴う」

ジェデダイア「領土拡大は宿命だ」
オクタヴィウス「男は戦うしかやることがない」

追記1:あんな博物館だと、(館内の)警備システムが(連夜)作動しまくって大変だと思う。。
追記2:「万事丸く治まった物語」と評したいが・・1名だけは、完全に“亡くなってました”ね(×_×)
追記3:警備ブースのテーブル(?)などが、何度もメチャクチャに破壊されてるハズだが・・翌朝にはしっかり直ってる?!
追記4:「巨大な展示物が動く」ってのは、(トリック的に)どうしようもないが・・「ロウ人形が動き出す」ぐらいなら“ドッキリ企画”で十分に実現出来そな気がする(=^_^=)

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2009年8月12日 (水)

☆『HACHI/約束の犬』☆

11日(火曜)の夜。
仕事帰りに「気分転換してぇよぉぉぉ!ひぇおぉぉぉ!」と発作的に思い立ち(←いわゆる“ポポポーポ・ポーポポ”状態 ←おい!)、北方の“ワーナー・マイカル・シネマズ高松”にて、ちょっと期待値の上がっちゃったりしちゃったりしてた(=^_^=)新作『HACHI/約束の犬』をダラッと観て来た。

本作で期待してたのは・・何と言ってもヒロイン的立ち位置(?)であるジョアン・アレンさん(=^_^=)
『フェイス/オフ(1997)』の頃は「旦那のカラダを間違えんなよ!」とか「寝てるしとの腕に針を刺すなよ!」とか、細かいツッコミをし放題だったが(その折はすんませんでした、、)『カラー・オヴ・ハート(1998)』で「おや?」と(トキメキを)感じ始め(=^_^=)『ボーン・スプレマシー(2004)』『ボーン・アルティメイタム(2007)』に至り、すっかり“大好きな女優さん”となってしまったのである(激照)

近作『デス・レース(2008)』では、待望の(?)ドライヴィング・シーンこそなかったモノの“サディスト女刑務所長=ヘネシー”ちぅ、ファンですら想像もつかぬ(=^_^=)特異なキャラクター像を嬉々として(?)演じ切っておられたのが記憶に新しい!

それに引き替え、ラッセ・ハルストレム氏(監督)も、リチャード・ギア様(主演&製作)も「うーん・・なんか弱い・・」って感は否めなかったなぁ。
ま、ソレを言い出すと、字幕担当=戸田奈津子女史なんかは「ぜんぜん意訳(超訳?)が弾けてねーじゃん!」とツッコミ放題だったが。。(戸田しゃん、ホンマ近年は精彩を欠き過ぎてマス、、)

クラス・ルームでは、学童が1人ずつ“MY HERO”なるテーマに因むスピーチをしていた。「コロンブスは私のヒーロー」と語った女児に続き、ロニー少年が語り始める・・
「ハチコウ(HACHIKO)はお爺ちゃんの犬です。何処からやって来たのか、ハチは“謎の犬”でした。ハチは“迷い犬”だったのです」

そして・・物語は日本の山間部の寺に始まり、ロニーの祖父である音大(?)の教授=パーカー・ウィルソン(ギア)とその妻=ケイト(ジョアン)が“ハチ”に出会った夜に遡ってゆく・・

冒頭から、日本のお寺(後に山梨県内と判明)で坊さんが仔犬を海外に輸出(?)する流れが描かれる。。この時点で、ワタシは何処か「物語世界に置いてかれた感」を早々に覚えてしまった(⌒〜⌒ι)
坊さんが生類(しょうるい)を「壊れ物在中」の扱いでアメリカの東海岸へと送り出す流れが、まず「余りに唐突だし(説明もないし)」良く分かんない。。
ついでに、お寺マニア(の端くれ)から言わせて頂くと、あの「鐘楼で梵鐘を撞く際の効果音」がどうにも「変!」に思えた。音もおかしいし、撞き方(所作)もどっか(ガサツで)妙だった。。

「低位置&モノクロなカメラワーク」に数多く切り替わるのは、まさに“ハチの視点”ってことだろう。かつて、小津安二郎監督のカメラワークは、その「低さ&動かなさ」から“犬の目線”などと称されたそうだが、ハルストレム監督は、それを更に追求し“犬の目線”を補完した! と言っても良いと思う。余り多用されると、ソレが陳腐に感じられても来たが、、(←どやねん!)

監督がおかしいのか、製作ご担当(←もギア様!)がおかしいのか、定かではないが・・変に「日本人は・・」と我々(日本人)の美徳やら美意識やらを紹介したがるような脚色には「んん?」と奇妙さを覚えたり(・ω・)

・“八”には「天に昇りし後、地に降りる」の意味がある。
・秋田犬は、4000年以上の血統を誇る。
・秋田犬は、人類の飼った“史上初の動物”である。
・秋田犬は「人を喜ばせること」に関心はない。
・日本人は「モノにつられぬ民族」だ。

注)上記は、いちいち驚愕しつつメモったモノで、多少(動揺による)読み間違いがあるかも知んない(⌒〜⌒ι)

こうした、日本人が耳にしても気恥ずかしくなるような講釈(?)の数々は、いずれもケイリー・ヒロユキ・タガワ(日本名:田川洋行)演じるパーカーの友人=ケンの放ってくれたセリフによるモノ。

で、全体的に評すれば「笑いも泣きも・・どうもねぇ・・」って感じだったか、ワタシは(・ω・)

ま、でも、ケイトが“冷淡なまま”のキャラに終わってなかったのはファンとしてもホッとしたな、と。

あと、90分ちょいの上映時間も、ダレるまでもなくてちょうど良かったデス。

〜 こんなトコも気になったり 〜

♦本作は「フジテレビ開局50周年記念作品」らしい!
♦ウィルソン夫婦の飼っていた前の犬(?)の名は「ルーク」。
♦パーカー&ケイトの“ムフフシーン”が徹底的にカットされており・・涙(×_×)
♦この手の作品に共通するンだが・・「仔犬がいきなり成長しデカくなる」点に、どうも冷めてしまうワタシ(・ω・)
♦ホットドッグ売りのおっさんが「ウウッ」と貰い泣いてしまうシーン。テッシュ(?)を手に取り、眼に押し当てるか当てないかの瞬間、映像が切り替わる! ここのタイミング&描写センスはなかなかイイ!
♦パーカーを襲った「アレ」の原因を色々と考えてみた・・(・ω・)
・庭先で4ツん這いになってくわえてた“あのボール”に毒物が塗布してあった
・スカンクの※に含まれていた毒素による
・ケンと剣道(スポーツチャンバラ?)の練習(?)時、強打された“小手”の打撲傷が引き金となった
♦妊婦には“アンチョビのピザ”が良いらしい?
♦自作の録音を決して許可しなかった、作曲家ジョン・スーザの交響曲を、こそっと蓄音機で録音したエジソン・・コレが史上初の“海賊盤音源”らしい(☉д☉)
♦(ハチにこそっとエサをくれる)総菜屋の夫婦が微笑ましい! 奥さんは「旦那には内緒だよ」、亭主は「カミさんにゃ内緒だぜ」等とそれぞれに(=^_^=)
♦ケンがいきなりハチに“日本語で語りかける”展開にびっくり!
「もう1年になるな・・(中略) (彼を)待ちたいなら待てばいい。そうしたいんだな? だったら長生きしてくれよ、ハチ」とか語ってたし。
♦ひたすら待ち続けるハチの頭上、樹木が『タイムマシン(2002)』の屋敷の窓の外(の風景)みたいに、モノ凄い速度で四季を辿る・・モロにCGだけど、なかなか印象的な映像。
♦「あのしと」の墓碑には1947-1998と刻まれてた。その後10年が経過する。

〜 こんなセリフもありましたワン 〜

パーカー「驚いたな・・こいつ“ヤンキースファン”だ」
    「ハチが逃げ出してね(セリフでは"I missed the train.(直訳:乗り損なっちまったよ)"だったが?)」
    「どんな時も、その“大好き”と言う気持ちを忘れるなよ」
    「“音楽の心”は捉えられない。人生や人の心が決して捉えられないように」
    「創造は“一瞬のインスピレーション”なのだ」

ケン「君が犬を見つけたのか? それとも犬が君を? どちらにせよ、(この出会いは)“運命”だな」

ケイト「ハチがあの人を見つけたのよ」

ロニー「ハチは“忠実であることの大切さ”を教えてくれました」

追記:エンドロール終了直後、ジョアンのセリフ(独白)で『舐めた真似してくれたわね・・私に逆らう奴は、たとえ犬だって絶対に生かしておかない』とか言って欲しかった☆ ←そりゃ『デス・レース』だっての(爆笑)

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2009年8月 8日 (土)

☆『サガン/悲しみよこんにちは(2008)』☆

6日(木曜)の仕事帰り。忙しい中にも少しばかり“時間的余裕”が生じたもんで・・「予告編をさんざ見せられ、気になってたし、行っとくか!」と思い立ち、アーケード内にあるミニシアター“ソレイユ”で公開中の、フランスの女流作家=フランソワーズ・サガンの人生を描いた『サガン/悲しみよこんにちは』を観て来た。

取り敢えず、前々から狙ってた“ソレイユ制覇”が叶ったことに、自分でもびっくり。

つまり、このシアターでは4作品が常時入れ替え上映(地下:2作、4階:2作)されてる訳だが『アンティーク/西洋骨董洋菓子店』『フィッシュストーリー』『レスラー』そしてこの『サガン』の全てを鑑賞した訳だ。
おまけに、スタンプカードも埋まったので(←500円毎に1スタンプ。40ヶが埋まれば、サービス券と交換)・・いよいよ“500円ご利用券”をゲットすることも叶った☆ 何だか印刷業者の方なら、簡単に作れそな(おい!)仕様の券ではあるが、やっぱりじわっと嬉しいモノである。

1954年。わずか18歳で、処女小説『悲しみよこんにちは』を執筆し、一躍“時代の寵児”となったフランソワーズ・サガン(本名:フランソワーズ・クワレーズ)。華やかな“光明の人生”の裏にいつも付きまとっていた、彼女の“苛立ち”“孤独”“弱さ”を静かにカメラは映し出す・・

私的には『悲しみよこんにちは』を若い頃に(文庫版で)読んだぐらいしか接点のないサガンであるが、存命にして「広辞苑」にその名の掲載された数少ない(?)人物の1人とし、自身の中で「すごいなぁ」と思わせしめたのもまた彼女である。

本作に関しては「冒頭に晩年のシーンを持って来る構成」「私生活の謎の部分をあくまで謎のままずんずんなぞってく展開」など、ノンストップかつテンポ良きテイストを実感した半面、表面的で駆け足的過ぎる印象も強かった。

彼女のチャカチャカした人生を共に辿って行く演出こそは「他人の日記を盗み読む」ような(?)スリル&吸引力があるんだが、私的にはちょっと描き方に「踏み込みの甘さ」を感じ、途中で時計(時刻)を確認することが幾度もあった(・ω・)

常に「タカる人々」を周囲にはべらせ続けてた感のあるサガンだが・・最晩年に“彼女の死”を看取った人間が「わずか1人だけ」だったのは、ホンマに皮肉で悲しいトコロである。
名声が高まり、人間&作家とし成長してゆくにつれ“心からの笑顔”が少なくなって行く様もまた、印象深かった。

本作は「やや予告編に期待し過ぎた感」もあったかな、と(⌒〜⌒ι) そちらでは「サガンを愛した人たち」として、
「ジャン・ポール・サルトル、トルーマン・カポーティ、パブロ・ピカソ、イヴ・サンローラン、セルジュ・ゲンズブール、ピエール・カルダン、カトリーヌ・ドヌーヴ、オーソン・・(←大体分かるが(=^_^=)ここで表示が途切れてしまってる、、)」なるモノ凄いメムバーが列挙されてるが・・「誰も出て来ないじゃない!」と。
そっくりさんでもCG処理でもエエから、もうちょっと“遊び心”を発揮して欲しかったなぁ。

これと“ココ・シャネルの伝記映画(←オドレィ・トトゥ主演の方)”をセットで観よう、と予定してたんだが・・結構、伝記モノは「観てて疲れる感」があるなぁ・・とも再認識。ま、そもそも“エンターテインメント”と言うジャンル分けにして考えるべきじゃなかったんかも知んない(・ω・)>

〜 こんなトコにも気付いたり 〜

♦明確なセリフこそなかったが、サガンは“ユニセックス(所謂「両刀使い」)”ではなかったんか? との大胆な(?)解釈が展開されてた。2人目の旦那=ロバート・ウェストホフもゲイに描かれてたし(・ω・) 1人目の旦那=ギイ・シェレールの方が、名前的にはゲイっぽいンだけどね(←放っといたれよ!)
♦ジャグワー、マセラッティ、フェラーリ・・とサガンの車趣味もなかなか! アメ車、ドイツ車には傾倒しなかったのね。。
♦息子ドニとのドラマの希薄さにびっくり! ラストこそ和解っぽく描かれてたが、アレって勝手な「美談」じゃん!
♦息子ドニを喜ばせるために(?)自室に“ホンマもんの子馬”を入れてるのはスゴかった! ドニは喜んでなかったが、、

〜 こんなセリフもありました 〜

サガン“密かに恐れるのは・・愛なく生きること。愛する気持ちを共有する人のいないこと”
   “本当の悲しみは、孤独を伴う”
   “これが名声と言うものか、と思った”
   “確かに、お祭りやバカ騒ぎは好きだが・・遊び呆けるだけの友人は嫌いだ”
   “誰の為に書くのか、それが分からない”
   “皆、私の仕事に興味ないんだわ・・猫でさえ”
   “人は弱い。病人は孤独だ”
   “愛の始まりは最高。途中はもっといい。しかし・・どちらかが先に飽きて、愛は終わる”
   “(離婚は)初めての挫折だった”
   “幼き息子の笑顔は、恋の終わりを忘れさせてくれる”
   “恋の挫折とは、自らの挫折に他ならない・・人生は孤独だ”
   “書くことは、官能的な衝動だ”
   “駄馬でもいい、調子外れの小曲でもいい”
   “書けないのは、悦びのないセックスと同じだ”
   “歩み続けるのは難しいが、生きるしかない”
   “自分を無力とは思いたくないが、ここまで辿り着けただけでも驚きだ”
   “お金なんか貯めても意味がない。お金は人を狂気に走らせる”
   “逃げたい時がある”
   “来世なんか信じないが・・愛する人とは再会出来る気がする”

サガン「書くのが夢」
   「正直、友人にミエを張って書いたのも」
   「“悲しみとアンニュイ”がテーマよ」
   「書いたんじゃないわ、描いたのよ」
   「ジャガーとアパルトマンを買うわ!」
   「1分で(この男と)別れるから待って」
   「心配なの? なら(眺めてないで)先に帰れば?」
   「ツキがなかったのよ」 ←1万フランをギャンブルでスって
   「ドーヴィルも悪くないわね。カジノがあるから」
   「お金は嫌いなのよ」
   「遊び歩くのにも飽きたわ」
   「定義したら、それはもう“自由”じゃないわ」
   「愛してるのに、愛されないのよ」
   「ファンに私の本を書かせたら? きっと売れるわよ」
   「ファンの興味は小説よりもサガン(自身)なのよ」
   「知ってることを書くだけよ」
   「離婚に乾杯!」
   「整理は苦手なのよ」
   「再婚? ママを喜ばせるためよ」
   「ベルナールも連れて行くわ。“家具の1つ”だから」 ←“M男”なら、のたうち回って悦ぶべきトコロか、、
   「分かることしか書かない」
   「せめて(シトロエン)2CVでも所有出来るよう、若い人は頑張るべきよ」
   「人生を清算? 計算は苦手よ」
   「私は書くことしか出来ないの」
   「お金のハナシは嫌いよ」
   「自伝? 自分の心情には興味ないわ」
   「家計より人生が大事よ」
   「これからは(酒を断って)一生コーラよ。主治医の勧めでね」
   「楽しけりゃイイの。コカインは楽しいわ」
   「法が人に合わせるべきよ」
   「私の人生、破滅しようが勝手でしょ!」
   「悲しかったから、喜劇を書きました」
   「この家は“死にかけ”ばかりね」
   「お金のハナシはやめて。イライラするわ」
   「私の息子は大変ね」

サガン「読んだ?」
父「あんなハナシを書くな・・良く書けてはいるが」

ベルナール「“批評家賞”など下らん文学賞だが、おめでとう」

父「お前の年なら、あぶく銭は使い切るがいい」
 「数字がモノを言う時もあるさ」

兄「あくまで兄としての意見だよ。読者は(君が何を書こうが)絶賛だろうけどね」
 「僕は“おべっか仲間”には加わらないぞ」

ギイ「お早う。お休み」
サガン「“ヘップバーン似”の愛人によろしく」

ペギー「買い物嫌いなのね?」
サガン「着るのはイイけど、選ぶのは苦手よ」

アストリッド「あなたの本は、もう売れないのよ」

墓碑銘より“1954年『悲しみよこんにちは』でデビュー。
      人生と仕事を手際良く片付けたが、その死は本人だけの事件だった”

追記1:奇しくも・・女優=大原麗子さんもまた、ひっそりと亡くなられていた旨のニュースを知った。これからも増え続けるであろう“おひとりさま”の終着点なのか? 特段好みの女優さんではなかったが、その最期に、やり切れぬ悲しみを覚えてしまうワタシである・・
追記2:公式サイトの1コーナー“サガントリビア”で「好きな日本映画・・『羅生門(1950)』」とあった!

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2009年8月 5日 (水)

☆『レスラー』☆

4日(火曜)の夜。
実は、先般に受けた“某研修”に関する提出課題の期限がじわりじわりと迫ってる現状ながら(×_×)・・ついつい気分転換したくて、商店街の中にあるミニシアター“ソレイユ”で上映の始まった『レスラー』を観て来ちゃいました(・ω・)>

ま、エッチな行為についてなんかにも言える(のか?)ことだが、変にムリして我慢してると、余計ストレスになっちゃう訳で・・今夜の選択は、それはそれであながち間違いでもなかった気がする・・ってか、間違っても自業自得だネ(⌒〜⌒ι)

『ランブルフィッシュ(1983)』『イヤー・オヴ・ザ・ドラゴン(1985)』『エンゼル・ハート(1987)』『ハーレーダヴィッドソン&マルボロマン(1991)』などで“セクシーの権化”とまで称された(のか?)我らがミッキー・ローク。

その後『レインメーカー(1997)』『ダブルチーム(1997)』『追撃者(2000)』で各々“完全復活”などと言われつつ・・なかなか浮上してくれんかったのだが、、半モノクロでも(2005)、チワワ以下の扱い(2003)(←おい!)でもない立ち位置(?)でもって、ようやく我々の前に再び、その勇姿を現してくれた!

今やリアル“マーヴ”って感じで、セクシーさとはほど遠い外見(ファンの方、済みません)ながら、背負って来た逆境がそのまま表情や物腰ににじみ出てるナチュラルさ・・(⌒〜⌒ι) んでも、天性のユーモアのセンスも手伝ってか、そんなに不快さは感じなかったな。

今度こそ“完全復活”を果たし“世界のミ※キー”がミッキー・ロークにこそ相応しい代名詞であろう事実を証明して貰いたい!(=^_^=)
(あと、ロバート・ダウニー・Jr.やジョン・トラボルタと共に“アンブレイカブル3”なんてなSFアクション大作に主演して欲し〜)

1984〜89年を絶頂期とし、かの“マジソン・スクエア・ガーデン”でも歴史に名を残すファイトを披露してくれたプロレスラー=ランディ“ザ・ラム”ロビンソン(本名:ロビン・ラムジンスキ)(ミッキー)。それから20年後・・に至っても、まだまだ現役レスラーとし、しぶとく地方での乱闘に明け暮れる毎週末であった。

家族を棄て(に棄てられ?)、リング外では家賃滞納に苦しみ、不器用な人間関係しか築けないこの男だったが、、ある日、ファイト直後に心臓発作を起こし、ロッカー室で昏倒してしまう・・

目を覚ましたランディに、主治医は「心臓のバイパス手術を受けた身体です。プロレスなんてとんでもない」と言い放つ。
それを機に、長く別れたままの娘=ステファニーに意を決し再会、久々の“父娘の触れ合い”の中で1度は「引退」を決心する彼だったが・・運命の悪戯により、再びリングに立つ道を選ぶ。

特設リング上で彼を待つのは、往年のライバル=テヘラン出身の“中東の獣”アヤトッラー(←現在の姿は、中古車販売チェーン店の社長・ボブ(=^_^=))。彼との“20周年記念・リターンマッチ”がファン・フェスタとし、盛大に執り行われるのだ。
(と言っても、入場料は20ドルだが、、)

一方で、彼に想いを寄せられつつ・・“とある事情”からランディを拒み続けるトップレス・ダンサー=ラブリー・キャシディ(本名:パム)(マリサ・トメイ)の揺れる女心の行方は?

そんな中、いよいよランディ最後の(?)大試合のゴングが高らかに打ち鳴らされる・・

私的には、まぁ予想してた通りの(それはそれで見応え十分だが!)ミッキー・ロークの演技&存在感だったが・・それ以上に! マリサ・トメイさんの弾けっぷりにこそ圧倒されっぱなしだった! おっぱい丸出し! おしり丸出しでのポールダンス! このしとの体当たりさも何だかモノ凄かったです(×_×) ってか、どったの?!

片田舎の(?)レスラーの日常や、試合の裏側(?)なんかをドキュメンタリーっぽいタッチで淡々と映し続ける映像も、あざとさは感じられず、すうっと(観る者の)心に入って来る感があった。

(表立っての)“流血尽くし”の無茶苦茶な試合運びの影で、相手レスラー(後輩レスラー)を思い遣るセリフなんかもあり、命がけの“信頼関係”が確かに存在してるトコにウルッとしかけてしまったりもし・・

中盤〜後半にかけ、ランディが「ロビン」の名札を胸に付け、スーパーの惣菜売り場で真面目に働くシーンは、ムダっぽく見えつつも、なかなか面白い! 本人は(接客が)苦手そうな素振りを見せてたが・・めっちゃ客あしらいは巧いし、カリスマ店員の素質すらも潜在してると思ったな(=^_^=)

作品自体は、結構フツーな流れながら、ダレ場もなく楽しめた☆
ただ惜しむらくは「キャシディ⇒ランディ」に大きく傾く部分にもう1演出欲しかったか? あと「ステファニー⇒ランディ」は敢えて“ベタな演出”を更にもう1〜2ケ、挟んどいて欲しかったかな、私的には(・ω・)

オープニング同様、ラストもランディの決め技“ラム・ジャム”で幕となってく展開!
ワタシの直感したトコロでは「飛ぶ前にしっかりと“弾み”を付けてる、あの動き」から・・きっと良い方向に(あの後)ストーリーが流れて行くんではないか・・と思うんだが??

〜 こんなセリフもありました 〜

ランディ「小利口に立ち回る奴らは放っとけ。俺たちは“実力勝負”だ」
    「息をする度、(古傷の)真っ二つに折れた鎖骨が痛む・・大歓声で忘れられるが」
    「ハードコアで行こう」
    「先のことを考える気分じゃない・・だが、独りは辛くて」
    「ランディのアクション・フィギュアだ。蒐集家の間では300ドルするらしい」 ←ウソらしい。。
    「昔の曲はいい」
    「ニルヴァーナの登場で、80年代ロックの“お気楽さ”はぶち壊しになった」
    「それは前座、これがメーン(のプレゼント)だ」
    「俺の“勘違い”と? 何故自分(の気持ち)を誤摩化す?」
    「とにかく、大歓声だ」
    「最近? 呑気にやってるさ」
    「ロビンだと? 俺はランディだっての!」
    「俺にとって痛いのは・・(リングの)外の現実の方だ」
    「ほら・・あそこが“俺の居場所”なんだ」
    「ここに・・このリングに立ってる限り、俺は“ラム”だ!」

キャシディ「『パッション』は傑作だから観なきゃ。2時間ずうっと“拷問シーン”よ」
     「直感は大事よ」

ステファニー「そんなの、忘れたわ」
ランディ「俺は覚えてるさ」

キャシディ「気分は?」
ランディ「ヘラクレスにはほど遠い」

ネクロ「“ステープル・ガン”はどうだ?」 ←先端からホチキス針を打ち出す器具
ランディ「かなり痛いか?」
ネクロ「大したことないさ」
ランディ「いいが・・そのガン(の使用)は控えめにな」

プロモーター「ドロップキックで場外だ。観客をジラせ!」

ウェイン「ドアを開ける前にノックは? やり直せ、マジでだ!」
    「熟女たちが列をなして、惣菜を求めて来るぞ」

トミー「ブーイング上等!」

子供「ラム、起きてよ! 技、かけてよ!」 ←マジにチョークスラムを・・(こらっ!)

ランディ「家賃の滞納? いつも真面目だろ?」
レニー「“締め出された時”だけはな」

ランディ「勤務時間を延長してくれよ」
ウェイン「何だ? タイツの値上がりか?」
ランディ「それ、笑えるな」

追記1:「20年後」「14分前」などの自由自在な(時間経過を表す)字幕がイイ感じ☆
追記2:女の子の着る服は「ゴス」「パンク」「ヒッピー」「プレッピー」の4種に大別されるそうだ(・ω・)
追記3:トイレでパコパコやってるシーン。。入って来たメガネ女性客のツッコミ「こんな所で!」が至極真っ当であるが故に笑える!
追記4:ラスボス(=^_^=)のアヤトッラーのキャラがメチャクチャ面白い!
・試合直前のランディのマイクパフォーマンスにしんみりしつつ「良く言った・・」と言葉をかけたと思いきや・・次の瞬間、背後から「オラァ!」と不意に殴り付ける(=^_^=)
・半ば引退して久しい(20年)くせに「この楽しさ、忘れてたぜ!」とノリノリになって来る(=^_^=)
・「異教徒め!」と暴言を吐く(=^_^=)
・「(ここらで)幕にしよう」のランディの提案に、素直にコクンと頷く(=^_^=)
追記5:スーパーでの“ケガ”シーン・・かなり「深手」に思えたんだが、、ひょっとして“アンブレイカブル”?(またかよ!)
追記6:スーパーでは、あの婆さまに「何モグモグやってンの?」と突っ込んで欲しかった(=^_^=)
追記7:義足で人様を殴ってはなりません!

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2009年8月 4日 (火)

☆『そんな彼なら捨てちゃえば?』☆

3日(月曜)。今年度初の有休休暇をこの日に頂き、日曜&月曜を(実家のある)大阪で過ごした。
帰りの道路料金が(←平日のため)アタマの痛いトコロだが、確かに帰松の道中は比較的空いてた気がする・・(・ω・)

本日は大阪市内に電車で出かけ、久々の“なんばパークスシネマ”で、新作ラブコメ(?)『そんな彼なら捨てちゃえば?』を観て来た。実を言うと『山形スクリ〜ム』の方が観たかったのもあったが(=^_^=)、まぁたまにゃ“恋愛モノ”もエエかな? ・・って言うか、出演者の異常な豪華さに、コロッといっちゃいましてね、ええ(談)

今回は「良くも悪くも」メモなしの鑑賞だったため、スクリーンに集中して観ることが叶ったかな、と。いや、そんでも、ポロポロと“ええセリフ”が耳元に転がって来るもんで、それを控えずに済ませてしまうのが、かなり勿体ない気はした。。

ボルティモアの街が舞台。
同じオフィスに勤務する3人の女性・・ベス(ジェニファー・アニストン)、ジャニーン(ジェニファー・コネリー)、ジジ(ジニファー・グッドウィン)を主人公に、彼女たちの“男性に翻弄され(一方で翻弄し)、揺れ動く心情”を時に浅く、時に深く描いた群像劇。

「出会いを求める段階」をジジが、「出会ってから結婚に至るまで」をベスが、「結婚してから」をジャニーンがそれぞれ受け持っており(?)、即ち“それぞれの段階の女性観客の共感を得よう”とする(?)制作側の意図はきっと成功してるんじゃないかな? と直感した。
無論、ワタシは男性なので「女性ら同士の対話、或いは独白」などの“ホンネ部分”にはタジタジもし、共感出来ないトコも大きかったが、、(⌒〜⌒ι)

前述の3人以外にも、アリス(スカーレット・ヨハンソン)、メアリー(ドリュー・バリモア)が脇を固め(?)、それぞれに「恋より仕事を選ぶタイプ」「バーチャルな恋から脱皮しようとするタイプ」を好演してくれる。
観ようによってはアリスが“悪女”に、メアリーが“引きこもり系”にも見えてしまうが・・きっとそれは表面的なものであり、必ずしもそうではないんだろう。

男性キャラは、それぞれに“変化(脱皮?)を突き付けられる”役回りだったように見受けられた。

優しいが優柔不断なベン(ブラッドリー・クーパー)、ニール(ベン・アフレック)・・“恋愛の達人”であるも、ある時いきなり躓いてしまうアレックス(ジャスティン・ロング)、ふってふられての続くコナー(ケヴィン・コノリー)・・

同性とし意見させて頂ければ「ベンともっと話し合うべきでは?」「ニールを余り追い詰めないよーに」「アレックスはアレで落ちる程度?」「コナーのキャラは(他の3人と比べ)ちと薄い」って感じか?

幾つかの章立てのスタイルで物語が展開し、それらの冒頭で“一般(?)女性”のインタビューの挿入される辺りが『恋人たちの予感(1989)』を連想させてくれた。冒頭でトーキョーの女の子2人が“彼ネタ”で何やら言ってたが・・「もうちと可愛い子はおらんかったんかよ!」と失礼ながらツッコんでしまった(・ω・)
中盤ではF.A.Tな女性2人が登場するが、その中で「ジェダイ式」って表現が用いられ、結構笑えた。「(相手の)心を操る」テクニックだそうだ! ってか、キミらにそれが駆使出来ると?!(⌒〜⌒ι)

パッと観た印象ではジジが“かなり痛そう”な性格付けなんだが、『アメリ(2001)』の主人公がもっと切羽詰まった感じ、と考えれば、まだしも許容範囲内か?(⌒〜⌒ι) 物語が進むにつれ、はるかに“怖いな・・”と感じたのはジャニーンのキャラだった。このしとは怖かった・・(×_×)

男性観客とし、余り感じるトコロはなかったが・・「確かに、覚悟を迫られ、それを決めねばならぬ場面はあるやろな」とは思った。ただ「“付き合う”のと“一緒に暮らす”のは、やはり全然違うんやろな」と言う持論は、まだまだ揺るぎそうにはない。

〜 こんなセリフもありました 〜 ※“メモなし”なので言い回しは違うかも、、

ジジ「確かに滑稽でしょうね! けど“愛を見つける力”は私の方が上なんだから!」

アリス「私はあなたの言う“他の女”じゃないわ。私は私よ」
   「とんだ腰抜けね!」

メアリー「“電話番号も留守電も1つだった頃”が懐かしいわ」

ニール「僕がハッピーになるためには、君がハッピーでなきゃならないんだ」
   「棄てる前に、ポケットに何か入ってないか見ておいて」

ケリー「集中出来ないでしょ? それが“典型的な恋の症状”よ。いい気味だわ」

ベス「妹たちの亭主を見て、結婚なんかしてなくても、あなたが誰より夫らしいことに気付いたの」
  「髪で排水管が詰まったら掃除して。ベッドでビスケットを食べるのを認めて。・・それが条件よ」

ジャニーン「私たちにわだかまりはないわよね?」

ベン「お前はボロボロだが、この船は最高だな!」

コナー「友人が恋人に変わるのさ」 ←「友情が恋愛に変わるのさ」かも(・ω・)>

父「お前は私の“一番の自慢の娘”だ」
ベス「パパ、(妹たちの前で)それは禁句よ」
父「本当さ。何ならマイクを借りて公言したっていい」

部族の女A「連絡がないわね?」
部族の女B「“小屋の番号”を忘れたのかしら?」
部族の女C「ライオンに喰われたのかも」

追記1:ゲイのキャラがメアリーに「A...mazing」と(溜め息混じりに)呟く際の字幕(=訳)「・・素ン晴らしい」がなかなか笑えた。
追記2:ジジが劇中で観てた映画は『恋しくて(1987)』らしい。観たような、忘れたような。。

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2009年8月 2日 (日)

☆“鑑賞メモ”などをまとめてみたり(その2)☆

♦『機動戦士ガンダム/逆襲のシャア(1988)』

31日(金曜)の夜、衛星第2で企画された“BS熱中夜話・ガンダムナイト”特集の一環、“宇宙世紀大全・第5夜”の冒頭を飾る作品(=記録映像(=^_^=))とし放送された『機動戦士ガンダム/逆襲のシャア』を観た。今までに(幾つか)観て来た劇場版のガンダム作品の中では「映像の美麗さ」や「モビルスーツ(←この世界における人型戦闘兵器)戦での描写」の素晴らしさにより、最も好きな1本である。

わずか2時間足らずの物語の中で、戦争が勃発⇒集結に向かう一方、過不足ないキャラたちがそれぞれの感情・運命に翻弄されてゆく・・

ガンダム世界を代表する2人のエース・パイロット=アムロ・レイ(声:古谷徹)、シャア・アズナブル(声:池田秀一)の戦いが描かれる「最後の映像作品」とも思われ『機動戦士ガンダム(1979)』『機動戦士Z(ゼータ)ガンダム(1985)』、、と彼らの戦いの流れを知る者としては「やっぱり現役復帰かい!」「やっぱりコロニー、落とすんかい!」とその「しぶとさ」「大人ゆえの狡猾さ」が(観てる自身も中年なもんで)何となく悲哀を伴って実感出来たりもする(⌒~⌒ι)

とにかく中盤以降の「戦死」を描いた演出のリアルさに驚かされる。機体の爆発が遠くから描写され、それで「終わり」なのだ。(TV版の)アニメ作品だと「死ぬ前に、何かひと言」みたいな丁寧さがあったりもするんだが、そんなものもない。
いや、実際“戦場での死”とはそんなものなんだろう・・

自らの関わる、数々の女性の運命を狂わせ続けて来た(=^_^=)シャアであるが、本作でもララァ・スン(声:潘恵子)、ナナイ・ミゲル(声:榊原良子)、クェス・パラヤ(声:川村万梨阿)の3人の女性キャラに取り囲まれ、切羽詰まった感じとなっていた。
大人の眼で観たら「(日常では)女性関係にこそ、一番煩わされてたのとちゃうやろか?」と感じられたりも。。

劇中でのシャアの(アムロに対する)セリフに、
「私はお前と違って、パイロットだけをやっている訳にはいかん!」ってのがあるが、これは「軍人や政治家としての苦労」を言いたかったんじゃなく、単に「3人の女性に囲まれ、大変なんスから」的な、もっと低~い視点(=^_^=)での愚痴に過ぎなかったのかも知れない(知らんがな!)。

一方のアムロはと言えば、ホンマにパイロットだけをやってた印象。過去の恋人=ベルトーチカ・イルマの記憶を引きずってる訳でもなく、今カノ(?)=チェーン・アギに対しても、肉欲的なギラギラ感(⌒~⌒ι)などは殆どほとばしらせていなかった。

最も悲しい女性キャラはやはりナナイであると確信。シャアとクェスの関係にやきもきするのは“表面的なもの”に過ぎず、シャアの中に今も生き続ける“ララァの存在”には、気付いてもいなかった(?)ように思えた。

『Zガンダム』を担当された三枝成彰氏によるスコアも素晴らしい。私的に気に入ってるのは“アコーデオン演奏によるテーマ曲(歌詞付き)”と“エンディングテーマ”である。ラストで地球上の(静かな)様子が映し出されるが、ある意味『インデペンデンス・デイ(1996)』のラストより、しんみりもしてて気に入っている(=^_^=)

当初観た時には「駆け足さ」「物足りなさ」が大きかったが、今にして観れば「本作は大人(の観客)に向けた、男女関係が軸のドラマなんや」ってことがハッキリ分かり、それ故に評価も甘くなってしまうトコロである(・ω・)


♦『ビッグ(1988)』

26日(日曜)の夜(←土曜の深夜とも言える)、衛星第2で放送された『ビッグ』を観た。
本作、実は観るのが初めてであった。主演のトム・ハンクス(略称:トムハン)が随分と若いイメージのため「かなり昔の作品やろ」と思いきや『逆襲のシャア』と同年の制作だったんですね〜(・ω・)

移動遊園地で見つけた“ゾルター”なる機械に「大きくなりたい」と願ったジョッシュ・バスキン少年。
一夜明けると、背丈も股間も(←おい!)デカくなっており・・

願いの叶ったジョッシュ(トムハン)であるも・・余りに急なことで、着る服は部屋にないわ、母親に「レイプ目的の侵入者」に間違えられるわ、と大変な滑り出し(×_×)

取り敢えずは家を逃げ出し、友人=ビリー・コペキーと共にニューヨークへ向かった彼。
「とにかく仕事を見つけ、収入を得なきゃ!」と考え、就職した“マクミラン・トイズ社”では、子供心を生かした(=^_^=)提案で、たちまち“製品開発担当部付・副社長”にまで昇進!

そんな中、同社の役員であるスーザンに気に入られ“大人の恋愛”も体験する・・

監督が『レナードの朝(1990)』『プリティ・リーグ(1992)』のペニー・マーシャルってことで、コレはもう「同監督の代表作」と言っても良いのでは、と(因みにゲイリー・マーシャル監督の妹さんだそうで! 知らんかった)。

分かり易い流れのコメディテイストの中に、
「友情と出世、どっちを優先すんの?」なる問いかけが含まれてたり「初任給を貰った時の喜び」を思い出させる演出があったり、と“大人に対してこそ、色々と突き付けて来る作品”やな〜と。

終盤ではいよいよ「スーザンを選び、母(実家)を棄てる」か「母(実家)を選び、スーザンを棄てる」かの大きな選択(?)を迫られるジョッシュだが・・この辺りの辛さ、切なさ、甘酸っぱさも、子供(の観客)にはきっと(完全には)分かんないやろなぁ・・と思う。

良く考えたら「“ゾルター”を強引に入手し、手元に置いとけば“自由自在”やんか!」なんてな賢い(?)選択肢もあったハズだが(=^_^=) そう言う狡猾さに思い至らない辺りも少年らしくて良かった。

また、コレが“リアル世界”であれば・・「性行為を知ってしまった以上、少年が“それ”を知る以前に戻ろうなどと思いはすまい?」と、誰もが考える訳であり(←お前だけや!(=^_^=)) 良く考えたらちょっと「ファンタジーの殻」を打破出来てない部分もあるにはあったろう。

“ゾルター”そのものが、誰が何の目的でそこに置いた機械なのか分からず、(案外)微妙さの漂う設定ではあるも・・制作側の描きたかったテーマ的には“光るモノ”のあった佳作と評したい。

〜 こんなセリフもありました 〜

母「息子に何したの?」
ジョッシュ「僕がその息子だよ!」

同僚「おいおい、みんなをクビにする気か? もっとゆっくりキーを叩いて(=仕事をこなして)くれよ」

社長「上司は時々、部下にガツンとやられるべきなんだ」
  「報告書なんかじゃ“現場”は分からん

スーザン「“同じ人が同じハナシをしてる”何年か前のパーティーを、巻き戻して見てる気がするわ」
    「パーティーは苦手。もっと親密な方が好き」
    「仕事だけじゃ、相手のことは分からないわ」
    「あなたは初めてのタイプよ。今までの相手と違う・・素直になれるの」
    「あなたにとって、もしこれが“遊び”でないなら、この先“何か”に変わるかも知れない」
    「(若い頃の)経験は一度で十分だわ・・分かる?」

ジョッシュ「殴るなんて・・僕はルールを守ったのに」
スーザン「(彼は)あなたを恐れたのよ」
ジョッシュ「僕を恐れるなら、何故僕を殴ったんだ?」
スーザン「怖いから殴ったのよ。あの人(=スコット)にとって周りは全て敵なの」

スコット「バスキンなんかの何処がいい!?」
スーザン「彼は大人なのよ!」 ←このセリフはグッと来ます!

スーザン「どんな子供だった?」
ジョッシュ「今と違わないよ」

ビリー「僕は親友だ! それより大事なことか? 仕事が?」

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