☆『アンティーク/西洋骨董洋菓子店(2008)』☆
30日(木曜)の夜、仕事帰りに思い付き、商店街の中にあるミニシアター“ソレイユ”にて日本の人気コミックを原作とする韓流作『アンティーク/西洋骨董洋菓子店』を観て来た。
正直、余り期待はしてなかったんだが・・これまでに(同シアターで)何度も観た予告編の中に“ミステリアス&サスペンスフルな要素”を感じもしたので、そこにちょっと興味を抱いた次第(・ω・)
※
1997年。とある高校の屋上で1つの恋が終わりを告げる。美貌の男子生徒=ソヌが意を決し、意中の同級生(←同性)=ジニョクに告白するも・・ジニョクはソヌの差し出したケーキを(罵倒しながら)彼の顔面に押し付けたのだった。
2008年。ジニョクは『アンティーク』と言う名の小さなケーキ店を開くことに。
しかし実は、彼は“甘いもの”が大の苦手なのであった・・では何故、敢えてケーキ店のオーナーに?
そんな謎を漂わせ(=引っ張り)つつ、お洒落な『アンティーク』に個性的な3人の男が集まって来る。
・11年ぶりの“因縁の再会”を果たすこととなる、今や“伝説のパティシエ”と呼ばれるソヌ。
・ケーキ好きが高じ、ソヌに弟子入りを果たすギボン。
・ジニョクの過去を知り、彼を“若(わか)”と呼ぶ怪し気なグラサン男=スヨン。
こぢんまりとした店ながら、常連客を増やし、順調な経営を展開する『アンティーク』
しかしそんな中、パリからジャンと言う名の“天才パティシエ”がソヌを迎えにやって来る・・
※
「中途半端なミュージカルテイスト」「何となく“勧善懲悪度”の低い終盤」「ノーマルな(?)恋愛描写なきストーリー」「ブライアン・デ・パルマ監督(←1例)を思わせる“画面分割テクニック”の多用」など、、観ようによっては粗く、観客を選ぶ作品ではないか、と。
折角の『アンティーク』も、店内(内装)より“厨房の模様ばかり”が映され「もっと丁寧に店内を映して欲しいなぁ」と感じた(×_×)
作品の性格上(?)、女性キャラが総じて少ないのは「観ててツライ」トコが「男性観客として」確かにあった(×_×)
幾つかのミュージカルシーンのみ“女性パティシエ(女性メイド?)”がわんさと登場するも、彼女らがあんまり可愛くなかったのも残念、、って言うか、私的にはメインのボーイズ(?)キャラ4人も押し並べて「フツーですけど・・?」って印象だった。
(確かにシーンによって、ソヌのみにはゾクッとさせる魅力を感じなくもなかったが・・)
中盤以降、ジニョクの幼少期(9歳ごろ)を巡る“謎”が次第に明らかとなって行くが、後半に描かれる「犯人追跡」の場面で『羊たちの沈黙(1991)』を思わせる(過去と現在の2シーンの)映像がカットバックっぽく展開されたのには「やるね!」と感心させられた。
笑えず、泣けず、引き込まれず、、とワタシとしては「ピンと来なさ過ぎ」な1作だったが、ワタシ以外の観客が全員女性だったことからも、ワタシが単に(作品の)ターゲットから外れてただけかも知んないネ(⌒〜⌒ι)
〜 こんなセリフもありました 〜
ジニョク“幸せな時にケーキを食べたくなるのは・・人間の本能”
“ケーキを食べて不幸な人が? いるさ、ここに”
「達人の有難い言葉? ・・いや、赦せない!」
「お前の給料より、お前の腹に収まったケーキの方が高い」
「ケンカなら、店の外で解決して来い」
「謝罪なら、手短にしろ」
“出会ってすぐにセックス、後はケンカばかり。まるでフランス映画だ”
「お前もツキに見放されたみたいだな」
「俺の事情を理解しないお前の無神経さには ・・ 随分と助けられた気がする」
「“自分のして来たこと”全てに責任を取れる人が、いるでしょうか?」
ソヌ「僕を好きになるかどうかは、誰にも分かりません」
「お前にフラれたから、今まで自由に生きられた」
「プラダのパンツを一括払いで買う。それが夢さ」
「女と同じ空間にいると、怖くて仕方がない・・女はダメなんだ」
「パンを知るには、パンになれ」
「素質はある。それに、お前ほど熱心な奴は見たことないよ」
“成功しても、店を大きくするな”
「無理するな」
「材料より、配合の仕方をみろ」
「“寝た”直後に出た言葉だから・・“ノー”と言えなくてね」
「ケーキ作りは、言葉より腕だ」
ギボム「あいつは所詮、1分45秒で敗北する奴だったのさ」
「昔はあいつの言動がいちいちハナについたが・・今は哀れに思える」
「金でも身体でも使って、引き止めろよ!」
ジャン「客扱いの酷い店だな」
ジニョク「・・何だあいつは? “国家代表のゲイ”か?」
ジャン「権力を使って引き止めたとしても、ソヌはきっと逃げ出すだろう」
彼女「そんな言葉で女が口説けると?」
刑事「ボス! ケーキじゃなく、お客を見なきゃ!」
「食べるの? 糖尿病は?!」
追記1:ジニョクの愛車とし登場する“初代フィアット500(=チンクエチェント)”が魅力的☆ 雨の中を“チンク”の走る場面では「雨漏り、サビ、大丈夫かよ〜?!」と(別な部分に)不安を覚えてしまった(⌒〜⌒ι)
追記2:世界には「3大パティシエ」と言うしとたちもおるらしい(・ω・)
追記3:店内の全ケーキを買い占めると32万ウォンとなる。また、店で惜しげもなく客に出されるケーキ皿(ババリア製)は、1枚100万ウォンするとか・・(×_×)
追記4:韓国で有名なケーキ店は「ウィーン」「クッキー・モリ」「ガル」の3軒だそうだ。


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