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2009年1月15日 (木)

☆『X-MEN/ファイナル・ディシジョン(2006)』☆

11日(日曜)の夜。
“日曜洋画劇場”で地上波初放送された『X-MEN』シリーズの3作目にして完結編である『X-MEN/ファイナル・ディシジョン』を観た。

『1(2000)』『2(2003)』共に「まぁまぁ」って感じで、それなりに楽しんで観て来た同シリーズだが・・今作は良く言えば“サプライズの連続”であり、悪く言えば“積み重ねて来た物語世界を台無しにした”とも言えるデキだった。

どうやら敗因(?)は、これまで1&2作目を監督したブライアン・シンガー監督の手を離れ、ブレット・ラトナーがいきなし(?)監督に起用されたことと、“X-MENチーム”のリーダー格だったサイクロップス(ジェームズ・マーズデン)が、シンガー監督が(本作と)同時期に手がけた『スーパーマン/リターンズ(2006)』に出演することとなったため、その登場シーンが殆ど序盤のみに限られてしまったことであろう。

これにより、本作も『スーパーマン〜』も、中途半端でボロボロな仕上がりとなってしまったように思えてならない。。

そう遠くない未来。

“プロフェッサーX”ことチャールズ・エグゼヴィア(パトリック・スチュワート)率いる“善のミュータント集団”である“X-MENチーム”と、かつてその同志だった“マグニートー”ことエリック・レーンシャー(イアン・マッケラン)率いる“悪のミュータント集団”である“悪のミュータント集団(←そのまんまや!)”は、微妙なバランスで互いに睨み合っていた。
直前、激闘の中で“X-MEN”の参謀格=ジーン・グレイ(ファムケ“オナトップ”ヤンセン)が激流に飲み込まれ姿を消して(←前作ラスト)以来、その恋人だった“サイクロップス”ことスコット・サマーズはすっかり無気力となってしまっていた。

そんな中、2つの大きな事件が起こる。

1つはワージントン博士が「ミュータントを人間に戻すことの出来る」新薬“キュア”を完成させたこと、
1つは、ジーンが姿を消した「アルカリ湖」で、驚くべきことに彼女が“無事な姿で”発見されたこと、である。

“ミュータント特有のX因子を抑える治療薬”が開発されたことで、アルカトラズ島(サンフランシスコ沖の孤島)に建つ「ワージントン研究所」は“ミュータント解放の拠点”となり、未だ社会から阻害されてるミュータントらにとっては「ミュータントとしての尊厳を貫くか? それを棄て人間に戻るか?」の大きな選択肢が突き付けられることとなる。

一方で“生死の境を彷徨った末”(これまでチャールズにより封じ込められてた)邪悪かつ強大な別人格“フェニックス”の覚醒したジーンは、収容されていた「恵まれし子らの学園」を逃亡し、実家に戻る。
奇しくもその家こそは「20年前、少女時代の彼女をスカウトすべくチャールズ&エリックが肩を並べ訪れた場所」でもあった。

再びジーンの前にチャールズ&エリックが駆けつけ、彼女の暴走を食い止めようとするも・・“クラス5”のサイキックパワーを自在に操るジーンの前には全く歯が立たなかった・・

その後、ジーンを味方に(?)引き入れた“マグニートー(エリック)”は「ダサいヘルメット」を冠りつつ(=^_^=)、若きミュータントらを率い「ブラザーフッド」なる私設軍隊を結成。
“キュア”の根絶と、この新薬の源となった遺伝子を持つ少年ミュータント“リーチ”を抹殺すべくアルカトラズ島へ向け進軍する。

それを阻止せんと、“ウルヴァリン”ことローガン(ヒュー・ジャックマン)、“ストーム”ことオロロ・モンロー(ハル・ベリー)、“ビースト”ことハンク・マッコイ、“アイスマン”ことボビー、“コロッサス”、キティ・・のわずか6人となった“X-MEN”が現地へ飛ぶ。

ついに、彼らの最終決戦が始まろうとしていた・・!

シリーズを(いずれもTV放送ながら)観て来た人間としては「勿体ない!」と叫びたい気持ちで一杯だった(×_×) 私的に“サイクロップス”や“ミスティーク”ことレイヴン(レベッカ・ローミン・ステイモス)、“ローグ”ことマリー(アンナ・パキン)などのキャラが好きだったんだが、そんな彼らが次々と「脱落」「退場」して行く展開には・・「コレはヒドい!」と嫌悪感を剥き出しにしたファンも、決して少なくなかったんじゃなかろうか?
半面、魅力ある新顔(ミュータント)は登場しなかったし、最終決戦の始まる前に「あんたがおらなんだらアカンやろ!」と言うべき“大物”が姿を消しちゃったりもして、、ムチャクチャだった。

そう言うと、近年は「CG映像でキャラを“粒子化”すれば、それが“真っ当な死の描写”となるだろう」と考えてる映像クリエイターが何だか多いように思えてならないんだが、そんな「小手先のお遊び」だけで観客を納得させられる、とは決して思わないで貰いたいモノだ。

『スーパーマン〜』は興行的に“失敗作”だったようだが、本作もワタシに言わせて頂ければ、ヒットはしたにせよ物語としては「愛情が込められてない」し「どう考えても失敗作!」と決め打ちさせて貰いたいトコロである(・ω・)

〜 こんなセリフもありました 〜

マグニートー「パワーの崇拝は失墜を招く」
      「自分だけが特別だと?」
      「団結だと? 人類に騙されるな」
      「可哀想だが、もう君は我々の仲間ではない」
      「何故、才能を封じ込める?」
      「何故、チャールズは“女神の才能”を閉じ込めたのだ?」
      「自由でいたければ戦わなければならん、今その戦いが始まるのだ」
      「我々こそが奴ら人類の“治療薬”なのだ」
      「“アダマンティウムのにおい”でお前の存在は分かっていたぞ」

プロフェッサーX「パワーを操るか、それに操られるか・・それが君の課題だ」
        「アインシュタイン博士はミュータントの存在を知らなかったろう、恐らく」
        「世の中は良くなったが、天候は急変するものだ」
        「野獣は野放しにするより、眠らせておく方が良策だ」
        「パワーに操られるな・・!」

ローガン「止められるのは俺だけだ」

サイクロップス「(身体の傷だけでなく)心の傷も早く癒えるんだな」

フェニックス「変わったわね、ローガン・・飼い馴らされて」

ローグ「私だって人と触れ合いたいの」
ローガン「どうせ男のためだろ?」
ローグ「どうして引き止めないの?」
ローガン「友人だからな・・だが良く考えな」

ストーム「ここは安全よ、これまでも、そしてこれからもね」
    「あなたは真実を見失ってる・・彼女は“マグニートーを選んだ”のよ」

ビースト「男には戦う時が・・そう言うことだ」

マグニートー「まだ懲りんのか? 貴様は」
ローガン「とっくに懲りてるさ」

追記1:「クソ人類め!」と元気良く毒づいてたあのしとが・・間もなく“キュア”により「クソ人類の1人」になっちゃう悲劇。。
追記2:アンナ・パキンちゃん、だんだんヒロインとしての存在感が後退して行ってた(×_×)
追記3:「王は死して玉座を遺し・・※※は死して車椅子を遺す」・・のか?
追記4:“翼を持ったミュータント青年”が重要な存在になるかと思いきや・・大した“立ち位置”でもなかった(・ω・)
追記5:「大統領執務室に飾られてたリンカーン大統領の肖像画」が印象的だった。アメリカ人には“グッと来る演出”なんやろか?
追記6:ヒュー・ジャックマンとハル・ベリー。本作では大したロマンスも描かれなかったが、考えたら『ソードフィッシュ(2001)』ではヒーロー&ヒロインの関係だったんやね(⌒〜⌒ι)

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コメント

ミスティークが脱落した瞬間はショックでした。

ついでに女優業まで脱落したんじゃないかと・・
最近、まったく見なくなりましたね。

ワタシ的にはアマンダ・ピートと若干カブっているので
彼女の新作『2012』にでも期待しようかと。
因みに監督はローランド・エメリッヒ(汗)

http://www.apple.com/trailers/sony_pictures/2012

投稿: ituka | 2009年1月15日 (木) 22時45分

itukaさん、ばんはです。

アラン・カミングは何処へ行ったんでしょう?(=^_^=)

>ミスティークが脱落した瞬間はショックでした。
>ついでに女優業まで脱落したんじゃないかと・・
>最近、まったく見なくなりましたね。

ミュータント時は醜いけど大活躍してたんですよね。
人間の姿の方が断然好きでしたが・・(・ω・)

ファンの間では「ミスティークのジレンマ」とか言うのかも知れませんね(=^_^=)

>ワタシ的にはアマンダ・ピートと若干カブっているので

お、そういや似てます(=^_^=)

私的には往年の刑事ドラマ『Gメン75』に出演されてた、中島はるみさんに雰囲気が似てるなーと思ってましたが、、

>因みに監督はローランド・エメリッヒ(汗)

『ID4』の頃は「何処までも、ついて行くッスよ、兄貴!」と誓った筈なのに・・近年はフォロー出来てません(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2009年1月16日 (金) 00時05分

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